JPH0559643U - ディスクプレーヤのトレイ検出装置 - Google Patents

ディスクプレーヤのトレイ検出装置

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JPH0559643U
JPH0559643U JP11368391U JP11368391U JPH0559643U JP H0559643 U JPH0559643 U JP H0559643U JP 11368391 U JP11368391 U JP 11368391U JP 11368391 U JP11368391 U JP 11368391U JP H0559643 U JPH0559643 U JP H0559643U
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Abstract

(57)【要約】 [目的] 脱着式のトレイ(2)を備えるディスクプ
レーヤにおいて、トレイ(2)の検出動作を安定させ
る。 [構成] トレイ(2)で、直接トレイ検出スイッチ
(48)のレバー(48a)を押さずに、アクチュエー
タ(49)を経由してトレイ検出スイッチ(48)のレ
バー(48a)を押す。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、脱着式のトレイを備えるディスクプレーヤのトレイ検出装置に関す る。
【0002】
【従来の技術】
従来、トレイの挿入ストローク終端直前でトレイによりオン作動させるトレイ 検出スイッチを設け、トレイ検出を行う技術があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし乍ら、トレイ脱着式のディスクプレーヤにおいては、トレイを容易に脱 着できるように、トレイとプレーヤ本体のトレイガイド溝に余裕を持たせている ため、トレイ検出が不確実になる問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
然るに、本考案は、脱着式のトレイを備えるディスクプレーヤにおいて、トレ イの挿入ストローク終端直前でトレイに当接して回動変位するアクチュエータを 備え、該アクチュエータはトレイ当接時における回動変位の量に拘らずトレイ検 出スイッチのレバーを一定のストロークで押すスイッチ押し円弧部を持たせ、ト レイの脱着を困難にすることなく、トレイ検出を確実に行い得るようにしたもの である。
【0005】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳述する。図1はトレー脱着式のディ スクプレーヤ全体の平面図であり、ディスク(1)を載せるトレイ(2)をプレ ーヤ本体(2)と別体に備え、トレイ(2)は略正方形の平板状に形成している 。
【0006】 前記プレーヤ本体(3)のケース(4)には、トレイ(2)を収容するトレイ ホルダ(5)と、ホルダ(5)を取付けるシャーシ(6)と、ディスク(1)を 回転させるターンテーブル(7)と、ディスク(1)の記録情報を読取るピック アップ(8)と、ターンテーブル(7)及びピックアップ(8)を取付けるシャ ーシ(9)などと共に、電動モータを含む各種駆動機構並びに各種電気回路基板 などが内蔵され、ディスク(1)を載せたトレイ(2)がホルダ(5)に挿入さ れると、ホルダ(5)が下降してターンテーブル(7)上にディスク(1)が支 持されると共に、ホルダ(5)と同期して下降するチャック板(10)に設けた チャックによりターンテーブル(7)にディスク(1)がチャッキングされ、ま たオペレータにより再生操作されると、ターンテーブル(7)が回転してディス ク(1)が回転すると共に、ピックアップ(8)がディスク(1)の直径方向に 移動し、ディスク(1)の記録情報を再生するように構成している。
【0007】 なお、上記のディスクプレーヤは手動又はディスク自動交換装置によってトレ イ(2)を脱着するもので、トレイ(2)の前縁略中央には自動交換装置用のノ ッチ(11)が形成されると共に、ホルダ(5)はディスク(1)の自動交換時 間を短縮するために、2枚のトレイ(2)を上下2段に収容できる構造となって いる。
【0008】 また、ディスク(1)は2枚のディスクを張合せたもので、両面に情報が記録 されており、そのディスク(1)に対応するために、ピックアップ(8)はディ スク(1)の上面側及び下面側でディスク(1)の直径方向に移動できる構造と なっている。
【0009】 図2はトレイ収容部の平面説明図、図3は同正面説明図、図4は同側面説明図 であり、ホルダ(5)は前半部が断面コ形で後半部が断面L形の左右ガイドフレ ーム(12)を横フレーム(13)により略平行に一体連結して形成すると共に 、各ガイドフレーム(12)の内面側にトレイ(2)の左右側縁を嵌合させるト レイガイド溝(14)を上下2段に形成する合成樹脂製のトレイガイドレール( 15)を設けている。
【0010】 また、トレイ(2)と各ガイド溝(14)間に余裕(隙間)を持たせるように 、各ガイド溝(14)の高さ及び奥行きを設定すると共に、ガイドフレーム(1 2)の前端より突出させるガイドレール(15)前端の入口部(15a)をその 後部より左右及び上下方向に拡大形成し、入口部(16)におけるトレイ(2) と各ガイド溝(14)間の余裕をそれより後側の余裕よりさらに大きくし、トレ イ(2)の脱着を容易に行えるように構成している。
【0011】 また、ホルダ(5)を前記ケース(4)に固定するシャーシ(6)の左右側壁 (6a)(6b)間に設けると共に、シャーシ(6)の左右側壁(6a)(6b )とホルダ(5)の左右側壁(5a)(5b)間にカム板(17)を設け、ホル ダ(5)の左右側壁(5a)(5b)より外側に突出させる前後ガイドピン(1 8)を、カム板(17)に形成する前後傾斜ガイド孔(19)を貫通させてシャ ーシ(6)の左右側壁(6a)(6b)に形成する垂直ガイド孔(20)に挿入 し、カム板(17)の前後移動によりホルダ(5)を昇降させるように構成して いる。
【0012】 また、傾斜ガイド孔(19)の傾斜上端及び傾斜下端に水平ガイド孔(21) (22)を連通接続させ、ガイドピン(18)を上側の水平ガイド孔(21)内 に位置させることにより、トレイ(2)をターンテーブル(7)より高位置で支 持する上昇位置にホルダ(5)を支持させると共に、ガイドピン(18)を下側 の水平ガイド孔(22)内に位置させることにより、トレイ(2)をターンテー ブル(7)より低位置で支持する下降位置にホルダ(5)を支持させるように構 成している。
【0013】 また、前記チャックアーム(10)もホルダ(5)と同様に支持するもので、 ホルダ(5)の左右側壁(5a)(5b)とカム板(17)間に上方からチャッ クアーム(10)の左右側壁(10a)(10b)を垂下し、チャックアーム( 10)の左右側壁(10a)(10b)より外側に突出させる前後ガイドピン( 23)を、カム板(17)に形成する前後傾斜ガイド孔(24)に挿入すると共 に、前側のガイドピン(23)をカム板(17)の前傾斜ガイド孔(24)を貫 通させてシャーシ(6)の左右側壁(6a)(6b)に形成する垂直ガイド孔( 25)に挿入し、カム板(17)の前後移動によりホルダ(5)と同期させてチ ャックアーム(10)を昇降させるように構成している。
【0014】 また、傾斜ガイド孔(24)の傾斜上端及び傾斜下端に水平ガイド孔(26) (27)を連通接続させ、ガイドピン(23)を下側の水平ガイド孔(27)内 に位置させることにより、ターンテーブル(7)にディスク(1)をチャッキン グする下降位置にチャックアーム(10)を支持させると共に、ガイドピン(2 3)を上側の水平ガイド孔(26)内に位置させることにより、チャッキングを 解除する上昇位置にチャックアーム(10)を支持させるように構成している。
【0015】 また、カム板(17)の外側面より突出させる前後ガイドピン(28)をシャ ーシ(6)の左右側壁(6a)(6b)下部に形成する前後水平ガイド孔(29 )に挿入し、カム板(17)をシャーシ(6)の左右側壁(6a)(6b)に前 後移動自在に支持するもので、シャーシ(6)の底面(6c)にホルダ昇降用D Cモータ(30)を固設すると共に、左側のカム板(17)の内面側にラックギ ヤ(31)を固設し、DCモータ(30)の回転軸に設けるギヤ(32)を複数 のギヤ及びカム及びクラッチなどから成る伝動機構(図示省略)を介して連動連 結し、左側のカム板(17)を前後方向に移動させるように構成している。
【0016】 また、シャーシ(6)の底面(6c)より突出させる支軸(33)に中間部を 回転自在に枢支させる操作アーム(34)を設け、左側のカム板(17)の内側 面より突出させる左アーム(35)に操作アーム(34)の一端を長孔(36) 及び係止ピン(37)を介して連結すると共に、右側のカム板(17)の内側面 より突出させる右アーム(38)に操作アーム(34)の他端を長孔(39)及 び係止ピン(40)を介して連結し、左右のカム板(17)間に操作アーム(3 4)を傾斜状に張設させ、左側のカム板(17)の前後移動により操作アーム( 34)を支軸(33)を中心に揺動させることにより、右側のカム板(17)を 左側のカム板(17)と逆方向に移動させるように構成している。
【0017】 なお、右側のカム板(17)の各傾斜ガイド孔(19)(24)は左側のカム 板(17)の各傾斜ガイド孔(19)(24)と傾きが逆に形成されている。
【0018】 図5はホルダ(5)の左右ガタ止構造の説明図であり、ホルダ(5)の左又は 右側のガイドピン(18)の先端外周面に、シャーシ(6)の左右側壁(6a) (6b)の板厚(t1)と摺動に必要なギャップ(G)(G1+G2)を足した 間隙(T)(t1+G)を持つ一対のフランジ(41a)(41b)を対向状に 形成するもので、前記フランジ(41a)(41b)でシャーシ(6)の左又は 右側壁(6a)(6b)を挾み、フランジ(41a)(41b)間のガイドピン (18a)を垂直ガイド孔(20)内で上下動させ、フランジ(41a)(41 b)の寸法管理のみでホルダ(5)の左右ガタ止を行い、ホルダ(5)の動作を 安定させることができると共に、ホルダ(5)、シャーシ(6)、カム板(17 )など各部品の寸法管理を容易に行うことができるように構成している。
【0019】 また、フランジ(41a)(41b)はホルダ(5)の左又は右側の前後ガイ ドピン(18)に択一的に形成するもので、シャーシ(6)の左側壁(6a)が ホルダ(5)昇降の基準面となる場合には、フランジ(41a)(41b)をホ ルダ(5)の左側壁(5a)の前後ガイドピン(18)に形成し、シャーシ(6 )の右側壁(6b)がホルダ(5)昇降の基準面となる場合には、フランジ(4 1a)(41b)をホルダ(5)の右側壁(5a)の前後ガイドピン(18)に 形成するものである。
【0020】 従って、上記フランジ(41a)(41b)が無い場合には、シャーシ(6) の左右側壁(6a)(6b)とカム板(17)との隙間並びにカム板(17)と ホルダ(5)の左右側壁(5a)(5b)との隙間をできるだけ少なくして、ホ ルダ(5)の左右ガタ止めを行う必要があり、このためシャーシ(6)、カム板 (17)、ホルダ(5)の寸法精度を上げないと、ホルダ(5)の左右ガタが多 くなったり、逆に動かなくなる許りでなく、例え各部品の寸法精度を上げたとし ても、ホルダ(5)の左右ガタは各部品の摺動に必要なギャップの累積で大きく なるが、上記フランジ(41a)(41b)があるために、ホルダ(5)の左右 ガタはフランジ(41a)(41b)とシャーシ(6)の左又は右側壁(6a) (6b)間のギャップ(G)分しか発生しなくなっている。
【0021】 図6はトレイ(2)の位置決め構造の平面説明図、図7は同側面説明図であり 、トレイ(2)の左右側縁に凹部(42)を設け、図8の(b)に示す左右の凹 部(42)の切り欠き中心を結ぶ線(Y−Y′)がトレイ(2)に載せたディス ク(1)の中心(O)を通過する左右対称位置に左右の凹部(42)を設けると 共に、ガイドレール(15)の各ガイド溝(14)内にトレイ(2)を左右外側 から挾持する円弧状の弾性体(43)を設け、図8の(a)に示すように凹部( 42)の切り欠き長さ(L)より大きな円弧直径に弾性体(43)を形成して、 左右の弾性体(43)の円弧中心(P)を結ぶ線(X−Y′)がトレイ(2)装 着時に前記の線(Y−Y′)に合致する左右対称位置と左右の弾性体(43)を 設け、トレイ(2)装着時に凹部(42)に弾性体(43)を嵌合させ、凹部( 42)の角隅部(42a)(42a)に弾性体(43)を当接させ、トレイ(2 )の前後方向の位置決めを4点で行うように構成している。
【0022】 また、前記弾性体(43)は、ガイドレール(15)中間部で各ガイド溝(1 4)の側壁にコ形の切り溝(44)を形成し、切り溝(44)内の弾性片(45 )先端よりガイド溝(14)内に突出形成したもので、弾性体(43)がトレイ (2)の凹部(42)以外の左右側縁に当接しているときは、弾性片(45)の 湾曲により弾性体(43)はガイド溝(14)内から外側に退出し、トレイ(2 )装着時に弾性片(45)の復帰により弾性体(43)が凹部(42)に嵌合す るように構成している。
【0023】 また、切り溝(44)を挟んで凹部(43)と反対側の、ガイドレール(15 )中間部で各ガイド溝(14)の側壁端部より各ガイド溝(14)内に突出形成 する左右位置決めリブ(46)を設け、トレイ(2)の左右方向の位置決めを行 うように構成している。
【0024】 従って、例えばトレイ(2)が下降したとき、トレイ(2)に設けた位置決め 孔に、シャーシ(6)に設けたボスを嵌合させ、トレイ(2)の位置決めを行う 場合には、トレイ(2)とガイド溝(14)間に余裕があるため、位置決め孔及 びボスの精度並びにホルダ(5)の昇降精度を上げないと嵌合しない場合がある と共に、例え嵌合したとしても位置決め孔がボスを摺動するとき、スティックス リップが発生しトレイ(2)がガタつき乍ら下降するなどの不具合があるが、ト レイ(2)を直接ホルダ(5)との間で位置決めするために、トレイ(2)とガ イド溝(14)間に余裕があっても確実にトレイ(2)を位置決めできる許りで なく、トレイ(2)とガイド溝(14)間の余裕をなくすこともなく、トレイ( 2)の脱着も従来通り容易に行えるようになっている。
【0025】 また、ディスク(1)の中心に最も近い位置でトレイ(2)の位置決めを行っ ているため、トレイ(2)がガイド溝(14)との余裕により傾斜状になり角度 ズレが発生した場合においても、ディスク(1)の中心(O)は位置ズレするこ とが殆んどなく、位置ズレしても位置決めされると所定の位置に戻すことができ るものである。
【0026】 図9はトレイ検出部の平面説明図、図10はトレイ検出動作説明図であり、ホ ルダ(5)の左側のガイドフレーム(12)の後端にスイッチフレーム(47) を介して上段用トレイ検出スイッチ(48)及びこのスイッチ(48)のアクチ ュエータ(49)と下段用トレイ検出スイッチ(50)及びこのスイッチ(50 )のアクチュエータ(51)を取付けている。
【0027】 なお、上段用のスイッチ(48)及びアクチュエータ(49)と下段用のスイ ッチ(50)及びアクチュエータ(51)は上下が逆になってスイッチフレーム (47)の断面冂形部(47a)の左右側壁に取付けられているだけで、その構 造及び動作は同じであるので、上段用のスイッチ(48)及びアクチュエータ( 49)を説明して、下段用のスイッチ(51)及びアクチュエータ(50)の説 明を省略する。
【0028】 スイッチ(48)は、スイッチフレーム(47)の冂形部(47a)の右側面 後部に取付けられ、そのスイッチ(48)の前部下面よりスイッチレバー(48 a)が突出されている。
【0029】 アクチュエータ(49)は、中間部がスイッチフレーム(47)の冂形部(4 7a)の右側面前部に支軸(52)を介して回動自在に枢支され、そのアクチュ エータ(49)前部のアーム(53)先端にトレイ(2)端面に当接させてトレ イ(2)上面に乗上げさせる当り部(54)を形成し、当り部(54)はガイド フレーム(12)及びガイドレール(15)の終端を内側に折曲げて形成したス トッパー(55)にトレイ(2)の挿入端が当接する直前でそのトレイ(2)に 当接する位置に設けられ、一方、前記アクチュエータ(49)の後端面にスイッ チ(48)のレバー(48a)を押すスイッチ押し円弧部であるカム面(56) を形成し、カム面(56)は支軸(52)を中心とする円周上でスイッチ(48 )のレバー(48a)にラップする直径の円周上に形成され、カム面(56)の どの位置にスイッチ(48)のレバー(48a)が当接しても、そのレバー(4 8a)を押すストロークが変化しないように形成されている。
【0030】 而して、図10の(a)に示す如く、トレイ(2)がアクチュエータ(49) に当接していないトレイ非検出状態では、アクチュエータ(49)は、リターン バネ(57)とストッパー(58)により、カム面(56)がスイッチ(48) のレバー(48a)上方に位置する回動位置に支持されている。即ちスイッチ( 48)のレバー(48a)がカム面(56)により押されておらず、スイッチ( 48)がオフ状態にある。
【0031】 そして、図10の(a)(b)(c)に示す如く、トレイ(2)が挿入される と、その挿入ストローク終端直前でアクチュエータ(49)の当り部(54)が トレイ(2)上面に乗上げ、リターンバネ(57)に抗してアクチュエータ(4 9)全体がカム面(56)を下げる方向に回動変位し、カム面(56)でスイッ チ(48)のレバー(48a)を押し、スイッチ(48)をオン作動させるもの である。
【0032】 ところで、図10の(b)(c)に示す如く、トレイ(2)とガイド溝(14 )間に余裕があるため、図10の(b)に示す如く、ガイド溝(14)の底面に トレイ(2)の下面が当接した適正な状態でトレイ(2)が挿入された場合と、 図10の(c)に示す如く、ガイド溝(14)の底面からトレイ(2)が浮き上 った不適当な状態でトレイ(2)が挿入された場合とで、アクチュエータ(49 )の回動変位量が異なるが、上記したようにスイッチ(48)のレバー(48a )を押すアクチュエータ(49)のカム面(56)は、アクチュエータ(49) の回動変位量に拘わらずスイッチ(48)のレバー(48a)を一定のストロー クで押すことができるから、トレイ(2)がホルダ(5)に適正な状態又は不適 正な状態で装着されても、一定のタイミングでスイッチ(48)を適確にオン又 はオフ作動させることができるようになっている。
【0033】 即ち、トレイ(2)で直接スイッチ(48)のレバー(48a)を押してトレ イ検出を行う場合には、トレイ(2)が適正な状態でホルダ(5)に装着された 場合と、トレイ(2)が不適正な状態でホルダ(5)に装着された場合とで、ス イッチ(48)の作動タイミングが誤なったり、作動しなかったりする許りでな く、スイッチ(48)のレバー(48a)に復帰力が掛っているために、トレイ (2)がガタつくと、一担オン作動したスイッチ(48)がオフ作動するような ことが発生すると共に、レバー(48a)の復帰力がトレイ(2)を位置ズレさ せる力として働くが、アクチュエータ(49)を経由させてスイッチ(48)を 作動させるために、トレイ(2)の検出動作を安定させることができると共に、 アクチュエータ(49)の復帰力はトレイ(2)を位置ズレさせる力として働か ないから、トレイ(2)の位置決めに悪影響を及ぼすのを防止できるのである。
【0034】 また、図1、図2、図6においてトレイ(2)は便宜上その外観のみを示して おり、トレイ(2)全体を図11に示す。
【0035】 図11はトレイ(2)の平面図であり、前記ノッチ(11)及び凹部(42) を形成した正方形の鉄板のノッチ(11)及び凹部(42)以外の外側縁に合成 樹脂製の縁カバー(59)を嵌合したもので、金板は軽量化のために余分な部分 は全て打抜かれて多数の孔が明けられており、その孔の他に中央部にはターンテ ーブル(7)を挿通させるための孔(60)が明けられると共に、挿入端縁(後 縁)中間部より中央部付近までにピックアップ(8)用の台形状の凹部(61) を設けている。
【0036】 また、鉄板上面で前記孔(60)の外周に合成樹脂製で前記縁カバー(59) 上面と略同一高さになる上面を持つC形のリブ(62)を張付けると共に、縁カ バー(59)より鉄板上面に複数のリブ(63)を一体形成し、ディスク(1) の下面中央部をリブ(62)で支持し、ディスク(1)の外周縁部を各リブ(6 3)で支持している。
【0037】 また、ディスク(1)は、ディスク直径より若干長い直径の同一円周上で各リ ブ(63)上面に突出形成される壁(64)により位置決めされるものである。
【0038】
【考案の効果】
以上実施例から明らかなように本考案は、脱着式のトレイ(2)を備えるディ スクプレーヤにおいて、トレイ(2)の挿入ストローク終端直前でトレイ(2) に当接して回動変位するアクチュエータ(49)を備え、該アクチュエータ(4 9)はトレイ(2)当接時における回動変位の量に拘らずトレイ検出スイッチ( 48)のレバー(48a)を一定のストロークで押すスイッチ押し円弧部(56 )を持たせたものであるから、トレイ(2)の脱着を困難にすることなく、トレ イ検出を確実に行うことができる顕著な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】トレイ脱着式のディスクプレーヤ全体の平面
図。
【図2】トレイ収容部の平面説明図。
【図3】トレイ収容部の正面説明図。
【図4】トレイ収容部の側面説明図。
【図5】ホルダの左右ガタ止め構造の説明図。
【図6】トレイの位置決め構造の平面説明図。
【図7】トレイの位置決め構造の側面説明図。
【図8】トレイの位置決め構造の部分拡大説明図。
【図9】トレイ検出部の平面説明図。
【図10】トレイ検出動作説明図。
【図11】トレイの平面図。
【符号の説明】
(1) ディスク (2) トレイ (3) プレーヤ本体 (5) トレイホルダ (7) ターンテーブル (8) ピックアップ (48)(50) トレイ検出スイッチ (49)(51) アクチュエータ (56) スイッチ押し円弧部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 脱着式のトレイを備えるディスクプレー
    ヤにおいて、トレイの挿入ストローク終端直前でトレイ
    に当接して回動変位するアクチュエータを備え、該アク
    チュエータはトレイ当接時における回動変位の量に拘ら
    ずトレイ検出スイッチのレバーを一定のストロークで押
    すスイッチ押し円弧部を持つことを特徴とするディスク
    プレーヤのトレイ検出装置。
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