JPH0559375B2 - - Google Patents
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- JPH0559375B2 JPH0559375B2 JP62081283A JP8128387A JPH0559375B2 JP H0559375 B2 JPH0559375 B2 JP H0559375B2 JP 62081283 A JP62081283 A JP 62081283A JP 8128387 A JP8128387 A JP 8128387A JP H0559375 B2 JPH0559375 B2 JP H0559375B2
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Landscapes
- Testing Of Devices, Machine Parts, Or Other Structures Thereof (AREA)
- Safety Valves (AREA)
- Pipeline Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
<産業上の利用分野>
本発明は、石油精製、石油化学、フアインケミ
カル、原子力等のプラント設備におけるボイラ、
反応器、蒸留塔、撹拌槽、熱交換器及び蓄圧器
(アキユムレータ)等の圧力容器若しくはそれに
付随する配管等所謂流体系に設けられる圧力安全
装置及びその検査方法に関する。
カル、原子力等のプラント設備におけるボイラ、
反応器、蒸留塔、撹拌槽、熱交換器及び蓄圧器
(アキユムレータ)等の圧力容器若しくはそれに
付随する配管等所謂流体系に設けられる圧力安全
装置及びその検査方法に関する。
<従来の技術>
従来のこの種圧力安全装置は、第11図及び第
12図に示すように、例えば、圧力容器1のノズ
ル2等に直接若しくは開閉弁3を介して安全弁4
を取り付けた構成であつた。
12図に示すように、例えば、圧力容器1のノズ
ル2等に直接若しくは開閉弁3を介して安全弁4
を取り付けた構成であつた。
ここで、上記安全弁なるものを定義付しておく
と、安全弁とは、上記のような圧力容器等の圧力
のかかる機器に取り付けられるもので、その機器
内圧力が許容圧力以上に上昇した場合に、自動的
に内部の流体を放出し、圧力の上昇を防止する機
能を有している。
と、安全弁とは、上記のような圧力容器等の圧力
のかかる機器に取り付けられるもので、その機器
内圧力が許容圧力以上に上昇した場合に、自動的
に内部の流体を放出し、圧力の上昇を防止する機
能を有している。
弁が開く瞬間の圧力(設定圧力)と最大放出時
の圧力には僅かの差があり、この差の大きいもの
(設定圧力の10〜25%)をレリーフ弁、小さいも
の(設定圧力の5%以下)を安全弁と区別して呼
ぶこともある。
の圧力には僅かの差があり、この差の大きいもの
(設定圧力の10〜25%)をレリーフ弁、小さいも
の(設定圧力の5%以下)を安全弁と区別して呼
ぶこともある。
尚、本出願明細書で云う安全弁は、上記のレリ
ーフ弁も包含されるものとする。
ーフ弁も包含されるものとする。
そして、かかる圧力安全装置は、圧力容器1内
圧力が許容圧力以上に上昇した場合、安全弁4の
デイスク(弁体)がスプリング力に抗して押し上
げられ、圧力容器1内部の流体を放出して圧力の
上昇や該圧力容器1の破壊を防止するようになつ
ている。
圧力が許容圧力以上に上昇した場合、安全弁4の
デイスク(弁体)がスプリング力に抗して押し上
げられ、圧力容器1内部の流体を放出して圧力の
上昇や該圧力容器1の破壊を防止するようになつ
ている。
<発明が解決しようとする問題点>
しかしながらこのような従来の構成の圧力安全
装置にあつては、プラントの稼働期間中には、そ
の作動確認検査を実施できない構成であるため、
プラントの稼働を一旦停止して、安全弁4を取り
外し、これをマシンシヨツプやメーカの工場にて
検査しなければならなかつた。
装置にあつては、プラントの稼働期間中には、そ
の作動確認検査を実施できない構成であるため、
プラントの稼働を一旦停止して、安全弁4を取り
外し、これをマシンシヨツプやメーカの工場にて
検査しなければならなかつた。
この結果、プラント全体では、安全弁4の数も
多くあり、検査に長期間を要するので、プラント
の稼働率が著しく低下し、結果的にメンテナンス
費用が多額になるという問題を生じていた。
多くあり、検査に長期間を要するので、プラント
の稼働率が著しく低下し、結果的にメンテナンス
費用が多額になるという問題を生じていた。
本発明はかかる従来の実情に鑑み、プラント等
の稼働中であつても、その運転に影響を与えるこ
となく作動確認検査を実施できる圧力安全装置及
びその検査方法を提供することを目的とする。
の稼働中であつても、その運転に影響を与えるこ
となく作動確認検査を実施できる圧力安全装置及
びその検査方法を提供することを目的とする。
<問題点を解決するための手段>
このため、本発明のうち第1発明は、機器内圧
力が許容圧力以上になつた時に開放される安全弁
機構部と、該安定弁機構部の流入口側に設けられ
た逆止弁機構部と、前記安全弁機構部と前記逆止
弁機構部との間に形成される空間に連通し開閉弁
により開閉可能な検査用流体供給口部と、を含ん
で構成される圧力安全装置とする。
力が許容圧力以上になつた時に開放される安全弁
機構部と、該安定弁機構部の流入口側に設けられ
た逆止弁機構部と、前記安全弁機構部と前記逆止
弁機構部との間に形成される空間に連通し開閉弁
により開閉可能な検査用流体供給口部と、を含ん
で構成される圧力安全装置とする。
又、第2発明は、機器内圧力が許容圧力以上に
なつた時に開放される安全弁機構部と該安定弁機
構部の流入口側に設けられた逆止弁機構部との間
に形成される空間に検査用の高圧流体を供給し、
該空間の圧力を高めて前記安全弁機構部の作動の
有無を確認するようにした圧力安全装置の検査方
法とする。
なつた時に開放される安全弁機構部と該安定弁機
構部の流入口側に設けられた逆止弁機構部との間
に形成される空間に検査用の高圧流体を供給し、
該空間の圧力を高めて前記安全弁機構部の作動の
有無を確認するようにした圧力安全装置の検査方
法とする。
<作用>
そして、上記の構成及び方法では、安全弁機構
部と前記逆止分機構部との間に形成される空間に
検査用流体を供給し、安全弁機構部の設定圧力に
てその作動の有無を確認するようにすれば、プラ
ント等の稼働中であつても、その運転に影響を与
えることなく作動確認検査等を実施でき、プラン
トの稼働率を低下させず、メンテナンス費用を低
減できる。
部と前記逆止分機構部との間に形成される空間に
検査用流体を供給し、安全弁機構部の設定圧力に
てその作動の有無を確認するようにすれば、プラ
ント等の稼働中であつても、その運転に影響を与
えることなく作動確認検査等を実施でき、プラン
トの稼働率を低下させず、メンテナンス費用を低
減できる。
<実施例>
以下、本発明の実施例を第1図〜第10図に基
づいて説明する。
づいて説明する。
まず、第1の発明に係わる圧力安全装置の一実
施例について説明する。
施例について説明する。
まず、圧力安全装置は、流体系内圧力が許容圧
力以上になつた時に開放される安全弁機構部と、
該安全弁機構部の流入口側に設けられた逆止弁機
構部と、前記安全弁機構部と前記逆止弁機構部と
の間に形成される空間に連通し開閉弁により開閉
可能な検査用流体供給口部と、から構成される。
力以上になつた時に開放される安全弁機構部と、
該安全弁機構部の流入口側に設けられた逆止弁機
構部と、前記安全弁機構部と前記逆止弁機構部と
の間に形成される空間に連通し開閉弁により開閉
可能な検査用流体供給口部と、から構成される。
本実施例においては、上記安全弁機構部、逆止
弁機構部、検査用流体供給口部は、第1図に示し
たように、夫々独立した安全弁5、逆止弁6及び
単管7を夫々連結することによつて構成されるも
のである。
弁機構部、検査用流体供給口部は、第1図に示し
たように、夫々独立した安全弁5、逆止弁6及び
単管7を夫々連結することによつて構成されるも
のである。
ここで、例えば、流体系としての圧力容器8の
上端に設けられたノズル9には、逆止弁6が接続
され、該逆止弁6には、単管7が接続される。こ
の単管7には、安全弁5が接続される。そして、
この安全弁5には、排出ラインの配管10が接続
される。この排出ラインの配管10は、放出され
た圧力容器8内の流体を回収する図示しないフレ
アスタツク等に導かれる。このフレアスタツク等
に回収された流体は、燃料として使用する等種々
の処理がなされるようになつている。
上端に設けられたノズル9には、逆止弁6が接続
され、該逆止弁6には、単管7が接続される。こ
の単管7には、安全弁5が接続される。そして、
この安全弁5には、排出ラインの配管10が接続
される。この排出ラインの配管10は、放出され
た圧力容器8内の流体を回収する図示しないフレ
アスタツク等に導かれる。このフレアスタツク等
に回収された流体は、燃料として使用する等種々
の処理がなされるようになつている。
次に、上記安全弁5、逆止弁6及び単管7夫々
の具体的構造について説明する。
の具体的構造について説明する。
まず、安全弁5として、第2図及び第3図に2
つのものを示す。
つのものを示す。
第2図のものにおいて、流体の流入口部11と
放出口部12とを有するボデイ13とこれに結合
されるボンネツト14とから構成される弁本体1
5内には、前記流入口部11に貫通支持されて上
端面が弁シート部となるノズル16と、弁体とな
るデイスク17と、該デイスク17を常時前記ノ
ズル16上端面の弁シート部に圧接する弾性力を
働かせるスプリング18と、が設けられている。
放出口部12とを有するボデイ13とこれに結合
されるボンネツト14とから構成される弁本体1
5内には、前記流入口部11に貫通支持されて上
端面が弁シート部となるノズル16と、弁体とな
るデイスク17と、該デイスク17を常時前記ノ
ズル16上端面の弁シート部に圧接する弾性力を
働かせるスプリング18と、が設けられている。
そして、上記スプリング18のセツト圧を調整
して、デイスク17の開弁圧力を所定値にセツト
するためのアジヤストボルト19とナツト20と
がボンネツト14上端側のキヤツプ21内に装備
されている。
して、デイスク17の開弁圧力を所定値にセツト
するためのアジヤストボルト19とナツト20と
がボンネツト14上端側のキヤツプ21内に装備
されている。
尚、図中、47は取付フランジである。
第3図の安全弁は、先に説明した安全弁と同様
の構成であるので、同一要素のものに、同一符号
を付し、詳細説明は省略する。
の構成であるので、同一要素のものに、同一符号
を付し、詳細説明は省略する。
逆止弁6として、第4図及び第5図に2つのも
のを示す。
のを示す。
逆止弁は、流体を一方向のみに長し、停止時又
は反対側から圧力がかかつた場合、弁体が弁座に
自動的に密着して管内の流れを停止し、逆流を防
止するものであり、スウイング型とリフト型等が
ある。
は反対側から圧力がかかつた場合、弁体が弁座に
自動的に密着して管内の流れを停止し、逆流を防
止するものであり、スウイング型とリフト型等が
ある。
第4図に示したものにおいて、流体入口22と
出口23とを有する弁箱24とこれに結合される
蓋25とから構成される弁本体26内には、弁座
輪27と弁体28とが装備されている。弁体28
は、一端部がヒンジ29を介して回動自由に支持
されたアーム30の他端部に固定されており、常
時は弁座輪27の弁シート部に当接して、流体入
口22を閉塞している。
出口23とを有する弁箱24とこれに結合される
蓋25とから構成される弁本体26内には、弁座
輪27と弁体28とが装備されている。弁体28
は、一端部がヒンジ29を介して回動自由に支持
されたアーム30の他端部に固定されており、常
時は弁座輪27の弁シート部に当接して、流体入
口22を閉塞している。
そして、流体入口22に導かれた流体の圧力が
弁体28の外側の面に加わると、アーム30がス
イングして該弁体28が開く。弁体28の内側の
面に圧力が加わつた場合、弁体28が弁座輪27
の弁シート部に自動的に密着して管内の流れを停
止する。
弁体28の外側の面に加わると、アーム30がス
イングして該弁体28が開く。弁体28の内側の
面に圧力が加わつた場合、弁体28が弁座輪27
の弁シート部に自動的に密着して管内の流れを停
止する。
尚、図中48は夫々取付フランジである。
第5図に示したものは、流体入口31と出口3
2とを有する弁本体33内に、弁体としての夫々
半円形の一対のプレート34を備え、これらのプ
レート34の直線状の縁部は夫々ヒンジ35を介
して連結されると共に回動自由に支持されてい
る。そして、一対のプレート34は常時はスプリ
ング36の付勢力によつて、弁座としてのシール
37に圧着されている。
2とを有する弁本体33内に、弁体としての夫々
半円形の一対のプレート34を備え、これらのプ
レート34の直線状の縁部は夫々ヒンジ35を介
して連結されると共に回動自由に支持されてい
る。そして、一対のプレート34は常時はスプリ
ング36の付勢力によつて、弁座としてのシール
37に圧着されている。
一方、単管7としては、第6図に示すように、
両端にフランジ部38を有した管部39外周に開
閉弁40が接続されたパイプ41を連結したもの
を使用する。又、第7図に示すように、厚板を加
工したものを使用しても良い。
両端にフランジ部38を有した管部39外周に開
閉弁40が接続されたパイプ41を連結したもの
を使用する。又、第7図に示すように、厚板を加
工したものを使用しても良い。
このものは、厚板により形成した円形リング状
部材42に、ボルト挿通孔43を設けると共に、
外周部と内周部を貫通する孔44に開閉弁40が
接続されたパイプ41を連結して構成される。
部材42に、ボルト挿通孔43を設けると共に、
外周部と内周部を貫通する孔44に開閉弁40が
接続されたパイプ41を連結して構成される。
以上説明した安全弁5、逆止弁6及び単管7を
適宜選択して組み合わせて、圧力安全装置を構成
するようにする。
適宜選択して組み合わせて、圧力安全装置を構成
するようにする。
この例として、図示はしないが、第2図に示し
た安全弁5と、第4図に示した逆止弁6と、第6
図に示した単管7を接続したものがある。この場
合、夫々の取付フランジ47,48,38相互を
ボルト・ナツトで締結して接続する。
た安全弁5と、第4図に示した逆止弁6と、第6
図に示した単管7を接続したものがある。この場
合、夫々の取付フランジ47,48,38相互を
ボルト・ナツトで締結して接続する。
又、第8図には、第2図に示した安全弁5と、
第5図に示した逆止弁6と、第7図に示した単管
7を接続したものを示す。この場合、単管7及び
逆止弁6を、安全弁5のフランジ47と圧力容器
のノズルに設けたフランジ51の間に介在させ
て、通しボルト49とナツト50で締結して接続
する。
第5図に示した逆止弁6と、第7図に示した単管
7を接続したものを示す。この場合、単管7及び
逆止弁6を、安全弁5のフランジ47と圧力容器
のノズルに設けたフランジ51の間に介在させ
て、通しボルト49とナツト50で締結して接続
する。
上記の構成では、夫々独立した構成の安全弁
5、逆止弁6及び単管7を適宜選択して組み合わ
せて、圧力安全装置を構成するようにしたが、第
9図に示すように、安全弁機構部52と逆止弁機
構部53を一体に装備した装置を製作し、安全弁
機構部52と逆止弁機構部53との間に形成され
る空間54と連通する孔55を設け、この孔55
に開閉弁40を接続したパイプ41を接続するよ
うにして構成しても良い。
5、逆止弁6及び単管7を適宜選択して組み合わ
せて、圧力安全装置を構成するようにしたが、第
9図に示すように、安全弁機構部52と逆止弁機
構部53を一体に装備した装置を製作し、安全弁
機構部52と逆止弁機構部53との間に形成され
る空間54と連通する孔55を設け、この孔55
に開閉弁40を接続したパイプ41を接続するよ
うにして構成しても良い。
かかる構成の圧力安全装置の検査方法について
説明する。
説明する。
検査方法を説明する前に、検査に必要な付帯設
備の構成について説明する。
備の構成について説明する。
単管7のパイプ41に接続する開閉弁40とし
ては、手元弁を使用し、該手元弁40には、不活
性ガス又はドライエアが充填された塔、槽、タン
ク等の検査用流体源56から導かれる供給管57
を逆止弁58を介して接続する。尚、検査用流体
源56において、59は圧力計、60は圧力調整
装置である。又、単管7には、パイプ41とは別
のパイプ61が接続され、該パイプ61には手元
弁62が介装されると共に、圧力計63が接続さ
れる。
ては、手元弁を使用し、該手元弁40には、不活
性ガス又はドライエアが充填された塔、槽、タン
ク等の検査用流体源56から導かれる供給管57
を逆止弁58を介して接続する。尚、検査用流体
源56において、59は圧力計、60は圧力調整
装置である。又、単管7には、パイプ41とは別
のパイプ61が接続され、該パイプ61には手元
弁62が介装されると共に、圧力計63が接続さ
れる。
今、圧力安全装置を通常使用状態とする時に
は、2つの手元弁41,61を夫々閉じておく
と、従来通り、圧力容器8内圧力が許容圧力以上
とになつた時には、安全弁5が開放されて、安全
性が確保される。
は、2つの手元弁41,61を夫々閉じておく
と、従来通り、圧力容器8内圧力が許容圧力以上
とになつた時には、安全弁5が開放されて、安全
性が確保される。
又、圧力安全装置を検査する時には、一方の手
元弁62を開くと共に、圧力計63を見ながら手
元弁40を徐々に開き、安全弁5の設定圧力で該
安全弁5が作動するか否かを確認する。
元弁62を開くと共に、圧力計63を見ながら手
元弁40を徐々に開き、安全弁5の設定圧力で該
安全弁5が作動するか否かを確認する。
尚、安全弁5の作動は、弁体としてデイスクが
開く音で容易に判る。
開く音で容易に判る。
そして、上記のような検査中において、単管7
の圧力は、安全弁5の設定圧力以上にはならない
ので(なれば安全弁5が作動する)、検査中に圧
力容器8内の圧力が上昇し、安全弁5の設定圧力
以上になれば、逆止弁6を介して圧力容器8内の
流体が単管に至り、安全弁5が作動する。即ち、
検査中においても、安全弁5が作用可能であり、
この間にも安全性を保持できることになる。
の圧力は、安全弁5の設定圧力以上にはならない
ので(なれば安全弁5が作動する)、検査中に圧
力容器8内の圧力が上昇し、安全弁5の設定圧力
以上になれば、逆止弁6を介して圧力容器8内の
流体が単管に至り、安全弁5が作動する。即ち、
検査中においても、安全弁5が作用可能であり、
この間にも安全性を保持できることになる。
かかる圧力安全装置の検査方法においては、検
査に必要な付帯設備即ち、検査用流体源56、供
給管57、逆止弁58等を常時装備して使用する
ようにしたが、検査時にのみ使用される検査用流
体供給装置を設けるようにしても良い。
査に必要な付帯設備即ち、検査用流体源56、供
給管57、逆止弁58等を常時装備して使用する
ようにしたが、検査時にのみ使用される検査用流
体供給装置を設けるようにしても良い。
即ち、第10図に示すように、例えば、チツ素
ボンベ65に備えた供給口66に減圧弁67を介
してホース68を接続すると共に、該ホース68
の先端に圧力計69を介してホースコネクシヨン
70を接続した構成の検査用流体供給装置64を
用意する。
ボンベ65に備えた供給口66に減圧弁67を介
してホース68を接続すると共に、該ホース68
の先端に圧力計69を介してホースコネクシヨン
70を接続した構成の検査用流体供給装置64を
用意する。
かかる検査用流体供給装置64を使用して検査
を行う場合、ます、ホースコネクシヨン70を単
管7の手元弁40に接続したホースコネクシヨン
71に接続する。
を行う場合、ます、ホースコネクシヨン70を単
管7の手元弁40に接続したホースコネクシヨン
71に接続する。
次に、上記手元弁40を開き、圧力計69を見
ながら減圧弁67を操作て、単管7に検査用流体
を供給する。この操作としては、減圧弁67を操
作して検査用流体をホース68中に流出させ、手
元弁40を少しづつ開けていく手順を採つても良
い。
ながら減圧弁67を操作て、単管7に検査用流体
を供給する。この操作としては、減圧弁67を操
作して検査用流体をホース68中に流出させ、手
元弁40を少しづつ開けていく手順を採つても良
い。
この後には、先の方法と同様に、安全弁5の設
定圧力で該安全弁5が作動するか否かを確認す
る。
定圧力で該安全弁5が作動するか否かを確認す
る。
更に、圧力容器1内の流体が毒性のないもので
あれば、必要によつて、安全弁5のデイスク(弁
体)のシール性の検査を行うようにしても良い。
あれば、必要によつて、安全弁5のデイスク(弁
体)のシール性の検査を行うようにしても良い。
これは、次のようにして行う。
まず、上述のようにして、安全弁5の作動が確
認されたならば、手元弁40を一旦閉じ、安全弁
5を元の状態に復帰させる(自動的になるものが
多く、音で判る)。安全弁5が元の状態になつた
ならば、今度は安全弁5の設定圧力未満の圧力に
単管7内がなるように、手元弁40を開き、検査
用流体を供給する。その後、安全弁5の出口配管
72を取り外すか、該出口配管72のどこか適当
な個所を取り外し、これによつて外部に開放され
た開口部に紙を張り付け、この紙の中央部に針で
穴を開け、石鹸水等を紙に吹き付ける。
認されたならば、手元弁40を一旦閉じ、安全弁
5を元の状態に復帰させる(自動的になるものが
多く、音で判る)。安全弁5が元の状態になつた
ならば、今度は安全弁5の設定圧力未満の圧力に
単管7内がなるように、手元弁40を開き、検査
用流体を供給する。その後、安全弁5の出口配管
72を取り外すか、該出口配管72のどこか適当
な個所を取り外し、これによつて外部に開放され
た開口部に紙を張り付け、この紙の中央部に針で
穴を開け、石鹸水等を紙に吹き付ける。
そして、安全弁5のデイスクのシール部に漏れ
がある場合には、前記石鹸水等を吹き付けた紙か
ら泡がでるので、これが判明する。
がある場合には、前記石鹸水等を吹き付けた紙か
ら泡がでるので、これが判明する。
シール性の検査が終了したならば、安全弁5の
出口配管72を元の状態にすると共に、手元弁4
0を閉じ、ホースコネクシヨン70を単管7の手
元弁40に接続したホースコネクシヨン71から
取り外す。
出口配管72を元の状態にすると共に、手元弁4
0を閉じ、ホースコネクシヨン70を単管7の手
元弁40に接続したホースコネクシヨン71から
取り外す。
尚、安全弁5のデイスクのシール性の検査の簡
便法としては、前記安全弁5の出口配管72を外
さずに、音で検査する方法がある。この場合、シ
ール性が悪いと、シユーという音がする。
便法としては、前記安全弁5の出口配管72を外
さずに、音で検査する方法がある。この場合、シ
ール性が悪いと、シユーという音がする。
以上説明した実施例の圧力安全装置によれば、
従来からある安全弁5に、逆止弁6と単管7を追
加した簡単な装置の構成により、安全弁5開放に
よる通常時の安全性を確保できるのは勿論のこ
と、圧力容器8内が許容圧力以上となつた時の安
全弁5の作動を可能にしつつ、その作動確認検査
を実施することが可能である。
従来からある安全弁5に、逆止弁6と単管7を追
加した簡単な装置の構成により、安全弁5開放に
よる通常時の安全性を確保できるのは勿論のこ
と、圧力容器8内が許容圧力以上となつた時の安
全弁5の作動を可能にしつつ、その作動確認検査
を実施することが可能である。
又、以上説明した構成の圧力安全装置の検査方
法によれば、安全弁5と逆止弁6とのに間に形成
される空間に検査用の高圧流体を供給し、該空間
の圧力を高めて前記安全弁5の作動の有無を確認
するようにしたから、単に、検査用の高圧流体を
供給する作業を行えば良く、作業が簡単で、作業
性に優れている。
法によれば、安全弁5と逆止弁6とのに間に形成
される空間に検査用の高圧流体を供給し、該空間
の圧力を高めて前記安全弁5の作動の有無を確認
するようにしたから、単に、検査用の高圧流体を
供給する作業を行えば良く、作業が簡単で、作業
性に優れている。
そして、これら圧力安全装置とその検査方法に
よれば、プラント等の稼働中であつても、その運
転に影響を与えることなく作動確認検査を実施で
き、極めて安全性が高く、信頼性に優れ、従来の
ように、プラントの稼働を一旦停止して、安全弁
を取り外し、これをマシンシヨツプやメーカの工
場にて検査するという手間が不要で、プラントの
稼働率を向上させることができ、メンテナンス費
用を小額に抑えることが可能となる。
よれば、プラント等の稼働中であつても、その運
転に影響を与えることなく作動確認検査を実施で
き、極めて安全性が高く、信頼性に優れ、従来の
ように、プラントの稼働を一旦停止して、安全弁
を取り外し、これをマシンシヨツプやメーカの工
場にて検査するという手間が不要で、プラントの
稼働率を向上させることができ、メンテナンス費
用を小額に抑えることが可能となる。
<発明の効果>
以上説明したように、第1発明に係わる圧力安
全装置によれば、安全弁機構部と、逆止弁機構部
と、前記安全弁機構部と前記逆止弁機構部との間
に形成される空間に連通し開閉弁により開閉可能
な検査用流体供給口部と、を含んで構成したか
ら、流体系の通常使用時の安全性を確保できるの
は勿論のこと、圧力容器内が用圧力以上となつた
時の安全弁の作動を可能にしつつ、その作動確認
検査を実施することが可能である。
全装置によれば、安全弁機構部と、逆止弁機構部
と、前記安全弁機構部と前記逆止弁機構部との間
に形成される空間に連通し開閉弁により開閉可能
な検査用流体供給口部と、を含んで構成したか
ら、流体系の通常使用時の安全性を確保できるの
は勿論のこと、圧力容器内が用圧力以上となつた
時の安全弁の作動を可能にしつつ、その作動確認
検査を実施することが可能である。
又、第2発明に係わる圧力安全装置の検査方法
によれば、安全弁機構部と逆止弁機構部との間に
形成される空間に検査用の高圧流体を供給し、該
空間の圧力を高めて前記安全弁機構部の作動の有
無を確認するようにしたから、作動が簡単で、作
業性に優れている。
によれば、安全弁機構部と逆止弁機構部との間に
形成される空間に検査用の高圧流体を供給し、該
空間の圧力を高めて前記安全弁機構部の作動の有
無を確認するようにしたから、作動が簡単で、作
業性に優れている。
そして、これらの装置及び方法によつて、プラ
ント等の稼働中であつても、その運転に影響を与
えることなく作動確認検査等を実施でき、プラン
トの稼働率を低下させず、メンテナンス費用を低
減できる。
ント等の稼働中であつても、その運転に影響を与
えることなく作動確認検査等を実施でき、プラン
トの稼働率を低下させず、メンテナンス費用を低
減できる。
第1図は本発明に係わる圧力安全装置の一実施
例構造及びその検査方法を説明するための概略
図、第2図及び第3図は夫々同上装置における安
全弁の構造を示す断面図、第4図及び第5図は
夫々同上装置における逆止弁の構造を示す断面
図、第6図は同上装置における単管の構造を示す
斜視図、第7図は単管の他の例を示す図で、aは
平面図、bは断面図、第8図及び第9図は夫々圧
力安全装置の具体的構造を示す断面図、第10図
は検査方法の他の実施例を説明するための概略
図、第11図及び第12図は従来の圧力安全装置
の概略図である。 5……安全弁、6……逆止弁、7……単管、8
……圧力容器、40……開閉弁、41……パイ
プ、52……安全弁機構部、53……逆止弁機構
部、56……検査用流体源、57……供給管、6
4……検査用流体供給装置、65……チツ素ボン
ベ、68……ホース。
例構造及びその検査方法を説明するための概略
図、第2図及び第3図は夫々同上装置における安
全弁の構造を示す断面図、第4図及び第5図は
夫々同上装置における逆止弁の構造を示す断面
図、第6図は同上装置における単管の構造を示す
斜視図、第7図は単管の他の例を示す図で、aは
平面図、bは断面図、第8図及び第9図は夫々圧
力安全装置の具体的構造を示す断面図、第10図
は検査方法の他の実施例を説明するための概略
図、第11図及び第12図は従来の圧力安全装置
の概略図である。 5……安全弁、6……逆止弁、7……単管、8
……圧力容器、40……開閉弁、41……パイ
プ、52……安全弁機構部、53……逆止弁機構
部、56……検査用流体源、57……供給管、6
4……検査用流体供給装置、65……チツ素ボン
ベ、68……ホース。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 流体系内圧力が許容圧力以上になつた時に開
放される安全弁機構部と、該安定弁機構部の流入
口側に設けられた逆止弁機構部と、前記安全弁機
構部と前記逆止弁機構部との間に形成される空間
に連通し開閉弁により開閉可能な検査用流体供給
口部と、を含んで構成されることを特徴とする圧
力安全装置。 2 流体系内圧力が許容圧力以上になつた時に開
放される安全弁機構部と該安定弁機構部の流入口
側に設けられた逆止弁機構部との間に形成される
空間に検査用の高圧流体を供給し、該空間の圧力
を高めて前記安全弁機構部の作動の有無を確認す
るようにしたことを特徴とする圧力安全装置の検
査方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62081283A JPS63251699A (ja) | 1987-04-03 | 1987-04-03 | 圧力安全装置及びその検査方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62081283A JPS63251699A (ja) | 1987-04-03 | 1987-04-03 | 圧力安全装置及びその検査方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63251699A JPS63251699A (ja) | 1988-10-19 |
JPH0559375B2 true JPH0559375B2 (ja) | 1993-08-30 |
Family
ID=13742045
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62081283A Granted JPS63251699A (ja) | 1987-04-03 | 1987-04-03 | 圧力安全装置及びその検査方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63251699A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5373756B2 (ja) * | 2010-12-22 | 2013-12-18 | 日立建機株式会社 | 油圧作業機のリリーフ圧制御装置 |
JP7140599B2 (ja) * | 2018-08-23 | 2022-09-21 | 日本エア・リキード合同会社 | 逆止弁および該逆止弁を有する動作試験装置 |
NL2023322B1 (nl) * | 2019-06-17 | 2021-01-25 | Petrus Maria Luijben Martinus | Werkwijze en inrichting voor het testen van een vacuüm-drukventiel van een opslagtank |
-
1987
- 1987-04-03 JP JP62081283A patent/JPS63251699A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63251699A (ja) | 1988-10-19 |
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