JPH1145951A - 半導体パッケージ及び半導体パッケージの識別方法 - Google Patents

半導体パッケージ及び半導体パッケージの識別方法

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JPH1145951A
JPH1145951A JP19980597A JP19980597A JPH1145951A JP H1145951 A JPH1145951 A JP H1145951A JP 19980597 A JP19980597 A JP 19980597A JP 19980597 A JP19980597 A JP 19980597A JP H1145951 A JPH1145951 A JP H1145951A
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JP
Japan
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semiconductor package
notch
package
slope
light
Prior art date
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JP19980597A
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English (en)
Inventor
Atsushi Ozawa
淳 小沢
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型パッケージにおいても充分な製品情報の
表示を行うことができる半導体パッケージを提供する。 【解決手段】 半導体パッケージ上にバーコード状に複
数の切り欠き11a、11b、11b、11aを設け
る。この切り欠きには書き込む情報に応じた向きを持っ
たスロープを設ける。この半導体パッケージを識別する
ときには、半導体パッケージの斜め上方に光源を配置
し、半導体パッケージの上方にパターン認識機能を具備
したCCDカメラを配置する。光源から発射され半導体
パッケージの切り欠きで反射された光を検出することに
より、製品情報を識別する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体パッケージ
及び半導体パッケージの識別方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来半導体製品の製品名や生産情報の識
別には、パッケージ表面にインクまたはレーザー光線に
より文字情報をマーキングするのが一般的であった。例
えばAA16M123456 のように製品名+ロット番号を記載す
るようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
文字情報のマーキング方法では、入出力ピンの数が少な
いSOP 型パッケージやCSP(Chip Size Package) 型パ
ッケージなどでは、パッケージの表面積が少なくなって
きており、パッケージに表記できる文字数に限界がきて
いる。例えば、有る製品ではSOP−8ピンパッケージ
の場合では捺印可能部の寸法≒3.6mm ×2.8mm 、となっ
ており、識別可能な文字高さ≧0.8mm とした場合に、本
来なら製品名+ロット番号で18文字必要であるが、実
際には13文字しかマーキング出来ないと言った弊害が
発生する。
【0004】これがCSPになると更にパッケージサイ
ズが小さくなり、CSPでのマーキングはほぼ不可能と
なる。文字が小さくなると検査工程での自動認識がしず
らい。また、文字の小型化に伴いマーキング不良(文字
欠け/文字潰れ不良等)が増加するなどの問題点があっ
た。
【0005】本発明は、SOP、CSPと言った小型の
ICパッケージにおいても充分な情報をパッケージ表面
に形成できる半導体パッケージおよび半導体パッケージ
の識別方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで本発明の半導体パ
ッケージでは、表面に付したマークを光学的に走査して
識別を行う半導体パッケージにおいて、マークとして、
半導体パッケージの表面に光の反射方向を変える複数の
切り欠き部を設けている。このマークを光学的に走査す
ることにより製品番号等を認識できる。この切り欠きは
モールド時に金型に入れ駒式のピンを差し込む事で簡単
に形成できる。
【0007】また切り欠き部は、入れ駒式のピンの先を
テーパ加工する等によって半導体パッケージの表面から
内部方向に向かって彫り込まれたスロープを持つように
形成すれば、光学的に走査する場合に光源とディテクタ
の配置に自由度を持たせることが出来る。そしてこのス
ロープは異なる角度または方向のスロープとする事によ
り1つの切り欠き部で複数ビットの情報を表現する事が
可能になり、より小さなパッケージの場合にも充分な情
報をパッケージ表面に記載出来る。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を用い
て説明する。図2は本発明の実施の形態のICパッケー
ジの外観斜視図である。ICパッケージ1の表面1aに
は4つの切り欠き11a、11b、11b、11aが形
成されている。切り欠き11aは図1にDLで示す方向
に傾斜(スロープ)を持った切り欠きであり、切り欠き
11bは図1にDRで示す方向にスロープを持った切り
欠きである。この図2では説明のためにICパッケージ
1の大きさに対して切り欠き11a、11bが大きく記
載されているが、実際には切り欠きの幅は0.1mm〜
1mmとかなり細い切り欠きとなっている。
【0009】これを組み立てるには、組立工程のモール
ド金型に、入れ駒式のピンを必要数, 適切な方向(表示
データとなる)に立てモールドする。ここで、スロープ
表面は鏡面仕上げとなっており、DLで示スロープは論
理“1”を表し、DRで示すスロープは論理“0”を表
わすものとする。この図の例では切り欠き11a、11
b、11b、11aで4ビットデータ“1001”を表
していることになる。
【0010】この様に形成されたICパッケージ1を識
別するためには、図1にしめすようにICパッケージ1
の斜め方向に光源2aを配置し、パターン認識機能を具
備したCCD カメラ3で光源2aから発射されICパッケ
ージ1の表面1aで反射した光を検出する。DLで示す
スロープでは光源2aからの光は同図において矢印4a
で示す方向に反射しCCD カメラ3に入射するが、DRで
示すスロープでは光源2aからの光は同図において矢印
4bで示す方向に反射しCCD カメラ3には届かない。従
ってDLで示すスロープは論理“1”を表し、DRで示
すスロープは論理“0”を表わすものとして検出する事
が出来る。
【0011】また、該スロープDL、DRは該半導体パ
ッケージの表面1aより窪んでいるので、該半導体パッ
ケージ1のハンドリングの際に傷つけて誤読み取りを、
起こす懸念がない。図1では、反射光なしを右下がりの
スロープDRで説明したが、単なる平面であっても可い
し、凸状であってもよいし、また(左下がりであって
も)表面に梨地加工などを施し反射を防止してもよい。
【0012】次に本発明の第2項の実施の形態を説明す
る。先の第1の実施の形態では、1つの切り欠きで1ビ
ットの情報を表したが、この実施の形態では1つの切り
欠きで2ビットの情報を表す。図3は、本発明の第2の
実施の形態のICパッケージを示す図であり、半導体パ
ッケージ1の表面にはそれぞれ異なる4方向を向いたス
ロープを有する切り欠き11c、11d、11e、11
fが形成されている。図のX方向で1ビット、Y方向で
1ビットの情報を表している。つまり、1つの切り欠き
に多ビットの情報(この場合は2ビット)を定義するこ
とが可能となる。
【0013】書き込まれた情報の検出には、図1の光源
2aからICパッケージ1の表面1aへ光を照射し、反
射光をCCD カメラ3で検出し、図1における右上がりス
ロープを検出する。次に、図1の光源2bからICパッ
ケージ1の表面1aへ光を照射し、反射光をCCD カメラ
3で検出し、図1における左上がりスロープを有する切
り欠きを検出する。次に、図1においては図示しない紙
面の手前方向に配置された第3の光源からICパッケー
ジ1の表面1aへ光を照射し、反射光をCCD カメラ3で
検出し、図1における手前上がりスロープを検出する。
次に、図1においては図示しない紙面の裏側方向に配置
された第4の光源からICパッケージ1の表面1aへ光
を照射し、反射光をCCD カメラ3で検出し、図1におけ
る手前下がりスロープを検出する。
【0014】右上がりスロープを有する切り欠きに
“1”を割り当て、左上がりスロープを有する切り欠き
に“2”を割り当て、手前上がりスロープを有する切り
欠きに“3”を割り当て、手前下がりスロープを有する
切り欠きに“4”を割り当てたと仮定した場合に、図3
のICパッケージ1の表面1aに書き込まれた情報は切
り欠き11c、11d、11e、11fの順に“1”、
“3”、“2”、“4”の情報が書き込まれている事に
なる。
【0015】図4は、本発明の第3項の実施の形態を示
すICパッケージ1の例を示す図である。この実施の形
態では、切り欠きのスロープの傾斜と形状で1つの切り
欠きに複数ビットの情報を待たせるようにしたものであ
る。半導体パッケージ1の表面には右上がりの傾斜を有
する、4種類の平面形状の切り欠き11g、11h,1
1i,11jが配置されている。該切り欠き11g、1
1h、11i、11jにはそれぞれ、例えば1、2、
3、4と言う情報を定義しておく。切り欠き11gの様
に円形の切り欠きは“1”を示し、切り欠き11hの様
に三角形の切り欠きは“2”を示し、切り欠き11iの
様に縦長の長方形の切り欠きは“3”を示し、切り欠き
11jの様に横長の長方形の切り欠きは“4”を示すも
のとする。
【0016】この切り欠きを認識する為には、まず図1
の光源2aを点灯し切り欠き11g、11h、11i、
11jの右上がりのスロープの有無を検出するととも
に、CCDカメラ3で取り込んだ画像の形状を認識す
る。画像の形状の認識は通常のパターン認識で充分実現
可能であるので此処では詳細は省略する。これらの処理
により、ここでは情報1、2、3、4を得ることができ
る。つまり、1つのスロープに多ビットの情報(この場
合は2×2ビット)を定義することが可能となる。
【0017】次に、本発明の製品情報の識別方法の他の
実施の形態を図5を用いて説明する。図5(A)は識別
装置の側面からの図であり、図5(B)は上方からの図
である。図1と違い光源5はICパッケージ1の真上に
設けられている。光源5から照射された光はICパッケ
ージ1の表面で反射して切り欠き51のスロープの向き
に応じた向きに反射する。ICパッケージ1の周囲には
図5(B)に示す様に4つ(この例では2ビットデータ
を検出するため)の光検出装置53a、53b、53
c、53d、例えばフォトダイオードが配置されてい
る。
【0018】切り欠き51のスロープの向きに応じた向
きに反射した反射光は、切り欠き51のスロープの向き
に応じて光検出装置53a、53b、53c、53dの
内の1つの光検出装置に入射し、検出される。ICパッ
ケージ1に図3に示した4つのパターンの切り欠きが設
けられている場合にも、図1を用いて説明した第2の実
施形態のようの4回の照明光の発光を行うことなく1回
の発光で認識が完了するので高速な処理が可能になる。
図5(B)に示す矢印の方向にステージ54を順次移動
させ、切り欠きが光源5の真下に来たタイミングで次々
に光源5の発光、光検出装置53a、53b、53c、
53dでの検出を行うことにより複数の切り欠き部の反
射光の検出を自動的に行うことが出来る。尚、この例で
は4つのスロープの向きを検出する例で説明したが、6
つのスロープの向きを検出する場合にはICパッケージ
1の周囲に6つの光検出装置を配置すればよい。更に沢
山の情報を1つの切り欠きにもたせる場合にはそのスロ
ープの向きの数に応じた光検出装置を配置すればよい。
【0019】
【発明の効果】以上の様に本発明によれば、小型パッケ
ージにおいても製品情報の表示が可能となると共に、そ
の自動識別も可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1、第2の実施の形態のICパッケ
ージを識別するための方法を示す説明図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態のICパッケージを
示す斜視図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態のICパッケージを
示す斜視図である。
【図4】本発明の第3の実施の形態のICパッケージを
示す斜視図である。
【図5】ICパッケージを識別するための方法の他の実
施の形態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 半導体パッケージ 2 光源 3 パターン認識機能を具備したCCD カメラ 4 反射光 11 半導体パッケージ1上の切り欠き

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体パッケージの表面に設けられた複
    数の切り欠き部に、斜め上方より照明を当て、上方から
    該切り欠き部のスロープに当たった該照明の反射光の有
    無を認識することにより製品情報を識別することを特徴
    とした半導体パッケージの識別方法。
  2. 【請求項2】 表面に付したマークを光学的に走査して
    識別を行う半導体パッケージにおいて、 前記マークとして、半導体パッケージの表面に光の反射
    方向を変える複数の切り欠き部を設けた事を特徴とする
    半導体パッケージ。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記切り欠き部は半
    導体パッケージの表面から内部方向に向かって彫り込ま
    れたスロープを有する事を特徴とする半導体パッケー
    ジ。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記複数の切り欠き
    部の隣接する少なくとも2つの切り欠き部のスロープは
    異なる角度または方向のスロープを有する事を特徴とす
    る半導体パッケージ。
  5. 【請求項5】 請求項3において、前記切り欠き部は表
    現する情報に応じて異なる方向のスロープを有する事を
    特徴とする半導体パッケージ。
  6. 【請求項6】 複数の向きのスロープから選択された1
    つのスロープを有する切り欠き部が少なくとも1つ表面
    に形成された半導体パッケージの、表面上方より照明を
    当て、前記半導体パッケージの周囲に設けられた少なく
    とも1つの光検出手段によって前記半導体パッケージの
    スロープに当たった照明の反射光の有無を認識すること
    により製品情報を識別することを特徴とした半導体パッ
    ケージの識別方法。
JP19980597A 1997-07-25 1997-07-25 半導体パッケージ及び半導体パッケージの識別方法 Withdrawn JPH1145951A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6861282B2 (en) 2001-04-13 2005-03-01 Yamaha Corporation Semiconductor package and semiconductor package mounting method
US7830011B2 (en) 2004-03-15 2010-11-09 Yamaha Corporation Semiconductor element and wafer level chip size package therefor
JP2010539736A (ja) * 2007-04-05 2010-12-16 ストロルフォッス アーベー 識別転送装置
CN105783947A (zh) * 2014-10-17 2016-07-20 中国钢铁股份有限公司 反射式编码系统及其编码方法

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Effective date: 20041005