JPH0561631A - 画面スクロール方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【構成】通常の速度では矢印キー「↓」を押下し続ける
ことにより画面スクロール動作が連続的に行われるが高
速でのスクロールに切替えたい場合は、矢印キー「↓」
を押下のまま、加えて「ＣＴＲＬ」キーを同時押下する
ことにより、「高速」での画面スクロールに瞬時に切替
えることができる。 【効果】画面スクロールを利用して作成した文書中の所
望の部分を捜す際等、スクロール中に適正なスクロール
速度に切替えることができるため操作性を向上できる効
果がある。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は画面スクロール方式に関
し、特にワードプロセッサなどの文書作成装置における
画面スクロール方式に関する。

【０００２】

【従来の技術】一般にワードプロセッサなどの文書作成
装置では作成した文書を表示しながら所望の部分を捜す
際等、画面を上下左右にスクロールするが、従来はこの
際のスクロール速度は固定でありスクロール中に変更で
きない。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】上述した従来の画面ス
クロール方式では、所望の部分を捜す際、スクロール量
が多い場合に時間がかかる。また、逆にスクロール速度
が速すぎる場合表示される文書が見づらく判読できない
など操作性が悪いという欠点があった。

【０００４】

【課題を解決するための手段】本発明の目的は、画面の
スクロール中に、スクロール速度を切替えることにより
適正の画面スクロールを行う方式を提供することにあ
る。

【０００５】本発明の画面スクロール方式は、文書を入
力する手段と、入力された文書を記憶する手段と、入力
された文書を表示する手段と、前記各手段を制御する手
段とを備えた文書作成装置において、画面のスクロール
動作を指示する手段と、スクロール動作中にスクロール
速度を切替える手段とを有する。

【０００６】

【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
説明する。

【０００７】図１は本発明の一実施例の構成を示すブロ
ック図である。図１において、入力手段１は文書を入力
するもので、たとえばＪＩＳキーボードで構成される。
記憶手段２は入力された文書を記憶するものでハードデ
ィスクで構成され、表示手段３は文書を表示する手段で
ＣＲＴディスプレイで構成される。スクロール指示手段
４は画面のスクロール動作を指示するものでＪＩＳキー
ボードの矢印キー「↑」「↓」「→」「←」が一般に利
用されている。

【０００８】スクロール速度切替手段５は、スクロール
動作中にスクロール速度を切替えるもので、例えばＪＩ
Ｓキーボードの「ＣＴＲＬ」キーなどを用いて構成さ
れ、スクロール指示手段４と組合せて、「ＣＴＲＬ」キ
ーと矢印キーの同時押下中は「高速」のスクロールを、
矢印キーのみを押下中は「通常」のスクロール速度のよ
うに構成される。

【０００９】制御手段６は上述した各制御部の動作を含
む全体の動作を制御する。

【００１０】以上の構成において、まず矢印キー「↓」
を押下し続けることにより「通常」速度の画面スクロー
ル動作が連続的に行われる。この高速でのスクロールに
切替えたい場合は、矢印キー「↓」を押下のまま、加え
て「ＣＴＲＬ」キーを同時押下することにより、「高
速」での画面スクロールに瞬時に切替えることができ
る。

【００１１】

【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
画面スクロールを利用して作成した文書中の所望の部分
を捜す際等、スクロール中に適正なスクロール速度に切
替えることができるための操作性を向上できる効果があ
る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。

【符号の説明】

１ 入力手段 ２ 記憶手段 ３ 表示手段 ４ スクロール指示手段 ５ スクロール速度切替手段 ６ 制御手段

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 文書を入力する手段と、入力された文書
   を記憶する手段と、入力された文書を表示する手段と、
   前記各手段を制御する手段とを備えた文書作成装置にお
   いて、画面のスクロール動作を指示する手段と、スクロ
   ール中にスクロール速度を切替える手段とを有すること
   を特徴とする画面スクロール方式。