JPH0563164A - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置

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JPH0563164A
JPH0563164A JP22434091A JP22434091A JPH0563164A JP H0563164 A JPH0563164 A JP H0563164A JP 22434091 A JP22434091 A JP 22434091A JP 22434091 A JP22434091 A JP 22434091A JP H0563164 A JPH0563164 A JP H0563164A
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JP
Japan
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memory cell
line
segment
bit line
word line
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Withdrawn
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JP22434091A
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English (en)
Inventor
Shonosuke Ueno
庄之助 上野
Masaru Kuki
優 九鬼
Yukio Kitaguchi
幸生 北口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】メモリセルアレイのコラムを複数のセグメント
コラムに分割し、選択したセグメントコラムのみをビッ
トラインに導通させることにより、選択しないセグメン
トコラムには、ビットライン上の信号が伝達されない。 【効果】書込み時のストレス印加時間が短縮されるた
め、ディスターブの発生が低減し、動作の信頼性が向上
する。この結果、信頼性の高いFLASH型EEPRO
Mが提供される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は不揮発性半導体記憶装置
に関し、特に、データの書込みが電気的に可能で、しか
も、データの消去が電気的に一括またはブロック単位で
可能な不揮発性半導体記憶装置(以下、「FLASH型
EEPROM」とする)に関する。
【0002】
【従来の技術】図1(a)は、従来のFLASH型EE
PROMのメモリセルを構成するメモリセルトランジス
タ(フローティングゲート形トランジスタ)11の模式
的な斜視図である。このフローティングゲート形トラン
ジスタ11は、半導体基板(不図示)の表面に形成され
たソース13a及びドレイン12aと、半導体基板上に
形成されたゲート絶縁膜(不図示)と、ゲート絶縁膜上
に形成されたフローティングゲート11a、フローティ
ングゲート11aの上部を覆うコントロールゲート(制
御ゲート)11b及びイレースゲート(消去ゲート)1
1cを有している。
【0003】図1(b)は、1つのメモリセルに関し
て、フローティングゲート形トランジスタ、ビットライ
ンBLA、ビットラインBLB、ワードラインWL及び
イレースゲートラインEGの相互接続の等価回路を示し
ている。図1(b)に示されるように、フローティング
ゲート形トランジスタのコントロールゲート11aは、
ワードラインWLに接続され、イレースゲート11c
は、コンデンサを介してイレースゲートラインEGに接
続される。ソース13aはビットラインBLAに接続さ
れ、ドレイン12aはビットラインBLBに接続され
る。
【0004】図2は、図1(b)に示されるメモリセル
が行列状に配されたメモリセルアレイ(256Kビッ
ト)の等価回路の一部を示している。この従来技術のメ
モリセルアレイは、512列のコラムと512行のロウ
とから構成され、各コラム及び各ロウは、512個のメ
モリセルを含んでいる。図2に於て、WLはワードライ
ンを、BLはビットラインを、EGはイレースゲートラ
インを示している。
【0005】メモリセルアレイは、回路動作上、複数の
ブロックに分割される場合がある。上記のメモリセルア
レイが32個のブロックに分割されているとすると、1
ブロックにつき16本のワードラインが接続される。
【0006】フローティングゲート形トランジスタのメ
モリセルにデータを書き込む場合、ワードラインWLは
VCC(12ボルト)に、ビットラインBLAはGND
(0ボルト)に、ビットラインBLBはYセレクタに接
続され、ビットラインBLBには8ボルトの電圧が印加
される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来技術においては、図2に示されるように、各ビット
ラインには512個のメモリセルのドレインが接続さ
れ、これらのドレインとビットラインとは常に電気的導
通状態にある。このため、1本のコラムに属する512
個のメモリセルから選択された1個のメモリセルに書込
みを行っている間、選択されていない511個のメモリ
セルのドレインにも高い電圧(8ボルト)が印加され
る。このため、それらのメモリセル内のメモリセルトラ
ンジスタのフローティングゲートから、蓄積された電荷
が流出し、書き込まれたデータが消滅することがある。
この現象はディスターブと呼ばれ、FLASH型EEP
ROMの信頼性を低下させる。
【0008】36個のブロックに分割された上記メモリ
セルアレイを有する従来のFLASH型EEPROMに
於いては、1個のメモリセルのプログラムに要する時間
を100マイクロ秒(μs)とし、書換え回数を100
0回とすると、49.6秒(=100μs×31ブロッ
ク×16本(1ブロック当りのワードラインの本数)×
1000回)の間、各メモリセルにストレスが印加され
ることとなる。このため、従来のFLASH型EEPR
OMに於いては、ディスターブが生じやすいという問題
がある。また、従来技術によれば、メモリセル数の増加
がストレス印加時間のいっそうの増加を招き、信頼性の
低下を増長するため、FLASH型EEPROMの高集
積化が困難である。
【0009】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたものであり、その目的とするところは、書込み動作
時のストレス印加時間を短縮し、ディスターブの生じに
くい信頼性の高い不揮発性半導体記憶装置を提供するこ
とにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の不揮発性半導体
記憶装置は、行列状に配された複数のメモリセルを有す
るメモリセルアレイと、アドレス信号により特定される
メモリセルを該複数のメモリセルから選択するメモリセ
ル選択手段と、該メモリセル選択手段を該複数のメモリ
セルに電気的に接続するための複数のビットライン及び
ワードラインとを備えた不揮発性半導体記憶装置であっ
て、該メモリセルアレイは複数のコラムを有し、該複数
のコラムの各々は、複数のセグメントコラムに分割さ
れ、該複数のセグメントコラムの各々は、複数のフロー
ティングゲート形トランジスタと、該複数のフローティ
ングゲート形トランジスタのソースを相互に接続するソ
ースラインと、該ソースラインを該複数のビットライン
の一つに接続するトランスファゲートを有し、該メモリ
セル選択手段は、アドレス信号により特定されるメモリ
セルに接続されているビットラインを、該複数のビット
ラインから選択するビットライン選択手段と、該アドレ
ス信号により特定される該メモリセルが属する該セグメ
ントコラム内の該トランスファゲートをオープンし、該
セグメントコラム内の該ソースラインと該選択されたビ
ットラインとの間を電気的導通状態にするセグメントコ
ラム選択手段と、該アドレス信号により特定される該メ
モリセルに接続されているワードラインを、該アドレス
信号により特定される該メモリセルが属する該ブロック
内の該複数のメモリセルに接続された該複数のワードラ
インから選択するセグメントワードライン選択手段とを
有し、そのことにより上記目的が達成される。
【0011】
【実施例】以下に、本発明を実施例について説明する。
本実施例のFLASH型EEPROM(記憶容量256
K)は、行列状に配された複数のメモリセルを有するメ
モリセルアレイと、アドレス信号により特定されるメモ
リセルを複数のメモリセルから選択するメモリセル選択
手段と、メモリセル選択手段を複数のメモリセルに電気
的に接続する複数のビットライン及びワードラインとを
備えている。なお、本実施例のメモリセルは、図1
(a)に示されるフローティングゲート形トランジスタ
11から構成されている。
【0012】まず、図3を参照しながら、本実施例のメ
モリセルアレイ1の構成を説明する。本実施例のメモリ
セルアレイ1は、512列のコラムと512行のロウか
ら構成されている。各コラムは、8個のセグメントコラ
ムに分割されている。また、メモリセルアレイ1は、図
3に示されるように、複数のブロックに分割されてい
る。本実施例では、ブロック1からブロック8までの8
個のブロックに分割されている。図3に示されているブ
ロックi(i=1から8迄の自然数)は、各々、平行に
配された512列のセグメントコラムから構成されてい
る。セグメントコラムの各々は、64個のメモリセルを
含むので、各コラムは、512個(=64個×8)のメ
モリセルを含んでいる。従って、メモリセルアレイ1
は、218個(=512個×512列)のメモリセルを含
んでいる。
【0013】図5は、メモリセルアレイ1の等価回路の
一部を示している。図5に於て、WLはワードライン
を、BLはビットラインを、EGはイレースゲートライ
ンを示している。図5に於てビットラインBL2及びビ
ットラインBL3に囲まれたコラムに属するセグメント
コラムの一部の平面レイアウトが、図4に示されてい
る。以下、主として図4を参照しながら、セグメントコ
ラムの構成を説明する。
【0014】図4に示される本実施例のセグメントコラ
ムは、64個のフローティングゲート形トランジスタ1
1と、64個のフローティングゲート形トランジスタ1
1のソース13a(図4に於て不図示。図1(a)を参
照)を相互に接続するソース拡散ライン13と、64個
のフローティングゲート形トランジスタのドレインを1
2a(図4に於て不図示。図1(a)を参照)を相互に
接続するドレイン拡散ライン12と、ソース拡散ライン
13を仮想接地ライン17に接続する1個のトランスフ
ァゲート15と、ドレイン拡散ライン12をビットライ
ン16に接続する1個のトランスファゲート14とを有
している。ここで、図4に於けるビットライン16は、
図5に於けるビットラインBL3に対応し、図4に於け
る仮想接地ライン17は、図5に於けるビットラインB
L2に対応している。
【0015】なお、ソース拡散ライン13は、図5に於
いてビットラインBL1とビットラインBL2とに囲ま
れたセグメントコラム(図4に於て不図示)のドレイン
拡散ラインを兼ねている。一方、ドレイン拡散ライン1
2は、図5に於いてビットラインBL3とビットライン
BL4とに囲まれたセグメントコラム(図4に於て不図
示)のソース拡散ラインを兼ねている。
【0016】ソース拡散ライン13及びドレイン拡散ラ
イン12は、半導体基板中に形成された不純物拡散層で
ある。同じコラムに属するソース拡散ライン13であっ
ても、異なるセグメントコラムに属するソース拡散ライ
ン13とは相互に絶縁分離されている。ドレイン拡散ラ
イン12についても同様である。
【0017】トランスファゲート14及び15は、セグ
メントコラム選択線20の一部をゲート電極とするMO
S型トランジスタである。トランスファゲート14のソ
ース及びドレインのうちの一方は、ドレイン拡散ライン
12に接続され、他方はコンタクトホール18を介して
ビットライン16に接続されている。トランスファゲー
ト15のソース及びドレインの一方は、ソース拡散ライ
ン13に接続され、他方はコンタクトホール19を介し
て仮想接地ライン17に接続されている。
【0018】図4に示されるように、ワードライン21
の一部分は、コントロールゲート形トランジスタ11の
コントロールゲート11bを兼ねている。ワードライン
21及びコントロールゲート11bは、多結晶シリコン
膜をパターニングすることにより作製される。イレース
ゲートライン22は、ワードライン21と平行に設けら
れ、イレースゲートライン22の一部はイレースゲート
11aを兼ねている。イレースゲートライン22は、ワ
ードライン21とともに、多結晶シリコン膜をパターニ
ングすることにより作製される。
【0019】次に、図3を参照しながら、メモリセルア
レイ1内の218個のメモリセルから、アドレス信号に応
じてメモリセルを選択する手段である「メモリセル選択
手段」を説明する。なお、アドレス信号は、アドレス入
力端子A0〜A15に入力される入力信号により構成さ
れる。以下の説明に於て、これらの入力信号を、A0〜
A15で表現する。このアドレス信号A0〜A15は、
アドレスバッファ50を介して、メモリセル選択手段に
入力される。
【0020】本実施例のメモリセル選択手段は、アドレ
ス信号A0〜A15により特定されるメモリセルに接続
されているワードラインを複数のワードラインから選択
するためのワードライン選択手段(ワードライン選択回
路2)と、アドレス信号により特定されるメモリセルに
接続されているビットラインを複数のビットラインから
選択するためのビットライン選択手段(ビットライン選
択回路9)とを有している。
【0021】ワードライン選択回路2は、セグメントコ
ラム選択回路3とセグメントワードライン選択回路4と
を有している。これらの回路の接続の仕方は、図7に更
に詳しく示されている。セグメントコラム選択回路3
は、アドレスバッファ50から入力信号A13〜A15
を受け取って、デコードし、信号B0〜B7を発生する
回路である。信号B0〜B7は、8個のブロックに対応
する8本のセグメントコラム選択線に同時に送出され
る。1本のセグメントコラム選択線は、1つのブロック
に属する512個のトランスファゲートに接続されてい
る。
【0022】こうして、セグメントコラム選択回路3
は、アドレス信号により特定されるメモリセルが属する
ブロック内のトランスファゲートのみをオープンする。
この結果、アドレス信号により特定されるメモリセルが
属するセグメントコラム内のソース拡散ラインと、その
セグメントコラムが属するコラムに接続するビットライ
ンとの間を、電気的に導通した状態にする。
【0023】このように本実施例によれば、選択された
ビットラインは、同一コラムに属する複数のセグメント
コラムのうち、セグメントコラム選択回路3により選択
されたセグメントコラム内のメモリセルにのみ電気的に
接続される。
【0024】セグメントワードライン選択回路4は、u
デコーダ6、vデコーダ7、wデコーダ8、及びRデコ
ーダ5を有している。uデコーダ6は、アドレスバッフ
ァ50から入力信号A6〜A7を受け取って、デコード
し、信号u0〜u3を発生する。vデコーダは、アドレ
スバッファ50から入力信号A8〜A9を受け取って、
デコードし、信号v0〜v3を発生する。wデコーダ
は、アドレスバッファ50から入力信号A10〜A12
を受け取って、デコードし、信号w0〜w7を発生す
る。Rデコーダは、u、v、wデコーダ6、7、8から
信号を受け取って、デコードし、ワードライン選択信号
WL0〜WL63を発生する。ワードライン選択信号W
L0〜WL63は、各セグメントコラムの64本のワー
ドラインに同時に送出され、各セグメントコラム内の6
4本のワードラインから1本のワードラインを選択す
る。
【0025】このようにして、セグメントコラム選択回
路3とセグメントワードライン選択回路4とにより、5
12本のワードラインから、ビットラインと電気的に接
続される1本のワードラインが選択される。
【0026】本実施例のビットライン選択回路9は、ア
ドレス信号により特定されるメモリセルに接続されてい
る8本のビットラインを、512本のビットラインから
選択する。このビットライン選択回路9は、Yプリデコ
ーダ60、Yセレクタ62、BSプリデコーダ61、及
びBSセレクタ63を有している。Yプリデコーダ60
は、アドレスバッファ50から入力信号A0〜A2を受
け取って、デコードし、信号Y0〜Y7を発生する。Y
セレクタ62は、信号Y0〜Y7を受け取る。BSプリ
デコーダ61は、アドレスバッファ50から入力信号A
3〜A5を受け取って、デコードし、信号BS0〜BS
7を発生する。BSセレクタ63は、信号BS0〜BS
7を受け取る。
【0027】ビットライン選択回路9は、図6に示され
ているトランスファゲート回路を64組有している。図
6に示されているように、8組のトランスファゲート回
路には、各々、BSk(k=0〜7)が入力される。こ
の結果、8組のトランスファゲート回路を介して、64
本(=8本×8組)のビットラインから1本のビットラ
インが選択される。図3に示されるように、本実施例の
データ端子Diは8個存在する。データ端子Diの各々
には、8組のトランスファゲート回路を介して、64本
のビットラインが接続されている。
【0028】このように、Yセレクタ62及びBSセレ
クタ63は、受け取った信号Y0〜Y7及びBS0〜B
S7によって、各データ端子に接続されている64本の
ビットラインから、1本のビットラインを選択する。こ
の結果、全体として、メモリセルアレイ1の512本の
ビットラインから、データ端子の個数に対応する8本の
ビットラインが選択されることになる。なお、本実施例
では、選択されたビットラインの左に隣接するビットラ
インは接地される(仮想接地方式)。
【0029】次に、データの読み出しについて、本実施
例のFLASH型EEPROMの動作を説明する。
【0030】アドレス入力端子にアドレス入力信号A0
〜A15が印加されると、アドレスバッファ50を介し
て、入力信号A13〜A15がセグメントコラム選択回
路3に印加される。セグメントコラム選択回路3は、入
力信号A13〜A15をデコードして、目的のメモリセ
ルの属するセグメントコラムのセグメントコラム選択線
にセグメントコラム選択信号Biを送出する。以下、図
5に示されるメモリセルM21を選択する場合を一例と
して説明する。
【0031】まず、セグメントコラム選択信号Biによ
って、メモリセルM21の属するブロックに接続されて
いるセグメントコラム選択線20が選択されると、セグ
メントコラム選択線20の一部をゲート電極とするトラ
ンスファゲート15及び14がオン状態となり、選択さ
れたセグメントコラムのドレイン拡散ライン12及びソ
ース拡散ライン13が、それぞれ、ビットラインBL3
及びビットラインBL2に導通する。
【0032】セグメントワードライン選択回路4は、ア
ドレスバッファ50から入力信号A6〜A12を受け取
って、各セグメントコラムに接続される64本のワード
ラインから一本のワードラインを選択するために、ワー
ドライン選択信号WL0〜WL63を発生する。これに
よって、図5に示されるメモリセルM21の属するセグ
メントコラムに接続されている64本のワードラインW
L1〜WL64からワードラインWL1が選択される。
こうして、ワードラインWL1に接続されているメモリ
セルM21のデータがビットラインBL3に出力され
る。
【0033】ビットライン選択回路9は、アドレスバッ
ファ50から入力信号A0〜A5を受け取って、ビット
ラインBL3を含む8本のビットラインを選択し、セン
スアンプ・出力バッファ70を介して、メモリセルM2
1に記憶されているデータを8個のデータ端子Di(i
=0、1、・・・、7)のうちの1つ(例えばD0)に
出力する。このとき、他のデータ端子には、メモリセル
M21以外の選択された7個のメモリセルに記憶されて
いるデータが出力される。
【0034】次に、データの書込み及び消去について、
本実施例のFLASH型EEPROMの動作を説明す
る。まず、データ端子Di(i=0、1、・・・、7)
に入力データ信号を印加し、FLASH型EEPROM
の動作モードを書込みモードにすると、図3に示される
書込み制御回路72がPGM信号を出力する。PGM信
号は、電源切り替え回路73に入力される。その結果、
データ入力回路71、ワードライン選択回路2、及びビ
ットライン選択回路9の各々の電源端子に12ボルトの
電圧が与えられる。また、PGM信号によって、データ
入力回路71によってデータ端子Diに印加された入力
データ信号が12ボルト信号に変換され、それがビット
ラインに印加される。また、選択されたワードラインに
も、12ボルトの電圧が印加される。ビットライン及び
ワードラインの選択は、前述のメモリセル選択手段によ
り行われる。
【0035】データ端子Di(i=0、1、2、3、
4、5、6又は7)に、”LOW”信号が印加される
と、選択された8本のビットラインのうち、”LOW”
信号が印加されているデータ端子Diに接続されている
1本のビットラインに、12ボルトの電圧が与えられ
る。こうして、選択されたメモリセルのフローティング
ゲート形トランジスタのゲート及びドレインに12ボル
トの電圧が印加され、そのフローティングゲート形トラ
ンジスタの閾値電圧は5ボルト以上に増加する。この結
果、読み出し動作時においては、このメモリセルは常に
オフ状態に維持され、データ端子Diに”LOW”信号
が出力されることになる。
【0036】一方、データ端子Di(i=0、1、2、
3、4、5、6又は7)に、”HIGH”信号が印加さ
れている場合、選択された8本のビットラインのうち、
データ端子Diに接続されている1本のビットラインに
0ボルトの電圧が与えられる。この結果、選択されたメ
モリセルのフローティングゲート形トランジスタのゲー
トには12ボルトの電圧が印加されるが、そのドレイン
には0ボルトの電圧が印加されるため、そのフローティ
ングゲート形トランジスタの閾値電圧は1ボルト以下に
維持される。従って、読みだし動作時においては、この
メモリセルは常にオン状態にあり、データ端子Diに”
HIGH”信号が出力されることになる。こうして、書
込みが行われる。書込み時において、一つのメモリセル
に対するストレス印加時間は、1.6秒(=100μs
×1ブロック×16ワードライン×1000回)であ
る。
【0037】データを消去する場合、図3に示される高
電圧発生回路に5ボルトと12ボルトの電圧が印加さ
れ、VEG信号(35ボルト)が出力される。VEG信号
は、消去ブロック選択回路に入力される。セグメントコ
ラム選択回路の出力信号B0〜B7によって、アドレス
A13〜A15入力で指定されるブロックが選択される
と、選択されたブロックのイレースゲートELi(i=
0、1、・・・、8)に、消去ブロック選択回路からV
EG信号(35ボルト)が印加される。こうして、ブロッ
ク単位でデータの消去が実行される。
【0038】読みだし時、書込み時及び消去時におい
て、フローティングゲート形トランジスタの各部に印加
される電圧が図8に整理されている。
【0039】
【発明の効果】本発明によれば、書込み動作時に於てメ
モリセルにストレスが印加される時間が、著しく短縮さ
れる。その結果、書込み時におけるディスターブの発生
を低減することができ、不揮発性半導体記憶装置の信頼
性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、従来のFLASH型EEPROMの
メモリセルを構成するフローティングゲート形トランジ
スタの模式的な斜視図でり、(b)は、従来のFLAS
H形EEPROMにおけるメモリセルアレイ、ビットラ
イン、ワードライン及びイレースゲートラインの相互接
続の等価回路を示している。
【図2】従来のFLASH型EEPROMのメモリセル
アレイ(256Kビット)の等価回路図である。
【図3】本実施例のブロック図である。
【図4】セグメントコラムの一部を示す平面図である。
【図5】図5は、本実施例のメモリセルアレイの等価回
路図である。
【図6】ビットライン選択回路の一部を示す回路図であ
る。
【図7】ワードライン選択回路を示すブロック図であ
る。
【図8】読みだし時、書込み時及び消去時において、フ
ローティングゲート形トランジスタの各部に印加される
電圧を示す表である。
【符号の説明】
1 メモリセルアレイ 2 ワードライン選択回路 3 セグメントコラム選択回路 4 セグメントワードライン選択回路 5 Rデコーダ 6 uデコーダ 7 vデコーダ 8 wデコーダ 9 ビットライン選択回路 11a フローティングゲート 11b コントロールゲート 12 ドレイン拡散ライン 13 ソース拡散ライン 14 トランスファゲート 15 トランスファゲート 16 ビットライン 17 仮想接地ライン 21 ワードライン 22 イレースゲート 50 アドレスバッファ 60 Yプリデコーダ 62 Yセレクタ 61 BSプリデコーダ 63 BSセレクタ 70 センスアンプ・出力バッファ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】行列状に配された複数のメモリセルを有す
    るメモリセルアレイと、アドレス信号により特定される
    メモリセルを該複数のメモリセルから選択するメモリセ
    ル選択手段と、該メモリセル選択手段を該複数のメモリ
    セルに電気的に接続するための複数のビットライン及び
    ワードラインとを備えた不揮発性半導体記憶装置であっ
    て、 該メモリセルアレイは複数のコラムを有し、 該複数のコラムの各々は、複数のセグメントコラムに分
    割され、 該複数のセグメントコラムの各々は、複数のフローティ
    ングゲート形トランジスタと、該複数のフローティング
    ゲート形トランジスタのソースを相互に接続するソース
    ラインと、該ソースラインを該複数のビットラインの一
    つに接続するトランスファゲートとを有し、 該メモリセル選択手段は、 アドレス信号により特定されるメモリセルに接続されて
    いるビットラインを、該複数のビットラインから選択す
    るビットライン選択手段と、 該アドレス信号により特定される該メモリセルが属する
    該セグメントコラム内の該トランスファゲートをオープ
    ンし、該セグメントコラム内の該ソースラインと該選択
    されたビットラインとの間を電気的導通状態にするセグ
    メントコラム選択手段と、 該アドレス信号により特定される該メモリセルに接続さ
    れているワードラインを、該アドレス信号により特定さ
    れる該メモリセルが属する該ブロック内の該複数のメモ
    リセルに接続された該複数のワードラインから選択する
    セグメントワードライン選択手段とを有する不揮発性半
    導体記憶装置。
JP22434091A 1991-09-04 1991-09-04 不揮発性半導体記憶装置 Withdrawn JPH0563164A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8687454B2 (en) 2011-09-26 2014-04-01 Fujitsu Limited Semiconductor storage apparatus and semiconductor integrated circuit

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US8687454B2 (en) 2011-09-26 2014-04-01 Fujitsu Limited Semiconductor storage apparatus and semiconductor integrated circuit

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