JPH0562966B2 - - Google Patents

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JPH0562966B2
JPH0562966B2 JP6061586A JP6061586A JPH0562966B2 JP H0562966 B2 JPH0562966 B2 JP H0562966B2 JP 6061586 A JP6061586 A JP 6061586A JP 6061586 A JP6061586 A JP 6061586A JP H0562966 B2 JPH0562966 B2 JP H0562966B2
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JP
Japan
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reflecting mirror
cross
sectional shape
focal length
emitting device
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JP6061586A
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English (en)
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JPS62218949A (ja
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Yoshiaki Takahashi
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Konica Minolta Inc
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Konica Minolta Inc
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 (産業上の利用分野) この発明は照射角可変閃光発光装置、特に反射
鏡形状を可変にした閃光発光装置に関する。
(従来技術) 近年、ストロボ内蔵型2焦点カメラが実用化さ
れ、また、ズームレンズ固定式カメラも種々提案
されている。このようなカメラに閃光発光装置を
内蔵させる場合、撮影レンズの焦点距離変化に応
じて照射角を変化させることが望ましい。
照射角可変閃光発光装置としては、前面パネル
にレンズ効果をもたせ、Xe管及び反射鏡とパネ
ルの間隔を変化させて照射角を変化させるものが
ある。しかしこれは、配光特性が狭角の場合、前
面パネルと反射鏡との間隔が大きくなり、コンパ
クト性に欠けるうらみがある。2焦点カメラにお
いては、各焦点距離専用の2種のパネルを内蔵す
るカメラも提案されている。(例えば特開昭55−
129321号)しかし、これは1方のパネルを使用し
ているとき、残り一方のパネルを収納するスペー
スが必要である。これは広角用のアタツチメント
パネルを内蔵させた場合も同じであり、かつこの
種のものは2種類の照射角しか選択出来ないとい
う問題がある。
(この発明が解決しようとする問題点) 近年市場に提供されている焦点距離可変の撮影
レンズを装着したカメラは、リアコンバータレン
ズによつて短焦点系のマスターレンズを長焦点レ
ンズに変換するものであり、その長焦点側の開放
Fナンバーは短焦点系マスターレンズの開放Fナ
ンバーとリアコンバータの拡大率との積となる。
例えば、38mm、開放Fナンバ3.2のレンズにリア
コンバータレンズを装着して70mmのレンズとする
と、開放Fナンバーは5.9となる。
一方、内蔵エレクトリツクフラツシユのガイド
ナンバーGNo.が14とすれば、短焦点系のマスター
レンズを使用したとき、適正露光の得られる最遠
距離はフイルム感度がISO100で4.4mとなるが、
長焦点側では2.4mとなつてしまい、エレクトリ
ツクフラツシユで適正露光の得られる空間は非常
に限定されたものになる。これは、内蔵フラツシ
ユの照射角が短焦点側に合わせて設計され、か
つ、照射角が固定されているためである。
この発明では、付加部材を収納する等、余計な
スペースを要せず、必要に応じて連続的に照射角
を変化させることの出来るコンパクトな閃光発光
装置を得ようとするものである。
発明の構成 (問題点を解決するための手段) この発明においては、二次曲線状断面を持つ樋
状反射鏡と、該反射鏡の焦線近傍にのびる円柱状
キセノン管を有する閃光発光装置においえ、上記
反射鏡を可撓性部材で構成し、上記反射鏡を可撓
性部材で構成し、上記反射鏡の断面形状を変化さ
せるための部材を設けると共に、該部材による反
射鏡の断面形状の変化に連動して該断面形状の焦
点近傍にキセノン管を移動させるようにすること
によつて、照射角を変更しうるように構成した。
さらに、この断面形状を変化させる部材の作動
を撮影レンズの焦点距離の検知情報によつて行な
う第1のモードと、これとは無関係に自由に作動
させうる第2のモードとを切換可能とし、撮影意
図によつて任意に選択出来るようにした。
(実施例) 以下、図面を参照してこの発明を実施例に基い
て具体的に説明する。
例として、反射鏡面が楕円の場合について説明
する。楕円反射鏡B−A−B′の内側第1焦点F
に光源が配置された場合の照射角を第1図、第2
図に示す、光源から直接被写体側へ照射する光は
LBFB′=θ′の照射角を持つが、θ′より大きな角度
で光源から出射する光は反射鏡で反射され、第2
焦点F′に集光され、照射角θで照射されるが、θ
=θ′の場合に光源からの光の利用効率は最大とな
る。しかし、カメラ用の場合、必ずしもθ=θ′で
ある必要はない。第1図は楕円の離心率e=0.5
の場合であり、照射角θ=θ′=120°となる。第2
図はを第1図と同じにとつてe=0.82とした
場合であり、照射角θ″は70°となる。
この発明においては、上記の反射鏡の変形を実
現させるため、公知の可撓性の樹脂板や金属薄板
のような可撓性板で反射鏡を作つてもよく、第3
図に示すように細片をキヤタピラ状に結合して可
撓性を持たせたものとしてもよい。
また、反射鏡の変形と同時にその焦点位置近傍
へ光源を変化させることが必要である。それを実
現するための機構の斜視図を第4図に、その作動
状態を第5図、第6図に示す。
反射鏡1は上記のような可撓性反射鏡で内面は
楕円もしくはそれに近い形状とされている。2,
3は等長のレバーでその1端は互に連結部7で回
動自在に軸着されると共に、この連結部7と同軸
にXe管が配置される。レバー2,3は先端が互
に近づく方向に附勢されたバネ9で連結されると
共に、一方のレバーの先端附近で図示しない枠に
軸2aで軸支され、両レバーの先端近傍に可撓性
反射鏡1の先端附近が固定される。このような構
造によつてレバー2,3の先端を開閉することに
よつて、反射鏡1はその可撓性によつて変形し、
楕円の離心率が変化する。と同時に、Xe管7も
変位し、焦点位置近傍に位置することとなる。ま
た、Xe管の電気的接続部も反射鏡1の側方に位
置させることが出来るので、図示しない発光制御
回路等との接続が容易であるという利点も生じ
る。
このような反射鏡1の変形操作機構はレバー4
及びカム6で構成される。6は撮影レンズの焦点
距離情報を与えるレンズ情報カムであり、撮影レ
ンズの交換又はズーミングに伴い矢印方向に移動
する。4はカム6の移動に伴い撮影レンズの焦点
距離情報を機械的にレバー2,3に伝えるもの
で、軸4aによつて回動可能に軸支され、バネ8
でカム6に常時圧接される。5は接触移動を滑ら
かにするためのローラ、10は開口窓部である。
撮影レンズの焦点距離が短い場合は第5図のよ
うにレバー2,3は連接部7がレバー4で押され
て開くことによつて開き、反射鏡1は離心率の小
さい楕円となり、同時にXe管も前進して楕円の
焦点近傍に位置する。撮影レンズが長焦点にな
り、カム6が第6図に示すように移動すると、レ
バー4が反時計方向に回動し、バネ9によつてレ
バー2,3の開角度が狭まり、離心率の大きな楕
円となり、同時にXe管位置も後退して焦点位置
を保持する。これによつて照射角が変化し、効率
はさほど変化しないので、照射角が小になつた場
合のガイドナンバーが大きくなる。
カム6の形状は、2焦点カメラの場合にはW位
置とT位置のみを規制すればよいが、ズームレン
ズの場合には焦点距離変化に対応した形状のカム
とすればよい。また、カメラにおいてエレクトロ
ニツクフラツシユは通常、撮影レンズよりも上方
に位置しており、至近距離での撮影はパララツク
スのため下方の配光が不足する傾向が生じ、この
傾向は短焦点距離側で著るしくなる。このため、
反射鏡はレバー2,3の上端部附近のみを支持し
ておき、離心率が小になるときは反射鏡は下方に
開いて下方への配光を増すようにするのが望まし
い。必要に応じ、複数の楕円または放物線の組合
せで反射面を形成し、或いは反斜面の1部を変形
させて配光特性を変えてもよい。
第7図は手動によつても照射角を変化させるこ
とが出来るようにした実施例を示す。カム6はバ
ネ13によつて常に大きい照射角を得る方向に附
勢されており、撮影レンズの焦点距離変化に対応
して移動する任意の部材14によつて、焦点距離
が長く変化した場合、カム6は部材14によつて
バネ13に抗して移動される。カム6には図示し
ない手動切換手段によつて作動する押動部材12
が係合しており、押動部材12でカム6を押圧す
ることにより部材14と無関係に任意に照射角を
縮小させることが出来る。これによつて撮影レン
ズの焦点距離に応じてだけでなく、撮影意図によ
つても照射角を自在に変換出来ることとなる。こ
の場合、押動部材12はクリツク装置や摩擦装置
によつて照射角を任意の位置に固定出来るように
すると共に照射角を表示しておくと便利である。
図中11は遮光部材であり、レバー3のピン3a
と連動して上下動し、反射鏡1の前面開口寸法に
ほぼ等しい開口部を構成する。
上記の構成においては、照射角は焦点距離に応
じた角度から狭める方向にのみ手動で変更出来る
が、例えばレバーとフツクによる係合等、適宜の
係脱手段を手動で切換出来る構造としておけば、
焦点距離の変化と全く無関係に照射角を変化させ
ることが出来る。
カム6の移動によつて照射角が変化すれば、被
写体の照明光量も変化するので、露出制御回路に
ガイドナンバーの補正情報を入力する必要があ
る。第8図はその1例を示す。プリント基板上の
抵抗膜パターン15と、カム6に固定され、上記
パターン15に接触する接片16からなり、カム
6の位置をパターン15の抵抗変化として露出制
御回路に入力する。これらの補正情報はアナログ
信号、デジタル信号の何れでもよく、また情報の
読出し部材はカム6に限らず、レバー2,3,4
等の適宜の部材で良く、或いは移動量を光電的に
検出するようにしてもよい。
発明の効果 この発明の可変閃光発光装置は、上記の構成に
よつて 発光装置の照射角が2種だけでなく、任意に
連続的に変化させられるので、近年コンパクト
カメラで主流となりつつある二焦点レンズカメ
ラだけでなく、ズームレンズでも画角に応じた
照射角が得られ、照明光の利用効率を最大に出
来る。
照明光の利用効率が落ちないので照射角が小
になるとガイドナンバーが大となり、リアコン
バータ方式の二焦点カメラにおいても長焦点側
での撮影可能範囲が縮少されない。
Fナンバーの変化の少ないズームレンズ、も
しくは二焦点レンズにおいては、長焦点側で撮
影可能範囲が拡大され、離れたものを大きく写
すという目的に最適となる。
撮影意図によつて任意に照射角を変化しうる
という、従来に見ない顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図はこの発明の発光装置の原理説
明図、第3図はその反射鏡の1例の説明図、第4
図は発光装置の1実施例の斜視図、第5図、第6
図はその作動状態の説明図、第7図は別の実施例
の構成図、第8図は露出補正信号の検出装置の1
例の構成図である。 1:可撓性反射鏡 2,3,4:レバー 2
a:支持軸 5:ローラ 6:カム 7:光源
11:遮光部材 12:手動押動部材 15:抵
抗パターン 16:接点。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 二次曲線状断面を持つ樋状反射鏡と、該反射
    鏡の焦線近傍にのびる光源を有する閃光発光装置
    において、上記反射鏡を可撓性部材で構成し、上
    記反射鏡の断面形状を変化させるための部材を設
    けると共に、該部材による反射鏡の断面形状の変
    化に連動して該断面形状の焦点近傍に光源を移動
    させるようにしたことを特徴とする可変閃光発光
    装置。 2 上記反射鏡の変形と光源移動が、カメラの撮
    影レンズの焦点距離の変更と連動することを特徴
    とする特許請求の範囲第1項の可変閃光発生装
    置。 3 上記反射鏡の断面形状を変化させる部材の作
    動を撮影レンズの焦点距離の検知情報によつて行
    なう第1のモードと、これとは無関係に自由に作
    動させうる第2のモードとを切換可能としたこと
    を特徴とする特許請求の範囲第2項の可変閃光発
    光装置。
JP6061586A 1986-03-20 1986-03-20 可変閃光発光装置 Granted JPS62218949A (ja)

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JPS62218949A JPS62218949A (ja) 1987-09-26
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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03100536A (ja) * 1989-09-13 1991-04-25 Asahi Optical Co Ltd 照射角可変ストロボ装置
JP2003177450A (ja) * 2001-12-13 2003-06-27 Olympus Optical Co Ltd ストロボ装置
JP2005078011A (ja) * 2003-09-03 2005-03-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd 照射角可変ストロボ装置

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