JPH0562368A - デイジタルvtrのエラー修整方法 - Google Patents

デイジタルvtrのエラー修整方法

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JPH0562368A
JPH0562368A JP3222664A JP22266491A JPH0562368A JP H0562368 A JPH0562368 A JP H0562368A JP 3222664 A JP3222664 A JP 3222664A JP 22266491 A JP22266491 A JP 22266491A JP H0562368 A JPH0562368 A JP H0562368A
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JP
Japan
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search
error
data
speed
digital vtr
Prior art date
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Pending
Application number
JP3222664A
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English (en)
Inventor
Ichiro Ogura
一郎 小倉
Kunio Sekimoto
邦夫 関本
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ディジタルVTRにおけるサーチ再生画質を
改善することを目的とする。 【構成】 サーチスピードに応じてエラー修整の方法を
変える。すなわち、複数の修整手段3〜5を用意してお
き、入力端子10から入力するサーチスピード情報に応
じた修整手段切換コントローラ8からの制御信号によ
り、低速度サーチの場合のみマルチプレクサ7で入力端
子1からの入力信号を出力し、精度の悪い修整手段が選
択されることを禁止する。これにより、低速サーチ時の
画質劣化が抑えられるとともに、高速サーチ時の残像も
除去できてサーチ画質を大幅に改善することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は映像信号のディジタル磁
気記録再生装置(以下、ディジタルVTRと略記する)
におけるエラー修整方法に関する。
【0002】
【従来の技術】以下、ディジタルVTRの信号処理につ
いて、簡単に説明する。図2はディジタルVTRの記録
系及び再生系のブロック図を示す。
【0003】まず、記録系について説明する。入力端子
11から入力されたアナログ映像信号は、A/D変換器
12によりディジタルデータに変換される。アウターE
CCエンコーダ13においてアウター訂正符号のパリテ
ィーが付加され、次のシャフリング・メモリ14に書き
込まれる。この時、映像データは時系列的に入力された
順番とは異なったアドレスでシャフリング・メモリ14
に書き込まれ、読み出しは一定の順序で行われる。この
ようにして、データの順番を入れ換えてテープ上に記録
することにより、再生時にバーストエラーが発生した場
合にTV画面上ではエラーが分散されるために、後で説
明するエラー修整が容易になる。シャフリング・メモリ
14から読み出されたデータはインナーECCエンコー
ダ15においてインナー訂正符号のパリティーが付加さ
れ、次のチャンネル・エンコーダ16で磁気記録再生に
都合のよいデータ系列に変調され、図3に示すような記
録データフォーマットに変換される。図3におけるデー
タブロックをSYNCブロックと呼び、このSYNCブ
ロック中のSYNCは、SYNCブロックのスタートタ
イミングを決定する信号であり、IDは記録トラック中
のSYNCブロックの番地である。そして、最後に記録
アンプ17を介して記録ヘッド18で磁気テープ19に
記録される。
【0004】次に再生系であるが、再生ヘッド20によ
って再生された信号は再生アンプ21を介して検出器2
2に入力され、ディジタルデータに変換される。このデ
ィジタルデータはチャンネル・デコーダ23において復
調され、つぎのインナーECCデコーダ24に入力され
る。このインナーECCデコーダ24において記録時に
付加したインナー訂正パリティーによってエラー訂正が
実行され、その後に、訂正されたデータ及び訂正できな
かったエラーの位置を示すエラーフラグが共にデシャフ
リング・メモリ25に書き込まれる。書き込みはデータ
と共に記録されているID信号をもとに一定の順序で実
行される。一方、読み出しは記録時のシャフリング・メ
モリ14への書き込みアドレスと同じアドレスで実行さ
れ、メモリから読み出されたデータは入力時のデータ列
と同じ順序に戻される。次に、デシャフリング・メモリ
25から読み出されたデータ及びエラーフラグは、アウ
ターECCデコーダ26において記録時に付加したアウ
ター訂正パリティーとエラーフラグによってエラー訂正
が実行され、その後に、訂正されたデータ及び訂正でき
なかったエラーの位置を示すエラーフラグがエラー修整
器27に送られ修整処理が施される。そして、最後にD
/A変換器28にて元のアナログ映像信号に戻されて出
力端子29から出力される。
【0005】次に、図2のデシャッフリング・メモリ2
5の書き込み制御について、少し詳しく説明する。この
書き込み制御はVTRの再生モードによって次のような
2種類の異なる方法で行われる。すなわち、ノーマル再
生、バリアブル再生のように再生ヘッドが記録トラック
を正しくトレースするオン・トラッキング状態の再生モ
ードでは、インナーECCデコーダ24の出力はエラー
の有無にかかわらずデシャッフリング・メモリ25に書
き込まれる。すなわち、インナーECCデコーダ24で
は前述のSYNCブロック単位でエラーが検出、訂正さ
れることになるが、このエラーが訂正されるか否かによ
らず、そのデータをメモリに書き込む。そして、後段の
アウターECCデコーダ26でデシャッフリング・メモ
リ25に書き込まれたエラーは訂正される。一方、高速
サーチのように再生ヘッドが記録トラックを正しくトレ
ースせず、1回の走査で複数のトラックを同時に再生す
るような再生モードでは、アウターECCデコーダ26
ではエラーの訂正は不可能である。したがって、高速サ
ーチ・モードではエラーが有る場合にはデシャッフリン
グ・メモリ25に書き込まず、正しいデータのみ書き込
むようにしている。このようなメモリ制御を行えば、デ
シャッフリング・メモリ25から読み出されたデータ中
にはエラーはもはや含まれていない。また、デシャッフ
リング・メモリ25にデータが書き込まれなければ、対
応するアドレスには以前書き込まれたデータが残ってい
ることになる。また、デシャフリング・メモリ25はデ
ータだけでなく、インナーECCデコーダ24で訂正で
きなかったデータに対応するエラーフラグをデータとと
もに記憶するようになっている。さらに、SYNCが検
出できなかった場合にもエラーフラグが立つように、エ
ラーフラグを読み出す度に対応するアドレスのフラグを
立てるようにしている。こうすることによって、正しい
データのみがデシャッフリング・メモリ25に記憶さ
れ、それ以外のデータに対してはすべてエラーフラグが
立つことになる。
【0006】次に、エラー修整器27について詳しく説
明する。図4に従来のエラー修整器のブロック構成図を
示す。図4において、30はデータ入力端子、31はエ
ラーフラグ入力端子、32,33,34はそれぞれ修整
手段であり、35,36はマルチプレクサ、37は修整
手段切換コントローラ、38は修整データ出力端子であ
る。修整はエラーサンプルの周囲の正しいサンプルを用
いてエラーサンプルの値を予測し、この値でエラーサン
プルを置換するものである。したがって、精度のよい修
整を行うためには、なるべくたくさんのサンプル群を使
って予測をしたほうがよいことになる。ところが、エラ
ーレートが高くなると上記サンプル群の中に、エラーサ
ンプルが含まれる確率が高くなる。したがって、従来か
らさまざまなエラーレートに対応できるように、複数の
エラー修整手段を準備しておき、その時のエラーの状況
に応じてこれらの修整手段を適応的に切り換えるように
なっていた。すなわち、修整手段切換コントローラ37
に入力されたエラーフラグによって修整手段32,修整
手段33,修整手段34を適応的に切り換えていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の構成では次のような問題点を有していた。すなわ
ち、高速サーチモード時にはデータの採れ率が著しく低
下するため、上述したエラー修整器としては常時、精度
の悪い修整手段が選択されることになり、修整によって
かえって画質を劣化させてしまう。すなわち、サーチス
ピードが遅い場合には再生ヘッドのトレース毎に信号の
相関があるために、データが採れなかった場合にも修整
を実行しないで、以前にメモリに記憶されていたデータ
をそのまま読み出した方が画質がよくなる。一方、サー
チスピードが速い場合には、ヘッドのトレース毎に信号
の相関があまり無いために、修整を実行しなければ残像
が現われ、大きな画質劣化となる。
【0008】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、高速サーチ時にサーチスピードに関わらず高画質を
確保するためのエラー修整方法を提供することを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のディジタルVTRのエラー修整方法は、サー
チ再生時にそのサーチ速度に応じてエラー修整の方法を
変えるようにしたものである。
【0010】
【作用】本発明は上記した構成により、低速度サーチの
場合にのみ精度の悪い修整手段の選択が禁止されるよう
になる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。図1は本発明の実施例におけるエ
ラー修整器のブロック構成図を示すものである。図1に
おいて、1〜9は図3の30〜38と全く同様なもので
あり、説明は省略する。図3と異なるのは、10のサー
チスピード情報入力端子であり、この端子からサーチス
ピードの情報が修整手段切換コントローラ8に入力され
る。そして、サーチスピードが遅い場合には、修整手段
切換コントローラ8からの制御信号によってマルチプレ
クサ7は常時入力信号を出力し、修整を禁止する。ま
た、サーチスピードが速い場合にはマルチプレクサ6で
最適な修整手段を選択し、マルチプレクサ7でエラーサ
ンプルのみ修整データと置換する。
【0012】以上のように本実施例によれば、サーチス
ピードに応じて修整をON,OFFすることによって、
低速度サーチ時の修整による画質劣化を抑えるととも
に、高速度サーチ時の残像をも除去することが可能とな
る。本実施例では修整をON,OFFする例を説明した
が、実際には低速度サーチ時には高精度修整手段のみを
選択するなどの、もっと細かく修整手段の選択を制御す
ることも可能である。
【0013】
【発明の効果】以上のように本発明は、記録時のテープ
速度と異なる速度で再生し、一回のヘッド走査で複数の
トラックを跨って再生するに際して、その再生速度に応
じてエラー修整の方法を変えることにより、サーチの画
質を大幅に改善することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例におけるエラー修整器の構成を
示すブロック図
【図2】従来のディジタルVTRの記録系及び再生系の
構成を示すブロック図
【図3】同従来のテープ上に記録されるSYNCブロッ
クのバイト構成を示す模式図
【図4】従来例のエラー修整器の構成を示すブロック図
【符号の説明】
1 データ入力端子 2 エラーフラグ入力端子 3,4,5 修整手段 6,7 マルチプレクサ 8 修整手段切換コントローラ 9 修整データ出力端子 10 サーチスピード情報入力端子

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像信号をディジタル化して磁気テープ
    上の斜めトラックに記録し再生を行うディジタルVTR
    において、 記録時のテープ速度と異なる速度で再生し、1回のヘッ
    ド走査で複数のトラックを跨って再生するに際して、そ
    の再生速度に応じてエラー修整の方法を変えることを特
    徴とするディジタルVTRのエラー修整方法。
  2. 【請求項2】 複数のエラー修整手段を持ち、再生速度
    がある所定速度よりも遅い場合には上記複数のエラー修
    整手段のうち、少なくとも1つのエラー修整手段の使用
    を禁止することを特徴とする請求項1に記載のディジタ
    ルVTRのエラー修整方法。
JP3222664A 1991-09-03 1991-09-03 デイジタルvtrのエラー修整方法 Pending JPH0562368A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3222664A JPH0562368A (ja) 1991-09-03 1991-09-03 デイジタルvtrのエラー修整方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3222664A JPH0562368A (ja) 1991-09-03 1991-09-03 デイジタルvtrのエラー修整方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0562368A true JPH0562368A (ja) 1993-03-12

Family

ID=16785997

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JP3222664A Pending JPH0562368A (ja) 1991-09-03 1991-09-03 デイジタルvtrのエラー修整方法

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JP (1) JPH0562368A (ja)

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