JPH056319U - 自在継手 - Google Patents

自在継手

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Publication number
JPH056319U
JPH056319U JP5253891U JP5253891U JPH056319U JP H056319 U JPH056319 U JP H056319U JP 5253891 U JP5253891 U JP 5253891U JP 5253891 U JP5253891 U JP 5253891U JP H056319 U JPH056319 U JP H056319U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spring
universal joint
vertical
adhesive member
horizontal spring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5253891U
Other languages
English (en)
Inventor
宗吉 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tamagawa Seiki Co Ltd
Original Assignee
Tamagawa Seiki Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tamagawa Seiki Co Ltd filed Critical Tamagawa Seiki Co Ltd
Priority to JP5253891U priority Critical patent/JPH056319U/ja
Publication of JPH056319U publication Critical patent/JPH056319U/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Standing Axle, Rod, Or Tube Structures Coupled By Welding, Adhesion, Or Deposition (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本考案は、自在継手に関し、ヒンジ体を構成す
る水平ばね体及び各縦ばねの端部にあらかじめ接着部材
を形成し、組立を容易化することを特徴とする。 【構成】本考案による自在継手は、十字形の水平ばね体
(13)に形成された複数の細長貫通孔(13aA,13aB)に、互
いに交差して配設する第1縦ばね(3)及び第2縦ばね(5)
を有し、前記水平ばね体(13)及び各縦ばね(3,5)を回転
駆動軸(10)及び被駆動回転体(16)に結合するようにした
自在継手において、前記水平ばね体(13)の各端部及び前
記各縦ばね(3,5)の端部には接着部材(30)が形成されて
いる構成である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自在継手に関し、特に、ヒンジ体を構成する水平ばね体及び各縦ば ねの端部にあらかじめ接着部材を形成し、組立を容易化するための新規な改良に 関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、用いられていたこの種の自在継手としては種々あるが、その中で代表的 なものについて述べると、図5で示される米国特許第4499778号公報に開示され た構成を挙げることができる。 すなわち、図5において輪状案内体1には十字形をなすヒンジ体2が設けられ 、このヒンジ体2の第1縦ばね3の両端には、一対の第1リング片4が設けられ ている。 また、このヒンジ体2の第2縦ばね5の両端には、一対の第2リング片6が設 けられ、前記各第1リング片4には回転駆動軸(図示せず)が結合され、前記各 第2リング片6には被駆動回転体(図示せず)が結合されている。 なお、前述の各リング片4,6は、第2リング片6の外径が第1リング片4の 外径よりも大径となるように構成され、各リング片4,6はヒンジ体2を介して 作動自在に結合されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の自在継手は、以上のように構成されているため、次のような課題が存在 していた。 すなわち、ヒンジ体2と各リング片6を結合させるためには、図5で示す薄い ロー材で構成された輪状の接着部材30をサンドイッチ状に必要個所に挿入して 溶融接着しなければならず、この接着部材30が極めて薄いが故に、その取扱い が難しく、そのために、組立作業時において、この薄いロー材が変形して損傷し やすく、各リング片との結合精度を一定に保つことが極めて困難であった。
【0004】 本考案は、以上のような課題を解決するためになされたもので、特に、ヒンジ 体を構成する水平ばね体及び各縦ばねの端部にあらかじめ接着部材を形成し、組 立を容易化するようにした自在継手を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案による自在継手は、十字形の水平ばね体に形成された複数の細長貫通孔 に、互いに交差して配設する第1縦ばね及び第2縦ばねを有し、前記水平ばね体 及び各縦ばねを回転駆動軸及び被駆動回転体に結合するようにした自在継手にお いて、前記水平ばね体の各端部及び前記各縦ばねの端部には接着部材が形成され ている構成である。
【0006】 さらに詳細には、前記接着部材は、ロー材よりなる構成である。
【0007】 さらに詳細には、前記接着部材は、ハンダよりなる構成である。
【0008】
【作用】
本考案による自在継手においては、水平ばね体の各端部及び各縦ばねの各端部 の面に、ロー材等の接着部材が層状にあらかじめ形成されているため、各端部を 回転駆動軸及び被駆動回転体の結合孔内に挿入し、加熱することによって接着部 材が溶融して各端部を結合孔に固定することができる。
【0009】
【実施例】
以下、図面と共に本考案による自在継手の好適な実施例について詳細に説明す る。 なお、従来例と同一又は同等部分については、同一符号を用いて説明する。 図1から図4までは本考案による自在継手を示すもので、図1は分解斜視図、 図2は図1の水平ばね体を示す断面図、図3は水平ばね体を他の部材に結合する 状態を示す要部の拡大断面図、図4は図3の結合状態を示す断面図である。
【0010】 図1において符号10で示されるものは一対の腕部11を有する回転駆動軸で あり、この各腕部11の十字形をなす保持孔12内には、十字形をなす水平ばね 体13の一対の第1ばね片13a及びこの各第1ばね片13aに形成された一対 の第1細長貫通孔13aAに挿入して設けられた第2縦ばね5の端部5aとが挿 入されている。
【0011】 前記水平ばね体13の中心の中心孔13Aに設けられた柱状案内体1には、複 数のガイドスリット1a,1b,1cが形成されており、このガイドスリット1 b,1cには前記第2縦ばね5が挿入されている。
【0012】 前記水平ばね体13の第2ばね片13bの第2細長貫通孔13aBの下方から は、第2縦ばね5よりも長く形成された第1縦ばね3が挿入され、この第1縦ば ね3は前記柱状案内体1のガイドスリット1aに挿入されていると共に、この第 1縦ばね5の上部には、キャップ14が装着されている。
【0013】 前記水平ばね体13と各縦ばね3,5により全体形状が十字形をなすと共に、 その断面形状も十字形をなすヒンジ体2を構成している。
【0014】 前記回転駆動軸10の外側には、一対のスリット15aを有するリング体15 が、非接触状態でかつ同軸状に位置しており、このスリット15aには前記第1 縦ばね3の各端部3aが挿入されていると共に、この各端部3aは、このリング 体15の外周に設けられた被駆動回転体16のスリット16aに挿入されている 。
【0015】 従って、この回転駆動軸10の回転は、ヒンジ体2の第1縦ばね3及び水平ば ね13の第2ばね片13bを介して被駆動回転体16に伝達される。
【0016】 さらに、前記水平ばね体13に設けられた第1縦ばね3の長さ及び板厚又は板 幅は、第2縦ばね5の長さ及び板厚又は板幅よりも大に構成され、各縦ばね3, 5の長さが異なるにも拘わらず、同一ばね定数となるように構成されている。
【0017】 さらに、前述の水平ばね体13の各ばね片13a,13bの端部の面には、図 2で示すように、ロー材又はハンダ等からなる接着部材30があらかじめ形成さ れていると共に、前記中心孔13Aの周囲にも前記接着部材30が輪状にあらか じめ形成されている。
【0018】 前記各縦ばね3,5の各端部3a,5aにも、前述と同様の接着部材30が形 成されており、これらの水平ばね体13及び縦ばね3,5を回転駆動軸10及び 被駆動回転体16の保持孔12又はスリット16a等に結合させる場合は、図3 ,図4で示されるように、水平ばね体13及び縦ばね3,5の端部を図3のよう に保持孔12又はスリット16a等の中へ挿入し、加熱すると、図4で示すよう に接着部材30が溶融して固着するため、保持孔12又はスリット16aとの結 合を容易に達成することができる。
【0019】
【考案の効果】
本考案による自在継手は、以上のように構成されているため、次のような効果 を得ることができる。 すなわち、接着部材があらかじめ水平ばね体及び各縦ばねに形成されているた め、自在継手の組立が極めて容易となる。 また、従来のように極薄の接着部材を用いる必要がないため、作業性が大幅に 向上すると共に、この接着部材の量を正確に調整することにより、その結合個所 に最適なロー付条件を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による自在継手を示す分解斜視図であ
る。
【図2】図1の水平ばね体を示す断面図である。
【図3】水平ばね体を他の部材に結合する状態を示す要
部の拡大断面図である。
【図4】図3の結合状態を示す断面図である。
【図5】従来の自在継手を示す斜視図である。
【符号の説明】
3 第1縦ばね 5 第2縦ばね 10 回転駆動軸 13 水平ばね体 13aA 細長貫通孔 13aB 細長貫通孔 16 被駆動回転体

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 十字形の水平ばね体(13)に形成された複
    数の細長貫通孔(13aA,13aB)に、互いに交差して配設す
    る第1縦ばね(3)及び第2縦ばね(5)を有し、前記水平ば
    ね体(13)及び各縦ばね(3,5)を回転駆動軸(10)及び被駆
    動回転体(16)に結合するようにした自在継手において、
    前記水平ばね体(13)の各端部及び前記各縦ばね(3,5)の
    端部には接着部材(30)が形成されている構成よりなるこ
    とを特徴とする自在継手。
  2. 【請求項2】 前記接着部材(30)は、ロー材よりなるこ
    とを特徴とする請求項1記載の自在継手。
  3. 【請求項3】 前記接着部材(30)は、ハンダよりなるこ
    とを特徴とする請求項1記載の自在継手。
JP5253891U 1991-07-08 1991-07-08 自在継手 Pending JPH056319U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5253891U JPH056319U (ja) 1991-07-08 1991-07-08 自在継手

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5253891U JPH056319U (ja) 1991-07-08 1991-07-08 自在継手

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH056319U true JPH056319U (ja) 1993-01-29

Family

ID=12917553

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5253891U Pending JPH056319U (ja) 1991-07-08 1991-07-08 自在継手

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JP (1) JPH056319U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4912179A (ja) * 1972-05-19 1974-02-02
JPS5242982A (en) * 1976-05-31 1977-04-04 Hisaka Works Ltd Dyeing apparatus

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4912179A (ja) * 1972-05-19 1974-02-02
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