JPH056292Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH056292Y2 JPH056292Y2 JP12895488U JP12895488U JPH056292Y2 JP H056292 Y2 JPH056292 Y2 JP H056292Y2 JP 12895488 U JP12895488 U JP 12895488U JP 12895488 U JP12895488 U JP 12895488U JP H056292 Y2 JPH056292 Y2 JP H056292Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- side plate
- roll chart
- case
- chart
- roll
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 claims description 3
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000012840 feeding operation Methods 0.000 description 2
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Unwinding Webs (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
＜産業上の利用分野＞
本考案は、測定器などに組込まれたプリンタに
おけるロールチヤート支持機構に関するものであ
り、詳しくは、ロールチヤートの支持強度の改善
に関するものである。
おけるロールチヤート支持機構に関するものであ
り、詳しくは、ロールチヤートの支持強度の改善
に関するものである。
＜従来の技術＞
オシロスコープの一種に、表示波形をプリント
アウトするためのプリンタが組込まれたものがあ
る。
アウトするためのプリンタが組込まれたものがあ
る。
第３図は従来のこのようなプリンタの一例を示
す一部を省略した構成説明図、第４図は第３図の
部分断面図である。図において、１はケースであ
り、ロールチヤート２を収納するように少なくと
も底面３と背面４が形成されている。５は第１の
側板であり、ロールチヤート２の巻芯６の一端に
嵌め合うようにロツド７が取り付けられ、ケース
１の底面３に固定されている。８は第２の側板で
あり、ロールチヤート２の巻芯６の他端に嵌め合
うようにロツド９が取り付けられ、ロールチヤー
ト２の巻芯６の軸方向に沿つて移動可能にヒンジ
１０，１１を介してケース１の底面３に取り付け
られている。なお、この第２の側板８の前辺下部
には第２の側板８のロールチヤート２側ヘの回転
範囲を規制するストツパとして機能する突起部１
２が形成されている。１３は第２の側板８をロー
ルチヤート２側に付勢するバネであり、一端は多
大２の側板８に係止され、他端は第１の側板５と
平行になるようにケース１の底面３に固着された
第３の側板１４に係止されている。１５はカバー
であり、ケース１の開口部を開閉するようにＬ字
形の取付け部材１６，１７およびヒンジ１８，１
９を介してケース１図示しない取付部に取り付け
られる。
す一部を省略した構成説明図、第４図は第３図の
部分断面図である。図において、１はケースであ
り、ロールチヤート２を収納するように少なくと
も底面３と背面４が形成されている。５は第１の
側板であり、ロールチヤート２の巻芯６の一端に
嵌め合うようにロツド７が取り付けられ、ケース
１の底面３に固定されている。８は第２の側板で
あり、ロールチヤート２の巻芯６の他端に嵌め合
うようにロツド９が取り付けられ、ロールチヤー
ト２の巻芯６の軸方向に沿つて移動可能にヒンジ
１０，１１を介してケース１の底面３に取り付け
られている。なお、この第２の側板８の前辺下部
には第２の側板８のロールチヤート２側ヘの回転
範囲を規制するストツパとして機能する突起部１
２が形成されている。１３は第２の側板８をロー
ルチヤート２側に付勢するバネであり、一端は多
大２の側板８に係止され、他端は第１の側板５と
平行になるようにケース１の底面３に固着された
第３の側板１４に係止されている。１５はカバー
であり、ケース１の開口部を開閉するようにＬ字
形の取付け部材１６，１７およびヒンジ１８，１
９を介してケース１図示しない取付部に取り付け
られる。
このような構成において、通常の使用状態や持
運びにあたつてはカバー１５は閉じられて図示し
ない機構でケース１にロツクされ、ロールチヤー
ト２の装填や保守時にはカバー１５は開かれる。
第２の側板８は、バネ１３により常に第１の側板
５側に付勢されている。従つて、ロールチヤート
２が装填されていない場合の第２の側板８の位置
は、第２の側板８のストツパ１２がケース１の底
面３と接触する角度で決まることになる。ロール
チヤート２の装填にあたつては、手動で第２の側
板８をバネ１３の付勢力に抗して第３の側板１４
側に回転させ、巻芯６の一端に第１の側板５に取
り付けられているロツド７を嵌め合わせるととも
に巻芯６の他端に第２の側板８に取り付けられて
いるロツド９を嵌め合わせる。このように第１の
側板５と第２の側板８の間にロールチヤート２を
装填することにより、ロールチヤート２はバネ１
３の付勢力で第１の側板５側に押し付けられて支
持されることになる。ここで、バネ１３の付勢力
は、ロールチヤート２の引き出し力に対して必要
なバツクテンシヨンを与えるとともにロールチヤ
ート２の装填時に第２の側板８を簡単に回転させ
られるように、比較的弱い値に設定される。
運びにあたつてはカバー１５は閉じられて図示し
ない機構でケース１にロツクされ、ロールチヤー
ト２の装填や保守時にはカバー１５は開かれる。
第２の側板８は、バネ１３により常に第１の側板
５側に付勢されている。従つて、ロールチヤート
２が装填されていない場合の第２の側板８の位置
は、第２の側板８のストツパ１２がケース１の底
面３と接触する角度で決まることになる。ロール
チヤート２の装填にあたつては、手動で第２の側
板８をバネ１３の付勢力に抗して第３の側板１４
側に回転させ、巻芯６の一端に第１の側板５に取
り付けられているロツド７を嵌め合わせるととも
に巻芯６の他端に第２の側板８に取り付けられて
いるロツド９を嵌め合わせる。このように第１の
側板５と第２の側板８の間にロールチヤート２を
装填することにより、ロールチヤート２はバネ１
３の付勢力で第１の側板５側に押し付けられて支
持されることになる。ここで、バネ１３の付勢力
は、ロールチヤート２の引き出し力に対して必要
なバツクテンシヨンを与えるとともにロールチヤ
ート２の装填時に第２の側板８を簡単に回転させ
られるように、比較的弱い値に設定される。
＜考案が解決しようとする課題＞
しかし、従来のこのような構成によれば、ロー
ルチヤート２はバネ１３の付勢力のみで支持され
ていることから、オシロスコープを横倒しにして
持運ぶような場合には第２の側板８にバネ１３の
付勢力よりも大きな反対方向の力が加わつて第２
の側板８が第１の側板５から離れる方向に変位
し、ロールチヤート２がロツド７，９から外れて
しまう恐れがある。
ルチヤート２はバネ１３の付勢力のみで支持され
ていることから、オシロスコープを横倒しにして
持運ぶような場合には第２の側板８にバネ１３の
付勢力よりも大きな反対方向の力が加わつて第２
の側板８が第１の側板５から離れる方向に変位
し、ロールチヤート２がロツド７，９から外れて
しまう恐れがある。
本考案は、このような問題点に着目したもので
あり、その目的は、ロールチヤートの装填の操作
性や記録時のチヤート送り動作特性を損うことな
くロールチヤートの支持強度を高めることができ
るロールチヤート支持機構を提供することにあ
る。
あり、その目的は、ロールチヤートの装填の操作
性や記録時のチヤート送り動作特性を損うことな
くロールチヤートの支持強度を高めることができ
るロールチヤート支持機構を提供することにあ
る。
＜課題を解決するための手段＞
このような問題点を解決する本考案は、
ロールチヤートを収納するように少なくとも底
面と背面が形成されたケースと、 ロールチヤートの巻芯の一端に嵌め合うように
ロツドが取り付けられ、ケースに固定された第１
の側板と、 ロールチヤートの巻芯の他端に嵌め合うように
ロツドが取り付けられ、ロールチヤートの巻芯の
軸方向に沿つて移動可能にケースに取り付けられ
た第２の側板と、 第２の側板をロールチヤート側に付勢するバネ
と、 ケースの開口部を開閉するようにケースに回動
可能に取り付けられたカバーと、 カバーを閉じた状態で第２の側板の外側に位置
するようにカバーに取り付けられ、第２の側板の
位置をロールチヤートから離れないように規制す
るストツパ、 を設けたことを特徴とする。
面と背面が形成されたケースと、 ロールチヤートの巻芯の一端に嵌め合うように
ロツドが取り付けられ、ケースに固定された第１
の側板と、 ロールチヤートの巻芯の他端に嵌め合うように
ロツドが取り付けられ、ロールチヤートの巻芯の
軸方向に沿つて移動可能にケースに取り付けられ
た第２の側板と、 第２の側板をロールチヤート側に付勢するバネ
と、 ケースの開口部を開閉するようにケースに回動
可能に取り付けられたカバーと、 カバーを閉じた状態で第２の側板の外側に位置
するようにカバーに取り付けられ、第２の側板の
位置をロールチヤートから離れないように規制す
るストツパ、 を設けたことを特徴とする。
＜作用＞
本考案によれば、カバーをとじた状態では第２
の側板の外側にカバーに取り付けられたストツパ
が位置することになり、第２の側板の位置はこの
ストツパによりロールチヤートから離れないよう
に規制される。
の側板の外側にカバーに取り付けられたストツパ
が位置することになり、第２の側板の位置はこの
ストツパによりロールチヤートから離れないよう
に規制される。
＜実施例＞
以下、図面を用いて本考案の実施例を詳細に説
明する。
明する。
第１図は本考案の一実施例を示す一部を省略し
た構成説明図、第２図は第１図の部分断面図であ
り、第３図、第４図と同一部分には同一符号を付
けている。図において、２０はストツパであり、
カバー１５を閉じた状態で第２の側板８の外側に
摺動しない微小間隔（例えば0.5〜１mm）を保つ
て位置するようにカバー１５に取り付けられてい
る。
た構成説明図、第２図は第１図の部分断面図であ
り、第３図、第４図と同一部分には同一符号を付
けている。図において、２０はストツパであり、
カバー１５を閉じた状態で第２の側板８の外側に
摺動しない微小間隔（例えば0.5〜１mm）を保つ
て位置するようにカバー１５に取り付けられてい
る。
このような構成において、カバー１５を開いた
場合の動作は従来と全く同様である。一方、カバ
ー１５を閉じた場合には、ストツパ２０は第２の
側板８の外側に微小間隔を保つて位置することに
なる。従つて、第２の側板８にバネ１３の付勢力
よりも大きな反対方向の力が加わつて第２の側板
８が第１の側板５から離れる方向に変位してもそ
の変位はストツパ２０で制限されることになり、
従来のようにロールチヤート２がロツド７，９か
ら外れてしまうことはない。
場合の動作は従来と全く同様である。一方、カバ
ー１５を閉じた場合には、ストツパ２０は第２の
側板８の外側に微小間隔を保つて位置することに
なる。従つて、第２の側板８にバネ１３の付勢力
よりも大きな反対方向の力が加わつて第２の側板
８が第１の側板５から離れる方向に変位してもそ
の変位はストツパ２０で制限されることになり、
従来のようにロールチヤート２がロツド７，９か
ら外れてしまうことはない。
なお、上記実施例では第２の側板８と第３の側
板１４の間にバネ１３としてコイルバネを取り付
ける例を示したが、ヒンジ部分１０，１１にバネ
を取り付けるようにしてもよい。
板１４の間にバネ１３としてコイルバネを取り付
ける例を示したが、ヒンジ部分１０，１１にバネ
を取り付けるようにしてもよい。
また、ストツパ２０は平板状に限るものではな
く、棒状のものや打出しで形成されたものであつ
てもよい。
く、棒状のものや打出しで形成されたものであつ
てもよい。
＜考案の効果＞
以上説明したように、本考案によれば、比較的
簡単な構成で、ロールチヤートの装填の操作性や
記録時のチヤート送り動作特性を損うことなくロ
ールチヤートの支持強度を高めることができるロ
ールチヤート支持機構が実現でき、実用上の効果
は大きい。
簡単な構成で、ロールチヤートの装填の操作性や
記録時のチヤート送り動作特性を損うことなくロ
ールチヤートの支持強度を高めることができるロ
ールチヤート支持機構が実現でき、実用上の効果
は大きい。
第１図は本考案の一実施例を示す一部を省略し
た構成説明図、第２図は第１図の部分断面図、第
３図は従来の装置の一例を示す一部を省略した構
成説明図、第４図は第３図の部分断面図である。 １……ケース、２……ロールチヤート、３……
底面、４……背面、５……第１側板、６……巻
芯、７，９……ロツド、８……第２側板、１３…
…バネ、２０……ストツパ。
た構成説明図、第２図は第１図の部分断面図、第
３図は従来の装置の一例を示す一部を省略した構
成説明図、第４図は第３図の部分断面図である。 １……ケース、２……ロールチヤート、３……
底面、４……背面、５……第１側板、６……巻
芯、７，９……ロツド、８……第２側板、１３…
…バネ、２０……ストツパ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 ロールチヤートを収納するように少なくとも底
面と背面が形成されたケースと、 ロールチヤートの巻芯の一端に嵌め合うように
ロツドが取り付けられ、ケースに固定された第１
の側板と、 ロールチヤートの巻芯の他端に嵌め合うように
ロツドが取り付けられ、ロールチヤートの巻芯の
軸方向に沿つて移動可能にケースに取り付けられ
た第２の側板と、 第２の側板をロールチヤート側に付勢するバネ
と、 ケースの開口部を開閉するようにケースに回動
可能に取り付けられたカバーと、 カバーを閉じた状態で第２の側板の外側に位置
するようにカバーに取り付けられ、第２の側板の
位置をロールチヤートから離れないように規制す
るストツパ、 を設けたことを特徴とするロールチヤート支持機
構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12895488U JPH056292Y2 (ja) | 1988-09-30 | 1988-09-30 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12895488U JPH056292Y2 (ja) | 1988-09-30 | 1988-09-30 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0249943U JPH0249943U (ja) | 1990-04-06 |
| JPH056292Y2 true JPH056292Y2 (ja) | 1993-02-18 |
Family
ID=31382773
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12895488U Expired - Lifetime JPH056292Y2 (ja) | 1988-09-30 | 1988-09-30 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH056292Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-09-30 JP JP12895488U patent/JPH056292Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0249943U (ja) | 1990-04-06 |
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