JP2604266B2 - ディスク再生装置 - Google Patents
ディスク再生装置Info
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- JP2604266B2 JP2604266B2 JP2143341A JP14334190A JP2604266B2 JP 2604266 B2 JP2604266 B2 JP 2604266B2 JP 2143341 A JP2143341 A JP 2143341A JP 14334190 A JP14334190 A JP 14334190A JP 2604266 B2 JP2604266 B2 JP 2604266B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複数枚のディスクを収容しこれらを例えば
連続して再生することのできるディスク再生装置に関す
る。
連続して再生することのできるディスク再生装置に関す
る。
従来、この種ディスク再生装置においては、円盤状の
回転トレイ上に複数のディスク載置部を等間隔に凹設
し、トレイを間欠的に回転させて各載置部をディスク再
生位置に順次案内し、各載置部に載置されたディスクの
連続再生を可能にしたものがある。
回転トレイ上に複数のディスク載置部を等間隔に凹設
し、トレイを間欠的に回転させて各載置部をディスク再
生位置に順次案内し、各載置部に載置されたディスクの
連続再生を可能にしたものがある。
この場合、各載置部を再生位置に案内した際、トレイ
の回転を停止してこれを位置決めする必要があるが、従
来では、例えば特開昭62−192062号公報(G11B 17/08)
に見られるように、プランジャ等によって作動する回転
ストッパをトレイの周面に各載置部に対応して凹設され
た溝に嵌め込むようにしている。
の回転を停止してこれを位置決めする必要があるが、従
来では、例えば特開昭62−192062号公報(G11B 17/08)
に見られるように、プランジャ等によって作動する回転
ストッパをトレイの周面に各載置部に対応して凹設され
た溝に嵌め込むようにしている。
また、トレイの下方より上昇してディスクを持ち上げ
クランプする構成のものでは、例えば実開昭61−156049
号公報(G11B 17/04)に見られるように、スタビライザ
の昇降動作に合わせて、トレイに凹設した溝にばねの付
勢力でローラを押し付け、トレイを位置決めするように
している。
クランプする構成のものでは、例えば実開昭61−156049
号公報(G11B 17/04)に見られるように、スタビライザ
の昇降動作に合わせて、トレイに凹設した溝にばねの付
勢力でローラを押し付け、トレイを位置決めするように
している。
前述した従来のディスク再生装置にあっては、前者の
公報の場合、回転ストッパをプランジャ等で作動するた
め、ディスク再生のための駆動源とは別に位置決めのた
めの駆動源を特に必要とする問題があり、しかもトレイ
の回転とプランジャ等による位置決めとのタイミングを
駆動源のレベルで調整する必要があり、高精度な調整が
困難なうえ、構成が複雑になる欠点がある。
公報の場合、回転ストッパをプランジャ等で作動するた
め、ディスク再生のための駆動源とは別に位置決めのた
めの駆動源を特に必要とする問題があり、しかもトレイ
の回転とプランジャ等による位置決めとのタイミングを
駆動源のレベルで調整する必要があり、高精度な調整が
困難なうえ、構成が複雑になる欠点がある。
また、後者の公報の場合、ディスクをクランプする動
作に連動してトレイを位置決めするため、特にアナログ
レコード盤とディスクとの両方を再生できるようにした
複合型装置では、ディスク再生モード時のみトレイを所
定回転位置に保持でき、レコード再生モードではトレイ
の連続回転が可能となり、非常に合理的かつ実用的な構
成となるが、ばねの付勢力で単にローラを押し付けてト
レイの回転位置を保持するだけであるため、大きな力が
トレイに加えられた場合、トレイが回転してしまい、デ
ィスク再生中であればディスクを傷付ける虞れもある。
作に連動してトレイを位置決めするため、特にアナログ
レコード盤とディスクとの両方を再生できるようにした
複合型装置では、ディスク再生モード時のみトレイを所
定回転位置に保持でき、レコード再生モードではトレイ
の連続回転が可能となり、非常に合理的かつ実用的な構
成となるが、ばねの付勢力で単にローラを押し付けてト
レイの回転位置を保持するだけであるため、大きな力が
トレイに加えられた場合、トレイが回転してしまい、デ
ィスク再生中であればディスクを傷付ける虞れもある。
本発明は、従来の技術の有するこのような問題点に留
意してなされたものであり、その目的とするところは、
回転トレイ上に載置されたディスクを持ち上げてクラン
プする動作に連動してトレイの位置決めを行う場合に確
実にトレイを固定できるディスク再生装置を提供するこ
とにある。
意してなされたものであり、その目的とするところは、
回転トレイ上に載置されたディスクを持ち上げてクラン
プする動作に連動してトレイの位置決めを行う場合に確
実にトレイを固定できるディスク再生装置を提供するこ
とにある。
前記目的を達成するために、本発明のディスク再生装
置においては、上面に複数のディスク載置部が凹設され
た回転トレイの下方のディスク再生位置にディスク再生
部を昇降自在に配設すると共に、トレイの上方に、再生
位置のディスクを各載置部に透設されたディスク再生用
操作孔より突出した再生部のターンテーブル上に圧着保
持するクランプ部材を設け、トレイに各載置部にそれぞ
れ対応した位置決め用溝及び係止孔を形成し、モータに
より駆動されて再生部を昇降操作するカム体を設けると
共に、このカム体の正逆回転に連動して往復動作し先端
が再生部の上昇直前に任意の溝に嵌装してこの溝に対応
する載置部を再生位置に位置決めする位置決め部材を設
け、さらに、再生部の昇降に連動して回動操作されると
共に再生部の上昇初期に前記位置決めされた載置部に対
応する係止孔に係止してトレイを固定する係止レバーを
備える。
置においては、上面に複数のディスク載置部が凹設され
た回転トレイの下方のディスク再生位置にディスク再生
部を昇降自在に配設すると共に、トレイの上方に、再生
位置のディスクを各載置部に透設されたディスク再生用
操作孔より突出した再生部のターンテーブル上に圧着保
持するクランプ部材を設け、トレイに各載置部にそれぞ
れ対応した位置決め用溝及び係止孔を形成し、モータに
より駆動されて再生部を昇降操作するカム体を設けると
共に、このカム体の正逆回転に連動して往復動作し先端
が再生部の上昇直前に任意の溝に嵌装してこの溝に対応
する載置部を再生位置に位置決めする位置決め部材を設
け、さらに、再生部の昇降に連動して回動操作されると
共に再生部の上昇初期に前記位置決めされた載置部に対
応する係止孔に係止してトレイを固定する係止レバーを
備える。
前述のように構成されたディスク再生装置にあって
は、回転トレイを回転して任意のディスク載置部をディ
スク再生位置に案内し、この載置部のディスクを再生す
るためにモータによりカム体を回転駆動すると、カム体
の回転により、ディスク再生部が上昇する直前に位置決
め部材が動作してその先端を再生位置の載置部に対応す
る位置決め用溝に嵌装し、トレイの位置決めつまり仮固
定が行われ、続いてカム体の回転に伴なって再生部が上
昇すると共に、この上昇初期に係止レバーが前記載置部
に対応する係止孔に係止し、トレイが完全に固定され
る。
は、回転トレイを回転して任意のディスク載置部をディ
スク再生位置に案内し、この載置部のディスクを再生す
るためにモータによりカム体を回転駆動すると、カム体
の回転により、ディスク再生部が上昇する直前に位置決
め部材が動作してその先端を再生位置の載置部に対応す
る位置決め用溝に嵌装し、トレイの位置決めつまり仮固
定が行われ、続いてカム体の回転に伴なって再生部が上
昇すると共に、この上昇初期に係止レバーが前記載置部
に対応する係止孔に係止し、トレイが完全に固定され
る。
実施例につき、アナログレコード盤とコンパクトディ
スク等のディスクとの両方を再生できる複合型のディス
ク再生装置を示した図面を参照して説明する。
スク等のディスクとの両方を再生できる複合型のディス
ク再生装置を示した図面を参照して説明する。
第1図〜第4図において、(1)はキャビネット、
(2)はキャビネット(1)内に水平に支持されたブラ
ケット、(3)はブラケット(2)に植立されキャビネ
ット(1)の中央に位置したセンタシャフト、(4)は
シャフト(3)に回転自在に支持され上面にアナログレ
コード盤(5)が載置される円形の回転トレイである。
(2)はキャビネット(1)内に水平に支持されたブラ
ケット、(3)はブラケット(2)に植立されキャビネ
ット(1)の中央に位置したセンタシャフト、(4)は
シャフト(3)に回転自在に支持され上面にアナログレ
コード盤(5)が載置される円形の回転トレイである。
このトレイ(4)の上面には、第5図及び第6図に示
すように、その回転中心に対し点対称の位置に等間隔に
ディスクが載置,収納される4個のディスク載置部
(6)がディスクの厚みより深く凹設されると共に、各
載置部(6)毎に後述するターンテーブル光学式ピック
アップが出没自在に突出するディスク再生用操作孔
(7)が透設されている。
すように、その回転中心に対し点対称の位置に等間隔に
ディスクが載置,収納される4個のディスク載置部
(6)がディスクの厚みより深く凹設されると共に、各
載置部(6)毎に後述するターンテーブル光学式ピック
アップが出没自在に突出するディスク再生用操作孔
(7)が透設されている。
このトレイ(4)の回転は、ブラケット(2)に支持
されたモータ(8)の回転軸にプーリ(9)を固着し、
このプーリ(9)とトレイ(4)の下面に同心状に形設
されたリム(10)との間にゴム製ベルト(11)を張架す
ることにより行われ、モータ(8)の駆動によりトレイ
(4)が回転する。
されたモータ(8)の回転軸にプーリ(9)を固着し、
このプーリ(9)とトレイ(4)の下面に同心状に形設
されたリム(10)との間にゴム製ベルト(11)を張架す
ることにより行われ、モータ(8)の駆動によりトレイ
(4)が回転する。
ここで、ディスク再生時には、キャビネット(1)の
中央後部のディスク再生位置に載置部(6)が移動する
ようトレイ(4)を回転制御する必要があるが、第6図
に示すように、リム(10)には載置部(6)の配列間隔
と同一の間隔で切欠きによる検知部(12)が形成され、
これを第2図に示すフォトカプラ等の位置検出器(13)
で検知してモータ(8)の駆動を制御することにより、
各載置部(6)を順次再生位置に正しく移動させること
が可能となり、この場合、リム(10)に形成された各検
知部(12)の切欠きの数によって載置部(6)の選択が
行われ、所望の載置部(6)を再生位置に案内できるよ
うになっている。
中央後部のディスク再生位置に載置部(6)が移動する
ようトレイ(4)を回転制御する必要があるが、第6図
に示すように、リム(10)には載置部(6)の配列間隔
と同一の間隔で切欠きによる検知部(12)が形成され、
これを第2図に示すフォトカプラ等の位置検出器(13)
で検知してモータ(8)の駆動を制御することにより、
各載置部(6)を順次再生位置に正しく移動させること
が可能となり、この場合、リム(10)に形成された各検
知部(12)の切欠きの数によって載置部(6)の選択が
行われ、所望の載置部(6)を再生位置に案内できるよ
うになっている。
(14)はトレイ(4)上に載置されたレコード盤
(5)をトレースするアーム機構であり、第1図及び第
4図に示すように、キャビネット(1)に垂直軸(15)
を中心に水平方向に回動自在に支持されると共に水平軸
(16)を中心に上下に回動自在に支持されたトーンアー
ム(17)と、このトーンアーム(17)の先端に取り付け
られた針式ピックアップ(18)とからなり、例えばこの
ピックアップ(18)をトレイ(4)上のレコード盤
(5)の無音溝に運び、トーンアーム(17)を下降させ
ることにより、ピックアップ(18)によってレコード盤
(5)の信号が読み取られ、再生状態となる。
(5)をトレースするアーム機構であり、第1図及び第
4図に示すように、キャビネット(1)に垂直軸(15)
を中心に水平方向に回動自在に支持されると共に水平軸
(16)を中心に上下に回動自在に支持されたトーンアー
ム(17)と、このトーンアーム(17)の先端に取り付け
られた針式ピックアップ(18)とからなり、例えばこの
ピックアップ(18)をトレイ(4)上のレコード盤
(5)の無音溝に運び、トーンアーム(17)を下降させ
ることにより、ピックアップ(18)によってレコード盤
(5)の信号が読み取られ、再生状態となる。
なお、トレイ(4)の各載置部(6)は、前述したよ
うに、ディスクの厚みより深く凹設されているので、載
置部(6)にディスクを収容した状態でレコード盤
(5)を載置し再生できる。
うに、ディスクの厚みより深く凹設されているので、載
置部(6)にディスクを収容した状態でレコード盤
(5)を載置し再生できる。
(19)は第7図及び第8図に示すようにキャビネット
(1)の支軸(20)に回動支持されトレイ(4)全体及
びアーム機構(14)を上方から覆う蓋体、(21)は第1
図に示すようにキャビネット(1)の支軸(22)に回動
支持され第7図及び第8図に示すようにキャビネット
(1)上のトレイ(4)と蓋体(19)との間に設けられ
たクランプ部材であり、再生位置に案内された載置部
(6)のディスク全体を上方から覆う小蓋体(23)と、
この小蓋体(23)の内側に一体に取り付けられ再生位置
のディスクを前記ターンテーブルとの間で圧着保持する
チャックプーリ(24)とからなる。
(1)の支軸(20)に回動支持されトレイ(4)全体及
びアーム機構(14)を上方から覆う蓋体、(21)は第1
図に示すようにキャビネット(1)の支軸(22)に回動
支持され第7図及び第8図に示すようにキャビネット
(1)上のトレイ(4)と蓋体(19)との間に設けられ
たクランプ部材であり、再生位置に案内された載置部
(6)のディスク全体を上方から覆う小蓋体(23)と、
この小蓋体(23)の内側に一体に取り付けられ再生位置
のディスクを前記ターンテーブルとの間で圧着保持する
チャックプーリ(24)とからなる。
この小蓋体(23)は、施蓋時、第3図に示すように、
その先端部をシャフト(3)の上端に当接させた位置,
すなわちトレイ(4)上のレコード盤(5)の少し上方
に保持され、従って小蓋体(23)を施蓋した状態でもレ
コード再生が可能である。
その先端部をシャフト(3)の上端に当接させた位置,
すなわちトレイ(4)上のレコード盤(5)の少し上方
に保持され、従って小蓋体(23)を施蓋した状態でもレ
コード再生が可能である。
第7図に示すように、蓋体(19)のみを上方へ開放さ
せた状態では、ディスク再生位置以外の載置部(6)の
上面が開放されるので、この各載置部(6)に対するデ
ィスクの交換が可能となり、この時、再生位置の載置部
(6)は小蓋体(23)で覆われるので、ディスク交換時
に再生位置のディスクを保護できる。
せた状態では、ディスク再生位置以外の載置部(6)の
上面が開放されるので、この各載置部(6)に対するデ
ィスクの交換が可能となり、この時、再生位置の載置部
(6)は小蓋体(23)で覆われるので、ディスク交換時
に再生位置のディスクを保護できる。
さらに、第8図に示すように、小蓋体(23)をも上方
へ開放すると、トレイ(4)のすべての載置部(6)に
おけるディスク交換が可能となり、あるいはレコード盤
(5)を載置することも可能となる。
へ開放すると、トレイ(4)のすべての載置部(6)に
おけるディスク交換が可能となり、あるいはレコード盤
(5)を載置することも可能となる。
前記小蓋体(23)の下面には、第1図に示すように、
再生位置の載置部(6)に載置されたディスクを避けた
位置でしかも隣接する載置部(6)の操作孔(7)に対
向する位置にトレイ(4)上よりレコード盤(5)の有
無を検出するレコード有無検出器(25)が設けられ、こ
れに対向してキャビネット(1)上に検出器(25)と対
をなすレコード有無検出器(26)が設けられている(第
9図参照)。
再生位置の載置部(6)に載置されたディスクを避けた
位置でしかも隣接する載置部(6)の操作孔(7)に対
向する位置にトレイ(4)上よりレコード盤(5)の有
無を検出するレコード有無検出器(25)が設けられ、こ
れに対向してキャビネット(1)上に検出器(25)と対
をなすレコード有無検出器(26)が設けられている(第
9図参照)。
この検出器(25),(26)の検出信号は後述するディ
スク再生ブロックの制御信号として用いられ、レコード
盤有の検出信号の時、ディスク再生ブロックのディスク
再生状態への作動が禁止され、レコード盤(5)が保護
される。
スク再生ブロックの制御信号として用いられ、レコード
盤有の検出信号の時、ディスク再生ブロックのディスク
再生状態への作動が禁止され、レコード盤(5)が保護
される。
つぎに、ディスク再生系について説明する。
第10図ないし第13図に示すディスク再生ブロック(2
7)は、第9図に示すように、キャビネット(1)内に
おける中央部より左後部寄りの位置に配設され、第10図
に示すように、キャビネット(1)に固定されたメイン
シャーシ(28),メインシャーシ(28)に上下に回動自
在に支持されたサブシャーシ(29),サブシャーシ(2
9)の先端部に回転支持されたターンテーブル(30)及
びこれを回転するためのスピンドルモータ(31),サブ
シャーシ(29)に1対のガイドレール(32)を介して摺
動自在に取り付けられた光学式ピックアップ(33),メ
インシャーシ(28)に支持された正逆回転可能な駆動モ
ータ(34),このモータ(34)の回転力によりピックア
ップ(33)を移動させるピックアップ駆動機構(35),
及びモータ(34)の回転力によりサブシャーシ(29)を
上下回動させる昇降機構(36)等から構成されている。
7)は、第9図に示すように、キャビネット(1)内に
おける中央部より左後部寄りの位置に配設され、第10図
に示すように、キャビネット(1)に固定されたメイン
シャーシ(28),メインシャーシ(28)に上下に回動自
在に支持されたサブシャーシ(29),サブシャーシ(2
9)の先端部に回転支持されたターンテーブル(30)及
びこれを回転するためのスピンドルモータ(31),サブ
シャーシ(29)に1対のガイドレール(32)を介して摺
動自在に取り付けられた光学式ピックアップ(33),メ
インシャーシ(28)に支持された正逆回転可能な駆動モ
ータ(34),このモータ(34)の回転力によりピックア
ップ(33)を移動させるピックアップ駆動機構(35),
及びモータ(34)の回転力によりサブシャーシ(29)を
上下回動させる昇降機構(36)等から構成されている。
前記メインシャーシ(28)は、第12図に示すように、
枠状に形成され、基部側両側に枢支凹部(37)が形設さ
れ、これにサブシャーシ(29)の基部両側に突設された
ボス部(38)を嵌合することにより、サブシャーシ(2
9)が上下に回動自在に支持され、両シャーシ(28),
(29)の基部間に張架されたばね(39)によりサブシャ
ーシ(29)がその先端部を上方へ回動するよう付勢され
ている。
枠状に形成され、基部側両側に枢支凹部(37)が形設さ
れ、これにサブシャーシ(29)の基部両側に突設された
ボス部(38)を嵌合することにより、サブシャーシ(2
9)が上下に回動自在に支持され、両シャーシ(28),
(29)の基部間に張架されたばね(39)によりサブシャ
ーシ(29)がその先端部を上方へ回動するよう付勢され
ている。
サブシャーシ(29)の先端部に支持されたターンテー
ブル(30)は、第9図に示すように、ディスク再生位置
の下方に配置され、サブシャーシ(29)の先端部が上方
へ回動すると、ターンテーブル(30)が再生位置におけ
るディスク載置部(6)の操作孔(7)を通ってトレイ
(4)より上方へ突出し、載置部(6)上のディスク
(40)を持ち上げ、これをチャックプーリ(24)との間
で圧着保持するようになっており、スピンドルモータ
(31)によってターンテーブル(30)が回転し、ディス
ク(40)が回転する。
ブル(30)は、第9図に示すように、ディスク再生位置
の下方に配置され、サブシャーシ(29)の先端部が上方
へ回動すると、ターンテーブル(30)が再生位置におけ
るディスク載置部(6)の操作孔(7)を通ってトレイ
(4)より上方へ突出し、載置部(6)上のディスク
(40)を持ち上げ、これをチャックプーリ(24)との間
で圧着保持するようになっており、スピンドルモータ
(31)によってターンテーブル(30)が回転し、ディス
ク(40)が回転する。
光学式ピックアップ(33)は、そのレンズ(33)′が
ターンテーブル(30)上のディスク(40)を径方向にト
レースするようサブシャーシ(29)に摺動支持されてお
り、サブシャーシ(29)の上方への回動時、ピックアッ
プ(33)がターンテーブル(30)と共に再生位置におけ
る載置部(6)の操作孔(7)より上方へ突出し、操作
孔(7)に沿って摺動する。
ターンテーブル(30)上のディスク(40)を径方向にト
レースするようサブシャーシ(29)に摺動支持されてお
り、サブシャーシ(29)の上方への回動時、ピックアッ
プ(33)がターンテーブル(30)と共に再生位置におけ
る載置部(6)の操作孔(7)より上方へ突出し、操作
孔(7)に沿って摺動する。
つぎに、ピックアップ駆動機構(35)を、第10図ない
し第16図を用いて説明する。
し第16図を用いて説明する。
(41)はピックアップ(33)の一面に当接する係合腕
(41a)を有する第1のラックスライド(以下第1スラ
イドという)であり、下面に凹設された長手方向のガイ
ド溝(41b)を第12図に示すメインシャーシ(28)上の
ガイドボス(28a)に嵌装させることにより、ガイドレ
ール(32)と平行に摺動できるようになっている。
(41a)を有する第1のラックスライド(以下第1スラ
イドという)であり、下面に凹設された長手方向のガイ
ド溝(41b)を第12図に示すメインシャーシ(28)上の
ガイドボス(28a)に嵌装させることにより、ガイドレ
ール(32)と平行に摺動できるようになっている。
(42)は第1スライド(41)上にこれと同一方向に摺
動自在に支持され弾性係合片(42a)を有する第2ラッ
クスライド(以下第2スライドという)であり、弾性係
合片(42a)が支持片(42b)との間に介在されたばね
(43)によりピックアップ(33)の他面に弾性的に当接
するようになっており、第2スライド(42)は、両スラ
イド(41),(42)の互いに対向するそれぞれの突部
(41c),(42c)間に介在されたばね(44)により左方
に摺動付勢され、これにより第1スライド(41)の係合
腕(41a)と第2スライド(42)の弾性係合片(42a)と
の間でピックアップ(33)が挾持される。
動自在に支持され弾性係合片(42a)を有する第2ラッ
クスライド(以下第2スライドという)であり、弾性係
合片(42a)が支持片(42b)との間に介在されたばね
(43)によりピックアップ(33)の他面に弾性的に当接
するようになっており、第2スライド(42)は、両スラ
イド(41),(42)の互いに対向するそれぞれの突部
(41c),(42c)間に介在されたばね(44)により左方
に摺動付勢され、これにより第1スライド(41)の係合
腕(41a)と第2スライド(42)の弾性係合片(42a)と
の間でピックアップ(33)が挾持される。
両スライド(41),(42)にはそれぞれ同一面に同一
ピッチのラック部(41d),(42d)が形成されている
が、第2スライド(42)のラック部(42d)が第1スラ
イド(41)のラック部(41d)より長く形成されてお
り、又、第2スライド(42)の左端下面には小ラックギ
ヤ部(42e)が突設され、これが第1スライド(41)の
長孔(41e)を通ってメインシャーシ(28)より下方へ
導出している。
ピッチのラック部(41d),(42d)が形成されている
が、第2スライド(42)のラック部(42d)が第1スラ
イド(41)のラック部(41d)より長く形成されてお
り、又、第2スライド(42)の左端下面には小ラックギ
ヤ部(42e)が突設され、これが第1スライド(41)の
長孔(41e)を通ってメインシャーシ(28)より下方へ
導出している。
(45)はメインシャーシ(28)に支持された前記駆動
モータ(34)の回転軸に軸着された駆動ギヤ、(46)は
メインシャーシ(28)上の支軸(47)に回転支持され両
スライド(41),(42)のそれぞれのラック部(41
d),(42d)に噛合する小ギヤ部(46a)を有するピッ
ク送りギヤであり、メインシャーシ(28)上の支軸(4
8),(49)にそれぞれ支持された減速ギヤ(50),(5
1)を介して駆動ギヤ(45)に連結されており、駆動モ
ータ(34)によりピック送りギヤ(46)が正逆回転する
と、その小ギヤ部(46a)を介して両スライド(41),
(42)が往復摺動し、両片(41a),(42a)間で挾持し
たピックアップ(33)の移動が行われる。
モータ(34)の回転軸に軸着された駆動ギヤ、(46)は
メインシャーシ(28)上の支軸(47)に回転支持され両
スライド(41),(42)のそれぞれのラック部(41
d),(42d)に噛合する小ギヤ部(46a)を有するピッ
ク送りギヤであり、メインシャーシ(28)上の支軸(4
8),(49)にそれぞれ支持された減速ギヤ(50),(5
1)を介して駆動ギヤ(45)に連結されており、駆動モ
ータ(34)によりピック送りギヤ(46)が正逆回転する
と、その小ギヤ部(46a)を介して両スライド(41),
(42)が往復摺動し、両片(41a),(42a)間で挾持し
たピックアップ(33)の移動が行われる。
ここで、両スライド(41),(42)はばね(44)によ
って互いに反発する方向に付勢されるため、両ラック部
(41d),(42d)と小ギヤ部(46a)とのそれぞれの噛
合部で生じるバックラッシュが吸収され、小ギヤ部(46
a)の回転量に対しバックラッシュ分のピックアップ(3
3)の移動遅れを生じないようになっている。
って互いに反発する方向に付勢されるため、両ラック部
(41d),(42d)と小ギヤ部(46a)とのそれぞれの噛
合部で生じるバックラッシュが吸収され、小ギヤ部(46
a)の回転量に対しバックラッシュ分のピックアップ(3
3)の移動遅れを生じないようになっている。
第10図は、ピック送りギヤ(46)の時計方向の回転に
よって両スライド(41),(42)を右方へ摺動し、ピッ
クアップ(33)をターンテーブル(30)上のディスクの
最内周部に移動させた状態を示しているが、この時、第
1スライド(41)は、そのラック部(41d)が小ギヤ部
(46a)から離脱すると共に、右端がメインシャーシ(2
8)上のストッパ(52)に当接するため、それ以降は停
止したままとなり、ピックアップ(33)もこの位置で停
止する。
よって両スライド(41),(42)を右方へ摺動し、ピッ
クアップ(33)をターンテーブル(30)上のディスクの
最内周部に移動させた状態を示しているが、この時、第
1スライド(41)は、そのラック部(41d)が小ギヤ部
(46a)から離脱すると共に、右端がメインシャーシ(2
8)上のストッパ(52)に当接するため、それ以降は停
止したままとなり、ピックアップ(33)もこの位置で停
止する。
第2スライド(42)は、そのラック部(42d)が第1
スライド(41)のそれより長く形成されているので、そ
の後のピック送りギヤ(46)の時計方向の回転によって
さらに右方へ摺動し、第11図及び第14図に示すように、
第2スライド(42)の弾性係合片(42a)がピックアッ
プ(33)から離れ、ピックアップ(33)は挾持状態から
解放されることになる。
スライド(41)のそれより長く形成されているので、そ
の後のピック送りギヤ(46)の時計方向の回転によって
さらに右方へ摺動し、第11図及び第14図に示すように、
第2スライド(42)の弾性係合片(42a)がピックアッ
プ(33)から離れ、ピックアップ(33)は挾持状態から
解放されることになる。
この後もピック送りギヤ(46)が回転すると、第2ス
ライド(42)のラック部(42d)も小ギヤ部(46a)から
外れ、ピックアップ駆動機構(35)が駆動モータ(34)
から離脱することになる。
ライド(42)のラック部(42d)も小ギヤ部(46a)から
外れ、ピックアップ駆動機構(35)が駆動モータ(34)
から離脱することになる。
つぎに、昇降機構(36)を、第10図ないし第12図,第
17図ないし第21図を用いて説明する。
17図ないし第21図を用いて説明する。
(53)はメインシャーシ(28)の基部上に軸(54)に
回動支持されたカムギヤであり、第17図ないし第19図に
示すように、ギヤ部(53a)に欠歯部(53b)を有すると
共に、周面に傾斜部(53c),上面にカム部(53d)及び
下面にギヤボス部(53e)がそれぞれ形設され、さらに
スイッチ操作用の突部(53f)が設けられている。
回動支持されたカムギヤであり、第17図ないし第19図に
示すように、ギヤ部(53a)に欠歯部(53b)を有すると
共に、周面に傾斜部(53c),上面にカム部(53d)及び
下面にギヤボス部(53e)がそれぞれ形設され、さらに
スイッチ操作用の突部(53f)が設けられている。
カムギヤ(53)のギヤ部(53a)は、メインシャーシ
(28)上の支軸(55),(56)にそれぞれ支持された減
速ギヤ(57),(58)を介して駆動ギヤ(45)に係脱自
在に連結され、第10図ではギヤ部(53a)の欠歯部(53
b)が減速ギヤ(57)に対向しているため停止している
が、後述の制御スライドによって回転力が与えられる
と、ギヤ部(53a)が減速ギヤ(57)に噛合し、駆動モ
ータ(34)によりカムギヤ(53)が回転するようにな
る。
(28)上の支軸(55),(56)にそれぞれ支持された減
速ギヤ(57),(58)を介して駆動ギヤ(45)に係脱自
在に連結され、第10図ではギヤ部(53a)の欠歯部(53
b)が減速ギヤ(57)に対向しているため停止している
が、後述の制御スライドによって回転力が与えられる
と、ギヤ部(53a)が減速ギヤ(57)に噛合し、駆動モ
ータ(34)によりカムギヤ(53)が回転するようにな
る。
カムギヤ(53)の傾斜部(53c)には、前記サブシャ
ーシ(29)の基端側面に突設された操作ピン(59)が前
記ばね(39)のばね力で弾接されており、カムギヤ(5
3)の正逆回転に従って操作軸(59)が傾斜部(53c)上
を摺動することによりサブシャーシ(29)が上下に回動
操作され、その先端部のターンテーブル(30),ピック
アップ(33)等のディスク再生部が第20図及び第21図に
示すように昇降動作する。
ーシ(29)の基端側面に突設された操作ピン(59)が前
記ばね(39)のばね力で弾接されており、カムギヤ(5
3)の正逆回転に従って操作軸(59)が傾斜部(53c)上
を摺動することによりサブシャーシ(29)が上下に回動
操作され、その先端部のターンテーブル(30),ピック
アップ(33)等のディスク再生部が第20図及び第21図に
示すように昇降動作する。
第20図に示す下降状態では、前記第3図に示すよう
に、ディスク再生部は回転トレイ(4)より下方に位置
し、トレイ(4)の回転に支障がないばかりでなく、ト
レイ(4)上に載置されたレコード盤(5)あるいはデ
ィスク(40)に接触することはない。
に、ディスク再生部は回転トレイ(4)より下方に位置
し、トレイ(4)の回転に支障がないばかりでなく、ト
レイ(4)上に載置されたレコード盤(5)あるいはデ
ィスク(40)に接触することはない。
また、第21図に示す上昇状態では、ディスク再生部は
再生位置における載置部(6)の操作孔(7)より上方
へ突出し、載置部(6)のディスク(40)をターンテー
ブル(30)上に載せてこれをチャックプーリ(24)との
間で圧着保持する。
再生位置における載置部(6)の操作孔(7)より上方
へ突出し、載置部(6)のディスク(40)をターンテー
ブル(30)上に載せてこれをチャックプーリ(24)との
間で圧着保持する。
前述したピックアップ駆動機構(35)と昇降機構(3
6)とはそれぞれ駆動モータ(34)に対して係脱自在に
連結されるが、このそれぞれの係脱のタイミングは第22
図に示すような制御スライド(60)によって行われる。
6)とはそれぞれ駆動モータ(34)に対して係脱自在に
連結されるが、このそれぞれの係脱のタイミングは第22
図に示すような制御スライド(60)によって行われる。
この制御スライド(60)は、第11図に示すように、メ
インシャーシ(28)の下面に突設された2本のガイド軸
(61)に左右に摺動自在に支持されると共に、第10図に
示すように、一端がメインシャーシ(28)に係止したば
ね(62)により右方に摺動付勢されている。
インシャーシ(28)の下面に突設された2本のガイド軸
(61)に左右に摺動自在に支持されると共に、第10図に
示すように、一端がメインシャーシ(28)に係止したば
ね(62)により右方に摺動付勢されている。
制御スライド(60)の右端には、第23図及び第24図に
示すように、ラック部(60a)が設けられ、これがメイ
ンシャーシ(28)の下面の支軸(63)に支持されたギヤ
レバー(64)の下部のギヤ部(64a)に噛合しており、
ここで、ギヤレバー(64)の上部のラック部(64b)は
前記第2スライド(42)の小ラックギヤ部(42e)に係
脱自在に噛合するようになっている。
示すように、ラック部(60a)が設けられ、これがメイ
ンシャーシ(28)の下面の支軸(63)に支持されたギヤ
レバー(64)の下部のギヤ部(64a)に噛合しており、
ここで、ギヤレバー(64)の上部のラック部(64b)は
前記第2スライド(42)の小ラックギヤ部(42e)に係
脱自在に噛合するようになっている。
制御スライド(60)の左端には、歯(60b1),(60
b2),(60b3)を有する切欠歯部(60b)が設けられ、
カムギヤ(53)のギヤボス部(53e)に形成された係合
歯(53e1),(53e2)に係脱するようになっている。
b2),(60b3)を有する切欠歯部(60b)が設けられ、
カムギヤ(53)のギヤボス部(53e)に形成された係合
歯(53e1),(53e2)に係脱するようになっている。
前記第10図はディスク再生状態におけるピックアップ
(33)の移動終期を示しているが、この状態より駆動モ
ータ(34)によりピック送りギヤ(46)を時計方向に回
転すると、前述したように、その小ギヤ部(46a)は第
1スライド(41)のラック部(41d)との噛合を終了
し、第2スライド(42)のラック部(42d)とだけ噛合
するようになり、第2スライド(42)が右方へ摺動し、
その弾性係合片(42a)がピックアップ(33)から離れ
る。
(33)の移動終期を示しているが、この状態より駆動モ
ータ(34)によりピック送りギヤ(46)を時計方向に回
転すると、前述したように、その小ギヤ部(46a)は第
1スライド(41)のラック部(41d)との噛合を終了
し、第2スライド(42)のラック部(42d)とだけ噛合
するようになり、第2スライド(42)が右方へ摺動し、
その弾性係合片(42a)がピックアップ(33)から離れ
る。
この動作時、第23図に示すように、第2スライド(4
2)の小ラックギヤ部(42e)がギヤレバー(64)のラッ
ク部(64b)に噛合し、第2スライド(42)の移動に伴
なってギヤレバー(64)が時計方向に回転し、ギヤレバ
ー(64)のギヤ部(64a)を介して制御スライド(60)
が左方へ摺動操作される。
2)の小ラックギヤ部(42e)がギヤレバー(64)のラッ
ク部(64b)に噛合し、第2スライド(42)の移動に伴
なってギヤレバー(64)が時計方向に回転し、ギヤレバ
ー(64)のギヤ部(64a)を介して制御スライド(60)
が左方へ摺動操作される。
一方、欠歯部(53b)を減速ギヤ(57)に対向させて
停止しているカムギヤ(53)では、制御スライド(60)
の左方への摺動により、その切欠歯部(60b)の歯(60b
2)がギヤボス部(53e)の係合歯(53e2)を押圧するの
で、カムギヤ(53)は時計方向に回転し、ギヤ部(53
a)が駆動モータ(34)により反時計方向に回転してい
る減速ギヤ(57)に噛合するようになり、それ以降、カ
ムギヤ(53)は駆動モータ(34)により時計方向に回転
され、その傾斜部(53c)によってサブシャーシ(29)
がディスク再生部を下降させる方向に回動する。
停止しているカムギヤ(53)では、制御スライド(60)
の左方への摺動により、その切欠歯部(60b)の歯(60b
2)がギヤボス部(53e)の係合歯(53e2)を押圧するの
で、カムギヤ(53)は時計方向に回転し、ギヤ部(53
a)が駆動モータ(34)により反時計方向に回転してい
る減速ギヤ(57)に噛合するようになり、それ以降、カ
ムギヤ(53)は駆動モータ(34)により時計方向に回転
され、その傾斜部(53c)によってサブシャーシ(29)
がディスク再生部を下降させる方向に回動する。
この時には、第2スライド(42)の弾性係合片(42
a)は既にピックアップ(33)から離れているので、サ
ブシャーシ(29)の回動はピックアップ(33)が挾持状
態から解放された状態で行われることになる。なお、ピ
ックアップ(33)の下降位置においても、係合腕(41
a)はピックアップ(33)の一部に係合している。
a)は既にピックアップ(33)から離れているので、サ
ブシャーシ(29)の回動はピックアップ(33)が挾持状
態から解放された状態で行われることになる。なお、ピ
ックアップ(33)の下降位置においても、係合腕(41
a)はピックアップ(33)の一部に係合している。
前記カムギヤ(53)の回転初期において、ギヤボス部
(53e)の係合縁(53e)′が切欠歯部(60b)の歯(60b
1)と係合して制御スライド(60)をさらに左方へ摺動
させるので、ギヤレバー(64)及び小ラックギヤ(42
e)を介して第2スライド(42)が右方へ移動し、その
ラック部(42d)がピック送りギヤ(46)の小ギヤ部(4
6a)から離脱し、その後、制御スライド(60)は、第24
図に示すように、係合歯(53e1),(53e2)の歯先円と
同径のギヤボス部(53e)の周面が歯(60b1)を押圧す
ることによりその位置を維持するので、第2スライド
(42)は停止状態に制御される。
(53e)の係合縁(53e)′が切欠歯部(60b)の歯(60b
1)と係合して制御スライド(60)をさらに左方へ摺動
させるので、ギヤレバー(64)及び小ラックギヤ(42
e)を介して第2スライド(42)が右方へ移動し、その
ラック部(42d)がピック送りギヤ(46)の小ギヤ部(4
6a)から離脱し、その後、制御スライド(60)は、第24
図に示すように、係合歯(53e1),(53e2)の歯先円と
同径のギヤボス部(53e)の周面が歯(60b1)を押圧す
ることによりその位置を維持するので、第2スライド
(42)は停止状態に制御される。
そして、カムギヤ(53)の回転に伴なうサブシャーシ
(29)の回動によってディスク再生部の下降が完了する
と、カムギヤ(53)の突部(53f)が第10図に示すスイ
ッチ(65)に当接してこれを操作するため、駆動モータ
(34)への給電が断たれ、カムギヤ(53)が停止する。
(29)の回動によってディスク再生部の下降が完了する
と、カムギヤ(53)の突部(53f)が第10図に示すスイ
ッチ(65)に当接してこれを操作するため、駆動モータ
(34)への給電が断たれ、カムギヤ(53)が停止する。
つぎに、再びディスク再生状態に移行させる場合、図
外の操作スイッチによりこれを指令すると、駆動モータ
(34)が前述とは反対方向に回転駆動し、カムギヤ(5
3)が反時計方向に回転し、その傾斜部(53c)によって
サブシャーシ(29)が回動操作され、ディスク再生部が
所定位置(水平位置)まで上昇する。
外の操作スイッチによりこれを指令すると、駆動モータ
(34)が前述とは反対方向に回転駆動し、カムギヤ(5
3)が反時計方向に回転し、その傾斜部(53c)によって
サブシャーシ(29)が回動操作され、ディスク再生部が
所定位置(水平位置)まで上昇する。
その後、カムギヤ(53)のギヤボス部(53e)におけ
る係合歯(53e1),(53e2)が制御スライド(60)の切
欠歯部(60b)における歯(60b1),(60b2)順次噛合
するため、制御スライド(60)が右方へ摺動操作され、
ギヤレバー(64)が反時計方向に回転すると共に、小ラ
ックギヤ部(42e)を介して第2スライド(42)が左方
へ摺動操作される。
る係合歯(53e1),(53e2)が制御スライド(60)の切
欠歯部(60b)における歯(60b1),(60b2)順次噛合
するため、制御スライド(60)が右方へ摺動操作され、
ギヤレバー(64)が反時計方向に回転すると共に、小ラ
ックギヤ部(42e)を介して第2スライド(42)が左方
へ摺動操作される。
そして、第2スライド(42)のラック部(42d)が駆
動モータ(34)により反時計方向に回転されているピッ
ク送りギヤ(46)の小ギヤ部(46a)に噛合し、駆動モ
ータ(34)によって第2スライド(42)がさらに左方へ
摺動すると、小ラックギヤ部(42e)がギヤレバー(6
4)と離脱した後、第2スライド(42)の弾性係合片(4
2a)がピックアップ(33)に当接し、ピックアップ(3
3)を係合腕(41a)との間で挾持した状態でこれらを左
方へ摺動させるようになり、第1スライド(41)もその
ラック部(41d)が小ギヤ部(46a)に噛合し、ピックア
ップ(33)の送りが可能となる。
動モータ(34)により反時計方向に回転されているピッ
ク送りギヤ(46)の小ギヤ部(46a)に噛合し、駆動モ
ータ(34)によって第2スライド(42)がさらに左方へ
摺動すると、小ラックギヤ部(42e)がギヤレバー(6
4)と離脱した後、第2スライド(42)の弾性係合片(4
2a)がピックアップ(33)に当接し、ピックアップ(3
3)を係合腕(41a)との間で挾持した状態でこれらを左
方へ摺動させるようになり、第1スライド(41)もその
ラック部(41d)が小ギヤ部(46a)に噛合し、ピックア
ップ(33)の送りが可能となる。
第2スライド(42)のラック部(42d)が小ギヤ部(4
6a)に噛合した直後、カムギヤ(53)の欠歯部(53b)
が減速ギヤ(57)に近接するようになるが、前記制御ス
ライド(60)はばね(62)による右方への付勢によって
ガイド軸(61)で規制される位置まで摺動するため、切
欠歯部(60b)の歯(60b3)によりギヤボス部(53e)の
係合歯(53e2)が押圧されてカムギヤ(53)が欠歯部
(53b)を減速ギヤ(57)に対向させる位置まで回転さ
れ、カムギヤ(53)の回転が停止する。
6a)に噛合した直後、カムギヤ(53)の欠歯部(53b)
が減速ギヤ(57)に近接するようになるが、前記制御ス
ライド(60)はばね(62)による右方への付勢によって
ガイド軸(61)で規制される位置まで摺動するため、切
欠歯部(60b)の歯(60b3)によりギヤボス部(53e)の
係合歯(53e2)が押圧されてカムギヤ(53)が欠歯部
(53b)を減速ギヤ(57)に対向させる位置まで回転さ
れ、カムギヤ(53)の回転が停止する。
つぎに、回転トレイ(4)の位置決め機構について説
明する。
明する。
第25図において、(66)はキャビネット(1)内の支
軸(66)′に回動支持され一端にカムギヤ(53)のカム
部(53d)に係合するボス部(66a)を有する位置決め部
材としてのロックレバーであり、ばね(66c)により時
計方向に回動付勢されることによりボス部(66a)がカ
ム部(53d)の周面に当接し、カムギヤ(53)の回転に
伴なってロックレバー(66)が回動操作される。
軸(66)′に回動支持され一端にカムギヤ(53)のカム
部(53d)に係合するボス部(66a)を有する位置決め部
材としてのロックレバーであり、ばね(66c)により時
計方向に回動付勢されることによりボス部(66a)がカ
ム部(53d)の周面に当接し、カムギヤ(53)の回転に
伴なってロックレバー(66)が回動操作される。
(67)は回転トレイ(4)の下面のリム(10)より内
周側において同一円周上に等間隔に形成され各ディスク
載置部(6)に対応した4個のV字溝部であり、トレイ
(4)の各載置部(6)がそれぞれディスク再生位置に
移動した時に各V字溝部(67)がロックレバー(66)の
他端のロックピン(66b)に対向するようになってお
り、ロックレバー(66)の時計方向の回動によってロッ
クピン(66b)がV字溝部(67)に係合することによ
り、載置部(6)が再生位置に正確に位置決めされる。
周側において同一円周上に等間隔に形成され各ディスク
載置部(6)に対応した4個のV字溝部であり、トレイ
(4)の各載置部(6)がそれぞれディスク再生位置に
移動した時に各V字溝部(67)がロックレバー(66)の
他端のロックピン(66b)に対向するようになってお
り、ロックレバー(66)の時計方向の回動によってロッ
クピン(66b)がV字溝部(67)に係合することによ
り、載置部(6)が再生位置に正確に位置決めされる。
前記カムギヤ(53)のカム部(53d)は、傾斜部(53
c)によってサブシャーシ(29)のディスク再生部を上
昇させる直前にロックレバー(66)をばね(66c)によ
り回動させてそのロックピン(66b)をV字溝部(67)
に係合させ、再生部の下降直後にロックレバー(66)を
反時計方向に回動させてロックピン(66b)をV字溝部
(67)より離脱させる。
c)によってサブシャーシ(29)のディスク再生部を上
昇させる直前にロックレバー(66)をばね(66c)によ
り回動させてそのロックピン(66b)をV字溝部(67)
に係合させ、再生部の下降直後にロックレバー(66)を
反時計方向に回動させてロックピン(66b)をV字溝部
(67)より離脱させる。
(68)は第26図に示すように支軸(68a)をトレイ
(4)の下方のキャビネット(1)の裏面に形設された
1対の支持片に枢着して上下に回動自在に支持されトー
ションばね(68)′により上方へ回動付勢された係止レ
バーであり、先端に係止ボス(68b)が突設されると共
に、基部が前記サブシャーシ(29)の基部端の上面に当
接している。
(4)の下方のキャビネット(1)の裏面に形設された
1対の支持片に枢着して上下に回動自在に支持されトー
ションばね(68)′により上方へ回動付勢された係止レ
バーであり、先端に係止ボス(68b)が突設されると共
に、基部が前記サブシャーシ(29)の基部端の上面に当
接している。
サブシャーシ(29)の下方への回動時,すなわちディ
スク再生部の下降時、同図に示すように、係止レバー
(68)はサブシャーシ(29)に押圧されてばね(68)′
の付勢に抗して下方へ回動操作されるため、係止ボス
(68b)がキャビネット(1)の上面より突出すること
はないが、サブシャーシ(29)の上方への回動時,すな
わち再生部の上昇時、その初期においてサブシャーシ
(29)が係止レバー(68)から離間するので、係止レバ
ー(68)がばね(68)′により回動されて係止ボス(68
b)がキャビネット(1)の透孔(1a)より上方へ突出
する。
スク再生部の下降時、同図に示すように、係止レバー
(68)はサブシャーシ(29)に押圧されてばね(68)′
の付勢に抗して下方へ回動操作されるため、係止ボス
(68b)がキャビネット(1)の上面より突出すること
はないが、サブシャーシ(29)の上方への回動時,すな
わち再生部の上昇時、その初期においてサブシャーシ
(29)が係止レバー(68)から離間するので、係止レバ
ー(68)がばね(68)′により回動されて係止ボス(68
b)がキャビネット(1)の透孔(1a)より上方へ突出
する。
(69)はトレイ(4)の下面の同一円周上に等間隔に
凹設されそれぞれ各載置部(6)に対応した係止孔であ
り、任意の載置部(6)が再生位置に案内されると、こ
れに対応した係止孔(69)が透孔(1a)を介して係止レ
バー(68)の係止ボス(68b)に対向する。
凹設されそれぞれ各載置部(6)に対応した係止孔であ
り、任意の載置部(6)が再生位置に案内されると、こ
れに対応した係止孔(69)が透孔(1a)を介して係止レ
バー(68)の係止ボス(68b)に対向する。
したがって、ディスク再生時、トレイ(4)の回転に
より選択された載置部(6)が再生位置に案内されてト
レイ(4)が停止すると、駆動モータ(34)によってカ
ムギヤ(53)が回転を開始し、サブシャーシ(29)が上
方へ回動する直前にロックレバー(66)によりトレイ
(4)が位置決めされると共に、サブシャーシ(29)の
上方への回動初期に係止レバー(68)が上方へ回動し、
そのボス(68b)がトレイ(4)の係止孔(69)に嵌入
し、位置決めされたトレイ(4)が完全に固定される。
より選択された載置部(6)が再生位置に案内されてト
レイ(4)が停止すると、駆動モータ(34)によってカ
ムギヤ(53)が回転を開始し、サブシャーシ(29)が上
方へ回動する直前にロックレバー(66)によりトレイ
(4)が位置決めされると共に、サブシャーシ(29)の
上方への回動初期に係止レバー(68)が上方へ回動し、
そのボス(68b)がトレイ(4)の係止孔(69)に嵌入
し、位置決めされたトレイ(4)が完全に固定される。
その後、所望の載置部(6)を再生位置に正確かつ確
実に位置決めさせた状態で再生部が上昇動作し、ディス
ク再生状態となる。
実に位置決めさせた状態で再生部が上昇動作し、ディス
ク再生状態となる。
なお、ディスク再生終了後は、サブシャーシ(29)の
下方への回動に伴なって再生部がトレイ(4)より下方
に下降し、その下降終期に係止レバー(68)が下方へ回
動されて係止ボス(68b)が係止孔(69)より離脱し、
サブシャーシ(29)の回動終了直後,ロックレバー(6
6)によるトレイ(4)の位置決めが解除される。
下方への回動に伴なって再生部がトレイ(4)より下方
に下降し、その下降終期に係止レバー(68)が下方へ回
動されて係止ボス(68b)が係止孔(69)より離脱し、
サブシャーシ(29)の回動終了直後,ロックレバー(6
6)によるトレイ(4)の位置決めが解除される。
つぎに、レコード再生モードとディスク再生モードと
の間のインターロック機構を、第27図ないし第32図を用
いて説明する。
の間のインターロック機構を、第27図ないし第32図を用
いて説明する。
第27図において、(70)はキャビネット(1)の右前
部上面に設けられた左右摺動型のモード切替スイッチで
あり、右方の「ANALOG PLAYER」側に操作するとレコー
ド再生モードとなり、左方の「CD」側に操作するとディ
スク再生モードとなる。(71)はキャビネット(1)内
の支軸(72)に回動支持され前端部が切替スイッチ(7
0)の操作杆(70)′の左側に位置した制御レバーであ
り、ばね(73)により時計方向に回動付勢され、前記前
端部が操作杆(70)′に当接している。
部上面に設けられた左右摺動型のモード切替スイッチで
あり、右方の「ANALOG PLAYER」側に操作するとレコー
ド再生モードとなり、左方の「CD」側に操作するとディ
スク再生モードとなる。(71)はキャビネット(1)内
の支軸(72)に回動支持され前端部が切替スイッチ(7
0)の操作杆(70)′の左側に位置した制御レバーであ
り、ばね(73)により時計方向に回動付勢され、前記前
端部が操作杆(70)′に当接している。
(74)はブラケット(2)の上面に設けられ一端部の
ガイド孔(74a)にブラケット(2)上のガイドピン(7
5)を遊挿させると共に中腹部のガイドピン(74b)をブ
ラケット(2)のガイド孔(76)に遊挿させて摺動自在
に支持された操作スライドであり、スライド(74)の中
腹部にはガイド孔(76)を通ってブラケット(2)の下
方へ突出する軸(74c)が植立され、これと第29図に示
すブラケット(2)の軸(77)との間にばね(78)が張
架され、スライド(74)が一端側に摺動付勢されてい
る。
ガイド孔(74a)にブラケット(2)上のガイドピン(7
5)を遊挿させると共に中腹部のガイドピン(74b)をブ
ラケット(2)のガイド孔(76)に遊挿させて摺動自在
に支持された操作スライドであり、スライド(74)の中
腹部にはガイド孔(76)を通ってブラケット(2)の下
方へ突出する軸(74c)が植立され、これと第29図に示
すブラケット(2)の軸(77)との間にばね(78)が張
架され、スライド(74)が一端側に摺動付勢されてい
る。
このスライド(74)の他端部には斜面を有する段付片
(74d)が形成されており、第28図及び第29図に示すよ
うに、トーンアーム(17)の基部の下方に配設されたア
ームレスト(79)の軸部(80)の下端がこの段付片(74
d)上に当接している。
(74d)が形成されており、第28図及び第29図に示すよ
うに、トーンアーム(17)の基部の下方に配設されたア
ームレスト(79)の軸部(80)の下端がこの段付片(74
d)上に当接している。
前記制御レバー(71)の後端部はスライド(74)の軸
(74c)より左方に位置している。
(74c)より左方に位置している。
そして、第27図ないし第29図に示すレコード再生モー
ドでは、トレイ(4)上にレコード盤(5)を載置した
後、トーンアーム(17)を回動して針式ピックアップ
(18)をレコード盤(5)の無音溝に運ぶと、モータ
(8)への通電が開始されてトレイ(4)が回転し、ト
ーンアーム(17)を下方へ回動させると、ピックアップ
(18)がレコード盤(5)の信号を読み取り、再生状態
となる。
ドでは、トレイ(4)上にレコード盤(5)を載置した
後、トーンアーム(17)を回動して針式ピックアップ
(18)をレコード盤(5)の無音溝に運ぶと、モータ
(8)への通電が開始されてトレイ(4)が回転し、ト
ーンアーム(17)を下方へ回動させると、ピックアップ
(18)がレコード盤(5)の信号を読み取り、再生状態
となる。
つぎに、第30図に示すように、切替スイッチ(70)を
「CD」側に操作してディスク再生モードに切り替える
と、操作杆(70)′により制御レバー(71)が時計方向
に回動し、その後端部が軸(74c)を介して操作スライ
ド(74)を他端側に摺動させる。
「CD」側に操作してディスク再生モードに切り替える
と、操作杆(70)′により制御レバー(71)が時計方向
に回動し、その後端部が軸(74c)を介して操作スライ
ド(74)を他端側に摺動させる。
このため、第31図及び第32図に示すように、段付片
(74d)に当接していたアームレスト(79)の軸部(8
0)は段付片(74d)の基部の斜面によって上方へ押圧さ
れ、アームレスト(79)が上方へ移動してトーンアーム
(17)の基部を持ち上げる。
(74d)に当接していたアームレスト(79)の軸部(8
0)は段付片(74d)の基部の斜面によって上方へ押圧さ
れ、アームレスト(79)が上方へ移動してトーンアーム
(17)の基部を持ち上げる。
この結果、当該ディスク再生モードにおいて誤ってト
ーンアーム(17)を移動させても、これが下方へ回動す
ることが阻止され、ピックアップ(18)がトレイ(4)
やキャビネット(1)あるいはディスク(40)に当接す
ることが確実に防止される。
ーンアーム(17)を移動させても、これが下方へ回動す
ることが阻止され、ピックアップ(18)がトレイ(4)
やキャビネット(1)あるいはディスク(40)に当接す
ることが確実に防止される。
本発明は、以上説明したように構成されているため、
つぎに記載する効果を奏する。
つぎに記載する効果を奏する。
ディスク再生部を昇降操作するカム体の回転に連動し
て、ディスク載置部をディスク再生位置に案内した回転
トレイをまず位置決め部材により位置決めし、続いてこ
の位置決めされたトレイを係止レバーにより完全に固定
するようにしたので、大きな力がトレイに加えられても
トレイが回転してしまうことがなく、確実な位置決め状
態でディスク再生が実現できるものである。
て、ディスク載置部をディスク再生位置に案内した回転
トレイをまず位置決め部材により位置決めし、続いてこ
の位置決めされたトレイを係止レバーにより完全に固定
するようにしたので、大きな力がトレイに加えられても
トレイが回転してしまうことがなく、確実な位置決め状
態でディスク再生が実現できるものである。
しかも、トレイの位置決め動作がディスク再生部の昇
降動作に関連して行われるので、ディスク非再生時には
トレイの連続回転が可能となり、特にレコード再生とデ
ィスク再生との両方を行うディスク再生装置に適用すれ
ば、ディスク再生モード時のみトレイを固定でき、レコ
ード再生モードにおいて何ら支障なくトレイを連続回転
でき、非常に合理的かつ実用的な構成となり、実用上価
値大なるものとなる。
降動作に関連して行われるので、ディスク非再生時には
トレイの連続回転が可能となり、特にレコード再生とデ
ィスク再生との両方を行うディスク再生装置に適用すれ
ば、ディスク再生モード時のみトレイを固定でき、レコ
ード再生モードにおいて何ら支障なくトレイを連続回転
でき、非常に合理的かつ実用的な構成となり、実用上価
値大なるものとなる。
図面は本発明によるディスク再生装置の1実施例を示
し、第1図は蓋体を省略した場合の平面図、第2図,第
3図及び第4図はそれぞれ第1図のA−A′線切断正面
図,B−B′線切断左側面図及びC−C′線切断右側面
図、第5図及び第6図はそれぞれ回転トレイの上方から
見た斜視図及び下方から見た斜視図、第7図及び第8図
はそれぞれ小蓋体の開閉状態を説明する右側面図、第9
図はディスク再生ブロックの配置を示す平面図、第10図
はディスク再生ブロックの平面図、第11図は同切断正面
図、第12図は同分解斜視図、第13図は同切断右側面図、
第14図はディスク再生ブロックの一部を省略した平面
図、第15図はピックアップ駆動機構の一部の斜視図、第
16図は第1,第2ラックスライドの斜視図、第17図,第18
図及び第19図はそれぞれカムギヤの正面図,上方から見
た斜視図及び下方から見た斜視図、第20図及び第21図は
それぞれディスク再生部の昇降動作を示す切断正面図、
第22図は制御スライドの斜視図、第23図及び第24図は制
御スライドの動作を説明するための平面図、第25図は回
転トレイの位置決め機構を示す平面図、第26図は第25図
のD−D′線切断側面図、第27図ないし第32図はレコー
ド再生モードとディスク再生モードとの間のインターロ
ック機構を示し、第27図はレコード再生モードにおける
平面図、第28図及び第29図はそれぞれ第27図のE−E′
線右側面図及びF−F′線切断正面図、第30図はディス
ク再生モードにおける一部の平面図、第31図及び第32図
はそれぞれ第30図における前記第28図及び第29図に対応
する右側面図及び切断正面図である。 (1)……キャビネット、(4)……回転トレイ、
(6)……ディスク載置部、(7)……ディスク再生用
操作孔、(21)……クランプ部材、(29)……サブシャ
ーシ、(30)……ターンテーブル、(33)……光学式ピ
ックアップ、(34)……駆動モータ、(40)……ディス
ク、(53)……カムギヤ、(66)……ロックレバー、
(67)……V字溝部、(68)……係止レバー、(69)…
…係止孔。
し、第1図は蓋体を省略した場合の平面図、第2図,第
3図及び第4図はそれぞれ第1図のA−A′線切断正面
図,B−B′線切断左側面図及びC−C′線切断右側面
図、第5図及び第6図はそれぞれ回転トレイの上方から
見た斜視図及び下方から見た斜視図、第7図及び第8図
はそれぞれ小蓋体の開閉状態を説明する右側面図、第9
図はディスク再生ブロックの配置を示す平面図、第10図
はディスク再生ブロックの平面図、第11図は同切断正面
図、第12図は同分解斜視図、第13図は同切断右側面図、
第14図はディスク再生ブロックの一部を省略した平面
図、第15図はピックアップ駆動機構の一部の斜視図、第
16図は第1,第2ラックスライドの斜視図、第17図,第18
図及び第19図はそれぞれカムギヤの正面図,上方から見
た斜視図及び下方から見た斜視図、第20図及び第21図は
それぞれディスク再生部の昇降動作を示す切断正面図、
第22図は制御スライドの斜視図、第23図及び第24図は制
御スライドの動作を説明するための平面図、第25図は回
転トレイの位置決め機構を示す平面図、第26図は第25図
のD−D′線切断側面図、第27図ないし第32図はレコー
ド再生モードとディスク再生モードとの間のインターロ
ック機構を示し、第27図はレコード再生モードにおける
平面図、第28図及び第29図はそれぞれ第27図のE−E′
線右側面図及びF−F′線切断正面図、第30図はディス
ク再生モードにおける一部の平面図、第31図及び第32図
はそれぞれ第30図における前記第28図及び第29図に対応
する右側面図及び切断正面図である。 (1)……キャビネット、(4)……回転トレイ、
(6)……ディスク載置部、(7)……ディスク再生用
操作孔、(21)……クランプ部材、(29)……サブシャ
ーシ、(30)……ターンテーブル、(33)……光学式ピ
ックアップ、(34)……駆動モータ、(40)……ディス
ク、(53)……カムギヤ、(66)……ロックレバー、
(67)……V字溝部、(68)……係止レバー、(69)…
…係止孔。
Claims (1)
- 【請求項1】キャビネット(1)に回転自在に支持され
た回転トレイ(4)と、 前記回転トレイ(4)の上面の回転中心に対し点対称の
位置に等間隔に凹設され、それぞれディスクが載置され
る複数のディスク載置部(6)と、 前記各ディスク載置部(6)にそれぞれ透設されたディ
スク再生用操作孔(7)と、 前記回転トレイ(4)を回転することにより前記複数の
ディスク載置部(6)に載置されたディスクの中から再
生するディスクを選択し、該選択されたディスクの再生
位置において前記回転トレイ(4)の上方のディスク再
生位置に昇降自在に配設され、前記ディスク載置部
(6)のディスク再生用操作孔(7)より出没自在に突
出するディスク回転用ターンテーブル(30)及びディス
ク再生用光学式ピックアップ(33)を備えたディスク再
生部(29)と、 前記回転トレイ(4)の上方に位置し、前記再生位置の
ディスクを前記ディスク再生用操作孔(7)より突出し
た前記ディスク回転用ターンテーブル(30)上に圧着保
持するクランプ部材(21)と、 第1のカム部(53d)及び第2のカム部(53c)を有する
と共にモータにより正逆回転駆動されて前記ディスク再
生部(29)を昇降するカム体(53)と、 前記回転トレイ(4)の同一円周上に等間隔に凹設さ
れ、前記各ディスク載置部(6)にそれぞれ対応した複
数の位置決め用溝(67)と、 一端が前記カム体(53)の第1のカム部(53d)に係合
すると共にカム体(53)の正逆回転に連動して回動し、
他端が任意の前記位置決め用溝(67)に嵌装して該位置
決め用溝(67)に対応する前記ディスク載置部(6)を
前記回転トレイ(4)の選択されたディスクの再生位置
に仮固定する位置決め部材(66)と、 前記回転トレイ(4)の下面の同一円周上に等間隔に形
成され前記各ディスク載置部(6)に対応した複数の係
止孔(69)と、 前記キャビネット(1)に支持されると共に一端が前記
ディスク再生部(29)を上昇させる方向に回転するのに
連動して回動され、他端が前記位置決め部材(66)によ
って仮固定されている回転トレイ(4)の前記係止孔
(69)に係止して前記回転トレイ(4)を固定する係止
レバー(68)とを備えたことを特徴とするディスク再生
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2143341A JP2604266B2 (ja) | 1990-05-31 | 1990-05-31 | ディスク再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2143341A JP2604266B2 (ja) | 1990-05-31 | 1990-05-31 | ディスク再生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0438655A JPH0438655A (ja) | 1992-02-07 |
JP2604266B2 true JP2604266B2 (ja) | 1997-04-30 |
Family
ID=15336538
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2143341A Expired - Fee Related JP2604266B2 (ja) | 1990-05-31 | 1990-05-31 | ディスク再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2604266B2 (ja) |
-
1990
- 1990-05-31 JP JP2143341A patent/JP2604266B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0438655A (ja) | 1992-02-07 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |