JPH0560390A - 貯湯式給湯器 - Google Patents

貯湯式給湯器

Info

Publication number
JPH0560390A
JPH0560390A JP22573591A JP22573591A JPH0560390A JP H0560390 A JPH0560390 A JP H0560390A JP 22573591 A JP22573591 A JP 22573591A JP 22573591 A JP22573591 A JP 22573591A JP H0560390 A JPH0560390 A JP H0560390A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hot water
pressure
water supply
valve
supplying
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22573591A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaji Hattori
正次 服部
Yoshitsugu Fujimoto
佳嗣 藤本
Kazuhiko Miyamoto
和彦 宮本
Kenji Akegawa
賢志 明河
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP22573591A priority Critical patent/JPH0560390A/ja
Publication of JPH0560390A publication Critical patent/JPH0560390A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 給湯流量を変化させても給湯圧力を一定に保
つことができる貯湯式給湯器を提供する。 【構成】 一次給水配管2に接続しタンク3からの逆流
を防止する逆止弁4、逆止弁4に並設して一次給水圧力
を制御する電動式減圧弁15、排水管19に接続され膨
張水を逃がす電動式逃がし弁17、タンク3の給湯口1
3の近傍に設け水圧を検出する圧力センサー22などに
よって構成したものである。そして制御器12が圧力セ
ンサー22の信号を入力して電動式減圧弁15および電
動式逃がし弁17を制御することにより、給湯流量が増
しても二次給水圧力を一定に保つことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電動式減圧弁および電
動式逃がし弁を備えた貯湯式給湯器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の貯湯式給湯器は図4に示
すような構成のものがあった。図に示すように、貯湯式
給湯器1の一次給水配管2の途中にタンク3からの逆流
を防止する逆止弁4および二次給水圧力を一定に保つ圧
力式減圧弁5を設け、タンク3の上部に膨張水を逃がす
ための逃がし弁6を設けている。圧力式減圧弁5と逃が
し弁6の法規制は圧力容器の常用圧力(1kg/cm2 )以
下であり、圧力式減圧弁5は0.85kg/cm2 に、また逃
がし弁6は0.97kg/cm2 に設定されている。給湯流量
と二次給水圧力の動作特性は図3のaに示すように、圧
力式減圧弁5は給水流量が多くなると二次給水圧は低下
する特性を有している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、給湯圧力を高くしてシャワー給湯をすると
きには圧力式減圧弁5の取り付け位置をできるだけ高い
位置に配置し、位置水頭圧を利用する必要があり、この
ため一次給水配管2をタンク3の上部まで立ち上げて圧
力式減圧弁5を取り付け二次配管7をタンク3の下部の
給水口8まで立ち下げるという複雑な給水配管となり、
また圧力式減圧弁4は閉止機能が無いためタンク3の点
検などのために止水栓9を必要とし、さらに給湯流量が
多くなると二次給水圧力が低下しシャワー等のように給
湯圧力を必要とする場合に十分な圧力が得られないとい
う問題があった。
【0004】本発明は上記従来の問題を解決するもの
で、周辺配管を簡素化し、給湯使用時の二次給水圧力を
高めることができる貯湯式給湯器を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、一次給水配管に接続しタンクからの逆流を
防止する逆止弁と、この逆止弁に並設して一次給水圧力
を制御する電動式減圧弁と、排水管に接続され膨張水を
逃がす電動式逃がし弁と、前記タンクの給湯口の近傍に
設け水圧を検出する圧力センサーとを備え、前記圧力セ
ンサーの信号を入力して前記電動式減圧弁および前記電
動式逃がし弁を制御する制御器を設けた構成を有してい
る。
【0006】
【作用】上記した構成において、制御器が圧力センサー
の信号を入力して電動式減圧弁および電動式逃がし弁を
制御するため、給湯流量を変えても二次給水圧力は一定
にできる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図1〜図3
を参照しながら説明する。なお、本実施例において、前
述の従来例に示したものと同一構成部品には同じ符号を
付し、その説明は省略する。図に示すように貯湯式給湯
器10の内部にはタンク3、ヒータ11、制御器12を
設けている。タンク3の上部には給湯口13、下部には
給水口8と排水口14を備えている。給水配管は一次給
水管2から逆止弁4、電動式減圧弁15、二次給水配管
16を経て給水口8に接続している。二次給水配管16
の途中に電動式逃がし弁17を設け、膨張水は排水口1
4から排水栓18を経た排水管19に導かれている。
【0008】給湯管20は給湯口13から給湯栓21ま
で配管接続され、給湯口13の近くに圧力センサー22
が設けられている。
【0009】図2は給水配管部の詳細を示すものであ
る。すなわち、弁体23の下部の一次給水接続口24か
ら逆止弁4を通って弁内部に入る。逆止弁4は上からば
ね25で軽く押圧されて閉止している。
【0010】電動式減圧弁15を形成する弁26はニー
ドル形状としており、モータ27により水平方向に可動
する弁軸28により弁開度の調整ができるようにしてい
る。調圧した二次給水は中央上部の二次給水接続口29
によりタンク3の給水口8に接続できる。
【0011】電動式逃がし弁17を形成する弁30も同
様に、モータ31により水平方向に弁30の開度調整が
できる。弁30から出た膨張水は排水接続口32から排
水管19に流れる。
【0012】上記構成において動作を説明すると、給湯
栓21を開きお湯を使用すると、タンク3内の圧力が低
下する。れに瞬時対応して圧力センサー22が検知し制
御器12に信号を送る。制御器12からの演算の結果か
ら直ちにモータ27が駆動して弁26を開き、設定二次
圧に達するまでこの動作を繰り返す。そして設定二次圧
に達するとその弁開度を維持し平衡状態を保つ。給湯を
止めるために給湯栓21を閉め始めると、設定二次圧以
上の圧力となってくるので圧力センサー22の信号によ
り制御器12からモータ27が弁26を閉じていく。こ
のようにして圧力調整をするので図3のbのように流量
にかかわらず、一定の二次圧力に設定できるのである。
【0013】またヒータ11に通電して沸き上げを始め
ると内部の水が膨張するため少しづつタンク3内の圧力
が上昇してくる。これを圧力センサー22が検知した信
号により制御器12がモータ31を駆動し弁30を少し
開く。膨張による圧力上昇はわずかであるため、再び圧
力は低下するので同様に制御器12によりモータ31が
弁30を閉じる。これを繰り返して沸き上げて逃がし弁
設定圧力は図3のcに示す特性となり、給湯流量を増し
ても二次給水圧力は変化しない。
【0014】なお、圧力センサー22をタンク上部に設
ければ高い二次圧力を確保でき、電動式減圧弁15、電
動式逃がし弁17の位置はどこでも良く、これらをすべ
て、タンク3の下部の給水口8の近傍に配置しているの
で配管距離を極めて短くすることができ、構成が簡単で
合理的な給水配管にできる。また、逆止弁4、電動式減
圧弁15、電動式逃がし弁17など給水まわりの部品を
一体化しているので、組み立ても簡単にでき実用上の効
果も高い。さらに電動式減圧弁15は調圧だけでなく完
全に閉止することもできるので、制御器12からのスイ
ッチ操作で閉止させれば従来のような止水栓を使わなく
ても良い。
【0015】
【発明の効果】上記実施例から明らかなように本発明の
貯湯式給湯器は、一次給水配管に接続しタンクからの逆
流を防止する逆止弁と、この逆止弁に並設して一次給水
圧力を制御する電動式減圧弁と、排水管に接続され膨張
水を逃がす電動式逃がし弁と、前記タンクの給湯口の近
傍に設け水圧を検出する圧力センサーとを備え、前記圧
力センサーの信号を入力して前記電動式減圧弁および前
記電動式逃がし弁を制御する制御器を設けたものであ
り、この構成とすることにより、給湯流量が増しても二
次給水圧力を一定に保つことができ、とくにシャワーな
どのように大流量の給湯時には圧力を一定に保つことに
より、快適なシャワー給湯ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における貯湯式給湯器の概略
構成図
【図2】同貯湯式給湯器の要部断面図
【図3】同貯湯式給湯器の動作特性図
【図4】従来の貯湯式給湯器の概略構成図
【符号の説明】
2 一次給湯配管 3 タンク 4 逆止弁 12 制御器 13 給湯口 15 電動式減圧弁 17 電動式逃がし弁 19 排水管 22 圧力センサー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 明河 賢志 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一次給水配管に接続しタンクからの逆流を
    防止する逆止弁と、この逆止弁に並設して一次給水圧力
    を制御する電動式減圧弁と、排水管に接続され膨張水を
    逃がす電動式逃がし弁と、前記タンクの給湯口の近傍に
    設け水圧を検出する圧力センサーとを備え、前記圧力セ
    ンサーの信号を入力して前記電動式減圧弁および前記電
    動式逃がし弁を制御する制御器を設けた貯湯式給湯器。
JP22573591A 1991-09-05 1991-09-05 貯湯式給湯器 Pending JPH0560390A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22573591A JPH0560390A (ja) 1991-09-05 1991-09-05 貯湯式給湯器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22573591A JPH0560390A (ja) 1991-09-05 1991-09-05 貯湯式給湯器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0560390A true JPH0560390A (ja) 1993-03-09

Family

ID=16834011

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22573591A Pending JPH0560390A (ja) 1991-09-05 1991-09-05 貯湯式給湯器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0560390A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010281546A (ja) * 2009-06-08 2010-12-16 Rinnai Corp コージェネレーションシステム
JP2012017910A (ja) * 2010-07-08 2012-01-26 Panasonic Electric Works Co Ltd 貯湯式給湯機
JP2020079675A (ja) * 2018-11-13 2020-05-28 三菱電機株式会社 貯湯式給湯機

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010281546A (ja) * 2009-06-08 2010-12-16 Rinnai Corp コージェネレーションシステム
JP2012017910A (ja) * 2010-07-08 2012-01-26 Panasonic Electric Works Co Ltd 貯湯式給湯機
JP2020079675A (ja) * 2018-11-13 2020-05-28 三菱電機株式会社 貯湯式給湯機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4604764A (en) Tap for the delivery of liquids for the conversion from automatic to manual
US4160461A (en) Water and energy conservation system
US4499347A (en) Fluid-flow-control-switch valve
US2823695A (en) Hot water system and controls therefor
WO2012001683A2 (en) System for saving the initial water consumption while taking a shower
JPH0560390A (ja) 貯湯式給湯器
JPH11287337A (ja) 混合比例弁
JP2911989B2 (ja) 給湯器の出湯温度制御装置
JPH0566062A (ja) 貯湯式給湯器
JPS60249783A (ja) 湯水混合装置
JPH0143220B2 (ja)
JP2640787B2 (ja) 減圧蒸気加熱装置
JP3130083B2 (ja) 風呂装置
JPS582349B2 (ja) ミズセイギヨキ
JPH0710165Y2 (ja) 給湯装置
AU595031B2 (en) Tap for the delivery of liquids for the conversion from automatic to manual
US2220079A (en) Air cushion fitting for thermal systems
JP2831502B2 (ja) シャワー装置
JPH06262178A (ja) イオン水生成装置
JP2874398B2 (ja) 湯水混合装置
JP4158168B2 (ja) 元止め式電気温水器
JP2513353B2 (ja) 湯水混合装置
JP3024279B2 (ja) 貯湯式給湯器の調圧装置
JPS5827307Y2 (ja) 温水装置
GB2234294A (en) Temperature control and valve means in a water supply arrangement