JPH0558130B2 - - Google Patents
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- JPH0558130B2 JPH0558130B2 JP59100660A JP10066084A JPH0558130B2 JP H0558130 B2 JPH0558130 B2 JP H0558130B2 JP 59100660 A JP59100660 A JP 59100660A JP 10066084 A JP10066084 A JP 10066084A JP H0558130 B2 JPH0558130 B2 JP H0558130B2
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- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01D—MEASURING NOT SPECIALLY ADAPTED FOR A SPECIFIC VARIABLE; ARRANGEMENTS FOR MEASURING TWO OR MORE VARIABLES NOT COVERED IN A SINGLE OTHER SUBCLASS; TARIFF METERING APPARATUS; MEASURING OR TESTING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G01D5/00—Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable
- G01D5/12—Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable using electric or magnetic means
- G01D5/14—Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable using electric or magnetic means influencing the magnitude of a current or voltage
- G01D5/20—Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable using electric or magnetic means influencing the magnitude of a current or voltage by varying inductance, e.g. by a movable armature
- G01D5/204—Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable using electric or magnetic means influencing the magnitude of a current or voltage by varying inductance, e.g. by a movable armature by influencing the mutual induction between two or more coils
- G01D5/2046—Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable using electric or magnetic means influencing the magnitude of a current or voltage by varying inductance, e.g. by a movable armature by influencing the mutual induction between two or more coils by a movable ferromagnetic element, e.g. a core
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(イ) 技術分野
本発明は、シヤフトに加わるトルクおよび回転
数を検出できるようにした磁歪式検出装置に関す
る。
数を検出できるようにした磁歪式検出装置に関す
る。
(ロ) 従来技術
従来、自動車のステアリングシヤフトやトラン
スミツシヨンのシヤフトに加わるトルクを検出
し、パワーステアリング機構の油圧ポンプを作動
させるようにしたり、クラツチをなめらかにつな
いで自動車の走行の安定を保つようにすることが
知られている。シヤフトに加わるトルクを検出す
る方法の１つにシヤフトで生じる逆磁歪効果を利
用したものがあり、特開昭51−60580号公報にこ
の種の磁歪式トルク検出装置が提案されている。
この検出装置においては、被測定物となるシヤフ
トの一部を磁気回路の一部とし、シヤフトにトル
クが加わつたときに生じるシヤフト上の磁気異方
性に基づく透磁率や磁化率の変化を電磁的検出手
段により検出することを基本原理としている。こ
の種の検出方法では、シヤフト表面の磁気特性が
付均一であるとシヤフトの回転に同期した変動が
出力に表われるため別の電気回路で平滑などの調
整が必要となるので、シヤフトの加工時にその表
面に熱処理を施したり、磁性材のメツキなどによ
る加工処理を施したりすることによつて磁気的不
均一を予じめ除去するようにしている。
スミツシヨンのシヤフトに加わるトルクを検出
し、パワーステアリング機構の油圧ポンプを作動
させるようにしたり、クラツチをなめらかにつな
いで自動車の走行の安定を保つようにすることが
知られている。シヤフトに加わるトルクを検出す
る方法の１つにシヤフトで生じる逆磁歪効果を利
用したものがあり、特開昭51−60580号公報にこ
の種の磁歪式トルク検出装置が提案されている。
この検出装置においては、被測定物となるシヤフ
トの一部を磁気回路の一部とし、シヤフトにトル
クが加わつたときに生じるシヤフト上の磁気異方
性に基づく透磁率や磁化率の変化を電磁的検出手
段により検出することを基本原理としている。こ
の種の検出方法では、シヤフト表面の磁気特性が
付均一であるとシヤフトの回転に同期した変動が
出力に表われるため別の電気回路で平滑などの調
整が必要となるので、シヤフトの加工時にその表
面に熱処理を施したり、磁性材のメツキなどによ
る加工処理を施したりすることによつて磁気的不
均一を予じめ除去するようにしている。
しかしながら、自動車における制御には上述し
たステアリング制御のほかにエンジンやトランス
ミツシヨンの制御もあり、これらの制御を行なう
ためにはトルクのほかにシヤフトの回転数やトル
クと回転数との積により求められる馬力などの情
報が必要であり、そのために別の回転検出器を設
けてシヤフトの回転数を検出する必要があつた。
たステアリング制御のほかにエンジンやトランス
ミツシヨンの制御もあり、これらの制御を行なう
ためにはトルクのほかにシヤフトの回転数やトル
クと回転数との積により求められる馬力などの情
報が必要であり、そのために別の回転検出器を設
けてシヤフトの回転数を検出する必要があつた。
(ハ) 発明の目的および構成
本発明は上記の点にかんがみてなされたもの
で、単一の検出器によりシヤフトに加わるトルク
およびシヤフトの回転数を検出できるようにした
磁歪式検出装置を提供するとを目的とし、そのた
めに、表面の一部に凹部を有するシヤフトと、前
記凹部の通過位置に該シヤフトに対峙して配置さ
れ、且つ互いに直交するＵ字型の２つの磁芯と、
この磁芯の一方に取り付けられ、且つ交流電流が
流れる励磁用コイルと、前記磁芯の他方に取り付
けられる検出用コイルと、前記検出用コイルに誘
起された出力電圧信号を、前記シヤフトに加わる
トルクの方向に応じて予め決められた信号と位相
を一致させる同期検波手段と、前記出力電圧信号
のうち、前記凹部によつて生じる変動を検出し、
この変動に基づいて前記シヤフトの回転数を検出
する回転数検出手段と、前記出力電圧信号のう
ち、前記凹部によつて生じる変動を除去し、シヤ
フトに加わるトルクを検出するトルク検出手段
と、前記回転数検出手段によつて検出されたシヤ
フトの回転数と、前記トルク検出手段によつて検
出されたシヤフトに加わるトルクとを積算するこ
とによつて、シヤフトに加わる馬力を検出する馬
力検出手段と、を有することを特徴として磁歪式
検出装置を構成した。
で、単一の検出器によりシヤフトに加わるトルク
およびシヤフトの回転数を検出できるようにした
磁歪式検出装置を提供するとを目的とし、そのた
めに、表面の一部に凹部を有するシヤフトと、前
記凹部の通過位置に該シヤフトに対峙して配置さ
れ、且つ互いに直交するＵ字型の２つの磁芯と、
この磁芯の一方に取り付けられ、且つ交流電流が
流れる励磁用コイルと、前記磁芯の他方に取り付
けられる検出用コイルと、前記検出用コイルに誘
起された出力電圧信号を、前記シヤフトに加わる
トルクの方向に応じて予め決められた信号と位相
を一致させる同期検波手段と、前記出力電圧信号
のうち、前記凹部によつて生じる変動を検出し、
この変動に基づいて前記シヤフトの回転数を検出
する回転数検出手段と、前記出力電圧信号のう
ち、前記凹部によつて生じる変動を除去し、シヤ
フトに加わるトルクを検出するトルク検出手段
と、前記回転数検出手段によつて検出されたシヤ
フトの回転数と、前記トルク検出手段によつて検
出されたシヤフトに加わるトルクとを積算するこ
とによつて、シヤフトに加わる馬力を検出する馬
力検出手段と、を有することを特徴として磁歪式
検出装置を構成した。
(ニ) 実施例
以下図面に基づいて本発明を説明する。
第１図は本発明による検出部を被測定物となる
シヤフトに取り付けた状態で示した斜視図であ
る。図において、１は一対の脚部１ａ，１ｂを有
するＵ字型の励磁用磁芯、２は一対の脚部２ａ，
２ｂを有し励磁用磁芯１と直交するように形成さ
れたＵ磁型の検出用磁芯、３，４は脚部１ａ，１
ｂにそれぞれ配置された励磁用コイル、５，６は
脚部２ａ，２ｂにそれぞれ配置された検出用コイ
ルである。これらの磁芯１，２と励磁コイル３，
４と検出用コイル５，６とで電磁的不平衡検出部
を構成している。７は磁性材料から成るシヤフト
で、磁芯１および２のシヤフト７側端面はシヤフ
ト７の表面の形状に応じた研削加工が施されてい
る。また磁芯１，２の各シヤフト側端面はシヤフ
ト７に対して非接触となるように配置されてい
る。８はシヤフト７の表面に磁気的不均一を生ぜ
しめるために形成した凹部で、この凹部８は検出
装置の性能を低下させない程度に微小なものであ
る。なお、励磁用コイル３，４には交流電流Ｉを
流しておく。
シヤフトに取り付けた状態で示した斜視図であ
る。図において、１は一対の脚部１ａ，１ｂを有
するＵ字型の励磁用磁芯、２は一対の脚部２ａ，
２ｂを有し励磁用磁芯１と直交するように形成さ
れたＵ磁型の検出用磁芯、３，４は脚部１ａ，１
ｂにそれぞれ配置された励磁用コイル、５，６は
脚部２ａ，２ｂにそれぞれ配置された検出用コイ
ルである。これらの磁芯１，２と励磁コイル３，
４と検出用コイル５，６とで電磁的不平衡検出部
を構成している。７は磁性材料から成るシヤフト
で、磁芯１および２のシヤフト７側端面はシヤフ
ト７の表面の形状に応じた研削加工が施されてい
る。また磁芯１，２の各シヤフト側端面はシヤフ
ト７に対して非接触となるように配置されてい
る。８はシヤフト７の表面に磁気的不均一を生ぜ
しめるために形成した凹部で、この凹部８は検出
装置の性能を低下させない程度に微小なものであ
る。なお、励磁用コイル３，４には交流電流Ｉを
流しておく。
次に、上記トルク検出装置の動作について第２
図および第３図を参照して説明する。
図および第３図を参照して説明する。
まず、第２図を参照して上記検出装置の磁芯の
脚部と磁束の流れとの関係について考えてみる。
脚部と磁束の流れとの関係について考えてみる。
いま、シヤフト７にトルクが加わつていないと
きは第２図ロに示すように磁束Ｈが生じ、この場
合には脚部２ａ，２ｂの各磁気的ポテンシヤルが
等しく磁芯２には磁束Ｈが生じないため、検出用
コイル５，６に誘導起電力は生じない。これに対
して、シヤフト７にトルクを加えると同図イに示
すように、シヤフト７の表面に実線矢印方向の引
張応力Ａと破線矢印方向の圧縮応力Ｂとが作用す
るので、引張応力Ａが作用する方向の透磁率が増
加し、圧縮応力Ｂが作用する方向の透磁率が減少
することになる。その結果、検出用磁芯２の脚部
２ａ，２ｂの磁気的ポテンシヤルに差が生じるの
で、検出用磁芯２に磁束が生じ、検出用コイル
５，６に誘導起電力VOUTが生じる。一方、シヤ
フト７に第２図イの場合とは逆向きのトルクを加
えると、同図ハに示すような向きの引張応力Ａと
圧縮応力Ｂとがシヤフト７の表面に作用するの
で、やはり検出用磁芯２の脚部２ａ，２ｂの磁気
的ポテンシヤルに差が生じるため、検出用コイル
５，６に逆位相の誘導起電力VOUTが出力される。
きは第２図ロに示すように磁束Ｈが生じ、この場
合には脚部２ａ，２ｂの各磁気的ポテンシヤルが
等しく磁芯２には磁束Ｈが生じないため、検出用
コイル５，６に誘導起電力は生じない。これに対
して、シヤフト７にトルクを加えると同図イに示
すように、シヤフト７の表面に実線矢印方向の引
張応力Ａと破線矢印方向の圧縮応力Ｂとが作用す
るので、引張応力Ａが作用する方向の透磁率が増
加し、圧縮応力Ｂが作用する方向の透磁率が減少
することになる。その結果、検出用磁芯２の脚部
２ａ，２ｂの磁気的ポテンシヤルに差が生じるの
で、検出用磁芯２に磁束が生じ、検出用コイル
５，６に誘導起電力VOUTが生じる。一方、シヤ
フト７に第２図イの場合とは逆向きのトルクを加
えると、同図ハに示すような向きの引張応力Ａと
圧縮応力Ｂとがシヤフト７の表面に作用するの
で、やはり検出用磁芯２の脚部２ａ，２ｂの磁気
的ポテンシヤルに差が生じるため、検出用コイル
５，６に逆位相の誘導起電力VOUTが出力される。
このように、シヤフトにトルクを加えると検出
用コイルに交流出力電圧が誘起されるので、検出
用コイルに後述する周期検波回路を接続すればト
ルクの大きさに対応したアナログ電圧を得ること
ができる。
用コイルに交流出力電圧が誘起されるので、検出
用コイルに後述する周期検波回路を接続すればト
ルクの大きさに対応したアナログ電圧を得ること
ができる。
次に、第３図を参照してシヤフト７が第２図イ
と同一方向に回転して、凹部８が検出装置の磁芯
部分を通過していく場合の凹部８の磁気的影響に
ついて説明する。
と同一方向に回転して、凹部８が検出装置の磁芯
部分を通過していく場合の凹部８の磁気的影響に
ついて説明する。
いま、凹部８が第３図イに示す位置にあるとき
は検出用磁芯２の脚部２ａ，２ｂを通る磁束は凹
部８による影響を何ら受けない。ところが、シヤ
フト７が矢印Ｃ方向に回転して凹部８が同図ロに
示すように励磁用磁芯１の脚部１ａと検出用磁芯
２の脚部２ａとの間に入ると、脚部１ａ，２ａ間
の磁気抵抗が非磁性の凹部８のために著しく増加
するので、脚部１ａ，２ａ間の磁束が減少し、磁
束の流れが第２図ハに示した状態と同じとなるた
め、見かけ上逆向きのトルクが作用するのと同時
となり、この場合には出力VOUTが低減する。シ
ヤフト７がさらに回転して凹部８が第３図ハに示
す位置に移ると、同図イの場合と同様に脚部２
ａ，２ｂを通る磁束は凹部８による影響は受けな
い。さらに、シヤフトの回転により凹部８が同図
ニに示すように脚部１ａと脚部２ｂとの間に入る
と、脚部１ａ，２ａ間の磁気抵抗が非磁性の凹部
８のために著しく増加するので、脚部１ａ，２ａ
間の磁束が増加し、見かけ上同一方向のトルクが
増加するのと同様になり、この場合には出力
VOUTが増加する。さらに、凹部８が同図ホに示
す位置に移ると同図イおよびハの場合と同様に脚
部２ａ，２ｂを通る磁束は凹部８による影響は受
けない。
は検出用磁芯２の脚部２ａ，２ｂを通る磁束は凹
部８による影響を何ら受けない。ところが、シヤ
フト７が矢印Ｃ方向に回転して凹部８が同図ロに
示すように励磁用磁芯１の脚部１ａと検出用磁芯
２の脚部２ａとの間に入ると、脚部１ａ，２ａ間
の磁気抵抗が非磁性の凹部８のために著しく増加
するので、脚部１ａ，２ａ間の磁束が減少し、磁
束の流れが第２図ハに示した状態と同じとなるた
め、見かけ上逆向きのトルクが作用するのと同時
となり、この場合には出力VOUTが低減する。シ
ヤフト７がさらに回転して凹部８が第３図ハに示
す位置に移ると、同図イの場合と同様に脚部２
ａ，２ｂを通る磁束は凹部８による影響は受けな
い。さらに、シヤフトの回転により凹部８が同図
ニに示すように脚部１ａと脚部２ｂとの間に入る
と、脚部１ａ，２ａ間の磁気抵抗が非磁性の凹部
８のために著しく増加するので、脚部１ａ，２ａ
間の磁束が増加し、見かけ上同一方向のトルクが
増加するのと同様になり、この場合には出力
VOUTが増加する。さらに、凹部８が同図ホに示
す位置に移ると同図イおよびハの場合と同様に脚
部２ａ，２ｂを通る磁束は凹部８による影響は受
けない。
このように、シヤフトが回転して凹部８が検出
装置の磁芯部分を通過すると、まず出力が減少し
次いで増加するので、この出力変動の周期に基づ
いて後述する検出回路によりシヤフトの回転数を
知ることができる。
装置の磁芯部分を通過すると、まず出力が減少し
次いで増加するので、この出力変動の周期に基づ
いて後述する検出回路によりシヤフトの回転数を
知ることができる。
第４図は本発明による磁歪式検出装置の検出回
路の一実施例である。
路の一実施例である。
１０は第１図に示したコイル３，４に相当する
励磁用コイルであり、このコイル１０には正弦波
発振器１１の出力を電集増幅器１２により増幅し
て得られた交流電流を印加しておく。１３は第１
図に示したコイル５，６に相当する検出用コイ
ル、１４は電流増幅器１２の出力を基準信号とし
て検出用コイル１３に誘起された交流出力信号を
予じめシヤフトに加わるトルクの方向に応じて決
められた信号と位相を一致させた後、第５図に示
すようなアナログ電圧を出力する同期検波回路で
ある。第５図からわかるように、同期検波回路１
４の出力はトルクに対応した電圧のトルク信号
に、凹部の通過に同期して変動分Ｐが重畳された
形となるので、同期検波回路１４の出力をハイパ
スフイルタ１５に入力することにより変動分Ｐを
取り出し、その変動分Ｐがシヤフトに設けた凹部
の磁気的影響によるものかどうかをコンパレータ
１６により判別してシヤフトの回転に同期した１
パルス／１回転のパルス信号として取り出す。従
つて、この回転同期パルス信号をＦ／Ｖコンバー
タ１７に入力し、アナログ電圧信号に変換するこ
とによりシヤフトの回転数信号として検出するこ
とができる。ハイパスフイルタ１５とコンパレー
タ１６とＦ／Ｖコンバータ１７とで回転数検出手
段を構成している。一方、同期検波回路１４の出
力をトルク検出用のローパスフイルタ１８に入力
して平均化すると、変動分Ｐが除去され、トルク
の大きさに対応したアナログ電圧信号のみが得ら
れる。従つて、変動分Ｐが除去されたトルク信号
によりシヤフトに加わつたトルクの大きさがわか
る。Ｆ／Ｖコンバータ１７からの回転数信号とロ
ーパスフイルタ１８からの変動分が除去されたト
ルク信号とを掛け算器１７により積算することに
よつて馬力に対応した出力を得ることができる。
励磁用コイルであり、このコイル１０には正弦波
発振器１１の出力を電集増幅器１２により増幅し
て得られた交流電流を印加しておく。１３は第１
図に示したコイル５，６に相当する検出用コイ
ル、１４は電流増幅器１２の出力を基準信号とし
て検出用コイル１３に誘起された交流出力信号を
予じめシヤフトに加わるトルクの方向に応じて決
められた信号と位相を一致させた後、第５図に示
すようなアナログ電圧を出力する同期検波回路で
ある。第５図からわかるように、同期検波回路１
４の出力はトルクに対応した電圧のトルク信号
に、凹部の通過に同期して変動分Ｐが重畳された
形となるので、同期検波回路１４の出力をハイパ
スフイルタ１５に入力することにより変動分Ｐを
取り出し、その変動分Ｐがシヤフトに設けた凹部
の磁気的影響によるものかどうかをコンパレータ
１６により判別してシヤフトの回転に同期した１
パルス／１回転のパルス信号として取り出す。従
つて、この回転同期パルス信号をＦ／Ｖコンバー
タ１７に入力し、アナログ電圧信号に変換するこ
とによりシヤフトの回転数信号として検出するこ
とができる。ハイパスフイルタ１５とコンパレー
タ１６とＦ／Ｖコンバータ１７とで回転数検出手
段を構成している。一方、同期検波回路１４の出
力をトルク検出用のローパスフイルタ１８に入力
して平均化すると、変動分Ｐが除去され、トルク
の大きさに対応したアナログ電圧信号のみが得ら
れる。従つて、変動分Ｐが除去されたトルク信号
によりシヤフトに加わつたトルクの大きさがわか
る。Ｆ／Ｖコンバータ１７からの回転数信号とロ
ーパスフイルタ１８からの変動分が除去されたト
ルク信号とを掛け算器１７により積算することに
よつて馬力に対応した出力を得ることができる。
このように、上記磁歪式検出装置においては、
シヤフトの一部に凹部を設けることにより磁気的
不均一を生ぜしめておき、シヤフトの回転に伴な
つて生じる出力の変動を検出することによつて回
転数や馬力を検出することができる。
シヤフトの一部に凹部を設けることにより磁気的
不均一を生ぜしめておき、シヤフトの回転に伴な
つて生じる出力の変動を検出することによつて回
転数や馬力を検出することができる。
上記検出回路において、ローパスフイルタの時
定数を可変にしておけば、フイルタの時定数に検
出装置の応答性が左右されることなく各回転にお
いて最適な出力を得ることができる。
定数を可変にしておけば、フイルタの時定数に検
出装置の応答性が左右されることなく各回転にお
いて最適な出力を得ることができる。
(ニ) 発明の効果
以上説明したように、本発明は、互いに直交す
るように配置されたＵ字型の２つの磁芯のうち一
方の磁芯に励磁用コイルを、他方の磁芯に検出用
コイルをそれぞれ配置して成る電磁的不平衡検出
部を表面の一部に凹部を有する被測定物に対接し
て配置し、被測定物の回転により前記検出部から
出力される出力信号のレベルに基づいて被測定物
に加わるトルクを検出するとともに、凹部によつ
て生ずる上記出力信号の変動に基づいて被測定物
の回転数を検出するようにしたので、回転検出器
を別途設けなくても回転数を検出でき馬力も検出
できる。このように、１つの検出装置でトルクの
ほかに回転数や馬力も検出できるのでコストの面
でも有利である。
るように配置されたＵ字型の２つの磁芯のうち一
方の磁芯に励磁用コイルを、他方の磁芯に検出用
コイルをそれぞれ配置して成る電磁的不平衡検出
部を表面の一部に凹部を有する被測定物に対接し
て配置し、被測定物の回転により前記検出部から
出力される出力信号のレベルに基づいて被測定物
に加わるトルクを検出するとともに、凹部によつ
て生ずる上記出力信号の変動に基づいて被測定物
の回転数を検出するようにしたので、回転検出器
を別途設けなくても回転数を検出でき馬力も検出
できる。このように、１つの検出装置でトルクの
ほかに回転数や馬力も検出できるのでコストの面
でも有利である。
第１図は本発明による検出部を被測定シヤフト
に取り付けた状態で示した斜視図、第２図イない
しハは第１図に示した検出部の磁芯の脚部と磁束
の流れとの関係を示した図、第３図イないしホは
被測定シヤフトに設けた凹部の影響により磁束が
変化する様子を示した図、第４図は本発明による
磁歪式検出装置の検出回路の一実施例、第５図は
第４図に示した検出回路の同期検波回路の出力特
性図である。 １，２……磁芯、３，４，１０……励磁用コイ
ル、５，６，１３……検出用コイル、７……シヤ
フト、８……凹部、１４……同期検波回路、１５
……ハイバスフイルタ、１６……コンパレータ、
１７……Ｆ／Ｖコンバータ、１８……ローパスフ
イルタ、１９……掛け算器。
に取り付けた状態で示した斜視図、第２図イない
しハは第１図に示した検出部の磁芯の脚部と磁束
の流れとの関係を示した図、第３図イないしホは
被測定シヤフトに設けた凹部の影響により磁束が
変化する様子を示した図、第４図は本発明による
磁歪式検出装置の検出回路の一実施例、第５図は
第４図に示した検出回路の同期検波回路の出力特
性図である。 １，２……磁芯、３，４，１０……励磁用コイ
ル、５，６，１３……検出用コイル、７……シヤ
フト、８……凹部、１４……同期検波回路、１５
……ハイバスフイルタ、１６……コンパレータ、
１７……Ｆ／Ｖコンバータ、１８……ローパスフ
イルタ、１９……掛け算器。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 表面の一部に凹部を有するシヤフトと、 前記凹部の通過位置に該シヤフトに対峙して配
置され、且つ互いに直交するＵ字型の２つの磁芯
と、 この磁芯の一方に取り付けられ、且つ交流電流
が流れる励磁用コイルと、 前記磁芯の他方に取り付けられる検出用コイル
と、 前記検出用コイルに誘起された出力電圧信号
を、前記シヤフトに加わるトルクの方向に応じて
予め決められた信号と位相を一致させる同期検波
手段と、 前記出力電圧信号のうち、前記凹部によつて生
じる変動を検出し、この変動に基づいて前記シヤ
フトの回転数を検出する回転数検出手段と、 前記出力電圧信号のうち、前記凹部によつて生
じる変動を除去し、シヤフトに加わりトルクを検
出するトルク検出手段と、 前記回転数検出手段によつて検出されたシヤフ
トの回転数と、前記トルク検出手段によつて検出
されたシヤフトに加わるトルクとを積算すること
によつて、シヤフトに加わる馬力を検出する馬力
検出手段と、 を有することを特徴とする磁歪式検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10066084A JPS60244811A (ja) | 1984-05-21 | 1984-05-21 | 磁歪式検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10066084A JPS60244811A (ja) | 1984-05-21 | 1984-05-21 | 磁歪式検出装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60244811A JPS60244811A (ja) | 1985-12-04 |
| JPH0558130B2 true JPH0558130B2 (ja) | 1993-08-25 |
Family
ID=14279955
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10066084A Granted JPS60244811A (ja) | 1984-05-21 | 1984-05-21 | 磁歪式検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60244811A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62179627A (ja) * | 1986-02-04 | 1987-08-06 | Nissan Motor Co Ltd | トルク検出装置 |
| DE60329773D1 (de) | 2002-05-17 | 2009-12-03 | Jtekt Corp | Walzelementlagereinheit mit sensor und nabeneinheit mit sensor |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5932835A (ja) * | 1982-08-17 | 1984-02-22 | Komatsu Ltd | トルクセンサ |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4918573U (ja) * | 1972-05-19 | 1974-02-16 |
-
1984
- 1984-05-21 JP JP10066084A patent/JPS60244811A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5932835A (ja) * | 1982-08-17 | 1984-02-22 | Komatsu Ltd | トルクセンサ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60244811A (ja) | 1985-12-04 |
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