JPH0560384A - 電気加熱瞬間湯沸器 - Google Patents
電気加熱瞬間湯沸器Info
- Publication number
- JPH0560384A JPH0560384A JP3219442A JP21944291A JPH0560384A JP H0560384 A JPH0560384 A JP H0560384A JP 3219442 A JP3219442 A JP 3219442A JP 21944291 A JP21944291 A JP 21944291A JP H0560384 A JPH0560384 A JP H0560384A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- temperature
- heated
- water heater
- flow rate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 title claims abstract description 56
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 title abstract description 4
- 238000005485 electric heating Methods 0.000 claims description 11
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 239000008236 heating water Substances 0.000 description 1
- 239000011261 inert gas Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Discharge Heating (AREA)
- Instantaneous Water Boilers, Portable Hot-Water Supply Apparatuses, And Control Of Portable Hot-Water Supply Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 アークプラズマ発熱器を有する電気加熱瞬間
湯沸器に流入される被加熱水の温度及び流量値と無関係
に、流出側の出力湯の温度を一定とするための制御手段
を提供する。 【構成】 前記被加熱水水路の流入側に温度センサ６
を、またこの水路３，４中にフローセンサ７を設けると
共に、これらの出力信号値に対応して前記被加熱水の流
出側４の温度を予め設定器１０で設定された所定温度と
なるよう、Ａ／Ｄ変換器８及びＣＰＵ９を介して電源装
置５のアークプラズマ放電電流を制御するよう構成する
ことにより前記目的を達成した。
湯沸器に流入される被加熱水の温度及び流量値と無関係
に、流出側の出力湯の温度を一定とするための制御手段
を提供する。 【構成】 前記被加熱水水路の流入側に温度センサ６
を、またこの水路３，４中にフローセンサ７を設けると
共に、これらの出力信号値に対応して前記被加熱水の流
出側４の温度を予め設定器１０で設定された所定温度と
なるよう、Ａ／Ｄ変換器８及びＣＰＵ９を介して電源装
置５のアークプラズマ放電電流を制御するよう構成する
ことにより前記目的を達成した。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は電気加熱瞬間湯沸器、特
にプラズマ発熱器を用いる電気加熱瞬間湯沸器の制御手
段に関するものである。
にプラズマ発熱器を用いる電気加熱瞬間湯沸器の制御手
段に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】例えば従来の電気加熱瞬間湯沸器に用い
られる電熱変換器としては、電気抵抗体による発熱を利
用するものが大部分であるが、例えば家庭用等に利用す
るためには極めて装置が大形となるため、貯湯形式とす
るのが一般的であった。これに対して、特開平１−９８
８５４号公報に、この種の瞬間湯沸器を大幅に小形化し
得る特徴を備えたアークプラズマ発生熱を利用する新規
の電気加熱形瞬間湯沸器が開示されている。その原理，
構成等の詳細に関しては、前記引用文献との重複説明は
省略するが、例えばＣｕ等の高い熱伝導性を有する材料
よりなるアークプラズマ発熱器容器に例えばＡｒ等の不
活性ガスを充填した放電空間を形成し、その内部の電極
に高電圧を印加してアークプラズマを生成させ、この発
生熱を利用して前記容器に接触して流れるよう導入され
た市水等の被加熱水と熱交換を行って瞬間的に被加熱水
を昇温させて外部に供給するよう構成されたものであ
る。
られる電熱変換器としては、電気抵抗体による発熱を利
用するものが大部分であるが、例えば家庭用等に利用す
るためには極めて装置が大形となるため、貯湯形式とす
るのが一般的であった。これに対して、特開平１−９８
８５４号公報に、この種の瞬間湯沸器を大幅に小形化し
得る特徴を備えたアークプラズマ発生熱を利用する新規
の電気加熱形瞬間湯沸器が開示されている。その原理，
構成等の詳細に関しては、前記引用文献との重複説明は
省略するが、例えばＣｕ等の高い熱伝導性を有する材料
よりなるアークプラズマ発熱器容器に例えばＡｒ等の不
活性ガスを充填した放電空間を形成し、その内部の電極
に高電圧を印加してアークプラズマを生成させ、この発
生熱を利用して前記容器に接触して流れるよう導入され
た市水等の被加熱水と熱交換を行って瞬間的に被加熱水
を昇温させて外部に供給するよう構成されたものであ
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、この種
のアークプラズマ発熱部は小形で高い熱エネルギー密度
を有するよう構成され、その発生熱を前記放電空間を形
成する容器壁を介して被加熱水に伝達して高温湯として
外部へ出力利用されるが、この出力側の温度は当然導入
される流入水の温度ならびに流量により変化することに
なる。
のアークプラズマ発熱部は小形で高い熱エネルギー密度
を有するよう構成され、その発生熱を前記放電空間を形
成する容器壁を介して被加熱水に伝達して高温湯として
外部へ出力利用されるが、この出力側の温度は当然導入
される流入水の温度ならびに流量により変化することに
なる。
【０００４】この種の被加熱水としては通常市水が使用
されるが、市水の温度は季節，時間帯、その他の諸条件
によって大きな変動幅を有し、またその流量も源水圧あ
るいは使用条件等によって大きく変化するため、この瞬
間湯沸器からの出力湯の温度は常に変化し、一定水温を
維持することができないため、使用者が絶対的な温度基
準が得られず、使い勝手が悪かった。
されるが、市水の温度は季節，時間帯、その他の諸条件
によって大きな変動幅を有し、またその流量も源水圧あ
るいは使用条件等によって大きく変化するため、この瞬
間湯沸器からの出力湯の温度は常に変化し、一定水温を
維持することができないため、使用者が絶対的な温度基
準が得られず、使い勝手が悪かった。
【０００５】本発明は、以上のような従来提案例の問題
点にかんがみてなされたもので、この種の瞬間湯沸器に
導入される被加熱水の温度及び流量値に関係なく、常に
一定温度の出力湯温度が得られる制御手段の提供を目的
としている。
点にかんがみてなされたもので、この種の瞬間湯沸器に
導入される被加熱水の温度及び流量値に関係なく、常に
一定温度の出力湯温度が得られる制御手段の提供を目的
としている。
【０００６】
【課題を解決するための手段】このため、本発明におい
ては、放電空間内にアークプラズマを形成させ、その発
生熱により被加熱水を昇温させるためのプラズマ発熱器
を備えた電気加熱瞬間湯沸器において、前記被加熱水水
路の流入側に温度検知手段を、またこの水路中に流量検
知手段をそれぞれ設けると共に、これらの検知出力温度
及び流量値に対応して、前記被加熱水の流出側温度を一
定とするよう制御するための制御手段を備えるよう構成
することにより、前記目的を達成しようとするものであ
る。
ては、放電空間内にアークプラズマを形成させ、その発
生熱により被加熱水を昇温させるためのプラズマ発熱器
を備えた電気加熱瞬間湯沸器において、前記被加熱水水
路の流入側に温度検知手段を、またこの水路中に流量検
知手段をそれぞれ設けると共に、これらの検知出力温度
及び流量値に対応して、前記被加熱水の流出側温度を一
定とするよう制御するための制御手段を備えるよう構成
することにより、前記目的を達成しようとするものであ
る。
【０００７】
【作用】以上のような本発明構成により、この種の電気
加熱瞬間湯沸器に導入される被加熱水の温度及び流量値
に対応してプラズマ発熱器の放電電流が制御されて、流
出側の出力温度が常に一定値になる。
加熱瞬間湯沸器に導入される被加熱水の温度及び流量値
に対応してプラズマ発熱器の放電電流が制御されて、流
出側の出力温度が常に一定値になる。
【０００８】
【実施例】以下に、本発明を実施例に基づいて説明す
る。図１に、本発明に係るこの種の瞬間湯沸器の制御手
段の一実施例の構成ブロック図を示す。１は電気加熱瞬
間湯沸器で、２はそのプラズマ発熱器、３は被加熱水の
流入水路、４は昇温された被加熱水（湯）の流出水路、
５は、プラズマ発熱器２の放電空間内の電極部に放電用
の高圧電圧を印加するための電源装置を示す。
る。図１に、本発明に係るこの種の瞬間湯沸器の制御手
段の一実施例の構成ブロック図を示す。１は電気加熱瞬
間湯沸器で、２はそのプラズマ発熱器、３は被加熱水の
流入水路、４は昇温された被加熱水（湯）の流出水路、
５は、プラズマ発熱器２の放電空間内の電極部に放電用
の高圧電圧を印加するための電源装置を示す。
【０００９】（構成）本実施例の特徴は、それぞれ流入
水路３中に例えば市水等の被加熱水の温度及び流量をそ
れぞれ検知するための手段としての温度センサ６及びフ
ローセンサ（流量計）を配設すると共に、これらからの
各検出アナログ出力信号をディジタル値に変換するため
のＡ／Ｄ変換回路８、このディジタル信号を用いて放電
用電源装置５の放電電流を制御するためのＣＰＵ（制御
回路）９、ならびにこのＣＰＵ９に所望の出力水温値を
設定するための設定回路及びその設定器１０を備えたこ
とにある。
水路３中に例えば市水等の被加熱水の温度及び流量をそ
れぞれ検知するための手段としての温度センサ６及びフ
ローセンサ（流量計）を配設すると共に、これらからの
各検出アナログ出力信号をディジタル値に変換するため
のＡ／Ｄ変換回路８、このディジタル信号を用いて放電
用電源装置５の放電電流を制御するためのＣＰＵ（制御
回路）９、ならびにこのＣＰＵ９に所望の出力水温値を
設定するための設定回路及びその設定器１０を備えたこ
とにある。
【００１０】（動作）以上のような構成により、この瞬
間湯沸器１の流入水路３に導入される市水の温度及び流
量は、それぞれ温度センサ６及びフローセンサ７により
検知され、その出力信号はＡ／Ｄ変換回路８によりディ
ジタル変換されてＣＰＵ９に入力され、応答性が早いた
め、その値に応じて、予め設定器１０により設定された
一定の出力水温値を得るよう電源装置５の放電電流を制
御するように動作する。
間湯沸器１の流入水路３に導入される市水の温度及び流
量は、それぞれ温度センサ６及びフローセンサ７により
検知され、その出力信号はＡ／Ｄ変換回路８によりディ
ジタル変換されてＣＰＵ９に入力され、応答性が早いた
め、その値に応じて、予め設定器１０により設定された
一定の出力水温値を得るよう電源装置５の放電電流を制
御するように動作する。
【００１１】なお、以上の各回路５，８，９，１０等
は、いずれも公知の従来技術を使用して、それぞの目的
に添うよう構成することは極めて容易であるため、その
構成説明は省略する。
は、いずれも公知の従来技術を使用して、それぞの目的
に添うよう構成することは極めて容易であるため、その
構成説明は省略する。
【００１２】また、温度センサ６，フローセンサ７も種
々の変形を使用することができ、またフローセンサ７の
配設場所は、図例のように必ずしも流入水路３側に限定
されるものでなく、流出水路４までの途中であっても差
し支えないことはもちろんである。
々の変形を使用することができ、またフローセンサ７の
配設場所は、図例のように必ずしも流入水路３側に限定
されるものでなく、流出水路４までの途中であっても差
し支えないことはもちろんである。
【００１３】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
プラズマ発熱器を用いた電気加熱瞬間湯沸器の被加熱水
の水路に流量検知手段を、またその流入側に温度検知手
段をそれぞれ設け、それらの各検知出力信号に対応して
アークプラズマ放電電流を制御するよう構成したため、
被加熱水の流入温度や流量に関係なく出力される湯温を
一定に維持することができるようになった。
プラズマ発熱器を用いた電気加熱瞬間湯沸器の被加熱水
の水路に流量検知手段を、またその流入側に温度検知手
段をそれぞれ設け、それらの各検知出力信号に対応して
アークプラズマ放電電流を制御するよう構成したため、
被加熱水の流入温度や流量に関係なく出力される湯温を
一定に維持することができるようになった。
【図１】 本発明に係る瞬間湯沸器の制御手段の一実施
例の構成ブロック図
例の構成ブロック図
１ 電気加熱瞬間湯沸器 ２ プラズマ発熱器 ３ 流入水路 ４ 流出回路 ５ 放電用電源装置 ６ 温度センサ ７ フローセンサ（流量計） ８ Ａ／Ｄ変換回路 ９ ＣＰＵ（制御回路） １０ 水温設定回路及び設定器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 稲葉 次紀 神奈川県厚木市鳶尾５−３−５
Claims (1)
- 【請求項１】 放電空間内にアークプラズマを形成さ
せ、その発生熱により被加熱水を昇温させるためのプラ
ズマ発熱器を備えた電気加熱瞬間湯沸器において、前記
被加熱水水路の流入側に温度検知手段を、またこの水路
中に流量検知手段をそれぞれ設けると共に、これらの検
知出力温度及び流量値に対応して、前記被加熱水の流出
側温度を一定とするよう制御するための制御手段を備え
たことを特徴とする電気加熱瞬間湯沸器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3219442A JPH0560384A (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | 電気加熱瞬間湯沸器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3219442A JPH0560384A (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | 電気加熱瞬間湯沸器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0560384A true JPH0560384A (ja) | 1993-03-09 |
Family
ID=16735479
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3219442A Pending JPH0560384A (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | 電気加熱瞬間湯沸器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0560384A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100421229B1 (ko) * | 2001-12-21 | 2004-03-09 | 주식회사 영신알에프 | 플라즈마 열교환기 및 이를 이용한 보일러 |
| WO2013070790A1 (en) * | 2011-11-11 | 2013-05-16 | Titan Armor LLC | Heating system having plasma heat exchanger |
| CN109312954A (zh) * | 2016-02-17 | 2019-02-05 | 王守国 | 一种等离子体加热器 |
-
1991
- 1991-08-30 JP JP3219442A patent/JPH0560384A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100421229B1 (ko) * | 2001-12-21 | 2004-03-09 | 주식회사 영신알에프 | 플라즈마 열교환기 및 이를 이용한 보일러 |
| WO2013070790A1 (en) * | 2011-11-11 | 2013-05-16 | Titan Armor LLC | Heating system having plasma heat exchanger |
| US9322571B2 (en) | 2011-11-11 | 2016-04-26 | Lv Dynamics Llc | Heating system having plasma heat exchanger |
| CN109312954A (zh) * | 2016-02-17 | 2019-02-05 | 王守国 | 一种等离子体加热器 |
| CN109312954B (zh) * | 2016-02-17 | 2020-10-16 | 齐鲁工业大学 | 一种等离子体加热器 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20000926 |