JPH056303U - ギヤツプゲージ - Google Patents

ギヤツプゲージ

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Publication number
JPH056303U
JPH056303U JP738491U JP738491U JPH056303U JP H056303 U JPH056303 U JP H056303U JP 738491 U JP738491 U JP 738491U JP 738491 U JP738491 U JP 738491U JP H056303 U JPH056303 U JP H056303U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gauge
taper head
nozzle
nozzles
head
Prior art date
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Pending
Application number
JP738491U
Other languages
English (en)
Inventor
靖之 坂本
Original Assignee
イゲタ鋼板株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by イゲタ鋼板株式会社 filed Critical イゲタ鋼板株式会社
Priority to JP738491U priority Critical patent/JPH056303U/ja
Publication of JPH056303U publication Critical patent/JPH056303U/ja
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  • Length-Measuring Instruments Using Mechanical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 連続溶融メッキに使用されるガスワイピング
ノズルの間隔を能率よく測定するギャップゲージを提供
する。 【構成】 第1ゲージ10と第2ゲージ20とが長手方
向へ相対移動可能に重ね合わされている。第1ゲージ1
0の先端部にはテーパヘッド12が設けられ、第2ゲー
ジ20の先端部にはテーパヘッド22が設けられてい
る。テーパヘッド12の頂角aはテーパヘッド22の頂
角bより小さい。ガスワイピングノズルのノズル間にテ
ーパヘッド12を挿入した後、テーパヘッド22を挿入
する。第1ゲージ10および第2ゲージ20の相対移動
量とノズル間隔との関係を表わす目盛30から、ノズル
間隔を読み取る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、連続溶融メッキに使用されるガスワイピングノズルのノズル間隔を 測定するギャップゲージに関する。
【0002】
【従来の技術】
溶融亜鉛メッキ等の連続溶融メッキラインでは、メッキ厚を管理するためにガ スワイピングノズルが使用される。ガスワイピングノズルは、メッキ液が付着し てメッキ槽から引き上げられるストリップに両側から対向するようになっており 、そのノズル間隔はメッキ厚を決定する一要素となっている。従って、ノズル間 隔の管理は、溶融メッキ操業での重要項目になっている。
【0003】 従来、このノズル間隔の測定にはブロックゲージが使用れていた。ここに使用 されるブロックゲージは、角柱状のブロックを棒の先に取付けたもので、1mm 単位で多数用意され、これらをノズル間に差し込むことでノズル間隔が割り出さ れる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかるに、ブロックゲージを使用したノズル間隔の測定では、ノズル間隔の最 終値を確定するまでに、繰り返しゲージの差し込みを行わなければならず、極め て能率が悪かった。能率的な測定は、セルシン等の計器で行うことができるが、 ガスワイピングノズルが、高温のメッキ浴を収容するメッキ槽の真上にあり、し かも圧搾ガスの放散雰囲気下にあるために、電気的な計器の使用は困難である。
【0005】 本考案の目的は、ガスワイピングノズルのノズル間隔が能率よく測定でき、し かも、耐久性に優れたギャップゲージを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】 本考案のギャップゲージは、連続溶融メッキに使用されるガスワイピングノズ ルのノズル間隔を測定するギャップゲージであって、ノズル間に上方から差し込 まれる所定頂角のテーパヘッドが先端部に設けられた第1ゲージと、第1ゲージ に沿ってその長手方向に移動し、第1ゲージのテーパヘッドとは頂角が異なるテ ーパヘッドが先端部に設けられた第2ゲージと、両ゲージのテーパヘッドがノズ ル間に挿入された状態での両ゲージの相対移動量からノズル間隔を表す目盛と、 を備えている。
【0007】
【作用】
第1ゲージのテーパヘッドの頂角より第2ゲージのテーパヘッドの頂角が大き いとする。第1ゲージのテーパヘッドは、ノズル間隔が広いほどノズル間に深く 挿入される。第2ゲージのテーパヘッドも、ノズル間隔が広いほどノズル間に深 く挿入されるが、その頂角が第1ゲージのテーパヘッドに比して大きいので、第 1ゲージのテーパヘッドほどは深くは挿入されない。この挿入量の差は、ノズル 間隔が広がるほど大となり、両ゲージの相対移動量からノズル間隔が求まる。
【0008】
【実施例】
以下に本考案の実施例を図面に基づいて説明する。図1は本考案を実施したギ ャップゲージの一例を示す正面図、図2は図1のA−A線矢視図、図3は図1の B−B線矢視図、図4は測定原理を示す模式図、図5は使用状態を示す模式図で ある。
【0009】 ギャップゲージは、図1および図2に示すように、相互に重ね合わされた第1 ゲージ10および第2ゲージ20を備えている。第1ゲージ10は、長手方向に 目盛30が刻まれた長尺の保持部11と、その先端に突設された板状のテーパヘ ッド12とを有する。テーパヘッド12は、先端に向かうに従って横幅が漸減す る縦長の台形状になっている。テーパヘッド12の頂角aは10〜15度程度と され、頂辺の長さxおよび底辺の長さyは測定範囲の下限および上限となってい る。
【0010】 第2ゲージ20は、第1ゲージ20より若干短く、第2ゲージ20の表面側に 重ねられている。この第2ゲージ20は、表面側に第1ゲージ10の保持部11 を挟んでねじ止めされた保持板21を有し、該保持板21により、第1ゲージ1 0を長手方向に移動自在に支持している。第1ゲージ10の保持部11裏面には 、図3に示すように、ガイドレール11aが設けられている。ガイドレール11 aは、第2ゲージ20の表面に設けたV溝20aに嵌合して、両ゲージの芯出し を行う。保持板21には、目盛30を視認するための窓21aが設けられており 、その両側縁には指針40が刻まれている。
【0011】 第2ゲージ20の先端部は、テーパヘッド22になっている。テーパヘッド2 2は、先端に向かうに従って横幅が漸減する台形状であるが、その頂角bは50 〜60度と、第1ゲージ10のヘッド頂角aに比して大きい。ただし、頂辺の長 さおよび底辺の長さは、第1ゲージ10のテーパヘッド12における頂辺の長さ xおよび底辺の長さyに一致している。従って、長さはテーパヘッド12より短 い。第2ゲージ20の先端部裏面には、落下防止用の突起23が取付けられてい る。
【0012】 このようなギャップゲージは、図5に示すように、一対のガスワイピングノズ ル50,50のノズル間に第1ゲージ10のテーパヘッド12を上方から挿入し 、次いで、そのノズル間に第2ゲージ20のテーパヘッド22を挿入することに より、ノズル間隔dを測定する。
【0013】 今、図4(A) のように、ノズル間隔dがテーパヘッド12,22の頂辺長さ xより僅かに大きい程度とすると、第1ゲージ10のテーパヘッド12はノズル 間に僅かしか挿入されない。第2ゲージ10のテーパヘッド12は、その挿入量 が更に少なく、挿入量の差は僅少である。図4(B) および図4(C) のように、ノ ズル間隔dが広がると、それに応じて第1ゲージ10のテーパヘッド12が、ノ ズル間に深く挿入されるようになる。第2ゲージ20のテーパヘッド22もノズ ル間に深く挿入されるようになるが、第1ゲージ10のテーパヘッド12ほどは 深く挿入されず、両者の相対移動量が大となる。そして、この相対移動量はノズ ルが間隔dが広がるほど大になり、最終的にはテーパヘッド12および22の全 長差となる。
【0014】 目盛30は、第1ゲージ10のヘッド挿入量に第2ゲージ20の挿入量を補正 値として加味したもので、両ゲージの相対移動量の差からノズル間隔dを1mm 刻みで表わすようになっており、指針40の指し示す目盛30の数値によってノ ズル間隔dを表わす。この目盛30は、1つ置きに赤、黒というように色違いで 示して、視識性を向上させることができる。
【0015】
【考案の効果】
本考案のギャップゲージは、2つのテーパヘッドを組み合わせることによりノ ズル間隔を即座に且つ正確に測定し、測定能率を改善する。ノズルの際間が見え ない場合にも、2つのテーパヘッドがノズル間に正しい位置まで確実に挿入され るので、誤測定のおそれがない。純機械的な測定のため、使用環境が劣悪である にもかかわらず、故障がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のギャップゲージの正面図である。
【図2】図1のA−A線矢視図である。
【図3】図1のB−B線矢視図である。
【図4】本考案のギャップゲージの測定原理を示す模式
図である。
【図5】本考案のギャップゲージの使用方法を示す模式
図である。
【符号の説明】
10 第1ゲージ 12 テーパヘッド 20 第2ゲージ 22 テーパヘッド 30 目盛 40 指針

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 連続溶融メッキに使用されるガスワイピ
    ングノズルのノズル間隔を測定するギャップゲージであ
    って、ノズル間に上方から差し込まれる所定頂角のテー
    パヘッドが先端部に設けられた第1ゲージと、第1ゲー
    ジに沿ってその長手方向に移動し、第1ゲージのテーパ
    ヘッドとは頂角が異なるテーパヘッドが先端部に設けら
    れた第2ゲージと、両ゲージのテーパヘッドがノズル間
    に挿入された状態での両ゲージの相対移動量からノズル
    間隔を表す目盛と、を備えたことを特徴とするギャップ
    ゲージ。
JP738491U 1991-01-25 1991-01-25 ギヤツプゲージ Pending JPH056303U (ja)

Priority Applications (1)

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JP738491U JPH056303U (ja) 1991-01-25 1991-01-25 ギヤツプゲージ

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP738491U JPH056303U (ja) 1991-01-25 1991-01-25 ギヤツプゲージ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH056303U true JPH056303U (ja) 1993-01-29

Family

ID=11664442

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JP738491U Pending JPH056303U (ja) 1991-01-25 1991-01-25 ギヤツプゲージ

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JP (1) JPH056303U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010185776A (ja) * 2009-02-12 2010-08-26 Sumitomo Metal Ind Ltd 間隙の検査方法および治具
CN113251901A (zh) * 2021-04-29 2021-08-13 栗金营 一种桥梁墩柱钢筋笼箍筋间距检测装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5635003B2 (ja) * 1973-04-20 1981-08-14
JPS61105403A (ja) * 1984-10-29 1986-05-23 Hitachi Plant Eng & Constr Co Ltd ギヤップ計測器

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