JPH0562047U - 表面実装部品用キャリア部材 - Google Patents

表面実装部品用キャリア部材

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JPH0562047U
JPH0562047U JP192292U JP192292U JPH0562047U JP H0562047 U JPH0562047 U JP H0562047U JP 192292 U JP192292 U JP 192292U JP 192292 U JP192292 U JP 192292U JP H0562047 U JPH0562047 U JP H0562047U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 製造後からプリント基板に半田付けされるま
での間における表面実装部品のリードの変形を確実に防
止して、リードの半田面の平面度を維持することができ
る表面実装部品用キャリア部材を提供すること。 【構成】 リードを備えた表面実装部品に装着される表
面実装部品用キャリア部材であり、リードの先端を保持
する溝(14、34)が形成された係止部(13、3
3)を備えている。溝に代えてリードの先端が挿着され
る穴(54)を形成した係止部(53)としても良い。
係止部は、保持されたリードの先端を表面実装部品の本
体側に押圧する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は表面実装部品用キャリア部材に関し、詳しくは、コネクタや半導体の ように少なくともその片側に複数の並列されたリードを備えたリード付きの表面 実装部品に装着して用いられる、表面実装部品用キャリア部材に関するものであ る。
【0002】
【従来の技術】
リード付き表面実装部品の例を図8に示した。この表面実装部品6はその両側 に複数の並列されたリード61をそれぞれ備えたものである。この表面実装部品 6をプリント基板に表面実装する場合、一般的には、表面実装部品はそのリード 61の先端部をプリント基板上の所定のパターンに位置合せした状態で自動搭載 機などによってプリント基板上に置かれる。リード61の先端部ないしプリント 基板のパターン上には、例えばクリーム半田が塗付されている。そしてこの状態 で、赤外線、熱風、あるいはベーパーフェイズなどの方法で加熱してクリーム半 田を溶融させ、リードの先端部をプリント基板上のパターンに半田付けする。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、最近の各種電子機器などの高密度化に伴い、表面実装部品のリード は益々細くなる傾向にある。しかしながら、この種のリード付き表面実装部品は 、高密度化によりリードが細くなった場合、製作時におけるリード曲げ加工から 完成品の出荷および梱包までの間、並びにユーザによる取り出しから基板上への 搭載までの間に、不注意によって図9(a) 、(b) のようにリード61が変形して しまうという問題がある。
【0004】 また、コネクタのように比較的長尺な表面実装部品の場合には、図9(c) のよ うに表面実装用部品6の本体そのものの反りもリード61の半田付け面の平面度 へ影響を及ぼし、リード61の変形の原因となる。
【0005】 これらの表面実装部品をプリント基板へ半田付けする際において、加熱した半 田こてをリードに押し当てて半田付けしたり、あるいは表面実装部品をプリント 基板に予め押し当てた状態で加熱して半田付けする場合には問題はない。ところ が、この種の表面実装部品は、上記の通りリード先端部を基板パターン上に位置 合せし赤外線などの方法で加熱して半田付けされる。このため、図9(a) 〜(c) のようにリードが変形した場合には、リードがプリント基板のはんだ面から浮き 上がってしまう。そしてこの結果、一部のリードの半田付けができなくなるとい う問題がある。
【0006】 このようなリードの変形を防いでリードの半田面の平面度を維持するため、図 10の通り、表面実装部品7のリード71の先端にリード71と一体の連結板7 2を取付ける構造も提案されている。尚、この連結板72はリード71の半田付 け後にリード71から折り取られる。ところがこのようにリードと一体の連結板 を設ける構造では、表面実装部品の多くはこのような形の製造が不可能である場 合が多く、このため適用範囲が制限される。
【0007】 その他、コネクタのような部品の場合は、本体の形状も複雑であり、例えば吸 着式の自動搭載機によってプリント基板上に移動する時、吸引のための平面が確 保し難いという問題もある。
【0008】 それ故に本考案の課題は、製造後からプリント基板に半田付けされるまでの間 における表面実装部品のリードの変形を確実に防止して、リードの半田面の平面 度を維持することが可能な、表面実装部品用キャリア部材を提供することにある 。このような表面実装部品用キャリア部材は、細くて変形し易いリードが高密度 で多数並列して配置されており、またコネクタのように長尺でリード数が多い表 面実装部品に特に有用である。
【0009】
【課題を解決するための手段】 本考案によれば、プリント基板へ半田付けして接続される複数のリードを少な くとも片側に有し且つ前記複数のリードの先端が前記プリント基板との接続面よ り浮く方向に曲げられた表面実装部品に装着される表面実装部品用キャリア部材 において、前記複数のリードの先端を保持する溝が形成され且つ前記保持された 複数のリードの先端を前記表面実装部品の本体側に押圧する係止部を有してなる ことを特徴とする表面実装部品用キャリア部材が得られる。
【0010】 上記溝に代えて、複数のリードの先端がそれぞれ挿着される穴を係止部に形成 する構成としても良い。また、表面実装部品の半田付け面と反対側に装着される 平面部を設ける構成としても良い。この平面部は、表面実装部品への装着状態に おいて、上記半田付け面と平行なものである。
【0011】
【作用】
上記の様な溝や穴を設けたキャリア部材を表面実装用部材の生産後に取付けて おくことで、表面実装部品のリードの並びを矯正することができ、途中工程にお けるリードの変形防止ができる。この結果、はんだ付けまではリードのはんだ面 の平面度が維持される。尚、このキャリア部材は半田付け後に取外される。
【0012】 また表面実装部品の半田付け面と反対側に装着される平面部を設けることで、 自動搭載機による吸着面を確保することができる。
【0013】
【実施例】
以下に本考案の実施例を説明する。図1、2に実施例のキャリア部材1を表面 実装部材2に装着した状態を示した。表面実装部材1はその本体の両側に複数の 並列されたリード21をそれぞれ有している。これらのリード21はプリント基 板(図示せず)上の所定のパターンにその半田付け面23が半田付けされる。ま たリード21の先端22は、プリント基板との接続面より浮く方向、即ち上方向 に曲げられている。
【0014】 キャリア部材1は、自動搭載機により吸引・吸着される平面部11、並びに平 面部の両側に連結部12を介してそれぞれ設けられた一対の係止部13から構成 される。係止部13は表面実装部品2側に開口したV字状の溝14が形成されて いる。このV字溝14の下端は、表面実装部品2のリード2の半田付け面23よ りプリント基板と反対側に位置している。
【0015】 このキャリア部材1は半田付けの際の熱にさらされるため、耐熱性材料で作ら れる。具体的には、例えば金属板をプレスにより打抜成形したり、あるいは耐熱 性樹脂を成形して作られる。キャリア部材1が金属製の場合、表面実装部品2の リード21に加えられた熱がキャリア部材1側に逃げることが問題であれば、例 えばV字状の溝14の内側を樹脂コーテイングして熱伝導を防止すれば良い。ま た半田付け時における熱の放射や対流を利用するため、図示したようにリード2 1の半田付け面23の上方の部分は穴を空けて開放しておいた方が良い。この穴 はまた、リードをパターン認識装置で認識するために必要なものである。
【0016】 図示したようにキャリア部材1を表面実装部品1にその上側、即ちプリント基 板との半田面の反対側から装着した状態において、係止部13の両側に設けられ た溝14には、表面実装部品2のリード21の先端22が納められて保持される 。ここで、キャリア部材両側の2つの溝14の間隔を、これらの溝14にそれぞ れ保持される表面実装部品両側のリード21の先端22の距離よりやや狭く設定 しておけば、両側の係止部13の間隔が若干外方に広げられた状態となる。この 結果、表面実装部品1のリード21の先端22を内側(表面実装部品1の本体側 )に押圧する方向に弾性復元力が働く。これにより、リード21の先端22を確 実に動かないように係止することができるとともに、全部のリード21の先端2 2が溝14によって並列(一列)に矯正される。
【0017】 表面実装部品2は、この実施例のキャリア部材1を装着した状態でプリント基 板上に載置される。この場合、表面実装部品2のリード21の先端22は溝14 に収納されて上記のように並列に矯正されているため、リード21の半田付け面 23は平面度を維持したままプリント基板の半田付け面と接することができる。
【0018】 図3(a) 〜(c) は係止部13に形成されたV字状の溝14の種々の形を示した ものである。即ち、この溝14を形成する2面が図3(a) のように半田付け面に 対して両方共傾斜していても良い。あるいは図3(b) 、(c) のように2面の一方 が平行であっても良く、リード21の先端211の形状に合せて、確実に先端2 11を係止することができる最適なものを適宜選択すればよい。
【0019】 以上説明した実施例は、リードが左右へ対称に出ている表面実装部品に使用さ れるキャリア部材の例であり、この場合にはキャリア部材両側に設けた係止部に よって両側のリード先端を挟む形状となっている。図4はリード42が片側だけ に設けられた表面実装部品4に使用されるキャリア部材3を示したものである。 このキャリア部材3は片側にだけ連結部32を介して係止部33が設けられてい る。そしてこの係止部33に形成された溝34によって、表面実装部品4のリー ド41の先端42が保持される。またキャリア部材3の平面部31の他側には、 表面実装部品4の本体の角部44に係止される折曲部35が形成されている。
【0020】 図5、6に本考案の他の実施例を示した。この実施例のキャリア部材5は、溝 の代りに表面実装部品2のリード21がそれぞれ挿着される穴54を係止部53 に設けた以外は、上記実施例と同様なものである。係止部53に形成する穴54 は、この係止部53に保持されるリード21と同じ数だけ形成される。
【0021】 この実施例において、穴54に挿着されたリード21の先端22を矯正して確 実に並列に揃えるためには、穴54とこれに挿着される先端22との間にがたつ きがあってはならない。このためには、穴54の大きさをリード21の先端22 よりやや小さくするとともに、図7に明示したように、リード21の先端22を 面取りしてその先端方向に収斂させる構成とすれば良い。
【0022】
【考案の効果】 以上の通り、本考案の表面実装部品用キャリア部材によれば、製造後からプリ ント基板に半田付けされるまでの間における表面実装部品のリードの変形を確実 に防止することができ、変形し易い表面実装部品のリードの半田付け面の平面度 を維持しておくことができる。また長尺の表面実装部品の場合において表面実装 部品の本体そのものに歪みがある場合でも、本考案のキャリア部材によってリー ドの先端を矯正することで、リードの半田付け面の平面度を得ることができる。
【0023】 また、本考案の表面実装部品用キャリア部材には、半田付け面と平行な面に吸 引のための面を容易に設けることができる。これは、表面実装部品の半田付け面 と反対側に装着される平面部を形成することで実現される。そしてこの平面部を 設けることで、コネクタのような本体の形状が複雑な部材を自動搭載機でプリン ト基板上に移動する時に必要な吸引のための平面を、容易に確保することができ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の表面実装部品用キャリア部材
の斜視図である。
【図2】図1の実施例の側面図である。
【図3】(a) 〜(c) は図1の実施例におけるリード先端
とキャリア部材の係合状態の諸態様を示した説明図であ
る。
【図4】本考案の他の実施例の表面実装部品用キャリア
部材を示した説明図である。
【図5】本考案のその他の実施例の表面実装部品用キャ
リア部材を示した説明図である。
【図6】図5の実施例の側面図である。
【図7】図6におけるA部の拡大図である。
【図8】表面実装部品の斜視図である。
【図9】(a) 、(b) は図8の表面実装部品におけるリー
ド変形の説明図、(c) は表面実装部品の本体反りの説明
図である。
【図10】表面実装部品にそのリード変形を防止するた
めに連絡板を取付けた従来例の説明図である。
【符号の説明】
1、3、5 表面実装部品用キャリア部材 2、4、6、7 表面実装部品 11、31、51 平面部 12、32、52 連結部 13、33、53 係止部 14、34 溝 21、41、61、71 リード 22、42 先端 23、43 半田付け面 44 角部 54 穴

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント基板へ半田付けして接続される
    複数のリードを少なくとも片側に有し且つ前記複数のリ
    ードの先端が前記プリント基板との接続面より浮く方向
    に曲げられた表面実装部品に装着される表面実装部品用
    キャリア部材において、 前記複数のリードの先端を保持する溝が形成され且つ前
    記保持された複数のリードの先端を前記表面実装部品の
    本体側に押圧する係止部を有してなることを特徴とする
    表面実装部品用キャリア部材。
  2. 【請求項2】 前記溝に代えて前記複数のリードの先端
    がそれぞれ挿着される穴が前記係止部に形成されている
    ことを特徴とする請求項1記載の表面実装部品用キャリ
    ア部材。
  3. 【請求項3】 前記表面実装部品の半田付け面と反対側
    に装着される平面部を有することを特徴とする請求項1
    または2記載の表面実装部品用キャリア部材。
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