JPH0562790A - X線ct装置 - Google Patents

X線ct装置

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JPH0562790A
JPH0562790A JP3252897A JP25289791A JPH0562790A JP H0562790 A JPH0562790 A JP H0562790A JP 3252897 A JP3252897 A JP 3252897A JP 25289791 A JP25289791 A JP 25289791A JP H0562790 A JPH0562790 A JP H0562790A
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JP
Japan
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ray
dose
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ray tube
remaining
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Pending
Application number
JP3252897A
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English (en)
Inventor
Hiromi Hara
弘己 原
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Hitachi Healthcare Manufacturing Ltd
Original Assignee
Hitachi Medical Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】X線管球の交換時期につき、熟練を要すること
なく一様に正確な交換時期の把握を可能とし、交換時期
の見過ごしや、時期の早すぎる交換を防止する。 【構成】曝射されたX線線量を測定し、かつその測定し
たX線線量を積算,記憶する積算,記憶手段(2a、
4、5、7a及び8)と、この手段による積算値及び使
用中のX線管球1の許容積算線量値を比較して、両者が
等しくなった時からアラーム音を発生したり、常時、稼
働可能残り日数やスキャン可能残り回数を表示する比
較,報知手段(6及び8)とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、X線管球の交換時期に
関する情報を報知する機能を備えたX線CT装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来装置において、X線管球の交換は、
スキャン回数(スキャンの頻度)、使用期間、使用状況
などより、経験的に行うことが多く、メンテナンス時の
サービス員の経験の度合いに左右されやすい。また、ス
キャンカウンタによるスキャン回数を表示するものもあ
るが、これは現在使用しているX線管球の稼働開始から
現在までの総スキャン回数を表わすものであり、スキャ
ン時の管電圧や管電流などが必ずしも一定でないことが
考慮されていない。このため、交換時期を見過ごし、予
期しない時にX線管球が故障したり、交換時期が早すぎ
てX線管球を無駄にすることがある。このことは、交換
の基準を前記スキャン回数から使用期間あるいは使用状
況に変えた場合も同様で、正確な交換時期を把握するこ
とは非常に困難である。
【0003】更に、スリップリングCTによる連続スキ
ャンとなると、1回のスキャン(複数回に亘る一連のス
キャン)で、通常のスキャンの数十スキャン分に相当す
る撮り方もできるので、このような場合、正確な交換時
期を把握することはますます困難である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来装置
においては、交換時期の把握がサービス員の経験の差に
よってばらつき、したがってサービス員の経験に拘らず
一様に正確な交換時期を把握することは非常に困難であ
った。また、X線管球の交換時期を判断する要因がスキ
ャン回数など曖昧なものでしかない。同じスキャン回数
あるいは使用期間でも管電圧、管電流、スキャン時間に
より残りの使用可能スキャン回数,期間は変動するもの
であり、正確な交換時期を把握することは非常に困難で
あった。このため、交換時期を見過ごし、予期しない時
にX線管球が故障したり、交換時期が早すぎてX線管球
を無駄にするという問題点があった。
【0005】本発明の目的は、X線管球の交換時期を定
量的に分かるようにして、サービス員の経験に拘らず一
様に正確な交換時期を把握可能とし、交換時期の見過ご
しに起因する予想外の時期のX線管球故障や、交換時期
の早すぎに起因する使用可能X線管球の取替えを防止で
きるX線CT装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、X線線量を
測定すると共に測定したX線線量を積算,記憶する積
算,記憶手段と、この積算,記憶手段による積算値及び
使用中のX線管球の許容積算線量値を比較して前記X線
管球の交換時期に関する情報を得、これを報知する比
較,報知手段とを設けることにより達成される。
【0007】ここで、X線線量を測定する手段として
は、実際の曝射X線より求める方法がある。これは、通
常のスキャン計測で求められたロウデータ(X線検出器
のリファレンス用チャネル部分のロウデータ)より1ス
キャン分の線量を求める方法である。また別の方法とし
ては、管電圧と、管電流,スキャン時間の積とから計算
で求める方法がある。測定したX線線量を積算,記憶す
る手段としては、CPUと補助記憶装置を用いる方法が
ある。X線管球の交換時期に関する情報としては、X線
管球のもつ許容積算線量値に対して、現在までの積算値
が越えているか否かを表わす情報や、X線管球の許容積
算線量値から現在の積算値を引いて、その差とそれまで
の平均使用量とをもとにして、スキャン可能残り回数や
稼働可能残り日数を表わす情報がある。この情報を報知
する手段としては、積算値がX線管球の許容積算線量値
を越えた場合に、それをアラーム音で知らせる方法や、
スキャン可能残り回数や稼働可能残り日数をモニタ上
や、パネル上に表示する方法がある。
【0008】
【作用】積算,記憶手段は、日常での曝射X線線量の総
計を求めておき、更に、その総計も、同一の曝射条件で
の総計になるように変換したX線線量で積算し、記憶す
る。一方、比較,報知手段は、前記積算,記憶手段に記
憶された積算値と、現在使用中のX線管球について予め
求めておいた許容積算線量値とを、比較する。そして、
前記許容積算線量値に対して現在までの積算値が越えて
いるか否かを表わす情報や、前記許容積算線量値から現
在の積算値を引いて、その差とそれまでの平均使用量と
をもとにして、スキャン可能残り回数や稼働可能残り日
数を表わす情報(X線管球の交換時期に関する情報)を
報知する。これにより、サービス員の経験に拘らず一様
に正確な交換時期を把握することができ、交換時期の見
過ごしや、時期の早すぎる交換が防止される。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は、本発明によるX線CT装置の一実施例を
示すブロック図である。この図1において、1はX線管
球、2はX線検出器で、これらは図示しない回転板上に
対向配置されており、スキャナ3の主構成をなす。2a
はX線検出器2のリファレンス用チャネルである。4は
X線検出器2の出力信号を増幅するプリアンプで、スキ
ャナ3に設けられる。5はこのプリアンプ4からの信号
により画像を再構成する画像処理装置である。6は再構
成画像や、後述するX線管球の交換時期に関する情報な
どを報知する表示装置である。7は画像再構成演算のた
めのプログラムやパラメータが記憶された磁気ディスク
装置で、本発明では更に現在使用しているX線管球1の
稼働開始から現在までに曝射されたX線線量の積算値も
記憶される。7aはその記憶領域(X線線量積算値記憶
領域)である。8は上記各部の制御及び各種演算を行う
CPU、9は被検体である。
【0010】ここで、前記X線検出器2(リファレンス
用チャネル2a)、プリアンプ4、画像処理装置5、磁
気ディスク装置7(X線線量積算値記憶領域7a)及び
CPU8は、曝射されたX線線量を測定すると共に測定
したX線線量を積算,記憶する積算,記憶手段をも構成
する。また、表示装置6及びCPU8は、前記積算,記
憶手段による積算値及び使用中のX線管球1の許容積算
線量値を比較してX線管球1の交換時期に関する情報を
得、これを報知する比較,報知手段をも構成する。
【0011】次に図2を併用して上述本発明装置の動作
について述べるが、X線CT装置における通常の計測動
作については従来装置と特に変るところはないので、こ
こでは、X線の曝射からX線管球の交換時期に関する情
報を報知するまでの動作を中心に述べる。すなわち、X
線管球1より曝射されたX線は、被検体9を透過してX
線検出器2に入射する。通常のスキャンは、この被検体
9を透過して減弱したX線データを用いて、各種補正を
行い、画像を再構成する。
【0012】X線管球1の交換時期を求めるに当たって
積算されるX線線量としては、前記透過X線の線量では
被検体9によってX線の吸収係数が異なり、したがって
同一計測条件下でも違った値となってしまうので、これ
は用いない。そこで、積算に用いるX線線量データとし
ては、被検体9に関係のない部分、すなわち、X線検出
器2のリファレンス用チャネル2aのX線線量データを
用いる。このデータは、X線検出器2の他の計測用チャ
ネルのデータと同様、プリアンプ4を経て、画像処理装
置5でロウデータとなる。この後、計測用チャネルのロ
ウデータは画像再構成に用いられるが、リファレンス用
チャネル2a部分のロウデータは画像再構成自体には直
接関与しない。
【0013】画像再構成後、ロウデータは、再構成画像
と共にCPU8によって磁気ディスク装置7のX線線量
積算値記憶領域7aに格納される。その際、リファレン
ス用チャネル2a部分のロウデータを全て取り出し、加
算しておく。X線データ取込み時に、角度加算で平均化
している場合は、総サンプル数に直しておく(加算数
倍)。そして、スキャン(X線曝射)毎、磁気ディスク
装置7の記憶領域7aからそれまでのX線線量積算値を
読み出しておき、これに同一計測条件での値になるよう
に、今回のX線線量値を変換して加算する(ステップ2
01〜204)。
【0014】その後、現在使用されているX線管球1の
種類に応じた許容積算線量値(耐用試験などで予め求め
られ、磁気ディスク装置7に設定,記憶されている)を
磁気ディスク装置7から読み出し(ステップ205)、
この許容積算線量値と、ステップ204の加算結果(X
線線量積算値)とを、比較し、残り線量(=許容積算線
量値−X線線量積算値)を求める(ステップ206)。
なお前記加算結果は、次回曝射時に用いられるX線線量
積算値とするため、磁気ディスク装置7の記憶領域7a
に格納される(ステップ207)。
【0015】求められた残り線量に対し、前日までのX
線線量積算値をそのX線管球1の稼働日数で割って求め
た日平均使用線量で割算すれば、稼働可能残り日数が求
まる。また、前回曝射までのX線線量積算値をそのX線
管球1のそれまでのスキャン回数(曝射回数)で割算す
れば、スキャン可能残り回数が求まる。これらの演算は
CPU8で行われ、その演算結果である、稼働可能残り
日数や、スキャン可能残り回数は表示装置6に表示され
る(ステップ206)。
【0016】なお上述実施例では、X線線量の測定に実
測値を用いたが、設定されたX線の曝射条件(管電圧、
管電流、スキャン時間)からCPU8を使って計算によ
り求めた値を用いてもよい。また上述実施例では、報知
されるX線管球の交換時期に関する情報として、稼働可
能残り日数及びスキャン可能残り回数を例にとって説明
したが、X線管球のもつ許容積算線量値に対して、現在
までのX線線量積算値が越えているか否かを表わす情報
であってもよい。この場合は、報知が二者択一であるの
で、表示装置6を用いずにアラーム音やLED発光など
で、容易に操作者やサービス員に知らせることができ
る。またそれら両者を併用したものであってもよい。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、X
線管球の交換時期の判断基準としてX線線量積算値を用
いたので交換時期が定量的に分かるようになり、したが
ってサービス員の経験に拘らず一様に正確な交換時期を
把握可能となり、交換時期の見過ごしに起因する予想外
の時期のX線管球故障や、交換時期の早すぎに起因する
使用可能のX線管球の取替えが防止できるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の一実施例を示すブロック図であ
る。
【図2】同上装置のフローチャートである。
【符号の説明】
1 X線管球 2 X線検出器 2a リファレンス用チャネル 3 スキャナ 4 プリアンプ 5 画像処理装置 6 表示装置 7 磁気ディスク装置 7a X線線量積算値記憶領域 8 CPU 9 被検体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】X線線量を測定すると共に測定したX線線
    量を積算,記憶する積算,記憶手段と、この積算,記憶
    手段による積算値及び使用中のX線管球の許容積算線量
    値を比較して前記X線管球の交換時期に関する情報を
    得、これを報知する比較,報知手段とを具備することを
    特徴とするX線CT装置。
JP3252897A 1991-09-05 1991-09-05 X線ct装置 Pending JPH0562790A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3252897A JPH0562790A (ja) 1991-09-05 1991-09-05 X線ct装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP3252897A JPH0562790A (ja) 1991-09-05 1991-09-05 X線ct装置

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JPH0562790A true JPH0562790A (ja) 1993-03-12

Family

ID=17243693

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JP3252897A Pending JPH0562790A (ja) 1991-09-05 1991-09-05 X線ct装置

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