JP2009264832A - 荷重測定装置 - Google Patents

荷重測定装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2009264832A
JP2009264832A JP2008112775A JP2008112775A JP2009264832A JP 2009264832 A JP2009264832 A JP 2009264832A JP 2008112775 A JP2008112775 A JP 2008112775A JP 2008112775 A JP2008112775 A JP 2008112775A JP 2009264832 A JP2009264832 A JP 2009264832A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
load
arm
arms
force sensor
measurement apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008112775A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaki Kitakata
正喜 北方
Kenichiro Matsumura
健一郎 松村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sankyo Tateyama Aluminium Inc
Original Assignee
Sankyo Tateyama Aluminium Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sankyo Tateyama Aluminium Inc filed Critical Sankyo Tateyama Aluminium Inc
Priority to JP2008112775A priority Critical patent/JP2009264832A/ja
Publication of JP2009264832A publication Critical patent/JP2009264832A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Force Measurement Appropriate To Specific Purposes (AREA)

Abstract

【課題】 挟み込み衝撃荷重を安定して測定することができる荷重測定装置を提供する。
【解決手段】 一対の腕部1a、1bを備え、一方の腕部1a及び他方の腕部1bの基端部同士を連結して先端部側を開閉自在とし、両腕部1a、1bの先端部の外面は荷重受部2a、2bとしてあり、一方の腕部1aの先端部の内面に力センサ3を設け、他方の腕部1bの先端部の内面は力センサ3を押圧する押圧部4としてある。荷重受部2a、2bを備えるため、静荷重だけでなく、衝撃荷重についても安定して正確な測定が可能である。特に、荷重受部2a、2bを指や手に相当する大きさにすれば、指や手を挟んだ場合を想定した評価を行うことができる。また、荷重測定時に変形する部分がないので、強い衝撃荷重にも対応できる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、戸や窓等の開閉部における挟み込み荷重を測定するための荷重測定装置に関する。
戸や窓等の建材において開閉部に指や手を挟み込む事故に対応するため、まずそれらの開発段階において、指や手を挟み込んだ際の荷重の値を正確に把握することが重要である。従来、こうした挟み込み荷重を測定するには、プッシュプルゲージを用いるか、開閉部にロードセルを直接挟み込む方法が一般的であった。また、特許文献1には挟み込み荷重の測定が可能な圧力検知装置が記載されている。これは、圧力が負荷される受感部を先端部に有し、受感部が受ける圧力の方向に移動する可動部材及びその移動量を電気信号に変換する歪ゲージを備えるものである。
特開2001−50833号公報
しかしながら、上記の各手段は、いずれも実際の挟み込み事故を模した測定を行うには不十分である。まず、プッシュプルゲージは、一般に計測部を対象に押し当てて圧縮力を測定するか、対象に引っ掛けて引っ張り力を測定するものなので、荷重が静荷重又は衝撃荷重の何れの場合であっても、指や手を挟み込んでその点に荷重が集中する場合とは異なる態様の測定しか行えない。また、ロードセルを開閉部に直接挟み込んだ場合、静荷重の測定は可能であるが、実際の挟み込み事故で多く想定される衝撃荷重については正確に測定できない。なぜなら、一般にロードセルの力の検知部は数ミリ程度の大きさしかないので、挟み込み物が正確に検知部に衝突するようにロードセルを設置することが難しく、特に複数回にわたって測定を行う際に同じ条件を再現することが困難であり、条件が異なれば衝撃荷重の作用時間も異なることから、測定値が変化してしまうのである。さらに、文献1の発明は、板バネの変形を利用しているが、強い荷重を受けると板バネが塑性変形してしまうおそれがあり、衝撃荷重の測定には不向きである。
本発明は、上記事情を鑑みたものであり、挟み込み衝撃荷重を安定して測定することができる荷重測定装置を提供することを目的とする。
本発明は、一対の腕部を備え、一方の腕部及び他方の腕部の基端部同士を連結して先端部側を開閉自在とし、両腕部の先端部の外面は荷重受部としてあり、一方の腕部の先端部の内面に力センサを設け、他方の腕部の先端部の内面は力センサを押圧する押圧部としてあることを特徴とする。
本発明によれば、荷重受部を備えるため、静荷重だけでなく、衝撃荷重についても安定して正確な測定が可能である。特に、荷重受部を指や手に相当する大きさにすれば、指や手を挟んだ場合を想定した評価を行うことができる。また、荷重測定時に変形する部分がないので、強い衝撃荷重にも対応できる。さらに、先端部から離れた位置に支点(腕部の連結部)を設けたので、両先端部の内面同士は常に略平行を保ち、荷重受部のどの位置で荷重を受けても、全ての荷重が力センサに確実に伝わる。また、腕部が持ち手として機能するため、使い勝手が良好である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1及び図2に示すのは、本発明の荷重測定装置である。この荷重測定装置は、略長方形で平板状の一対の腕部1a、1bを備える。腕部1a、1bの一端を基端部、他端を先端部とし、それぞれの基端部には腕部1a、1bの短手方向に貫通する孔を形成し、連結部5a、5bとしてある。両連結部5a、5bの孔を連通させてネジ6を挿入し、反対側からナット7を螺着することで、両腕部1a、1bを連結し、先端部側が開閉自在となる。以後、両腕部1a、1bにおいて先端部側を閉じた際に互いに向き合う面を内面、その反対側の面を外面とする。
両腕部1a、1bの先端部の外面には、円形の荷重受部2a、2bが形成してある。そして一方の腕部1aの先端部の内面には、円形の窪みを形成して取付部8としてあり、取付部8に力センサ3が取り付けてある。力センサ3として、ここではロードセルを用いており、円筒形の本体31と、本体31上面の検知部32と、本体31側面に接続した信号線33からなる。取付部8の周囲には切欠部9を設け、信号線33を通してある。また、他方の腕部1bの先端部の内面には、円形の窪みを形成して力センサ3の検知部32を押圧する押圧部4としてある。
次に、このように構成した荷重測定装置の使用方法について説明する。図3に示すように、一方の挟み込み物10aに対して他方の挟み込み物10bが接近する際の挟み込み荷重を測定する場合、一方の挟み込み物10aに一方の荷重受部2aを当接させ、他方の荷重受部2bを他方の挟み込み物10bの方に向けて固定する。他方の挟み込み物10bが接近して他方の荷重受部2bに接触すると、荷重受部2bが荷重を受け、押圧部4が力センサ3の検知部32を押圧して荷重を測定する。
この際、荷重受部2a、2bが荷重を受けるため、静荷重だけでなく、荷重の作用時間が0.1秒にも満たないような衝撃荷重についても安定して正確な測定が可能である。これはすなわち、静荷重の場合、荷重を受ける部分の形状や面積がどのようなものであっても、荷重の大きさが変わらない限り測定値は同じであるが、衝撃荷重の場合、荷重を受ける部分の形状や面積によって荷重の作用時間が変化し、荷重の大きさが同じでも作用時間によって測定値が変化することから(物体の運動量変化は力積(=力×作用時間)に等しいことより)、挟み込み物10a、10bと荷重測定装置が常に同じ条件で接触するよう、荷重受部2a、2bが必要となる。特に、挟み込み物10a、10bに柔軟な緩衝材を設けてある場合には、荷重を受ける部分の形状や面積によって作用時間が大きく変化するため、本発明の荷重測定装置を用いた測定が有効である。そして、荷重受部2a、2bを指や手に相当する大きさにすれば、指や手を挟んだ場合に指や手にかかる荷重の大きさを正確に評価することができる。また、荷重測定時に変形する部分がないので、強い衝撃荷重にも対応できる。さらに、荷重受部2a、2bから離れた位置に支点(ネジ6)を設けたので、取付部8と押圧部4は常に略平行を保ち、荷重受部2a、2bのどの位置で荷重を受けても、全ての荷重が力センサ3の検知部32に確実に伝わる。また、腕部1a、1bを持ち手として使用することもできる。
次に、本発明の荷重測定装置の実際の使用例を示す。図4に示すのはオーニング窓100であり、下側障子100aと上側障子100bを備え、両障子100a、100bが同時に開閉するものである。ここでは、下側障子100aと上側障子100bの間に指や手を挟むことを想定して、荷重測定装置Aにより挟み込み荷重を測定している。実際の測定は容易であり、荷重受部2a、2bがそれぞれ下側障子100a及び上側障子100bと接触する位置に荷重測定装置Aを固定し、両障子100a、100bを閉じて荷重を測定すればよい。荷重測定装置Aを固定する方法としては、腕部を手や治具等で支持してもよいし、下側障子100a又は上側障子100bの何れか一方に予め固定しておいてもよい。
本発明は、上記の実施形態に限定されない。腕部は荷重を受けた際に撓まないものであればどのような形状でもよく、板状の他、棒状等であってもよい。力センサとしては、一般的な歪ゲージ式のロードセルの他、圧電素子や半導体を用いたセンサを用いてもよい。また、取付部や押圧部の形状は、取り付ける力センサの形状に合わせて自由に設定でき、円形の窪みに限られず、多角形の窪みでもよいし、腕部から突出する凸部であってもよい。さらに、荷重受部に人の皮膚の弾力を模した緩衝材を設けることで、より実際に近い荷重の測定を行うことも可能である。
本発明の荷重測定装置の閉じた状態及び開いた状態を示す斜視図である。 荷重測定装置の平面図及び側面図である。 荷重を測定している状態を示す説明図である。 荷重測定装置の実際の使用例を示す説明図である。
符号の説明
1a、1b 腕部
2a、2b 荷重受部
3 力センサ
4 押圧部

Claims (1)

  1. 一対の腕部を備え、一方の腕部及び他方の腕部の基端部同士を連結して先端部側を開閉自在とし、両腕部の先端部の外面は荷重受部としてあり、一方の腕部の先端部の内面に力センサを設け、他方の腕部の先端部の内面は力センサを押圧する押圧部としてあることを特徴とする荷重測定装置。
JP2008112775A 2008-04-23 2008-04-23 荷重測定装置 Pending JP2009264832A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008112775A JP2009264832A (ja) 2008-04-23 2008-04-23 荷重測定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008112775A JP2009264832A (ja) 2008-04-23 2008-04-23 荷重測定装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009264832A true JP2009264832A (ja) 2009-11-12

Family

ID=41390876

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008112775A Pending JP2009264832A (ja) 2008-04-23 2008-04-23 荷重測定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009264832A (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61165629A (ja) * 1985-01-18 1986-07-26 Kyowa Electronic Instr Corp Ltd 土中圧力センサ
JPH01152656U (ja) * 1988-04-11 1989-10-20
JPH0560637A (ja) * 1991-09-04 1993-03-12 Junichiro Kuze 圧電素子を用いた指間圧力計。
JPH10332500A (ja) * 1997-06-03 1998-12-18 Tedea Huntleigh Europ Ltd 荷重を測定するための電気機械的な計測セルを備えた装置
JP2003116823A (ja) * 2001-10-18 2003-04-22 Cosmo Instruments Co Ltd 口唇力測定方法、口唇力測定装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61165629A (ja) * 1985-01-18 1986-07-26 Kyowa Electronic Instr Corp Ltd 土中圧力センサ
JPH01152656U (ja) * 1988-04-11 1989-10-20
JPH0560637A (ja) * 1991-09-04 1993-03-12 Junichiro Kuze 圧電素子を用いた指間圧力計。
JPH10332500A (ja) * 1997-06-03 1998-12-18 Tedea Huntleigh Europ Ltd 荷重を測定するための電気機械的な計測セルを備えた装置
JP2003116823A (ja) * 2001-10-18 2003-04-22 Cosmo Instruments Co Ltd 口唇力測定方法、口唇力測定装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8056423B2 (en) Sensing the tendon tension through the conduit reaction forces
US10958030B2 (en) Jaw tool and jaw tool group
JP5158887B2 (ja) 引張り試験機
JP2010237179A (ja) 試験試料装着装置、曲げ強さ試験装置、曲げ強さ試験方法、曲げ強さ試験プログラム及び試験試料
US8991268B2 (en) Method for determining the break-away force of an actuator
US8371177B2 (en) Tendon tension sensor
WO2002073162A3 (en) Systems and methods for estimation and analysis of mechanical property data
CA2693113C (en) Methods and apparatus for determining deformation response
EP1659378A2 (en) Load cell protection apparatus and load detection apparatus incorporating the same.
JP5698502B2 (ja) 力センサーを備えるアクチュエータ装置
JP2006010409A (ja) 伸び計
JP2009264832A (ja) 荷重測定装置
WO2005067379A3 (en) A test device and method for measuring strength
KR20110136036A (ko) 로봇 교시 장치 및 방법
AU2003244718A1 (en) Strain-measuring device
KR100665667B1 (ko) 형상기억합금 와이어를 이용한 마이크로그립퍼
JP2010127841A (ja) ベルト張力計測装置
JP3166421U (ja) 伸び計
Jain et al. A novel design of tactile sensor using piezoresistive cantilever for robotic application
JP5237678B2 (ja) 手指の衝撃力測定装置
CN208443376U (zh) 用于箱包手把的应变传感器
CN117840929A (zh) 手动组装工具
JP3166593U (ja) 伸び計
Porta et al. Grasping and interaction force feedback in microassembly
JPH08254471A (ja) 触覚センサー装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101022

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121212

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121218

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130212

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20131001