JP3166593U - 伸び計 - Google Patents

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Abstract

【課題】伸び計のアーム部に台座を締結する専用構造が不要であり、さらに測定精度を向上させた伸び計を提供する。【解決手段】伸び計は、試験片鋏み具を試験片に対して前後方向に移動させて取り付ける際に前後方向の回転を拘束するガイド部と、ガイド部と直角方向で伸び計のアームとの締結を担うフランジ部を配した構造を有する台座を備える。さらに、台座は試験片に向かって左右対称面で伸び計アームに取り付け可能な構造を有しており、左右いずれの方向での伸び計の取り付けを可能にしている。【選択図】図1

Description

本考案は、材料に引張、圧縮、曲げ等の負荷を作用させてその材料の機械的特性を評価する材料試験機に使用される伸び計に関する。詳しくは、試験中の試験片に圧接係着させ、負荷方向の変形量を計測する上下一対の圧接子を有し試験片に係着させる接触式の伸び計に関する。
例えば、材料の引張強度特性を求めるには引張試験において試験片に発生する引張応力σと引張歪εの関係を時系列に求めることが必要になる。この引張歪εは試験片の引張方向の伸び量δと試験前に設定した基準長さである標線間距離L0の比で表わされる。
従って、引張試験の開始にあたり前記の標線間距離L0の設定を伸び計の取り付けにより実現する必要がある。この標線間距離L0は試験方法によってはJISやISO規格である決まった値に規定されている。
材料試験機における試験片の伸び量を計測する伸び計には、非接触式のものと接触式のものとがある。接触式の伸び計では、試験片の上下の標線に上下一組のアームの先端に設けられた圧接子をそれぞれ試験片に係着させ、この標線の変位に追動した両圧接子間の距離を測定する伸び計が知られている(特許文献1参照)。
接触式の伸び計としては、差動トランス式の変位計や歪ゲージをセンシング部材としたものが従来から知られており、その構造および計測原理は基本的に試験片の上下の標線に係着される圧接子と、前記各圧接子相互間の変位を差動トランス式の変位計に伝達し、あるいは歪ゲージが貼着された起歪部材に伝達してこれを撓ませることにより、試験片の上下の標線間の伸び量を計測するものである(特許文献2参照)。
図4および図5に従来の伸び計の構成図を示す。図4は標線間距離LOで取り付けられた状態を示し、図5(A)は試験片への固定用鋏み具を装備した上圧接子部の上面図であり、図5(B)はそのA−A矢視図である。従来の歪ゲージ式伸び計は図4に示すように、補助アーム18を介して上アーム16と下アーム17の一端を横バネ19と縦バネ20で連結し、上下アームの他端には上圧接子21と下圧接子22が取り付けられて試験片TPに圧接させている。横バネ19と縦バネ20は直交すべく配置され、さらに縦バネ20の中央部付近には歪ゲージ23が貼付されており、その出力信号は計測装置(図示せず)に送られる。なお、横バネ19、縦バネ20および歪ゲージ23等で構成される伸び計のセンサ部分はケース24によってカバーされている。
図5(A)に示すとおり、伸び計は鋏み保持用バネ14を配した試験片への固定用上鋏み具13によって、上圧接子21を試験片TPに押し当てて試験片TPに取り付けられる。一方、下圧接子22側も上圧接子21側と全く同じ構成と機能で試験片に取り付けられる。このとき上圧接子21と下圧接子22の間の距離は所定の標線間距離L0で設定される。試験片TPに引張荷重が加えられて標線間の長さに伸びが生じると上下圧接子間の距離は標線間の伸びに追随して開き、受感部である縦バネ20は撓むことになる。これに伴って縦バネ20に貼着した歪ゲージ23に縦バネ20の撓み(すなわち上下圧接子の開き量)に比例した歪が生じ、歪ゲージ23の抵抗値の変化分を計測装置に内蔵されたブリッジ回路で検出することにより試験片TPの伸びが測定される。
図5(A)において、上アーム16には台座25が取り付けられており、さらに前記台座25と鋏み具連結アーム27とを介して上鋏み具13が装着されている。これにより、試験片へ固定する上鋏み具13によって上圧接子21を試験片TPに押し当てて伸び計を試験片TPに取り付け可能となる。取り付けの際のギャップ調整は鋏み具連結アーム27の長穴29と連結アーム固定ナット28および連結アーム固定用棒ネジ26とで行う。一方、下アーム17側に取り付けられた下圧接子22も、上アーム側と全く同じ構成と機能を有している。従って、伸び計は上下2か所の圧接子と鋏み具により試験片に取り付けされる。
特開2003−240690号公報 特開平6−201309号公報
従来の方法では、試験片の鋏み具連結アームを取り付けるための台座を伸び計と連結するには伸び計の上下アームの側面に取り付ける必要があり、したがって上下アーム部に取り付け用の専用構造が必要となり、伸び計本来の機能に不要な質量増加やコストアップとなる。さらに構造上、鋏み具連結アームを取り付ける際の回転方向のズレを阻止するガイド部を設けることも困難である。
本考案が提供する伸び計は、試験片に圧接子を圧接係着させ、前記圧接子と連結した鋏み具連結アームを介して試験片を固定する鋏み具を有する伸び計において、鋏み具を試験片に対して接近・後退方向に移動させる際にそれと直角方向の回転を拘束するガイド部と、前記ガイド部の長手方向と直角方向で伸び計の延長アームとの締結を担うフランジ部を配置した台座を備えたことを特徴とする。
前記台座は、表裏対象の構造を有することにより、伸び計の延長アームの左右いずれの側面に対しても取り付け可能にしたことが好ましい。また、台座の締結を担うフランジ部は締結用の貫通穴を有し、前記台座の固定側となる伸び計の延長アームは前記貫通穴を介して台座をネジ止めするためのネジ穴を設けるようにしてもよい。
前記構成により、上下の鋏み具で試験片を確実に固定すると共に、試験片に対して上下圧接子を正確に圧接係着可能となる。さらに、伸び計の上下アームに台座を締結するための専用構造が不要になり伸び計全体の質量低減がはかれる。前記により、結果として伸び量の測定精度の向上がはかれる。
本考案の伸び計の構成を示す図である。図は標線間距離L0で取り付けられた状態の正面図を示す。 本考案の伸び計の構成を示す図である。図2(A)は図1において試験片固定用の鋏み具を装備した上圧接子部の上面図を示す。図2(B)は図2(A)の鋏み具連結アーム部のA−A矢視図を示し、図2(C)はB−B矢視図を示す。図2(D)は図2(A)の台座の単品図を示す。 本考案が提供する第2の実施例を示す図である。図3(A)は台座の取り付け前の構成を示し、図3(B)は取り付け後の構成を示す。図3(C)は図3(B)のA−A矢視図を示す。 従来の伸び計の構成を示す図である。図は標線間距離L0で取り付けられた状態の正面図を示す。 従来の伸び計の構成を示す図である。図5(A)は図4において試験片固定用の鋏み具を装備した上圧接子部の上面図を示す。図5(B)は図5(A)の鋏み具連結アーム部のA−A矢視図を示す。
本考案は材料試験における試験中の試験片の負荷方向の伸び量を測定する前記伸び計において、試験片を上下鋏み具で確実に固定すると共に、試験片に対して上下圧接子を圧接係着させる伸び計である。以下実施例を挙げて説明する。
本考案の実施例を図1および図2に示す。図1は標線間距離L0で取り付けられた状態の正面図を示す。図2(A)は図1において試験片固定用の鋏み具を装備した上圧接子部の上面図を示す。図2(B)は図2(A)の鋏み具連結アーム部のA−A矢視図を示し、図2(C)はB−B矢視図を示す。図2(D)は図2(A)の台座の単品図を示す。
図1において、伸び計は上下圧接子21、22を試験片TPに圧接させることにより試験片TPへ取り付けられる。このとき、上圧接子21と下圧接子22の間の距離は所定の標線間距離L0となるように設定される。試験片TPに引張荷重が加えられて標線間の長さに伸びが生じると上下圧接子間の距離は標線間の伸びに追随して開き、受感部の歪ゲージでこの伸びと比例した抵抗値の変化分として検出される。前記検出結果を計測装置内のブリッジ回路で検出することにより試験片TPの伸びとして測定される。
図2(A)において、伸び計の上アーム16に取り付けられた延長アーム15の背面から、台座1が台座固定ネジ2により延長アーム15に締結される。台座1は図2(D)の単品図に示すとおり、これを180°反転することで伸び計の反対側面に取り付け可能なことも示している。台座1は、上鋏み具13を長穴29により紙面左右方向に移動する際に紙面直角方向の回転を拘束するためのガイド部3、鋏み具連結アーム11を取り付けるための連結アーム固定用棒ネジ4、前記連結アーム固定用棒ネジ4を受けるベースブロック5、台座1を延長アーム15と締結するためのフランジ部6から構成されている。フランジ部6には前記台座固定ネジ2を使って延長アーム15に締結可能な貫通穴を有している。
前記構成により、従来の構成では必要であった延長アーム15側に台座1を取り付けるための余分な専用構造を設ける必要がなく、伸び計全体の軽量化が可能になる。
図2(A)において、延長アーム15には台座1が取り付けられており、さらに前記台座1と鋏み具連結アーム11とを介して鋏み保持用バネ14を配した上鋏み具13が装着されている。以上の構造によって、試験片へ固定する上鋏み具13により上圧接子21を試験片TPに押し当てて伸び計を試験片TPに取り付け可能となる。固定方法は連結アーム固定用棒ネジ4に連結アーム固定ナット12を用いてネジ締め固定される。取り付けの際のギャップ調整は鋏み具連結アーム11の長穴29と連結アーム固定ナット12とで行う。一方、下アーム17側に取り付けられた下圧接子22も、上アーム側と全く同じ構成と機能を有している。従って、伸び計は上下2か所の圧接子と鋏み具により試験片に取り付けされる。図2(C)に示すように、上鋏み具13の紙面直角方向の回転を拘束するための前記ガイド部3は鋏み具連結アーム11のガイド溝30と勘合している。
本考案が提供する第2の実施例を図3に示す。図3(A)は台座の取り付け前の構成を示し、図3(B)は台座の取り付け後の構成を示す。図3(C)は図3(B)のA−A矢視図を示す。
本図では、フランジ部6を介してネジによる延長アーム15への締結は行わず、延長アームに打ち込んだピン7とフランジ部6の位置決め用長穴31を使用して台座1の位置決めを行う。台座1の固定は延長アーム15に開口した貫通穴8に通した固定用ボルト9を台座1に配したネジ穴10に締結することで行う。この構成は例えば台座固定ネジ2の締結を行う際にネジ長のクリアランスが取れない場合特に有効である。
TP 試験片
L0 標線間距離
1 台座
2 台座固定ネジ
3 ガイド部
4 連結アーム固定用棒ネジ
5 ベースブロック
6 フランジ部
7 ピン
8 貫通穴
9 固定用ボルト
10 ネジ穴
11 鋏み具連結アーム
12 連結アーム固定ナット
13 上鋏み具
14 鋏み保持用バネ
15 延長アーム
16 上アーム
17 下アーム
18 補助アーム
19 横バネ
20 縦バネ
21 上圧接子
22 下圧接子
23 歪ゲージ
24 ケース
25 台座
26 連結アーム固定用ネジ
27 鋏み具連結アーム
28 連結アーム固定ナット
29 長穴
30 ガイド溝
31 位置決め用長穴

Claims (3)

  1. 試験片に圧接子を圧接係着させ、前記圧接子と連結した鋏み具連結アームを介して試験片を固定する鋏み具を有する伸び計において、鋏み具を試験片に対して接近・後退方向に移動させる際にそれと直角方向の回転を拘束するガイド部と、前記ガイド部の長手方向と直角方向で伸び計の延長アームとの締結を担うフランジ部を配置した台座を備えたことを特徴とする伸び計。
  2. 前記台座は、表裏対象の構造を有することにより、伸び計の延長アームの左右いずれの側面に対しても取り付け可能にしたことを特徴とする請求項1に記載の伸び計。
  3. 前記台座のフランジ部は位置決めと回転拘束のみを担い、伸び計のアームへの台座自体の固定は新たに設けたボルト1本で行う台座であることを特徴とする請求項1または2に記載の伸び計。
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