JPH0563749A - マルチプロトコル通信制御装置 - Google Patents

マルチプロトコル通信制御装置

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JPH0563749A
JPH0563749A JP3221875A JP22187591A JPH0563749A JP H0563749 A JPH0563749 A JP H0563749A JP 3221875 A JP3221875 A JP 3221875A JP 22187591 A JP22187591 A JP 22187591A JP H0563749 A JPH0563749 A JP H0563749A
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JP
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protocol
control unit
module
common interface
unit
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JP3221875A
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Yukio Nakada
幸男 中田
Hidemitsu Higuchi
秀光 樋口
Yukio Shimamoto
幸夫 島本
Atsushi Kobayashi
敦 小林
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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    • G06F13/382Information transfer, e.g. on bus using universal interface adapter
    • G06F13/387Information transfer, e.g. on bus using universal interface adapter for adaptation of different data processing systems to different peripheral devices, e.g. protocol converters for incompatible systems, open system
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L9/00Cryptographic mechanisms or cryptographic arrangements for secret or secure communications; Network security protocols
    • H04L9/40Network security protocols
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L69/00Network arrangements, protocols or services independent of the application payload and not provided for in the other groups of this subclass
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Abstract

(57)【要約】 【目的】複数の種類の上位通信プロトコルと、複数の種
類の下位通信プロトコルと、複数の伝送路との任意の組
合せによる通信を実現するマルチプロトコルネットワ−
クシステムを提供することにある。 【構成】複数の種類の上位プロトコル制御部と、複数の
種類の下位プロトコル制御部と、両者の間に両者の対応
を処理する共通インターフェース制御部とを有するマル
チプロトコル通信制御装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデータ通信装置における
通信プロトコル制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複数の通信プロトコルの中から任意の通
信プロトコルを選択して、ワークステーション間でデー
タ通信を行うマルチプロトコル通信制御装置において、
従来の装置は、特開平1−126044号公報に記載の
ように、受信データのヘッダ内容から特定情報を抽出
し、抽出した情報と仮定した上位プロトコル種別とが一
致するかを判定する手段を備えることにより、受信デー
タを対応する通信プロトコルに転送するようになってい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、使用
伝送路が1種類に限定されており、また、その伝送路に
対するデータリンク制御も1種類に限定されていた。こ
のため、上位通信プロトコルを複数持っていても、下位
通信プロトコルであるデータリンク制御が複数ある場合
は考慮されていなかった。
【0004】本発明の目的は、複数の種類の上位通信プ
ロトコルと、複数の種類の下位通信プロトコルと、複数
の伝送路との任意の組合せによる通信を実現するマルチ
プロトコル通信制御装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】複数の種類の上位プロト
コル制御部と、複数の種類の下位プロトコル制御部と、
両者の間に両者の対応を処理する共通インターフェース
制御部とを有するマルチプロトコル通信制御装置により
通信制御をする。
【0006】上記上位プロトコル制御部は、共通インタ
ーフェース制御部に対して使用する下位プロトコルの種
別を指定する手段を有し、共通インターフェース制御部
は、上位プロトコル制御部からの指定に対して、上位プ
ロトコルの種類と下位プロトコルの種類との対応を記憶
する記憶手段を有し、以後上位プロトコル制御部からの
送信データを対応する下位プロトコル制御部へ渡し、下
位プロトコル制御部から受け取った受信データを対応す
る上位プロトコル制御部へ渡すことができる。
【0007】共通インターフェース制御部の記憶手段
は、上位プロトコルと下位プロトコルとの対応をあらか
じめ記憶していることができる。
【0008】上記下位プロトコル制御部は、下位プロト
コルの種類を識別する識別手段を有することができる。
【0009】さらに、共通インターフェース制御部は、
他のマルチプロトコル通信制御装置の共通インターフェ
ース制御部に対し上位プロトコル種類を指定する手段を
有することができる。
【0010】上記複数の種類の上位プロトコル制御部、
共通インターフェース制御部および下位プロトコル制御
部は、それぞれモジュール化されて構成され、各制御部
は、それ自身の制御処理プログラムの先頭アドレスを示
すモジュール結合情報を格納するモジュール結合処理部
をそれぞれ持ち、モジュール結合情報を各制御部のモジ
ュール結合処理部から受取り、格納し、各制御部間の結
合を行うようにするモジュール結合管理部を共通に備え
ることができる。
【0011】また、上位プロトコル制御部および下位プ
ロトコル制御部は、デ−タを記憶するためのバッファを
それぞれ備え、共通インターフェース制御部は、上位プ
ロトコル制御部のバッファと下位プロトコル制御部のバ
ッファ間でデータを移動するバッファ管理部を設けるこ
とができる複数の種類の上位プロトコル制御部と、複数
の種類の下位プロトコル制御部と、両者の間に両者の対
応を処理する共通インターフェース制御部とを有するマ
ルチプロトコル通信制御装置を少なくとも2以上備え、
上記マルチプロトコル通信制御装置は、使用する上位プ
ロトコル制御部の種別を、通信しようとする他のマルチ
プロトコル通信制御装置に対して指定する手段を有する
マルチプロトコルネットワ−クシステムを構成すること
ができる。
【0012】また、複数の通信制御装置を有するネット
ワ−クシステムにおいて、複数の種類の上位プロトコル
制御部と、複数の種類の下位プロトコル制御部と、両者
の間に両者の対応を処理する共通インターフェース制御
部とを備えるマルチプロトコル通信制御装置を少なくと
も1以上有するマルチプロトコルネットワ−クシステム
を構成することができる。
【0013】
【作用】複数の異なる上位プロトコルが、複数の異なる
データリンク制御を選択して通信を行う場合、上位プロ
トコル制御部とデータリンク制御部との間に、共通イン
ターフェース制御部を設け、上位プロトコル制御部が共
通インターフェース制御部に対して接続要求を出す時
に、複数のデータリンク制御タイプのうちの1つを指定
でき、かつ、共通インターフェース制御部が上位プロト
コル制御部とデータリンクタイプとの対応を記憶するの
で、任意の上位プロトコルと任意のデータリンク制御と
を組合せることができ、またそれらを同時に動作させる
ことができる。
【0014】
【実施例】本発明の第1の実施例を図1を用いて説明す
る。図1は、本発明の一実施例の構成を示すブロック図
である。
【0015】図1において、1はマルチプロトコル通信
制御装置の本体、3はデ−タリンク制御をするアダプタ
である。2は伝送媒体でLANを構成しており、アダプ
タ3が接続している。アダプタ3には複数の伝送媒体が
接続可能である。LANの例としては、IEEE80
2.3標準のCSMA/CD(Carrier Sense Multiple
Access with Colision Detection)などがある。アダプ
タ3の内部は、パケットタイプを識別するパケットタイ
プ識別部11、アダプタ3の初期化をする初期化部1
2、下位プロトコル制御部であるタイプ1データリンク
制御部(L1)13およびタイプ2データリンク制御部
(L2)14とから構成される。データリンク制御部の
タイプはコネクションレス型やコネクションオリエント
型のものがある。コネクションレス型の例としてはIE
EE802.2標準のLLC(Logical Link Control)
のタイプ1、コネクションオリエント型の例としてはI
EEE802.2標準のLLCのタイプ2がある。アダ
プタ3の内部には、データリンク制御部を2以上持つこ
とも可能である。
【0016】5aおよび5bは上位プロトコル制御部で
ある。本実施例では上位プロトコル制御部を2つ示す
が、2以上持つことも可能である。上位プロトコル制御
の例としては、OSIプロトコルの上位5層(アプリケ
ーション、プレゼンテーション、セッション、トランス
ポート、ネットワーク)の制御、TCP/IP(Transp
ort Control Protocol/Internet Protocol)制御などが
ある。上位プロトコルと下位プロトコルとの組合せは任
意に決めることができる。
【0017】6は共通インターフェース制御部であり、
ドライバ7を初期化する初期化部20と、上位プロトコ
ル制御部とデータリンク制御部との対応の処理をするマ
ッピング処理部21と、ドライバ7の初期化済をセット
する状態フラグ22と、上位プロトコル制御部とデータ
リンク制御部との対応を記憶しておくマッピングテーブ
ル23とで構成されている。
【0018】7はアダプタ3の制御を行うドライバであ
り、アダプタ3を初期化する初期化部30、L1送受信
部31、L2送受信部32およびアダプタ3の初期化済
をセットする状態フラグ33から構成される。
【0019】8は運用管理部であり、共通インターフェ
ース制御部6とドライバ7の初期化を行う。
【0020】また、本発明の実施例のハ−ドウェア構成
図を図17に示す。
【0021】上記図1のブロック図に示す各制御部およ
び運用管理部は、図17に示すように、プログラムとし
てRAM101に記憶されており、CPU102におい
て処理される。また、アダプタ3および外部記憶装置1
04を外部に持ち、RAM101、CPU102、アダ
プタ3および外部記憶装置104は、共通バス103に
接続されている。アダプタ3は、伝送媒体2に接続して
いる。
【0022】つぎに、図13の初期化処理のフロ−チャ
−トを用いて図1に示すブロック図の初期化処理動作を
説明する。装置立上げ時に、運用管理部8はドライバ7
の初期化部30をコールする(S131)。初期化部3
0は次にアダプタ3の初期化部12へアダプタの初期化
を要求する(S132)。アダプタ3の初期設定を行う
(S133)。初期設定が正常に終了すると、初期化部
30はドライバ7の状態フラグ33をアダプタ3初期化
済み(状態フラグ33=1)にセットする(S13
4)。
【0023】次に運用管理部8は共通インターフェース
制御部6の初期化部20をコールする(S135)。初
期化部20は次にドライバ7へLANの起動(OPE
N)要求をする(S136)。ドライバ7は状態フラグ
33をチェックし(S137)、初期化済みであれば、
Open要求に対し正常終了を返す(S138)。初期
化済みでなければ異常終了を返す(S139)。異常終
了の場合、初期化部20はOpen要求の再発行を行
う。Open要求が正常終了すると、LANのOPEN
ができたとして、初期化部20が共通インターフェース
制御部6の状態フラグ22を初期化済み(状態フラグ2
2=1)にセットする(S140)。
【0024】次に、通信を行う時に接続要求をだして、
上位プロトコル制御部5とドライバ7との対応付けをす
る処理を図14のマッピング処理のフロ−チャ−トを用
いて説明する。
【0025】上位プロトコル制御部5aは共通インター
フェース制御部6の初期化部20へ接続要求を発行する
(S141)。接続要求を発行するのは、上位プロトコ
ル制御部のアプリケ−ションプログラムでの処理によ
る。この時の接続要求のデ−タのフォ−マットを図2を
用いて説明する。
【0026】図2に上位プロトコル制御部と、共通イン
ターフェース制御部と、ドライバとの間で渡されるデ−
タのフォ−マットを示す。図2(a)は、上位プロトコ
ル制御部5aからの接続要求のフォーマットを示してい
る。図2(a)に示すように接続要求とともに、パラメ
タとして、データリンクタイプおよびエントリアドレス
の情報を含んでいる。
【0027】つぎに、共通インターフェース制御部6は
接続要求を受け取ると、まず状態フラグ22をチェック
する(S142)。初期化済みであればマッピングテー
ブル23の空欄にデータリンクタイプ、エントリアドレ
スをセットする(S143)。この例においては、デー
タリンクタイプL1、エントリアドレスE1をセットす
る。セット後に上位プロトコル制御部5aに正常リター
ンする(S144)。状態フラグが初期化済みでなけれ
ば接続要求に対してエラーリターンする(S145)。
この場合、上位プロトコル制御部は接続要求を再発行す
る。
【0028】さらに、上位プロトコル制御部5bも同じ
く共通インターフェース制御部へ接続要求を発行する。
この例においては、パラメタとしてデータリンクタイプ
L2、エントリアドレスE2を指定する。その結果、マ
ッピングテーブル23にデータリンクタイプL2、エン
トリアドレスE2がセットされる。図5(a)に上記内
容がセットされたマッピングテーブルの内容を示す。前
述のように、データリンクタイプL1、エントリアドレ
スE1と、データリンクタイプL2、エントリアドレス
E2がセットされている。
【0029】以上のように共通インターフェース制御部
6のマッピングテ−ブル23が設定され、以後はこの設
定にしたがって送受信をする。
【0030】つぎに、データ送信動作を図15のデータ
送信フロ−チャ−トを用いて説明する。上位プロトコル
制御部5aが送信(Send)要求を共通インターフェ
ース制御部6のマッピング処理部21へ渡す(S15
1)。図2(b)にSend要求のフォーマットを示
す。図2(b)において、Send要求には、パラメタ
としてデータリンクタイプ、データ長およびデータ格納
アドレスの情報を含んでいる。この例においては、デー
タリンクタイプをL1としている。
【0031】マッピング処理部21はパラメタのデータ
リンクタイプL1に従い、ドライバ7のL1送受信部3
1にSend要求を渡す。L1送受信部31はアダプタ
3のタイプ1データリンク制御部13へパケットの送信
依頼を行い、伝送媒体2へパケットを送出する。
【0032】上位プロトコル制御部5bの場合も上記と
同様に動作するが、L2送受信部にSend要求が渡さ
れ、パケットが送信される。
【0033】つぎに、データ受信動作を図16のデータ
受信フロ−チャ−トを用いて説明する。 アダプタ3の
パケットタイプ識別部11が伝送媒体2からパケットを
受信し(S161)、パケットのタイプを判定し(S1
62)、それがタイプ1であれば、タイプ1データリン
ク制御部13が処理し、受信データをドライバ7のL1
送受信部31へ渡す(S163)。L1送受信部31
は、パラメタとしてデータリンクタイプL1、データ長
およびデータ格納アドレスをセットしたRecv要求を
共通インターフェース制御部6のマッピング処理部21
へ渡す(S164)。受信(Recv)要求のフォーマ
ットを図2(c)に示す。図2(c)に示すように受信
要求とともに、パラメタとして、データリンクタイプ、
データ長およびデータ格納アドレスの情報を含んでい
る。この例においては、データリンクタイプをL1とし
ている。
【0034】マッピング処理部21は、Recv要求の
パラメタのデータリンクタイプL1を用いてマッピング
テーブル23から、対応する上位プロトコル制御部のエ
ントリアドレスE1を求め、そのアドレスへRecv要
求を渡す(S167)。
【0035】タイプ2データリンク制御宛てのパケット
を受信した場合は、アダプタ3のタイプ2データリンク
制御部14が受信データをドライバ7のL2送受信部3
2へ渡し(S165)、そこでパラメタとしてL2をセ
ットしたRecv要求を共通インターフェース制御部6
のマッピング処理部21へ渡す(S166)。そして、
上記と同様にマッピングテーブル23から、対応する上
位プロトコル制御部のエントリアドレスE2を求め、そ
のアドレスへRecv要求を上位プロトコル制御部5b
に渡す(S167)。
【0036】つぎに、アダプタ3のパケットタイプ識別
部11において受信パケットのデータリンクタイプを識
別する方法を説明する。図3はIEEE802.3標準
のCSMA/CDおよびIEEE802.2標準のLL
Cのパケットフォーマットである。
【0037】図3において、LLCヘッダの中のCフィ
ールドの値によって、タイプ1とタイプ2を識別するこ
とができる。Cフィールドの値が、X’C0’,X’C
8’,X’F5’,X’FD’,X’C7’,X’C
F’のいずれかであるときはタイプ1である。Cフィー
ルドの値が、上記以外であるときはタイプ2である。本
実施例によれば、上位プロトコルが接続要求でデータリ
ンク制御のタイプを指定することにより、以後のデータ
の送受信をそのデータリンク制御を用いて行うことがで
きる。
【0038】さらに、オリジナルEthernetとI
EEE802.3のCSMA/CDを1台のアダプタが
制御する場合に、両パケットを識別する方法を図4を用
いて説明する。図4において、ヘッダの先頭から12バ
イト目のLフィールドの2バイトの値はIEEE80
2.2およびIEEE802.3の規定ではDSAP以
下のデータの長さを表し、0から1500バイトの値を
とる。一方、オリジナルEthernetでは同じ場所
の値はパケットのタイプを表し、X’0600’以上の
値をとる。従って受信パケットの同フィールドの値をチ
ェックし、値がX’05DC’(1500バイト)以下
であればIEEE802.3のCSMA/CDプロトコ
ルに従うパケットであり、X’0600’以上であれば
Ethernetパケットであると判断できる。それ以
外であれば、プロトコルが違うとして拒絶することもで
きる。
【0039】この場合Ethernetパケットを第3
番目のデータリンクタイプとして、ドライバ7内にL3
送受信部をさらに設ければ、上記実施例で述べたのと同
様の方法で、上位プロトコルとEthernetパケッ
トとを対応付けることができる。
【0040】本実施例ではLANに接続するアダプタ3
が1個の場合について説明したが、処理能力を高めるた
めや障害時の予備用として同じLANにアダプタ3を2
個以上接続してもよい。また、異なる伝送媒体が2以上
存在する場合には、伝送媒体に対応してアダプタをそれ
ぞれ実装することもできる。
【0041】上記のようにアダプタが複数ある場合は、
送信時に上位プロトコル制御部が接続要求のパラメタと
してアダプタの番号を追加して発行し、受信時にはアダ
プタがパケットタイプを識別することにより、指定のア
ダプタのデータリンク制御部を用いて通信制御を行うこ
とができる。
【0042】また、アダプタが複数ある場合、データリ
ンク制御部もそれと同数持つことも可能である。この場
合も、通信プロトコル制御部からの送信データをどのア
ダプタのどのデータリンク制御部へ渡すのかを、パラメ
タのアダプタの番号とデータリンク制御部の識別番号と
により判別し、また、受信データはアダプタでのパケッ
トタイプの識別により、データリンク制御部を判別する
ことにより通信することができる。
【0043】つぎに、本発明の第2の実施例について説
明する。
【0044】上位プロトコル制御部が、データリンクタ
イプを指定するかわりに上位プロトコルの種類をあらか
じめ指定する方法について、図5(b)および図2
(d)を用いて説明する。
【0045】共通インターフェース制御部のマッピング
テーブル23にあらかじめ図5(b)に示すように、上
位プロトコル種別とデータリンクタイプとのペアをセッ
トしておく。マッピングテーブルの内容はプログラムに
内蔵してもよいし、または、装置立上げ時に2次記憶装
置から読み込んでもよい。
【0046】上位プロトコル制御部は図2(d)に示す
接続要求を、パラメタとして上位プロトコル種別P1お
よび上位プロトコル制御部のエントリアドレスE1を指
定してマッピング処理部21へ渡す。マッピング処理部
はマッピングテーブル23を参照して、上位プロトコル
種別P1がセットされている欄にエントリアドレスE1
をセットし、接続要求に対して正常リターンする。その
後のデータ送信、受信処理は前記実施例の方法と同じで
ある。
【0047】本実施例によれば、上位プロトコル制御部
とデ−タリンク制御部との対応が決まっている場合に、
あらかじめマッピングテ−ブルを記憶しておくことによ
り、上位プロトコル制御部でのアプリケ−ションプログ
ラムの処理を少なくすることができる。
【0048】さらに、本発明の第3のの実施例について
図6のブロック図を用いて説明する。 今までの例で
は、上位プロトコル制御部と、データリンクタイプとの
組合せを上位プロトコル制御部の接続要求で行う方法を
示したが、ここでは通信相手処理装置からのコネクト要
求パケットにより、上記組合せを決定する方法について
述べる。
【0049】図6において、1Aはコネクト要求パケッ
トを出す側のマルチプロトコル通信制御装置、1はコネ
クト要求パケットを受け取る側のマルチプロトコル通信
制御装置とする。
【0050】まず、マルチプロトコル通信制御装置1の
上位プロトコル制御部5aは接続要求を、パラメタとし
て上位プロトコル種別P1およびエントリアドレスE1
を指定して共通インターフェース制御部6のマッピング
処理部21へ渡す。この場合、パラメタとしてデータリ
ンクタイプは含んでいない。マッピング処理部6は、接
続要求を受け取ると、マッピングテーブル23へ上位プ
ロトコル種別P1およびエントリアドレスE1を設定
し、正常リターンする。
【0051】また、マルチプロトコル通信制御装置1A
では、上位プロトコル制御部5aAが接続要求をパラメ
タとしてデータリンクタイプL1およびエントリアドレ
スE1を指定して、マッピング処理部21Aへ渡す。マ
ッピング処理部21Aは、マッピングテーブル23Aに
データリンクタイプL1およびエントリアドレスE1を
設定して、正常リターンする。
【0052】次に、上位プロトコル制御部5aAは送信
要求と同時にコネクト要求パケットを送出する。この時
のコネクト要求パケットのフォ−マットを図7に示す。
図7に示すように、コネクト要求パケットには上位プロ
トコル種別P1およびデータリンク種別L1がセットさ
れている。コネクト要求パケットは、L1送受信部31
Aを経由し、アダプタ3Aのタイプ1データリンク制御
部を用いてマルチプロトコル通信制御装置1へ送信す
る。
【0053】マルチプロトコル通信制御装置1では、ア
ダプタ3のパケットタイプ識別部11が、コネクト要求
パケットのタイプがタイプ1であることを認識する。コ
ネクト要求パケットは、タイプ1データリンク制御部1
3およびL1送受信ドライバ31を経由して、マッピン
グ処理部21へ渡される。マッピング処理部21は、コ
ネクト要求パケットから上位プロトコル種別P1に対応
するデータリンクタイプL1をマッピングテーブル23
の空欄にセットし、マッピングテーブル23から上位プ
ロトコル制御部のエントリアドレスE1を求め、受信要
求と同時にコネクト要求パケットを渡す。
【0054】上位プロトコル制御部5aがコネクト要求
パケットを受信後、データリンク制御部13との結合は
完了する。以後、どちらかの上位プロトコル制御部から
送信要求を送出することによりデータを送ることができ
る。
【0055】本実施例によれば、他の通信制御装置から
コネクト要求パケットを送出することで、上位プロトコ
ル制御部とデータリンクタイプとの組合せを両方同じ組
合せに自動的に設定することが可能となる。
【0056】つぎに、本発明の第4の実施例について図
8を用いて説明する。図8は各制御部間の結合関係を示
すブロック図である。図8において、モジュール結合処
理部800、805、810および815には、各制御
部(上位プロトコル制御部5a、5b、共通インターフ
ェース制御部6およびドライバ7)の制御処理プログラ
ムを記憶しておくモジュ−ルテ−ブルと、該制御処理プ
ログラムの先頭アドレスを記憶しておくモジュール管理
テーブルと、情報交換をする他の制御部におけるモジュ
−ル構成の情報とが含まれている。関連する制御部のモ
ジュ−ル構成を持つことにより、該モジュ−ル構成を参
照することにより、起動要求を発行できる。矢印は各モ
ジュールのアドレス情報の流れを示す。モジュール結合
処理部は、モジュール結合管理部820からコールされ
るとリターン情報としてモジュール管理テーブルの先頭
アドレスを返すようになっている。モジュール結合管理
部820は、各制御部の先頭アドレスをモジュ−ルリン
クテ−ブルに記憶しておく。
【0057】つぎに、図9を用いて各テ−ブルの構造を
説明する。図9は、制御部間の結合の動作説明をするた
めの図である。モジュール結合管理部820内のモジュ
ール登録テーブル900には、各制御部の識別子とその
制御部の先頭アドレスの組が登録されている。モジュー
ルテーブル910、915、1005、1010、10
20および1025には、各制御部内のモジュ−ルごと
の制御処理プログラムのエントリアドレスがプログラム
作成時に登録されている。
【0058】また、モジュール結合管理部820内のモ
ジュール管理テーブル905には、モジュールリンクテ
ーブル920の先頭アドレスとモジュールテーブルA、
Bの先頭アドレスが登録されている。また、他の制御部
内のモジュール管理テーブル1000、1015にはそ
れぞれ各制御部内のモジュールテーブルの先頭アドレス
C、DおよびE、Fがプログラム作成時に登録されてい
る。
【0059】次に、モジュール結合管理部820の動作
を説明する。まず、モジュール結合管理部820は、モ
ジュール登録テーブル900から上位プロトコル制御部
5aのモジュール結合処理部800の先頭アドレスを得
る。次に、モジュール結合処理部800を、モジュール
リンクテーブル920の先頭アドレスを引数にしてコー
ルする。モジュール結合処理部800は、モジュールリ
ンクテーブル920のアドレスをモジュール管理テーブ
ル1000に登録し、リターン情報として自身のモジュ
ール管理テーブル1000内のモジュールテーブルC、
Dのアドレスを返す。
【0060】モジュール結合管理部820は、リターン
情報として得たモジュール管理テーブル1000からの
モジュールテーブルC、Dのアドレスを取り出し、モジ
ュールリンクテーブル920に登録する。
【0061】同様にして共通インターフェース制御部6
のモジュール管理テーブル1015にモジュールリンク
テーブル920のアドレスを登録するとともに、モジュ
ールリンクテーブルに共通インターフェース制御部内の
モジュールテーブルE、Fを登録する。
【0062】このようにしてモジュール登録テーブル9
00に登録されている各制御部内の処理モジュールの先
頭アドレスが全てモジュール結合管理部のモジュールリ
ンクテーブル920に一括して記憶される。一方、この
モジュールリンクテーブルのアドレスは、各制御部内の
モジュール管理テーブルに登録される。
【0063】ここで、上位プロトコル制御部が起動要求
をする場合に、上位プロトコル制御部5a内のモジュー
ルxが共通インターフェース制御部6内のモジュールテ
ーブルEに登録されているモジュールyをコールする場
合を例にとって、モジュール結合の動作を説明する。
【0064】この例において、モジュールxは上位プロ
トコル制御部5a内の起動要求を発行するモジュ−ルで
あり、モジュールyは共通インターフェース制御部6の
初期化部20であるとする。
【0065】モジュ−ル結合処理部800には、関連す
る共通インターフェース制御部6のモジュ−ル結合処理
部810のモジュ−ル構成を持っており、起動要求を発
行するのに、該モジュ−ル構成を参照することにより、
モジュールyがモジュールテーブルEに登録されている
ことを知る。このEとyとを引数にして、モジュールy
のアドレスを以下のように求める。
【0066】モジュールxは、モジュール管理テーブル
1000からモジュールリンクテーブル920のアドレ
スを知り、モジュールリンクテーブル920内部からモ
ジュール管理テーブル1015のEのアドレスを求め
る。次に、モジュールテーブルE1020からモジュー
ルyのエントリアドレスを求めて、それをコールするこ
とができる。
【0067】以上のように、本発明によれば、上位プロ
トコル制御部、下位プロトコル制御部および共通インタ
ーフェース制御部内に存在する各モジュール結合処理部
は、各制御部内のモジュールの結合情報をそれぞれのモ
ジュールテーブルに登録し、そのアドレスをモジュール
管理テーブルに登録することにより、制御部内のモジュ
ールのエントリアドレス情報の管理ができる。
【0068】また、モジュール結合管理部は、モジュー
ル登録テーブルを参照することによって各処理部の存在
を認識し、各制御部内のモジュール管理テーブルを参照
し、そこに登録されているモジュールテーブルへのポイ
ンタを、モジュール結合管理部内のモジュールリンクテ
ーブルに登録することにより、各制御部のモジュールの
エントリアドレス情報を統合管理することができる。そ
して、モジュールリンクテーブルへのポインタを、各制
御部のモジュール管理テーブルに登録することによっ
て、処理部同士が互いのモジュールのエントリアドレス
情報を知り合うことになり、処理部同士の結合が成立す
る。
【0069】また、各モジュ−ル結合処理部において、
情報交換をする他の制御部におけるモジュ−ル構成の情
報を持つことを、モジュール結合管理部に持つようにし
てもよい。この場合は、モジュール結合管理部におい
て、各制御部からのコ−ルを受け付けて、対応する制御
部のモジュ−ルをモジュ−ル構成を参照することにより
知り、それにより、各制御部をコ−ルするして対応する
制御部のモジュ−ルのアドレスを求める。
【0070】なお、従来技術では、上位プロトコル制御
部および下位プロトコル制御部が1つのロードモジュー
ルになっていたため、各制御部の単体の開発ができず開
発効率の低下を招いていた。本実施例によれば、各制御
部を独立した1つのロード単位として開発することがで
き、開発効率を向上できる。
【0071】また、従来技術では、複数の上位プロトコ
ル制御部のうち、一部のプロトコルのみを使う場合で
も、必要でない他の上位プロトコル制御部もメモリにロ
ードされてしまうので、メモリ使用効率の低下を招くと
言う問題があった。本実施例によれば、マルチプロトコ
ルの通信を行う場合において、必要なプロトコル制御部
のみをロードして実行できるためメモリの利用効率が向
上する。
【0072】さらに上位プロトコル制御部の結合、切り
離しが自由に行えるので、必要なプロトコル制御のみを
メモリ上に存在させることができ、プロトコル制御の単
体開発ができ開発効率があがる。またプロトコル制御ソ
フトのサイズを小さくできメモリの有効利用を計ること
ができる。
【0073】つぎに、本発明の第5の実施例について図
10を用いて説明する。図10はバッファ管理における
データの移動の様子を示している。共通インターフェー
ス制御部6にバッファ管理部2000が置かれ、上位プ
ロトコル制御部5a、5bに上位バッファ2010a、
2010bを持つ。アダプタ3の内部にデータリンクバ
ッファ2020がある。上位バッファ2010a、20
10bおよびデータリンクバッファ2020は、それぞ
れの内部において領域が分かれていて、領域ごとに通し
番号が付されている。バッファ管理部2000は、上位
バッファ2010a、2010bとデータリンクバッフ
ァ2020の間でデータの転送(ムーブ)を行う。
【0074】バッファ管理部2000は、各バッファを
管理するために、データリンクバッファ管理テーブル2
030および上位バッファ管理テーブル2040a、2
040bを制御する。
【0075】バッファ管理テーブル2030の構造を図
11に示す。図11において、バッファ番号2031
は、バッファ2020の領域ごとに付される通し番号と
その先頭アドレスとを入れておき、使用中フラグ203
2は、バッファ2020の各領域が使用中であるかを示
す。上位バッファ管理テーブル2040a、2040b
の構造も同様である。
【0076】つぎに、受信時の各バッファの動作を説明
する。
【0077】ここでは、受信パケットのデータリンクタ
イプがタイプ1であり、マッピング処理部21により、
受信データは上位プロトコル制御部5aへ渡される場合
を例にする。
【0078】アダプタ3はパケットを受信し、データリ
ンクバッファ管理テーブル2030を参照して使用中で
ないデータリンクバッファの領域に、それをセットしデ
ータリンクバッファ管理テーブルの該バッファの領域番
号の使用中フラグをONにする。
【0079】次に、アダプタ3は、受信要求をドライバ
7を経由してで共通インターフェース制御部6へ渡す。
受信要求には、パラメタとしてデータリンクバッファの
領域のアドレスを含めておく。
【0080】つぎに、共通インターフェース制御部6の
バッファ管理部2000は、上位バッファ管理テーブル
2040aを参照して、未使用中の上位バッファの領域
を探し、そこにデータリンクバッファの内容を転送し、
該データリンクバッファ管理テ−ブル2030の使用中
フラグをOFFにし、該上位バッファの使用中フラグを
ONにし、受信要求に該上位バッファの領域番号をパラ
メタとしてセットして、上位プロトコル制御部5aへ渡
す。
【0081】上位プロトコル制御部5aは、受信要求の
パラメタの領域番号のバッファ領域にて、受信データの
処理を行い、処理が終了したら該上位バッファの使用中
フラグをOFFにする。
【0082】次に送信動作を説明する。
【0083】ここでは例として、上位プロトコル制御部
5bが、データリンクタイプ2を用いてデータを送る場
合を仮定する。
【0084】上位プロトコル制御部5bは送信データを
上位バッファ2010bの空き領域にセットし、該上位
バッファの領域番号を使用中フラグをONにし、送信要
求を共通インターフェース制御部6へ渡す。送信要求に
は、パラメタとして該上位バッファの領域番号を含んで
いる。
【0085】共通インターフェース制御部6のバッファ
管理部2000は、データリンクバッファ管理テーブル
2030を参照して、データリンクバッファ2020の
未使用中の領域を探し、そこに該上位バッファ2010
bの内容を転送し、上位バッファ2010bの該領域番
号の使用中フラグをOFFにする。バッファ管理部20
00は、データリンクバッファ2020の該領域番号の
使用中フラグをONにし、送信要求にデータリンクバッ
ファのアドレスをセットして、送信要求をドライバ7を
経由してアダプタ3へ渡す。
【0086】アダプタ3は、送信要求に従ってバッファ
内のデータを伝送媒体2に送信し、データリンクバッフ
ァ2020の該領域番号の使用中フラグをOFFにす
る。
【0087】このように本実施例によれば、データリン
ク制御部内のバッファは、受信においてデータを上位プ
ロトコル制御部へ渡した後は未使用状態になり、また、
送信において上位プロトコル制御部が送信データをデー
タリンク制御部へ転送するまでは未使用状態である。
【0088】従って一つの上位プロトコル制御部が送信
あるいは受信の処理に時間がかかったとしても、データ
リンク制御部のバッファが占有されてしまうことがない
ので、他の上位プロトコル制御部の送受信処理に影響を
与えることがなく、複数の上位プロトコル制御部に対す
るサービスが均等化されるという効果がある。
【0089】つぎに、本発明のマルチプロトコルネット
ワ−クシステムについて説明する。
【0090】図12に本発明のマルチプロトコルネット
ワ−クシステムの全体構成例を示す。 12において、
1はマルチプロトコル通信制御装置の本体であり、その
詳細は前述しているものと同様である。3はデ−タリン
ク制御をするアダプタである。1Aは、従来の単体の通
信制御装置であり、上位プロトコル制御部P1のみを含
んでいる。3Aはタイプ1データリンク制御L1であ
り、1Aに接続している。また、1Bは、従来の単体の
通信制御装置であり、上位プロトコル制御部P2のみを
含んでいる。3Bはタイプ2データリンク制御L2であ
り、1Aに接続している。
【0091】つぎに、動作を説明する。マルチプロトコ
ル通信制御装置1の上位プロトコル制御部P1は、タイ
プ1データリンク制御L1を用いて他の通信制御装置1
Aの上位プロトコル制御部P1と通信を行う。
【0092】また、マルチプロトコル通信制御装置1の
上位プロトコル制御部P2は、タイプ2データリンク制
御L2を用いて通信制御装置1Bの上位プロトコル制御
部P2と通信を行うことができる。
【0093】本実施例の他に、マルチプロトコル通信制
御装置や、従来の単体の通信制御装置をそれぞれ複数設
けることができる。
【0094】これにより、マルチプロトコル通信制御装
置と従来の通信制御装置とを共存させたマルチプロトコ
ルネットワ−クシステムを構築することができる。
【0095】
【発明の効果】複数の種類の上位通信プロトコルと、複
数の種類の下位通信プロトコルと、複数の伝送路との任
意の組合せによる通信を実現するマルチプロトコルネッ
トワ−クシステムを構築することができる。
【0096】また、通信制御装置間で、一方の上位プロ
トコルと下位プロトコルとの組合せを、他方の通信制御
装置に連絡する手段を設けたので、同じプロトコルを用
いることが保証され、プロトコルの食い違いによる通信
不能のトラブルを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すブロック図。
【図2】制御部間で渡されるデータのフォーマット図。
【図3】タイプ1パケットとタイプ2パケットを識別す
る方法を示すパケットフォーマット図。
【図4】EthernetパケットとCSMA/CDパ
ケット識別する方法を示すパケットフォーマット図。
【図5】マッピングテーブルの構成を示す構成図。
【図6】本発明の第3の実施例を示すブロック図。
【図7】コネクト要求パケットのフォーマット図。
【図8】制御部間の結合関係を示すブロック図。
【図9】制御部間の結合処理の動作を説明するための説
明図。
【図10】バッファ管理部の動作を説明するための説明
図。
【図11】バッファ管理テーブルの構成図。
【図12】本装置を用いた通信システムの全体構成を示
す説明図。
【図13】初期化処理のフロ−チャ−ト図。
【図14】マッピング処理のフロ−チャ−ト図。
【図15】デ−タ送信フロ−チャ−ト図。
【図16】デ−タ受信フロ−チャ−ト図。
【図17】本発明の実施例を示すハ−ドウェア構成図。
【符号の説明】
1…マルチプロトコル通信制御装置本体、2…伝送媒
体、3…アダプタ、5…上位プロトコル制御部、6…共
通インターフェース制御部、7…ドライバ、8…運用管
理部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 島本 幸夫 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所マイクロエレクトロニク ス機器開発研究所内 (72)発明者 小林 敦 神奈川県秦野市堀山下1番地 株式会社日 立製作所ソフトウエア開発本部内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の種類の上位プロトコル制御部と、複
    数の種類の下位プロトコル制御部と、両者の間に両者の
    対応を処理する共通インターフェース制御部とを有する
    マルチプロトコル通信制御装置により通信制御をするこ
    とを特徴とするマルチプロトコル通信制御装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、上位プロトコル制御部
    は、共通インターフェース制御部に対して使用する下位
    プロトコルの種別を指定する手段を有し、 共通インターフェース制御部は、上位プロトコル制御部
    からの指定に対して、上位プロトコルの種類と下位プロ
    トコルの種類との対応関係をを記憶する記憶手段を有
    し、上位プロトコル制御部からの送信データを対応する
    下位プロトコル制御部へ渡し、下位プロトコル制御部か
    ら受け取った受信データを対応する上位プロトコル制御
    部へ渡すことを特徴とするマルチプロトコル通信制御装
    置。
  3. 【請求項3】請求項2において、共通インターフェース
    制御部の記憶手段は、上位プロトコルと下位プロトコル
    との対応をあらかじめ記憶していることを特徴とするマ
    ルチプロトコル通信制御装置。
  4. 【請求項4】請求項1、2または3において、下位プロ
    トコル制御部は、受信デ−タについて下位プロトコルの
    種類を識別する識別手段を有することを特徴とするマル
    チプロトコル通信制御装置。
  5. 【請求項5】請求項1、2、3または4において、共通
    インターフェース制御部は、他のマルチプロトコル通信
    制御装置の共通インターフェース制御部に対し上位プロ
    トコル種類を指定する手段をさらに有することを特徴と
    するマルチプロトコル通信制御装置。
  6. 【請求項6】請求項1、2、3、4または5において、
    複数の種類の上位プロトコル制御部、共通インターフェ
    ース制御部および下位プロトコル制御部は、それぞれモ
    ジュール化されて構成され、各制御部は、それ自身の制
    御処理プログラムの先頭アドレスを示すモジュール結合
    情報を格納するモジュール結合処理部をそれぞれ持ち、 モジュール結合情報を各制御部のモジュール結合処理部
    から受取り、格納し、各制御部間の結合を行うようにす
    るモジュール結合管理部を共通に備えることを特徴とす
    るマルチプロトコル通信制御装置。
  7. 【請求項7】請求項1、2、3、4、5または6におい
    て、上位プロトコル制御部および下位プロトコル制御部
    は、デ−タを記憶するためのバッファをそれぞれ備え、 共通インターフェース制御部は、上位プロトコル制御部
    のバッファと下位プロトコル制御部のバッファ間でデー
    タを移動するバッファ管理部を設けることを特徴とする
    マルチプロトコル通信制御装置。
  8. 【請求項8】複数の種類の上位プロトコル制御部と、複
    数の種類の下位プロトコル制御部と、両者の間に両者の
    対応を処理する共通インターフェース制御部とを有する
    マルチプロトコル通信制御装置を少なくとも2以上備
    え、 上記マルチプロトコル通信制御装置は、使用する上位プ
    ロトコル制御部の種別を、通信しようとする他のマルチ
    プロトコル通信制御装置に対して指定する手段を有する
    ことを特徴とするマルチプロトコルネットワ−クシステ
    ム。
  9. 【請求項9】複数の通信制御装置を有するネットワ−ク
    システムにおいて、 複数の種類の上位プロトコル制御部と、複数の種類の下
    位プロトコル制御部と、両者の間に両者の対応を処理す
    る共通インターフェース制御部とを備えるマルチプロト
    コル通信制御装置を少なくとも1以上有することを特徴
    とするマルチプロトコルネットワ−クシステム。
JP3221875A 1991-09-02 1991-09-02 マルチプロトコル通信制御装置 Pending JPH0563749A (ja)

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