JPH0558388A - 水中、水上推進器 - Google Patents

水中、水上推進器

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Publication number
JPH0558388A
JPH0558388A JP25019391A JP25019391A JPH0558388A JP H0558388 A JPH0558388 A JP H0558388A JP 25019391 A JP25019391 A JP 25019391A JP 25019391 A JP25019391 A JP 25019391A JP H0558388 A JPH0558388 A JP H0558388A
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JP
Japan
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propeller
motor
water
main body
switch
Prior art date
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Pending
Application number
JP25019391A
Other languages
English (en)
Inventor
Takaharu Kurosaki
隆晴 黒崎
Atsuhiko Takahashi
敦彦 高橋
Takashi Shichinohe
隆 七戸
Kaoru Hatanaka
薫 畑中
Hiroshi Hasegawa
洋 長谷川
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 マリンレジャー用水中、水上推進器の改良。 【構成】 バッテリ8とこのバッテリから受電して作動
するモータ10とを内蔵する本体部2の後端に、モータ10
により駆動されるプロペラ18を突出させ、モータ10とプ
ロペラ18との間に、平歯車13,17からなる減速機構を介
在させる。本体部2の左右両側に前面視コ字状のハンド
ル20を固設し、このハンドルに可動のスイッチ操作片21
を設ける。スイッチ操作片21はスイッチのオフ側へ向け
て付勢され、該操作片をオフ位置にロックするロック機
構が設けられている。プロペラ軸14とプロペラ18との間
には凹凸の係合面からなるトルク制限機構が設けられて
いる。導水環22の上面に鎖錠穴25を有する連結部26が設
けられ、浮体に設けられたフック部をハンドル20に引掛
けるとともに、浮体に設けられた鎖錠桿を鎖錠穴25に挿
入することにより、水中、水上推進器1を浮体に取付け
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バッテリとこのバッテ
リから受電して作動するモータとを内蔵する本体部の後
端に、前記モータにより駆動されるプロペラを突出させ
てなるマリンレジャー用の水中、水上推進器に関する。
【0002】
【従来技術】例えば実願平2−143398号公報にこのよう
な水中推進器が開示されているが、この水中推進器は図
1に示すように構成されている。
【0003】すなわち、前部と後部を楕円体状に形成し
た円筒状の本体部01にバッテリ02を納め、該バッテリか
ら受電して作動するモータ03が本体部01に取付けられて
後方に突出し、このモータにプロペラ04が直結されてい
る。モータ03およびプロペラ04の軸線は本体部01の軸線
と合致している。
【0004】本体部01の頭部に設けられた凹所05にスイ
ッチ06の操作片07が設けられており、該操作片07を操作
してスイッチ06を開閉することにより、モータ03の作動
を制御できるようになっている。また、プロペラ04の外
周は導水環(推進筒)08で包囲され、その後部にかじ09
が設けられている。導水管08はプロペラ04により生ずる
水流を軸線方向に案内整流して推進効率を高める。
【0005】この水中推進器は、本体部01に設けられた
図示してないハンドルを遊泳者が直接手で把持し、プロ
ペラ04によって生ずる推力を利用して水中または水上を
進むのに使用される。また、この水中推進器を浮体(フ
ロート)の下面に連結して該浮体に推進力を付与するパ
ワーユニットとし、該浮体上に入が乗るようにした水上
推進器としても使用される。
【0006】従って図1の水中推進器には、これを浮体
に連結するために、本体部01に吊座010、導水環08に凸
板 011が設けられており、浮体に設けられた凸板を吊座
010に嵌入した後、横向きの栓孔 012にピンを挿し込ん
で固定し、また浮体に設けられた吊棒を凸板 011に嵌入
するようになっている。
【0007】
【解決しようとする課題】上記従来の推進器において
は、プロペラがモータに直結されているので、推進速度
に応じて適宜プロペラ効率とモータ効率を適合させるこ
とができず、総合的に効率を向上させて高推力を得る上
で難点があった。
【0008】また、モータ軸とプロペラ軸とが同一軸線
上にあるので、モータを搭載した本体部に対するプロペ
ラ軸の位置、角度等が限定され、かかるプロペラ軸配置
上の制約から、本体部のデザインの自由度も限られ、画
一的なものとならざるを得なかった。
【0009】前記従来の推進器においては、本体部頭部
の凹所05にスイッチ操作片07が前方へ突出して設けられ
ており、この操作片を押すことによりプロペラが回転し
て推進力が得られる。従ってこの推進器を浮体付きで使
用する場合には、人は浮体上から手を推進器頭部へまわ
して指で操作片07を押し続けなければならず、辛い姿勢
を強いられることとなる。スイッチをオン状態にロック
する装置が設けられておれば、かかる不便さはなくなる
が、推進を急に止めたい場合に不便である。スイッチか
らレリーズワイヤやリード線を直接浮体上まで引き出す
ことも考えられるが、塩害やショートなど種々のトラブ
ルが想定され、実現していない。該推進器を浮体なしで
使用する場合でも、一方の手で本体部のハンドルを把持
し、他方の手を本体部頭部へまわして操作片を押し続け
なければならないという不便さがあり、オンーロック装
置を設けても前記と同様な不便が生ずる。
【0010】さらに、前記推進器は、これを浮体に取付
けるに当り、吊座010 の栓孔 012にピンを挿し込む操作
を要するので、脱着が煩わしく、陸上でしか脱着でき
ず、またピンやこれを止めるためのナット等を海中や砂
浜で紛失し易い。
【0011】従って本発明は、上記したような多くの難
点、不便さを克服し、かつその他の種々の点においても
さらに改良を加えた水中、水上推進器を提供しようとす
るものである。
【0012】
【課題を解決するための手段および作用】このため、第
1の本発明においては、バッテリとこれにより作動する
モータとを内蔵する本体部の後端に、前記モータにより
駆動されるプロペラを突出させてなる水中、水上推進器
において、前記モータとプロペラとの間に減速機構を介
在させる。
【0013】本発明によれば、減速機構の減速比を適当
に選定することにより、モータ効率とプロペラ効率のマ
ッチングを図り、総合的な効率を向上させて高推力を得
ることができる。従ってまたモータとして通常一般のモ
ータを使用することができる。
【0014】また、上記減速機構を平歯車を介するもの
とすれば、モータ軸に対してプロペラ軸を変位させるこ
とができるとともに、一部に傘歯車を用いることによ
り、プロペラ軸の角度を任意に選定することができ、従
って設計の自由度が増し、従来にない斬新な性能、外観
を有する水中、水上推進器を得ることができる。かつ遊
星ギヤ等を使用しないので構造が簡単で安価である。
【0015】第2の本発明においては、前記本体部の左
右両側に前面視コ字状のハンドル部材をそれぞれ内向き
に固設し、該ハンドル部材にスイッチを作動させる可動
のスイッチ操作片を設け、該スイッチ操作片を前記スイ
ッチのオフ側へ向けて付勢するとともに、該操作片をオ
フ位置にロックするロック機構を設け、かつスイッチ操
作片の操作動作とは異なった操作動作を必要とするロッ
ク解除手段を設ける。
【0016】この発明によれば、該推進器を浮体なしで
使用する場合、両手でハンドル部材をしっかりと把持し
たまま、一方の手の指先でスイッチ操作片を自由に操作
することができるので、推進器の制御が極めて容易であ
る。
【0017】しかもスイッチ操作片はスイッチのオフ側
へ向けて付勢されており、かつオフ位置にロックされる
ようになっているので、操作片から指を離すとスイッチ
は必ずオフ状態にロックされ、運搬または保管中に誤っ
てモータが作動することはない。また推進を急に止めた
い時には指を操作片から離しさえすればよいので操作が
容易である。その上、上記ロック状態を解除するには操
作片の操作動作とは異った操作動作を必要とするので、
人が誤って操作片を操作したり、操作片が物に当ったり
して、思いがけない時にモータが作動することもない。
【0018】第3の本発明においては、前記プロペラの
ボス部を前記モータに駆動連結されたプロペラ軸に回転
可能に嵌着するとともに、該プロペラ軸にこれと一体的
に回転する回転体を前記ボス部に隣接させて設け、前記
回転体とボス部の互いに衝合する面にそれぞれ周方向に
連続する凹凸を形成し、両者をこれらの凹凸を介して互
いに係合させる。
【0019】この発明によれば、モータ動力はプロペラ
軸から回転体に伝えられ、該回転体から凹凸状の係合面
を介してプロペラのボス部に伝えられるが、プロペラの
抵抗トルクが過大になると、互いに係合している回転体
側とボス部側の凹凸面がそれぞれ相手側の凸部を乗り越
えて相対的に回転するので、これにより伝達トルクが制
限され、伝達系各部に過大な応力が生ずることがない。
【0020】第4の本発明においては、前記本体部の外
周面に浮力調節用のウエイトを着脱自在に取付ける。
【0021】一般に潜水に使用する推進器は、水中で浮
揚力を生じないもの、すなわち放置すれば沈んでしまう
ものが取り扱い易く、水上移動に使用する推進器は、そ
れ自身十分な浮力を有し水に浮くものが取り扱い易い
が、この発明によれば、ウエイトを着脱することにより
推進器の浮力を調節して、これを水中、水上いずれにお
いても取り扱い易いものとすることができる。しかも浮
力の調節は、本体部の外周面にウエイトを着脱すること
により行われるので、極めて容易にである。
【0022】第5の本発明においては、前記第2の発明
の水中、水上推進器をパワーユニットとして使用し、こ
れを浮体の下面に着脱可能に装着して水上推進器とす
る。このため、前記浮体の下面に、前記パワーユニット
本体部の前部両側にそれぞれ内向きに固設された前面視
コ字状のハンドル部材と係合するフック部を設け、さら
に前記本体部の後部にプロペラ外周を包囲する導水環を
設け、該導水管の上面に鎖錠穴を有する連結部を一体に
設けるとともに、前記浮体の下面に前記鎖錠穴に出入可
能な鎖錠捍を設ける。
【0023】この発明によれば、パワーユニット側のハ
ンドル部材に浮体側のフック部を引掛けるとともに、パ
ワーユニット後部の連結部を浮体下面に沿わせ、該連結
部の鎖錠穴に浮体側に設けられた鎖錠捍を挿入すること
により、極めて簡単にパワーユニットを浮体に取付ける
ことができ、パワーユニットの取外しも容易である。し
かもこの着脱作業は陸上のみならず水中、水上において
も行うことができ、またピンやナット等の遊離した部品
を必要としないので、部品が紛失することもない。
【0024】第6の本発明においては、前記浮体の前記
ハンドル部材に対応する位置に、該浮体を上下に貫通
し、下端が前記ハンドル部材に設けられたスイッチ操作
片に係合する操作棒を、摺動可能に設ける。
【0026】この発明によれば、極めて簡単な装置によ
り、浮体上から楽な姿勢でパワーユニットを容易に制御
することができる。
【0027】
【実 施 例】図2は本発明の一実施例に係る水中、水
上推進器1の全体側面図で、一部を縦断面で示してあ
る。
【0028】2はこの推進器1の本体部で、抵抗の少な
い紡錘形状をなしているが、比較的平坦な底面2aに比
して、上面2bは大きく上方へ膨出しており、前後方向
中央部前寄りの最高部から後方へ向ってなだらかに下降
している上面2bの後端が、後壁部2cを介して底面2
aの後端に連接している。従って後壁部2cは本体部2
の前後方向の中心線に関して低い位置に偏在している。
【0029】本体部2の内部は隔壁3,4により、前方
のバッテリ室5と、中間のモータ室6と、後方の減速機
室7とに区画され、バッテリ室5にはバッテリ8がベル
ト9により隔壁3に固定されて収納されている。モータ
室6にはモータ10が隔壁4に固定されて収納されてい
る。バッテリ8とモータ10とは電気的に接続されてお
り、モータ10はバッテリ8から受電して作動する。モー
タ10の作動を制御するための制御回路およびスイッチそ
の他の制御部材等はバッテリ室5前方の制御室11に納め
られている。
【0030】モータ10の出力軸であるモータ軸12は隔壁
4を回転自在に貫通して減速機室7内に突出し、該モー
タ軸12の先端に平歯車からなる小径の駆動歯車13が一体
に嵌着されている。一方、減速機室7内にはプロペラ軸
14が、前部を軸受15を介して隔壁4に、また後部を軸受
16を介して本体部2の後壁部2cに回転自在に支承され
て、前後方向に配設され、該プロペラ軸14に固設された
平歯車からなる大径の従動歯車17が前記駆動歯車13と噛
合っている。プロペラ軸14は後壁部2cを貫いて本体部
2の後方に突出し、後端はプロペラ18のボス部19に連結
されている。連結部の構造については後述する。
【0031】かくしてモータ軸12の回転が歯車13,17に
より減速されてプロペラ軸14に伝えられ、該プロペラ軸
14を経てプロペラ18に伝えられる。すなわち歯車13,17
は減速機構を構成する。そしてモータ10とプロペラ18と
の間にこのような減速機構を介挿することにより、プロ
ペラ18を最良のプロペラ効率を発揮する回転数で駆動し
て高推力を得ることができる。
【0032】またこの減速機構は平歯車13,17によって
構成されているので、プロペラ軸14は、モータ10から本
体部2の前後方向中心線にほぼ沿って延出するモータ軸
12に対して下方に変位し、前記後壁部2cの中央を前後
方向に貫通する。従ってプロペラ18は後壁部2cの直後
に位置することとなり、このようなプロペラ18の配設位
置は、比較的平坦な底面2aと上方へ膨出した上面2b
を有する本体部2にうまくマッチし、推進器1に斬新で
優美な外観を与える。また流体力学上も、プロペラ18に
より本体部2に与えられ推力と本体部2に生ずる抗力と
の釣合いが良好になり、推進器1は安定した姿勢で水中
または水上を進行する。
【0033】図3は本発明の他の実施例を示すものであ
るが、この実施例においては、前記駆動歯車13を傘歯車
13aに置き換えてある。このようにすればモータ軸12の
軸線とプロペラ軸14の軸線との間に或る角度を持たせる
ことができる。そしてこの実施例においては、このよう
にしてモータ軸12の軸線従って本体部2の前後方向中心
線に対して傾斜したプロペラ軸14が後壁部2cの中央を
直角に貫通するように、後壁部2c直前の本体部分を前
方部に対してやや屈曲させ、プロペラ軸14に沿う方向に
指向させてある。
【0034】本体部2にはプロペラ18によりプロペラ軸
14の軸線方向に推力が与えられ、本体部2は該方向に進
行するが、この時本体部2は図3に示すように進行方向
に対して頭上げの姿勢となり、仰角αを生じ、この結果
本体部2に揚力が作用する。そしてこの揚力が推進器1
の自重に対抗するので、推進器1はそれ自身でほぼプロ
ペラ軸14の軸線方向へ進行し、従ってこれに随伴する使
用者にとって、進行方向を維持するために本体部2を常
に所定の角度に保持する労力が、著しく軽減される。
【0035】再び図1に戻る。本体部2の前部両側には
ハンドル20が設けられている。これらのハンドル20は図
5から分かるようにコ字状をなし、その開放部を内側す
なわち本体部2側へ向けて、該本体部2の外周面に固着
されている。推進器1を直接保持してプロペラ18の推力
により水中または水上を進行する場合には、使用者は両
手でこれら左右のハンドル20を把持する。ハンドル20に
はスイッチ操作片21が揺動自在に枢支されており、前記
制御室11内の制御回路のスイッチがこのスイッチ操作片
21により作動するようになっている。従って使用者はハ
ンドル20を把持しながら指先でスイッチ操作片21を操作
して該スイッチを作動させ、モータ10を運転または停止
させることができる。
【0036】22はプロペラ18の外周部を包囲する導水環
で、ひれ状の支持板23を介して本体部2に支持されてい
る。導水環22はプロペラ18が他の物に当たるのを防止す
るとともに、プロペラ18により生起する水流を前後方向
に整流して推進効率を高める。
【0037】この推進器1は、上述のようにこれを使用
者が直接把持して推進力を受けるためにも使用される
が、また、図4に示すように、これを例えば空気マット
のような浮体(フロート)24の下面に取付け、使用者が
浮体24上に載って推進力を得るためにも使用される。推
進器1を浮体24に取付けるには前記ハンドル20が利用さ
れ、さらに前記導水環22の上面に、前後方向に指向した
鎖錠穴25を有する連結部26が一体に突設されている。
【0038】一方、浮体24の下面には、図4,5に示す
ように、ハンドル20の開口部に前方から入り込んで該ハ
ンドル20の上部部片20aに係合するフック部27が突設さ
れ、また推進器1を浮体24に沿わせた時に前記連結部26
の後端面に接する位置に鎖錠桿保持片28が突設されてい
る。鎖錠桿保持片28には、図6に示すように、連結部26
の鎖錠穴25に整合する鎖錠桿出入穴29が穿設され、この
穴29に鎖錠桿30が出入自在に嵌合している。鎖錠桿30は
スプリング31により鎖錠穴25内に進入する方向に付勢さ
れ、後端にはストッパ30aが形成されている。
【0039】推進器1を浮体24に取付けるには、先ずフ
ック部27をハンドル20に引掛け、次いで鎖錠桿30を図6
に破線で示すように穴29から後方へ引き出した状態で、
推進器1全体をハンドル20の上部部片20aを中心として
回動させて連結部26を鎖錠桿保持片28に隣接させ、鎖錠
桿30を釈放する。すると鎖錠桿30はスプリング31の力に
より鎖錠穴25に嵌り込み、推進器1はフック部27と鎖錠
桿30によって浮体24に固定される。この操作は極めて簡
単、容易である。
【0040】スイッチ操作片21はハンドル20の外側部片
20bにピボット軸32(図7)を介して揺動自在に枢支さ
れ、図示してないスプリング等によりハンドル20から前
方へ振り出した位置に付勢されている。この位置はスイ
ッチのオフ位置に相当し、このスイッチ操作片21の前面
21aに指を掛けてスイッチ操作片21をピボット軸32のま
わりに図7において反時計方向に回動させると、スイッ
チがオン状態となり、モータ10が作動する。スイッチ操
作片21の上面にはピボット軸32に関し前記前面21aと同
じ側に片寄った位置に係合凹部33が上向きに凹設されて
いる。そして浮体24には推進器1を取付けた時に係合凹
部33の直上に位置する場所に、操作棒34が浮体24を上下
に摺動可能に貫通して設けられており、該操作棒34の下
端が係合凹部33に係合するようになっいる。操作棒34の
上端は浮体24上に突出しているので、この操作棒34を浮
体24上で操作して上下させることにより、スイッチ操作
片21を作動させることができ、浮体24上から無理な姿勢
でスイッチ操作片21まで直接手を延ばして推進器1を制
御する必要はない。しかも短い操作棒34を浮体24に設け
るだけでよいので装置が極めて簡単である。
【0041】図8は他の実施例によるスイッチ操作片21
Aを示す。このスイッチ操作片21Aも前記スイッチ操作
片21と同様にピボット軸32を介してハンドル20に枢支さ
れ、スプリング35により図示の突出位置すなわちスイッ
チオフ位置に付勢されているが、本実施例においてはさ
らにスイッチ操作片21Aをスイッチオフ位置にロックす
るロック機構36が設けられている。このロック機構36
は、スイッチ操作片21Aの下辺に設けられた係合凹所37
と、該係合凹所37に下方から嵌入する係合凸子38とから
成り、係合凸子38はハンドル20に摺動可能に支持されか
つスプリング39により上方へ向けて付勢されている。さ
らにハンドル20に、係合凸子38に隣接して摺動片40が上
下方向に摺動可能に設けられ、係合凸子38と摺動片40は
一体に連結されている。
【0042】前述のように、スイッチ操作片21Aを指に
より後方へ引付けることによりスイッチオンとなりモー
タ10が作動するが、スイッチ操作片21Aから指を離す
と、スイッチ操作片21Aはスプリング35の力により自動
的に図示のオフ位置に復帰し、かつ係合凸子38がスプリ
ング39の力により係合凹所37に嵌入するので、スイッチ
操作片21Aは必ずオフ状態にロックされる。従って運搬
または保管中に誤まってモータ10が作動することはな
く、また推進を急に止めたい時には指をスイッチ操作片
21Aから離しさえすればよい。
【0043】ロック状態にあるスイッチ操作片21Aを通
常の動作により指で操作しようとしてもスイッチ操作片
21Aは作動せず、スイッチ操作片21Aを操作可能とする
ためには、摺動片40を下方へ摺動させてこれと一体の係
合凸子38を係合凹所37から脱出させるロック解除動作を
必要とする。しかしてロック解除の動作方向は、図に矢
印Bで示すように、スイッチ操作片21Aの操作方向(矢
印A)とは異なり、ロック解除には通常のスイッチ操作
片操作動作とは異なった操作動作を必要とするので、人
が誤まってスイッチ操作片21Aを操作したり、スイッチ
操作片21Aが物に当たったりして、思いがけない時にモ
ータが作動することがない。
【0044】図9は前記スイッチ操作片21Aの変形例を
示す。このスイッチ操作片21Bも前記係合凹所37と同様
な係合凹所37Bを備えているが、これに係合する係合凸
子38Bは前記係合凸子38とは異なり、ハンドル20に固定
されている。その代りにスイッチ操作片21Bはピボット
軸32に長穴41を介して枢支され、ピボット軸32に対して
上下方向に摺動できるようになっており、かつスプリン
グ42により下方位置に付勢されている。このスイッチ操
作片21Bを図示のロック状態から解除するには、前面に
設けられた段部43に指を押し当ててスイッチ操作片21B
をいったん上方へ押し上げて、係合凸子38Bを係合凹所
37Bから脱出させなければならない。この場合もロック
解除の動作方向Bは通常のスイッチ操作片操作方向Aと
は異なり、前記と同様な効果が得られる。
【0045】図8,9には図7に示されているような係
合凹部33、操作棒34は図示されていないが、もちろん、
このような係合凹部33をスイッチ操作片21A,21Bに設
け、これらを操作棒34を介して操作できるようにするこ
ともできる。例えば図9のスイッチ操作片21Bは、ロッ
ク解除後、その回動角度が同図にOFFと示した角度区
間内に在る時にはスイッチはオフ状態を保ち、該回動角
度がOFF区間を越えてON区間に入るとスイッチがオ
ンになるように設定されているので、いったんロックを
解除した後は、浮体上から操作棒34を介してスイッチ操
作片21Bを操作し、上記ON区間およびOFF区間を利
用して自由に発停を繰返すことができる。従って発進の
都度浮体上から推進器1のロック機構を操作しなければ
ならないという煩わしさはない。
【0046】図10は前記プロペラ軸14とプロペラ18との
連結機構を示す縦断面図である。前述のようにプロペラ
軸14は本体部2の後壁部2cを回転自在に貫通して後方
へ延出しているが、このプロペラ軸14の後端部にプロペ
ラ18のボス部19がブッシュ44を介して回転可能に支承さ
れている。ボス部19の後端面は、プロペラ軸14に取付け
られこれとともに回転する整流用の尾部部片45により覆
われている。
【0047】さらに、プロペラ軸14には、ボス部19の前
方において、回転体46が一体的に回転するように取付け
られている。回転体46は、プロペラ軸14に植設されたピ
ン47に係合しプロペラ軸14と一体に回転するクラッチベ
ース48と、該クラッチベース48に係合してこれと一体に
回転するスライディングピース49とにより構成されてい
る。クラッチベース48は、本体部2の外周面をボス部19
の外周面に連続させる滑らかな外周面を有し、後端面に
は、プロペラ軸14と同心の環状溝50とこの環状溝50を直
径方向に横断する矩形状の凹所51とが開口している(図
11参照)。スライディングピース49は、円板状をなし、
その前面に断面矩形状の凸部52が一体に突設され、この
凸部52がクラッチベース48の前記凹所51に軸線方向に摺
動自在に係合している。前記環状溝50にはコイルスプリ
ング53が嵌装され、スライディングピース49はこのコイ
ルスプリング53により後方へ向けて付勢されている。
【0048】スライディングピース49の後面外周部は、
山形の凸部を周方向に連ねた凹凸面54aとなっており
(図12,13)、ボス部19の前面外周部にも同様な凹凸面
54bが形成されている。そして凹凸面54aと凹凸面54b
が互いに噛み合うことによりスライディングピース49と
ボス部19が係合し、スライディングピース49の回転がボ
ス部19に伝えられる。プロペラ18の抵抗トルクが過大に
なると、凹凸面54aと凹凸面54bとがコイルスプリング
53の力に抗してそれぞれ相手側の凸部を乗り越えて相対
的に回転するので、これにより伝達トルクが制限され、
モータ10からプロペラ18に至る伝達系各部に過大な応力
が生ずることがない。
【0049】図14は前記回転体46をより簡単なものとし
た例を示す。この例においてはピン47にスライディング
ピース49が直接係合しており、スライディングピース49
側の凹凸面54aとボス部19側の凹凸面54bとを係合させ
る付勢スプリング55がボス部19と尾部部片45との間に設
けられている。
【0050】図15に示すように導水環22の後面部分には
格子状のプロペラガード56が設けられている。このプロ
ペラガード56は、その外周面に設けられた突起57を、導
水環22の内周面に設けられた穴58に係合させることによ
り、導水環22に簡単に取付けることができ、また簡単に
取外すことができる。プロペラガード56を導水環22に嵌
め込んだ後回動させると突起57が穴58に嵌まり込むよう
にする案内部をプロペラガード56または穴58に設けても
よい。
【0051】図16は本発明の他の実施例を示す。本実施
例の水中、水上推進器1は前記実施例と全く同様な本体
部2、プロペラ18、導水環22等を有し、内部構造もほと
んど同じであるが、比重を小さくして水に浮くように構
成されている。そして本体部2の外周面下部にウエイト
59を着脱することにより比重を調節するようになってい
る。すなわちこの推進器1を潜水に使用する場合にはウ
エイト59を取付け、全体の比重を水より重くして潜水し
易くし、水上進行に使用する場合にはウエイト59を取外
し、推進器1自体が水に浮くようにして水上進行を容易
にする。
【0052】ウエイト59は、図16,17に示すように、本
体部2に固着されたベルト60とバックル61により本体部
2の外周面に対し締め付けて取付けるようにしてもよい
し、あるいは図18に示すように、本体部2の下部に前後
方向に延びるレール状の溝62を形成し、該溝62の形状に
合致する断面形状を有するウエイト59を、前後方向に摺
動させて該溝62に嵌め込むようにしてもよい。いずれに
してもウエイト59の脱着は極めて簡単に行うことができ
るので、用途に応じて推進器1の比重を調節し、水中、
水上いずれにおいてもこれを快適に使用することができ
る。また、例えば潜水中にバッテリ上りを起し推進力を
得られなくなったような場合には、ウエイト59を外せば
推進器1は自身で浮上するので、この推進器1を引張り
上げながら泳いで帰る必要はない。さらに、水中におい
て何等かの原因で推進器1から手を離さなければならな
くなった場合には、ウエイト59を取外しておけば、推進
器1は浮上するので、海底に沈んでしまって失われると
いうことはない。
【0053】図19は上述した本発明による推進器1を浮
体24の下面に取付けて水上進行中の状態を示す図面で、
浮体24上の使用者63は前述したように操作棒34(図示し
てない)を介して浮体24上から推進器1の制御を行う。
浮体24の前端部は水面64上に立上がっており、この部分
に吃水線をまたいで水中部分から水上部分まで、透明な
材質からなる透視部65が設けられている。従ってこの透
視部65の水中部分65aを透して水中の状況を観察できる
とともに、水上部分65bを透して進行方向前方を充分に
監視することができる。水上部分65bはまた波による飛
沫が使用者63の顔にかかるのを防止する。
【0054】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、モータ効率と
プロペラ効率をマッチさせて高推力を得ることができる
とともに、本体部に対するプロペラ軸の位置、角度を比
較的自由に選定することができ、従って従来にない斬新
な性能、外観を有する水中、水上推進器を得ることがで
きる。
【0055】さらに請求項2ないし6の発明によれば、
以上のほかに次のような効果が得られる。
【0056】請求項2の発明によれば、推進器の制御が
簡単であるとともに、誤操作等によるモータの作動を有
効に防止することができる。
【0057】請求項3の発明によれば、モータからプロ
ペラへの過大なトルクの伝達を、簡単な構造により防止
することができる。
【0058】請求項4の発明によれば、推進器の浮力を
極めて容易に調節することができ、水中、水上いずれに
おいても取り扱い易い推進器が得られる。
【0059】請求項5の発明によれば、上記のような水
中、水上推進器をパワーユニットとして浮体に取付けた
水上推進器において、パワーユニットの浮体に対する着
脱作業が極めて簡単かつ容易である。
【0060】請求項6の発明によれば、上記水上推進器
において、極めて簡単な装置により、浮体上から楽な姿
勢でパワーユニットを容易に制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の水中推進器の縦断面図である。
【図2】本発明の一実施例に係る水中、水上推進器の全
体側面図で、一部を縦断面で示してある。
【図3】本発明の他の実施例を示す図2と同様な図面で
ある。
【図4】浮体に取付けた水中、水上推進器を示す側面図
である。
【図5】図4を前方から見た前面図である。
【図6】図4の一部拡大断面図である。
【図7】スイッチ操作片の側面図である。
【図8】スイッチ操作片の他の実施例を示す側面図であ
る。
【図9】スイッチ操作片のさらに他の実施例を示す側面
図である。
【図10】プロペラ部分の縦断面図である。
【図11】図10のXI−XI線に沿う断面図である。
【図12】スライディングピースの後端面図である。
【図13】図12のXIII−XIII線に沿う断面図である。
【図14】プロペラ部分の他の実施例を示す縦断面図で
ある。
【図15】プロペラガードの分解斜視図である。
【図16】浮力調節用ウエイトを有する水中、水上推進
器の全体側面図である。
【図17】図16のXVII−XVII線に沿う断面図である。
【図18】図16の水中、水上推進器の変形例を示す図17
と同様な図面である。
【図19】水中、水上推進器をパワーユニットとして浮
体に取付けた水上推進器の側面図である。
【符号の説明】
1…推進器、2…本体部、3,4…隔壁、5…バッテリ
室、6…モータ室、7…減速機室、8…バッテリ、9…
ベルト、10…モータ、11…制御室、12…モータ軸、13…
駆動歯車、14…プロペラ軸、15,16…軸受、17…従動歯
車、18…プロペラ、19…ボス部、20…ハンドル、21…ス
イッチ操作片、22…導水環、23…支持板、24…浮体、25
…鎖錠穴、26…連結部、27…フック部、28…鎖錠桿保持
片、29…穴、30…鎖錠桿、31…スプリング、32…ピボッ
ト軸、33…係合凹部、34…操作棒、35…スプリング、36
…ロック機構、37…係合凹所、38…係合凸子、39…スプ
リング、40…摺動片、41…長穴、42…スプリング、43…
段部、44…ブッシュ、45…尾部部片、46…回転体、47…
ピン、48…クラッチベース、49…スライディングピー
ス、50…環状溝、51…凹所、52…凸部、53…コイルスプ
リング、54a,54b…凹凸面、55…付勢スプリング、56
…プロペラガード、57…突起、58…穴、59…ウエイト、
60…ベルト、61…バックル、62…溝、63…使用者、64…
水面、65…透視部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 畑中 薫 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 長谷川 洋 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バッテリとこれにより作動するモータと
    を内蔵する本体部の後端に、前記モータにより駆動され
    るプロペラを突出させてなる水中、水上推進器におい
    て、前記モータとプロペラとの間に減速機構を介在させ
    たことを特徴とする水中、水上推進器。
  2. 【請求項2】 前記本体部の左右両側に前面視コ字状の
    ハンドル部材をそれぞれ内向きに固設し、該ハンドル部
    材にスイッチを作動させる可動のスイッチ操作片を設
    け、該スイッチ操作片を前記スイッチのオフ側へ向けて
    付勢するとともに、該操作片をオフ位置にロックするロ
    ック機構を設け、かつスイッチ操作片の操作動作とは異
    なった操作動作を必要とするロック解除手段を設けたこ
    とを特徴とする請求項1記載の水中、水上推進器。
  3. 【請求項3】 前記プロペラのボス部を前記モータに駆
    動連結されたプロペラ軸に回転可能に嵌着するととも
    に、該プロペラ軸にこれと一体的に回転する回転体を前
    記ボス部に隣接させて設け、前記回転体とボス部の互い
    に衝合する面にそれぞれ周方向に連続する凹凸を形成
    し、両者をこれらの凹凸を介して互いに係合させたこと
    を特徴とする請求項1記載の水中、水上推進器。
  4. 【請求項4】 前記本体部の外周面に浮力調節用のウエ
    イトを着脱自在に取付けたことを特徴とする請求項1記
    載の水中、水上推進器。
  5. 【請求項5】 バッテリとこれにより作動するモータと
    を内蔵する本体部の後端に前記モータにより駆動される
    プロペラを突出させたパワーユニットを、浮体の下面に
    着脱可能に装着してなる水上推進器において、前記モー
    タとプロペラとの間に減速機構を介在させ、かつ前記本
    体部の前部両側に前面視コ字状のハンドル部材をそれぞ
    れ内向きに固設するとともに、前記浮体の下面に前記ハ
    ンドル部材と係合するフック部を設け、さらに前記本体
    部の後部に前記プロペラの外周を包囲する導水環を設
    け、該導水環の上面に鎖錠穴を有する連結部を一体に設
    けるとともに、前記浮体の下面に前記鎖錠穴に出入可能
    な鎖錠桿を設けたことを特徴とする水上推進器。
  6. 【請求項6】 前記ハンドル部材にスイッチを作動させ
    るスイッチ操作片を設け、前記浮体の該ハンドル部材に
    対応する位置に、該浮体を上下に貫通し下端が前記スイ
    ッチ操作片に係合する操作棒を摺動可能に設けたことを
    特徴とする請求項5記載の水上推進器。
JP25019391A 1991-09-04 1991-09-04 水中、水上推進器 Pending JPH0558388A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6461204B1 (en) 1999-05-25 2002-10-08 Toshiba Tec Kabushiki Kaisha Swimming assistance apparatus
US6682372B2 (en) * 2000-02-26 2004-01-27 Andrea Grimmeisen Motorized watercraft
US7329160B2 (en) 2000-02-26 2008-02-12 Andrea Grimmeisen Motorized watercraft
JP2008529866A (ja) * 2005-01-13 2008-08-07 ロティノア ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 制御装置を備えたモータ付き船艇
US7963814B2 (en) 2004-10-12 2011-06-21 Rotinor Gmbh Electric motor-driven water craft, which is cooled by the surrounding water

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