JPH055816Y2 - - Google Patents

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JPH055816Y2
JPH055816Y2 JP7772486U JP7772486U JPH055816Y2 JP H055816 Y2 JPH055816 Y2 JP H055816Y2 JP 7772486 U JP7772486 U JP 7772486U JP 7772486 U JP7772486 U JP 7772486U JP H055816 Y2 JPH055816 Y2 JP H055816Y2
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labyrinth tube
motor
labyrinth
case
tube
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JP7772486U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、スタータモータ等のモータのラビリ
ンスチユーブ取付け構造に関するものである。
[従来技術及び考案が解決しようとする問題点] 一般に、この種のモータにおいては、該モータ
ケース内に溜つた水を排出するために水抜き手段
を講じたものがある。そしてこの様な水抜き手段
として、従来、フロントブラケツト等のモータケ
ースの外周面に水抜き孔が穿設された突起を設
け、該突起に水抜き用のラビリンスチユーブを挿
着するようにして構成していた。しかるにこのも
のは単にラビリンスチユーブを突起に挿着するに
すぎないものであるから、ラビリンスチユーブが
抜けやすい許りでなく、ラビリンスチユーブの排
出部の方向が定まらないという欠点がある。
[問題を解決するための手段] 本考案は、上記の如き実情に鑑みこれらの欠点
を一掃することができるモータのラビリンスチユ
ーブ取付け構造を提供することを目的として創案
されたものであつて、モータ軸の軸芯方向に向い
て前後に分割した割りケース構造のモータケース
を採用してなるモータにおいて、前記一方の割り
ケースに取付けられる水抜き用のラビリンスチユ
ーブを、流入部と流出部とが略L字状に折曲形成
されたもので構成し、一方の割りケースには、ラ
ビリンスチユーブを他方の割りケースとの合面側
から挿入し、流入部を抜止め部で挿入方向に抜止
めするようにして挿着する前後方向を向いた貫通
孔を穿設し、さらに挿通孔から突出した前記流出
部が嵌合する位置決め溝を形成して、ラビリンス
チユーブを、挿入方向への抜止めと位置決めが成
されるようにして一方の割りケースに取付けるよ
うに構成したことを特徴とするものである。
そして本考案は、この構成によつて、ラビリン
スチユーブを、抜止めされることは勿論、排出部
の位置決めも確実となるべく取付けられる様にし
たものである。
[実施例] 次に、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。図面において、1はスタータモータであつ
て、該スタータモータ1のケース体は、アマチユ
ア本体を収容するヨーク2、アマチユアの先端部
位を収容する中間ブラケツト3、並びにエンジン
側のリングギアに噛合するピニオンギア等を収容
するフロントブラケツト4による三組をモータ軸
の軸芯方向に向いて前後に分割してなる分割ケー
ス構造を採るものであるが、後述するようにフロ
ントブラケツト4に水抜き用のラビリンスチユー
ブ6が取付けられることで本考案が実施されてい
る。
即ち、フロントブラケツト4の中間ブラケツト
3との合面4aの下部位(エンジンにスタータモ
ータが取付けられた状態で下部位となる)には、
鍔状部4bが突出しており、ここにモータの軸芯
方向に向いた前後方向の貫通孔5が穿設されてい
る。そしてこの貫通孔5は、合面4a側が径Aの
大径部5aと、先端側が径Bの小径部5bとによ
つて構成されるものであり、また、フロントブラ
ケツト4の外周面には、前記貫通孔5の小径部5
bから続く部位に曲率が径Bとなるように斬り掛
かれた円弧状の位置決め溝5cが上下方向に形成
されている。
一方、6はゴムや合成樹脂等の可撓性部材によ
つて形成されたラビリンスチユーブであつて、該
ラビリンスチユーブ6は流入部6aと流出部6b
とが略L字形状に折曲形成されたものであるが、
ラビリンスチユーブ6は、流入部6aの流入口側
に径Aの大径部6cを有し、あとは径Bの小径と
なるように設定されている。さらに本実施例のラ
ビリンスチユーブ6には、流出部6bの先端部に
把持部6dが形成されているが、この把持部6d
は所要以上の力で引張ることによつてちぎり取る
ことができるように設定されている。
そしてラビリンスチユーブ6は、合面4a側か
ら貫通孔5に挿入せしめることによつて、流出部
6bが外方に突出することになるが、大径部6c
が挿通孔の大径部5aに嵌合係止することによつ
て、挿入方向への抜止めが成され、かつ突出した
流出部6bが前記位置決め溝5cに嵌合すること
でその取付け姿勢の位置決めが成されるようにな
つている。
尚、フロントブラケツト4には、大径部5cに
通じるガイド溝4cが、アマチユアの回転方向に
添うようにして形成され、またラビリンスチユー
ブ6には、前記位置決めされた取付け状態でガイ
ド溝4cと連通状になる切欠き6eが形成されて
いる。そしてヨーク内の水を、アマチユアの回転
によつて積極的にガイド溝4cにガイドしてラビ
リンスチユーブ6から外に排出するように構成さ
れている。
叙述の如く構成された実施例において、ラビリ
ンスチユーブ6は、前述したように貫通孔5に、
中間ブラケツト3の合面側から挿入せしめること
によつてフロントブラケツト4に取付けられるも
のであるが、この場合ラビリンスチユーブ6は、
流入部6aに形成した大径部6cが大径部5aに
嵌着係合して挿入方向に抜止めされる構造で流入
部6aが貫通孔5に挿入取付けされることにな
り、従つて該取付けられたラビリンスチユーブ6
は、従来の突起に嵌め込んだもののように流出部
側に抜けてしまうようなことを確実に防止できる
ことになる。しかもこのラビリンスチユーブ6
は、流出部6bが、フロントブラケツト4に形成
した位置決め溝5cに嵌合して位置決めされる状
態で取付けられるので、ラビリンスチユーブ6
は、流出部6bが必ず位置決めされた状態で取付
けられ、しかも取付け後にずれてしまうようなこ
ともなく、常に適正姿勢に維持されることにな
る。このため、モータに溜つた水は、所定の流路
で排出されることになる許りでなく、ラビリンス
チユーブ6はL字状になつているので、水の逆流
を効果的に防止できることになる。
また、実施例においては、ラビリンスチユーブ
6を挿入する際に、把持部6dを引張るようにし
て作業をすれば、仮令L字状のものであつても容
易に取付けることができるので作業性の向上が計
れることになる。
[作用効果] 以上要するに、本考案は叙述の如く構成したも
のであるから、ラビリンスチユーブは、一方の割
りケースに形成した貫通孔に、他方の割りケース
との合面側から流出部が位置決め溝に嵌合するよ
うにして挿入することによつて取付けられること
になるが、この様にして取付けられたラビリンス
チユーブは、流入部が挿入方向への抜止めを成さ
れるように貫通孔に挿入しており、かつ流出部が
位置決め溝に嵌合して位置決めされた状態となつ
ているので、従来の如くラビリンスチユーブが抜
けてしまつたり、流出部の位置がずれてしまうよ
うな不具合を確実に防止することができるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案に係るモータのラビリンスチユ
ーブ取付け構造の実施例を示したものであつて、
第1図は一部を切欠いたモータケースの全体側面
図、第2図はモータケースの正面図、第3図はフ
ロントブラケツトの背面図、第4図は同上一部を
切欠いた側面図、第5図A,Bは貫通孔部の正面
図、底面図、第6図は作用説明図である。 図中、1はスタータモータ、3は中間ブラケツ
ト、4はフロントブラケツト、5は貫通孔、5a
は大径部、5bは小径部、5cは位置決め溝、6
はラビリンスチユーブ、6aは流入部、6bは流
出部、6cは大径部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. モータ軸の軸芯方向に向いて前後に分割した割
    りケース構造のモータケースを採用してなるモー
    タにおいて、前記一方の割りケースに取付けられ
    る水抜き用のラビリンスチユーブを、流入部と流
    出部とが略L字状に折曲形成されたもので構成
    し、一方の割りケースには、ラビリンスチユーブ
    を他方の割りケースとの合面側から挿入し、流入
    部を抜止め部で挿入方向に抜止めするようにして
    挿着する前後方向を向いた貫通孔を穿設し、さら
    に挿通孔から突出した前記流出部が嵌合する位置
    決め溝を形成して、ラビリンスチユーブを、挿入
    方向への抜止めと位置決めが成されるようにして
    一方の割りケースに取付けるように構成したこと
    を特徴とするモータのラビリンスチユーブ取付け
    構造。
JP7772486U 1986-05-23 1986-05-23 Expired - Lifetime JPH055816Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP7772486U JPH055816Y2 (ja) 1986-05-23 1986-05-23

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JP7772486U JPH055816Y2 (ja) 1986-05-23 1986-05-23

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Publication Number Publication Date
JPS62191346U JPS62191346U (ja) 1987-12-05
JPH055816Y2 true JPH055816Y2 (ja) 1993-02-16

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ID=30925999

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