JP2019097078A - 駐車支援装置 - Google Patents

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【課題】リモート端末により自動駐車をより確実に停止させることができる駐車支援装置を提供する。【解決手段】車両に搭載されて外部からの信号に基づいて駐車制御を行う駐車制御部21と、駐車制御部21に駐車制御を開始させる駐車開始信号、及び駐車制御部21に駐車制御を停止させる駐車停止信号を送信するための操作ボタンを複数備えるリモート端末30と、駐車制御を実行中には、駐車制御部21に、操作ボタンが押されることによりリモート端末から発せられる信号を駐車停止信号として処理させる動作モード制御部22と、を備える。【選択図】図3

Description

本発明は、遠隔で自動車を駐車させる指示を与えることができる駐車支援装置に関する。
近年、車両を自動的に駐車領域に駐車させる駐車支援装置が自動車に採用されるようになってきている。利用者は、駐車領域の近くで停車し、リモート端末を持って車両から降りる。そして、利用者は、リモート端末を用いて駐車指示を駐車支援装置に送信する。駐車支援装置は、停車位置から駐車領域まで車両を自動的に移動させる。
リモート端末としては、自動駐車を実行させるための駐車ボタンを有するスマートキーが挙げられる(例えば、特許文献1参照)。このようなリモート端末を用いた自動駐車は、駐車ボタンを押し続けている間に実行され、駐車ボタンを離すと自動車を停止させる。これにより、自動車の周囲の状況に応じて、利用者が自動駐車を強制的に停止させることが可能となっている。
しかしながら、駐車の完了までリモート端末の駐車ボタンを押し続けなければならないので、煩わしい操作を利用者に強いることになる。
駐車ボタンを押し、駐車ボタンから指を離しても、自動駐車が継続するような駐車支援装置であれば、上記した煩わしい操作を回避することができる。しかしながら、このような駐車支援装置のリモート端末には、自動駐車を開始させるためのボタンと、自動駐車を停止させるためのボタンが必要になり、または、押すたびに自動駐車の開始と停止が切り替わる一つのボタンが必要になる。このようなリモート端末では、利用者が自動駐車の停止を意図しながらも自動駐車の開始ボタンを間違えて押してしまったり、開始と停止を兼ねたボタンを何度も押してしまう可能性がある。
さらに、スマートキーには、自動駐車に関するボタン以外に、ドアのロック又はアンロック、テールゲートを開閉するためのボタンなど、複数のボタンを有するものもある。このため、停止ボタン以外のボタンを押し間違える可能性が高い。特に、緊急を要するような状況においては、ボタンを押し間違える可能性がさらに高くなる。
特開2014−196009号公報
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、リモート端末により自動駐車をより確実に停止させることができる駐車支援装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決する本発明の第1の態様は、車両に搭載されて外部からの信号に基づいて駐車制御を行う駐車制御部と、前記信号を送信するための操作ボタンを複数備え、少なくとも、前記駐車制御部に駐車制御を開始させる駐車開始信号、及び前記駐車制御部に駐車制御を停止させる駐車停止信号を送信するための操作ボタンを備えるリモート端末と、前記駐車制御を実行中には、前記駐車停止信号を送信するための操作ボタン以外の前記操作ボタンが押されることにより前記リモート端末から発せられる前記信号が前記駐車制御部に前記駐車停止信号として処理されるよう制御する動作モード制御部と、を備えることを特徴とする駐車支援装置にある。
第1の態様では、駐車制御の実行中においては、駐車停止のための操作ボタン以外の操作ボタンは駐車制御を停止させるための操作ボタンとして機能する。これにより、自動駐車を停止させるためのボタン以外のボタンを間違えて押したとしても、自動駐車を停止させ、車両を停車させることができる。
本発明の第2の態様は、第1の態様に記載の駐車支援装置であって、前記動作モード制御部は、車両に搭載され、前記駐車制御を実行中には前記駐車制御部に前記リモート端末から発せられる前記信号を前記駐車停止信号として処理させることを特徴とする駐車支援装置にある。
第2の態様では、駐車制御の実行中においてはリモート端末から送信された信号がどのような内容であっても、駐車制御部が当該信号を駐車停止信号として処理するという動作モードで稼動する。これにより、自動駐車を停止させるための操作ボタン以外の操作ボタンを間違えて押したとしても、自動駐車を停止させ、確実に車両を停車させることができる。
本発明の第3の態様は、第1の態様に記載の駐車支援装置において、前記動作モード制御部は、前記リモート端末に設けられ、前記駐車制御を実行中には前記操作ボタンが押されたときに前記リモート端末から発せられる前記信号を前記駐車停止信号にすることを特徴とする駐車支援装置にある。
第3の態様では、駐車制御を実行中、自動駐車を開始するための操作ボタンを一度押した後においては、動作モード制御部は、リモート端末から発せられる信号を駐車停止信号にするという動作モードに切り替える。これにより、自動駐車を停止させるための操作ボタン以外の操作ボタンを間違えて押したとしても、自動駐車を停止させ、確実に車両を停車させることができる。
本発明の第4の態様は、第1から第3の何れか一つの態様に記載の駐車支援装置において、前記リモート端末は、前記駐車制御を実行中に、前記操作ボタンが所定時間内に所定回数押されたときに前記駐車制御部に前記信号を送信することを特徴とする駐車支援装置にある。
第4の態様では、自動駐車を開始するための操作ボタンを一度押して駐車制御を実行させた後、何れかの操作ボタンを誤って押してしまい、駐車制御を停止させてしまうことを避けることができる。
本発明の第5の態様は、第1から第3の何れか一つの態様に記載の駐車支援装置において、前記リモート端末は、前記駐車制御を実行中に、前記操作ボタンが所定時間押され続けたときに前記駐車制御部に前記信号を送信することを特徴とする駐車支援装置にある。
第5の態様では、自動駐車を開始するための操作ボタンを一度押して駐車制御を実行させた後、何れかの操作ボタンを誤って押してしまい、駐車制御を停止させてしまうことを避けることができる。
本発明の第6の態様は、第1から第5の何れか一つの態様に記載の駐車支援装置において、前記駐車制御部は、駐車制御の実行中に、リモート端末からの前記信号を駐車停止信号として処理したことで駐車制御を停止した後、所定時間内には駐車制御を実行しないことを特徴とする駐車支援装置にある。
第6の態様では、ユーザーが焦って自動駐車を開始するための操作ボタンを複数回押した場合であっても、駐車制御の停止と開始を繰り返すことなく、確実に駐車制御を停止させることができる。
本発明によれば、リモート端末により自動駐車をより確実に停止させることができる駐車支援装置が提供される。
自動走行機能を有する車両の概略構成図である。 リモート端末の平面図である。 駐車支援装置のブロック図である。 駐車支援装置のフロー図である。
以下、本発明を実施するための形態について説明する。なお、実施形態の説明は例示であり、本発明は以下の説明に限定されない。
〈実施形態1〉
図1は自動走行機能を有する車両の概略構成図である。駐車支援装置10は、車両1に搭載された制御装置20と、ユーザーが操作するリモート端末30と、無線通信装置40を備えている。
制御装置20は、リモート端末30からの信号に基づいて車両1を自動的に駐車させる駐車制御を行う。また、制御装置20は、駐車制御の実行中には、リモート端末30から発せられる信号を、駐車制御を停止するための信号(駐車停止信号)として処理するようになっている。このような制御装置の詳細な説明については後述する。
図2はリモート端末の平面図である。リモート端末30は、無線通信装置40を介して制御装置20と信号の送受信が可能な装置である。リモート端末30は、無線通信装置40に対して信号を送信するための操作ボタンを複数備えている。リモート端末30の具体例としては、図2(a)に示すスマートキー31、図2(b)に示すキーレスエントリキー32、図2(c)に示すスマートフォン33が挙げられる。
スマートキー31は、無線通信により車両1に信号を送信する装置である。当該信号は、車両1に所定の動作を実行させるためのものである。所定の動作としては、例えば、ドアロックの施錠又は解錠、自動駐車の開始又は停止、防犯装置の起動が挙げられる。
また、スマートキー31には、ドアロックボタン34、ドアアンロックボタン35、自動駐車開始ボタン36、自動駐車緊急停止ボタン37、及びパニックボタン38が設けられている。これらのボタンをまとめて操作ボタンとも称する。
ドアロックボタン34は、押されたときに、車両1にドアロックの施錠をさせる信号を送信する操作ボタンである。ドアアンロックボタン35は、押されたときに、車両1にドアロックの解錠をさせる信号を送信する操作ボタンである。
自動駐車開始ボタン36は、押されたときに、車両1に駐車制御を開始させる信号を送信する操作ボタンである。当該信号を駐車開始信号と称する。自動駐車緊急停止ボタン37は、押されたときに、車両1に駐車制御を停止させる信号を送信する操作ボタンである。当該信号を駐車停止信号と称する。
また、パニックボタン38は、押されたときに、車両1に防犯機能を起動させる信号を送信する操作ボタンである。防犯機能としては、例えばアラームを鳴らす、ヘッドライトを点灯させる、などが挙げられる。
キーレスエントリキー32は、エンジンキー39を備えた、スマートキー31と同様の装置である。キーレスエントリキー32に設けられた複数の操作ボタンについては、スマートキー31と同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
スマートフォン33は、装置構成としては、一般的なスマートフォンと同様である。スマートフォン33には、無線通信装置40を介して制御装置20と信号の送受信が可能な無線通信部と、その信号を生成、送信するためのアプリケーションがインストールされている。なお、無線通信装置40は、制御装置20と一体の構成であってもよい。また、スマートフォン33は、無線通信装置40を介して制御装置20と通信する構成に限定されない。例えば、スマートフォン33及び制御装置20のそれぞれと無線通信可能なクラウド(サーバ装置)を設け、クラウドを介してスマートフォン33と制御装置20とが通信する構成であってもよい。
スマートフォン33の画面には、画像として形成された複数の操作ボタンが表示されている。スマートフォン33に表示された複数の操作ボタンについては、スマートキー31と同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
図3は駐車支援装置のブロック図である。
制御装置20は、ECU(Electronic Control Unit)であり、CPU、制御プログラムなどを格納・記憶するROM、制御プログラムの作動領域としてのRAM、各種データを書き換え可能に保持するEEPROM、周辺回路等とのインターフェースをとるインターフェース部などを含んで構成される。制御装置20は、車両1の各部とインターフェース部を介して接続され、それら各部との間で情報の授受をおこない、各部の制御を行う。
制御装置20は、駐車制御部21及び動作モード制御部22を備えている。制御装置20のCPUが制御プログラムを実行することによって、それらの各部21〜22が実現されている。
駐車制御部21は、リモート端末30(車両1の外部)からの駐車開始信号を受信したとき車両1を自動的に駐車させる駐車制御を行う。駐車制御は、公知の方法を適用することができるが、例えば次のように行う。
車両1には、車両1の前後や左右など周囲を撮像するように取り付けられたカメラ(図示せず)を備えている。カメラにより撮像された車両1の周辺の画像は、駐車制御部21に伝達される。駐車制御部21はその画像を解析し、車両1が駐車できる駐車スペースを認識する。
駐車制御部21は、車両情報及び周辺情報を取得できるように構成されている。車両情報とは、車両1に関する各種情報であり、車速や加速度、舵角などである。これらは特に図示しないが、車両1の各機器に設けられた各種センサーから駐車制御部21に伝達されるようになっている。また、周辺情報とは、車両1から駐車スペースまでの距離や、周辺に存在する障害物との距離を検出するためのセンサーからの情報である。
駐車制御部21は、車両情報及び周辺情報に基づいて、車両1のエンジン、アクセル、ブレーキ、ステアリング、シフトレバー、パーキングブレーキなどの各種装置を制御することで、車両1を駐車スペースに駐車させる。
駐車制御部21は、リモート端末30から駐車開始信号を受信したら、上述した駐車制御を実行する。また、車両1が駐車スペースに到達する前に、駐車停止信号を受信したら駐車制御を停止し、車両1を停止させる。
動作モード制御部22は、駐車制御の実行中には、駐車停止信号を送信するための操作ボタン以外の任意の操作ボタンが押されたことによりリモート端末30から発せられる信号が駐車制御部21に駐車停止信号として処理されるように動作モードを切り替える制御を行う。
本実施形態では、動作モード制御部22は、駐車制御の実行中には、駐車制御部21にリモート端末30から送信された信号を駐車停止信号として処理させる。これにより、駐車制御部21は、駐車開始信号や、ドアロックを施錠又は解錠させるための信号や防犯機能を起動するための信号を受信したときであっても、当該信号を駐車停止信号として処理し、駐車制御を停止する。もちろん、駐車停止信号を受信したときにおいても駐車制御を停止する。
このように、動作モード制御部22は、駐車制御の実行中には、リモート端末30のどの操作ボタン(駐車停止信号を送信するための操作ボタン以外の任意の操作ボタン)が押されても、そのときにリモート端末30から送られた信号を駐車停止信号として処理するが、このような態様に限定されない。
動作モード制御部22は、駐車制御の実行中は、リモート端末30の駐車停止信号を送信するための操作ボタン以外の少なくとも一つの操作ボタンが押されたことによりリモート端末30から送られた信号を駐車停止信号として処理してもよい。つまり、一部の操作ボタンについては、元々割り当てられた機能に従う信号をリモート端末30に送信するようにしてもよい。例えば、ドアロックを施錠するための操作ボタンが押されたときに送信される信号を駐車停止信号として処理し、ドアロックを解錠するための操作ボタンが押されたときに送信される信号を駐車停止信号としては処理しない、としてもよい。このような態様であっても、ドアロックを施錠するための操作ボタンを押してしまっても、車両を停車させることができる。
図4を用いて、本実施形態の駐車支援装置の動作の一例を説明する。図4は本実施形態の駐車支援装置のフロー図である。
まず、制御装置20(駐車制御部21)は、リモート端末30から駐車開始信号を受信したかを判定する(ステップS1)。駐車開始信号を受信したとき(ステップS1:Yes)、駐車制御の実行をする(ステップS2)。駐車開始信号を受信しない場合は(ステップS1:No)、処理を終了する(又は所定時間後にステップS1を再実行する)。
次に、駐車制御の実行中であって(ステップS3:Yes)、リモート端末30から信号を受信したとき(ステップS4:Yes)、駐車制御を停止する(ステップS5)。
駐車制御の実行中であって(ステップS3:Yes)、リモート端末30から信号を受信していないとき(ステップS4:No)は、駐車制御を駐車完了まで継続する(END)。駐車制御が実行中でないときは(ステップS3:No)、駐車制御が完了した場合であるので、ステップS4以後の処理は行わない。
以上に説明したように、本実施形態の駐車支援装置10は、駐車制御の非実行時において、各操作ボタンが押されたことで送信された信号を制御装置20が受信したとき、その信号に対応した処理を行うという動作モードで稼動する。
一方、駐車支援装置10は、駐車制御の実行中においてはリモート端末30から送信された信号がどのような内容であっても、駐車制御部21が当該信号を駐車停止信号として処理するという動作モードで稼動する。
このような本実施形態の駐車支援装置10によれば、駐車制御の実行中においては、リモート端末30のどの操作ボタンを押しても駐車制御を停止し、車両1を停止させることができる。これにより、自動駐車緊急停止ボタン37以外のボタンを間違えて押したとしても、自動駐車を停止させ、確実に車両1を停車させることができる。
上述した実施形態では、リモート端末30は、操作ボタンが押されたらその操作ボタンに対応した信号を送信する構成としたが、これに限定されない。例えば、駐車制御の実行中においては、操作ボタンが所定時間内に所定回数(複数回)押されたときに信号を送信する構成としてもよい。
このような構成とすることで、自動駐車開始ボタン36を一度押して駐車制御を実行させた後、何れかの操作ボタンを誤って押してしまい、駐車制御を停止させてしまうことを避けることができる。なお、所定時間及び所定回数に特に限定はない。
また、駐車支援装置10は、駐車制御の実行中においては、操作ボタンが所定時間押され続けたときに信号を送信する構成としてもよい。このような構成とすることで、自動駐車開始ボタン36を一度押して駐車制御を実行させた後、何れかの操作ボタンを誤って一回押してしまい、駐車制御を停止させてしまうことを避けることができる。なお、所定時間に特に限定はない。
なお、本発明の実施形態について説明したが、勿論、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨から逸脱しない範囲内で、構成の付加、省略、置換、およびその他の変更が可能である。
駐車支援装置10(駐車制御部21)は、駐車制御の実行中にリモート端末30からの信号を駐車停止信号として処理したことで駐車制御を停止した後、所定時間内には駐車制御を実行しない構成としてもよい。
駐車制御の実行中に、ユーザーが駐車制御を停止する意図を持ちながらも、慌てていたり、焦っていたりするときには、自動駐車開始ボタン36を複数回押すことがあり得る。そのような場合では、一回目の自動駐車開始ボタン36を押すことで、駐車制御は停止し、駐車制御の実行が完了する。その後の所定時間内に、2回目、3回目、・・・と複数回に亘って自動駐車開始ボタン36を押したとしても、駐車制御部21は駐車制御を実行しない。
このような構成とすることで、ユーザーが焦って自動駐車開始ボタン36を複数回押した場合であっても、駐車制御の停止と開始を繰り返すことなく、確実に駐車制御を停止させることができる。なお、所定時間に特に限定はない。
上述した実施形態の駐車支援装置10は、動作モード制御部22が車両1の制御装置20に設けられていたが、このような態様に限定されない。動作モード制御部22はリモート端末30に設けられていてもよい。この場合、駐車制御を実行中、すなわち、自動駐車開始ボタン36を一度押した後においては、動作モード制御部22は、リモート端末30から発せられる信号を駐車停止信号にするという動作モードに切り替える。
そのような動作モードに切り替えられることで、リモート端末30のどの操作ボタンを押しても、発せられる信号は駐車停止信号となる。したがって、駐車制御の実行中において、ユーザーが何れかの操作ボタンを押せば、駐車制御部21が駐車制御を停止し、車両1を停止させることができる。
もちろん、リモート端末30の一部の操作ボタンについてのみ、発せられる信号を駐車停止信号とし、その他の操作ボタンについては元々割り当てられた機能に関する信号を発するようにしてもよい。
また、自動駐車を開始するためのリモート端末30の操作は、車外または車室内のいずれで行ってもよい。駐車支援装置10(駐車制御部21)は、車室内でリモート端末30の自動駐車開始ボタン36が押された場合は、ユーザーが降車した後に自動駐車を開始する。換言すれば、駐車支援装置10は、ユーザーが車室に存在するときは駐車開始信号を受信しても、直ちに駐車制御を実行しない。ユーザーが車室にいるか否かについては、車室内を撮像するカメラから得られる画像を処理することで判定することができる。
また、自動駐車を開始するための操作は、リモート端末30を用いなくてもよい。例えば、車室のインストルメント・パネルに、駐車制御部21に駐車制御を開始させるためのスイッチを設ける。駐車制御部21は、このスイッチが押されたときは、駐車制御の開始が可能であると判定する。そして、駐車制御部21は、ユーザーが降車した後に自動駐車を開始する。このように、駐車制御の開始は、リモート端末30の操作によらず、車両内のスイッチなどの操作に基づいて行ってもよい。
1…車両、10…駐車支援装置、20…制御装置、21…駐車制御部、22…動作モード制御部、30…リモート端末

Claims (6)

  1. 車両に搭載されて外部からの信号に基づいて駐車制御を行う駐車制御部と、
    前記信号を送信するための操作ボタンを複数備え、少なくとも、前記駐車制御部に駐車制御を開始させる駐車開始信号、及び前記駐車制御部に駐車制御を停止させる駐車停止信号を送信するための操作ボタンを備えるリモート端末と、
    前記駐車制御を実行中には、前記駐車停止信号を送信するための操作ボタン以外の前記操作ボタンが押されることにより前記リモート端末から発せられる前記信号が前記駐車制御部に前記駐車停止信号として処理されるよう制御する動作モード制御部と、を備える
    ことを特徴とする駐車支援装置。
  2. 請求項1に記載の駐車支援装置であって、
    前記動作モード制御部は、車両に搭載され、前記駐車制御を実行中には前記駐車制御部に前記リモート端末から発せられる前記信号を前記駐車停止信号として処理させる
    ことを特徴とする駐車支援装置。
  3. 請求項1に記載の駐車支援装置において、
    前記動作モード制御部は、前記リモート端末に設けられ、前記駐車制御を実行中には前記操作ボタンが押されたときに前記リモート端末から発せられる前記信号を前記駐車停止信号にする
    ことを特徴とする駐車支援装置。
  4. 請求項1から請求項3の何れか一項に記載の駐車支援装置において、
    前記リモート端末は、前記駐車制御を実行中に、前記操作ボタンが所定時間内に所定回数押されたときに前記駐車制御部に前記信号を送信する
    ことを特徴とする駐車支援装置。
  5. 請求項1から請求項3の何れか一項に記載の駐車支援装置において、
    前記リモート端末は、前記駐車制御を実行中に、前記操作ボタンが所定時間押され続けたときに前記駐車制御部に前記信号を送信する
    ことを特徴とする駐車支援装置。
  6. 請求項1から請求項5の何れか一項に記載の駐車支援装置において、
    前記駐車制御部は、駐車制御の実行中に、前記リモート端末からの前記信号を前記駐車停止信号として処理したことで駐車制御を停止した後、所定時間内には駐車制御を実行しない
    ことを特徴とする駐車支援装置。
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