JP3166421U - 伸び計 - Google Patents

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Abstract

【課題】試験片に2組のエッジを備えたクランプを設置し伸び量を計測する伸び計のクランプにおいて、標線間距離が可変であっても片手で操作可能な伸び計を提供する。【解決手段】試験片TPの一方に当接するエッジ6a,6bと、エッジに対向して試験片の他方にバネの弾性力により付勢される把持部と、バネの弾性力に抗してエッジと把持部を引き離すつまみ部で構成されるクランプ3a,3bのつまみ部12a,12b,13a,13bの形状をZ字形の段違いに形成し、2組のつまみ部の先端を互いに対向させるとともに、相手側段違い位置に接近して並列に取付けた構成とする。このことにより標線間距離H1が伸びてもつまみ部の並列長さ分は全つまみ部が片手で把握できる範囲内にあり、片手操作の利便性を確保することができる。【選択図】図1

Description

本考案は、材料の引張試験により試験片に生じる伸び量を計測する伸び計に関する。
材料の引張試験時に試験片に装着して伸び量を計測する方法として、一般に試験片の表面に引張方向に所定の距離(標線間距離)を隔てて2つのエッジを当接させ、前記2つのエッジの相対的な変位から、試験片の伸び量を計測する方法がとられている。
試験片に装着して伸び量を計測する測定器(以下、伸び計)の先行技術として、試験片の一面に当接するエッジと、そのエッジと共通する部材に取付けられて前記試験片の他面に当接する把持部と、その把持部を前記エッジ側に付勢するバネと、そのバネの付勢力に抗してエッジと把持部を引き離す一対のつまみ部とからなる2組のエッジ装着機構が標線間距離を隔てて互いに前記つまみ部の先端側を対向させて装着されるとともに、片手で開閉操作のできる位置まで接近したものが提案されている(特許文献1参照)。
特開2003−166920号公報
従来方式の伸び計を、長い標線間距離に適用するとつまみ部が離れてしまい、片手で開閉可能な操作性が低下する。また短い標線間距離に適用するとつまみ部の先端が干渉する。長さの異なるつまみ部を複数用意し、異なる標線間距離でその都度交換する方法もあるが段取り時間や部品点数が増える。
上記課題を解決するために、本考案は、試験片の長手方向2ヵ所にそれぞれエッジを当接させて取付けられ、前記両エッジ間の相対的な変位から伸び量を計測する伸び計において、前記試験片の一方の面に当接するエッジと、前記エッジと共通の部材に取付けられて前記エッジに対向して前記試験片の他方の面にバネの弾性力により付勢される把持部と、前記バネの弾性力に抗して前記エッジと前記把持部を引き離すZ字形に段違いに形成された一対のつまみ部とで構成される2組のクランプを試験片に所定の距離を隔てて装着するとともに、前記つまみ部を対向させ、互いに双方の段違い部に先端を接近させて並列に並べたことを特徴とする。
さらに、前記両エッジ間の距離が可変であってもよい。
上記のとおり構成された伸び計は、異なる標線間距離に対して一方のクランプを試験片の長手方向につまみ部の並列部分の長さ以内でスライドさせて装着することにより常に2組のクランプを片手で開閉操作することが可能であり、標線間距離が異なる毎に長さの異なるつまみ部を用意し交換するという従来技術の問題を解消することができる。
つまみ部の並列部分の長さ以内では、異なる標線間距離に対しクランプ取付け位置をスライドさせるだけで対応でき、段取り時間、部品点数の削減が可能である。
本考案の実施例の伸び計の外形図である。 本考案の実施例のクランプの分解斜視図である。 本考案の実施例のクランプの説明図である。 本考案の実施例の図2のA矢視斜視図である。 本考案の実施例の伸び計の長い標線間距離の外形図である。 本考案の変形例の外形図である。
本考案の実施例を図1〜図5に示す。図1(a)は本考案の伸び計の標線間距離の可変型の上面外形図、図1(b)は正面外形図、図1(c)は下面外形図である。図2は本考案の伸び計のクランプ分解斜視図を示し、図3は本考案の伸び計のつかみ部説明図を示す。図4は図2のA矢視部展開図であり、図5は本考案の伸び計の標線間距離を伸ばした正面外形図である。
本考案の伸び計1は、図1に示すとおり試験片TPの伸び量を電気変換する変位感応部2と、試験片TPの上下2ヵ所に設置し伸び量を検知する上下クランプ3a、3bと、上下クランプ3a、3bの検知した変位を変位感応部2に伝達する上下アーム4a、4bと上アーム4aに連結して上クランプ3aの上下移動を可能にするスライドアーム5とから構成されている。
図1(b)はスライドアーム5を下部にスライドさせ、標線間距離を短い方の距離H1に設定した状態を表している。
変位感応部2の内部(図示せず)には、上下アーム4a、4bの伝達する位置の変位量または角度の変位量をそれぞれのアームに連結された基端部に設けられたセンサーにより電気変換する機構が組み込まれている。
上下クランプ3a、3bは、スライドアーム5と下アーム4bに固定されるエッジ6a、6bと、スライドアーム5と下アーム4bに設けられた取付け台11a、11bに固定された固定側フレーム7a、7bと、その固定側フレーム7a、7bにヒンジピン8a、8bを介して回動自在に支持された移動側フレーム9a、9bと、ヒンジピン8a、8bに支持されたトーションバネ10a、10bによって構成されている。
固定側フレーム7a、7bには取付け台11a、11bの長手方向に沿った長穴Lが形成されており、この長穴Lを取付け台11a、11bに突出形成されている雄ねじM(図2参照)に嵌め込み、試験片TPの厚みに応じた位置に固定側フレーム7a、7bを位置決めした状態でナットNをねじ込んで取付け台11a、11bに固定されている。
固定側フレーム7a、7bおよび移動側フレーム9a、9bには、それぞれ手動操作用のつまみ部12a、12bおよび13a、13bがZ字形の段違い部18a、18bおよび19a、19b(図3参照)を設けて一体成形されており、これらの各つまみ部12a、12bおよび13a、13bは、それぞれ相手側の固定側フレーム7b、7aおよび移動側フレーム9b、9aに向けて伸び、その先端が互いに相手側の段違い部18b、18aおよび19b、19aの位置まで接近して並列に並べられている。即ち、全てのつまみ部12a、12bおよび13a、13bは片手で開閉操作可能な位置に設置されている。
トーションバネ10a、10bは、図1および図2に示すとおりコイル部14a、14bの両端から横方向に突出した2つの突出部15aと16a、15bと16bを備えた形状をしており、コイル部14a、14bがそれぞれヒンジピン8a、8bに差し込まれることにより支持されている。各トーションバネ10a、10bの一方の突出部15a、15bは、図1(a)、図1(c)に示すとおり、エッジ6a、6bに対向する位置まで伸びて把持部を形成し、他方の突出部16a、16bは固定側フレーム7a、7bに設けられた溝17a(図2参照)、17b(図示せず)に引っ掛けられている。トーションバネ10a、10bの弾性力は、把持部を形成する突出部15a、15bがエッジ6a、6bに接近する向きに付勢する。
把持部を形成する突出部15a、15bは、移動側フレーム9a、9bに形成されているV溝20a、20b(図3、図4参照)に支持されている。したがって移動側フレーム9a、9bのつまみ13a、13bをヒンジピン8a、8bを中心に固定側フレーム7a、7bのつまみ部12a、12b側に回動させると把持部を形成するトーションバネ10a、10bの一方の突出部15a、15bがトーションバネ10a、10bの弾性力に抗してエッジ6a、6bから遠ざかる向きに移動する。
以上の本考案の伸び計を試験片TPに装着するには、移動側フレーム9a、9bのつまみ部13a、13bを人手操作により固定側フレーム7a、7bのつまみ部12a、12b側に回動させることによって把持部を形成するトーションバネ10a、10bの一方の突出部15a、15bをエッジ6a、6bから遠ざけ、その状態でエッジ6a、6bと突出部15a、15bの間に試験片TPを挟みこんだ後、手を離すことによってトーションバネの10a、10bの弾力性により試験片TPを取付けることができる。また、試験片TPを取外す場合には、上記と同じ動作でエッジ6a、6bからトーションバネ10a、10bの一方の突出部15a、15bを遠ざけて取外すことができる。
以上の取付け・取外し作業において、上クランプ3aのつまみ部12a、13aの先端部は、下クランプ3bのつまみ部12b、13bの段違い部18b、19bに接近し、下クランプ3bのつまみ部12b、13bの先端部は、上クランプ3aのつまみ部12a、13aの段違い部18a、19aに接近して設置されているので、全てのつまみ部12a、13a、12b、13bを片手で開閉操作することができる。
さらに図5に示すとおり、この伸び計1はスライドアーム5を上方にスライドさせることにより、標線間距離をH2に広げることができる。その場合にも上下クランプ3a、3bのつまみ部12a、13aおよび12b、13bが長く並列していることにより、互いのつまみ部12a、13aおよび12b、13bは接近している。すなわち、H2の標線間距離に対してもつまみ部12a、13aおよび12b、13bは互いに接近しており片手で開閉操作することができる。
本考案が提供する伸び計の特徴は以上のとおりであるが、上記ならびに図示例に限定されるものではなく、2つのクランプの開閉操作をするための対向するつまみ部が並列または重なり合って構成され、並列または重なり部の長さ分だけ標線間距離Hが伸縮しても常に片手で開閉操作が可能であればよい。例えば、図1のつまみ部12a、12b、13a、13bは板状部材で成形しているが、図6に示すとおり棒状部材21a、21b、22a、22bで構成してもよい。
また、上述の伸び計1は、標線間距離が可変の場合であるが、本考案は標線間距離が固定の伸び計にも適用できることはもちろんである。
汎用的な材料と加工方法で製作でき、可変の標線間距離Hに対しても片手操作が可能で、段取り換え作業の容易化と所要時間の短縮効果があり、産業上利用可能なものである。
1 伸び計
2 変位感応部
3a 上クランプ
3b 下クランプ
4a 上アーム
4b 下アーム
5 スライドアーム
6a、6b エッジ
7a、7b 固定側フレーム
8a、8b ヒンジピン
9a、9b 移動側フレーム
10a、10b トーションバネ
11a、11b 取付け台
12a、12b つまみ部
13a、13b つまみ部
14a、14b コイル部
15a、15b 突出部
16a、16b 突出部
17a、17b 溝
18a、18b 段違い部
19a、19b 段違い部
20a、20b V溝
21a、21b 棒状部材
22a、22b 棒状部材
TP 試験片
L 長穴
M 雄ねじ
N ナット
H1 短い標線間距離
H2 長い標線間距離

Claims (2)

  1. 試験片の長手方向2ヵ所にそれぞれエッジを当接させて取付けられ、前記両エッジ間の相対的な変位から伸び量を計測する伸び計において、前記試験片の一方の面に当接するエッジと、前記エッジと共通の部材に取付けられて前記エッジに対向して前記試験片の他方の面にバネの弾性力により付勢される把持部と、前記バネの弾性力に抗して前記エッジと前記把持部を引き離すZ字形に段違いに形成された一対のつまみ部とで構成される2組のクランプを試験片に所定の距離を隔てて装着するとともに、前記つまみ部を対向させ、互いに双方の段違い部に先端を接近させて並列に並べたことを特徴とする伸び計。
  2. 前記両エッジ間の距離が可変であることを特徴とする請求項1記載の伸び計。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN112710559A (zh) * 2019-10-25 2021-04-27 中国航发商用航空发动机有限责任公司 高温力学试验装置及其引伸计辅助组件

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