JPH0560491U - 簡易乾燥物干し器具 - Google Patents

簡易乾燥物干し器具

Info

Publication number
JPH0560491U
JPH0560491U JP853792U JP853792U JPH0560491U JP H0560491 U JPH0560491 U JP H0560491U JP 853792 U JP853792 U JP 853792U JP 853792 U JP853792 U JP 853792U JP H0560491 U JPH0560491 U JP H0560491U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clothes
laundry
drying
rotating mechanism
base body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP853792U
Other languages
English (en)
Inventor
栄 村上
Original Assignee
株式会社日本省力産業研究所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社日本省力産業研究所 filed Critical 株式会社日本省力産業研究所
Priority to JP853792U priority Critical patent/JPH0560491U/ja
Publication of JPH0560491U publication Critical patent/JPH0560491U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Drying Of Solid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 洗濯物を、室内で効率よく乾かすことができ
る器具を提供する。 【構成】 放射状に突出する所要数の物干し腕5を備え
たベース本体4に、このベース本体4を平面回転させる
回転機構2を結合した構成とした。回転機構2として
は、上部に係止フック10を備えた電動機あるいは下部に
自立脚12を備えた電動機を用いるが、電動機を使用せ
ず、上部に係止フック10を備えた中空座13と、この中空
座13の下部中央部に回転可能に支持されるベース本体4
の回転軸16と、物干し腕5に吊下された洗濯物に温風を
吹付ける温風発生吹付け機構17とで、この回転機構2を
構成することもできる。回転機構2としていずれの構造
を用いた場合でも、その回転機構2の作用によって、ベ
ース本体4に設けられた物干し腕5が平面回転すること
になり、物干し腕5に吊下された洗濯物6も同時に風を
受けながら平面回転するので、室内においても乾燥が促
進される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、タオルや下着等の軽量洗濯物を乾かす時に使用して有用な、簡易乾 燥物干し器具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、家庭の軽量洗濯物を乾かす場合には、物干し器具に洗濯物を吊下し て、天日で乾燥させている。天日を利用して乾燥させる場合には、一般に次のよ うな問題点が生じる。 雨天の際には、洗濯物を屋外に干すことが出来ない。 留守がちな家庭では、天候の急変に対処することが難しい。 居住者の多い都会では、洗濯物を乾かす場所が少ない。
【0003】 このようなことにより、室内にて洗濯物を乾かさざるを得ない場合も多い。特 に、一人暮らしの女性では、下着等は防犯上室内にて乾かすことが多い。室内に て洗濯物を乾かす場合には、風通しが悪いことから洗濯物の乾きが悪く、乾くま でに相当長い時間がかかる問題点がある。特に、梅雨の季節では顕著で、湿度が 高くて乾きにくい。この為、梅雨時には室内を洗濯物が長時間占領することとな り、快適性が損なわれる上に、美観的にも好ましいものではなかった。
【0004】 このような問題点を解決するため、近年、回転ドラムと温風を用いた乾燥機が 案出され、実用化されている。温風乾燥機自体は有用な物ではあるが、次のよう な問題点も残っている。 それ自体が高価なために、一般に広く普及するまでには至っていない。 特に、少量洗濯物を乾かす場合には、電気消費量が多く不経済である。 急な外出等で、乾いた洗濯物を乾燥機に入れたままで長時間放置しておく と、洗濯物がしわになってしまうことがある。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、このような従来技術の問題点を除去することを解決課題として成さ れたもので、構造が簡単、かつ安価で、しかも軽量洗濯物を速く乾かすことが出 来る簡易乾燥物干し器具の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記課題を解決するための手段として、放射状に突出する所要数の 物干し腕を備えたベース本体に、該ベース本体を平面回転させる回転機構を結合 した構成としたものである。
【0007】 また、上記構成中の回転機構を、上部に係止フックを備えた電動機で構成した ものである。
【0008】 さらに、回転機構を、下部に自立脚を備えた電動機で構成したものである。
【0009】 さらにまた、回転機構を、上部に係止フックを備えた中空座と、この中空座の 下部中央部に回転可能に支持されるベース本体の回転軸と、物干し腕に吊下され た洗濯物に温風を吹付ける温風発生吹付け機構とで構成したものである。
【0010】
【作用】
上記構成とすれば、回転機構の作用によって、ベース本体に設けられた物干し 腕が平面回転することとなり、物干し腕に吊下された洗濯物も同時に風を受けな がら平面回転することになる。これによって、室内においても洗濯物の乾燥が促 進される。
【0011】
【実施例】
以下、本考案に係る簡易乾燥物干し器具の一実施例を、図1の斜視図に基づい て説明する。
【0012】 図1において、1は物干し器具であり、回転機構2と、この回転機構2の出力 軸3の先端部に結合したベース本体4と、このベース本体4の外周部から放射状 に突出する所要数の物干し腕5,5…とで、大略構成される。物干し腕5は、ベ ース本体4の外周部に折曲可能に取付けられ、物干し腕5を使用する場合には水 平状に、使用しない場合には物干し腕5は内上方に折曲される構造である。物干 し腕5の中央部分には、後述する洗濯物6が吊下げられる。
【0013】 各物干し腕5の先端部分には、吊下した洗濯物6の落下を防止する洗濯バサミ (ピンチ)7が設けられる。回転機構2は、例えば単相誘導電動機等で構成され 、この回転機構2の駆動によって、ベース本体4と、このベース本体4に一体に 取付けられた各物干し腕5とが平面回転される。尚、回転機構2にタイマを設け て時間設定が行なえるように構成してもよく、そのようにすれば、不必要に回転 を継続するようなことを避けることができる。
【0014】 このように構成された物干し器具1を、室内の天井等に吊下げて使用する場合 には、図1に示すように、天井下面8に設けられた吊り環9に係止されるべく、 回転機構2の上部に係止フック10を備える。また、物干し器具1を床面上に設置 して使用するものでは、図2に示すように、床面11上に設置されるべく、回転機 構2の下部から自立脚12を備える。
【0015】 このように構成された物干し器具1の使用態様を、図3に基づいて説明する。 天井下面8に設けられた吊り環9に、物干し器具1の係止フック10を掛ける。つ いで、各物干し腕5,5…を水平状に広げ、洗濯が完了した洗濯物6,6…を物 干し腕5の中央部分にバランス良く吊下させ、洗濯物6を物干し腕5の先端部に 設けられた洗濯バサミ7で止める。
【0016】 そして、図示を略した操作手段によって回転機構2に通電すると、回転機構2 の出力軸3を中心として、ベース本体4が平面回転し、ベース本体4に取付けら れた物干し腕5も同時に平面回転することになる。これによって、物干し腕5に 吊下された洗濯物6も同時に風を受けながら矢印で示すように平面回転し、洗濯 物の乾燥が促進されることとなる。
【0017】 次に、本考案に係る簡易乾燥物干し器具の他の実施例を、図4に基づいて説明 する。尚、図1に示したものと同一構成要素には同一符号を付し、その説明は省 略する。図4に示す物干し器具の回転機構2は、上部に係止フック10を備えた中 空座13と、この中空座13の下部中央部にスラスト軸受14及びナット15を介して回 転可能に支持されたベース本体4の回転軸16と、物干し腕5に吊下された洗濯物 6に温風を吹付ける温風発生吹付け機構17とで構成される。
【0018】 温風発生吹付け機構17は、中空座13の側面から所要数突出して設けられる。温 風は、この温風発生吹付け機構17内で、公知技術であるヒータ部(図示略)とフ ァン部(図示略)との組合わせによって発生され、ノズル18から物干し腕5に吊 下された洗濯物6に向けて吹付けられる。
【0019】 このように構成される実施例の物干し器具を使用するには、天井下面8に設け られた吊り環9に物干し器具1の係止フック10を掛ける。ついで、各物干し腕5 ,5…を水平状に広げ、洗濯が完了した洗濯物6,6…を物干し腕5の中央部分 にバランス良く吊下させ、洗濯物6を物干し腕5の先端部に設けられた洗濯バサ ミ7で止める。
【0020】 そして、図示を略した操作手段によってヒータ部とファン部に通電すると温風 が発生する。この温風は、ノズル18によって誘導され、物干し腕5に吊下された 洗濯物6に当たる。これによって、中空座13の下部中央部にて回転可能に支持さ れたベース本体4と、ベース本体4に取付けられた物干し腕5とが、回転軸16を 中心として平面回転することになる。この実施例にあっては、物干し腕5に吊下 された洗濯物6が温風を受けながら平面回転するので、洗濯物の乾燥がより促進 されることとなる。
【0021】
【考案の効果】
本考案は、放射状に突出する所要数の物干し腕を備えたベース本体を、回転機 構によって平面回転するように構成したものであるから、物干し腕に吊下された 洗濯物を、家の中でも風に当てることができるので、短時間に乾燥させることが できる。しかも、構造が極めて簡単であるので、安価に製作出来る。さらに、回 転による遠心作用によって、洗濯物のしわが出来にくく、アイロン等の仕上げプ レスが楽に出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る簡易乾燥物干し器具の一実施例を
示す斜視図である。
【図2】回転機構の他の支持態様を示す正面図である。
【図3】図1に示す簡易乾燥物干し器具の使用態様を示
す斜視図である。
【図4】本考案に係る簡易乾燥物干し器具の他の実施例
の一部を切り欠いた正面図である。
【符号の説明】
1 物干し器具 2 回転機構 3 出力軸 4 ベース本体 5 物干し腕 6 洗濯物 10 係止フック 12 自立脚 13 中空座 14 スラスト軸受 16 回転軸 17 温風発生吹付け機構 18 ノズル

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放射状に突出する所要数の物干し腕を備
    えたベース本体に、該ベース本体を平面回転させる回転
    機構を結合したことを特徴とする簡易乾燥物干し器具。
  2. 【請求項2】 回転機構を、上部に係止フックを備えた
    電動機で構成した、請求項1記載の簡易乾燥物干し器
    具。
  3. 【請求項3】 回転機構を、下部に自立脚を備えた電動
    機で構成した、請求項1記載の簡易乾燥物干し器具。
  4. 【請求項4】 回転機構を、上部に係止フックを備えた
    中空座と、この中空座の下部中央部に回転可能に支持さ
    れるベース本体の回転軸と、物干し腕に吊下された洗濯
    物に温風を吹付ける温風発生吹付け機構とで構成した、
    請求項1記載の簡易乾燥物干し器具。
JP853792U 1992-01-29 1992-01-29 簡易乾燥物干し器具 Pending JPH0560491U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP853792U JPH0560491U (ja) 1992-01-29 1992-01-29 簡易乾燥物干し器具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP853792U JPH0560491U (ja) 1992-01-29 1992-01-29 簡易乾燥物干し器具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0560491U true JPH0560491U (ja) 1993-08-10

Family

ID=11695907

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP853792U Pending JPH0560491U (ja) 1992-01-29 1992-01-29 簡易乾燥物干し器具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0560491U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001090983A (ja) * 1999-09-21 2001-04-03 Daikin Ind Ltd 空気調和機

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3114193B2 (ja) * 1990-09-26 2000-12-04 大日本インキ化学工業株式会社 熱硬化性樹脂組成物
JP3119385B2 (ja) * 1992-02-25 2000-12-18 甲府カシオ株式会社 電子部品およびその電極端子の表面処理方法、表面処理装置および表面処理液

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3114193B2 (ja) * 1990-09-26 2000-12-04 大日本インキ化学工業株式会社 熱硬化性樹脂組成物
JP3119385B2 (ja) * 1992-02-25 2000-12-18 甲府カシオ株式会社 電子部品およびその電極端子の表面処理方法、表面処理装置および表面処理液

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001090983A (ja) * 1999-09-21 2001-04-03 Daikin Ind Ltd 空気調和機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH11169597A (ja) 物干し装置
JPH0560491U (ja) 簡易乾燥物干し器具
KR20070024999A (ko) 의류 건조기
KR100530602B1 (ko) 전기열풍방식 빨래건조대
JPH11276797A (ja) 温風パイプハンガー
JP3115100B2 (ja) 衣類乾燥機
JPH10165692A (ja) 洗濯物を回転させて乾燥させる物干し装置
KR200143146Y1 (ko) 샤워바람식 빨래건조대
JPH05329297A (ja) 乾燥機
CN2152002Y (zh) 低能耗多用干衣机
KR200184440Y1 (ko) 빨래 건조대
KR200380531Y1 (ko) 샤워바람식 빨래건조대
KR20020071260A (ko) 세탁물 건조방법 및 장치
JP2003199998A (ja) 衣類仕上げ装置
JP3053293U (ja) 洗濯物乾燥機
KR200229734Y1 (ko) 타이머송풍팬이 부착된 건조대
JP2003093796A (ja) 多段形風力回転式物干し具
JP3080008U (ja) 室内用風力回転式物干し具
JPH04200589A (ja) 物干し器
KR200231628Y1 (ko) 세탁물 건조용 옷걸이
CN219390420U (zh) 一种摆动吹干装置
CN208002583U (zh) 一种新型晾衣架
CN86201636U (zh) 多功能衣挂式旋转干燥器
JPH08141285A (ja) 回転式物干し機
JP2001062192A (ja) 送風乾燥装置