JPH056223U - 回転軸の支持構造 - Google Patents

回転軸の支持構造

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Publication number
JPH056223U
JPH056223U JP6061891U JP6061891U JPH056223U JP H056223 U JPH056223 U JP H056223U JP 6061891 U JP6061891 U JP 6061891U JP 6061891 U JP6061891 U JP 6061891U JP H056223 U JPH056223 U JP H056223U
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JP
Japan
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bearing
rolling bearing
cover
rotating shaft
bearing hole
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Pending
Application number
JP6061891U
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English (en)
Inventor
厚 浅野
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Aichi Machine Industry Co Ltd
Original Assignee
Aichi Machine Industry Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH056223U publication Critical patent/JPH056223U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カバー等への振動の伝達をなくし騒音の発生
を防止することを目的とする。 【構成】 カバー３に形成した軸受穴４内に転がり軸受
２を装着し、この転がり軸受２にて回転軸１を支持する
支持構造において、軸受穴４の内周面と転がり軸受２の
外周面間に溝５を形成し、この溝５内に弾性リング６，
７を介装させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】
この考案は、回転軸の支持構造に関するものである。
【０００２】
【従来の技術及びその課題】
従来、回転軸はカバー等に形成された軸受穴内に装着した転がり軸受で支持さ れており、そのような構造では回転軸の振動が転がり軸受を介しカバー等に伝わ り、増幅されて騒音が発生するという問題点があり、又、転がり軸受の外周と軸 受穴とに僅かな隙間があると、転がり軸受が躍って軸受穴を摩耗させたり、カバ ー等を振動させて、更に騒音が増大されるという問題点があった。
【０００３】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記従来の問題点に鑑み案出したものであって、振動がカバー等に伝 わることのない回転軸の支持構造を提供せんことを目的とし、その要旨は、回転 軸を、カバー等に形成した軸受穴内に装着した転がり軸受で支持する軸受構造で あって、前記軸受穴の内周面と前記転がり軸受の外周面の少なくとも何れか一方 に溝を形成し該溝内に弾性リングを介装させたことである。
【０００４】
【作用】
カバー等に形成された軸受穴と転がり軸受間には弾性リングが介装されている ため、この弾性リングにより回転軸からの振動が吸収されてカバー等には伝わる ことがなく、騒音の発生を抑えることができる。
【０００５】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図１は第１実施例の要部断面構成図であり、回転軸１の先端には転がり軸受２ が設けられており、この転がり軸受２の外輪２ａはカバー３に形成された軸受穴 ４内に装着されており、本例においては、転がり軸受２の外輪２ａの外周に２本 の溝５，５が形成されており、各溝５，５内にオーリング６，６がそれぞれ装着 されている。その装着状態の要部を図２に示す。
【０００６】 このように予め溝５，５内にオーリング６，６を装着させた状態で軸受穴４内 に転がり軸受２を装着させておけば、回転軸１からの振動が良好にオーリング６ により吸収され、振動はカバー３に伝わることがなく、カバー３の騒音が低減さ れる。又、オーリング６により軸受穴４と転がり軸受２との隙間がなくなり、転 がり軸受２が軸受穴４内で躍ることがなく、軸受穴４の摩耗をも無くすることが できる。
【０００７】 次に、図３は第２実施例であり、本例においては、軸受穴４の内周面に２本の 溝５，５を形成させたものであり、各溝５，５内にオーリング６を装着したもの である。その装着状態の要部を図４に示す。 本例においても、オーリング６，６により振動が吸収されてカバー３の騒音が 低減される。
【０００８】 次に、図５は第３実施例であり、本例においては、転がり軸受２の外輪２ａの 外周に幅広状の溝５を形成させ、この溝５内に断面長方形状の弾性リング７を装 着したものであり、この弾性リング７によりカバー３への振動が吸収される。
【０００９】 さらに図６は第４実施例であり、本例においては、軸受穴４の内周に幅広状の 溝５を形成させ、この溝５内に断面長方形状の弾性リング７を装着したものであ る。
【００１０】
【考案の効果】
本考案は、回転軸を、カバー等に形成した軸受穴内に装着した転がり軸受で支 持する軸受構造であって、前記軸受穴の内周面と前記転がり軸受の外周面の少な くとも何れか一方に溝を形成し該溝内に弾性リングを介装させたことにより、弾 性リングにより回転軸からの振動が吸収されてカバー等の騒音が低減され、又、 転がり軸受は弾性リングにより軸受穴内に密着し、軸受穴内で転がり軸受が躍る ことがなく、軸受穴の摩耗が無くなり、より良好にカバー等の騒音の発生を抑え ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】第１実施例の転がり軸受周辺の断面構成図であ
る。
【図２】転がり軸受の外周にオーリングを装着した状態
の要部断面図である。
【図３】第２実施例の転がり軸受周辺の断面構成図であ
る。
【図４】軸受穴の内周にオーリングを装着した状態の要
部断面構成図である。
【図５】第３実施例の分解要部断面構成図である。
【図６】第４実施例の分解要部断面構成図である。
【符号の説明】
１ 回転軸 ２ 転がり軸受 ２ａ 外輪 ３ カバー ４ 軸受穴 ５ 溝 ６ オーリング ７ 弾性リング

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項１】 回転軸を、カバー等に形成した軸受穴内
    に装着した転がり軸受で支持する軸受構造であって、前
    記軸受穴の内周面と前記転がり軸受の外周面の少なくと
    も何れか一方に溝を形成し、該溝内に弾性リングを介装
    させたことを特徴とする回転軸の支持構造。
JP6061891U 1991-07-05 1991-07-05 回転軸の支持構造 Pending JPH056223U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005061915A1 (ja) * 2003-12-24 2005-07-07 Jtekt Corporation 転がり軸受およびこれを用いたモータ装置
KR101499135B1 (ko) * 2013-12-31 2015-03-09 부산대학교 산학협력단 해양 시설물용 칼럼 구조체

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