JPH0560637A - 圧電素子を用いた指間圧力計。 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目的】各人の体質にプラスになる物とマイナスになる
物を見分ける方法として，手の親指と人さし指とで作っ
た指輪の握力に変化がみられる現象を簡単な計測機を使
用して科学的に表示させようとするもの。 【構成】メーターＣ，電源Ｂ，圧電素子Ａ，電流調整器
Ｄで構成され，外観は，ボックス状の器具から突出した
小型のアームに圧電素子Ａが付けられた簡単なもの。圧
電素子の部分をアームを介して親指先と人さし指の先で
軽く挟みバネの強さと電流調整ボタンを調節して表示メ
ーターのプラス側とマイナス側が確認し易い位置に０ポ
イントを設定しその状態のまま反対側の手に物品を握り
しめることにより表示メータの指針に指先圧力の相対的
な増減変動が表示される。

Description

【発明の詳細な説明】 【０００１】 【産業上の利用分野】 体力の測定で手の親指と人さし
指間の圧力の変動を相対値で表示しようとするもの。 【０００２】 【従来の技術】 【０００３】に記したような現象は，現在は未だ一部識
者の間で認められているもので一般には知られていない
ために，これの計測機は見当らない。 【０００３】 【発明が解決しようとする課題】 １．各人の体質にプラスになる物とマイナスになる物を
見分ける方法として，片方の手に或る物質を握った時，
手の親指と，人さし指とで作った指輪の加圧力に変化が
みられる現象を簡単な計測機を使用して科学的に表示さ
せようとするもの。 ２．この２本の指間の圧着力の変化は，作った指の環を
離そうとした時に圧着力の変動として器具なしでも認め
られることから，この力の変動を追求しようとするも
の。 【０００４】 【課題を解決するための手段】 １．電流計の絶対値が必要ではなく電流の変動を相対値
で表示できればよいため，できるだけ簡単な組合わせに
する。 ２．図１のように，メーター，電源，圧力素子，電流調
整回路より構成される。 ３．図２のように，メーターボックスの一部に，圧電素
子を取り付けたバネ板があり，この素子部分を押さえる
圧力を相対電流値として表示させる。 【０００５】 【作用】 手の親指先と人さし指先間の加圧力が，反対
側の手に握った物品によって変動するという現象を目で
確認できるように作動させる。 【０００６】 【実施例１】 １．図２で本体Ｈを右手で握り，親指と人さし指で図４
のＥの部分に圧力を加えた時，指標が表示計の略中間位
置になるような状態に，調整ボタンＧを回して設定す
る。 ２．左手で計測しようとする物品を握ることにより表示
計の指針に指先圧力の相対的な増減変動が表示される。 ３．この時，表示計は最初の設定指示値よりプラス側か
マイナス側に振れることで初期の目的は達成される。 ４．指先に加えられる圧力の調整は，図５のコイルバネ
Ｌにバネレートの強弱を調整する機能を加えることで個
人差が解消される。 【０００７】 【考案の効果】 １．片手に圧力計を持ち反対の手で物品を握ることが出
来る。 ２．小型軽量ということで，いつでも使用できる。 ３．表示計により振れがプラス側かマイナス側かを確認
できる。

【図面の簡単な説明】 【図１】 回路図 【図２】 正面図 【図３】 側面図 【図４】 図２の右部分拡大図 【図５】 図２の内部透視図 【図６】 図５のＫ部分拡大図 【符号の説明】 Ａ：圧電素子 Ｅ：加圧板 Ｌ：コイルバ
ネ Ｂ：電源 Ｆ：表示計パネル Ｎ：指当て凹
み Ｃ：表示計 Ｇ：電流調整ボタン Ｄ：電流調整器 Ｈ：機器本体

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 【請求項１】 手の親指先と，人さし指先間の圧着力
   の変動を圧電素子とメーターで表示するための器具。 【請求項２】 デジタル表示計の一端に圧電素子を結
   合した圧力計。 【請求項３】 【請求項１】の形を図４のようにした測定器。