JPH0561994A - 指数関数回路 - Google Patents

指数関数回路

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JPH0561994A
JPH0561994A JP3029979A JP2997991A JPH0561994A JP H0561994 A JPH0561994 A JP H0561994A JP 3029979 A JP3029979 A JP 3029979A JP 2997991 A JP2997991 A JP 2997991A JP H0561994 A JPH0561994 A JP H0561994A
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diode
chain
voltage
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JP3029979A
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Chin Yan Chan Ivan
チン ヤン チヤン イワン
W Brown Russell
ダブリユー ブラウン ラツセル
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Digital Equipment Corp of Canada Ltd
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    • G06GANALOGUE COMPUTERS
    • G06G7/00Devices in which the computing operation is performed by varying electric or magnetic quantities
    • G06G7/12Arrangements for performing computing operations, e.g. operational amplifiers
    • G06G7/24Arrangements for performing computing operations, e.g. operational amplifiers for evaluating logarithmic or exponential functions, e.g. hyperbolic functions

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 入力電流の指数関数を表すような電流発生回
路の作成。 【構成】 この回路は、入力ダイオードチェーン、出力
ダイオードチェーン及び、電圧駆動回路を備えいる。入
力ダイオードチェーンの各ダイオードは、それを通過す
る入力電流を持ち、前記入力ダイオードチェーンの両端
に第1の電圧降下を作り出す。前記電圧回路は、前記出
力ダイオードチェーンの両端に、前記第1の電圧降下と
所定関係を有するような第2の電圧降下を生じ、そうし
て前記出力ダイオードチェーンを通じる電流を生じる。
この出力ダイオードチェーンを通じる前記電流は、前記
入力電流の指数関数を表す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、1つまたはそれ以上の
入力電流の指数関数に比例する電流を発生するような回
路に関する。
【0002】
【従来の技術】Id を、ダイオードを通る電流とした場
合、ダイオードの両端の電圧は、Vt ・In〔(Id +I
S )/IS 〕であり、ここでIS はダイオードの飽和電
流である。またVt =KB T/qであり、ここでKB
ボルツマン定数であり、Tは温度、そしてqは電子の電
荷である。IS は一般に10-18 から10-16 アンペアの範
囲にあり、そしてId >>IS の時、ダイオードの両端の
電圧はほぼVt ・In(I d /IS)である。同様に、ト
ランジスタのベースエミッタ接合の両端の電圧はほぼV
t ・In(IC /IS )であり、ここでIC はトランジス
タのコレクタ中に流れ込む電流のことである。
【0003】図1には、電流I1 とI2 の積の平方根に
等しい出力電流IO を作り出す回路100 が示されてい
る。飽和電流IS は、回路の全てのトランジスタについ
て同じである。電流源102 は電流I1 を作り、電流源10
4 は電流I2 を作る。電流源102 は電圧源106 とトラン
ジスタ108 のコレクタとの間に接続されている。トラン
ジスタ108 のエミッタはグランドに接続されている。そ
れゆえ、トランジスタ108 のベースにおける電圧は、V
t ・In(I1 /IS )である。トランジスタ108のベー
スはトランジスタ110 のエミッタに接続されている。電
流源104 はトランジスタ110 のエミッタとグランドとの
間に接続されている。トランジスタ110 のコレクタは電
圧源106 に接続されている。それゆえ、トランジタ110
のベースにおける電圧は、Vt ・In(I1 /IS )+V
t ・In(I2 /IS)である。トランジスタ110 のベー
スは、電流源102 及びトランジスタ112 のベースに接続
されている。トランジスタ112 のエミッタは、トランジ
スタ114 のコレクタ及びベースに接続されており、トラ
ンジスタ114 はーイオードとして機能する。トランジス
タ114 のエミッタはグランドに接続されている。それ
故、トランジスタ112 のベースにおける電圧は、2Vt
・In(IO /IS )である。以上より、In(I1
S )+In(I2 /IS )=2In(IO /IS )、即
ち、IO =(I1 ・I2 1/2 となる。
【0004】ある回路は、入力電圧の平方根と等しい出
力電圧を作る。例えば、演算増幅器はそのフィードバッ
クループ中に、ダイオードを接続することが出来、そう
して演算増幅器は、入力電圧の対数に比例する出力を作
る。その対数出力は分圧器への入力電圧の1/2に等し
い出力電圧を作る分圧器に接続されている。その分圧器
の出力は、ダイオードを通じて、第2の演算増幅器の反
転入力に接続され、そうしてその第2演算増幅器は分圧
器の出力の真数に比例する出力を作る。したがって、lo
g(Vout )=1/2〔log(Vin) 〕、即ち、Vout =V
in 1/2 となる。
【0005】またある回路では、入力電圧Vinは、抵抗
を通じて、演算増幅器の反転入力に接続されている。演
算増幅器の出力、Vout は、その出力が−(Vout
1/2 であるマルチプライヤ回路に接続されている。マル
チプライヤ回路の出力は、抵抗を通じて、演算増幅器の
反復入力に接続されている。Vout はVin 1/2 である。
【0006】
【発明の概要】本発明の特徴の1つは、入力電流の指数
関数を表す電流を発生するような回路、ということであ
る。その回路は、入力ダイオードチェーン及び出力ダイ
オードチェーンを含む。入力ダイオードチェーンの各々
のダイオードは、それを通過する入力電流を有してお
り、入力ダイオードチェーンの両端に電圧降下を作り出
す。回路を駆動する電圧は、入力ダイオードチェーンの
両端の電圧降下と所定の関係を有するような出力ダイオ
ードチェーンの両端に電圧降下を生じる。出力ダイオー
ドチェーンの両端の電圧降下により、入力電流、即ちそ
れらの電流の指数関数に比例するような出力ダイオード
チェーンを通過する電流が作り出される。
【0007】他の特徴は、本発明が、入力電流の指数関
数を表す電流を発生するための回路だということであ
る。この回路において、入力ダイオードチェーン内の各
ダイオードは、入力電流源と直列に接続されている。入
力電流源は、ダイオードのカソードの下方で接続されて
いる。出力ダイオードチェーンは、入力ダイオードチェ
ーン両端の電圧降下に比例するような電圧降下をそれ自
身の両端に有している。
【0008】本発明の1実施例において入力ダイオード
チェーンは、第1及び第2入力サブチェーンを有してい
る。第1電流源は第1及び第2入力サブチェーンを通じ
て第1入力電流を引き出す。第2電流源は第2入力サブ
チェーンだけを通じて第2入力電流を引き出す。入力ダ
イオードチェーンの第1及び第2サブチェーンの各々
は、出力ダイオードチェーンのダイオードの、半数のダ
イオードを有している。出力ダイオードチェーンを通過
する電流は、第1入力電流と第1及び第2入力電流の総
計との積の平方根に等しい。
【0009】本発明の他の実施例において、第1電流源
は、第1入力サブチェーンだけを通じて第1入力電流を
引き出し、第2電流源は、第2入力サブチェーンだけを
通じて第2入力電流を引き出す。出力ダイオードチェー
ンを通じる電流は、第1電流と第2電流の積の平方根に
等しい。より好ましい実施例において、回路を駆動する
電圧は、第1及び第2npnトランジスタを有する差動
増幅器である。この差動増幅器は、第2トランジスタの
ベースにおける電圧を、第1トランジスタのベースにお
ける電圧に等しくするように形成されている。第1トラ
ンジスタのベースは、入力ダイオードチェーンの最も底
のダイオードのカソードに結合されており、第2トラン
ジスタのベースは、出力ダイオードチェーンの最も底の
ダイオードのカソードに結合されている。入力ダイオー
ドチェーンの最も上のダイオードのアノードは、出力ダ
イオードチェーンの最も上のダイオードのアノードと結
合されている。
【0010】本発明による回路は、高精度のものであ
る。この精度は、入力及び出力ダイオードチェーンのダ
イオードの数を増やすことによってさらに高いものとな
る。入力電流を引き出す入力電流源が、ダイオードのカ
ソード下方に結合されているので、入力電流源は、高ス
ピードpnpトランジスタあるいは高スピード増幅器を
利用するようなより高価な電流源ではなく、npn型ト
ランジスタから成ることが出来るからである。また、差
動増幅器はnpn型トランジスタから成るので、本発明
による回路は、入力電流の変化に応じて高スピードとな
るのである。出力電流が流れ込むトランジスタは、とて
も小さなヘッドルームしか必要としない。ヘッドルーム
は、0.2vと同じ位小さくすることが出来るのである。
【0011】
【実施例】図2は本発明によるマルチプライヤ出力平方
根回路の回路図である。この回路は入力ダイオードチェ
ーン14及び出力ダイオードチェーン18を含む。それらの
ダイオードはnpn型トランジスタのベースエミッタ接
合になっており、各トランジスタのベースは、それらの
トランジスタのコレクタに接続されている。ダイオード
チェーン14は2つの入力サブチェーン20及び22を持ち、
各チェーン14はN個のダイオードを有する。Nは1に等
しいかあるいはそれよりも大きい数である。出力ダイオ
ードチェーン18は2N個のダイオードを有する。入力ダ
イオードチェーン14の頂部における電圧は、出力ダイオ
ードチェーン18の頂部における電圧に等しい。差動増幅
器24の形態をした電圧駆動回路により、ダイオードチェ
ーン18の底における電圧は、以下詳細に述べるように、
ダイオードチェーン14の底における電圧と等しくされ
る。
【0012】第1入力電流Iin1 は、入力ダイオードチ
ェーン14の全長を通過するが、第2入力電流Iin2 は、
入力サブチェーン20だけを通過する。したがって入力サ
ブチェーン20を通過する電流は、Iin1 +Iin2 に等し
く、入力サブチェーン22を通過する電流は、Iin1 に等
しい。トランジスタへの小さなベース電流は、入力電流
in1 及びIin2 と比較するとごく僅かなものなので、
無視することが出来る。電流Iin1 及びIin2 を作る電
流源は、エミッタとグランドとの間に接続された抵抗を
有するようなnpn型トランジスタに成りうるものであ
り、ベースに与えられた固定電圧を有する。
【0013】各ダイオードの両端の電圧は、Vt ・In
〔(Id +IS )/IS 〕に等しい。またVt =kB
/qであり、ここでkB はボルツマン定数であり、Tは
温度、そしてqは電子の電荷のことである。Id はダイ
オードを通過する電流であり、IS はダイオードの飽和
電流である。各ダイオードのIS は、ダイオード領域に
比例する。
【0014】IS は一般に10-18 から10-16 アンペアの
範囲にあり、そしてId >>IS の時、各ダイオードの両
端の電圧は、ほぼVt ・In(Id /IS )である。それ
ゆえ、ダイオードサブチェーン20の両端の電圧はNVt
・〔(Iin1 +I in2)/I s20 〕であり、入力チェー
ン22の両端の電圧はNVt ・(Iin1 /Is22 )であ
る。ここでIs20 、 Is22 というのはそれぞれ、ダイ
オードサブチェーン20内の各ダイオードの飽和電流、ダ
イオードサブチェーン22内の各ダイオードの飽和電流の
ことである。ダイオードチェーン18の底における電圧
は、差動増幅器24によってダイオードチェーン14の底に
おける電圧と等しくされるため、電流IO は、出力ダイ
オードチェーン18を通じてトランジスタ29のコレクタに
流れる。それゆえ、出力ダイオードチェーン18の両端の
電圧18は、2NVt ・In(IO /Is1 8 )に等しい。こ
こでIs18 というのは、出力ダイオードチェーン18の各
ダイオードの飽和電流のことである。トランジスタ28へ
の小さなベース電流は無視出来る。
【0015】差動増幅器24内のトランジスタ26のベース
とトランジスタ28のベースとの間のオフセット電圧を、
OSにする。入力ダイオードチェーン14の両端の電圧と
差動増幅器のオフセット電圧VOSとの和は、出力ダイオ
ードチェーン18の両端の電圧に等しいので、NVt ・In
〔(Iin1 +I in2)/Is20 〕+NVt ・In(Iin1
/Is22 )+VOS=2NVt ・In(IO /Is18 )とな
る。したがって、0.5 ln〔((Iin1 +I in2)・I
in1 ) /(Is20 ・Is22 )〕+0.5 VOS/(NVt
=ln(IO /Is18 )となる。VOS=0の場合、IO
s18 =〔((Iin1 +I in2)・Iin1 ) /(Is20
・Is22 )〕1/2 である。したがって、IO =(Is18
/(Is20 ・Is22 1/2 )・((Iin1 +Iin2 )・
in1 ) 1/2 である。入力サブチェーン20、22及び、出
力ダイオードチェーン18内のダイオードの全てで飽和電
流が等しい場合、IO =((Iin1 +Iin2)・Iin1 )
1/2 である。
【0016】電流IO は、トランジスタ29のコレクタ中
に流れ込む。平方根回路の作動出力電流IO1、IO2は、
それらのベースがトランジスタ29のベースに接続されて
いるトランジスタ30及び32のコレクタに流れ込む。抵抗
34、36及び38はそれぞれ、トランジスタ29、30及び32の
エミッタを、グランドに接続する。抵抗34、36及び38の
全てが同じ抵抗を有する場合、そして3つのトランジス
タ29、30及び32、全てのエミッタ領域が同じである場合
には、トランジスタ30及び32のコレクタにそれぞれ入り
込む出力電流IO1、IO2は、両方ともに、トランジスタ
29のコレクタに入り込む電流IO と等しいであろう。抵
抗36及び38の抵抗を、抵抗34の抵抗に比べて減少させる
ことにより、あるいはトランジスタ29のエミッタ領域よ
りも大きなエミッタ領域を有するトランジスタ30あるい
は32を使用することにより、出力電流IO1あるいはIO2
はそれぞれ、IO より大きくそしてそれに比例させるこ
とが出来る。同様に、抵抗36あるいは38の抵抗を、抵抗
34の抵抗に比べて増加させることにより、あるいはトラ
ンジスタ29のエミッタ領域よりも小さなエミッタ領域を
有するトランジスタ30あるいは32を使用することによ
り、出力電流IO1あるいはIO2はそれぞれ、IO より小
さくそしてそれに比例させることが出来る。例えば、抵
抗36の抵抗が抵抗34の抵抗の1/k倍、またトランジス
タ30のエミッタ領域がトランジスタ29のエミッタ領域の
k倍である場合、ここでkは一定であるが、出力電流I
O1はIO のk倍である。抵抗36あるいは38の両端の電圧
が十分低い場合には、トランジスタ30あるいは32のコレ
クタにおける電圧は、トランジスタ30あるいは32は飽和
されることなく、0.2 vと同じくらい小さいものとする
ことが出来る、ということに注意してもらいたい。この
ようにトランジスタ30及び32は、低い出力電圧を引き起
こすことが出来るような出力電流源を与える。
【0017】更に、入力ダイオードチェーン14及び出力
ダイオードチェーン18に加え、平方根回路はダイオード
チェーン12及び16を含む。ダイオードチェーン12は、以
下に述べるように、入力電流源が適当に動作するのに、
十分なヘッドルームを与えるのに用いられる。本明細書
で用いられる「ヘッドルーム」は、図に示す入力電流源
上の電圧を表す。例えば、トランジスタ26のベースにお
ける電圧や、図2の入力ダイオードサブチェーン20と22
の間における電圧である。ダイオードチェーン16は以下
に述べるように、差動増幅器24のトランジスタ26及び28
が飽和しないことを確実にし、そして差動増幅器24のオ
フセット電圧VOSでのエラーを減少させるために使用さ
れる。ダイオードチェーン16はM個のダイオードを有し
ており、ダイオードチェーン12はM+2N+2個のダイ
オードを有している。Mは0より大きいかあるいは0に
等しい数であればどのような数であってもよい。Mの値
は、トランジスタ26のベースにおける電圧及び、入力ダ
イオードチェーン20と22との間に於ける電圧を決定する
ので、Mの値は、入力電流源に有用なヘッドルームの量
を決定するということになる。
【0018】電流は、電圧供給48から抵抗44を通じて、
そしてダイオードチェーン12のダイオードを通じて、グ
ランドへ流れる。ダイオードチェーン12の頂部における
電圧は、(M+2N+2)・Vbeである。Vbeというの
は各ダイオードの両端の電圧のことである。上で説明し
たようにVbeは各ダイオードを通過する電流量で変化す
るのであるが、Vbeは電流に対数的に変化するので、V
beは、以下の分析のための回路中の各ダイオードとほぼ
同様のものであると仮定することが出来る。トランジス
タ42のエミッタにおける電圧は、(M+2N+1)Vbe
である。なぜなら、トランジスタ42のベースエミッタ接
合の両端の電圧降下がVbeだからである。トランジスタ
26のベースにおける電圧は(M+1)Vbeである。なぜ
なら、入力ダイオードチェーン14の2N個のダイオード
各々の両端の電圧は、Vbeだからである。このようにダ
イオードチェーン12は、ダイオードチェーン14及び18の
頂部において共通基準電圧をセットし、そして入力ダイ
オードチェーン14の底において、Iin1 に関連する入力
電流源が適切に動作するために十分であるヘッドルーム
を残すような電圧を与える。
【0019】電流器50により、電圧供給48からトランジ
スタ46及びダイオードチェーン16を通じて電流が流れ
る。トランジスタ46のベースにおける電圧は、(M+
2)Vbeと抵抗34の両端の電圧との和に等しい。なぜな
らダイオードチェーン16中の各ダイオードの両端とトラ
ンジスタ28及び46のベースエミッタ接合の両端の電圧
が、Vbeだからである。トランジスタ46のベースはトラ
ンジスタ54及び56のベースに接続されているので、トラ
ンジスタ54のエミッタにおける電圧及びトランジスタ56
のエミッタにおける電圧は、(M+1)Vbeと抵抗34の
両端の電圧との和に等しい。このようにトランジスタ26
及び28のコレクタにおける電圧は、トランジスタ26及び
28のベースにおける電圧より決して小さいことはないで
あろう。(差動増幅器24により、トランジスタ28のベー
スにおける電圧がトランジスタ26のベースにおける電圧
にほぼ等しくされるということを思い出して欲しい。)
それ故、トランジスタ26及び28はけっして飽和しないで
あろう。さらに、トランジスタ26及び28のコレクタにお
ける電圧は同じであるので、差動増幅器24のオフセット
電圧VOSでのエラーが最小限にされるのである。
【0020】差動増幅器24はトランジスタ26、28、54及
び56、電流源52及び58、それに補償キャパシタ60を含
む。電流源52は、電圧源48からトランジスタ54を通じて
トランジスタ26のコレクタへ電流を送る。電流源58は、
電流源52によって作られた電流の2倍の電流を作るの
で、トランジスタ26のコレクタ中へ流れる電流と等しい
電流が、トランジスタ28のコレクタ中へ流れ込む。トラ
ンジスタ26を通じて流れる電流とトランジスタ28と通じ
て流れる電流とは等しいので、トランジスタ26のベース
エミッタ電圧降下は、トランジスタ28のベースエミッタ
電圧降下と等しい。このように差動増幅器24は、トラン
ジスタ26のベースにおける電圧にほぼ等しい電圧を、ト
ランジスタ28のベースにおいて引き起こす。差動増幅器
24は、発振効果を可能にするような閉ループ系であるの
で、補償キャパシタ60は差動増幅器24を安定させるため
に使用される。
【0021】平方根回路の正確さは、入力ダイオードサ
ブチェーン20及び22のダイオードの数Nを増加させるこ
とによって、さらに強められる。NVt ・ln〔(Iin1
+Iin2 )/Is 〕+NVt ・ln(Iin1 /Is)+V
OS=2NVt ・In(IO /Is )であることを思い出し
てほしい。ここでVOSは差動増幅器24のオフセット電圧
である。VOSが正確に0に等しくない場合、項V OSはこ
の結果IO =((Iin1 +Iin2 )・Iin1 ) 1/2 に、
エラーを引き起こす。しかしながら、Nが増加すると、
項VOSによって引き起こされるエラーは最小限にされ
る。ダイオードチェーン14及び18のダイオードの最大数
は、電圧供給48によってのみ制限される。このように、
もしNが十分に大きければ、その回路は高精度のものと
なる。さらに差動増幅器24は、その全体がnpn型トラ
ンジタからなるので、その平方根回路は入力電流Iin1
及びIin2 における変化に応答して高速になる。
【0022】図3には入力ダイオードチェーン14の代替
形態が示されている。入力ダイオードサブチェーン20の
底は、入力ダイオードサブチェーン22の頂部に直接的に
接続されているというよりはむしろトランジスタ62のベ
ースに接続されている。ダイオードサブチェーン22の頂
部はトランジスタ62のエミッタに接続されている。トラ
ンジスタ62のコレクタはトランジスタ42のエミッタに接
続されている。トランジスタ26及び62への小さなベース
電流を無視すれば、入力サブチェーン20を通じる電流は
in1 に等しく、入力サブチェーン22を通じる電流はI
in2 に等しい。電流Iin2 が、1つのダイオード電圧降
下として機能するトランジスタ62のベースエミッタ接合
を通過するので、入力ダイオードサブチェーン22には、
N個というよりはむしろN−1個のダイオードが存在す
る、ということに気をつけてもらいたい。ダイオードチ
ェーン14がこの形態を有するものでは、ダイオードチェ
ーン18を通過する電流IO は(Iin1 ・Iin2 1/2
等しい。
【0023】図4には出力ダイオードチェーン18の代替
形態が示されている。この代替形態は、積や比の指数関
数に比例する出力結果を生じるものであり、ここでは指
数関数は平方根関数である必要はない。出力ダイオード
チェーン18は、サブチェーン64及びサブチェーン66を含
む。ダイオードサブチェーン64の頂部は、トランジスタ
42のエミッタとつながっている。ダイオードサブチェー
ン64の底はトランジスタ68のベースとつながっている。
トランジスタ68のコレクタはトランジスタ42のエミッタ
とつながっており、そしてトランジスタ68のベースエミ
ッタ接合はダイオードサブチェーン66において、第1の
ダイオード降下を形成する。サブチェーン66の底は差動
増幅器24のトランジスタ28のベースとつながっている。
【0024】入力電流Iin3 はダイオードサブチェーン
64を通じて進む。ダイオードサブチェーン64の各ダイオ
ードの電圧は、Vt ・ln(Iin3 /Is64 )であり、I
s64 はサブチェーン64の各ダイオードの飽和電流のこと
である。同様に、ダイオードサブチェーン66の各ダイオ
ードの電圧は、Vt ・ln(IO /Is66 )であり、I
s66 はサブチェーン66の各ダイオードの飽和電流のこと
である。ダイオードサブチェーン20がダイオードAを持
ち、ダイオードサブチェーン22がダイオードBを持ち、
ダイオードサブチェーン64がダイオードCを持ち、ダイ
オードサブチェーン66がダイオードDを持っている場
合、AVt ・ln(Iin2 /Is20 )+BVt ・ln(I
in1 /Is22 )=CVt ・ln(Iin3 /Is64 )+DV
t ・ln(IO /Is66 )これより、(Iin2 A (I
in1 B /(Is20 A (Is22 B =(Iin3
C (IO D /(Is64 C (Is66 D となる。故
に、IO =〔(Is64 C (Is66 D /(Is20 A
(Is22 B 〕〔(I in2 A (Iin1 B
(Iin3 C 1/D となる。飽和電流は一定なので、I
O =k〔(Iin2 A (Iin1 B /(Iin3 C
1/D となる。ここでkは定数である。図4の回路は電流
O を作る。この電流IO は入力電流の積あるいは比の
指数関数に比例する。指数関数(平方根、3乗根等)の
特性は、A、B、C、Dの値に因る。図3は、Iin3
3、C=0、2A=2B=DそしてIO =k(Iin1
in2 1/2 となっている図4の特別の場合であるとい
うことに気を付けてもらいたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】2つの入力電流の積の平方根に等しい出力電流
を作るような従来の回路の回路図。
【図2】第1の入力電流と、第1の入力電流及び第2の
入力電流の総計との積の平方根に比例する出力電流を作
るような本発明による回路図。
【図3】2つの入力電流の積の平方根に比例する出力電
流を作るような本発明による回路図。
【図4】入力電流の積あるいは比の指数関数に比例する
出力電流を作るような本発明による回路図。
【符号の説明】
106 電圧源 12 ダイオードチェーン 48 電圧供給 20 ダイオードサブチェーン 22 ダイオードサブチェーン 14 ダイオードチェーン 16 ダイオードチェーン 18 ダイオードチェーン 64 ダイオードサブチェーン 66 ダイオードサブチェーン

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力電流の指数関数を表すような電流を
    発生するための回路において、 入力ダイオードチェーン、 出力ダイオードチェーン、 電圧駆動回路を備え、 前記入力ダイオードチェーンにおいて、前記入力ダイオ
    ードチェーンの各ダイオードは、それを通過するような
    入力電流を有し、前記入力ダイオードチェーンの両端に
    第1の電圧降下を作り出し、 前記電圧駆動回路は、前記出力ダイオードチェーンの両
    端に、前記第1の電圧降下と所定関係を有する第2の電
    圧降下を生じ、前記第2の電圧降下は前記出力ダイオー
    ドチェーンを通じる電流を生じ、 前記出力ダイオードチェーンを通じる前記電流は、前記
    入力電流の指数関数を表すことを特徴とするような回
    路。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の回路において、前記入力
    ダイオードチェーンの各ダイオードは入力電流源と直列
    に結合されており、前記入力電流源は前記ダイオードを
    通じる前記入力電流を作り出し、前記入力電流源は、前
    記ダイオードのカソードの下方から、前記ダイオードを
    通じて前記入力電流を引き出すような回路。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の回路において、 前記電圧駆動回路は、第1及び第2npnトランジスタ
    を有するような差動増幅器であり、 前記差動増幅器は、前記第2トランジスタのベースにお
    ける電圧を前記第1トランジスタのベースにおける電圧
    に等しくさせるよう形成されているような回路。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の回路において、 前記差動増幅器の前記第1トランジスタのベースは、前
    記入力ダイオードチェーンの最も底のダイオードのカソ
    ードに結合されており、 前記差動増幅器の前記第2トランジスタのベースは、前
    記出力ダイオードチェーンの最も底のダイオードのカソ
    ードに結合されている回路。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の回路において、前記入力
    ダイオードチェーンの最も上のダイオードのアノード
    は、前記出力ダイオードチェーンの最も上のダイオード
    のアノードに結合されている回路。
  6. 【請求項6】 請求項3記載の回路において更に、前記
    差動増幅器の前記第1のトランジスタのコレクタにおけ
    る電圧及び前記差動増幅器の前記第2のトランジスタの
    コレクタにおける電圧を、第3のダイオードチェーンの
    端における電圧に関係させための回路を備えており、前
    記第3のダイオードチェーンの各ダイオードはそれ自身
    の両端にダイオード電圧降下を有し、前記差動増幅器の
    前記第1トランジスタのコレクタにおける電圧及び前記
    差動増幅器の前記第2トランジスタのコレクタにおける
    電圧が、前記第1トランジスタ及び前記第2トランジス
    タが飽和しないよう十分に高くなるように、前記第3の
    ダイオードチェーンのダイオードの数が予め選択されて
    いる回路。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の回路において、前記入力
    ダイオードチェーンのダイオードの数及び前記出力ダイ
    オードチェーンのダイオードの数は、前記電圧駆動回路
    のオフセット電圧によるエラーを十分に小さくするよう
    に予め選択されている回路。
  8. 【請求項8】 入力電流の指数関数を表すような電流を
    発生するための回路において、 入力ダイオードチェーン、 出力ダイオードチェーンを備え、 前記入力ダイオードチェーンは、それ自身の両端に第1
    の電圧降下を有し、前記入力ダイオードチェーンの各ダ
    イオードは、それを通じる入力電流を有し、この入力電
    流は、前記ダイオードのカソードの下方で前記ダイオー
    ドと直列に結合された入力電流源によって作られてお
    り、 前記出力ダイオードチェーンは、前記第1の電圧降下と
    所定関係にあるようなそれ自身の両端に第2の電圧降下
    を有し、前記第2の電圧降下は前記出力ダイオードチェ
    ーンを通じる電流を生じ、 前記出力ダイオードチェーンを通じる前記電流は、前記
    入力電流の指数関数を表すことを特徴とする回路。
  9. 【請求項9】 請求項2あるいは8の回路において更
    に、前記ダイオードのカソードの下方から前記ダイオー
    ドを通じて前記入力電流を引き出すような前記入力電流
    源のため、十分なヘッドルームを与えるよう、前記入力
    ダイオードチェーンの各ダイオードのカソードにおける
    電圧が十分に高くなることを確実にするような電圧基準
    回路を備える回路。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の回路において、 前記電圧基準回路は第4のダイオードチェーンを備え、 前記第4のダイオードチェーンの各ダイオード及び前記
    入力ダイオードチェーンの各ダイオードの両端の電圧
    は、ダイオード電圧降下に等しく、 前記第4のダイオードチェーンの一端は第1の基準電圧
    に結合されており、 前記第4のダイオードチェーンのダイオードの数は、前
    記入力ダイオードチェーンの最も上のダイオードのアノ
    ードにおける第2の基準電圧を与えるよう、予め選択さ
    れており、 前記第2の基準電圧は、前記入力電流源にとって十分な
    ヘッドルームを確実にするよう十分に高い回路。
  11. 【請求項11】 請求項1あるいは8記載の回路におい
    て更に、複数のトランジスタを備え、各トランジスタは
    他のトランジスタのベースに結合されたベースを有し、
    前記複数のトランジスタの第1のトランジスタは、前記
    出力ダイオードチェーンを通じる前記電流が前記第1の
    トランジスタを通じるよう、前記出力ダイオードチェー
    ンに結合されたコレクタを有しており、前記第1のトラ
    ンジスタ以外の各トランジスタは、出力電流が流れ込む
    コレクタを有しており、前記出力電流は前記出力ダイオ
    ードチェーンを通じる前記電流に比例している回路。
  12. 【請求項12】 請求項1あるいは8記載の回路におい
    て、 前記入力ダイオードチェーンは第1及び第2入力サブチ
    ェーンを備え、 第1入力電流源は、前記第1及び第2サブチェーンを通
    じるような第1入力電流を生じ、 第2入力電流源は、前記第2サブチェーンだけを通じる
    ような第2入力電流を生じ、 前記入力ダイオードチェーンの前記第1及び第2入力サ
    ブチェーンはそれぞれ、前記出力ダイオードチェーンの
    ダイオードの半数のダイオードを有するので、前記出力
    ダイオードチェーンを通じる前記電流は、前記第1入力
    電流と前記第1及び第2入力電流の総計との積の平方根
    に等しい回路。
  13. 【請求項13】 請求項1あるいは8記載の回路におい
    て、 前記入力ダイオードチェーンは第1及び第2入力サブチ
    ェーンを備え、 第1入力電流源は、前記第1サブチェーンだけを通じる
    ような第1入力電流を生じ、 第2入力電流源は、前記第2サブチェーンだけを通じる
    ような第2入力電流を生じ、 前記入力ダイオードチェーンの前記第1及び第2入力サ
    ブチェーンはそれぞれ、前記出力ダイオードチェーンの
    ダイオードの半数のダイオードを有するので、前記出力
    ダイオードチェーンを通じる前記電流は、前記第1入力
    電流と前記第2入力電流の積の平方根に等しい回路。
  14. 【請求項14】 請求項1あるいは8記載の回路におい
    て、 前記出力ダイオードチェーンは第1及び第2サブチェー
    ンを備え、 前記第1サブチェーンはそれを通じる電流を有してお
    り、前記第1サブチェーンを通じる前記電流は前記第1
    サブチェーンの両端に電圧を生じ、 前記第2サブチェーンは前記第1のサブチェーンの両端
    の前記電圧と所定の関係を有する電圧をそれ自身の両端
    に有しており、前記出力電圧は前記第2サブチェーンを
    通じる出力電流を生じ、 前記第2サブチェーンを通じる前記出力電流によって前
    記入力電流の所定の指数関数が表されるよう、前記第1
    及び第2サブチェーンはそれぞれ、前記入力ダイオード
    チェーンのダイオード数に関係して予め選択された数の
    ダイオードを有する回路。
  15. 【請求項15】 複数の入力電流の指数関数を表すよう
    な電流を発生するための回路において、 入力ダイオードチェーン、 出力ダイオードチェーン、 電圧駆動回路を備え、 前記入力ダイオードチェーンは、等しい数のダイオード
    を有するような複数のサブチェーンを備えており、各サ
    ブチェーンはそれを通じる入力電流を有しており、前記
    入力電流は、前記サブチェーンのダイオードのカソード
    の下方で前記サブチェーンと直列に結合されている入力
    電流源によって作り出され、 前記出力ダイオードチェーンは、前記入力ダイオードチ
    ェーンのダイオードの数に等しい数のダイオードを有し
    ており、前記出力ダイオードチェーンの第1端における
    電圧が、前記入力ダイオードチェーンの第1端における
    電圧に等しくなるよう形成されており、 前記電圧駆動回路は、前記入力ダイオードチェーンの第
    2端における電圧に等しい電圧を、前記入力ダイオード
    チェーンの第2端において生じさせ、前記出力ダイオー
    ドチェーンを通じる電流を生じるような電圧降下を前記
    出力ダイオードチェーンの両端に作り、 前記出力ダイオードチェーンを通じる前記電流は、前記
    第1及び第2入力電流の関数の平方根に等しい回路。
  16. 【請求項16】 2つの入力電流の関数の平方根を表す
    電流を発生するような回路において、 入力ダイオードチェーン、 出力ダイオードチェーン、 差動増幅器回路を備え、 前記入力ダイオードチェーンは、等しい数のダイオード
    を有する第1及び第2入力サブチェーンを備えており、
    前記第1入力サブチェーンは、それを通じる少なくとも
    第1の入力電流を有し、前記第2入力サブチェーンは、
    それを通じる少なくとも第2の入力電流を有し、前記第
    1入力電流は、前記第1入力サブチェーンのダイオード
    のカソードの下方で前記第1入力サブチェーンと直列に
    結合さているような第1の入力電流源によって作られ、
    前記第2入力電流は、前記第2入力サブチェーンのダイ
    オードのカソードの下方で前記第2入力サブチェーンと
    直列に結合さているような第2の入力電流源によって作
    られており、 前記出力ダイオードチェーンは、前記第1及び第2入力
    サブチェーンの各々におけるダイオードの数の2倍を有
    しており、前記出力ダイオードチェーンの第1端におけ
    る電圧が前記入力ダイオードチェーンの第1端における
    電圧に等しくなるように形成されており、 前記差動増幅器回路は、前記入力ダイオードチェーンの
    第2端における電圧に等しい電圧を、前記出力ダイオー
    ドチェーンの第2端において生じ、前記出力ダイオード
    チェーンを通じる電流を生じるような電圧降下を前記出
    力ダイオードチェーンの両端に作り、 前記出力ダイオードチェーンを通じる前記電流は、前記
    第1及び第2入力電流の関数の平方根に等しい回路。
  17. 【請求項17】 入力電流の指数関数を表すような電流
    を発生する方法において、 第1の電圧降下が入力ダイオードチェーンの両端に作ら
    れるように、前記入力ダイオードチェーンの各ダイオー
    ドに入力電流を通過させ、 前記第1の電圧降下と所定関係を有し、前記出力ダイオ
    ードチェーンを通じる電流を生じさせるような第2の電
    圧降下を、出力ダイオードチェーンの両端に生じさせ、 前記出力ダイオードチェーンを通じる前記電流が、前記
    入力電流の指数関数を表していることを特徴とする方
    法。
  18. 【請求項18】 請求項17記載の方法において、前記
    入力ダイオードチェーンの各ダイオードに前記入力電流
    を通過させる段階は、前記入力ダイオードチェーンの各
    ダイオードを入力電流源に結合することを備えており、
    前記入力電流源は、前記ダイオードを通過する前記入力
    電流を作り、前記ダイオードのカソードの下方から前記
    ダイオードを通じて前記入力電流を引き出すような方
    法。
  19. 【請求項19】 請求項17記載の回路において、前記
    出力ダイオードチェーンの両端に前記第2の電圧降下を
    生じる前記段階は、差動増幅器の第2のトランジスタの
    ベースにおける電圧を、差動増幅器の第1のトランジス
    タのベースにおける電圧に等しくさせることを備える方
    法。
  20. 【請求項20】 請求項19記載の方法において、 前記差動増幅器の第1のトランジスタのベースは、前記
    入力ダイオードチェーンの最も底のダイオードのカソー
    ドに結合されており、 前記差動増幅器の第2のトランジスタのベースは、前記
    出力ダイオードチェーンの最も底のダイオードのカソー
    ドに結合されており、 前記入力ダイオードチェーンの最も上のダイオードのア
    ノードは、前記出力ダイオードチェーンの最も上のダイ
    オードのアノードに結合されている方法。
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