JPH0559341U - 最小パルス幅測定回路 - Google Patents

最小パルス幅測定回路

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JPH0559341U
JPH0559341U JP115892U JP115892U JPH0559341U JP H0559341 U JPH0559341 U JP H0559341U JP 115892 U JP115892 U JP 115892U JP 115892 U JP115892 U JP 115892U JP H0559341 U JPH0559341 U JP H0559341U
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JP
Japan
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pulse
counter
output
terminal
measurement
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Application number
JP115892U
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English (en)
Inventor
任司 上野山
Original Assignee
日本電気エンジニアリング株式会社
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  • Measurement Of Unknown Time Intervals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来の最小パルス幅測定回路で使用している
コンパレータやパルス終了時点検出回路などの複雑な回
路を用いずに簡便な回路で同一の機能を実現する。 【構成】 パルス開始時点検出回路3と、その出力によ
り値がクリアされるアップカウンタ2と、アップカウン
タ2の出力をロードできるダウンカウンタ1とを設け
る。アップカウンタ2のキャリーおよびダウンカウンタ
1のボローと被測定パルスとから、前記2種のカウンタ
の動作を制御することにより、アップカウンタ2の中に
パルス幅の最小値を残す。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、入力されるパルスの幅を測定する回路に関し、特に、何回か入力さ れたパルスの時間幅の中で最小のものの時間を測定する最小パルス幅測定回路に 関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の最小パルス幅測定回路は、図6に例を示すごとく、被測定パル スの開始時点を検出してパルスを発生するパルス開始時点検出回路3と、パルス 開始時点検出回路3の出力によりクリアされるアップカウンタ2と、アップカウ ンタ2の出力とレジスタ401の出力とを比較するコンパレータ402と、被測 定パルスの終了を検出するパルス終了時点検出回路403と、コンパレータ40 2の出力とパルス終了時点検出回路403の出力により、被測定パルスが終了し た時点でアップカウンタ2の出力がレジスタ401の出力より小さかった場合に のみレジスタ401にロードパルスを供給せしめるようにしたOR回路404か ら構成されている。
【0003】 さらに前記アップカウンタ2はイネーブル端子に被測定パルスの入力端子4が 接続されており、被測定パルスが入力されている間、計測用クロック入力端子5 から入力されるクロックの数を数える様に構成されている。
【0004】 測定開始前にクリア端子6からクリアパルスを入力してレジスタ401の値を 最大値とし、その後被測定パルスを入力端子4から入力すると、パルスが終了し た時点で、アップカウンタ2の値がレジスタ401にロードされ、被測定パルス の時間長がレジスタ401に記憶される。その後、入力端子4にパルスが入力さ れると、その都度アップカウンタ2で計測され、コンパレータ402によりレジ スタ401の値と比較され、小さい方の値がレジスタ401に記憶される。全て のパルスが入力し終わった後に、レジスタ401の内容を見れば、それまでの最 小のパルス幅の時間長がわかる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような構成の従来の最小パルス幅測定回路は、パルスの終 了を検出するパルス終了検出回路403を使用していること及びコンパレータ4 02を使用しているためにカウンタのビット数が多くなるとコンパレータの回路 規模が膨大になるという欠点がある。
【0006】 本考案は従来の上記実情に鑑みてなされたものであり、従って本考案の目的は 、従来の技術に内在する上記欠点を解消することを可能とした新規な最小パルス 幅測定回路を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する為に、本考案に係る最小パルス幅測定回路は、被測定パル スと計測用クロックとから被測定パルスの開始時点を検出するパルス開始時点検 出回路と、クロック端子に計測用クロックが入力され前記パルス開始時点検出回 路の出力がクリア端子に接続され外部からのクリア信号により最大値がセットさ れるアップカウンタと、前記アップカウンタの出力がその入力端子に接続されボ ロー出力の反転信号と前記アップカウンタのキャリー出力の反転信号と前記被測 定パルスとの論理和がイネーブル端子に接続され前記計測用クロックがクロック 端子に入力され前記パルス開始時点検出回路の出力がロード端子に接続されたダ ウンカウンタとを備えて構成され、該ダウンカウンタのボロー出力の反転信号と 、前記アップカウンタのキャリー出力の反転信号と、被測定パルスとの論理和が 前記アップカウンタのイネーブル端子に接続されていることを特徴としている。
【0008】
【実施例】
次に、本考案をその好ましい一実施例について図面を参照して具体的に説明す る。
【0009】 図1は本考案の一実施例を示すブロック構成図である。
【0010】 図1を参照するに、パルス開始時点検出回路3には、被測定パルスの入力端子 4と、計測用クロックの入力端子5が接続されている。アップカウンタ2のクロ ック端子CKには計測用クロック5、クリア端子CLRにはパルス開始時点検出 回路3の出力、ロード端子LDには外部からのクリア信号端子6がそれぞれ接続 され、入力端子INには最大値を示す値Mが接続されてクリア信号端子6の制御 で最大値がセットされるようになっている。
【0011】 ダウンカウンタ1の入力端子INにはアップカウンタ2の出力がOUTが接続 され、ボロー出力の反転信号と、アップカウンタ2のキャリー出力の反転信号と 、被測定パルスとの論理和がイネーブル端子ENに接続され、クロック端子CK 、ロード端子LDにはそれぞれ計測用クロックの入力端子5、パルス開始時点検 出回路3の出力が接続されている。また、ダウンカウンタ1のボロー出力の反転 信号と、アップカウンタ2のキャリー出力の反転信号と、被測定パルスとの論理 和は、アップカウンタ2のイネーブル端子ENにも接続されている。
【0012】 パルス開始時点検出回路3は、例えば図2に示すように、被測定パルスの入力 端子4の反転信号を第1のフリップフロップ201のクロック端子に入力し、第 1のフリップフロップ201の出力を入力とした第2のフリップフロップ202 のクロックに計測用クロック5の反転したものを入力して、その出力をパルス開 始時点検出回路3の出力とすれば構成することができる。
【0013】 以上のように構成された最小パルス幅測定回路の動作を図3、図4、図5のタ イムチャートを使用して説明する。
【0014】 測定を開始する前に図1のクリア端子6からクリアパルスを入力し、アップカ ウンタ2の値を最大値Mにする。次に図3の302に示す被測定パルスが入力端 子4から入力されると、パルス開始時点検出回路3は入力端子5に入力されてい る計測用クロックパルス301と被測定パルス302とからダウンカウンタ1の −LDパルス303及びアップカウンタ2の−CLRパルス307とを作り出す 。−LDパルス303によってダウンカウンタ1にはアップカウンタ2の出力で あるカウンタの最大値Mがセットされ、同時にアップカウンタ2の値は−CLR パルス307によって“0”に設定される。この時ダウンカウンタ1の−brr ow出力304及びアップカウンタ2の−carry出力308は共にロウレベ ルとなりダウンカウンタ1及びアップカウンタの−EN信号305及び308は 共にロウレベルとなり、それぞれのカウンタはカウントを進める。被測定パルス 302が終了してハイレベルになると、各カウンタ1、2はカウントを停止し、 アップカウンタ2の値μp310として被測定パルス長に対応した“m”が残さ れる。
【0015】 次に“m”より長い別の被測定パルス311が入力されると、図4に示すよう に、前記と同様にしてダウンカウンタ1には−LDパルスによりアップカウンタ に保持されている“m”がセットされ、カウントが開始される。ダウンカウンタ の値dN315が値“0”まで進むと、−borrow313がロウレベルとな り、アップカウンタ2、ダウンカウンタ1のカウントが停止し、アップカウンタ 2には値“m”が保存される。
【0016】 さらに、“m”より短い被測定パルス321が入力された場合には、図5に示 すように、図3とほぼ同様の動作をし“m”より小さい値“n”がアップカウン タ2に保存される。
【0017】 以上の動作をくり返すことにより、アップカウンタ2の中には、それまで入力 された被測定パルスの長さの最小のものが保存されることとなり、これを読み出 せばパルス長の最小値を知ることができる。
【0018】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、2つのカウンタと簡単な論理回路で、 最小パルス幅を容易に計測することが可能となり、従来のようにコンパレータや レジスタ、パルス終了時点検出回路などの何種類もの素子を使用することなく簡 便な方法で回路が構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る最小パルス幅測定回路の一実施例
を示すブロック構成図である。
【図2】図1で使用されるパルス開始時点検出回路の一
構成例を示すブロック図である。
【図3】図1に示された回路の各部のタイムチャートの
一例を示す図である。
【図4】図1に示された回路の各部のタイムチャートの
一例を示す図である。
【図5】図1に示された回路の各部のタイムチャートの
一例を示す図である。
【図6】従来における最大パルス幅測定回路の一例を示
すブロック図である。
【符号の説明】
1…ダウンカウンタ 2…アップカウンタ 3…パルス開始時点検出回路 4…被測定パルス入力端子 5…計測用クロック入力端子 6…クリア端子 201、202…フリップフロップ 301…計測用クロック波形 302、311、321…被測定パルス波形 303、312、322…ダウンカウンタ1のロード端
子波形 304、313、323…ダウンカウンタ1のボロー出
力波形 305、314、324…ダウンカウンタ1のイネーブ
ル端子波形 306、315、325…ダウンカウンタ1の内部デー
タ 307、316、326…アップカウンタ2のクリア端
子波形 308、317、327…アップカウンタ2のキャリー
出力波形 309、318、328…アップカウンタ2のイネーブ
ル端子波形 310、319、329…アップカウンタ2の内部デー
タ 401…レジスタ 402…コンパレータ 403…パルス終了時点検出回路

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被測定パルスと計測用クロックとから被
    測定パルスの開始時点を検出するパルス開始時点検出回
    路と、クロック端子に計測用クロックが入力され前記パ
    ルス開始時点検出回路の出力がクリア端子に接続され外
    部からのクリア信号により最大値がセットされるアップ
    カウンタと、前記アップカウンタの出力がその入力端子
    に接続されボロー出力の反転信号と前記アップカウンタ
    のキャリー出力の反転信号と前記被測定パルスとの論理
    和がイネーブル端子に接続され前記計測用クロックがク
    ロック端子に入力され前記パルス開始時点検出回路の出
    力がロード端子に接続されたダウンカウンタとを有し、
    該ダウンカウンタのボロー出力の反転信号と、前記アッ
    プカウンタのキャリー出力の反転信号と、被測定パルス
    との論理和が前記アップカウンタのイネーブル端子に接
    続されていることを特徴とする最小パルス幅測定回路。
  2. 【請求項2】 前記パルス開始時点検出回路を、被測定
    パルスの反転信号をクロック端子に入力される第1のフ
    リップフロップと、該第1のフリップフロップの出力を
    入力としクロック端子に計測用クロックの反転信号を入
    力する第2のフリップフロップとにより構成したことを
    更に特徴とする請求項1に記載の最小パルス幅測定回
    路。
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