JPH0562782A - 電界発光素子 - Google Patents
電界発光素子Info
- Publication number
- JPH0562782A JPH0562782A JP3246618A JP24661891A JPH0562782A JP H0562782 A JPH0562782 A JP H0562782A JP 3246618 A JP3246618 A JP 3246618A JP 24661891 A JP24661891 A JP 24661891A JP H0562782 A JPH0562782 A JP H0562782A
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- JP
- Japan
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- thin plate
- electrode
- insulating layer
- electroluminescence element
- electroluminescent device
- Prior art date
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- Pending
Links
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Landscapes
- Electroluminescent Light Sources (AREA)
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】家電製品のリモートコントロール器具のコント
ロールパネル等に使用されている薄形板状電界発光素子
に於いて，消費電力の節約並びに絶縁カバーコート処理
の省略する。 【構成】特に透窓部６を有する薄形板状電界発光素子を
形成するに際して，出射側透明基板１の背面に，発光を
必要とする範囲にのみ透明電極２を印刷形成し，順次発
光層３並びに絶縁層４を積層すると共に，背面電極５を
少なくとも発光を必要とする範囲にのみ形成した後，所
定形状の透窓部６を打ち抜き形成する。
ロールパネル等に使用されている薄形板状電界発光素子
に於いて，消費電力の節約並びに絶縁カバーコート処理
の省略する。 【構成】特に透窓部６を有する薄形板状電界発光素子を
形成するに際して，出射側透明基板１の背面に，発光を
必要とする範囲にのみ透明電極２を印刷形成し，順次発
光層３並びに絶縁層４を積層すると共に，背面電極５を
少なくとも発光を必要とする範囲にのみ形成した後，所
定形状の透窓部６を打ち抜き形成する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は家電製品のリモートコン
トロール器具のコントロールパネル等に使用されている
薄形板状電界発光素子に関するものである。
トロール器具のコントロールパネル等に使用されている
薄形板状電界発光素子に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】家電製品の種々のリモートコントロール
器具のコントロールパネルには、操作の指標となる絵、
文字、記号等が表示されており、而もこの表示は明るく
視認出来るようにバックライトが設けられている。
器具のコントロールパネルには、操作の指標となる絵、
文字、記号等が表示されており、而もこの表示は明るく
視認出来るようにバックライトが設けられている。
【０００３】前記のバックライトとしては図４に示すよ
うにコントロール器具ａの内部に薄形板状電界発光素子
ｂが使用されいるが、コントロールパネルｃ部分に操作
スイッチｄが設けられていると、薄形板状電界発光素子
ｂはその一部に、操作スイッチｄを機器本体ａの内部に
装着するための透窓部ｅを設けている。この透窓部ｅを
形成するには、従来では図６に示すように出射側透明基
板の背面全面に透明電極を形成し、順次発光層、絶縁層
並びに背面電極を積層して一旦全面発光の薄形板状電界
発光素子を形成した後、透窓部ｅを所定の形状に打ち抜
いてなるものである。
うにコントロール器具ａの内部に薄形板状電界発光素子
ｂが使用されいるが、コントロールパネルｃ部分に操作
スイッチｄが設けられていると、薄形板状電界発光素子
ｂはその一部に、操作スイッチｄを機器本体ａの内部に
装着するための透窓部ｅを設けている。この透窓部ｅを
形成するには、従来では図６に示すように出射側透明基
板の背面全面に透明電極を形成し、順次発光層、絶縁層
並びに背面電極を積層して一旦全面発光の薄形板状電界
発光素子を形成した後、透窓部ｅを所定の形状に打ち抜
いてなるものである。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】前記の一部透窓部を有
する薄形板状電界発光素子に在っては、透窓部以外総て
は対向電極が構成され駆動電圧を印加すると全面が発光
する。これは透明電極を出射側透明基板の背面に形成す
る手段としてスパッタリングや金属蒸着が一般的であっ
たからである。しかしこの様に全面発光すると、必要で
ない個所即ちコントロールパネルで隠され、何ら明光表
示に貢献しない個所まで点灯発光し、消費電力が大きく
なり明らかに無駄である。而も対向電極の面積が広くな
ると、絶縁層での漏れ電流の可能性も大きくなり、消費
電力の増大の原因となる。更に素子周辺部の様に発光層
及び絶縁層が薄く形成される個所には、態々絶縁カバー
コート処理を施す必要がある。そこで本発明は省エネ形
の薄形板状電界発光素子を提案したものである。
する薄形板状電界発光素子に在っては、透窓部以外総て
は対向電極が構成され駆動電圧を印加すると全面が発光
する。これは透明電極を出射側透明基板の背面に形成す
る手段としてスパッタリングや金属蒸着が一般的であっ
たからである。しかしこの様に全面発光すると、必要で
ない個所即ちコントロールパネルで隠され、何ら明光表
示に貢献しない個所まで点灯発光し、消費電力が大きく
なり明らかに無駄である。而も対向電極の面積が広くな
ると、絶縁層での漏れ電流の可能性も大きくなり、消費
電力の増大の原因となる。更に素子周辺部の様に発光層
及び絶縁層が薄く形成される個所には、態々絶縁カバー
コート処理を施す必要がある。そこで本発明は省エネ形
の薄形板状電界発光素子を提案したものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明に係る電界発光素
子は、特に透窓部を有する薄形板状電界発光素子を形成
するに際して、出射側透明基板の背面に、発光を必要と
する範囲にのみ透明電極を印刷形成し、順次発光層並び
に絶縁層を積層すると共に、背面電極を少なくとも発光
を必要とする範囲にのみ形成した後、所定形状の透窓部
を打ち抜き形成してなることを特徴とするものである。
子は、特に透窓部を有する薄形板状電界発光素子を形成
するに際して、出射側透明基板の背面に、発光を必要と
する範囲にのみ透明電極を印刷形成し、順次発光層並び
に絶縁層を積層すると共に、背面電極を少なくとも発光
を必要とする範囲にのみ形成した後、所定形状の透窓部
を打ち抜き形成してなることを特徴とするものである。
【０００６】
【作用】出射側透明基板の背面に形成した透明電極と背
面電極間に所定の駆動電圧を印加すると、両電極が重な
り合っている部分即ち発光を必要とする部分のみが発光
する。
面電極間に所定の駆動電圧を印加すると、両電極が重な
り合っている部分即ち発光を必要とする部分のみが発光
する。
【０００７】
【実施例】次に本発明に係る電界発光素子の実施例を、
その製造手順に基ずいて説明する。最初に出射側透明基
板１となる透明樹脂板の背面に、可視光線の透過性を備
えた導電性微粉末（例えば酸化インジウム）を塗膜形成
能を有する樹脂（例えばシアノエチルセルロース）に分
散させた導電ペーストを用いて、発光を必要とする範囲
にのみ透明電極２を印刷形成し、その上面に例えば化学
式ＺｎＳ：Ｃｕで表される硫化亜鉛粉末をシアノエチル
セルロースに分散保持せしめたものをスクリーン印刷で
塗付して発光層３を形成し、発光層３が乾燥すると更に
その上面に絶縁層４を積層形成する。しかる後背面電極
５を少なくとも発光を必要とする範囲にのみ前記の導電
性ペーストを用いての印刷形成若しくはＡｌ箔の貼付で
形成し、薄形板状電界発光素子が一体的に形成された
後、所定形状の透窓部６を打ち抜き形成し、必要に応じ
て保護フィルム７で被覆する。
その製造手順に基ずいて説明する。最初に出射側透明基
板１となる透明樹脂板の背面に、可視光線の透過性を備
えた導電性微粉末（例えば酸化インジウム）を塗膜形成
能を有する樹脂（例えばシアノエチルセルロース）に分
散させた導電ペーストを用いて、発光を必要とする範囲
にのみ透明電極２を印刷形成し、その上面に例えば化学
式ＺｎＳ：Ｃｕで表される硫化亜鉛粉末をシアノエチル
セルロースに分散保持せしめたものをスクリーン印刷で
塗付して発光層３を形成し、発光層３が乾燥すると更に
その上面に絶縁層４を積層形成する。しかる後背面電極
５を少なくとも発光を必要とする範囲にのみ前記の導電
性ペーストを用いての印刷形成若しくはＡｌ箔の貼付で
形成し、薄形板状電界発光素子が一体的に形成された
後、所定形状の透窓部６を打ち抜き形成し、必要に応じ
て保護フィルム７で被覆する。
【０００８】而して図４に示すようなコントロール器具
ａの内部に装着して使用するもので、特に前記の薄形板
状電界発光素子は、透明電極２と背面電極５が重なり合
っている部分即ち発光を必要とする部分のみが発光する
ことになる。
ａの内部に装着して使用するもので、特に前記の薄形板
状電界発光素子は、透明電極２と背面電極５が重なり合
っている部分即ち発光を必要とする部分のみが発光する
ことになる。
【０００９】尚本発明は前記の実施例に限定されるもの
ではなく、対向する両電極２、５が所定の範囲のみに形
成されていれば良いもので、電極の形成手段、発光層３
及び絶縁層４の材質並びに形成手段は全く任意に行うこ
とができる。
ではなく、対向する両電極２、５が所定の範囲のみに形
成されていれば良いもので、電極の形成手段、発光層３
及び絶縁層４の材質並びに形成手段は全く任意に行うこ
とができる。
【００１０】
【発明の効果】以上のように本発明は透窓部を有する薄
形板状電界発光素子を形成するに際して、特に出射側透
明基板の背面に、発光を必要とする範囲にのみ透明電極
を印刷形成し、順次発光層並びに絶縁層を積層すると共
に、背面電極を少なくとも発光を必要とする範囲にのみ
形成した電界発光素子であるから、必要個所のみの点灯
発光となり、消費電力の無駄がなく、而も絶縁層での漏
れ電流の可能性も小さくなり、態々絶縁カバーコート処
理を施す必要が無い等の利点を有するものである。
形板状電界発光素子を形成するに際して、特に出射側透
明基板の背面に、発光を必要とする範囲にのみ透明電極
を印刷形成し、順次発光層並びに絶縁層を積層すると共
に、背面電極を少なくとも発光を必要とする範囲にのみ
形成した電界発光素子であるから、必要個所のみの点灯
発光となり、消費電力の無駄がなく、而も絶縁層での漏
れ電流の可能性も小さくなり、態々絶縁カバーコート処
理を施す必要が無い等の利点を有するものである。
【図１】本発明の実施例の分解斜視図である。
【図２】同平面図である。
【図３】同断面図である。
【図４】本発明の素子が使用される器具の一例の斜視図
である。
である。
【図５】従来例の斜視図である。
【図６】従来例の断面図である。
１ 出射側透明基板 ２ 透明電極 ３ 発光層絶縁 ４ 絶縁層 ５ 背面電極 ６ 透窓部 ７ 保護フィルム
Claims (1)
- 【請求項１】 透窓部を有する薄形板状電界発光素子を
形成するに際して、出射側透明基板の背面に、発光を必
要とする範囲にのみ透明電極を印刷形成し、順次発光層
並びに絶縁層を積層すると共に、背面電極を少なくとも
発光を必要とする範囲にのみ形成した後、所定形状の透
窓部を打ち抜き形成してなることを特徴とする電界発光
素子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3246618A JPH0562782A (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | 電界発光素子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3246618A JPH0562782A (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | 電界発光素子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0562782A true JPH0562782A (ja) | 1993-03-12 |
Family
ID=17151086
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3246618A Pending JPH0562782A (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | 電界発光素子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0562782A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007220318A (ja) * | 2006-02-14 | 2007-08-30 | Seiko Epson Corp | 電気光学装置及び電気光学装置の製造方法 |
Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS53111724A (en) * | 1977-03-11 | 1978-09-29 | Canon Inc | Camera with release device |
| JPS5580242A (en) * | 1978-12-12 | 1980-06-17 | Toshiba Corp | Exposure device |
| JPS6125174A (ja) * | 1984-07-13 | 1986-02-04 | Nec Corp | 電子写真式印刷装置の定着器 |
| JPS6235235A (ja) * | 1985-08-09 | 1987-02-16 | Mazda Motor Corp | 車両の圧力測定装置 |
| JPS63245889A (ja) * | 1987-03-31 | 1988-10-12 | 株式会社村田製作所 | 電界発光素子およびその製造方法 |
-
1991
- 1991-08-30 JP JP3246618A patent/JPH0562782A/ja active Pending
Patent Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS53111724A (en) * | 1977-03-11 | 1978-09-29 | Canon Inc | Camera with release device |
| JPS5580242A (en) * | 1978-12-12 | 1980-06-17 | Toshiba Corp | Exposure device |
| JPS6125174A (ja) * | 1984-07-13 | 1986-02-04 | Nec Corp | 電子写真式印刷装置の定着器 |
| JPS6235235A (ja) * | 1985-08-09 | 1987-02-16 | Mazda Motor Corp | 車両の圧力測定装置 |
| JPS63245889A (ja) * | 1987-03-31 | 1988-10-12 | 株式会社村田製作所 | 電界発光素子およびその製造方法 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007220318A (ja) * | 2006-02-14 | 2007-08-30 | Seiko Epson Corp | 電気光学装置及び電気光学装置の製造方法 |
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