JPH055970U - Ａｌｃコーナー役物の取付構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目的】本考案は角柱に容易に取り付けることが出来る
ＡＬＣコーナー役物の取付構造の提供を目的とする。 【構成】本考案のＡＬＣコーナー役物の取付構造は角柱
１にパイプ２を熔接して爪４を有するアングル金物３で
係止させことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案はＡＬＣコーナー役物を角柱に取り付けるＡＬＣコーナー役物の取付構造 に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来においてＡＬＣコーナー役物は例えば図４に示す様に柱梁接合金物にボルト で固定されており作業が面倒であつた。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は以上の従来の課題を解決しＡＬＣコーナー役物を極めて容易に角柱に取 り付けることが出来るＡＬＣコーナー役物の取付構造の提供を目的とする。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案は以上の目的達成のために 角柱の外側面に熔接されたパイプと、ＡＬＣコーナー役物の内面にビスにより固 定されたアングル金物と、該アングル金物の内側面に突設され前記パイプに貫入 され係止される爪とからなるＡＬＣコーナー役物の取付構造 を提案するものである。

【０００５】

【実施例】

以下本考案のＡＬＣコーナー役物の取付構造を図面に示す実施例に従い説明する 。図１及び図２は本考案の取付構造を示し、該取付構造は角柱（１）の外側面に 熔接されたパイプ（２）を有する。

【０００６】 一方ＡＬＣコーナー役物（５）の内面にビス（６）によりアングル金物（３）が 固定される。 該アングル金物（３）はアングル状の本体の内側面に突設された爪（４）を有す る。

【０００７】 該爪（４）は図２に示す様に角柱（１）のパイプ（２）に貫入されて係止される 。 すなわち角柱（１）のパイプ（２）においてＡＬＣコーナー役物（５）は取り付 けられる。

【０００８】 ここで爪（４）は図３に示す様に先端方向に鋭くなつているためパイプ（２）に 食い込みＡＬＣコーナー役物（５）はがたつかない。 角柱（１）のパイプ（２）は工事中には図１に示す様なはしご（７）の係止にも 用いられる。

【０００９】

【考案の効果】

本考案のＡＬＣコーナー役物の取付構造の実施例は以上の通りでありその効果を 次に列記する。 （１）本考案の取付構造は特に爪をパイプに貫入して取り付けるため取り付けは 極めて容易である。 （２）本考案の取付構造は特に柱のパイプを工事中にはしごの係止にも用いられ る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案のＡＬＣコーナー役物の取付構造の斜視
図

【図２】本考案の取付構造の平面図

【図３】本考案の取付構造の爪をパイプに貫入した状態
の縦断面図

【図４】従来のＡＬＣコーナー役物の取付構造の一例を
示す横断面図

【符号の説明】

１ 角柱 ２ パイプ ３ アングル金物 ４ 爪 ５ ＡＬＣコーナー役物 ６ ビス ７ はしご ８ 爪 ９ 柱梁接合金物

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項１】角柱の外側面に熔接されたパイプと、ＡＬ
   Ｃコーナー役物の内面にビスにより固定されたアングル
   金物と、該アングル金物の内側面に突設され前記パイプ
   に貫入され係止される爪とからなるＡＬＣコーナー役物
   の取付構造