JPH0560792U - 平行ハンド装置 - Google Patents

平行ハンド装置

Info

Publication number
JPH0560792U
JPH0560792U JP3489091U JP3489091U JPH0560792U JP H0560792 U JPH0560792 U JP H0560792U JP 3489091 U JP3489091 U JP 3489091U JP 3489091 U JP3489091 U JP 3489091U JP H0560792 U JPH0560792 U JP H0560792U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hand
cover
hand device
acrylic resin
parallel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3489091U
Other languages
English (en)
Inventor
文敏 谷村
武志 宮下
Original Assignee
株式会社コガネイ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社コガネイ filed Critical 株式会社コガネイ
Priority to JP3489091U priority Critical patent/JPH0560792U/ja
Publication of JPH0560792U publication Critical patent/JPH0560792U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Feeding Of Workpieces (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 平行ハンド装置において、位置センサの保護
性および外観上の見栄えを向上させ、位置調整を容易に
し、位置検出の表示を可視化する。 【構成】 平行ハンド装置において、装置本体2の外周
面に軸方向に沿って形成した第1および第2の溝21
a,21bに、ストローク左右端の位置を検出する第1
および第2の位置センサ17a,17bをアクリル樹脂
製のカバー23とゴムシート24a,24bとの挟持に
よりスライド可能に固定した構造とした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、平行ハンド装置に関し、特に、開閉ストローク端の位置を検出する 位置センサの取付構造に適用して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の平行ハンド装置としては、たとえば以下に示すようなものがある。
【0003】 すなわち、この平行ハンド装置は、装置本体内のピストンにマグネットを設け 、このマグネットからの磁気に感応してストローク左右端の位置を検出する磁気 感応形の第1および第2の位置センサを装置本体の外周面にバンドを介して取付 ける構造となっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、前記した平行ハンド装置の構造では、第1および第2の位置センサは 装置本体の外周面に突出し、露出状態で設けられる構造となっているので、位置 センサは損傷を受けやすく、保護性に欠け、外観上の見栄えが悪いという問題が あった。
【0005】 また、第1および第2の位置センサを装置本体の外周面にバンドを介して取付 ける構造となっているので、位置調整が困難であるという問題があった。
【0006】 本考案の目的は、位置センサの保護性および外観上の見栄えを向上させ、位置 調整を容易にし、位置検出の表示を可視化することのできる平行ハンド装置を提 供することにある。
【0007】 本考案の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添 付図面から明らかになるであろう。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本願において開示される考案のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば 、以下のとおりである。
【0009】 すなわち、本考案の平行ハンド装置の構造は、第1のハンド部を第2のハンド 部よりも先に閉動させる第1および第2の流体圧シリンダ部と、前記第1のハン ド部を基準位置に停止させるストッパと、第1のハンド部の閉動時を第2のハン ド部の閉動時よりも遅延させる遅延機構とを備えた平行ハンド装置であって、装 置本体の外周面に軸方向に沿って形成した溝に、開閉ストローク端の位置を検出 する位置センサを透明カバーと弾性シートとの挟持によりスライド可能に固定し た構造としたものである。
【0010】 この場合、前記透明カバーとしてアクリル樹脂製のカバーを用い、このアクリ ル樹脂製のカバーを前記溝内に埋設した構造とすることができる。
【0011】
【作用】
前記した本考案の平行ハンド装置によれば、装置本体の外周面に軸方向に沿っ て形成した溝に、開閉ストローク端の位置を検出する位置センサを透明カバーと 弾性シートとの挟持によりスライド可能に固定した構造としたので、位置センサ の位置調整を容易にすることができる。
【0012】 また、位置センサを透明カバーで覆った構造としたので、位置センサへの損傷 をなくし、保護性を向上させ、位置検出表示を可視化することができる。
【0013】 さらに、透明カバーとしてアクリル樹脂製のカバーを用い、このアクリル樹脂 製のカバーを前記溝内に埋設した構造としたので、外観上の見栄えを向上させる ことができる。
【0014】
【実施例】
図1は本考案の一実施例である平行ハンド装置を示す正面図、図2は図1のII −II線断面図、図3は図1の III−III 線拡大断面図、図4は図1の平行ハンド 装置を示す平面図、図5は図4のV−V線拡大断面図、図6は図1の平行ハンド 装置を示す底面図、図7は図1の平行ハンド装置を示す背面図、図8は図7のVI II−VIII線拡大断面図である。
【0015】 本実施例における平行ハンド装置は、互いに背向する第1および第2の空気圧 シリンダ部(流体圧シリンダ部)1a,1bを備えている。
【0016】 すなわち、装置本体2に共通の軸孔3が形成され、この軸孔3と、その両開口 端部を覆う第1および第2のロッドカバー4a,4bとでシリンダ室5が形成さ れている。このシリンダ室5に第1および第2のピストン6a,6bが摺設され 、互いに背向している。
【0017】 第1および第2のピストン6a,6bによりシリンダ室5は第1〜第3のシリ ンダ室5a〜5cに仕切られ、この第1のシリンダ室5aは第1の給排ポート7 aに、第2のシリンダ室5bは第2の給排ポート7bに、第3のシリンダ室5c は第3および第4の給排ポート7c,7dにそれぞれ連通し、前記第2の給排ポ ート7bを除く他の給排ポート7a,7c,7dは流路13を介して互いに連通 している。
【0018】 第1および第2のピストン6a,6bに固定される第1および第2のピストン ロッド8a,8bは互いに逆方向に延在し、第1および第2のロッドカバー4a ,4bを貫通し、ロッド側端部に第1および第2のハンド部10a,10bが装 着され、この第1および第2のハンド部10a,10bにそれぞれ図示省略の爪 部が螺合により取付ける雌ねじ部9が形成されている。
【0019】 また、装置本体2に嵌合部11が形成され、この嵌合部11を介してロボット アームに平行ハンド装置が装着されるようになっている。
【0020】 ところで、前記構成において、第1および第2のピストンロッド8a,8bの ロッド径を異径とすることにより、第1のハンド部10aを先に閉動させ、スト ッパボルト12により基準位置に停止させ、その後、第2のハンド部10bを閉 動させて第1のハンド部10aとでワークを芯出状態に把持する構造となってい る。
【0021】 また、第2のハンド部10bの閉動時を第1のハンド部10aの閉動時よりも 遅延させる遅延機構20が設けられ、この遅延機構20は第3のシリンダ室5c に連通する第3および第4の給排ポート7c,7dのオリフィスの可変構造から なり、この可変構造はニードル弁14とチェック弁15との組合せからなる。
【0022】 本実施例では、開閉ストロークの左右端の位置を検出する第1および第2の位 置センサ17a,17bの取付構造を改良した点で特徴を有する。
【0023】 すなわち、装置本体2の外周面に軸方向に沿って幅の広い溝21が形成され、 この溝21の底部に幅の狭い第1および第2の溝21a,21bが平行に形成さ れている。これらの溝21a,21bには、第1および第2のゴムシート24a ,24bが設けられ、これらのゴムシート(弾性シート)24a,24bに第1 および第2の位置センサ17a,17bが載置され、これらの位置センサ17a ,17bはビス22で取付けられた1枚のアクリル樹脂製のカバー(透明カバー )23と、前記第1および第2のゴムシート24a,24bとの挟持によりスラ イド可能に固定されている。
【0024】 前記ゴムシート24a,24bはすべり止めおよびゆるみ止めの機能を有し、 位置センサ17a,17bは第2のピストン6bに設けたマグネット16からの 磁気に感応してスイッチングを行う機能を有する。アクリル樹脂製のカバー23 は透明なアクリル樹脂で成形され、位置センサ17a,17bの位置検出表示を 外部から目視できる機能を有する。
【0025】 なお、18はリニアガイド機構、19a,19bは第1および第2のサイドカ バーである。
【0026】 次に、本実施例の作用を説明する。
【0027】 前記構成の平行ハンド装置においては、第1〜第3のシリンダ室5a〜5c内 の空気圧により第1および第2のピストンロッド8a,8bを互いに逆方向に往 復移動させて第1および第2のハンド部10a,10bを時間的に前後させて開 閉動させることができるが、本実施例では、装置本体2の外周面に軸方向に沿っ て形成した第1および第2の溝21a,21bに、第1および第2の位置センサ 10a,10bをアクリル樹脂製のカバー23とゴムシート24a,24bとの 挟持によりスライド可能に固定した構造としたので、第1および第2の位置セン サ10a,10bの位置調整を容易にすることができる。
【0028】 また、第1および第2の位置センサ10a,10bをアクリル樹脂製のカバー 23で覆った構造としたので、位置センサ10a,10bへの損傷をなくし、保 護性を向上させ、位置検出表示を可視化することができる。
【0029】 さらに、アクリル樹脂製のカバー23を溝21内に埋設した構造としたので、 外観上の見栄えを向上させることができる。
【0030】 以上、本考案者によってなされた考案を実施例に基づき具体的に説明したが、 本考案は、前記実施例に限定されるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲で種 々変更可能であることはいうまでもない。
【0031】 たとえば、前記実施例では、透明カバーとしてアクリル樹脂製のカバーを用い た場合について説明したが、これに限らず、ガラスなどの透明材料で形成したも のを透明カバーとして用いることができる。
【0032】 また、前記実施例では、アクリル樹脂製のカバーをビスで取付けた場合につい て説明したが、これに限らず、溝の内壁に嵌合溝を形成し、この嵌合溝にアクリ ル樹脂製のカバーをスライドさせて固定することができる。
【0033】 以上の説明では、主として本考案者によってなされた考案をその利用分野であ る空気圧で作動する平行ハンド装置に適用した場合について説明したが、これに 限らず、油圧で作動する平行ハンド装置にも適用できる。
【0034】
【考案の効果】
本願において開示される考案のうち、代表的なものによって得られる効果を簡 単に説明すれば、以下のとおりである。
【0035】 (1).装置本体の外周面に軸方向に沿って形成した溝に、開閉ストローク端の位置 を検出する位置センサを透明カバーと弾性シートとの挟持によりスライド可能に 固定した構造としたので、位置センサの位置調整を容易にすることができる。
【0036】 (2).位置センサを透明カバーで覆った構造としたので、位置センサへの損傷をな くし、保護性を向上させ、位置検出表示を可視化することができる。
【0037】 (3).透明カバーとしてアクリル樹脂製のカバーを用い、このアクリル樹脂製のカ バーを前記溝内に埋設した構造としたので、外観上の見栄えを向上させることが できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例である平行ハンド装置を示す
正面図である。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】図1の III−III 線拡大断面図である。
【図4】図1の平行ハンド装置を示す平面図である。
【図5】図4のV−V線拡大断面図である。
【図6】図1の平行ハンド装置を示す底面図である。
【図7】図1の平行ハンド装置を示す背面図である。
【図8】図7のVIII−VIII線拡大断面図である。
【符号の説明】
1a 第1の空気圧シリンダ部(第1の流体圧シリンダ
部) 1b 第2の空気圧シリンダ部(第2の流体圧シリンダ
部) 2 装置本体 3 軸孔 4a 第1のロッドカバー 4b 第2のロッドカバー 5 シリンダ室 5a 第1のシリンダ室 5b 第2のシリンダ室 5c 第3のシリンダ室 6a 第1のピストン 6b 第2のピストン 7a 第1の給排ポート 7b 第2の給排ポート 7c 第3の給排ポート 7d 第4の給排ポート 8a 第1のピストンロッド 8b 第2のピストンロッド 9 雌ねじ部 10a 第1のハンド部 10b 第2のハンド部 11 嵌合部 12 ストッパボルト 13 流路 14 ニードル弁 15 チェック弁 16 マグネット 17a 第1の位置センサ 17b 第2の位置センサ 18 リニアガイド機構 19a 第1のサイドカバー 19b 第2のサイドカバー 20 遅延機構 21 溝 21a 第1の溝 21b 第2の溝 22 ビス 23 アクリル樹脂製のカバー(透明カバー) 24a 第1のゴムシート(弾性シート) 24b 第2のゴムシート(弾性シート)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B25J 15/08 L 9147−3F

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のハンド部を第2のハンド部よりも
    先に閉動させる第1および第2の流体圧シリンダ部と、
    前記第1のハンド部を基準位置に停止させるストッパ
    と、第2のハンド部の閉動時を第1のハンド部の閉動時
    よりも遅延させる遅延機構とを備えた平行ハンド装置で
    あって、装置本体の外周面に軸方向に沿って形成した溝
    に、開閉ストローク端の位置を検出する位置センサを透
    明カバーと弾性シートとの挟持によりスライド可能に固
    定したことを特徴とする平行ハンド装置。
  2. 【請求項2】 前記透明カバーとしてアクリル樹脂製の
    カバーを用い、このアクリル樹脂製のカバーを前記溝内
    に埋設したことを特徴とする請求項1記載の平行ハンド
    装置。
JP3489091U 1991-05-17 1991-05-17 平行ハンド装置 Pending JPH0560792U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3489091U JPH0560792U (ja) 1991-05-17 1991-05-17 平行ハンド装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3489091U JPH0560792U (ja) 1991-05-17 1991-05-17 平行ハンド装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0560792U true JPH0560792U (ja) 1993-08-10

Family

ID=12426757

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3489091U Pending JPH0560792U (ja) 1991-05-17 1991-05-17 平行ハンド装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0560792U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019059016A (ja) * 2017-09-26 2019-04-18 トヨタ リサーチ インスティテュート,インコーポレイティド ロボットグリッパー指
US10603788B2 (en) 2016-09-05 2020-03-31 Fanuc Corporation Robot simulation apparatus

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10603788B2 (en) 2016-09-05 2020-03-31 Fanuc Corporation Robot simulation apparatus
JP2019059016A (ja) * 2017-09-26 2019-04-18 トヨタ リサーチ インスティテュート,インコーポレイティド ロボットグリッパー指

Similar Documents

Publication Publication Date Title
BRPI0503419A (pt) sistema de válvula monitorada e método para detectar estado de válvula de fluido
GB2414817A (en) Multi-valve fluid operated cylinder positioning system
EP1132629B1 (en) Cylinder and position detecting sensor
ITMI920384A1 (it) Dispositivo valvolare
DK1462661T3 (da) Positionsmåleindretning til fluiddrevne cylinder-stempel-indretninger
JP2001009769A (ja) 計測機能付きエアチャック
EP1227250A2 (en) Attachment structure for position-detecting sensors
JPH0560792U (ja) 平行ハンド装置
KR890014925A (ko) 유체압 액튜에이터
KR910014607A (ko) 진공펌프에 있어서의 흡인계 전환장치
ATE251745T1 (de) Druckmesssystem mit einem magneten und einem magnetfeldempfindlichen sensor
WO2004065798A8 (en) Accurate fluid operated cylinder positioning system
ATE150139T1 (de) Arbeitszylinder
JPH0716084Y2 (ja) ロッドレスシリンダ
JP2517183Y2 (ja) 流体供給装置
DE60309073D1 (de) Ventil
JP3471260B2 (ja) 流体圧シリンダのピストンストローク位置検出方法及び装置
JPH043189Y2 (ja)
JPH088401Y2 (ja) 流体圧作動機器
JPH0222483Y2 (ja)
JPH0558911U (ja) 流体圧アクチュエータ
JPH0560785U (ja) 平行ハンド装置
JPH0524291U (ja) 動作検出機構を備えた平行開閉チヤツク
JPH0630791Y2 (ja) 油圧ジャッキ
HUT76633A (en) Control of hydraulic and pneumatic linear cylinders` pistons movement