JPH056331B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH056331B2 JPH056331B2 JP58048408A JP4840883A JPH056331B2 JP H056331 B2 JPH056331 B2 JP H056331B2 JP 58048408 A JP58048408 A JP 58048408A JP 4840883 A JP4840883 A JP 4840883A JP H056331 B2 JPH056331 B2 JP H056331B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- short
- coil
- air
- circuit
- reactor
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 7
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 4
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- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 2
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 2
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
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- 230000017105 transposition Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F37/00—Fixed inductances not covered by group H01F17/00
- H01F37/005—Fixed inductances not covered by group H01F17/00 without magnetic core
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Regulation Of General Use Transformers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は空心リアクトルに関するものであ
る。
る。
たとえば、電力系統に使用される交流フイルタ
は、リアクトル、コンデンサ、および抵抗によつ
て構成される。この場合、リアクトルとしては、
第1図および第2図に示すような電磁しやへい空
心タイプのリアクトルを用いることがある。すな
わち、第1図で、1は空心のコイル、2はタツプ
コイル、3は銅またはアルミニウム等の非磁性導
電性シールドでコイル1の周囲に配置している。
また第2図では、前記シールド3の代わりに、両
端が短絡された短絡コイル4を軸方向に複数個積
み上げたもので、シールド3と同様、磁束の外部
流出を防ぐものである。そしていずれの場合も、
タツプコイル2をコイル1の中央付近に配置し、
図示しないタツプ切換器を介してタツプコイルを
コイル1に接続したり、あるいは非接続とするこ
とにより、コイル1の総ターン数を変更してリア
クトルのインダクタンス調整を行ない得るように
なつている。なお、通常これらは鉄製のタンク内
に収納して使用する。
は、リアクトル、コンデンサ、および抵抗によつ
て構成される。この場合、リアクトルとしては、
第1図および第2図に示すような電磁しやへい空
心タイプのリアクトルを用いることがある。すな
わち、第1図で、1は空心のコイル、2はタツプ
コイル、3は銅またはアルミニウム等の非磁性導
電性シールドでコイル1の周囲に配置している。
また第2図では、前記シールド3の代わりに、両
端が短絡された短絡コイル4を軸方向に複数個積
み上げたもので、シールド3と同様、磁束の外部
流出を防ぐものである。そしていずれの場合も、
タツプコイル2をコイル1の中央付近に配置し、
図示しないタツプ切換器を介してタツプコイルを
コイル1に接続したり、あるいは非接続とするこ
とにより、コイル1の総ターン数を変更してリア
クトルのインダクタンス調整を行ない得るように
なつている。なお、通常これらは鉄製のタンク内
に収納して使用する。
ところで、フイルタ用リアクトルとしては、コ
ンデンサと組合わせて直列共振回路を構成する
が、共振特性を正確に実現するため、リアクト
ル・コンデンサの製作誤差をリアクトルのインダ
クタンスで調整する前記タツプコイル2がリアク
トルに組込まれる。このときのタツプは、たとえ
ば1%ステツプで±3%の調整範囲といつた微少
なインダクタンス変化が要求される。
ンデンサと組合わせて直列共振回路を構成する
が、共振特性を正確に実現するため、リアクト
ル・コンデンサの製作誤差をリアクトルのインダ
クタンスで調整する前記タツプコイル2がリアク
トルに組込まれる。このときのタツプは、たとえ
ば1%ステツプで±3%の調整範囲といつた微少
なインダクタンス変化が要求される。
しかしながら、通常コイル1の総ターン数は
100ターン前後〜数百ターン程度のことが多く、
1%ステツプ相当を実現するタツプコイル2のタ
ーン数は数ターン以下で1ターン、2ターンとな
るものもある。このようにターン数の少ないタツ
プコイルはタツプリードの引出しが難しく、製作
に熟練を必要とするという欠点がある。また、タ
ツプリードは前記例では6タツプコイルとなり少
なくとも7本のリード配線を、コイル外に設置さ
れるタツプ切換器にまで引廻す必要があるが、高
電圧巻線の仕様の場合は絶縁処理が非常に面倒で
ある。さらに、ターン数が少ないため、タツプコ
イルを構成する並列導体の転位が充分に行なえ
ず、導体間の循環電流損による損失増加や局部過
熱といつた現象にも設計的な配慮が必要であつ
た。
100ターン前後〜数百ターン程度のことが多く、
1%ステツプ相当を実現するタツプコイル2のタ
ーン数は数ターン以下で1ターン、2ターンとな
るものもある。このようにターン数の少ないタツ
プコイルはタツプリードの引出しが難しく、製作
に熟練を必要とするという欠点がある。また、タ
ツプリードは前記例では6タツプコイルとなり少
なくとも7本のリード配線を、コイル外に設置さ
れるタツプ切換器にまで引廻す必要があるが、高
電圧巻線の仕様の場合は絶縁処理が非常に面倒で
ある。さらに、ターン数が少ないため、タツプコ
イルを構成する並列導体の転位が充分に行なえ
ず、導体間の循環電流損による損失増加や局部過
熱といつた現象にも設計的な配慮が必要であつ
た。
したがつて、この発明の目的は、巻線製作を困
難になることなくまた前記局部過熱を招来するこ
となくインダクタンス調整をすることができる空
心リアクトルを提供することである。
難になることなくまた前記局部過熱を招来するこ
となくインダクタンス調整をすることができる空
心リアクトルを提供することである。
この発明の一実施例を第3図に示す。すなわ
ち、この空心リアクトルは、空心のコイル1と、
両端を短絡した複数個の短絡コイル4′を空心の
コイル1の周囲の軸方向に積み上げてなる電磁シ
ールドとを備えた空心リアクトルにおいて、その
電磁シールドを形成する少なくとも一部の短絡コ
イル4′の両端に短絡コイル4″の短絡状態を開閉
する短絡開閉器6を設けている。また短絡開閉器
6を設けた短絡コイル4″の外周にはそれぞれ非
磁性導電性シールド7を設けているが、設計的に
はなくても良い場合もある。なお、5は短絡コイ
ル4′の両端を短絡するリード線である。
ち、この空心リアクトルは、空心のコイル1と、
両端を短絡した複数個の短絡コイル4′を空心の
コイル1の周囲の軸方向に積み上げてなる電磁シ
ールドとを備えた空心リアクトルにおいて、その
電磁シールドを形成する少なくとも一部の短絡コ
イル4′の両端に短絡コイル4″の短絡状態を開閉
する短絡開閉器6を設けている。また短絡開閉器
6を設けた短絡コイル4″の外周にはそれぞれ非
磁性導電性シールド7を設けているが、設計的に
はなくても良い場合もある。なお、5は短絡コイ
ル4′の両端を短絡するリード線である。
このように構成したため、短絡開閉器6を設け
た短絡コイル4″は、開閉器6が閉の状態では他
の短絡コイル4′と同様に磁束をしやへいするシ
ールドの役目をするが、開放状態では電流が流れ
ないので、コイル1で発生した磁束に対して何の
作用もしない。したがつて、この部分で短絡コイ
ル4″によるシールドが途切れた状態となるため、
局部的に磁束が外周方向に拡がるようになる。こ
の結果、コイル1のインダクタンスは若干大きく
なる。このようにして、リアクトルのインダクタ
ンスの調整が、短絡コイル4″の開閉によつて行
なうことができる。
た短絡コイル4″は、開閉器6が閉の状態では他
の短絡コイル4′と同様に磁束をしやへいするシ
ールドの役目をするが、開放状態では電流が流れ
ないので、コイル1で発生した磁束に対して何の
作用もしない。したがつて、この部分で短絡コイ
ル4″によるシールドが途切れた状態となるため、
局部的に磁束が外周方向に拡がるようになる。こ
の結果、コイル1のインダクタンスは若干大きく
なる。このようにして、リアクトルのインダクタ
ンスの調整が、短絡コイル4″の開閉によつて行
なうことができる。
また、短絡開閉器6によつて開放される短絡コ
イル4″の外周に非磁性導電性シールド7を設け
るのは、磁束が鉄製タンクにまで到達したときの
タンクの局部過熱を防ぐためのもので、磁束の流
出量が少ないとか、タンク壁までの距離が充分に
あつて磁束が達しないような場合には不要であ
る。
イル4″の外周に非磁性導電性シールド7を設け
るのは、磁束が鉄製タンクにまで到達したときの
タンクの局部過熱を防ぐためのもので、磁束の流
出量が少ないとか、タンク壁までの距離が充分に
あつて磁束が達しないような場合には不要であ
る。
以上のように、この発明の空心リアクトルは、
電磁シールドを複数個の短絡コイルで構成し、そ
の一部の短絡コイルに短絡開閉器を設けたため、
従来のように巻線製作を困難にしたり局部過熱を
起すことなくインダクタンスを調整することがで
きるという効果がある。
電磁シールドを複数個の短絡コイルで構成し、そ
の一部の短絡コイルに短絡開閉器を設けたため、
従来のように巻線製作を困難にしたり局部過熱を
起すことなくインダクタンスを調整することがで
きるという効果がある。
第1図および第2図はそれぞれ別の従来例の断
面図、第3図はこの発明の一実施例の断面図であ
る。 1……空心のコイル、4′,4″……電磁シール
ドを形成する短絡コイル、6……短絡開閉器。
面図、第3図はこの発明の一実施例の断面図であ
る。 1……空心のコイル、4′,4″……電磁シール
ドを形成する短絡コイル、6……短絡開閉器。
Claims (1)
- 1 空心のコイルと、両端を短絡した複数個の短
絡コイルを前記空心のコイルの周囲軸方向に積み
上げてなる電磁シールドとを備えた空心リアクト
ルにおいて、前記電磁シールドを形成する少なく
とも一部の短絡コイルの両端に前記短絡コイルの
短絡状態を開閉する短絡開閉器を設けたことを特
徴とする空心リアクトル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58048408A JPS59172709A (ja) | 1983-03-22 | 1983-03-22 | 空心リアクトル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58048408A JPS59172709A (ja) | 1983-03-22 | 1983-03-22 | 空心リアクトル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59172709A JPS59172709A (ja) | 1984-09-29 |
JPH056331B2 true JPH056331B2 (ja) | 1993-01-26 |
Family
ID=12802474
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58048408A Granted JPS59172709A (ja) | 1983-03-22 | 1983-03-22 | 空心リアクトル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59172709A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8659380B2 (en) * | 2006-05-19 | 2014-02-25 | Abb Technology Ltd. | Reactor shield |
US8593244B2 (en) | 2008-09-18 | 2013-11-26 | The Boeing Company | Control of leakage inductance |
CA2878337C (en) * | 2012-07-09 | 2017-05-30 | Trench Limited | Sound mitigation for air core reactors |
CN107195429A (zh) * | 2017-04-28 | 2017-09-22 | 德保县广鑫贸易有限公司 | 一种具有保护作用的智能电感 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5763818A (en) * | 1980-10-06 | 1982-04-17 | Nissin Electric Co Ltd | Air-core reactor |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5118410Y2 (ja) * | 1971-01-29 | 1976-05-17 |
-
1983
- 1983-03-22 JP JP58048408A patent/JPS59172709A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5763818A (en) * | 1980-10-06 | 1982-04-17 | Nissin Electric Co Ltd | Air-core reactor |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59172709A (ja) | 1984-09-29 |
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