JPH0563350U - 引出しを有する袖キャビネット - Google Patents

引出しを有する袖キャビネット

Info

Publication number
JPH0563350U
JPH0563350U JP1300492U JP1300492U JPH0563350U JP H0563350 U JPH0563350 U JP H0563350U JP 1300492 U JP1300492 U JP 1300492U JP 1300492 U JP1300492 U JP 1300492U JP H0563350 U JPH0563350 U JP H0563350U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
drawer
side plate
sleeve cabinet
drawers
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1300492U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2537077Y2 (ja
Inventor
正昭 徳田
薫 宮本
広永 小畑
徹也 狩野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Itoki Corp
Original Assignee
Itoki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Itoki Corp filed Critical Itoki Corp
Priority to JP1300492U priority Critical patent/JP2537077Y2/ja
Publication of JPH0563350U publication Critical patent/JPH0563350U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2537077Y2 publication Critical patent/JP2537077Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)
  • Assembled Shelves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 同一構成の引出しを用いて、机の左右どちら
の側にも配設可能にその側板を容易に左右組替え可能と
してなる引出しを有する袖キャビネットを提供する点に
ある。 【構成】 机の側位に配設してなる引出しを有する袖キ
ャビネットにおいて、本体ケース(1)内に引き出し可能
に装着した引出し(2)の左右一側のみに側板(8)を設け
て引き出した状態で他側から利用できるようになすとと
もに、前記側板を取付具(17)を介して左右組替え可能と
してなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、引出しを有する袖キャビネットに係わり、更に詳しくは引出しの側 板を極めて容易に左右組替え可能となした引出しを有する袖キャビネットに関す る。
【0002】
【従来の技術】
従来、机の側位に配設してなる袖キャビネットの本体ケース内に引き出し可能 装着し、左右一側のみに側板を設けて引き出した状態で他側から利用できるよう になした引出しにおいては、前記側板は引出し前板と後板に直接ネジ止め若しく は溶接によって取付けられていた。しかも、ネジ止めの場合には、外観性を高め る要請からそのネジが露出しない位置に設定されていることが多い。
【0003】 従って、側板を溶接にて取付けている場合には、その側板の左右組替えが不可 能であるため問題外であるが、ビス止めにて取付けている場合にも、前述の理由 からその側板の左右取替えが困難であり、仮に側板を組替えようとするならば、 前板や後板をも分解する必要があり、事実上不可能である。
【0004】 尚、袖キャビネットは机の左側と右側の何れの側に配設するかで、引出しの側 板を左右どちらに設定するかの要請が生じるが、従来は左用と右用の2種類の引 出しを用意していたので、コスト高となっていた。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案が前述の状況に鑑み、解決しようとするところは、同一構成の引出しを 用いて、机の左右どちらの側にも配設可能にその側板を容易に左右組替え可能と してなる引出しを有する袖キャビネットを提供する点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】 本考案は、前述の課題解決のために、机の側位に配設してなる引出しを有する 袖キャビネットにおいて、本体ケース内に引き出し可能に装着した引出しの左右 一側のみに側板を設けて引き出した状態で他側から利用できるようになすととも に、前記側板を取付具を介して左右組替え可能としてなる引出しを有する袖キャ ビネットを構成した。
【0007】
【作用】
以上の如き内容からなる本考案の引出しを有する袖キャビネットは、引出しの 左右一側のみに取付具を介して側板を取付けて、他側から物品の取出し、収容を 可能となしたものであり、そして取付具を外して側板を正面視において左右組替 え可能とし、この場合にも側板を取付けた側と反対側からの使用を可能とし、も って机の左右両側の選択された側位に配設可能としたものである。
【0008】
【実施例】
次に添付図面に示した実施例に基づき更に本考案の詳細を説明する。
【0009】 図1〜図3は本考案に係る袖キャビネットAを示し、図中1は本体ケース、2 は本体ケース1から引き出した状態の引出しをそれぞれ示している。本体ケース 1は、前面開放した箱型を有し、その内部に引出し2を収容可能となし、サスペ ンションレール3によって前記引出し2を引き出し、押し込み可能となしている 。
【0010】 引出し2は、ベース板4の前端に前板5を立設するとともに、後端に後板6を 立設し、該前板5と後板6間の上位に棚板7を渡設し、そして棚板7の上方一側 には本考案の側板8を取付けたものである。尚、前記棚板7の下方空間は両側に 開放しており、左右両側から物品の取出しが可能となっており、図示したものは この下方空間の後部寄りであってベース板4と棚板7間に仕切板9を立設すると ともに、前板5と仕切板9間に上下位置の変更可能な小棚10,…を取付けている 。また、引出し2の引き出し、押し込み動作をスムーズにするために、ベース板 4の前端部下面両側にキャスター11,11を取付け、本体ケース1内に引出し2を 格納した際にこのキャスター11が収容すべく本体ケース1の下面に切欠12を形成 している。
【0011】 次に、前記側板8を引出し2に左右組替え可能に取付けるための構造について 図4及び図5に基づき説明する。図示したものは、側板8と前板5及び棚板7と の連結部分を示したが、後板6との連結も同様である。即ち、前記前板5の背面 両側部とそれに対応する後板6の前面両側部に縦長孔13,13を形成するとともに 、該縦長孔13直下の棚板7の上面4隅部に係合孔14,14を形成する。また、前記 側板8の両側端面には、側方及び下方開放した縦溝15,15を形成し、該縦溝15の 内面上部に螺孔16を形成する。そして、該縦溝15内に取付具17を嵌合し、該取付 具17の上部に形成した貫通孔18に側方からネジ19を挿入して前記螺孔16に螺合し て固定可能にしている。該取付具17を介して前記前板5と棚板7に側板8を取付 けるのである。
【0012】 前記取付具17は、側面中央部に前記縦長孔13に係合するピン20を突設するとと もに、下端に前記係合孔14に嵌入し得るダボ21を突設したものである。尚、前記 ネジ19を貫通孔18に挿入した際に、ネジ19の頭部が取付具17の側面から突出しな いことが好ましく、そのために貫通孔18の外側部にはネジ19の頭部を収容し得る 座ぐり部を形成している。しかし、取付具17を側板8の縦溝15に取付けた際に、 側板8の側端面と該取付具17の側面との間にネジ19の頭部を収容し得る間隙が形 成されていれば、前記座ぐり部は不要である。
【0013】 また、前記縦長孔13の上下位置及び開口長さは、前記取付具17を垂直となして ダボ21を係合孔14に嵌入してその下端面を棚板7の上面に当接した状態で前記ピ ン20が縦長孔13の最下端部に位置するように設定するとともに、ピン20が縦長孔 13の最上端部に位置した際にはピン20が係合孔14から抜け出る位置に設定してい る。
【0014】 しかして、前記取付具17を用いて側板8を引出し2に取付けるには、先ず図4 に示したように取付具17の上端を外側方へ傾斜させ貫通孔18を前板5から側方へ 露出させた状態で、ピン20を前板5の選択された一側の縦長孔13に挿入する。次 に、前述の傾斜状態の取付具17の上端から側板8の縦溝15をスライド係合させて 、該縦溝15内に取付具17を完全に嵌合させた後、ネジ19を側方から貫通孔18に挿 入して側板8の螺孔16に螺合して固定する。そして、取付具17と一体となった側 板8を持ち上げると、ピン20が縦長孔13内で上方へ移動して縦長孔13の最上端部 に位置し、その状態で側板8を垂直に起こす。最後に、側板8を押し下げると、 ピン20が縦長孔13内で下方へ移動して縦長孔13の最下端部に位置するとともに、 ダボ21が棚板7の係合孔14に嵌入して取付けが完了する。この取付状態を図5に 示している。前記取付具17を用いて側板8を後板6と棚板7に取付ける作業も同 時に行うのである。
【0015】 また、側板8を左右他側に組替えるには、先ず側板8を持ち上げてダボ21を係 合孔14から抜き、そしてネジ19が露出するまで前記側板8を外側方へ回転させて 倒し、それからネジ19を外した後、側板8を取付具17から抜き去り、取付具17を 前板5及び後板6から外す。そして、他側の縦長孔13を選択して前記同様に取付 具17のピン20を前板5と後板6の縦長孔13に挿入し、取付具17に側板8の縦溝15 を嵌合してネジ止め固定した後、該側板8を垂直に起こし、下方へ落し込みダボ 21と係合孔14を係合させるのである。
【0016】 尚、引出し2に側板8を取付けた状態で、側板8を不意に持ち上げると、側板 8が回転して倒れる恐れがあるので、取付状態を保持する適宜な構造を付与する ことがより好ましい。例えば、ダボ21の先端に抜け止め用の突起を設けたり、縦 長孔13の最下端部にピン20が位置した際に、該ピン20が上方へ不意に移動しない ように縦長孔13の内縁に突起を形成したりするのである。更に、側板8の適所と 前板5若しくは後板6の適所に、取付状態で抜け止め係合するように凸部と凹部 の対から抜け止め構造を付与することも可能である。しかし、何れの抜け止め構 造も、側板8を組替える際には、容易に外れることが必要である。
【0017】 また、本実施例では、前記側板8を前板5と後板6間の上位に設けた棚板7の 上方に設けたが、勿論ベース板4から上方全部に側板8を取付けることも可能で ある。
【0018】
【考案の効果】
以上にしてなる本考案の引出しを有する袖キャビネットは、机の側位に配設し てなる引出しを有する袖キャビネットにおいて、本体ケース内に引き出し可能に 装着した引出しの左右一側のみに側板を設けて引き出した状態で他側から利用で きるようになすとともに、前記側板を取付具を介して左右組替え可能としてなる ので、側板の左右組替え作業が極めて簡単に行え、従って同一構造の袖キャビネ ットであっても、机の側位の左右どちらの側でも設置可能となり、使用態様の変 更が容易になり、また二種類の構造の袖キャビネットを用意する必要がないので 、コストの低減化を図れるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】引出しを引き出した状態の袖キャビネットの斜
視図である。
【図2】袖キャビネットの簡略縦断側面図である。
【図3】同じく簡略縦断正面図である。
【図4】本考案の要部の一部省略分解斜視図である。
【図5】側板を取付けた状態の部分縦断面図である。
【符号の説明】
A 袖キャビネット 1 本体ケース 2 引出し 3 サスペンションレール 4 ベース板 5 前板 6 後板 7 棚板 8 側板 9 仕切板 10 小棚 11 キャスター 12 切欠 13 縦長孔 14 係合孔 15 縦溝 16 螺孔 17 取付具 18 貫通孔 19 ネジ 20 ピン 21 ダボ
フロントページの続き (72)考案者 小畑 広永 東京都渋谷区恵比寿南3丁目9番11号 有 限会社ヒロデザイン研究所内 (72)考案者 狩野 徹也 東京都渋谷区恵比寿南3丁目9番11号 有 限会社ヒロデザイン研究所内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 机の側位に配設してなる引出しを有する
    袖キャビネットにおいて、本体ケース内に引き出し可能
    に装着した引出しの左右一側のみに側板を設けて引き出
    した状態で他側から利用できるようになすとともに、前
    記側板を取付具を介して左右組替え可能としてなること
    を特徴とする袖キャビネットの引出し側板取付構造。
JP1300492U 1992-02-05 1992-02-05 引出しを有する袖キャビネット Expired - Lifetime JP2537077Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1300492U JP2537077Y2 (ja) 1992-02-05 1992-02-05 引出しを有する袖キャビネット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1300492U JP2537077Y2 (ja) 1992-02-05 1992-02-05 引出しを有する袖キャビネット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0563350U true JPH0563350U (ja) 1993-08-24
JP2537077Y2 JP2537077Y2 (ja) 1997-05-28

Family

ID=11821035

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1300492U Expired - Lifetime JP2537077Y2 (ja) 1992-02-05 1992-02-05 引出しを有する袖キャビネット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2537077Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021074434A (ja) * 2019-11-13 2021-05-20 コクヨ株式会社 ワゴン

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021074434A (ja) * 2019-11-13 2021-05-20 コクヨ株式会社 ワゴン

Also Published As

Publication number Publication date
JP2537077Y2 (ja) 1997-05-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH05228022A (ja) 組立机
JPH0563350U (ja) 引出しを有する袖キャビネット
JPH06225819A (ja) 引出しを有するキャビネット
JP2542263Y2 (ja) 引出し付き机
JPH0242199Y2 (ja)
JPH0420263Y2 (ja)
JPH023306Y2 (ja)
JP2528423Y2 (ja) コーナー棚
JPH0437464Y2 (ja)
JPH0614582Y2 (ja) 引出し装置
JP2003111621A (ja) キャビネット
KR960001279Y1 (ko) 일용품 캐비넷
JPH0464236U (ja)
JP3218382U (ja) 連結構造を有するラックフレーム
JPS634451Y2 (ja)
KR200401434Y1 (ko) 액자
JP4308987B2 (ja) コーナー机
JPS637075Y2 (ja)
JPH0521Y2 (ja)
JP2508086Y2 (ja) 机上棚におけるトレ―装置
JPS6212335Y2 (ja)
JPS6034181Y2 (ja) 組立て家具における棚板取付装置
JPS6244669Y2 (ja)
JPH0535722Y2 (ja)
JP2000308530A (ja) 収納家具の側板

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19970114