JPH0562702A - 燃料電池 - Google Patents

燃料電池

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JPH0562702A
JPH0562702A JP3220750A JP22075091A JPH0562702A JP H0562702 A JPH0562702 A JP H0562702A JP 3220750 A JP3220750 A JP 3220750A JP 22075091 A JP22075091 A JP 22075091A JP H0562702 A JPH0562702 A JP H0562702A
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 燃料電池モジュール1を複数個積層した燃料
電池積層体において、各燃料電池モジュールのガスヘッ
ダー4とセル積層部2との間に積層方向に伸縮可能な電
池締付用ベローズ7、7を介在させるとともに、電池締
付用ベローズの内部へ電池面圧を付加するためのの不活
性ガスを供給排出するガス導入口8を設けた燃料電池。 【効果】 電池運転中の面圧および面圧分布を運転時以
外の分解、組立、移設および保管などの場合において
も、変化させることなく維持することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電池面圧を付加するた
めの機構を有する燃料電池に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電解質板、アノード、カソード、
セパレータ、ガスヘッダー等からなる燃料電池モジュー
ルを複数個積層した燃料電池積層体に面圧を付加する方
法としては、図9に示すように該燃料電池積層体全体を
積層方向に伸縮可能な電池締付用ベローズ13を介して締
付板12で押え、電池締付用ベローズ13内にN2 等の不活
性ガスを圧入して電池締付用ベローズの内圧を電池面圧
が所定の面圧になるように調整するという方法がとられ
てきた。
【0003】他の方法として、圧力容器の中に設置した
燃料電池積層体を締付ける方法としては、特開平1-2005
68号公報に示すように圧力容器の外側から圧力ユニット
等で締付力を与えるという方法も知られている。上記に
示す方法で燃料電池を締付ける場合、運転中においては
電池面圧を付加することに関して問題はないが、メンテ
ナンス等のために電池そのものを分解するような場合に
問題を生起している。すなわち、電池に付加する面圧
は、運転中はガスシールや電池の各構成部材の接触圧を
確保するために電池面内において均一でなければならな
い。少なくとも一度運転を行なったことのある電池ある
いは焼成後の電池の面圧に何らかの理由により変化が生
じると、その後性能が劣化する、あるいは、性能劣化速
度が速くなるという傾向が見られる。
【0004】上記のように電池締付用ベローズ等により
均一な面圧を付加した状態で締付け運転される燃料電池
積層体をメンテナンス等の必要から分解する場合、ある
いは、燃料電池積層体を構成する電池モジュールを一部
交換するために燃料電池積層体を分解する場合、図10に
示すように各電池モジュールごとにボルト14で締付けて
従前の面圧を確保するという方法がとられているが、こ
のような方法においては、電池の側方に取付けたボルト
によってのみ電池モジュールを締付けているだけなの
で、電池モジュールの全面に均一な面圧を付加すること
は困難である。特に、電池面積が大きくなればなる程、
面内での面圧分布のばらつきは大きくなる。また、この
方法で実際に分解を行なう際は、電池締付力を一定に保
つため、電池締付用ベローズ内圧を抜きながらその度合
に応じて電池モジュール締付ボルトの締付力を増加させ
ていかなければならないので、分解作業が非常に複雑な
ものとなる。組立時においても分解時と逆の手順を踏ま
ねばならず、同様に複雑である。
【0005】上記のような不都合を解決する一つの手段
として、積層体を積層方向に複数のブロックに分割する
と共に、各積層体ブロック毎に積層方向の圧力を加える
圧力付与手段を設けることにより、多数のセルを垂直方
向に積層した場合でも各セルに一様な面圧を与えるよう
にしたものも知られている(特開昭61-148770 号公報参
照) 。しかしながらこのものにあっても、その圧力付与
手段は積層体ブロックのコーナー部側方に取付けられて
いるものであることから、電池モジュールの全面に均一
な面圧を付加することは困難である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の燃料
電池積層体の締付構造がもつ上記のような不都合、即
ち、燃料電池のメンテナンス時あるいは電池モジュール
を一部交換する時等の場合に生じる、電池面圧が変化す
る、面圧分布のばらつきが大きくなる、分解組立時の作
業が複雑である、などの問題点を解決しようとするもの
である。
【0007】即ち、本発明の目的は、運転中またはその
他のいかなる場合においても電池面圧が変化することが
なく、面圧分布がばらつくことがなく、また、分解組立
時の作業性が良好な燃料電池締付構造を得ることであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、燃料電池モジュールを複数個積層した燃
料電池積層体において、各燃料電池モジュールのガスヘ
ッダーとセル積層部との間に積層方向に伸縮可能な電池
締付用ベローズを介在させると共に、該電池締付用ベロ
ーズの内部へ電池面圧を付加するための不活性ガスを供
給排出するガス導入口を設けたことを特徴とする燃料電
池を開示する。
【0009】燃料電池モジュールがガスヘッダーとして
中間ヘッダーを有しており、該電池締付用ベローズが中
間ヘッダーの上側及び下側と各セル積層部との間に介在
させることは特に好ましい態様である。電池モジュール
を構成するガスヘッダーに電池締付用ベローズを取付け
る位置を、ガスヘッダーとセル積層部との間にすること
は、電池面圧を均一にかけるという点で従来構造による
電池締付方法よりもはるかに有利である。
【0010】ガスヘッダーとセル積層部との間には、セ
ル積層部へ供給排出される反応ガスを通過させるための
ガス配管が設置されるが、その間に電池締付用ベローズ
を取付ける場合にこのガス管は電池締付用ベローズの伸
縮に対応することは好ましい態様であり、このガス管も
ベローズ等の伸縮管とすることが好ましい。この伸縮管
は、電池締付用ベローズの内部に設置してもよく、ある
いは、電池締付用ベローズをセル積層部の面内で複数個
に分割して、電池締付用ベローズ部と前記伸縮管を面内
の別々の場所に分離した形で設置してもよい。
【0011】溶融炭酸塩型燃料電池のように高温で運転
する燃料電池の場合、電池締付用ベローズの材質が高温
でもたない、即ち、高温での許容応力が小さくて所定の
電池面圧をかけるための内圧を電池締付用ベローズの内
部にかけることができないということがあり得る。その
場合には、電池締付用ベローズ内部にリブを入れてお
き、電池締付用ベローズが縮みきった状態で電池締付用
ベローズ内部のガスヘッダーの面とセル積層体の面とが
リブを介してつながるようにしておく。運転中はこの状
態の電池モジュールを積層して全体を締付けるという従
来構造の方法で締付け、それ以外には電池モジュールに
取付けた電池締付用ベローズを作動させて締付けるとい
う方法をとる。
【0012】また、この電池締付用ベローズの材質が電
池運転温度においても十分に許容応力の大きいものであ
り、所定の電池面圧をかけるとこができる場合において
も、電池締付用ベローズの内部にリブを入れることは有
効である。もし、通常運転時に何らかの理由で電池締付
用ベローズの内圧をかけることができなくなった場合
に、電池の自重によりベローズは収縮し、セルの周辺部
に自重による荷重が集中してかかることになり、セルの
中央部がたわんでセルを破壊してしまう恐れがあるが、
リブを上記のように介在させておくことによりセル面内
へ自重による荷重を均一にかけることが可能となり、セ
ルの破壊を防ぐことができる。
【0013】なお、溶融炭酸塩型燃料電池のような高温
型燃料電池に組み込んで電池運転温度で所定の面圧をか
けることのできるベローズの材質としては、インコネル
718のようなものが存在する。
【0014】
【作用】電池締付用ベローズを電池モジュール構成部品
のガスヘッダーとセル積層体との間に取付けることによ
り、運転中のみならず燃料電池積層体の分解、組立、移
設、保管などの各場合においても均一な電池面圧を保持
することができる。また高温型燃料電池で、電池締付用
ベローズの材料として運転温度において許容応力が小さ
く、所定の電池面圧をかけるのに必要なベローズ内圧を
かけることができない場合には電池締付用ベローズ内部
にリブを入れておき、運転中は従来のように燃料電池積
層体の外部から締付けて電池締付用ベローズ内のリブに
より面圧を伝えることを可能とすることもできる。
【0015】
【実施例】以下、実施例に基づき本発明をより詳細に説
明する。図1は、本発明による燃料電池を構成する電池
モジュールの第1の実施例を示している。電池モジュー
ル1は、セル積層部2、2、アノードガスヘッダー3、
3、及び中間ヘッダーであるカソードガスヘッダー4を
有している。アノードガスヘッダー3には燃料ガスを供
給、排出するためのアノード配管5を設けており、カソ
ードガスヘッダー4にも同じく酸化剤ガスを供給、排出
するためのカソード配管6を設けている。
【0016】本実施例においては、カソードガスヘッダ
ー4の上側および下側に電池締付用ベローズ7、7を取
付けている。これは、ガスヘッダーと電池発電部である
セル積層部との間の位置に電池締付用ベローズを取付け
るということになり、ガスヘッダーのセル積層部とは反
対側の位置、即ち、本実施例においてはアノードガスヘ
ッダーのセル積層部と反対側の位置に電池締付用ベロー
ズを取付ける場合に比べて、ガスヘッダー自体の多少の
加工寸法の誤差の影響を受けずに積層セルへ均一な面圧
を付加することができるという点で有利である。
【0017】また、図1に示す実施例においては、電池
締付用ベローズ内圧を調整するためのN2 ガス等のガス
を電池締付用ベローズ内へ供給排出するためのガス導入
口8をカソードガスヘッダー4の側面に取付けている。
その内部構造を図2に示す。内圧付加用のガスは、カソ
ードガスヘッダー4の内部を通過して、上下の電池締付
用ベローズ7へ供給排出される。従来は、電池締付用ベ
ローズへ内圧付加用のガスを供給するガス導入口を設け
るために電池締付用ベローズの上側かあるいは下側にあ
る程度寸法的な余裕が必要であった。しかし、カソード
ガスヘッダー4を上記に示す構造にすることにより、そ
の寸法的な余裕が不要となり積層方向の寸法を大きくし
ないですむという長所がある。
【0018】この実施例においては、ガスヘッダーから
セル積層部へ電池反応ガスを供給排出するためのガス配
管をガスヘッダーとセル積層部との間の位置に配置する
形式の燃料電池であり、さらに、本発明においては、ガ
スヘッダーとセル積層部との間に電池締付用ベローズを
取付けていることから、ベローズのような伸縮管製の電
池反応ガス配管10を電池締付用ベローズ7内部に設け、
電池締付用ベローズ7の伸縮に対応するようしている。
図3は図1のA−A断面であり、上記電池締付用ベロー
ズ7の内部構造を示している。セル積層部には各セルへ
電池反応ガスを流すためのマニホールド穴9が開いてお
り、ガスヘッダー側の対応する位置にも同様にマニホー
ルド穴が開いている。積層セル側のマニホールド穴9と
ガスヘッダー側のマニホールド穴をつなぐように電池反
応ガス配管である伸縮管10を設置する。従って、伸縮管
10は、電池締付用ベローズ7の内部空間に設置されるこ
とになる。
【0019】また、本発明の他の実施例としては、図4
に示すように電池反応ガス配管である伸縮管10を電池締
付用ベローズ7と分離するという方法がある。本例にお
いては、電池締付用ベローズ7自体もセル積層部の面内
で分割される構造となっている。第1の実施例のよう
に、伸縮管10が電池締付用ベローズ7の内部にある場
合、電池締付用ベローズ7の内圧の方が電池反応ガスの
圧力、即ち、電池反応ガス用伸縮管10の内圧よりかなり
大きいので、もし伸縮管10が破れた場合、セル積層部内
部に過大な圧力がかかり、セル積層部そのものを破壊す
る可能性がある。本実施例においては、仮に電池反応ガ
ス用伸縮管10が破れたとしてもセル積層部を破壊する心
配はない。
【0020】図5は上記の実施例による電池モジュール
1を複数個積層して圧力容器内部に設置する例を示して
いる。この図のものは電池モジュール1を複数個積層し
た燃料電池積層体を締付板12ではさむ構造としている
が、燃料電池積層体の温度変化等による伸縮量は従来構
造の場合と変わらないので、各電池モジュールの電池締
付用ベローズの高さの合計は、図9に示す従来技術にお
ける電池締付用ベローズの高さと大きく変わるものでは
なく、締付板12を含めた積層の高さは、本発明と従来技
術においてあまり変わるものではない。
【0021】また、燃料電池積層体を固定するのに締付
板12を用いず、下位にある電池モジュールの上側のアノ
ードガスヘッダー3と上位にある電池モジュールの下側
のアノードガスヘッダー3を結合する、などの方法によ
り各電池モジュールを結合することにすれば、積層方向
の高さは上記の例より小さくなり、従来技術よりも有利
だといえる。
【0022】また、高温型燃料電池において、電池締付
用ベローズ7の運転温度における許容応力が小さく、所
定の電池面圧をかけるのに必要な電池締付用ベローズ内
圧を加えることができない場合には、図6に示すように
電池締付用ベローズの内部にリブ11を入れる方法があ
る。このリブ11は、電池締付用ベローズが収縮して同電
池締付用ベローズ内の上端面と下端面がリブ11に接した
時に電池モジュールに外部から加えた電池締付面圧をそ
のまま伝える機能を有する。従って、本実施例の電池モ
ジュールを図9に示す従来技術による方法で運転中は締
付けておき、運転中以外の分解、組立、移設、保管など
の温度の低い状態においては、各電池モジュールの電池
締付用ベローズ7に内圧を加えて所定の面圧を確保する
ことが可能となる。
【0023】図7は、本発明による燃料電池を構成する
電池モジュールの第2の実施例を示している。電池モジ
ュール1は、セル積層部2、2、アノードガスヘッダー
3、3、及び中間ヘッダーであるカソードガスヘッダー
4を有している。アノードガスヘッダー3には燃料ガス
を供給、排出するためのアノード配管5を設けており、
カソードガスヘッダー4にも同じく酸化剤ガスを供給、
排出するためのカソード配管6を設けている。この構成
は第1の実施例のものと同様である。
【0024】この実施例においては、上側および下側の
アノードガスヘッダー3、3とセル積層部2、2との間
に電池締付用ベローズ7'、7'を取付けている。また、電
池締付用ベローズ内圧を調整するためのN2 ガス等のガ
スを電池締付用ベローズ7'内へ供給排出するためのガス
導入口8'、8'をアノードガスヘッダー3、3の側面に取
付けている。その内部構造を図8に示す。内圧付加用の
ガスは、アノードガスヘッダー3の内部を通過して、電
池締付用ベローズ7'へ供給排出される。
【0025】この形式のものであっても、第1の実施例
のものと同様にセル積層部の面内を均一に加圧すること
ができかつガスヘッダー自体の多少の加工寸法の誤差の
影響を受けずに積層セルへ均一な面圧を付加することが
できる点で有利であることは容易に理解されよう。さら
に、この実施例のものにあっても、電池締付用ベローズ
7'とガスヘッダーからセル積層部へ電池反応ガスを供給
排出するためのガス配管との配置関係、リブの介在等、
第1の実施例に用いられる技術手段はすべて適用可能で
あることも同様である。
【0026】また、特に図示しないが、中間ヘッダーを
有しない形式の燃料電池においても本発明は実施され得
るものであり、その場合に、電池締付用ベローズはアノ
ードあるいはカソードヘッダーとセル積層体との間に装
着されるものであり、それにより奏される作用、効果も
上記の2つの実施例のものと同様であることも容易に理
解されよう。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、電池運転中の面圧およ
び面圧分布を運転時以外の分解、組立、移設および保管
などの場合においても、まるで変化させることなく維持
する効果がある。また、ガスヘッダーに多少の寸法誤差
があっても、それに影響されることなく均一な電池面圧
を付加する効果がある。
【0028】さらに、また、電池モジュールごとに結合
することにより燃料電池積層体全体を締付けるための部
品を不要とすることができるので、全体の高さを小さく
することができ、圧力容器等の収納容器を小さくする効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電池モジュールの構造図。
【図2】図1の縦断面部分拡大図。
【図3】図1のA−A断面図。
【図4】本発明の他の実施例を示す図3に相当する断面
図。
【図5】本発明による電池モジュールを積層した燃料電
池積層体構造図。
【図6】電池締付用ベローズ内にリブ等の支持構造物を
設けた場合の電池モジュール構造図。
【図7】本発明による電池モジュールの他の実施例の構
造図。
【図8】図7の縦断面部分拡大図。
【図9】従来技術による燃料電池積層体構造図。
【図10】従来技術による電池モジュール構造図。
【符号の説明】
1 電池モジュール 2 セル積層部 3 アノードガスヘッダー 4 カソードガス
ヘッダー 5 アノードガス配管 6 カソードガス
配管 7 電池締付用ベローズ 8 電池締付用ベ
ローズ内へのガス導入口 9 マニホールド穴 10 電池反応ガス
用伸縮管 11 リブ等の支持構造物 12 燃料電池積層
体締付板 13 燃料電池積層体締付用電池締付用ベローズ 14 電
池モジュール締付ボルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高島 正 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式会 社日立製作所日立工場内 (72)発明者 高橋 務 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式会 社日立製作所日立工場内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料電池モジュールを複数個積層した燃
    料電池積層体において、各燃料電池モジュールのガスヘ
    ッダーとセル積層部との間に積層方向に伸縮可能な電池
    締付用ベローズを介在させるとともに、該電池締付用ベ
    ローズの内部へ電池面圧を付加するための不活性ガスを
    供給排出するガス導入口を設けたことを特徴とする燃料
    電池。
  2. 【請求項2】 燃料電池モジュールがガスヘッダーとし
    て中間ヘッダーを持つ燃料電池モジュールであり、該電
    池締付用ベローズが前記中間ヘッダーの上側及び下側と
    各セル積層部との間に介在していることを特徴とする、
    請求項1記載の燃料電池。
  3. 【請求項3】 該電池締付用ベローズの内部空間に、セ
    ル積層部にアノードガスあるいはカソードガスを供給排
    出するための伸縮自在な管部材が配置していることを特
    徴とする、請求項1又は2記載の燃料電池。
  4. 【請求項4】 該電池締付用ベローズと、セル積層部に
    アノードガスあるいはカソードガスを供給排出するため
    の伸縮自在な管部材とが、各燃料電池モジュールのガス
    ヘッダーとセル積層部との間に、それぞれ分離した形で
    設けてあることを特徴とする、請求項1又は2記載の燃
    料電池。
  5. 【請求項5】 該電池締付用ベローズの内部空間に、燃
    料電池モジュールのガスヘッダーとセル積層部との間の
    支えとなるリブ等の支持構造物が介在していることを特
    徴とする、請求項1ないし4いずれかに記載の燃料電
    池。
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