JPH056291U - パイプ継手装置 - Google Patents
パイプ継手装置Info
- Publication number
- JPH056291U JPH056291U JP6141191U JP6141191U JPH056291U JP H056291 U JPH056291 U JP H056291U JP 6141191 U JP6141191 U JP 6141191U JP 6141191 U JP6141191 U JP 6141191U JP H056291 U JPH056291 U JP H056291U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- pipe joint
- fitting
- key
- pipes
- Prior art date
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- Pending
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- Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 各種パイプを片側から、迅速に、しかも確実
に接続することのできるパイプ継手装置を提供するこ
と。 【構成】 パイプ継手(1)の開口(4)内にパイプ(2)を
嵌入した後、パイプ継手(1)の開口端近傍の上下に切設
された切込溝(5)に略コ字状のキー金具(7)を片側から
打ち込み、パイプ継手(1)とパイプ(2)とを固定するの
で、各パイプ(2)を片側から、迅速に、しかも確実に接
続することができる。
に接続することのできるパイプ継手装置を提供するこ
と。 【構成】 パイプ継手(1)の開口(4)内にパイプ(2)を
嵌入した後、パイプ継手(1)の開口端近傍の上下に切設
された切込溝(5)に略コ字状のキー金具(7)を片側から
打ち込み、パイプ継手(1)とパイプ(2)とを固定するの
で、各パイプ(2)を片側から、迅速に、しかも確実に接
続することができる。
Description
【0001】
本考案は、ビル、家屋等の屋内及び屋外に極めて迅速にかつ確実に配管できる パイプの継手装置に関する。
【0002】
ビル、家屋等に空調設備や消火設備を設置する場合、屋内及び屋外に網の目状 に多数の配管を施すことになる。従って、ビルの形状に合わせてた種類のパイプ 、例えばL字管やU字管、更には短管、長管を組み合わせて接続していかねばな らない。
【0003】 従来、パイプ同士の接続は、各種継手に対してパイプを熔接したり、パイプに 形成されたフランジ同士をフランジ周辺に取付けられたのボルト・ナットで接合 するなどして行なわれていた。
【0004】
しかし、建設済みのビルの壁部、天上、そして床などの狭いスペ−スに配管を 施す場合、各管の周縁、特に壁側に熔接を施す作業は非常な困難を伴うものであ った。またフランジを用いて接続を行なう場合も、壁側のボルト締めは困難な作 業であった。 本考案は、各種パイプを片側から、迅速に、しかも確実に接続することのでき るパイプ継手装置を提供することを目的とする。
【0005】
上記目的を達成するために、本考案のパイプ継手装置は、各開口端近傍の上下 に切込溝を切設したパイプ継手と、略コの字形のキー金具とを備え、パイプ継手 の開口内にパイプを嵌入した後、前記切込溝にキー金具を打ち込み、パイプを固 定できるようにしたことを特徴としている。
【0006】
パイプ継手の開口内にパイプを嵌入した後、パイプ継手の開口端近傍の上下に 切設された切込溝に略コ字状のキー金具を片側から打ち込み、パイプ継手とパイ プとを固定するので、各パイプを片側から、迅速に、しかも確実に接続すること ができる。
【0007】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1及び図2は、本考案の第1実施例であり、T形パイプ継手(1)にパイプ( 2)を接続する工程及び接続後の状態が示されている。 パイプ継手(1)中央部には環状凸部(3)が形成されており、各開口(4)の端部 近傍には切込溝(5)が上下に切設され、更に、各開口(4)内の切込溝(5)の奥に はOリング(6)が埋め込まれている。
【0008】 キー金具(7)は略コの字形の板状体であり、上下二本の水平のキー片(8)(8) とそれ等を繋ぐ垂直な打込片(9)とから形成されている。またキー片(8)の対向 面(10)は断面突状になっており、打込片(9)の内側面(11)はパイプ継手の筒状曲 面に合致するようなだらかな曲面になっている。 パイプ継手(1)を利用して各パイプ(2)を接続する場合、パイプ(2)を、パイ プ継手(1)の開口(4)内にパイプ(2)がOリング(6)を乗り越え、環状凸部(3) の側端面(12)に当接するまで嵌入する。
【0009】 その後、パイプ継手(1)の開口端近傍の上下に切設された切込溝(5)に、略コ 字状のキー金具(7)のキー片(8)をそれぞれ対応させ、ハンマ(13)で打込片(9) を叩くことにより、キー片(8)の断面突状の先端がパイプ(2)を上下から内方に 向かって潰すようにして侵入していく。 キー金具(7)が完全に挿入されると、キー金具(7)の対向先端はパイプ(2)の 抜け留め機能を果たし、また、Oリング(6)は若干変形したパイプ(2)とパイプ 継手(1)との密封を行なうので、各パイプ(2)は片側から、迅速に、しかも確実 に接続可能となる。ここでパイプ(2)には、金属復元力があり、元の直管に戻ろ うとする力で、キー金具(7)が無闇に外れることはない。
【0010】 図3は本考案の第2実施例であり、開口(4)内に形成された環状凸部(3)の両 側端面(12)に環状凹溝(14)の切設された単管状のパイプ継手(1)が示されている 。 このパイプ継手(1)を利用して各パイプ(2)を接続する場合、パイプ(2)を、 パイプ継手(1)の開口(4)内にパイプ(2)がOリング(6)を乗り越え、環状凸部 (3)の側端面(12)に形成された環状凹溝(14)に嵌入するまで挿入する。
【0011】 その後、パイプ継手(1)の開口端近傍の上下に切設された切込溝(5)に、略コ 字状のキー金具(7)のキー片(8)をそれぞれ対応させ、ハンマ(13)で打込片(9) を叩くことにより、キー片(8)の断面突状の先端がパイプ(2)を上下から内方に 向かって潰すようにして侵入していくが、環状凹溝(14)によりパイプ先端の変形 が阻止されており、パイプ(2)先端まで潰れることはなく、Oリング(6)の作用 と相俟って、シ−ル性は更に向上する。
【0012】
本考案は、次の効果を奏する。 (a) パイプ継手の開口内にパイプを嵌入した後、パイプ継手の開口端近傍の上 下に切設された切込溝に略コ字状のキー金具を片側から打ち込み、パイプ継手と パイプとを固定するので、各パイプを片側から、迅速にかつ容易に接続できる。 (b) パイプには、復元力があり、元の直管に戻ろうとする力で、キー金具が無 闇に外れることが無く、確実に接続できる。
【図1】本考案第1実施例のパイプ継手装置の要部斜視
図である。
図である。
【図2】図1の要部断面図である。
【図3】本考案第2実施例の要部断面図である。
(1)パイプ継手 (2)パイプ (3)環状凸部 (4)開口 (5)切込溝 (6)Oリング (7)キー金具 (8)キー片 (9)打込片 (10)対向面 (11)内側面 (12)側端面 (13)ハンマ (14)環状凹部
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 各開口端近傍の上下に切込溝を切設した
パイプ継手と、略コの字形のキー金具とを備え、パイプ
継手の開口内にパイプを嵌入した後、前記切込溝にキー
金具を打ち込み、パイプを固定できるようにしたパイプ
継手装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6141191U JPH056291U (ja) | 1991-07-10 | 1991-07-10 | パイプ継手装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6141191U JPH056291U (ja) | 1991-07-10 | 1991-07-10 | パイプ継手装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH056291U true JPH056291U (ja) | 1993-01-29 |
Family
ID=13170357
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6141191U Pending JPH056291U (ja) | 1991-07-10 | 1991-07-10 | パイプ継手装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH056291U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015212557A (ja) * | 2014-05-01 | 2015-11-26 | 丸一株式会社 | 管体の接続構造 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0237355U (ja) * | 1988-09-02 | 1990-03-12 | ||
JPH0313474A (ja) * | 1989-06-08 | 1991-01-22 | Hitachi Elevator Eng & Service Co Ltd | ビル施設の保全装置 |
-
1991
- 1991-07-10 JP JP6141191U patent/JPH056291U/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0237355U (ja) * | 1988-09-02 | 1990-03-12 | ||
JPH0313474A (ja) * | 1989-06-08 | 1991-01-22 | Hitachi Elevator Eng & Service Co Ltd | ビル施設の保全装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015212557A (ja) * | 2014-05-01 | 2015-11-26 | 丸一株式会社 | 管体の接続構造 |
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