JPH11169597A - 物干し装置 - Google Patents
物干し装置Info
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- JPH11169597A JPH11169597A JP36192497A JP36192497A JPH11169597A JP H11169597 A JPH11169597 A JP H11169597A JP 36192497 A JP36192497 A JP 36192497A JP 36192497 A JP36192497 A JP 36192497A JP H11169597 A JPH11169597 A JP H11169597A
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- Japan
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- drying
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 室内等の設置面積の小さい場所での使用に好
適であり、しかも衣類の乾燥を促進でき、乾燥時間を短
縮することが可能な物干し装置を提供する。 【解決手段】 支柱４と、この支柱４に支持された放射
状物干し杆６ｂと、この放射状物干し杆６ｂを支柱４を
中心にして回転する電動機とを備える。物干し杆６ｂに
干された衣類等は、電動機により支柱４が回転すること
により回転移動し、衣類等の空気との接触が促進され、
衣類等に含まれる水分の蒸発が促進されて乾燥が速やか
に行われる。
適であり、しかも衣類の乾燥を促進でき、乾燥時間を短
縮することが可能な物干し装置を提供する。 【解決手段】 支柱４と、この支柱４に支持された放射
状物干し杆６ｂと、この放射状物干し杆６ｂを支柱４を
中心にして回転する電動機とを備える。物干し杆６ｂに
干された衣類等は、電動機により支柱４が回転すること
により回転移動し、衣類等の空気との接触が促進され、
衣類等に含まれる水分の蒸発が促進されて乾燥が速やか
に行われる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、衣類などを乾燥す
るための物干し装置に関する。
るための物干し装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】衣類などの物干しとしては、従来より種
々のものが使用されている。従来の物干しとしては、屋
外に設置或いは屋外物に支持されるのが普通であるが、
近年の住宅事情や雨天時の乾燥用として、持ち運びでき
しかも設置面積の小さい場所での使用を可能とした物干
しも提供されている。
々のものが使用されている。従来の物干しとしては、屋
外に設置或いは屋外物に支持されるのが普通であるが、
近年の住宅事情や雨天時の乾燥用として、持ち運びでき
しかも設置面積の小さい場所での使用を可能とした物干
しも提供されている。
【０００３】この種の物干しとして、三脚などの客体に
支柱を立設支持し、この支柱に例えば放射状の物干し杆
を支持するタイプのものがある。これによれば、アパー
ト、マンション等の限られたベランダスペースを利用し
た衣類の乾燥を実現し、或いは夜間や雨天時等の乾燥条
件の悪い場合に室内で使用することにより効果を発揮し
ている。
支柱を立設支持し、この支柱に例えば放射状の物干し杆
を支持するタイプのものがある。これによれば、アパー
ト、マンション等の限られたベランダスペースを利用し
た衣類の乾燥を実現し、或いは夜間や雨天時等の乾燥条
件の悪い場合に室内で使用することにより効果を発揮し
ている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような物干しにあっては、都市や工場密集地等、空気
環境の悪い屋外での使用はかえって衣類を汚損する結果
となる。また、室内での使用も夜間や低温度時において
は乾燥効率が悪く、長時間を要するといった欠点があ
る。
たような物干しにあっては、都市や工場密集地等、空気
環境の悪い屋外での使用はかえって衣類を汚損する結果
となる。また、室内での使用も夜間や低温度時において
は乾燥効率が悪く、長時間を要するといった欠点があ
る。
【０００５】本発明は、上述した従来の技術の有する問
題点に留意してなされたものであり、その目的とすると
ころは、室内等の設置面積の小さい場所での使用に好適
であり、しかも衣類の乾燥を促進でき、乾燥時間を短縮
することが可能な物干し装置を提供することにある。
題点に留意してなされたものであり、その目的とすると
ころは、室内等の設置面積の小さい場所での使用に好適
であり、しかも衣類の乾燥を促進でき、乾燥時間を短縮
することが可能な物干し装置を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の物干し装置においては、支柱と、この支柱
に支持された放射状物干し杆と、この放射状物干し杆を
支柱を中心にして回転する電動機と、を備えたことを特
徴とするものである。
に、本発明の物干し装置においては、支柱と、この支柱
に支持された放射状物干し杆と、この放射状物干し杆を
支柱を中心にして回転する電動機と、を備えたことを特
徴とするものである。
【０００７】上述した物干し装置にあっては、支柱に支
持された放射状物干し杆が電動機により回転されるた
め、物干し杆に干された衣類が物干し杆と共に回転移動
し、衣類自身はこの回転移動により回りの空気との接触
が活発に行われ、衣類に含まれる水分の蒸発が促進され
て衣類の乾燥が短時間で行われる。
持された放射状物干し杆が電動機により回転されるた
め、物干し杆に干された衣類が物干し杆と共に回転移動
し、衣類自身はこの回転移動により回りの空気との接触
が活発に行われ、衣類に含まれる水分の蒸発が促進され
て衣類の乾燥が短時間で行われる。
【０００８】また、本発明の物干し装置は、上記構成に
おいて、物干し杆を支柱に固定し、支柱ｌを床面上に設
置された基台に回転自在に立設支持し、この基台に電動
機を配置し、この電動機の出力軸に直接或いは減速機構
を介して支柱に連結する構成としている。
おいて、物干し杆を支柱に固定し、支柱ｌを床面上に設
置された基台に回転自在に立設支持し、この基台に電動
機を配置し、この電動機の出力軸に直接或いは減速機構
を介して支柱に連結する構成としている。
【０００９】この場合、前記支柱に、ハンガー等を係止
する吊り下げ具を物干し杆から所定距離離れて支持され
ているのが望ましい。また、支柱を、吊り下げ式基台に
吊り下げ支持し、この基台に収容された電動機により支
柱を回転するようにしてもよい。
する吊り下げ具を物干し杆から所定距離離れて支持され
ているのが望ましい。また、支柱を、吊り下げ式基台に
吊り下げ支持し、この基台に収容された電動機により支
柱を回転するようにしてもよい。
【００１０】さらに、前記支柱をパイプ状に形成し、こ
の支柱を床面上に設置された基台に立設固定し、支柱内
に、下端が基台内に導入され上端が物干し杆に連結され
た軸体を支柱に対して回転自在に支持すると共に、基台
に収容された電動機の出力軸を直接或いは減速機構を介
して軸体に連結するのもよい。
の支柱を床面上に設置された基台に立設固定し、支柱内
に、下端が基台内に導入され上端が物干し杆に連結され
た軸体を支柱に対して回転自在に支持すると共に、基台
に収容された電動機の出力軸を直接或いは減速機構を介
して軸体に連結するのもよい。
【００１１】上述した物干し装置において、物干し杆
を、これに干された衣類などが空気に触れてその蒸発を
促進し得る程度でしかも安全な低速度にて回転するのが
好ましい。加えて、電動機の駆動を制御するタイマーを
備えることにより、物干し杆及びこれに干された衣類の
回転を時間制御でき、外出時や就寝時においても安心し
て使用できる。
を、これに干された衣類などが空気に触れてその蒸発を
促進し得る程度でしかも安全な低速度にて回転するのが
好ましい。加えて、電動機の駆動を制御するタイマーを
備えることにより、物干し杆及びこれに干された衣類の
回転を時間制御でき、外出時や就寝時においても安心し
て使用できる。
【００１２】
【発明の実施の形態】本発明の具体例について、図面を
参照しつつ詳述する。まず、具体例１を図１及び図２を
用いて説明する。図１は物干し装置の全体構成を示した
ものであり、この物干し装置は、床面上に設置される基
台２と、この基台２より上方に突出するよう回転自在に
立設支持された支柱４と、支柱４の中腹に固定された物
干し具６と、支柱４の上端部に固定された吊り下げ具８
とを有してなる。
参照しつつ詳述する。まず、具体例１を図１及び図２を
用いて説明する。図１は物干し装置の全体構成を示した
ものであり、この物干し装置は、床面上に設置される基
台２と、この基台２より上方に突出するよう回転自在に
立設支持された支柱４と、支柱４の中腹に固定された物
干し具６と、支柱４の上端部に固定された吊り下げ具８
とを有してなる。
【００１３】前記基台２は、外周面下部に複数の脚体１
０を放射状に備えたほぼ円筒状ケース１２を有し、この
ケース１２に前記支柱４が回転自在に支持されている。
具体的には、ケース１２の上壁部１２ａの中央に軸受保
持部１２ｂが形設され、軸受保持部１２ｂに保持された
軸受１４により支柱４がラジアル方向に回転自在に支持
されると共に、支柱４の下端がケース１２の底壁１２ｃ
の中央部に装着されたスラスト受け１６上にスラスト方
向に支持され、これにより支柱４が回転自在にに支持さ
れている。
０を放射状に備えたほぼ円筒状ケース１２を有し、この
ケース１２に前記支柱４が回転自在に支持されている。
具体的には、ケース１２の上壁部１２ａの中央に軸受保
持部１２ｂが形設され、軸受保持部１２ｂに保持された
軸受１４により支柱４がラジアル方向に回転自在に支持
されると共に、支柱４の下端がケース１２の底壁１２ｃ
の中央部に装着されたスラスト受け１６上にスラスト方
向に支持され、これにより支柱４が回転自在にに支持さ
れている。
【００１４】基台２のケース１２内には、減速機付き電
動機１８がケース１２の内面に防振部材２０ａ，２０ｂ
を介在させて収容されている。この電動機１８は、電動
機部１８Ａと減速機部１８Ｂとからなり、電動機部１８
Ａの回転軸１８Ａ１が減速機部１８Ｂの入力軸となり、
回転軸１８Ａ１の回転が減速機部１８Ｂにおいて減速さ
れ、その出力軸１８Ｂ１より低速回転が出力される。ケ
ース１２内に導入された支柱４には歯車２２が連結され
ており、この歯車２２が減速機部１８Ｂの出力軸１８Ｂ
１に噛合し、電動機１８により支柱４が低速で回転され
ることになる。ケース１２の外周面適所例えば上面に
は、電動機１８に対する入切スイッチを兼ねた機械式タ
イマー１９が設けられている。電動機１８に対する電源
は商用交流電源を用いることができ、ケース１２より導
出した電源コード（図示せず）を通して給電される。勿
論、ケース１２内に電池等の電源を収容してこれにより
電動機１８を駆動することもできる。
動機１８がケース１２の内面に防振部材２０ａ，２０ｂ
を介在させて収容されている。この電動機１８は、電動
機部１８Ａと減速機部１８Ｂとからなり、電動機部１８
Ａの回転軸１８Ａ１が減速機部１８Ｂの入力軸となり、
回転軸１８Ａ１の回転が減速機部１８Ｂにおいて減速さ
れ、その出力軸１８Ｂ１より低速回転が出力される。ケ
ース１２内に導入された支柱４には歯車２２が連結され
ており、この歯車２２が減速機部１８Ｂの出力軸１８Ｂ
１に噛合し、電動機１８により支柱４が低速で回転され
ることになる。ケース１２の外周面適所例えば上面に
は、電動機１８に対する入切スイッチを兼ねた機械式タ
イマー１９が設けられている。電動機１８に対する電源
は商用交流電源を用いることができ、ケース１２より導
出した電源コード（図示せず）を通して給電される。勿
論、ケース１２内に電池等の電源を収容してこれにより
電動機１８を駆動することもできる。
【００１５】物干し具６は、従来と同様の構成であり、
支柱４に対する取付基部６ａと、この取付基部６ａに放
射状に支持された複数個の物干し杆６ｂとからなり、各
物干し杆６ｂに衣類等が干される。支柱４の上端の吊り
下げ具８は、支柱４に対する固定基部８ａとこれより放
射状に延びた４個の吊り下げ杆８ｂとからなり、各吊り
下げ杆８ｂに複数個の引掛け孔８ｃが設けられ、これに
ハンガー等を係止する構成になっている。
支柱４に対する取付基部６ａと、この取付基部６ａに放
射状に支持された複数個の物干し杆６ｂとからなり、各
物干し杆６ｂに衣類等が干される。支柱４の上端の吊り
下げ具８は、支柱４に対する固定基部８ａとこれより放
射状に延びた４個の吊り下げ杆８ｂとからなり、各吊り
下げ杆８ｂに複数個の引掛け孔８ｃが設けられ、これに
ハンガー等を係止する構成になっている。
【００１６】このような構成の物干し装置にあっては、
タイマー１９の操作によって電動機１８を駆動すること
により、支柱４と共に物干し具６及び吊り下げ具８が低
速で回転することになり、物干し具６や吊り下げ具８に
干された衣類等も同様に回転移動し、衣類等の空気に対
する接触が促進され、その蒸発が促進され、乾燥が速や
かに行われることになる。
タイマー１９の操作によって電動機１８を駆動すること
により、支柱４と共に物干し具６及び吊り下げ具８が低
速で回転することになり、物干し具６や吊り下げ具８に
干された衣類等も同様に回転移動し、衣類等の空気に対
する接触が促進され、その蒸発が促進され、乾燥が速や
かに行われることになる。
【００１７】電動機１８による支柱４等の回転は、その
速度があまり速すぎても好ましくなく、安全でしかも衣
類等の乾燥を促進し得る程度の低速度に設定される。ま
た、タイマー１９の設定により設定時間後に電動機１８
が自動的に停止することになる。タイマー１９による衣
類等の乾燥時間の設定は、外出又は就寝等に際し便利で
あり、安全でもある。なお、上述したケース１２におけ
る脚体１０の下面にキャスターを付加すれば特に室内の
使用において移動が容易であり、室外や屋外においても
移動が簡便となる。
速度があまり速すぎても好ましくなく、安全でしかも衣
類等の乾燥を促進し得る程度の低速度に設定される。ま
た、タイマー１９の設定により設定時間後に電動機１８
が自動的に停止することになる。タイマー１９による衣
類等の乾燥時間の設定は、外出又は就寝等に際し便利で
あり、安全でもある。なお、上述したケース１２におけ
る脚体１０の下面にキャスターを付加すれば特に室内の
使用において移動が容易であり、室外や屋外においても
移動が簡便となる。
【００１８】次に、本発明の具体例２につき、図３を用
いて説明する。図３は、物干し装置の一部を示したもの
であり、床面上に設置される基台３０のケース３２に
は、その上面中央部より上方へ突出した支持パイプ３４
が連結され、この支持パイプ３４に支柱３６が挿通され
て回転自在に支持されている。ケース３２の底板３２ａ
の上面中央部にはスラスト受け３８が設けられ、これに
支柱３６の下端部が当接してスラスト支持されると共
に、ケース３２と支持パイプ３４との連結部及び支持パ
イプ３４の上端部に内装されたスリーブ軸受４０ａ，４
０ｂにより支柱３６がラジアル支持され、支柱３６が回
転自在に支持されている。
いて説明する。図３は、物干し装置の一部を示したもの
であり、床面上に設置される基台３０のケース３２に
は、その上面中央部より上方へ突出した支持パイプ３４
が連結され、この支持パイプ３４に支柱３６が挿通され
て回転自在に支持されている。ケース３２の底板３２ａ
の上面中央部にはスラスト受け３８が設けられ、これに
支柱３６の下端部が当接してスラスト支持されると共
に、ケース３２と支持パイプ３４との連結部及び支持パ
イプ３４の上端部に内装されたスリーブ軸受４０ａ，４
０ｂにより支柱３６がラジアル支持され、支柱３６が回
転自在に支持されている。
【００１９】ケース３２内には、支柱３６と直交する方
向に軸心を有する電動機４２が収容され、スクリュー歯
車が設けられた出力軸４４が、ケース３２内において支
柱３６に固定された減速歯車４６に噛合し、電動機４２
により支柱３６が低速度で回転される。４８は支持パイ
プ３４の上端に装着されたキャップであり、このキャッ
プ４８より支柱３６が導出され、導出された支柱３６
に、具体例１の場合と同様に、物干し具が一体的に連結
され、必要に応じて吊り下げ具も連結される。
向に軸心を有する電動機４２が収容され、スクリュー歯
車が設けられた出力軸４４が、ケース３２内において支
柱３６に固定された減速歯車４６に噛合し、電動機４２
により支柱３６が低速度で回転される。４８は支持パイ
プ３４の上端に装着されたキャップであり、このキャッ
プ４８より支柱３６が導出され、導出された支柱３６
に、具体例１の場合と同様に、物干し具が一体的に連結
され、必要に応じて吊り下げ具も連結される。
【００２０】具体例２の構成にあっては、具体例１と同
様の効果を得ることができる上、縦方向に長い支柱３６
をケース３２だけでなくケース３２に連結された支持パ
イプ３４を用いてその上部においても回転支持するた
め、支柱３６を安定に支持することが可能となる。しか
も、少なくとも物干し具より下方における支柱３６を露
出させることがないため、回転部分の露出を最小限に押
さえることができ、安全性を高めることができる。
様の効果を得ることができる上、縦方向に長い支柱３６
をケース３２だけでなくケース３２に連結された支持パ
イプ３４を用いてその上部においても回転支持するた
め、支柱３６を安定に支持することが可能となる。しか
も、少なくとも物干し具より下方における支柱３６を露
出させることがないため、回転部分の露出を最小限に押
さえることができ、安全性を高めることができる。
【００２１】次に、本発明の具体例３を、図４を用いて
説明する。具体例３は、いわゆる吊り下げ式の物干し装
置の場合であり、吊り下げ式基台５０は、天面に吊り下
げフック５２を備えたケース５４を有しており、このケ
ース５４内に電動機及びこの電動機を駆動する電源電池
が収容され、ケース５４の適所には具体例１で示したよ
うな入切スイッチを兼用したタイマー（図示せず）が設
けられている。ケース５４の下面より導出され垂下され
た支柱５６は上記電動機により低速回転される。
説明する。具体例３は、いわゆる吊り下げ式の物干し装
置の場合であり、吊り下げ式基台５０は、天面に吊り下
げフック５２を備えたケース５４を有しており、このケ
ース５４内に電動機及びこの電動機を駆動する電源電池
が収容され、ケース５４の適所には具体例１で示したよ
うな入切スイッチを兼用したタイマー（図示せず）が設
けられている。ケース５４の下面より導出され垂下され
た支柱５６は上記電動機により低速回転される。
【００２２】上記支柱５６の下端部には、物干し具５８
が固定されている。この物干し具５８は、具体例１の場
合と同様に、支柱５６に固定された取付基部５８ａと、
この取付基部５８ａに放射状に支持された複数個の物干
し杆５８ｂとからなり、各物干し杆５８ｂに衣類等が干
される。
が固定されている。この物干し具５８は、具体例１の場
合と同様に、支柱５６に固定された取付基部５８ａと、
この取付基部５８ａに放射状に支持された複数個の物干
し杆５８ｂとからなり、各物干し杆５８ｂに衣類等が干
される。
【００２３】各物干し杆５８ｂは、取付基部５８ａにピ
ン５８ｃにより枢支されて上方へ折り畳むことができる
ようになっており、取付基部５８ａの底面を周方向外方
へ延出して構成された受け板部５８ｄにより、物干し使
用時、各物干し杆５８ｂはほぼ水平状態に保持される。
各物干し杆５８ｂの基部及び先端部には、フック状の衣
類押さえ５８ｂ１，５８ｂ２が一体成形されている。ま
た、各物干し杆５８ｂには、その下面にハンガー等のた
めの引掛け５８ｅが一体に設けられており、これに小物
衣類例えば靴下等を直接干すこともできる。
ン５８ｃにより枢支されて上方へ折り畳むことができる
ようになっており、取付基部５８ａの底面を周方向外方
へ延出して構成された受け板部５８ｄにより、物干し使
用時、各物干し杆５８ｂはほぼ水平状態に保持される。
各物干し杆５８ｂの基部及び先端部には、フック状の衣
類押さえ５８ｂ１，５８ｂ２が一体成形されている。ま
た、各物干し杆５８ｂには、その下面にハンガー等のた
めの引掛け５８ｅが一体に設けられており、これに小物
衣類例えば靴下等を直接干すこともできる。
【００２４】以上、本発明に従う物干し装置の具体例に
ついて詳述したが、本発明はこれら具体例に限定される
ことなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更
乃至修正が可能である。
ついて詳述したが、本発明はこれら具体例に限定される
ことなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更
乃至修正が可能である。
【００２５】例えば、上述した具体例において、電動機
の回転速度を複数段に切り換えることができるようにす
れば、支柱の回転速度を可変でき、衣類の乾燥程度を調
整することもできる。或いは、電動機と支柱との間に、
減速比を可変できる減速機や回転方向を反転できる機構
を設けることにより、衣類の回転移動の速度や方向を変
更することもでき、特に回転方向を定期的に変更する機
能を付加すれば、衣類等の乾燥時間の短縮に大きく寄与
できる。
の回転速度を複数段に切り換えることができるようにす
れば、支柱の回転速度を可変でき、衣類の乾燥程度を調
整することもできる。或いは、電動機と支柱との間に、
減速比を可変できる減速機や回転方向を反転できる機構
を設けることにより、衣類の回転移動の速度や方向を変
更することもでき、特に回転方向を定期的に変更する機
能を付加すれば、衣類等の乾燥時間の短縮に大きく寄与
できる。
【００２６】また、具体例１で示した物干し装置におい
ては、支柱４の上端部に設けた吊り下げ具８を支柱４に
一体構成としたが、これに限らず、例えば具体例３で示
したような物干し装置を支柱４の上端部に着脱できるよ
うに構成することもできる。この場合、通常は図１のよ
うにして支柱４の上端部に装着して使用するが、これを
支柱４より取り外して単独に使用することもでき、特に
放射状物干し杆が折り畳み自在であることから持ち運び
に便利であり、旅行等の移動先で簡単に利用でき、かつ
その効果は非常に大きい。
ては、支柱４の上端部に設けた吊り下げ具８を支柱４に
一体構成としたが、これに限らず、例えば具体例３で示
したような物干し装置を支柱４の上端部に着脱できるよ
うに構成することもできる。この場合、通常は図１のよ
うにして支柱４の上端部に装着して使用するが、これを
支柱４より取り外して単独に使用することもでき、特に
放射状物干し杆が折り畳み自在であることから持ち運び
に便利であり、旅行等の移動先で簡単に利用でき、かつ
その効果は非常に大きい。
【００２７】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、次に記載する効果を奏する。支柱に支持さ
れた放射状物干し杆を電動機により支柱を中心にして回
転するようにしたので、物干し杆に干された衣類などを
強制的に回転移動させてその蒸発を促進でき、雨天時や
室内での使用においても良好な衣類乾燥を実現できるも
のである。
ているので、次に記載する効果を奏する。支柱に支持さ
れた放射状物干し杆を電動機により支柱を中心にして回
転するようにしたので、物干し杆に干された衣類などを
強制的に回転移動させてその蒸発を促進でき、雨天時や
室内での使用においても良好な衣類乾燥を実現できるも
のである。
【図１】本発明の物干し装置の具体例１を示す全体斜視
図である。
図である。
【図２】図１の基台の一部の切断正面図である。
【図３】本発明の物干し装置の具体例２を示す基台と支
持パイプとの切断正面図である。
持パイプとの切断正面図である。
【図４】本発明の物干し装置の具体例３を示す一部切断
正面図である。
正面図である。
２，３０，５４ 基台 ４，３６，５６ 支柱 ６，５８ 物干し具 ６ｂ，５８ｂ 物干し杆 ８ 吊り下げ具 １８，４２ 電動機 １９ タイマー
Claims (7)
- 【請求項１】 支柱と、該支柱に支持された放射状物干
し杆と、該放射状物干し杆を前記支柱を中心にして回転
する電動機と、を備えたことを特徴とする物干し装置。 - 【請求項２】 前記物干し杆は前記支柱に固定され、前
記支柱は床面上に設置された基台に回転自在に立設支持
されており、この基台には、前記電動機が配置され、該
電動機の出力軸が直接或いは減速機構を介して前記支柱
に連結されている請求項１に記載の物干し装置。 - 【請求項３】 前記支柱には、ハンガー等を係止する吊
り下げ具が前記物干し杆から所定距離離れて支持されて
いる請求項１又は２に記載の物干し装置。 - 【請求項４】 前記支柱は、吊り下げ式基台に吊り下げ
支持され、該基台に収容された前記電動機により前記支
柱が回転される請求項１に記載の物干し装置。 - 【請求項５】 前記支柱はパイプ状に形成され、該支柱
は床面上に設置された基台に立設固定されており、前記
支柱内には下端が前記基台内に導入され上端が前記物干
し杆に連結された軸体が支柱に対して回転自在に支持さ
れており、前記基台に収容された前記電動機の出力軸が
直接或いは減速機構を介して前記軸体に連結されている
請求項１に記載の物干し装置。 - 【請求項６】 前記物干し杆は、該物干し杆に干された
衣類などが空気に触れてその蒸発を促進し得る程度でし
かも安全な低速度にて回転される請求項１〜５に記載の
物干し装置。 - 【請求項７】 前記電動機の駆動を制御するタイマーを
備えたことを特徴とする請求項１〜６に記載の物干し装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36192497A JPH11169597A (ja) | 1997-12-09 | 1997-12-09 | 物干し装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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| JP36192497A JPH11169597A (ja) | 1997-12-09 | 1997-12-09 | 物干し装置 |
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| JPH11169597A true JPH11169597A (ja) | 1999-06-29 |
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| JP36192497A Pending JPH11169597A (ja) | 1997-12-09 | 1997-12-09 | 物干し装置 |
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| JP (1) | JPH11169597A (ja) |
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1997
- 1997-12-09 JP JP36192497A patent/JPH11169597A/ja active Pending
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