JPH056051Y2 - - Google Patents

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JPH056051Y2
JPH056051Y2 JP15536584U JP15536584U JPH056051Y2 JP H056051 Y2 JPH056051 Y2 JP H056051Y2 JP 15536584 U JP15536584 U JP 15536584U JP 15536584 U JP15536584 U JP 15536584U JP H056051 Y2 JPH056051 Y2 JP H056051Y2
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JP
Japan
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arm
polishing
grindstone
tip
shaft
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JP15536584U
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JPS6171347U (ja
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  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案はプレス金型或いはプラスチツク成形用
金型の溝部分、特にその溝が直線及び曲線を組み
合せ、かつ高低のある複雑な形状の溝の研磨に好
適な研磨装置に関するものである。
「従来の技術」 従来、金型などの複雑な形状の溝部を研磨する
場合の適切な装置は開発されていなかつたので、
総て手作業で行つていた。ただし、金型などの複
雑な曲面部を効率的に研磨することのできるテイ
ーチング機能をもつた研磨ロボツトは本願考案者
が特願昭58−214661号にて出願している。この研
磨ロボツトは水平面内を自由に運動する腕の先端
に、所要の向きに制御できる研磨工具を下向に付
勢して上下動自在に設け、最初に作業者が腕の先
端を持つて所要の研磨行程を描くとこれを記憶
し、その後は自動的にその行程を繰り返えして曲
面を研磨加工する研磨装置であつた。
「考案が解決しようとする問題点」 ところが、この研磨ロボツトは金型などの複雑
な形状の溝部に適用しても単に研磨工具の向きを
制御して腕を動かすだけでは効率が悪く、やむを
えず手作業で行なつたが作業が煩雑で多くの工数
を要し作業能率が低いという欠点があつた。
「問題点を解決するための手段及び作用」 本考案はこれらの欠点を除き、研磨装置の腕の
先端に腕に係合してその向きを規制され、かつ水
平面内に小さい円運動を行なう小径の研磨工具を
下向に付勢して上下動自在に設け、最初に作業者
が研磨工具を金型などの溝に沿つてテイーチング
することによりその作業手順を繰り返えして研磨
作業を行なわせるようにした。小径の研磨工具を
水平面内に小さい円運動を行なわせながら溝に沿
つて移動させると、研磨方向を多方向に変えて研
磨することになるので研磨効率を大きく改善する
ことができる。
「実施例」 第1図において、本考案の要部である腕の先端
部の構造を示している。アーム1の先端内部には
上下方向の中心を有する段付車(図示せず)が回
転自在に設けられ、その中心部のスプライン付穴
にはスピンドル2のスプライン軸部が昇降自在に
嵌合している。アーム1の先端部には下向に付勢
軒を加えるエアシリンダ3が固設され、そのピス
トンロツドはスピンドル2に連結され、スピンド
ル2に下向の付勢力を与えている。スピンドル2
の下端にはその中心がスピンドル2の中心と偏心
量eだけ偏心した偏心軸4の基端部が連結されて
いる。偏心軸4の軸部にはベアリング5,5を介
して砥石ホルダ6が回転自在に支持されている。
砥石ホルダ6の下端面には小径の砥石7を取りつ
けるテーパー穴8が設けられている。砥石ホルダ
6の基部側面には軸方向に小径のバー9を押え金
10で固定し、このバー9の上端は水平なリング
11に形成されている。
リング11はアーム1に固定した下向のピン1
2に昇降自在に嵌合している。従つてスピンドル
2が回転駆動されると偏心軸4が偏心量eをもつ
て振り回され、砥石ホルダ6はバー9及びピン1
2により回転を拘束されているので、一定の方向
を向いたまゝ偏心軸4の偏心回転に追従し、半径
eの円運動を行なう。
すなわち砥石7は一定方向に保持されたまゝ水
平面内で半径eの円運動を行なう。スピンドル2
はエアシリンダ3に付勢されて下降眼に保持され
ているが砥石7を金型などの溝に押しつけると溝
に做つて偏心軸4が図中一点鎖線で示す範囲内で
上下動が可能である。
第2図及び第3図において、アーム1を設けた
本装置の構造を示している。基台13には工具駆
動部14と、被研磨物を載置するテーブル15と
が設けられている。工具駆動部14はガイド棒1
6に摺動自在にケース17が設けられ、ハンドル
18で昇降して高さ調整できるようになつてい
る。ケース17には基軸19を中心に揺動する基
アーム20が設けられ、この基アーム20の先端
に軸21で前述のアーム1の基部が連結されてい
る。ケース17には基軸19に隣接して回転軸2
2が設けられ、この回転軸22を中心として回動
する腕23の先端のピン24は、アーム1の中間
部のピン25とリンク26で連結されている。従
つて基アーム20と腕23との回動は、アーム1
とリンク26を介してアーム1の先端に取りつけ
た砥石7を水平面内に自由に運動させる。基軸1
9と回転軸22とには夫々サーボモータ27,2
8が連結され、正逆転自由に制御できる。サーボ
モータ27,28の制御はコンピユータで行な
い、予めプログラムして行なうか、或いは砥石7
を動かしてその運動を記憶させてプログラムする
テイーチング方式のプログラムによつて行なうこ
とができる。基軸19の上方には、ケース17に
固定した回転調整可能なモータ29を設け、その
出力軸を基軸19の中心に回転自在に設けた軸に
連結し、その軸に固定した段付車(図示せず)を
基アーム20内に設け、軸21の中心部に回転自
在に設けた軸に固定した2個の段付車(図示せ
ず)を基アーム20とアーム1とに内装し、アー
ム1の先端内部に設けた段付車と段付ベルトで順
に連結している。従つてスピンドル2はモータ2
9により、基アーム20、アーム1が揺動できる
状態で回転駆動される。
次に作用について述べる。テーブル15に金型
などを載置し、研磨すべき溝の形状に従つて砥石
7を動かしテイーチングを行なう。
金型の溝に砥石7が研磨に必要な研磨圧で押圧
されるようエアシリンダ3のエア圧を調整すると
共に、ハンドル18により砥石7の高さ調整を行
なう。モータ29を起動し、スピンドル2を回転
駆動し、砥石7に小さい円運動を行なわせながら
テイーチングしたプログラムによりサーボモータ
27,28を回動させ砥石7を金型などの溝に従
つて繰り返えし運動させる。砥石7はエアシリン
ダ3に付勢されて溝の高低に做いつつ所要の研磨
圧で溝底に押圧され、所要の研磨速度となるよう
調整されたモータ29の回転により小さな円運動
を行なう。砥石7は方向を変えずに小さな円運動
を行なうので研磨方向が連続して変化し研磨効率
がよい。
「考案の効果」 本考案によれば、砥石の径を偏心量eを勘案し
て決めれば任意の幅を有し、若干の高低のある屈
曲した溝を効率よく研磨でき、自動化されている
ので工数が節約できるなど、実用上の効果と利点
は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例のアーム先端部の要部を断面と
した正面図、第2図は実施例の平面図、第3図は
その正面図である。 1はアーム、2はスピンドル、3はエアシリン
ダ、4は偏心軸、5はベアリング、6は砥石ホル
ダ、7は砥石、8はテーパー穴、9はバー、10
は押え金、11はリング、12はピン、13は基
台、14は工具駆動部、15はテーブル、16は
ガイド棒、17はケース、18はハンドル、19
は基軸、20は基アーム、21は軸、22は回転
軸、23は腕、24はピン、25はピン、26は
リンク、27はサーボモータ、28はサーボモー
タ、29はモータ、である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 先端部に砥石を装着し、基端部を中心に揺動可
    能なアームを具え、プログラムされた作業手順に
    従つて研磨作業を行なう研磨装置において、アー
    ム先端部に昇降自在で下向に付勢され、回転駆動
    されるスピンドルと、該スピンドルの先端に固定
    した偏心軸と、該偏心軸に回転自在に係合支持さ
    れ、かつ前記アームに回り止めされた砥石ホルダ
    とを具備したことを特徴とする研磨装置。
JP15536584U 1984-10-15 1984-10-15 Expired - Lifetime JPH056051Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15536584U JPH056051Y2 (ja) 1984-10-15 1984-10-15

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15536584U JPH056051Y2 (ja) 1984-10-15 1984-10-15

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6171347U JPS6171347U (ja) 1986-05-15
JPH056051Y2 true JPH056051Y2 (ja) 1993-02-17

Family

ID=30713373

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15536584U Expired - Lifetime JPH056051Y2 (ja) 1984-10-15 1984-10-15

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JP (1) JPH056051Y2 (ja)

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JPS6171347U (ja) 1986-05-15

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