JPH0630791Y2 - 油圧ジャッキ - Google Patents

油圧ジャッキ

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JPH0630791Y2
JPH0630791Y2 JP15354788U JP15354788U JPH0630791Y2 JP H0630791 Y2 JPH0630791 Y2 JP H0630791Y2 JP 15354788 U JP15354788 U JP 15354788U JP 15354788 U JP15354788 U JP 15354788U JP H0630791 Y2 JPH0630791 Y2 JP H0630791Y2
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JP
Japan
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cylinder
piston rod
hydraulic jack
magnet
airtight cylinder
Prior art date
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JP15354788U
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English (en)
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JPH0275499U (ja
Inventor
義明 池内
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Kajima Corp
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Kajima Corp
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Publication date
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  • Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)
  • Actuator (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、例えばシールド機の油圧ジャッキに関する。
[従来の技術] かかる油圧ジャッキはシールドジャッキと呼ばれてお
り、シールド機の掘進長及び掘進速度の検出は、シール
ドジャッキのストロークを検出して行うようにしてい
る。
[考案が解決しようとする課題] ところで、シールドジャッキは、シールド機の外周部に
取付けられることが多く、シールド機の稼動中には、安
定液中や土中に位置している。このため、そのストロー
クを直接スケール等で目視計測することはできないの
で、遠隔的にストロークを検出することが必要とされ
る。また、シールドジャッキは前述のように、苛酷な悪
条件下で使用されるので、丈夫でコンパクトなものが要
求される。
これに対し実公昭57−18400号公報には、ピスト
ンロッドの伸縮によりブラシを抵抗線に沿って摺動さ
せ、電気抵抗値の変化を介してストロークを検出する技
術が示されている。しかし、この公知技術では、ブラシ
と抵抗線とを摺接させているので、経時的に両者が摩損
し耐久性が低下する。
本考案は、ストロークを遠隔的に検出できる耐久性の高
い手段を備えた丈夫でコンパクトな油圧ジャッキを提供
することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 本考案によれば、ピストンロッドに形成した内孔にシリ
ンダのカバー体を貫通して気密筒を形成し、該気密筒及
び前記内孔のいずれか一方に磁石スケールを設け、他方
に該磁石スケールのヘッド部材を前記気密筒に間隙を形
成して設けている。
上記磁石スケールには、商品名マグネスケールの「移動
型」又は商品名デジルーラを用いるのが好ましい。
また、磁石スケールを気密筒内に設けた場合は、ヘッド
すなわち磁石をピストンロッドの内孔の一部に固着し、
あるいは、気密筒内にヘッドすなわち検知センサを設け
た場合は、前記内孔に磁石スケールを設け、該磁石スケ
ールを別の気密筒で覆うのが好ましい。
また、気密筒は、非磁性材で形成し、内部に非電導性の
気体又は液体を充填するのが好ましい。
また、カバー体側の気密筒とカバー体との間には、オイ
ルシール装置を介装し、油密を図るのが好ましい。
また、磁石スケール又は検知センサをキャブタイヤケー
ブルに接続し、そのキャブタイヤケーブルを外部の表示
器に接続するのが好ましい。
[作用] 上記のように構成された油圧ジャッキにおいては、ピス
トンロッドを移動して油圧ジャッキを移動すると、磁石
又は磁石スケールが移動する。この移動に従って磁石ス
ケール又は検出センサが反応し、ピストンロッドの移動
量を検出する。この検出した移動量はキャブタイヤケー
ブルを介して表示器に伝達され、表示器はストローク量
及びストローク量の時間的変化からストローク速度を表
示する。
[実施例] 以下図面を参照して本考案の実施例を説明する。
第1図及び第2図において、シリンダ1の一側にはヘッ
ドカバー2が設けられ、他側はカバー体であるテールカ
バー3が設けられている。そのシリンダ1の内部には、
ピストンロッド4により圧力室A及びBが画成され、ま
た、ピストンロッド4のヘッドカバー2を貫通して突出
した端部には、ヘッド5が設けられている。
前記圧力室A及びBは、それぞれポート6及び7により
図示しない切換弁を介して図示しないオイルポンプ又は
オイルタンクに選択的に接続されるようになっている。
他方、テールカバー3の開口部は、テール室カバー8で
密閉され、内部には気密なテール室Cが画成されてお
り、カバー8にはスリーブ9が気密に設けられている。
前記テールカバー3の軸線上には、透孔3aが設けら
れ、その透孔3aには全体を符号10で示す気密筒の一
端が嵌着され、気密筒10の他端は、ピストンロッド4
の内径4a内に延ばされている。なお、気密筒10のフ
ランジ部10aとテールカバー3との間には、図示しな
いオイルシールが介装され、油密が図られている。気密
筒10の外筒11は、例えばプラスチック材やステンレ
ス材等の非磁性材で形成され、内部には非電導性の気体
又は液体が充填されている。この外筒11内には、軸線
上に磁石スケール(商品名マグネスケールの「移動
型」)12が設けられている。この磁石スケール12に
は、キャブタイヤケーブル17が接続され、そのケーブ
ル17はスリーブ9から外部に取り出され、図示しない
表示器に接続されている。なお、テール室Cを設けない
で、気密筒10の端部にスリーブ9を直接取り付けても
よい。
他方、ピストンロッド4の内孔4aの段部4bには、ヘ
ッドである磁石13が外筒11に間隙を形成して設けら
れている。
したがって、圧力室Aをポンプに、圧力室Bをオイルタ
ンクに接続して圧油を供給すると、ピストンロッド4が
左行して油圧ジャッキを伸長する。そのピストンロッド
4の左行と共に磁石13が左行すると、磁石スケール1
2の反応位置が変位し、ピストンロッド4の移動量が検
出される。表示器はその移動量によって油圧ジャッキの
ストローク量及びストローク量の時間的変化からストロ
ーク速度を遠隔的に表示する。
第3図及び第4図は本考案の別の実施例を示し、磁石ス
ケール(商品名マグネスケールの「移動型」又は商品名
デジルーラ)14を内孔4aに設け、気密筒10と同様
の気密筒15で覆い、ヘッドである検知センサ16を気
密筒10内に設けてキャブタイヤケーブル17を接続し
た例である。この実施例でも前記実施例と同様の作用効
果がある。
[考案の効果] 本考案は、以上説明したように構成されているので、以
下に記載されるような効果を奏する。
すなわち、磁石スケール、ヘッド部材及び気密筒は相互
に非接触なので、経時的にこれらの部材が摩損すること
がなく、長期にわたってストローク量及びストローク速
度を高精度で遠隔的に検出することができる。
また、気密筒をピストンロッドの内孔内に設けたので、
検出装置に別のスペースが必要でなく、かつ、周囲の環
境条件に影響されないで検出を行うことができる。更
に、油圧ジャッキ自体を丈夫にし、コンパクトにするこ
とができる。
また、既存の油圧ジャッキのピストンロッドに内孔を加
工し、気密筒を設けて簡単に改造することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す側断面図、第2図は第
1図のA−A線矢視断面図、第3図は本考案の別の実施
例を示す側断面図、第4図は第3図のA−A線矢視断面
図である。 1……シリンダ、4……ピストンロッド、4a……内
孔、10、15……気密筒、12、14……磁石スケー
ル、13……磁石、16……検知センサ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ピストンロッドに形成した内孔にシリンダ
    のカバー体を貫通して気密筒を形成し、該気密筒及び前
    記内孔のいずれか一方に磁石スケールを設け、他方に該
    磁石スケールのヘッド部材を前記気密筒に間隙を形成し
    て設けたことを特徴とする油圧ジャッキ。
JP15354788U 1988-11-28 1988-11-28 油圧ジャッキ Expired - Lifetime JPH0630791Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP15354788U JPH0630791Y2 (ja) 1988-11-28 1988-11-28 油圧ジャッキ

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JP15354788U JPH0630791Y2 (ja) 1988-11-28 1988-11-28 油圧ジャッキ

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Publication Number Publication Date
JPH0275499U JPH0275499U (ja) 1990-06-08
JPH0630791Y2 true JPH0630791Y2 (ja) 1994-08-17

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ID=31429487

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JP15354788U Expired - Lifetime JPH0630791Y2 (ja) 1988-11-28 1988-11-28 油圧ジャッキ

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JP4733481B2 (ja) * 2005-09-09 2011-07-27 カヤバ工業株式会社 シリンダ装置
WO2014014702A1 (en) * 2012-07-20 2014-01-23 Borgwarner Inc. Internal position sensor

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JPH0275499U (ja) 1990-06-08

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