JPH0561386A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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Publication number
JPH0561386A
JPH0561386A JP3244122A JP24412291A JPH0561386A JP H0561386 A JPH0561386 A JP H0561386A JP 3244122 A JP3244122 A JP 3244122A JP 24412291 A JP24412291 A JP 24412291A JP H0561386 A JPH0561386 A JP H0561386A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
developer
cleaning
image forming
recording material
Prior art date
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Pending
Application number
JP3244122A
Other languages
English (en)
Inventor
Haruhiko Moriguchi
晴彦 森口
Ryuichiro Maeyama
龍一郎 前山
Hisashi Fukushima
久史 福島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP3244122A priority Critical patent/JPH0561386A/ja
Publication of JPH0561386A publication Critical patent/JPH0561386A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 定着特性を維持しつつ、定着ローラの長寿命
化を図り、装置の信頼性を向上させ、ランニングコスト
の低減を図ることのできる画像形成装置を提供すること
を目的する。 【構成】 デューティ演算器1によって画像デューティ
を検出し、これに基づいてモータ回転数換算器2で画像
デューティが小さいほど低い回転数を選び、モータ駆動
ドライバ3でクリーニングウェブのモータ4を駆動す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、プリンタ、フ
ァクシミリ等に利用される画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真記録方式や静電記録方式
の画像形成装置では熱定着性の単色または多色の現像剤
を用いることが一般的であり、定着手段としては、高速
・高画質、かつ安全性に優れた加熱加圧ローラを用いる
ことが多い。この定着ローラと一般的に呼ばれる加熱加
圧ローラは単色または多色の現像剤がオフセットし難い
シリコーンやフッ素等の材料を表面に用いることが一般
的であるが、それでも長時間使用を続けると、徐々に表
面の特性が劣化してオフセット等の不具合を生ずる。そ
こで、初期の表面特性を維持するためにローラの表面を
クリーニングする手段が備えられている。図5に示すの
がその一例である。図5に示す装置では細い繊維で形成
されたシート状のクリーニングウェブ6が少しずつ送ら
れ巻き取られながらローラ7の表面をクリーニングする
ようになっている。他にも、ニッケル等の金属粉を混入
したクリーニングウェブを用いることによってクリーニ
ング効果を大きくした装置が実用化されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来例によれ
ば、クリーニングによってローラの表面が初期の特性を
維持されるのは徐々にローラ表面が研摩されているため
と考えられており、そのため、ローラの寿命は十分長い
ものではなかった。また、クリーニングウェブの消耗は
さらにランニングコスト、装置信頼性を悪化させる要因
となっていた。
【0004】そこで、本発明は、こうした問題点を解決
し、定着特性を維持しつつ、定着ローラの長寿命化を図
り、装置の信頼性を向上させ、ランニングコスト低減を
図ることのできる画像形成装置を提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記目
的は、記録材上の単色または多色の未定着現像剤像を加
熱及び加圧することによって該記録材上に定着せしめる
定着手段と、該定着手段に摺接することによって定着手
段上に付着した現像剤を除去せしめるクリーニング手段
とを備えた画像形成装置において、記録材の画像形成可
能領域に対する現像剤像の占める面積の割合を検出する
手段と、該手段によって検出した現像剤像の面積の割合
が少ないほどクリーニング手段の駆動量を少なくするよ
うに設定された制御手段とを有していることにとより達
成される。
【0006】
【作用】本発明によれば、記録材の画像形成可能領域に
現像剤像が占める面積の割合が少ないほど、クリーニン
グ手段の駆動量を少なくする。現像剤像の面積の割合が
少ないときには、定着手段に付着する現像剤も少ないた
め、少ない駆動量でも確実にクリーニングが行われ、か
つ、クリーニング手段と定着手段との摺擦量が減少する
ため定着手段及びクリーニング手段の消耗を低く抑え
る。
【0007】
【実施例】本発明の第一実施例ないし第三実施例を図面
に基づいて説明する。
【0008】〈第一実施例〉先ず、本発明の第一実施例
について図1及び図6に基づいて説明する。なお、図5
の従来装置との共通箇所には同一符号を付して説明を省
略する。
【0009】本実施例におけるクリーニングウェブの機
構的構成は、図5に示す従来例と同様であるが、クリー
ニングウェブ6の駆動量を画像デューティに応じて変え
るように制御するところが従来例と異なる。なお、ここ
で画像デューティとは記録材上の画像形成可能領域にお
ける現像剤像の占める面積の割合をいう。
【0010】図6はいくつかの画像デューティにおいて
クリーニングウェブ6の駆動量を変えた場合の定着ロー
ラのオフセット寿命を測定したものである。オフセット
寿命とはオフセット発生したときの累積定着枚数をい
う。
【0011】図6から明らかなように、画像デューティ
が小さいほどクリーニングウェブ6の駆動量を少なくし
てもオフセットを抑えることができる。
【0012】そこで、本実施例は、各画像デューティに
対してオフセットを抑えつつ定着ローラ寿命が最大とな
るようなクリーニングウェブ6の駆動量を、予め実験に
よって測定し、そのデータに基づいてクリーニングウェ
ブ6を制御することとした。
【0013】図1は本実施例におけるクリーニングウェ
ブ6の制御回路のブロック図を示すものである。図1に
おいて、1はデューティ演算器であり、画像信号に基づ
いて画像デューティを演算するものである。演算結果
は、モータ回転数換算器2に入力されモータ回転数に換
算される。すなわち、予め測定したデータに基づいて各
画像デューティにおける最適な(オフセットを抑えかつ
定着ローラ寿命を最大とする)クリーニングウェブ6の
駆動量(モータ回転数)を決定する。このモータ回転数
はモータ駆動ドライバ3に伝達されクリーニングウェブ
6のモータ4はその回転数で駆動されることとなる。本
実施例における画像デューティとモータ回転数の関係は
表1に示す通りである。
【0014】
【表1】 このように、本実施例によれば、従来よりも加熱加圧ロ
ーラの寿命は数倍長くなり、また、定着性、定着画像も
優れ、高信頼の装置を得ることができた。
【0015】〈第二実施例〉次に、本発明の第二実施例
を図2に基づいて説明する。なお、第一実施例との共通
箇所については同一符号を付して説明を省略する。
【0016】本実施例は、第一実施例の制御回路にブラ
ック(BK)単色判定器を加え、ブラック単色の場合に
はクリーニングウェブの駆動を行わないようにしたとこ
ろが第一実施例と異なる。
【0017】カラーの複写機においては、ブラック(B
K)、マゼンタ(M)、シアン(C)、イエロー(Y)
の現像剤を用いるが、ブラックの現像剤は他の色の現像
剤に比べて溶融(または軟化)粘度が高く(約30℃軟
化点が高い)、ローラへのオフセットはほとんど発生し
ない。したがって、ブラック単色の画像の場合にはクリ
ーニングウェブの駆動を省略することができる。そこで
本実施例は、クリーニングウェブモータの制御回路の前
段にブラック単色判定器5を設け、ブラック単色の場合
にはウェブの駆動を行わず、多色の場合にのみ第一実施
例と同様な制御を行うこととした。
【0018】本実施例によれば、さらに定着ローラの寿
命を長くすることができる。
【0019】〈第三実施例〉次に、本発明の第三実施例
を図3及び図4に基づいて説明する。なお、第一実施例
及び第二実施例との共通箇所については説明を省略す
る。
【0020】本実施例は画像デューティ及びブラック単
色画像の判定を記録材1ページ内で逐次行うものであ
る。
【0021】つまり、上述した実施例では1ページ内の
平均(或いは総)デューティや1ページ全部が白黒画像
か否かのように1ページ単位での判定を行ったが、本実
施例は、例えば1走査線毎にデューティを検出し1走査
線毎にクリーニングウェブの搬送モータ回転数またはス
テッピングパルスモータを用いる場合は駆動パルス数を
設定する。また、図3のように黒文字部分とフルカラー
画像が1ページ内に混在する画像では、黒文字部分はウ
ェブの駆動をせず、フルカラー部分は第一実施例と同様
にウェブを制御して領域毎にクリーニングウェブの駆動
を制御する。
【0022】なお、上述した実施例においては、定着ロ
ーラのクリーニング手段としてクリーニングウェブを当
接しながら搬送する例を挙げたが、図4に示すようなク
リーニングローラ8が定着ローラ7と異なる周速で回転
するものや、固定パットが圧力可変制御されて定着ロー
ラに当接するもの等いかなる手段においても本発明は有
効である。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
記録材の画像形成可能領域における現像剤像の占める面
積の割合が少ないほどクリーニング手段の駆動量を少な
くすることとしたので、オフセットを防止して定着特性
を維持しつつ定着ローラの長寿命化を実現でき、また、
装置の信頼性の向上、ランニングコストの低減を図るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例装置の制御回路のブロック
図である。
【図2】本発明の第二実施例装置の制御回路のブロック
図である。
【図3】本発明の第三実施例に用いられる画像パターン
を示す図である。
【図4】本発明が適用可能な他のクリーニング手段を示
す図である。
【図5】従来の画像形成装置の概略構成を示す図であ
る。
【図6】従来の画像形成装置における各画像デューティ
に対するクリーニングウェブの駆動量とオフセット寿命
の関係を示す図である。
【符号の説明】
6 クリーニングウェブ(クリーニング手段) 7 定着ローラ(定着手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 15/20 109 6830−2H

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録材上の単色または多色の未定着現像
    剤像を加熱及び加圧することによって該記録材上に定着
    せしめる定着手段と、該定着手段に摺接することによっ
    て定着手段上に付着した現像剤を除去せしめるクリーニ
    ング手段とを備えた画像形成装置において、記録材の画
    像形成可能領域に対する現像剤像の占める面積の割合を
    検出する手段と、該手段によって検出した現像剤像の面
    積の割合が少ないほどクリーニング手段の駆動量を少な
    くするように設定された制御手段とを有していることを
    特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 多色の現像剤のうち少なくとも一色の現
    像剤は他色の現像剤の軟化温度よりも高いものを用いる
    こととする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 軟化温度が他色よりも高い現像剤は黒色
    現像剤であることとする請求項2に記載の画像形成装
    置。
  4. 【請求項4】 制御手段は、記録材に定着される現像剤
    像が、軟化温度の高い現像剤のみで形成されている場合
    に、多色の場合よりもクリーニング手段の駆動量を少な
    くするように設定されていることとする請求項2に記載
    の画像形成装置。
JP3244122A 1991-08-30 1991-08-30 画像形成装置 Pending JPH0561386A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3244122A JPH0561386A (ja) 1991-08-30 1991-08-30 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3244122A JPH0561386A (ja) 1991-08-30 1991-08-30 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0561386A true JPH0561386A (ja) 1993-03-12

Family

ID=17114090

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3244122A Pending JPH0561386A (ja) 1991-08-30 1991-08-30 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0561386A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6016409A (en) * 1997-04-11 2000-01-18 Xerox Corporation System for managing fuser modules in a digital printing apparatus

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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