JPH0562677U - 車両用リモートコントロール装置 - Google Patents

車両用リモートコントロール装置

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JPH0562677U
JPH0562677U JP1041892U JP1041892U JPH0562677U JP H0562677 U JPH0562677 U JP H0562677U JP 1041892 U JP1041892 U JP 1041892U JP 1041892 U JP1041892 U JP 1041892U JP H0562677 U JPH0562677 U JP H0562677U
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code
update
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receiver
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Application number
JP1041892U
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Inventor
正明 東樹
Original Assignee
ナイルス部品株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数のスイッチを所定の組合わせで操作した
ときにIDコードを書換えるよう構成し、IDコードの
誤更新を防止する。 【構成】 送信器1は、複数のスイッチ11,12,1
3と、第1のコード変換部14dと、第1のコード記憶
部14eとを有する。第1のコード変換部14dは、複
数のスイッチ11,12,13の組合わせ操作に応答
し、更新コードを所定の論理条件に基づいて変換するも
のである。第1のコード記憶部14eは、第1のコード
変換部14dからの更新コードを記憶する。受信器は、
第2のコード変換部と、第2のコード記憶部とを有す
る。第2のコード変換部は送信器1が送信する更新コー
ドを前記と同じ論理条件に基づいて変換するものであ
る。第2のコード記憶部は、第2のコード変換部からの
更新コードを記憶する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電波や光によるコード化信号を用いてドアの解錠等を行なう車両用 リモートコントロール装置の改良に関し、特に上記コード化信号を第3者が傍受 しても、該傍受したコード化信号を用いて解錠等できないようにした車両用リモ ートコントロール装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から電波や光によるコード化信号を車両に向けて送信し、車両のドアロッ クを解錠する技術が公知である。図8は送信器Aから発信したコード化信号Bを 、車両Cのドアミラーやサンルーフ、ピラー等に設けた入力部(アンテナ)Dに よって受信し、この受信信号が受信器Eに予め記憶したコードと一致した場合に ドアロックアクチュエータFを作動し、ドアを解錠するよう構成した車両用リモ ートコントロール装置を示している。 上記のコード化信号Bは第3者によって傍受される危険が有り、この傍受して コピーしたコード化信号を用いて盗難事故が発生する心配が有った。そこで、例 えば、特開平1−192974号公報や特開平2−282587号公報に示すご とく、IDコードを書換える技術が提案されていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、例えば、送信器を使用する毎にIDコードを自動的に更新した 場合、上記送信器からの信号を受信器が受信するか否かに関係なく送信器側のI Dコードのみが更新する。例えば、送信器からの信号が到達し得ない場所で、携 帯した送信器を乗員が誤操作した場合、送信器のIDコードのみが更新すること と成る。その為、次回送信器を操作しても、車両のドアを解錠することができな く成るといった不具合を発生していた。
【0004】
【課題を解決するための手段】 本考案は、叙上の課題を解決するものであり、更新コードを含むコード化信号 を送信器から車両の受信器に送信するとともに、受信器で予め記憶した更新コー ドと前記送信器から送信してきたコード化信号に含む更新コードとを照合し、該 両コードが一致したことを条件に車両の負荷を制御する車両用リモートコントロ ール装置に於いて、前記送信器が、複数のスイッチと、該複数のスイッチの組合 せ操作に応答し更新コードを所定の論理条件に基づいて変換する第1のコード変 換部と、該第1のコード変換部からの更新コードを記憶する第1のコード記憶部 とを有し、前記受信器が、前記送信器の送信する更新コードを前記と同じ論理条 件に基づいて変換する第2のコード変換部と、該第2のコード変換部からの更新 コードを記憶する第2のコード記憶部とを有した、車両用リモートコントロール 装置を提供する。
【0005】
【実施例】
図1及び図2は、それぞれ送信器1及び受信器2の機能を示すブロック図であ る。 先ず、図1の送信器1は押ボタンスイッチから成るロックスイッチ11、アン ロックスイッチ12及びトランクスイッチ13と、マイコンから成る中央演算回 路14と、コイルやLEDから成る出力部15とで構成している。中央演算回路 14は図6のフローチャートで示すごときプログラムを設定してあり、図1では 本考案の構成をブロック図で示している。
【0006】 14aは同時押し判断部であり、図6のステップ104の機能を有する。14 bはダミーの更新コード発生部であり、図6のステップ105の機能を有する。 このダミーの更新コード発生部14bは、ロックスイッチ11とアンロックスイ ッチ12の両スイッチのうちのいずれか一方をオン操作したときから他方をオン 操作するまでに要したタイマーカウント値をダミーの更新コードとして発生して いる。
【0007】 14cは基準コード発生部であり、図6のステップ106の機能を有する。該 基準コード発生部14cは、所定のコード例えば“10101010”を発生す るブロックである。 また14dは第1のコード変換部であり、図6のステップ107の機能を有す る。該第1のコード変換部14dは、上記基準コード発生部14cによる基準コ ードと、前記したダミーの更新コード発生部14bによるダミーの更新コードと の排他的論理和から更新コードを得るブロックである。例えば、図5に示すごと くダミーの更新コードが“01001110”であり、基準コードが“1010 1010”である場合、第1のコード変換部14dは両者の排他的論理和から“ 11100100”の更新コードを得る。
【0008】 また14eは第1のコード記憶部であり、図6のステップ108の機能を有す る。該第1のコード記憶部14eは、上記第1のコード変換部14dによる更新 コードを記憶するブロックである。 また14fは個別押し判断部であり、図6のステップ103の機能を有する。 また14gは登録信号発生部であり、図6のステップ109の機能を有する。 該登録信号発生部14gは、送信器1に於いてIDコードを書換えるとき、受信 器2側に登録しているIDコードを書換えるべく図3に示すコード化信号を発生 するものである。図3に示すコード化信号は、例えば24ビットの固定コードと 、ダミーの更新コード発生部14bが発生する8ビットのダミーの更新コードと 、コード化信号の種類が登録信号であることを識別するための8ビットの登録コ ードで組合わせている。
【0009】 また14hはコマンド信号発生部であり、図6のステップ110の機能を有す る。該コマンド信号発生部14hは、受信器2側に接続したドアロックアクチュ エータ等の負荷3をロックスイッチ11、アンロックスイッチ12及びトランク スイッチ13のいずれか1つのオン操作に対応して制御すべく、図4に示すコー ド化信号を発生するものである。 図4に示すコード化信号は、例えば、24ビットの固定コードと、第1のコー ド記憶部14eで記憶した8ビットの更新コードと、コード化信号の種類がコマ ンド信号であることを識別するための8ビットのコマンドコードで組合わせてい る。
【0010】 次に、図2の受信器2は、コイルやフォトトランジスタから成る入力部21と 、マイコンから成る中央演算回路22とで構成している。該中央演算回路22は 図7のフローチャートで示すごときプログラムを設定してあり、図2では本考案 の構成をブロック図で示している。
【0011】 22aは登録信号判断部であり、図7のステップ202の機能を有する。該登 録信号判断部22aは、図3に示すコード化信号の中から登録コードを検知する ものである。 また22bはダミーの更新コード入力部であり、図7のステップ203の機能 を有する。
【0012】 22cは基準コード発生部であり、図7のステップ205の機能を有する。該 基準コード発生部22cは、前記した送信器1の基準コード発生部14cが発生 するコードと同一コード、例えば“10101010”を発生するブロックであ る。 また22dは第2のコード変換部であり、図7のステップ206の機能を有す る。該第2のコード変換部22dは、上記基準コード発生部22cによる基準コ ードと、前記したダミーの更新コード入力部22bによるダミーの更新コードと の排他的論理和から更新コードを得るブロックである。
【0013】 また22eは第2のコード記憶部であり、図7のステップ207の機能を有す る。該第2のコード記憶部22eは、上記第2のコード変換部22dによる更新 コードを記憶するブロックである。 また22fはコマンド信号判断部であり、図7のステップ202の機能を有す る。 また22gはコード照合部であり、図7のステップ208,209の機能を有 する。該コード照合部22gは、コマンド信号判断部22fを介して読込んだI Dコードに含む更新コードと予め第2のコード記憶部22eに記憶した更新コー ドとを照合し、両コードが一致した場合に負荷3の制御信号を発生するものであ る。
【0014】 次に作動を説明する。 IDコードを書換える場合、先ず乗員は送信器1を受信器2に近接させ、ロッ クスイッチ11とアンロックスイッチ12を同時に押し操作する。すると同時押 し判断部14aがスイッチの同時押しを判断し、ダミーの更新コード発生部14 bがダミーの更新コードを発生する。第1のコード変換部14dは、上記ダミー の更新コードと基準コード発生部14cからの基準コードとの排他的論理和から 更新コードを発生させ、第1のコード記憶部14eに記憶させる。
【0015】 前記ダミーの更新コード発生部14bによるダミーの更新コードは、更に登録 信号発生部14gによって図3に示すごとき形態の登録信号に組込まれ、出力部 15から電波又は光信号として導出する。この出力部15が導出した登録信号を 受信器2が受信すると、登録信号判断部22aがこれを検知し、ダミーの更新コ ード入力部22bが登録信号に含んだダミーの更新コードを抽出する。 第2のコード変換部22dは、上記ダミー更新コードと基準コード発生部22 cからの基準コードとの排他的論理和から更新コードを発生させ、第2のコード 記憶部22eに記憶させる。 しかして送信器1及び受信器2の双方に於いて同一の更新コードが新規に記憶 され、IDコードの書換えが完了する。
【0016】
【考案の効果】
本考案は、送信器に於ける複数のスイッチを所定の組合わせで操作したときI Dコードを書換えるようにしたので、送信器からの信号が到達し得ない場所で送 信器を誤操作しても、スイッチの操作が所定の組合わせにならない限り送信器の IDコードのみが更新する可能性がない。またIDコードは、送信器と受信器で 共通の論理条件に基づいて書換える構成と成っているため、該論理条件が分から ない限りIDコードの盗用はより一層困難である。更に、IDコードは複数のス イッチの操作タイミングに応じて書換える構成であるため、IDコードが無限に 変更できるといった多くの効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の好適な実施例の送信器を示したブロッ
ク図である。
【図2】本考案の好適な実施例の受信器を示したブロッ
ク図である。
【図3】図1の送信器が出力する登録信号の形態を示し
た説明図である。
【図4】図1の送信器が出力するコマンド信号の形態を
示した説明図である。
【図5】図1の第1のコード変換部及び図2の第2のコ
ード変換部による変換例を示した説明図である。
【図6】図1の中央演算回路に設定したプログラムのフ
ローチャートである。
【図7】図2の中央演算回路に設定したプログラムのフ
ローチャートである。
【図8】従来の技術を示す車両の要部説明図である。
【符号の説明】
1 送信器 2 受信器 3 負荷 14d 第1のコード変換部 14e 第1のコード記憶部 22d 第2のコード変換部 22e 第2のコード記憶部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 更新コードを含むコード化信号を送信器
    から車両の受信器に送信するとともに、受信器で予め記
    憶した更新コードと前記送信器から送信してきたコード
    化信号に含む更新コードとを照合し、該両コードが一致
    したことを条件に車両の負荷を制御する車両用リモート
    コントロール装置に於いて、 前記送信器が、複数のスイッチと、該複数のスイッチの
    組合せ操作に応答し更新コードを所定の論理条件に基づ
    いて変換する第1のコード変換部と、該第1のコード変
    換部からの更新コードを記憶する第1のコード記憶部と
    を有し、 前記受信器が、前記送信器の送信する更新コードを前記
    と同じ論理条件に基づいて変換する第2のコード変換部
    と、該第2のコード変換部からの更新コードを記憶する
    第2のコード記憶部とを有した、 車両用リモートコントロール装置。
JP1041892U 1992-01-31 1992-01-31 車両用リモートコントロール装置 Pending JPH0562677U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0971220A (ja) * 1995-09-06 1997-03-18 Calsonic Corp 車両用カードシステム
US7671719B2 (en) 2005-06-29 2010-03-02 Asian Integration Co., Ltd. Electronic storage box, opening and closing method of electronic storage box, and computer program product thereof

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0971220A (ja) * 1995-09-06 1997-03-18 Calsonic Corp 車両用カードシステム
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Effective date: 19980714