JPH0562311A - テープレコーダ - Google Patents

テープレコーダ

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Publication number
JPH0562311A
JPH0562311A JP3219544A JP21954491A JPH0562311A JP H0562311 A JPH0562311 A JP H0562311A JP 3219544 A JP3219544 A JP 3219544A JP 21954491 A JP21954491 A JP 21954491A JP H0562311 A JPH0562311 A JP H0562311A
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JP
Japan
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tape cassette
cassette
tape
holders
shutter
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JP3219544A
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English (en)
Inventor
Isao Shinohara
功 篠原
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 異なる形状のテープカセットをスムーズにか
つ確実に装着し、本体側との相対位置を個別設定の必要
がなく、確実に行なえるようにする 【構成】 形状が一部異なる第1のテープカセット1と
第2のテープカセット5とを装着可能とするテープレコ
ーダで、上記テープカセットの両側部をそれぞれ抱持す
べく断面コ字状に構成された一対のホルダー11,12
の側壁11a,12a部間寸法L4を上記両テープカセ
ットの幅寸法L1,L3と対応させると共に、該側壁に
は第2のテープカセットのガイド用突出部5hを逃がす
ための折り曲げ部11b,12bを形成し、上記両ホル
ダーの上壁にはコ字状の内面に突出するテープカセット
押圧用ばね手段11e,12eをそれぞれ設けた。ま
た、テープカセットを装着した状態で、その下面を受け
るカセット受け部材6bを基板6の所定位置に設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特に不使用時には前面
開口部をシャッターで覆い、使用時には上記シャッター
を開操作する第1のテープカセットと、このテープカセ
ットより少なくとも前面開口部に肉厚部が形成された第
2のテープカセットの両者に適用可能なテープレコーダ
のカセットホルダー装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、音響機器はデジタルオーディオ化
の傾向にあり、技術の発展によりデジタル記録デジタル
再生による高忠実度のテープレコーダが開発され、回転
ヘッドによるR−DATと、固定ヘッドによるS−DA
Tの2つの方式が提案されている。特にS−DATは、
固定ヘッドのため、現在広く普及しているアナログ式の
テープレコーダと、ヘッドとテープカセットの構造が似
かよっているため、1台のテープレコーダでアナログ及
びデジタルの両方の信号の記録再生が可能な方式の商品
化が期待されている。
【0003】現在提案されているアナログ及びデジタル
の両方の信号の記録再生が可能な方式のテープレコーダ
は、磁気ヘッド及びピンチローラ等を挿入する前面開口
部を有する部分が厚く構成された従来のテープカセット
(アナログ式コンパクトカセット=以下ACCと略称す
る)と、磁気ヘッド及びピンチローラ等を挿入する前面
開口部を不使用時には覆い使用時には磁気テープの走行
方向あるいはこれと逆方向にスライドして上記前面開口
部を開操作するシャッター付テープカセット(デジタル
式コンパクトカセット=以下DCCと略称する)との両
方のテープカセットを、同一のテープレコーダに装着可
能とし、シャッター付のDCC対応でありながら、従来
のACCの再生も可能としているものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記提案の
テープレコーダによれば、使用されるテープカセットは
図6に示すように構成されていた。すなわち、ACC5
は、(a)図に示すように、本体部分5aの幅方向の寸
法がL1、本体部分5aの厚みがD1、前面の肉厚部5
bの厚みがD2、本体部分5aより両側に突出したガイ
ド用突出部5hの突出寸法がL2となるように形成して
ある。また、DCC1は、(b)(c)図に示すよう
に、その幅方向の寸法がL3、厚み寸法がD3に形成し
てある。ここで、寸法L1とL3は同一の寸法であり、
かつ図示は省略したがACC5とDCC1の奥行方向の
寸法も同一であるので、ACC5の突出部5hを除けば
平面形状が同一になるように形成してある。したがっ
て、このACC5とDCCの両テープカセットを装着可
能なホルダー装置を構成しようとすれば、異なる厚み方
向に対応すると共に、ACC5の突出部5hに対応する
構成としなければならないものであった。
【0005】本発明はこのような課題を満たし、異なる
形状のテープカセットをスムーズにかつ確実に装着し、
その装着状態も安定するように構成したテープレコーダ
を提供することを目的としてなされたものである。ま
た、厚みが異なるテープカセットの、磁気ヘッドやピン
チローラ等本体側との相対位置を個別に設定する必要が
なく、確実に行なえるテープレコーダを提供することを
目的としてなされたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明テープレコーダは、磁気ヘッドやピンチローラ
等を挿入する前面開口部を不使用時には覆い、使用時に
はスライドして上記前面開口部を開操作するシャッター
付の第1のテープカセットと、上記第1のテープカセッ
トより少なくとも磁気ヘッドやピンチローラ等を挿入す
る前面開口部を有する部分が厚く形成されると共に本体
部は薄く形成され、かつ平面形状はほぼ同一で両側面に
ガイド用突出部を有した第2のテープカセットとを装着
可能とするテープレコーダであって、上記テープカセッ
トの両側部をそれぞれ抱持すべく断面コ字状に構成され
た一対のホルダーを有し、上記テープカセットを着脱す
る第1の位置からカセットテープの再生を行なう第2の
位置に案内するホルダー手段を備え、上記両ホルダーの
側壁部間寸法を上記両テープカセットの幅寸法と対応さ
せると共に、該側壁には第2のテープカセットのガイド
用突出部を逃がすための折り曲げ部を形成し、上記両ホ
ルダーの上壁にはコ字状の内面に突出するテープカセッ
ト押圧用ばね手段をそれぞれ設け、上記ホルダーのコ字
状上下壁間の内面寸法を第1のテープカセットの厚みに
対応可能とし、かつ押圧用ばね手段は抱持される第2の
テープカセットの肉薄部に対して作用可能に構成したも
のである。
【0007】また、本発明テープレコーダは、上記シャ
ッター付の第1のテープカセットと、肉厚部及びガイド
用突出部を有する第2のテープカセットとを装着可能と
するテープレコーダであって、上記テープカセットを着
脱する第1の位置からカセットテープの再生を行なう第
2の位置に案内するホルダー手段を備え、上記ホルダー
手段によってテープカセットを第2の位置に装着した状
態で、当該テープカセットの本体下面を受けるカセット
受け部材を基板の所定位置に設け、このカセット受け部
材を装着状態における基準位置とし、テープカセット押
圧用ばね手段によって当該テープカセットをそのカセッ
ト受け部材に押圧付勢するように構成したものである。
【0008】
【作用】本発明テープレコーダは、テープカセットの両
側部をそれぞれ抱持すべく断面コ字状に構成された一対
のホルダーを有するホルダー手段を備え、上記側壁部間
寸法を上記両テープカセットの幅寸法と対応させると共
に、該側壁には第2のテープカセットのガイド用突出部
を逃がすための折り曲げ部を形成し、上記両ホルダーの
上壁にはコ字状の内面に突出するテープカセット押圧用
ばね手段をそれぞれ設けたので、厚みの異なる第1,第
2のテープカセットの装着がスムーズにかつ確実に行な
え、しかもその装着状態が安定することとなる。
【0009】また、ホルダー手段によってテープカセッ
トを再生可能位置に装着した状態で、当該テープカセッ
トの本体下面を受けるカセット受け部材を基板の所定位
置に設けたので、このカセット受け部材をテープカセッ
トの装着状態における基準位置とし、テープカセット押
圧用ばね手段による当該テープカセットのカセット受け
部材への押圧付勢により、厚みが異なるテープカセット
の、磁気ヘッドやピンチローラ等本体側との相対位置を
確実に設定することとなる。
【0010】
【実施例】以下本発明テープレコーダを添付図面に示す
実施例に基づいて説明する。
【0011】図1はDCCを挿入する前の状態の要部を
示す平面図、図2はDCCを挿入し終わった状態の要部
を示す平面図、図3はACCを挿入し終わった状態の要
部を示す平面図、図4はテープカセットの装着手段と基
板との配置関係を示す側面図、図5はテープカセットの
挿入方向から見たホルダーの正面図、図6は(a)はD
CC装着状態を示す側面図、(b)はACC装着状態を
示す側面図、図7は(a)はACCの正面図、(b)は
DCCのシャッター閉時の正面図、(c)はDCCのシ
ャッター開時の正面図である。
【0012】図において、1はDCC(シャッター付テ
ープカセット)であり、その前面に設けられた磁気ヘッ
ド2や第1,第2のピンチローラ3,4等の挿入用の開
口部1a,1b,1cは、不使用時にはシャッター1d
で覆われ、他方使用時にはシャッター1dを例えば磁気
テープの走行方向あるいはこれと逆方向にスライドして
これら開口部1a,1b,1cを開けるように構成され
ている。また、ガイド部1j及びロック用溝1kを有し
ている。そして、このシャッター1dのスライドによる
開時には、テープカセット1の裏面側に開設された第
1,第2の位置決め孔1e,1fも開口するように構成
されている。
【0013】5はACC(第2のテープカセット)であ
り(図3参照)、磁気テープを巻き取るリールハブ部5
cやテープ(図示せず)を収納した本体部5aと、この
本体部5aより少なくとも上記磁気ヘッド2や第1,第
2のピンチローラ3,4等を挿入する前面5dの開口部
5e,5f,5g(図7参照)を有する部分が厚く構成
された肉圧部5bとを構成している。
【0014】6は上基板であり、この上基板6にはAC
C5の肉圧部5bを逃げる切欠き6aが形成されてい
る。7は下基板であり、少なくとも上記切欠き6を塞ぐ
状態で構成され、かつ上記した上基板6と所定の間隙を
存するように支柱及び複数のビス(図示せず)によって
上基板6に固定されている。8は両側に設けたカセット
ホルダー支持台であり、上記した上基板6に固定され、
図4に示すように、軸部9によりホルダー本体10を回
動自在に支持している。このホルダー本体10は上記軸
部9によって両端部が回動自在に支持され、その両側に
上記両テープカセットDCC1またはACC5を収納す
る第1,第2のカセットホルダー11,12を有してい
る。なお、図示省略したが、上記第1,第2のピンチロ
ーラ3,4は、上記ホルダー本体10に立設された第
1,第2のピンチローラアーム軸に夫々回転が自在な如
く外嵌挿されている第1,第2のピンチローラアームの
軸に回転自在に設けられており、第1,第2のピンチロ
ーラアームに外嵌挿された第1,第2のピンチローラば
ねによって第1,第2のピンチローラアームを夫々図1
において時計回り方向,反時計回り方向に付勢してい
る。
【0015】上記ホルダー本体10に保持されたカセッ
トホルダー11,12は、図5に示すように、テープカ
セット1,5の挿入方向から見て、対向する一対のホル
ダーとして、上記テープカセットの両側部をそれぞれ抱
持すべく断面コ字状に構成され、ホルダー本体10によ
り基板6に対して回動自在になっており、上記両ホルダ
ー11,12の側壁11a,12a間寸法を上記両テー
プカセット(DCC1,ACC5)の幅寸法(L1,L
3)と対応させた寸法L4としている。また、上記側壁
11a,12aにはACC5のガイド用突出部5hを逃
がすための折り曲げ部11b,12b及び切り欠き部1
1c,12cをそれぞれ形成し、両ホルダー11,12
の側壁11a,12a間寸法L4をDCC1,ACC5
の幅寸法L1,L3と対応させているにもかかわらず、
ガイド用突出部5hを有するACC5の挿入を可能とし
ている。上記カセットホルダー11,12の上壁11
d,12dには、コ字状の内面に突出するテープカセッ
ト押圧用ばね11e,12eと、上方に突出してカセッ
ト蓋(図示せず)を押し上げる作用をするばね11f,
12fとを設けている。そして、テープカセット押圧用
ばね11e,12eは、厚みの異なるDCC1,ACC
5の装着を可能としたのである。
【0016】上記カセットホルダー11,12に挿入さ
れるDCC1,ACCは、最終的には図2,3に示すよ
うに装着されるが、この状態で両テープカセットDCC
1,ACC5は、図5及び図6に示すように、上記上基
板6上に設けられたカセット受けピン6bに密着するよ
うに、上記テープカセット押圧用ばね11e,12eで
付勢される。ここで、カセット受けピン6bは、上基板
6の4箇所に設けられ、両テープカセットDCC1,A
CC5を安定に位置決めする。もちろん、このカセット
受けピン6bは4箇所に限定されるものではなく、3箇
所等でも安定して位置決めできれば良い。
【0017】13は上記第1のテープカセットDCC1
のシャッター1dを開閉すべくスライドさせるシャッタ
ー作動手段であり、上記ホルダー本体10に基端13a
を回転自在に軸支されたアーム状部材13bと、このア
ーム状部材13bを図1において時計回り方向及び軸支
方向に付勢するばね14とで構成されている。そして、
上記第1のカセットホルダー11と、上記ホルダー本体
10に挟持状に案内されると共に、上記ばね14の軸支
方向の付勢と上記第1のカセットホルダー11の内面側
に押圧されるよう構成されている。上記アーム状部材1
3bの先端部に設けたシャッター作動軸13cが上記シ
ャッター1dの端縁と当接し、その係合によって、DC
C1の矢印方向への挿入量に応じ、上記ばね14の付勢
力及び上記DCC1に構成した図示しないシャッターを
閉じるためのばねの付勢力に抗して順次シャッター1d
をスライドさせて開けるのである。その際、シャッター
作動軸13cはガイド部1jに接しながらシャッター1
dをスライドさせ、シャッター作動軸13cがロック用
溝1kに達した状態、すなわち図2に示す状態で、シャ
ッター1dは完全に開放された状態となる。
【0018】上記アーム状部材13bの基端13aを支
点とする揺動は、図2に示すシャッター1dが完全に開
放された状態までではなく、装着位置のテープカセット
1の前面より更に前方の位置まで揺動可能となし、その
際このアーム状部材13bがホルダー本体10と衝合し
ないようにホルダー本体10にアーム収納部10aを設
けている。これは、テープカセット1を誤って反対側か
ら挿入したり手指等で押圧した際に、シャッター作動手
段13が壊れるのを防止するためである。
【0019】また、上記シャッター作動手段13は、A
CC5の装着時にあってもそのACC5の挿入量に応じ
てばね14の付勢力に抗して順次揺動し、この場合はア
ーム部材13bは最終ホルダー本体10の収納部10a
内に収納されるように、肉圧部5bの前面部に当接する
ように構成されている。すなわち、アーム部材13bが
最終的にホルダー本体10の収納部10a内に収納され
た状態が図3に示す状態である。
【0020】また、上記シャッター作動手段13のシャ
ッター作動軸13cのDCC1のシャッター1dに対す
る当接は、図1に示すようにカセットホルダー11,1
2にDCC1の一部が挿入された状態で行われるように
構成している。すなわち、ばね14によって付勢された
シャッター作動手段13の先端より、カセットホルダー
11,12を長く構成している。したがって、DCC1
の両側部がカセットホルダー11,12に一部抱持され
た状態で当接されるため、シャッター作動軸13cのシ
ャッター1dに対する係合精度が高くなる。また、上記
カセットホルダー11,12が長く構成され、かつAC
C5のガイド用突出部5hを逃がすための切り欠き部1
1c,12cを形成しているにもかかわらず、折り曲げ
部11b,12bがを形成しているので、このカセット
ホルダー11,12の強度が向上され、異常挿入等によ
る変形が防止されることになる。
【0021】次に、以上説明した実施例のように構成さ
れた本発明のテープレコーダの動作について説明する。
【0022】まず、DCC1の装着時における動作につ
いて説明する。DCC1をまずカセットホルダー11,
12に対して、図1に示す位置に挿入し、更に矢印方向
に押圧挿入すると、ばね14の付勢力及び上記DCC1
に構成したシャッターを閉じるためのばねの付勢力に抗
して、シャッター作動軸13cはガイド部1jに接しな
がらシャッター1dをスライドさせ、順次シャッター1
dを開け、シャッター作動軸13cがロック用溝1kに
達した状態、すなわち図2に示す状態で、シャッター1
dは完全に開放された状態となる。この間、カセットホ
ルダー11,12に対するDCC1は、テープカセット
押圧用ばね11e,12eの作用により、カセットホル
ダー11,12の下壁に当接しながら挿入されることと
なる。そして、図2の装着状態では、DCC1の下面は
カセット受けピン6bに受けられて位置決めされる。
【0023】次に、ACC5の装着時における動作につ
いて説明する。ACC5をカセットホルダー11,12
に対して挿入すると、シャッター作動軸13cがACC
5の前面5dと当接し、この状態の位置から更に挿入す
ることにより、アーム状部材13bを回転させ、最終は
図3に示す位置、すなわちアーム状部材13bがホルダ
ー本体10の収納部10a内に収納される位置まで回転
されることになる。この間、ACC5は、ガイド用突出
部5hが折り曲げ部11b,12b及び切り欠き部11
c,12cにより、側壁11a,12aより外側に逃が
され、かつテープカセット押圧用ばね11e,12eの
作用により、カセットホルダー11,12の下壁に当接
しながら挿入されることとなる。そして、図3に示す装
着状態では、DCC1と同様に、その本体部5aの下面
がカセット受けピン6bに受けられて位置決めされ、か
つ図6(b)に示すようにガイド用突出部5hは切り欠
き部11cの範囲内に納まっている。もちろん、この状
態では、ACC5の肉厚部5bは、上基板6の切欠き6
aによって当該上基板6から逃がされており、ACC5
の本体部5aの下面がカセット受けピン6bに受けられ
るのである。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明テープレコー
ダは、磁気ヘッドやピンチローラ等を挿入する前面開口
部を不使用時には覆い、使用時にはスライドして上記前
面開口部を開操作するシャッター付の第1のテープカセ
ットと、上記第1のテープカセットより少なくとも磁気
ヘッドやピンチローラ等を挿入する前面開口部を有する
部分が厚く形成されると共に本体部は薄く形成され、か
つ平面形状はほぼ同一で両側面にガイド用突出部を有し
た第2のテープカセットとを装着可能とするテープレコ
ーダであって、上記テープカセットの両側部をそれぞれ
抱持すべく断面コ字状に構成された一対のホルダーを有
し、上記テープカセットを着脱する第1の位置からカセ
ットテープの再生を行なう第2の位置に案内するホルダ
ー手段を備え、上記両ホルダーの側壁部間寸法を上記両
テープカセットの幅寸法と対応させると共に、該側壁に
は第2のテープカセットのガイド用突出部を逃がすため
の折り曲げ部を形成し、上記両ホルダーの上壁にはコ字
状の内面に突出するテープカセット押圧用ばね手段をそ
れぞれ設け、上記ホルダーのコ字状上下壁間の内面寸法
を第1のテープカセットの厚みに対応可能とし、かつ押
圧用ばね手段は抱持される第2のテープカセットの肉薄
部に対して作用可能に構成したものであり、厚みの異な
る第1,第2のテープカセットの装着がスムーズにかつ
確実に行なうことができ、しかもその装着状態が安定す
るものである。
【0025】また、ホルダー手段によってテープカセッ
トの再生可能位置に装着した状態で、当該テープカセッ
トの本体下面を受けるカセット受け部材を基板の所定位
置に設けたので、このカセット受け部材をテープカセッ
トの装着状態における基準位置とし、テープカセット押
圧用ばね手段による当該テープカセットのカセット受け
部材への押圧付勢により、厚みが異なるテープカセット
の、磁気ヘッドやピンチローラ等本体側との相対位置を
確実に設定することができるものであり、その磁気ヘッ
ドやピンチローラ等本体側との相対位置を個別に設定す
る必要がなく、簡単な構成にすることができるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】DCCを挿入する前の状態の要部を示す平面図
【図2】DCCを挿入し終わった状態の要部を示す平面
【図3】ACCを挿入し終わった状態の要部を示す平面
【図4】テープカセットの装着手段と基板との配置関係
を示す側面図
【図5】テープカセットの挿入方向から見たホルダーの
正面図
【図6】(a)はDCC装着状態を示す側面図 (b)はACC装着状態を示す側面図
【図7】(a)はACCの正面図、(b)はDCCのシ
ャッター閉時の正面図、(c)はDCCのシャッター開
時の正面図
【符号の説明】
1 シャッター付テープカセット(DCC) 1a,1b,1c 開口部 1d シャッター 1k ロック用溝 2 磁気ヘッド 3 第1のピンチローラ 4 第2のピンチローラ 5 第2のテープカセット(ACC) 5b 肉厚部 5d 前面 5h ガイド用突出部 5e,5f,5g 開口部 6 上基板 6b カセット受けピン 10 ホルダー本体 11,12 カセットホルダー 11a,12a 側壁 11b,12b 折り曲げ部 11e,12e テープカセット押圧用ばね

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気ヘッドやピンチローラ等を挿入する
    前面開口部を不使用時には覆い、使用時にはスライドし
    て上記前面開口部を開操作するシャッター付の第1のテ
    ープカセットと、上記第1のテープカセットより少なく
    とも磁気ヘッドやピンチローラ等を挿入する前面開口部
    を有する部分が厚く形成されると共に本体部は薄く形成
    され、かつ平面形状はほぼ同一で両側面にガイド用突出
    部を有した第2のテープカセットとを装着可能とするテ
    ープレコーダであって、上記テープカセットの両側部を
    それぞれ抱持すべく断面コ字状に構成された一対のホル
    ダーを有し、上記テープカセットを着脱する第1の位置
    からカセットテープの再生を行なう第2の位置に案内す
    るホルダー手段を備え、上記両ホルダーの側壁部間寸法
    を上記両テープカセットの幅寸法と対応させると共に、
    該側壁には第2のテープカセットのガイド用突出部を逃
    がすための折り曲げ部を形成し、上記両ホルダーの上壁
    にはコ字状の内面に突出するテープカセット押圧用ばね
    手段をそれぞれ設け、上記ホルダーのコ字状上下壁間の
    内面寸法を第1のテープカセットの厚みに対応可能と
    し、かつ押圧用ばね手段は抱持される第2のテープカセ
    ットの肉薄部に対して作用可能に構成したことを特徴と
    するテープレコーダ。
  2. 【請求項2】 磁気ヘッドやピンチローラ等を挿入する
    前面開口部を不使用時には覆い、使用時にはスライドし
    て上記前面開口部を開操作するシャッター付の第1のテ
    ープカセットと、上記第1のテープカセットより少なく
    とも磁気ヘッドやピンチローラ等を挿入する前面開口部
    を有する部分が肉厚に形成されると共に本体部は薄く形
    成され、かつ平面形状はほぼ同一で両側面にガイド用突
    出部を有した第2のテープカセットとを装着可能とする
    テープレコーダであって、上記テープカセットを着脱す
    る第1の位置からカセットテープの再生を行なう第2の
    位置に案内するホルダー手段を備え、上記ホルダー手段
    によってテープカセットを第2の位置に装着した状態
    で、当該テープカセットの本体下面を受けるカセット受
    け部材を基板の所定位置に設け、このカセット受け部材
    を装着状態における基準位置とし、テープカセット押圧
    用ばね手段によって当該テープカセットをそのカセット
    受け部材に押圧付勢するように構成したことを特徴とす
    るテープレコーダ。
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JP (1) JPH0562311A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5523908A (en) * 1993-06-08 1996-06-04 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Cassette tape player having cassette guide

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US5523908A (en) * 1993-06-08 1996-06-04 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Cassette tape player having cassette guide

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