JPH0563660U - ポンプ - Google Patents

ポンプ

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JPH0563660U
JPH0563660U JP1370792U JP1370792U JPH0563660U JP H0563660 U JPH0563660 U JP H0563660U JP 1370792 U JP1370792 U JP 1370792U JP 1370792 U JP1370792 U JP 1370792U JP H0563660 U JPH0563660 U JP H0563660U
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JP
Japan
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piston
liquid chamber
tank
stem
liquid
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JP1370792U
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修 彰 堀
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Toyo Seikan Kaisha Ltd
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Toyo Seikan Kaisha Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ポンプの部品点数を減少するとともに、吐出
機能を向上する。 【構成】 シリンダ形状のタンク2を容器1内に挿入
し、該タンク2内にピストン6を昇降自在に挿入するこ
とにより、該タンク72内に液体室7を形成するととも
に、該タンク2内部から外部に亘って配置されるステム
8と前記ピストン6とを一体成形するとともに、ステム
8にはタンク2の外部と液体室7とを連通する吐出通路
17を設け、容器1内と液体室7とを連通する吸込通路
13を設け、該吸込通路13には、ピストン6が上昇す
ると開き、液体室が下降すると閉じるボール弁16を設
け、前記吐出通路17には、吐出通路17と同心状のポ
ート17aを設け、かつ、ピストン6が下降するとポー
ト17aを閉じ、上昇するとポート17aを開くボール
弁20を設けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば洗髪液の収納容器等に取り付けられるポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】
図11は従来のポンプを示している。図において100は図示しない容器内に 挿入したシリンダ形状のタンクで、タンク100にはピストン101が上下に摺 動自在に挿入してあり、液体室102を形成している。また、タンク100には ステム103を上下に移動自在に挿入してある。ステム103は上部104と下 部105とに分割されており、吐出通路106を有する。下部105には吐出通 路106と液体室102とを連通するポート107を径方向に沿って設けてある 。ピストン101は下部105の外周に上下にスライド自在に装着されている。 ピストン101とポート107とで吐出弁を構成している。
【0003】 一方、液体室102の下方には図示しない容器内と液体室102とを連通する 吸込通路108を設けてあり、吸込通路108には吸込弁としてボール109を 配置してある。また、下部105にはフランジ110を設けてあり、フランジ1 10とタンク100の底部111との間にはスプリング112を設けてある。
【0004】 また、113はコンボキャップ114の上端に取り付けたリングで、タンク1 00の上端はリング113,コンボキャップ114によって挾持している。そし て、ステム103はリング113内へと上下に移動自在に挿入してある。更に、 ステム103の上部にはノズル115を取り付けてある。
【0005】 ステム103とリング113との間には所定の隙間があり、容器外部と内部と はタンク100の通気孔116を介して通じている。
【0006】 上記ポンプにおいては、輸送時等におけるロック状態においては、ステム10 3の下部105がボール109に当接しているため、容器が転倒しても吸込通路 108は閉じたままであり、液体漏れを防止できる。
【0007】 そして、ロック手段117を解放するとスプリング112の弾性力でステム1 03が上昇を開始し、ポート107がピストン101で閉じられる。すると、液 体室102が負圧となって吸込通路108が開き、容器内の液体が液体室102 内へと吸込まれるとともに、容器外部の空気が通気孔116を介して容器内部へ と入り込む。そして、ステム103の段部118がリング113の段部119に 当接して停止し、液体の吸込みが完了するとともに、ボール109は自重で下降 して閉となる。
【0008】 次に、ノズル115を下方へ押すと、まずステム103だけが下降してポート 107が開くとともに、液体室102が圧縮されて液体がポート107,吐出通 路106を介してノズル115に至り、外部へと吐出される。
【0009】 このように、ボール109は輸送時の液体もれと、液体吐出時における吸込通 路108の閉という二つの機能を備えている。
【0010】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら上記従来例においてはポート107を開閉するためにステム10 3とピストン101とを別々に形成し、スライド自在に組み付けているため、部 品点数が増して製造コストの上昇を招く。また、通路107が径方向に沿って設 けられているため液体が曲りくねって吐出される。そのため、吐出抵抗が増大し 、ステム103に対して大きな加圧力を要求され吐出不良を招く。
【0011】 本考案は上記課題を解決するためのもので、部品点数の減少と、吐出機能の向 上を実現し得るポンプを提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】 上記目的を達成するため本考案は、シリンダ形状のタンクを容器内に挿入し、 該タンク内にピストンを摺動自在に挿入することにより、該タンク内に液体室を 形成するとともに、該タンク内部から外部に亘って配置されるステムと前記ピス トンとを一体成形するとともに、ステムにはタンクの外部と液体室とを連通する 吐出通路を設け、容器内と液体室とを連通する吸込通路を設け、該吸込通路には 、液体室の容積を拡大する方向にピストンが移動すると開き、液体室の容積が縮 小する方向にピストンが移動すると閉じる吸込弁を設け、前記吐出通路には、吐 出通路と同心状のポートを設け、ポート付近には、液体室の容積を拡大する方向 にピストンが移動すると閉じ、液体室の容積を縮小する方向にピストンが移動す ると開く吐出弁を設けた。
【0013】
【作用】
上記構成に基づく本考案は、ステムとピストンとが一体成形され部品点数が減 少している。
【0014】 液体室の容積が拡大する方向にピストンを移動すると、吐出通路が閉,吸込通 路が開となり、液体室が負圧となる。その結果、容器内の液体が液体室へと吸込 まれる。また、液体室の容積が縮小する方向にピストンを移動すると、吐出通路 が開,吸込通路が閉となり、液体室が高圧となって液体が吐出通路から外部へと 吐出される。
【0015】 吐出通路とポートとは同心状であり、液体は直線状に吐出されることとなり、 吐出抵抗が小さい。
【0016】
【実施例】
次に、本考案を図面に基づいて説明する。図1〜図5は第一実施例である。図 において、1は図示しない洗髪液等の液体を収納した樹脂等からなる容器で、容 器1にはシリンダ形状のタンク2を挿入固定してある。タンク2は樹脂等により 成形してあり、上部の大径部3と、大径部3の下方にテーパ部4を介して形成し た小径部5とを有する。
【0017】 大径部3内には、大径部3と摺動自在なピストン6を挿入してあり、該タンク 2内であってピストン6の下方に液体室7を形成している。また、タンク2内に は樹脂製のステム8を昇降自在に挿入してあるとともに、該ステム8の下部外周 に対してピストン6を一体成形してある。
【0018】 ステム8の下部は上部よりも薄肉に成してあり、更に縦方向に複数のスリット 9により剛性を弱めた可撓部10を形成している。前記ピストン6とテーパ部4 のベース部11との間にはスプリング12を装着してある。
【0019】 一方、タンク2の小径部5の内周には、吸込通路13を有するパイプ14aを 嵌合固定してある。こうして液体室7は吸込通路13を介して容器1の内部に連 通している。この液体室7と吸込通路13との間には、弁座14とボール(金属 ,プラスチック等)15とからなる吸込弁としてのボール弁16を設けてある。
【0020】 前記ステム8の内部には、軸方向に沿って吐出通路17を設けてあり、液体室 7と外部とを連通している。そして、吐出通路17には、吐出通路17と同心状 のポート17a,弁座18,ボール(金属,プラスチック等)19からなる吐出 弁としてのボール弁20を設けてある。
【0021】 21はノズルであり、ノズル21の筒部22をステム8の上端に嵌合固定して ある。ノズル21は吐出口23を有するとともに、筒部22の外周に雄ねじ24 を形成してある。なお、25はストッパである。
【0022】 26はコンボキャップで、コンボキャップ26は外筒27と内筒28の二重構 造となっている。外筒27の内周面には雌ねじ29を形成してあり、雌ねじ29 は容器1の雄ねじ30に螺合している。また、内筒28の内周面には雌ねじ31 を形成してあり、雌ねじ31は筒部22の雄ねじ24と螺合している。
【0023】 また、内筒28の雌ねじ31の下方には円筒状のガイド32を設けてある。ガ イド32の内径は、ステム8の主部33の外径より大きく設定してあり、ガイド 32と主部33との間に隙間が形成されている。
【0024】 更にまた、内筒28の下部にはステム8の内周面との間に隙間を形成する薄肉 部34を設けてある。そして、タンク2の大径部3には径方向に通気孔35を貫 通形成してあり、容器1内とタンク2内(ピストン6の上方)とを連通している 。
【0025】 なお、タンク2の上部にはフランジ36を設けてあり、フランジ36をコンボ キャップ26と容器1とで挾み付けてタンク2を固定している。
【0026】 次に、上記ポンプの作用を説明する。容器1の輸送時や店頭陳列時には、図1 のようにノズル21の雄ねじ24を完全に締め込んだ状態にあるため、ステム8 の可撓部10はテーパ部4に沿って内周側へ弾性変形している。このため、ボー ル15は可撓部10の弾性力で弁座14へと強く押し付けられており、ボール弁 16は閉じている。また、ボール19は自重で弁座18に密着してボール弁20 も閉じている。
【0027】 従って、容器1が転倒したとしても、液体が吸込通路13を介して漏れること はない。
【0028】 次に、ノズル21を回してステム8を上昇させると、可撓部10がテーパ部4 から離れ、その剛性によって図2のように直線状に復帰する。そして、雄ねじ2 4と雌ねじ31との螺合が解除されると、ステム8はスプリング12の弾性力に よって更に上昇する。
【0029】 その結果、図3のように液体室7の容積が拡大して負圧となり、ボール弁16 が開いて容器1内の液体が吸込通路13を介して液体室7内へと吸込まれ始める 。一方、これと同時に外気は主部33とガイド32との隙間及び通気孔35を介 して容器1内へと吸込まれる。
【0030】 そして、図4のようにピストン6が薄肉部34に接触してピストン6,ステム 8が停止し、液体の吸込みが完了する。この時、ボール15は自重で実線のよう に下降して弁座14に着座し、閉弁となる。
【0031】 その後、ノズル21を押してピストン6をスプリング12の弾性力に抗して下 降させて液体室7の容積を縮小すれば、圧力上昇によって液体は吐出通路17を 上昇してボール19を点線のように押し上げてボール弁20を開くとともに、吐 出口23から外部へと吐出することとなる。
【0032】 このようにして液体の吐出しを行ない、図5のようにノズル21の雄ねじ24 が雌ねじ31に接触してピストン6が停止し、吐出し動作が終了する。すると、 ボール19は自重によって下降して閉弁状態となる。その後は上記動作の繰り返 せば液体の吸込み・吐出を交互に行なえる。
【0033】 このように、ボール弁16は輸送時,使用前の転倒による液体漏れと、液体の 吐出時における液体の逆流の防止との二機能を兼備している。
【0034】 また、ピストン6とステム8とを一体成形しているため部品点数が少なく、製 造コストの低減を図れる。更に、ポート17aは吐出通路17と同心状であるた め、液体は直線状に吐出され、吐出抵抗が小さい。従って、ステム8、図示実施 例ではノズル21に対して小さな押圧力を加えるだけでスムーズな吐出が行える 。
【0035】 図6〜図10は第二実施例を示している。容器1内へはシリンダ形状のタンク 50を挿入してある。タンク50は上位の大径部51と下位の小径部52とを有 する。大径部51内へは昇降自在なステム53とピストン54を配置してあり、 ステム53とピストン54とは一体成形してある。
【0036】 こうしてピストン54の下方に液体室56を形成してある。ステム53には軸 心に沿って吐出通路55を貫通形成してある。吐出通路55は上方から小通路6 1,大通路64,中通路65を有する。またタンク50の一部を環状に平坦化し たベース部57とピストン54との間にはスプリング58を装着してある。
【0037】 前記吐出通路55から小径部52内に亘って上下動自在なスプール59を挿入 してある。スプール59は比重が1以上の比較的重い材質、例えばナイロン等の プラスチックのように液体に浮かない材質で形成してある。スプール59の上端 は円錘形状としてあり弁体60を構成している。また、スプール59の下端にも 弁体62を設けてある。更に、スプール59の軸心方向中央付近には、弁体63 を設けてある。弁体63,中通路65が吐出弁73として機能する。
【0038】 上記小通路61の内径はスプール59の外径よりも小さく、大通路64の内径 は弁体63の外径よりも大きい。また、中通路65は弁体63が摺動できる程度 の内径に設定してあり、中通路65内には更に小内径の保持爪(ポート)66を 設けてある。保持爪66は弁体63が係止した際に、スプール59が自重で下降 してしまうことのないような保持力を発生する。
【0039】 また、前記小径部52の内周には弁座67を設けてあり、弁座67の上方には 円筒状のストッパ68を設けてある。弁体62,弁座67が吸込弁72である。 ストッパ68の内周面にはスプール59の外径より大径で、弁体62の外径より 小径に設定した係止爪69を設けてある。係止爪69はストッパ68の内周に放 射線上に設置してある。この係止爪69が弁体62に対して作用する軸心方向の 係止力は、保持爪66の保持力よりも強い。
【0040】 更に、小径部52の下端内周には、吸込通路70を有するパイプ71を嵌合固 定してある。
【0041】 一方、ステム53の上端部にはノズル74を固定してある。ノズル74は吐出 通路55に通じる吐出口75を有しており、筒部76の内周へとステム53を嵌 合固定してある。また、筒部76の外周面には雄ねじ77を設けてある。
【0042】 78はリングで、リング78は外筒79と内筒80とを有する。外筒79はタ ンク50の上端外周へと嵌合固定してある一方、内筒80の内周面には雌ねじ8 1を形成してあり、ノズル74の雄ねじ77と螺合している。
【0043】 内筒80は図示実施例では外筒79の三倍程度の軸方向寸法を備えており、タ ンク50内へと挿入されている。内筒80であって雌ねじ81の下方には円筒状 のガイド82を設けてある。ガイド82の内径はステム53の外径よりも大きく 設定してあり、ステム53に対して隙間を有する。
【0044】 更に内筒80の下方は薄肉化してタンク50との間に隙間を形成してあり、タ ンク50であって該部位に通路83を形成してある。
【0045】 84はコンボキャップで、コンボキャップ84の内周面には雌ねじ85を形成 してある。雌ねじ85は容器1の雄ねじ86へとねじ込んで固定してある。コン ボキャップ84は内向きのフランジ87を有し、容器1とともにタンク50のフ ランジ88を挾持している。なお、容器1とフランジ88との間には環状のパッ キン89を取り付けてある。
【0046】 次に、第二実施例の作用を説明する。まず、容器1の輸送時、店頭陳列時には 図6のようにノズル74がリング78へと完全に締め込まれた状態にある。即ち 、スプール59は自重で最下降した位置にあって弁体62が弁座67に着座して 吸込通路70を閉じる一方、弁体60がステム53内周面に密着して小通路61 を閉じている。従って、容器1が転倒したとしても、内部の液体が液体室56へ と漏れることはない。
【0047】 次に、ノズル74を回して緩めると、スプリング58の弾性力でステム53と ピストン54とが一体的に上昇し、液体室56の容積が拡大し始める。更にピス トン54の上昇に伴い、図7のように保持部66が弁体63に係止して吐出通路 55と液体室56とが遮断される。
【0048】 その後はスプール59は保持部66の保持力によってピストン54とともに上 昇するため、吸込弁72が開く。その結果、容器1内の液体は負圧状態の液体室 56内へと吸込み開始するとともに、ガイド82とステム53との隙間、及び通 路83を介して外気が容器1内へと吸込まれる。
【0049】 そして、ピストン54と一緒に上昇したスプール59の弁体62が、図8のよ うに係止爪69に接触した時点でスプール59が上死点に到達する。この時、液 体室56と吸込通路70とは連通しており、液体の吸込みが続行する。更にピス トン54はスプリング58の弾性力で上昇するが、保持部66の保持力は係止爪 69の係止力よりも弱いため、図9のように保持部66は弁体63から外れる。
【0050】 この時点で液体室56と外部とは吐出通路55を介して連通して正圧となり、 液体の吸い込みが完了する。その後、更にピストン54だけが更に上昇し、ピス トン54が内筒80の下端に当接して内筒80とタンク50との隙間を閉じた時 点でピストン54は停止する。
【0051】 一方、保持力のなくなったスプール59は自重により下降し、図10のように 再び弁体62が着座した開弁状態となって停止する。
【0052】 その後ノズル74を押圧してピストン54を下降させて液体室56の容積を縮 小すれば、液体室56内の液体は吐出通路55,吐出口75を介して外部へと吐 出されることとなる。そして、図7のようにノズル74の雄ねじ77とリング7 8の雌ねじ81とが接触してピストン54が停止し、液体の吐出動作が終了する 。以後、上記動作を繰り返せばよい。
【0053】 なお、不使用時には図6のようにノズル74を完全に締めておけば吐出弁72 が閉となるため、容器1が転倒しても容器1内の液体が外部に漏れない。また、 同時に小通路61も閉となるため、液体室56に残存している液体が漏れること もない。
【0054】 このように、第二実施例においてもステム53とピストン54とを一体成形し てあるため、部品点数が少なく製造コストを低減できる。
【0055】 また、保持爪66が吐出通路55と同心状であるため、液体が直線的に吐出さ れ、その吐出抵抗が小さくてすむ。従って、ノズル74に小さな押圧力を加える だけでスムーズに吐出動作を行い得る。
【0056】
【考案の効果】
本考案は以上のように構成したものであるから、部品点数が少なく製造コスト を低減し得る。また、吐出通路とポートとが同心状にあるため、液体が直線状に 吐出され、吐出抵抗が少い。従って、ステムに小さな押圧力を加えるだけで吐出 動作をスムーズに行い得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第一実施例であり、ノズルを完全に締
めた状態の縦断面図。
【図2】第一実施例であり、ノズルを緩めてピストンを
上昇させた状態の縦断面図。
【図3】第一実施例であり、液体室に液体が吸込まれて
いる状態の縦断面図。
【図4】第一実施例であり、液体の吸込み完了から吐出
に至る状態の縦断面図。
【図5】第一実施例であり、液体の吐出完了状態の縦断
面図。
【図6】第二実施例であり、ノズルを完全に締めた状態
の縦断面図。
【図7】第二実施例であり、ピストンが上昇して弁体を
保持した状態、または液体吐出完了状態の縦断面図。
【図8】第二実施例であり、スプールが最上昇位置に到
達した状態の縦断面図。
【図9】第二実施例であり、ピストンが上死点に到達
し、弁体に対する保持力が解消された状態の縦断面図。
【図10】第二実施例であり、スプールが自重で下降し
て吸込通路を閉じた状態の縦断面図。
【図11】従来例を示す半縦断面図である。
【符号の説明】
1 容器 2 タンク 6 ピストン 7 液体室 13 吸込通路 16 ボール弁(吸込弁) 17 吐出通路 17a ポート 20 ボール弁(吐出弁)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダ形状のタンクを容器内に挿入
    し、該タンク内にピストンを摺動自在に挿入することに
    より、該タンク内に液体室を形成するとともに、該タン
    ク内部から外部に亘って配置されるステムと前記ピスト
    ンとを一体成形するとともに、ステムにはタンクの外部
    と液体室とを連通する吐出通路を設け、容器内と液体室
    とを連通する吸込通路を設け、該吸込通路には、液体室
    の容積を拡大する方向にピストンが移動すると開き、液
    体室の容積が縮小する方向にピストンが移動すると閉じ
    る吸込弁を設け、前記吐出通路には、吐出通路と同心状
    のポートを設け、ポート付近に、液体室の容積を拡大す
    る方向にピストンが移動すると閉じ、液体室の容積を縮
    小する方向にピストンが移動すると開く吐出弁を設けた
    ことを特徴とするポンプ。
JP1370792U 1992-02-12 1992-02-12 ポンプ Withdrawn JPH0563660U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1370792U JPH0563660U (ja) 1992-02-12 1992-02-12 ポンプ

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1370792U JPH0563660U (ja) 1992-02-12 1992-02-12 ポンプ

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ID=11840700

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JP1370792U Withdrawn JPH0563660U (ja) 1992-02-12 1992-02-12 ポンプ

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JP (1) JPH0563660U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100485940B1 (ko) * 1996-05-31 2005-08-11 칼마르 인코포레이티드 액체펌프분배기

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19960606