JPH0562012A - 凹凸情報の読み取り方法及びその装置 - Google Patents
凹凸情報の読み取り方法及びその装置Info
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- JPH0562012A JPH0562012A JP3246637A JP24663791A JPH0562012A JP H0562012 A JPH0562012 A JP H0562012A JP 3246637 A JP3246637 A JP 3246637A JP 24663791 A JP24663791 A JP 24663791A JP H0562012 A JPH0562012 A JP H0562012A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 記録媒体に記録された凹凸情報を確実に読み
取ること。 【構成】 記録媒体の記録面に対して複数の方向から別
々のタイミングで光を照射し、各照射タイミングにおけ
る記録面の画像を取り込んだ後合成し、その合成画像に
よって記録面に形成された凹凸情報を読み取る。
取ること。 【構成】 記録媒体の記録面に対して複数の方向から別
々のタイミングで光を照射し、各照射タイミングにおけ
る記録面の画像を取り込んだ後合成し、その合成画像に
よって記録面に形成された凹凸情報を読み取る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、キャッシュカードや
クレジットカードなどの記録媒体に記録された凹凸情報
を光学的に読み取る凹凸情報の読み取り方法及びその装
置に関する。
クレジットカードなどの記録媒体に記録された凹凸情報
を光学的に読み取る凹凸情報の読み取り方法及びその装
置に関する。
【０００２】
【従来の技術】キャッシュカードやクレジットカードな
どの記録媒体に記録されたエンボスなどの凹凸情報を光
学的に読み取る凹凸情報読み取り方法として、例えば特
開昭５９−２０１１７６号公報、あるいは実開昭４８−
５３２３１号公報に開示されたものがある。
どの記録媒体に記録されたエンボスなどの凹凸情報を光
学的に読み取る凹凸情報読み取り方法として、例えば特
開昭５９−２０１１７６号公報、あるいは実開昭４８−
５３２３１号公報に開示されたものがある。
【０００３】これらは、いずれも単一の光源を記録媒体
の斜め上方に設け、この光源から発せられた光を記録面
に照射した時の記録面の画像を撮像し、その画像によっ
て凹凸情報を認識するものである。
の斜め上方に設け、この光源から発せられた光を記録面
に照射した時の記録面の画像を撮像し、その画像によっ
て凹凸情報を認識するものである。
【０００４】後者の公報に開示された読み取り方法を図
７によって説明すると、図示のように、平坦部２に凸部
１が形成された記録媒体３の斜め上方に光源４を設け、
この光源４から発せられた光をレンズ５およびスリット
６を介して記録媒体３の記録面に照射し、この照射状態
における凸部１および平坦部２の像を受光素子７，８で
受光し、その受光光量の差を比較器９で求めて凸部１の
形状を認識するようになっている。
７によって説明すると、図示のように、平坦部２に凸部
１が形成された記録媒体３の斜め上方に光源４を設け、
この光源４から発せられた光をレンズ５およびスリット
６を介して記録媒体３の記録面に照射し、この照射状態
における凸部１および平坦部２の像を受光素子７，８で
受光し、その受光光量の差を比較器９で求めて凸部１の
形状を認識するようになっている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の読み取り方法にあっては、凹凸情報の記録面に照射
する光の方向が単一であるため、単一の方向にしか凸部
１の影が形成されない。このため、例えば、図８（ａ）
に示すようなＡという文字の凹凸情報を読み取った際に
は、凸部１の影２の画像１０は図８（ｂ）のようなもの
となり、Ａという文字が持つ輪郭とかなり異なったもの
となる。このため、画像１０から凹凸情報を認識するの
が困難になるという問題がある。
来の読み取り方法にあっては、凹凸情報の記録面に照射
する光の方向が単一であるため、単一の方向にしか凸部
１の影が形成されない。このため、例えば、図８（ａ）
に示すようなＡという文字の凹凸情報を読み取った際に
は、凸部１の影２の画像１０は図８（ｂ）のようなもの
となり、Ａという文字が持つ輪郭とかなり異なったもの
となる。このため、画像１０から凹凸情報を認識するの
が困難になるという問題がある。
【０００６】この発明の目的は、記録媒体に記録された
凹凸情報を確実に読み取ることができる凹凸情報の読み
取り方法及びその装置を提供することである。
凹凸情報を確実に読み取ることができる凹凸情報の読み
取り方法及びその装置を提供することである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
のこの発明は、基本的には、記録媒体の記録面に形成さ
れた凹凸情報を読み取るにあたり、記録面に対して複数
の方向から別々のタイミングで光を照射し、各照射タイ
ミングにおける記録面の画像を取り込んだ後合成し、そ
の合成画像によって記録面に形成された凹凸情報を読み
取るようにしたものである。
のこの発明は、基本的には、記録媒体の記録面に形成さ
れた凹凸情報を読み取るにあたり、記録面に対して複数
の方向から別々のタイミングで光を照射し、各照射タイ
ミングにおける記録面の画像を取り込んだ後合成し、そ
の合成画像によって記録面に形成された凹凸情報を読み
取るようにしたものである。
【０００８】
【作用】記録面に対し複数の方向から別々のタイミング
で光を照射し、各照射タイミングにおける記録面の画像
を取り込むと、その画像は光の照射方向別にことなった
ものとなる。そこで、これを合成すると、凹凸情報の影
になる部分の全体像が形成される。これによって、凹凸
情報を確実に読み取ることができる。
で光を照射し、各照射タイミングにおける記録面の画像
を取り込むと、その画像は光の照射方向別にことなった
ものとなる。そこで、これを合成すると、凹凸情報の影
になる部分の全体像が形成される。これによって、凹凸
情報を確実に読み取ることができる。
【０００９】
【実施例】以下、図面に基づきこの発明の実施例を説明
する。
する。
【００１０】＜第１の実施例＞図１は、この発明の第１
の実施例を示す説明図であり、記録媒体３の記録面に対
し斜め上方の１つの位置に単一の蛍光灯や発光ダイオー
ドアレイなどの光源４を設け、この光源４から発した光
を拡散板１１を介して下方の記録媒体３の凹凸情報記録
面に照射し、この照射状態において記録媒体３の搬送方
向を変えて２回搬送し、光源４に対して記録媒体３を複
数の向きに対抗させる。すなわち最初は図１（ａ）のよ
うに記録媒体３の先端Ａを先頭にして搬送し、次は図２
のように後端Ｂを先頭にして搬走し、各搬送状態におけ
る記録面の画像を収束レンズ１２を介して取り込み手段
例えば撮像素子１３に結像させ、その像を図示しない画
像処理手段によって合成し、その合成画像によって記録
面に形成された凹凸情報を認識するものである。
の実施例を示す説明図であり、記録媒体３の記録面に対
し斜め上方の１つの位置に単一の蛍光灯や発光ダイオー
ドアレイなどの光源４を設け、この光源４から発した光
を拡散板１１を介して下方の記録媒体３の凹凸情報記録
面に照射し、この照射状態において記録媒体３の搬送方
向を変えて２回搬送し、光源４に対して記録媒体３を複
数の向きに対抗させる。すなわち最初は図１（ａ）のよ
うに記録媒体３の先端Ａを先頭にして搬送し、次は図２
のように後端Ｂを先頭にして搬走し、各搬送状態におけ
る記録面の画像を収束レンズ１２を介して取り込み手段
例えば撮像素子１３に結像させ、その像を図示しない画
像処理手段によって合成し、その合成画像によって記録
面に形成された凹凸情報を認識するものである。
【００１１】ここで、拡散板１１は光源４から発せられ
る光を拡散し、面光源に近い状態にするためのものであ
る。また、取り込み手段としては例えばＣＣＤなどのラ
インイメージセンサを使用する。さらに、記録媒体３は
ローラやベルトなどの搬送手段により搬送されるように
なっている。
る光を拡散し、面光源に近い状態にするためのものであ
る。また、取り込み手段としては例えばＣＣＤなどのラ
インイメージセンサを使用する。さらに、記録媒体３は
ローラやベルトなどの搬送手段により搬送されるように
なっている。
【００１２】この構成によれば、光源４に対し図９
（ａ）に示すように記録媒体３を搬送した場合、記録面
に形成されたＡという文字はその凸部の影が図９（ｂ）
に斜線で示すような画像１０Ａとして撮像される。そし
て、記録媒体３の搬送方向を反対にして搬送した場合に
は、図９（ｃ）に示すような画像１０Ｂとして撮像され
る。そこで、これを合成すると、図９（ｄ）に示すよう
に、Ａという文字の輪郭に近い合成画像１０Ｃが得られ
る。この合成画像１０Ｃをパターン比較によって基準パ
ターンと比較すれば、記録面に形成された凹凸情報はＡ
という文字であると認識することができる。
（ａ）に示すように記録媒体３を搬送した場合、記録面
に形成されたＡという文字はその凸部の影が図９（ｂ）
に斜線で示すような画像１０Ａとして撮像される。そし
て、記録媒体３の搬送方向を反対にして搬送した場合に
は、図９（ｃ）に示すような画像１０Ｂとして撮像され
る。そこで、これを合成すると、図９（ｄ）に示すよう
に、Ａという文字の輪郭に近い合成画像１０Ｃが得られ
る。この合成画像１０Ｃをパターン比較によって基準パ
ターンと比較すれば、記録面に形成された凹凸情報はＡ
という文字であると認識することができる。
【００１３】＜第２の実施例＞図２はこの発明の第２の
実施例を示す説明図であり、記録媒体３の記録面の斜め
上方に２つの光源４Ａ，４Ｂを設け、この光源４Ａ，４
Ｂを片方ずつ点灯し、各点灯状態において記録媒体３を
同一方向に搬送し、各搬送状態おける記録面の画像を収
束レンズ１２を介して撮像素子１３に取り込み、図示し
ない画像処理手段によって合成し、その合成画像によっ
て記録面に形成された凹凸情報を認識するようにしたも
のである。
実施例を示す説明図であり、記録媒体３の記録面の斜め
上方に２つの光源４Ａ，４Ｂを設け、この光源４Ａ，４
Ｂを片方ずつ点灯し、各点灯状態において記録媒体３を
同一方向に搬送し、各搬送状態おける記録面の画像を収
束レンズ１２を介して撮像素子１３に取り込み、図示し
ない画像処理手段によって合成し、その合成画像によっ
て記録面に形成された凹凸情報を認識するようにしたも
のである。
【００１４】なお、１１Ａ，１１Ｂは拡散板である。
【００１５】この構成においても図１の実施例と同様の
合成画像が得られ、記録面の凹凸情報を同ように認識す
ることができる。
合成画像が得られ、記録面の凹凸情報を同ように認識す
ることができる。
【００１６】＜第３の実施例＞図３はこの発明の第３の
実施例を示す説明図であり、記録媒体３の記録面の上方
に単一の光源４を設け、この光源４を移動手段により記
録面に対し斜め上方の異なる２つの位置に移動し、すな
わち図３（ａ）に示す位置と図３（ｂ）に示す位置に異
動し、各位置において記録媒体３を同一方向に搬送し、
各搬送状態おける記録面の画像を取り込んで合成し、そ
の合成画像によって記録面に形成された凹凸情報を認識
するようにしたものである。
実施例を示す説明図であり、記録媒体３の記録面の上方
に単一の光源４を設け、この光源４を移動手段により記
録面に対し斜め上方の異なる２つの位置に移動し、すな
わち図３（ａ）に示す位置と図３（ｂ）に示す位置に異
動し、各位置において記録媒体３を同一方向に搬送し、
各搬送状態おける記録面の画像を取り込んで合成し、そ
の合成画像によって記録面に形成された凹凸情報を認識
するようにしたものである。
【００１７】この構成においても図１の実施例と同様の
合成画像が得られ、記録面の凹凸情報を同ように認識す
ることができる。
合成画像が得られ、記録面の凹凸情報を同ように認識す
ることができる。
【００１８】＜第４の実施例＞図４はこの発明の第４の
実施例を示す説明図であり、記録媒体３の記録面の斜め
上方に１２０度間隔で３つの光源４Ａ，４Ｂ，４Ｃを設
け、この光源４Ａ，４Ｂ，４Ｃを１つずつ点灯し、各点
灯状態において記録媒体３を搬送ベルト１５を介してス
テッピングモータ１４によって駆動される搬送ローラ１
６によって同一方向に搬送し、各搬送状態おける記録面
の画像を収束レンズ１２を介して撮像素子１３に取り込
み、図６の画像処理手段によって合成し、その合成画像
によって記録面に形成された凹凸情報を認識するように
したものである。
実施例を示す説明図であり、記録媒体３の記録面の斜め
上方に１２０度間隔で３つの光源４Ａ，４Ｂ，４Ｃを設
け、この光源４Ａ，４Ｂ，４Ｃを１つずつ点灯し、各点
灯状態において記録媒体３を搬送ベルト１５を介してス
テッピングモータ１４によって駆動される搬送ローラ１
６によって同一方向に搬送し、各搬送状態おける記録面
の画像を収束レンズ１２を介して撮像素子１３に取り込
み、図６の画像処理手段によって合成し、その合成画像
によって記録面に形成された凹凸情報を認識するように
したものである。
【００１９】この構成によれば、光源４Ａ，４Ｂ，４Ｃ
に対し図４（ａ）に示すように記録媒体３を搬送した場
合、記録面に形成されたＡという文字はその凸部の影が
図５（ａ）ないし図５（ｃ）に斜線で示すような画像１
７Ａ，１７Ｂ，１７Ｃとして撮像される。この場合、画
像１７Ａは光源４Ａを点灯した状態のものであり、画像
１７Ｂは光源４Ｂを点灯した状態、画像１７Ｃは光源４
Ｃを点灯した状態のものを示している。そこで、これを
合成すると、図５（ｄ）に示すように、Ａという文字の
輪郭とほぼ同じ合成画像１７が得られる。この合成画像
１７をパターン比較によって基準パターンと比較すれ
ば、記録面に形成された凹凸情報はＡという文字である
と認識することができる。
に対し図４（ａ）に示すように記録媒体３を搬送した場
合、記録面に形成されたＡという文字はその凸部の影が
図５（ａ）ないし図５（ｃ）に斜線で示すような画像１
７Ａ，１７Ｂ，１７Ｃとして撮像される。この場合、画
像１７Ａは光源４Ａを点灯した状態のものであり、画像
１７Ｂは光源４Ｂを点灯した状態、画像１７Ｃは光源４
Ｃを点灯した状態のものを示している。そこで、これを
合成すると、図５（ｄ）に示すように、Ａという文字の
輪郭とほぼ同じ合成画像１７が得られる。この合成画像
１７をパターン比較によって基準パターンと比較すれ
ば、記録面に形成された凹凸情報はＡという文字である
と認識することができる。
【００２０】図６は画像１７Ａ，１７Ｂ，１７Ｃを合成
する画像処理手段の主要部の構成例を示すブロック図で
あり、画像１７Ａ，１７Ｂ，１７Ｃを記憶する画像メモ
リ１８Ａ，１８Ｂ，１８Ｃが設けられている。この画像
メモリ１８Ａ，１８Ｂ，１８Ｃに記憶された画像情報は
同一水平走査ラインのものが１水平走査ライン単位で垂
直走査方向に順次読み出され、ラッチ１９Ａ，１９Ｂ，
１９Ｃにラッチされる。ラッチされた画像情報はコンパ
レータ２０に入力され、最も小さいレベルの情報のみが
選択される。すなわち、凹凸情報の凸部の影に対応した
画像情報はレベルが平坦部の画像情報より小さいので、
この影の部分の画像情報のうちレベルが最も小さい部分
を選択すれば、３つの画像１７Ａ，１７Ｂ，１７Ｃの合
成画像が得られる。この合成画像の情報は合成画像メモ
リ２１に格納される。
する画像処理手段の主要部の構成例を示すブロック図で
あり、画像１７Ａ，１７Ｂ，１７Ｃを記憶する画像メモ
リ１８Ａ，１８Ｂ，１８Ｃが設けられている。この画像
メモリ１８Ａ，１８Ｂ，１８Ｃに記憶された画像情報は
同一水平走査ラインのものが１水平走査ライン単位で垂
直走査方向に順次読み出され、ラッチ１９Ａ，１９Ｂ，
１９Ｃにラッチされる。ラッチされた画像情報はコンパ
レータ２０に入力され、最も小さいレベルの情報のみが
選択される。すなわち、凹凸情報の凸部の影に対応した
画像情報はレベルが平坦部の画像情報より小さいので、
この影の部分の画像情報のうちレベルが最も小さい部分
を選択すれば、３つの画像１７Ａ，１７Ｂ，１７Ｃの合
成画像が得られる。この合成画像の情報は合成画像メモ
リ２１に格納される。
【００２１】この合成画像メモリ２１に格納された合成
画像の情報によって記録媒体３の記録面に形成された凹
凸情報を認識することができる。
画像の情報によって記録媒体３の記録面に形成された凹
凸情報を認識することができる。
【００２２】なお、図４においては、拡散板を図示して
いないが、前述の実施例と同様に配設されることは言う
までもない。
いないが、前述の実施例と同様に配設されることは言う
までもない。
【００２３】この図４の実施例によれば、図１，図２，
図３の実施例に比べ精度良く凹凸情報を認識する事がで
きる。この場合、光源を４個以上設ければ、さらに高精
度の認識が可能になる。
図３の実施例に比べ精度良く凹凸情報を認識する事がで
きる。この場合、光源を４個以上設ければ、さらに高精
度の認識が可能になる。
【００２４】＜変形例＞この発明は前記実施例に限定さ
れるものではなく、例えば次のような変形が可能であ
る。 （１）前記実施例では凹凸情報として突出したエンボス
を示したが、凹んだ凹情報であっても良い。 （２）前記実施例では記録媒体を搬送しながら記録面を
読み取るようにしたが、面センサで画像を読み取る場合
には記録媒体を搬送させなくても良い。
れるものではなく、例えば次のような変形が可能であ
る。 （１）前記実施例では凹凸情報として突出したエンボス
を示したが、凹んだ凹情報であっても良い。 （２）前記実施例では記録媒体を搬送しながら記録面を
読み取るようにしたが、面センサで画像を読み取る場合
には記録媒体を搬送させなくても良い。
【００２５】
【発明の効果】この発明によれば、記録媒体の記録面に
形成された凹凸情報を読み取るにあたり、記録面に対し
て複数の方向から別々のタイミングで光を照射し、各照
射タイミングにおける記録面の画像を取り込んだ後合成
し、その合成画像によって記録面に形成された凹凸情報
を読み取るようにしたので、記録面に対し複数の方向か
ら別々のタイミングで光を照射し、各照射タイミングに
おける記録面の画像を取り込むと、その画像は光の照射
方向別に異なったものとなる。そこで、これを合成する
と、凹凸情報の影になる部分の全体像が形成される。こ
れによって、凹凸情報を確実に読み取ることができる。
形成された凹凸情報を読み取るにあたり、記録面に対し
て複数の方向から別々のタイミングで光を照射し、各照
射タイミングにおける記録面の画像を取り込んだ後合成
し、その合成画像によって記録面に形成された凹凸情報
を読み取るようにしたので、記録面に対し複数の方向か
ら別々のタイミングで光を照射し、各照射タイミングに
おける記録面の画像を取り込むと、その画像は光の照射
方向別に異なったものとなる。そこで、これを合成する
と、凹凸情報の影になる部分の全体像が形成される。こ
れによって、凹凸情報を確実に読み取ることができる。
【００２６】なお、記録面の画像の取り込みに当たって
は、記録面に光を照射する光源に対して記録媒体を複数
の向きに対抗させ、各対抗状態において光源を点灯して
記録面の画像を取り込んだり、また記録面に光を照射す
る光源を異なる複数の位置に移動し、各位置において光
源を点灯した状態で記録面の画像を取り込んだり、さら
に記録面に光を照射する複数の光源を１つずつ点灯し、
各点灯時における記録面の画像を取り込んでも良い。ま
た、記録面の画像を取り込む際、記録媒体を搬送するよ
うにしても良い。
は、記録面に光を照射する光源に対して記録媒体を複数
の向きに対抗させ、各対抗状態において光源を点灯して
記録面の画像を取り込んだり、また記録面に光を照射す
る光源を異なる複数の位置に移動し、各位置において光
源を点灯した状態で記録面の画像を取り込んだり、さら
に記録面に光を照射する複数の光源を１つずつ点灯し、
各点灯時における記録面の画像を取り込んでも良い。ま
た、記録面の画像を取り込む際、記録媒体を搬送するよ
うにしても良い。
【図１】この発明の第１の実施例を示す説明図である。
【図２】この発明の第２の実施例を示す説明図である。
【図３】この発明の第３の実施例を示す説明図である。
【図４】この発明の第４の実施例を示す説明図である。
【図５】図４の実施例において撮像された画像と合成画
像を示す図である。
像を示す図である。
【図６】図４の実施例における画像処理手段の主要部の
ブロック構成図である。
ブロック構成図である。
【図７】従来の凹凸情報読み取り方法の一例を示す説明
図である。
図である。
【図８】従来の凹凸情報読み取り方法で得られた画像の
一例を示す説明図である。
一例を示す説明図である。
【図９】図１の実施例において撮像された画像と合成画
像を示す図である。
像を示す図である。
１ 凸部 ２ 平坦部 ３ 記録媒体 ４ 光源 ４Ａ，４Ｂ，４Ｃ 光源 １１ 拡散板 １２ 収束レンズ １３ 撮像素子 １４ ステッピングモータ １６ 搬送ローラ １７ 合成画像 １８Ａ，１８Ｂ，１８Ｃ 画像メモリ １９Ａ，１９Ｂ，１９Ｃ ラッチ ２０ コンパレータ ２１ 合成画像メモリ
Claims (10)
- 【請求項１】 記録媒体の記録面に形成された凹凸情報
を読み取る凹凸情報の読み取り方法において、 前記記録面に対して複数の方向から別々のタイミングで
光を照射し、各照射タイミングにおける前記記録面の画
像を取り込んだ後合成し、その合成画像によって前記記
録面に形成された前記凹凸情報を読み取ることを特徴と
する凹凸情報の読み取り方法。 - 【請求項２】 記録媒体の記録面に形成された凹凸情報
を読み取る凹凸情報の読み取り方法において、 前記記録面に光を照射する光源に対して前記記録媒体を
複数の向きに対抗させ、各対抗状態において前記光源を
点灯して前記記録面の画像を取り込んだ後合成し、その
合成画像によって前記記録面に形成された前記凹凸情報
を読み取ることを特徴とする凹凸情報の読み取り方法。 - 【請求項３】 記録媒体の記録面に形成された凹凸情報
を読み取る凹凸情報の読み取り方法において、 前記記録面に光を照射する光源を異なる複数の位置に移
動し、各位置において前記光源を点灯した状態で前記記
録面の画像を取り込んだ後合成し、その合成画像によっ
て前記記録面に形成された前記凹凸情報を読み取ること
を特徴とする凹凸情報の読み取り方法。 - 【請求項４】 記録媒体の記録面に形成された凹凸情報
を読み取る凹凸情報の読み取り方法において、 前記記録面に光を照射する複数の光源を１つずつ点灯
し、各点灯時における前記記録面の画像を取り込んだ後
合成し、その合成画像によって前記記録面に形成された
前記凹凸情報を読み取ることを特徴とする凹凸情報の読
み取り方法。 - 【請求項５】 前記記録面の画像を取り込む際、前記記
録媒体を搬送することを特徴とする請求項１乃至４の何
れかに記載の凹凸情報の読み取り方法。 - 【請求項６】 記録媒体の記録面に形成された凹凸情報
を読み取る凹凸情報の読み取り装置において、 前記記録面に対して複数の方向から別々のタイミングで
光を照射する光源と、この光源により光を照射された前
記記録面の画像を取り込む取り込み手段と、この取り込
み手段により取り込まれた各照射タイミングにおける前
記記録面の画像を合成し、その合成画像によって前記記
録面に形成された前記凹凸情報を読み取る画像処理手段
とを備えたことを特徴とする凹凸情報の読み取り装置。 - 【請求項７】 記録媒体の記録面に形成された凹凸情報
を読み取る凹凸情報の読み取り装置において、 前記記録面に光を照射する光源と、この光源により光を
照射された前記記録面の画像を取り込む取り込み手段
と、前記光源に対して前記記録媒体を複数の向きに対抗
させる対抗手段と、各対抗状態において前記取り込み手
段により取り込まれた前記記録面の画像を合成し、その
合成画像によって前記記録面に形成された前記凹凸情報
を読み取る画像処理手段とを備えたことを特徴とする凹
凸情報の読み取り装置。 - 【請求項８】 記録媒体の記録面に形成された凹凸情報
を読み取る凹凸情報の読み取り装置において、 前記記録面に光を照射する光源と、この光源により光を
照射された前記記録面の画像を取り込む取り込み手段
と、この光源を異なる複数の位置に移動させる移動手段
と、各位置において前記取り込み手段により取り込まれ
た前記記録面の画像を合成し、その合成画像によって前
記記録面に形成された前記凹凸情報を読み取る画像処理
手段とを備えたことを特徴とする凹凸情報の読み取り装
置。 - 【請求項９】 記録媒体の記録面に形成された凹凸情報
を読み取る凹凸情報の読み取り装置において、 前記記録面に光を照射する複数の光源と、これらの光源
を１つずつ点灯した時の前記記録面の画像を取り込む取
り込み手段と、この記取り込み手段により取り込まれた
前記光源の各点灯時における前記記録面の画像を合成
し、その合成画像によって前記記録面に形成された前記
凹凸情報を読み取る画像処理手段とを備えたことを特徴
とする凹凸情報の読み取り装置。 - 【請求項１０】 前記取り込み手段により前記記録面の
画像を取り込む際、前記記録媒体を搬送する搬送手段を
備えたことを特徴とする請求項６乃至９の何れかに記載
の凹凸情報の読み取り装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3246637A JPH0562012A (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | 凹凸情報の読み取り方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3246637A JPH0562012A (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | 凹凸情報の読み取り方法及びその装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0562012A true JPH0562012A (ja) | 1993-03-12 |
Family
ID=17151373
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3246637A Pending JPH0562012A (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | 凹凸情報の読み取り方法及びその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0562012A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6394349B1 (en) | 1997-10-15 | 2002-05-28 | Denso Corporation | Optical information reader and recording medium |
| JP2008527492A (ja) * | 2004-12-30 | 2008-07-24 | シンボル テクノロジーズ， インコーポレイテッド | 情報キャプチャイルミネーションのための方法および装置 |
| JP2013052315A (ja) * | 2011-08-31 | 2013-03-21 | Taisei Corp | 大塊搬送物検知システム |
-
1991
- 1991-08-30 JP JP3246637A patent/JPH0562012A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6394349B1 (en) | 1997-10-15 | 2002-05-28 | Denso Corporation | Optical information reader and recording medium |
| JP2008527492A (ja) * | 2004-12-30 | 2008-07-24 | シンボル テクノロジーズ， インコーポレイテッド | 情報キャプチャイルミネーションのための方法および装置 |
| JP2013052315A (ja) * | 2011-08-31 | 2013-03-21 | Taisei Corp | 大塊搬送物検知システム |
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