JPH0560375A - 電気加熱瞬間湯沸器 - Google Patents
電気加熱瞬間湯沸器Info
- Publication number
- JPH0560375A JPH0560375A JP21944491A JP21944491A JPH0560375A JP H0560375 A JPH0560375 A JP H0560375A JP 21944491 A JP21944491 A JP 21944491A JP 21944491 A JP21944491 A JP 21944491A JP H0560375 A JPH0560375 A JP H0560375A
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- JP
- Japan
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- electrical
- plasma
- water heater
- discharge
- arc
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 放電空間内アークプラズマを形成させるプラ
ズマ発熱器を備えた電気加熱瞬間湯沸器において、前記
プラズマ発熱気等の稼働寿命を推定して表示するための
手段を提供する。 【構成】 前記アークプラズマ発生器２の少なくともア
ーク放電電流ａ，放電開始電圧ｂ及び放電維持電圧ｃ等
の放電に関する電気的特性を監視するための監視回路８
を、放電用電源装置５に設け、前記各電気的特性データ
を所定の基準データと比較して、演算回路９により発熱
器２要部の推定稼働寿命を決定し、表示器１０に必要交
換時期等を表示するよう構成することにより前記目的を
達成した。
ズマ発熱器を備えた電気加熱瞬間湯沸器において、前記
プラズマ発熱気等の稼働寿命を推定して表示するための
手段を提供する。 【構成】 前記アークプラズマ発生器２の少なくともア
ーク放電電流ａ，放電開始電圧ｂ及び放電維持電圧ｃ等
の放電に関する電気的特性を監視するための監視回路８
を、放電用電源装置５に設け、前記各電気的特性データ
を所定の基準データと比較して、演算回路９により発熱
器２要部の推定稼働寿命を決定し、表示器１０に必要交
換時期等を表示するよう構成することにより前記目的を
達成した。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、電気加熱瞬間湯沸器、
特にプラズマ発熱器を用いる電気加熱瞬間湯沸器の稼働
寿命推定手段に関するものである。
特にプラズマ発熱器を用いる電気加熱瞬間湯沸器の稼働
寿命推定手段に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】例えば従来の電気加熱瞬間湯沸器に用い
られる電熱変換器としては、電気抵抗体による発熱を利
用するものが大部分であるが、例えば家庭用等に利用す
るためには極めて装置が大形となるため、貯湯形式とす
るのが一般的であった。これに対して、特開平１−９８
８５４号公報に、この種の瞬間湯沸器を大幅に小形化し
得る特徴を備えたアークプラズマ発生熱を利用する新規
の電気加熱形瞬間湯沸器が開示されている。その原理、
構成等の詳細に関しては、前記引用文献との重複説明は
省略するが、例えばＣｕ等の高い熱伝導性を有する材料
より成るアークプラズマ発熱器容器に、例えばＡｒ等の
不活性ガスを充填した放電空間を形成し、その内部の電
極に高電圧を印加してアークプラズマを生成させ、この
発生熱を利用して前記容器に接触して流れるよう導入さ
れた市水等の被加熱水と熱交換を行って瞬間的に被加熱
水を昇温させて外部に供給するよう構成されたものであ
る。
られる電熱変換器としては、電気抵抗体による発熱を利
用するものが大部分であるが、例えば家庭用等に利用す
るためには極めて装置が大形となるため、貯湯形式とす
るのが一般的であった。これに対して、特開平１−９８
８５４号公報に、この種の瞬間湯沸器を大幅に小形化し
得る特徴を備えたアークプラズマ発生熱を利用する新規
の電気加熱形瞬間湯沸器が開示されている。その原理、
構成等の詳細に関しては、前記引用文献との重複説明は
省略するが、例えばＣｕ等の高い熱伝導性を有する材料
より成るアークプラズマ発熱器容器に、例えばＡｒ等の
不活性ガスを充填した放電空間を形成し、その内部の電
極に高電圧を印加してアークプラズマを生成させ、この
発生熱を利用して前記容器に接触して流れるよう導入さ
れた市水等の被加熱水と熱交換を行って瞬間的に被加熱
水を昇温させて外部に供給するよう構成されたものであ
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】以上のようにこの種の
アークプラズマ発熱部は、比較的小形で高い熱エネルギ
ー密度を有するよう構成されるが、この反面、アークプ
ラズマ放電の出力状態を常に適正に維持しても放電電極
の消耗その他の経年変化を生じ、それに見合う制御、保
守を必要とすると共に、使用者としては熱交換器要部の
保守、交換時期等の概要を認識できることが望ましい。
アークプラズマ発熱部は、比較的小形で高い熱エネルギ
ー密度を有するよう構成されるが、この反面、アークプ
ラズマ放電の出力状態を常に適正に維持しても放電電極
の消耗その他の経年変化を生じ、それに見合う制御、保
守を必要とすると共に、使用者としては熱交換器要部の
保守、交換時期等の概要を認識できることが望ましい。
【０００４】本発明は、この種の電気加熱瞬間湯沸器の
以上のような局面にかんがみてなされたもので、プラズ
マ発熱器等の稼働寿命を推定してその概要交換時期等を
知ることのできる手段の提供目的としている。
以上のような局面にかんがみてなされたもので、プラズ
マ発熱器等の稼働寿命を推定してその概要交換時期等を
知ることのできる手段の提供目的としている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】このため、本発明におい
ては、放電空間内にアークプラズマを形成させ、その発
生熱により被加熱水を昇温させるためのプラズマ発熱器
を備えた電気加熱湯沸器において、前記アーク放電に関
する各電気的特性のうち、少なくともそのアーク放電電
流、放電開始電圧及び放電維持電圧を監視するための監
視手段と、この監視手段の各出力データにより所定基準
に基づいて前記プラズマ発熱起要部の推定稼働寿命を決
定するための演算回路ならびその寿命表示手段とを備え
ることにより、前記目的を達成しようとするものであ
る。
ては、放電空間内にアークプラズマを形成させ、その発
生熱により被加熱水を昇温させるためのプラズマ発熱器
を備えた電気加熱湯沸器において、前記アーク放電に関
する各電気的特性のうち、少なくともそのアーク放電電
流、放電開始電圧及び放電維持電圧を監視するための監
視手段と、この監視手段の各出力データにより所定基準
に基づいて前記プラズマ発熱起要部の推定稼働寿命を決
定するための演算回路ならびその寿命表示手段とを備え
ることにより、前記目的を達成しようとするものであ
る。
【０００６】
【作用】以上のような本発明構成により、この種の瞬間
湯沸器の各時点の前記監視データが得られ、所定基準、
例えば予備実験もしくは経験値等から得られた寿命推算
データとの比較により、その時点におけるプラズマ発熱
器を含む熱交換機要部の推定寿命（または交換時期等で
あってもよい）が表示されるため使用者側のみならず販
売者側の保守、サービス要員にも極めて有益である。
湯沸器の各時点の前記監視データが得られ、所定基準、
例えば予備実験もしくは経験値等から得られた寿命推算
データとの比較により、その時点におけるプラズマ発熱
器を含む熱交換機要部の推定寿命（または交換時期等で
あってもよい）が表示されるため使用者側のみならず販
売者側の保守、サービス要員にも極めて有益である。
【０００７】
【実施例】以下に本発明を実施例に基づいて説明する。
図１に、本発明に係るこの種の瞬間湯沸器の推定稼働寿
命表示手段の一実施例の構成ブロック図を示す。１は電
気加熱瞬間湯沸器で、２はそのプラズマ発熱器、３は、
例えば市水等の被加熱水の流入水路、４はプラズマ発熱
器２と熱交換して昇温された被加熱水（湯）の流出水
路、５は、プラズマ発熱器２の放電空間内の電極部に放
電用の高電圧を印加するための電源装置で、６はその高
圧発生回路、７は電源駆動制御回路を示す。
図１に、本発明に係るこの種の瞬間湯沸器の推定稼働寿
命表示手段の一実施例の構成ブロック図を示す。１は電
気加熱瞬間湯沸器で、２はそのプラズマ発熱器、３は、
例えば市水等の被加熱水の流入水路、４はプラズマ発熱
器２と熱交換して昇温された被加熱水（湯）の流出水
路、５は、プラズマ発熱器２の放電空間内の電極部に放
電用の高電圧を印加するための電源装置で、６はその高
圧発生回路、７は電源駆動制御回路を示す。
【０００８】本実施例の特徴は、放電用電源５部に監視
回路８を設けることにより、各時点における前記アーク
プラズマ放電の電気的特性のうち、例えば少なくともア
ーク放電電流ａ、放電開始電圧ｂ及び放電維持電圧ｃの
各値を監視すると共に、そのデータを所定の基準データ
と比較して表示推定寿命値に換算するための演算回路
９、ならびにその推定寿命（交換時期等であってもよ
い）を表示するための例えばＬＥＤ（発光ダイオード）
等による表示器１０とを備えたことにある。
回路８を設けることにより、各時点における前記アーク
プラズマ放電の電気的特性のうち、例えば少なくともア
ーク放電電流ａ、放電開始電圧ｂ及び放電維持電圧ｃの
各値を監視すると共に、そのデータを所定の基準データ
と比較して表示推定寿命値に換算するための演算回路
９、ならびにその推定寿命（交換時期等であってもよ
い）を表示するための例えばＬＥＤ（発光ダイオード）
等による表示器１０とを備えたことにある。
【０００９】前記各監視データと比較すべき基準寿命デ
ータは、予め適切な予備試験によりあるいはそれまでの
経験により得られた適当なデータ等を考慮して決定され
たもので、それとの対比において監視データによりその
サイズ適正稼働寿命を推定するようにしたものである。
ータは、予め適切な予備試験によりあるいはそれまでの
経験により得られた適当なデータ等を考慮して決定され
たもので、それとの対比において監視データによりその
サイズ適正稼働寿命を推定するようにしたものである。
【００１０】なお、前記電源装置５、各回路６，７，
８，９及び表示器１０は、いずれも特殊な構成を要する
ことなく、公知の従来技術を利用してそれぞれの目的を
達するよう種々の様式に構成することは極めて容易であ
るため、各個の構成内容の説明は省略する。
８，９及び表示器１０は、いずれも特殊な構成を要する
ことなく、公知の従来技術を利用してそれぞれの目的を
達するよう種々の様式に構成することは極めて容易であ
るため、各個の構成内容の説明は省略する。
【００１１】さらにまた、この推定寿命を基準として、
それに見合った放電容量制御に利用することも可能であ
る。
それに見合った放電容量制御に利用することも可能であ
る。
【００１２】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、プラズマ発熱器を備えた電気加熱瞬間湯沸器に、ア
ーク放電に関する電気的特性監視手段を設けて、その取
得データによりこの発熱器推定稼働寿命を表示するよう
構成したため、使用者及び保守サービス要因に対して極
めて役立つ。
ば、プラズマ発熱器を備えた電気加熱瞬間湯沸器に、ア
ーク放電に関する電気的特性監視手段を設けて、その取
得データによりこの発熱器推定稼働寿命を表示するよう
構成したため、使用者及び保守サービス要因に対して極
めて役立つ。
【図１】 本発明による電気加熱瞬間湯沸器の推定稼働
寿命表示手段の一実施例の概要構成ブロック図。
寿命表示手段の一実施例の概要構成ブロック図。
１ 電気加熱瞬間湯沸器 ２ プラズマ発熱器 ５ 放電用電源装置 ８ 監視回路 ９ 演算回路 １０ 表示器 ａ 放電電流 ｂ 放電開始電圧 ｃ 放電維持電圧
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 稲葉 次紀 神奈川県厚木市鳶尾５−３−５
Claims (1)
- 【請求項１】 放電空間内にアークプラズマを形成さ
せ、その発生熱により被加熱水を昇温させるためのプラ
ズマ発熱器を備えた電気加熱湯沸器において、前記アー
ク放電に関する各電気的特性のうち、少なくともそのア
ーク放電電流、放電開始電圧及び放電維持電圧を監視す
るための監視手段と、この監視手段の各出力データによ
り所定基準に基づいて前記プラズマ発熱起要部の推定稼
働寿命を決定するための演算回路ならびその寿命表示手
段とを備えたことを特徴とする電気加熱瞬間湯沸器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21944491A JPH0560375A (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | 電気加熱瞬間湯沸器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21944491A JPH0560375A (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | 電気加熱瞬間湯沸器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0560375A true JPH0560375A (ja) | 1993-03-09 |
Family
ID=16735509
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21944491A Withdrawn JPH0560375A (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | 電気加熱瞬間湯沸器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0560375A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015048997A (ja) * | 2013-09-02 | 2015-03-16 | 万八 佐々木 | アーク加熱による水中昇温方法および装置 |
| JP6024030B1 (ja) * | 2016-03-03 | 2016-11-09 | 株式会社日本理水研 | 散水型熱交換装置 |
-
1991
- 1991-08-30 JP JP21944491A patent/JPH0560375A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015048997A (ja) * | 2013-09-02 | 2015-03-16 | 万八 佐々木 | アーク加熱による水中昇温方法および装置 |
| JP6024030B1 (ja) * | 2016-03-03 | 2016-11-09 | 株式会社日本理水研 | 散水型熱交換装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19981112 |