JP2517183Y2 - 流体供給装置 - Google Patents

流体供給装置

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JP2517183Y2
JP2517183Y2 JP1989052112U JP5211289U JP2517183Y2 JP 2517183 Y2 JP2517183 Y2 JP 2517183Y2 JP 1989052112 U JP1989052112 U JP 1989052112U JP 5211289 U JP5211289 U JP 5211289U JP 2517183 Y2 JP2517183 Y2 JP 2517183Y2
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JP
Japan
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fluid
port
cylinder hole
slits
piston
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JP1989052112U
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JPH02143504U (ja
Inventor
秀次 藤谷
俊彦 峰岸
Original Assignee
エスエムシー 株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、流体機器に圧力流体を供給する流体供給装
置に関するものである。
[従来の技術] 公知のエア供給装置は、工場内に設置されている配管
に固定されたポートによってエアを供給しているため、
一人で2工程の作業をする場合、チューブリール等を使
用して移動しなければならない。また、作業ラインを変
更してもポートの位置が固定しているために、チューブ
によって接続する必要があり、さらに、流体圧アクチュ
エータに圧縮空気を供給する場合、上記固定ポートと流
体圧アクチュエータをチューブによって接続する必要が
ある。
したがって、エア供給用のチューブが絡んだり、作業
の邪魔になったりして、作業性が低下するという問題が
ある。
[考案が解決しようとする課題] 本考案が解決しようとする課題は、摺動自在なポート
ブロックによって圧力流体を供給できる流体供給装置を
提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するため、本考案の流体供給装置は、
長手方向にシリンダ孔及び流体流路を並設した基台と、
上記シリンダ孔及び流体流路の長手方向に形設したスリ
ットと、これらのスリットをシリンダ孔及び流体流路側
から個別に閉鎖する可撓性の帯状体と、上記基台に沿っ
て摺動するポートブロックと、上記シリンダ孔内を摺動
するピストンと、シリンダ孔のスリットを通りシリンダ
孔のスリットを閉鎖する帯状体に沿って移動可能で上記
ピストンとポートブロックとを連結する連結部材と、上
記ポートブロックに一体移動可能に取付けられ、流体流
路のスリットを通り該流体流路を閉鎖する帯状体に沿っ
て移動可能なポートガイドと、該ポートガイド及びポー
トブロックに開設した流体流路と外部とを連通させる通
路と、上記ピストンで区画されたシリンダ孔に連通する
一対の第1ポートと、上記流体流路に連通する第2ポー
トとを備えていることを特徴としている。
[作用] 第1ポート及び第2ポートからシリンダ孔と流体流路
に圧力流体を供給すると、ピストンと、連結部材により
ピストンに一体に連結されたポートブロックが、基台の
長手方向に摺動するとともに、流体流路からポートブロ
ックの通路に圧力流体が供給される。
この場合、ポートブロックに開設した通路は、常に流
体流路に連通しているので、摺動するポートブロックに
よって圧力流体を供給することができる。
また、基台に形設したシリンダ孔内を摺動するピスト
ンによってポートブロックを摺動させるため、ポートブ
ロックが基台の略全長にわたって摺動するので、基台の
長さを短くすることができる。
[実施例] 第1図ないし第6図は本考案の実施例を示し、この流
体供給装置は、基台1、該基台の長手方向に平行に形設
したシリンダ孔2と流体流路3a,3b、上記シリンダ孔2
内を摺動するピストン4、基台1の長手方向に摺動自在
なポートブロック5、上記ピストン4とポートブロック
5を連結する連結部材6、及び基台1の長手方向両端に
取付けたエンドプレート7a,7bを備えている。
上記シリンダ孔2と流体流路3a,3bは、基台1の上面
に開口する長手方向のスリット11と12a,12bを備え、こ
れらのスリットは、その両面に配設したスリットより幅
の広い可撓性の帯状体13,13と14,・・によって気密にシ
ールされ、帯状体の両端は、エンドプレート7a,7bに固
定されている。
ポートブロック5は、基台1に跨る本体16と、スリッ
ト12a,12bを通るポートガイド17a,17bと、流体流路3a,3
b内のガイドカバー18a,18bとを備え、これらは一体的に
固定されている。
上記本体16は、上面に圧力流体の供給口19a,19bと流
体圧アクチュエータ、バルブ等の流体機器(図示省略)
取付用のねじ孔20,・・を、下部両側に基台の案内溝1a,
1aに遊嵌する案内凸部21,21をそれぞれ備え、案内溝と
案内凸部によって基台1の長手方向に自動自在である。
また、ポートガイド17a,17bは、スリット12a,12bを通
って帯状体14,・・の間を摺動し、ガイドカバー18a,18b
は、流体流路3a,3bより小さい断面を有し、シールパッ
キン22,・・によって流体流路3a,3bの内面及び帯状体14
との間が気密にシールされ、流体流路3a,3b内を摺動自
在であり、本体16、ポートガイド17a,17b及びガイドカ
バー18a,18bに開設した通路23a,23bは、一端が供給口19
a,19bに、他端3a,3bが流体流路3a,3bにそれぞれ開口し
ている。
上記連結部材6は、ピストン4に取付けられた基部
と、スリット11を通る幅狭の接続部と、取付ボルト25,
・・によって本体16に取付けられた取付部とを備え、帯
状体13,13は、接続部の上下に形設した溝を通ってい
る。
上記エンドプレート7aには、ピストン4で区画された
シリンダ孔2の一方の圧力室26aに圧力流体を供給する
第1ポート27aと、流体流路3a,3bに圧力流体を供給する
第2ポート28,28が、エンドプレート7bには、他方の圧
力室26bに圧力流体を供給する第1ポート27bと、上記第
2ポート28,28がそれぞれ開設されている。
なお、流体機器が単動形流体圧シリンダ等の場合に
は、流体流路等を1つにすることができる。
上記実施例は、ねじ孔20,・・によってポートブロッ
ク5に直接流体機器を取付けることができ、供給口19a,
19bから流体機器に圧縮空気等の圧力流体を直接供給す
ることができる。
第1ポート27a,27b及び第2ポート28,28から圧力流体
を供給すると、ピストン4、及び連結部材6によってピ
ストンに連結されたポートブロック5が、シリンダ孔2
及び流体流路3a,3b内を基台1の長手方向に摺動し、同
時に流体流路3a,3bに供給された圧力流体が通路23a,23b
を通って供給口19a,19bから流体機器に供給される。
この場合、流体流路3a,3bと供給口19a,19bが通路23a,
23bによって常に連通しているので、ポートブロック5
が摺動しても供給口19a,19bによって圧力流体を供給す
ることができる。また、スリット11,12a,12bは、帯状体
13,13と14,・・、特にシリンダ孔2と供給流路3a,3bの
流体圧によってスリットに圧接される各帯状体によって
シールされるので、スリットから圧力流体がリークする
ことはない。
したがって、作業環境中に露出するチューブや配管を
使用しないで流体機器に直接圧力流体を供給できるの
で、作業性を向上させることができる。
さらに、基台1にシリンダ孔2を設けて、ポートブロ
ック5を駆動するピストン4を基台1に組込んだことに
より、基台1の長手方向の略全長にわたってポートブロ
ック5を移動できるので、基台1の長さを短くすること
ができる。
なお、上記実施例は、配管の便を考慮して、エンドプ
レート7bにも第2ポート28,28を設けているが、一方の
エンドプレートのみに第2ポートを設けてもよい。
[考案の効果] 本考案の流体供給装置は、摺動するポートブロックに
その摺動位置に関係なく圧力流体を供給できるため、流
体機器への流体の供給に外部に露出するチューブ等を使
用する必要がないので、作業効率を向上させることがで
きる。
また、シリンダ孔と流体流路とに個別に圧力流体を個
別に供給するために、消費量の多寡によって流体流路の
圧力流体の流体圧が変動しても駆動用の圧力流体の流体
圧には影響がないので、ピストン及びポートブロックの
移動速度が安定し、しかも駆動用の圧力流体の供給停止
やピストンの移動方向とは関係なく、ポートブロックに
自由に圧力流体を供給することができる。
さらに、シリンダ孔と並設した流体流路から駆動用圧
力流体とは別の圧力流体を供給するので、ピストンが基
台の長手方向の略全長にわたって摺動するために設置ス
ペースを小さくできるという特徴を損なうことなく、ポ
ートブロックに自由に圧力流体を供給することができ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は第2図のA−A
断面図、第2図は平面図、第3図は正面図、第4図は側
面図、第5図及び第6図は第2図のB−B及びC−C断
面図である。 1……基台、2……シリンダ孔、3a,3b……流体流路、
4……ピストン、5……ポートブロック、8……連結部
材、11,12a,12b……スリット、13,14……帯状体、23a,2
3b……通路、27a,27b……第1ポート、28……第2ポー
ト。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−286603(JP,A) 特開 昭60−172711(JP,A) 特開 昭54−72809(JP,A) 実開 昭54−133285(JP,U) 実開 昭57−171957(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】長手方向にシリンダ孔及び流体流路を並設
    した基台と、上記シリンダ孔及び流体流路の長手方向に
    形設したスリットと、これらのスリットをシリンダ孔及
    び流体流路側から個別に閉鎖する可撓性の帯状体と、上
    記基台に沿って摺動するポートブロックと、上記シリン
    ダ孔内を摺動するピストンと、シリンダ孔のスリットを
    通りシリンダ孔のスリットを閉鎖する帯状体に沿って移
    動可能で上記ピストンとポートブロックとを連結する連
    結部材と、上記ポートブロックに一体移動可能に取付け
    られ、流体流路のスリットを通り該流体流路を閉鎖する
    帯状体に沿って移動可能なポートガイドと、該ポートガ
    イド及びポートブロックに開設した流体流路と外部とを
    連通させる通路と、上記ピストンで区画されたシリンダ
    孔に連通する一対の第1ポートと、上記流体流路に連通
    する第2ポートとを備えていることを特徴とする流体供
    給装置。
JP1989052112U 1989-05-02 1989-05-02 流体供給装置 Expired - Lifetime JP2517183Y2 (ja)

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JP1989052112U JP2517183Y2 (ja) 1989-05-02 1989-05-02 流体供給装置

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JP1989052112U JP2517183Y2 (ja) 1989-05-02 1989-05-02 流体供給装置

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JPH02143504U JPH02143504U (ja) 1990-12-05
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0749046Y2 (ja) * 1991-03-30 1995-11-13 エスエムシー株式会社 ロッドレスシリンダ
JP2574469Y2 (ja) * 1992-01-29 1998-06-11 エスエムシー 株式会社 ブレーキ装置付直動アクチュエータ
JP2654322B2 (ja) * 1992-10-08 1997-09-17 シーケーディ株式会社 ロッドレスシリンダ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54133285U (ja) * 1978-03-08 1979-09-14
DE3520419A1 (de) * 1985-06-07 1986-12-11 Jagenberg AG, 4000 Düsseldorf Einrichtung zur luftverteilung zu einem pneumatikwerkzeug

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JPH02143504U (ja) 1990-12-05

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