JPH0557840B2 - - Google Patents

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JPH0557840B2
JPH0557840B2 JP58214723A JP21472383A JPH0557840B2 JP H0557840 B2 JPH0557840 B2 JP H0557840B2 JP 58214723 A JP58214723 A JP 58214723A JP 21472383 A JP21472383 A JP 21472383A JP H0557840 B2 JPH0557840 B2 JP H0557840B2
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JP
Japan
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motor
circuit
pulse
induced voltage
signal
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JP58214723A
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JPS60109789A (ja
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Fuminori Suzuki
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Citizen Watch Co Ltd
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Citizen Watch Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0557840B2 publication Critical patent/JPH0557840B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04CELECTROMECHANICAL CLOCKS OR WATCHES
    • G04C3/00Electromechanical clocks or watches independent of other time-pieces and in which the movement is maintained by electric means
    • G04C3/14Electromechanical clocks or watches independent of other time-pieces and in which the movement is maintained by electric means incorporating a stepping motor
    • G04C3/143Means to reduce power consumption by reducing pulse width or amplitude and related problems, e.g. detection of unwanted or missing step

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromechanical Clocks (AREA)
  • Control Of Stepping Motors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
1 相補型トランジスタによつて構成された一対
のドライバー間にモーターコイルを接続して駆動
するとともに、モータ駆動パルスの印加終了後
に、前記一対のドライバーの出力端子の一方を一
時的に高インピーダンス状態にすることによりモ
ーターコイルの誘起電圧を検出し、その検出結果
に基づいてモーター駆動パルスのパルス幅あるい
はチヨツパー比等のエネルギー量を制御するモー
ター負荷補償回路に於いて、前記誘起電圧の波形
を減衰させない程度の高周波信号で、かつ互いに
位相のずれた2相のパルス群で構成されるストロ
ーブパルス群を発生するストローブパルス作成回
路と、該2相のストローブパルス群により、前記
各ドライバーの出力端子を異る位相で高インピー
ダンス状態とすることによつてモーターコイルの
誘起電圧を検出するモータードライバー回路と、
該モータードライバー回路からの誘起電圧検出信
号と、前記ストローブパルス群との論理積をとる
ことにより、どちらの相のストローブパルス群に
よつて誘起電圧が検出されたかを判断する論理積
手段を有することによりモーターコイルの誘起電
圧の極性を判定してパターン化する誘起電圧パタ
ーン化回路と、誘起電圧のパターンと予め定めて
おいた標準パターンとの比較を行なうパターン判
定回路と、該パターン判定回路の信号を受けてモ
ーター駆動パルスのエネルギー量を変化させるモ
ーター駆動パルス発生回路とを有することを特徴
とするアナログ電子時計のモーター負荷補償回
路。 2 特許請求の範囲第1項記載のモーター負荷補
償回路に於いて、前記モーター駆動パルス発生回
路は、少なくとも3以上のエネルギー量の異るモ
ーター駆動パルスを発生するとともに、前記パタ
ーン判定回路は、負荷の大小に対して3以上の判
定レベルを有しており、前記パターン判定回路の
判定レベルに従つてモーター駆動パルス発生回路
はモーター駆動パルスのエネルギー量の変化量を
異らせるごとく動作することを特徴とするアナロ
グ電子時計のモーター負荷補償回路。 3 特許請求の範囲第1項記載モーター負荷補償
回路に於いて、前記パターン判定回路は、前記パ
ターンのうち正方向の誘起電圧を示す領域の持続
時間をそれぞれ判定して、予め定められた標準パ
ターンとの比較を行なうことによりモーターの負
荷状態を3以上のレベルに分けることを特徴とす
るアナログ電子時計のモーター負荷補償回路。 4 特許請求の範囲第3項記載モーター負荷補償
回路に於いて、前記パターン判定回路は予め定め
られた標準パターンの1つとして最適標準パター
ンを儲け、該最適標準パターンを目標としてモー
ター駆動パルス発生回路の制御を行なうことを特
徴とするアナログ電子時計のモーター負荷補償回
路。
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本発明は、ステツプモーターを用いたアナログ
表示式電子時計のモーター駆動回路に関するもの
である。 〔発明の背景〕 携帯用電子機器の小型薄型軽量化のための最も
有効な手段として、電源の小型化を揚げることが
できる。電子時計もその例外でなく、より小さな
電池での動作を可能とするために消費電力を削減
するあらゆる手段が用いられる。特に、大きなエ
ネルギーを消費するモーター駆動回路を適応制御
型回路とすることは効果が大きい。 このような、モーター負荷に応じた駆動力でス
テツプモーターを駆動する回路をモーター負荷補
償回路と呼んでいるが、従来、モーター負荷補償
回路はモーターが止まつたことを検出すると即座
に追加パルスを出力するとともに次の駆動パルス
から駆動力を大きくするといつた機能と、一定時
間が経過したら駆動力を弱めるという機能とを持
つものが多く、問題点は少なくなかつた。 〔従来技術と問題点〕 すなわち、従来のモーター負荷補償回路は負荷
そのものを検出するのではなく、止まりが検出さ
れるまで駆動力を弱くしていく方式であつたた
め、最適な状態でモーターが動いていてもさらに
消費電流を下げようとする方向に動作した。その
ため、必ず止まりが検出され最大駆動力のパルス
が追加出力される機会を持つため、その分だけ消
費電流が多くなる。 また、この追加パルスの出力回数を極力少なく
しようという目的で、消費電流の少ない駆動パル
スへの変更をタイマーによつて一定時間禁止し、
追加パルスが出力される機会を出来るだけ少なく
することが行なわれていたが、一時的な機械的シ
ヨツクによつて止まりが検出された場合には、負
荷が軽いにもかかわらず必要以上の強い駆動パル
スで動作する状態がタイマーの時間だけ続くこと
になるため、やはり、消費電流が必要以上になつ
ていた。 また、上記問題を避けるため、予めモーターの
仕様に合わせて最小駆動力パルスを設定し、モー
ターが動作すると思われる駆動力以下のパルスは
用意しないという方法も採られていたが、この場
合はモーター仕様が変わるたびにICの設計変更
を要することとなり、コスト高となつてしまうと
いう問題があつた。 第1図は、従来のモーター負荷補償回路の基本
構成を示すブロツク図である。2は基準発振器と
しての水晶発振回路、3は前記水晶発振回路から
の信号を分周する分周回路、4はモーターの回転
を確認しながらモーターを駆動するモーター負荷
補償回路である。前記モーター負荷補償回路4は
次の各回路ブロツク5〜8により構成される。5
は前記分周回路3からの信号からモーター駆動パ
ルスPmを作成し、後述のモーター動作確認回路
の制御によりチヨツパー比あるいはパルス幅の変
更を行なう他、必要に応じて追加パルスを出力す
るモーター駆動パルス発生回路、6はストローブ
パルスPsを作成するとともにモーターが正常に
動作したときモーターコイルに発生する誘起電圧
を検出する事によりモーターの動作を確認するモ
ーター動作確認回路、7は前記モーター駆動パル
スPmのチヨツパー比等の変更を一定時間禁止す
るタイマー、8は前記モーター駆動パルス発生回
路5からの信号Pmを2つの出力端子から交互に
出力してモーターを駆動すると共に、ストローブ
パルスPsの入力時には一方の出力端子を高イン
ピーダンス状態にすることによつて、モーターコ
イル9の誘起電圧をパルスPvとして取り出すモ
ータードライバーである。図示していないが前記
モーターコイル9はヨークに巻かれており、ヨー
クは磁気的にローターと接続され、ローターは輪
列を介して指針につながつている。 また、前記誘起電圧パルスPvは前記モーター
動作確認回路6に印加され、該モーター動作確認
回路6からはモーターが回転したかどうかの情報
Svが前記モーター駆動パルス発生回路5に送ら
れている。 第2図は動作を説明するためのタイムチヤート
である。第2図1はチヨツパー比が十分大きく、
かなりの余裕を以て動作している様子を示してい
る。第2図1において、Imはコイル電流波形を
示し、のこぎり波状の部分はモーター駆動パルス
Pmのチヨツパーによるもので、その後に続く波
形は誘導起電圧による部分である。このコイル電
流波形Imが負方向に凸となる領域すなわち逆流
電流領域において誘起電圧パルスPvを得るため
に、ストローブパルスPsはモーター駆動パルス
Pmが出力された側のモータードライバー出力端
子を高インピーダンス状態にするようになつてい
る。Svは前記誘起電圧パルスPvによつてハイレ
ベルにセツトされるモーター負荷情報で、実際に
はモーターが動いたかどうかを示す情報である。
この第2図1の場合は、前記コイル電流波形Im
の誘起電圧領域の正方向のピークは早い時期に位
置しており、前記ピークの後の逆流電流を示すと
ころで誘起電圧が検出され、モーター負荷情報
Svはモーターが正常に回転したことを示す結果
となつている。 第2図2はチヨツパー比を1段小さくした時の
各信号の波形を示し、前記ピークが第2図1より
も後ろへさがつているが、同様にピークの後の逆
流電流のところで誘起電圧が検出されて、やはり
モーター負荷情報Svはモーターが正常に回転し
たことを示す結果となつている。 第2図3はチヨツパー比をさらに1段小さくし
た時の各信号の波形を示し、前記ピークが第2図
2よりもさらに後ろへさがつており、今度はピー
クの前の逆流電流のところで誘起電圧が検圧され
て、やはりモーター負荷情報Svはモーターが正
常に回転したことを示す結果となつているが、実
際、このようなコイル電流波形の場合は全く余裕
が無く危険な状態である。 第2図4はチヨツパー比は第2図3と同様であ
るが、モーター負荷のわずかな変化によつてモー
ターが回転できなかつた場合を示しており、スト
ローブパルスPsの領域が図のようにモーター駆
動パルスPmから適当に離れていることによつて
止まりの場合の逆流電流領域を避けているため誘
起電圧パルスPvが出力されず、モーター負荷情
報Svがハイレベルにならないので、前記モータ
ー駆動パルス発生回路5が最も強いパルスを追加
出力した様子を示している。通常、第2図4のよ
うな状態になつたあとは、チヨツパー比が1段大
きくなつた状態すなわちこの例の場合第2図2の
状態を前記タイマー7の時間だけ続けることにな
る。 したがつて、もし第2図2のチヨツパー比にお
いて、一時的要因によつて止まりが検出された場
合には第2図1の状態をタイマー7の時間だけ続
けることになる。かなり小さな消費電流で動作し
ながらある程度の余裕を持つているという意味で
第2図2の状態が最適と考えられ、このときのコ
イル電流波形の特徴としては正方向のピークの前
後に逆流電流領域があり、前に位置する逆流電流
領域の幅がある程度小さいことが分かる。 一方、モーター負荷に対してモーター駆動パル
スPmが強い場合は前記ピークの前には逆流電流
領域が無く、また、弱い場合は前記ピークの前の
逆流電流領域が広いのであるが、従来のモーター
負荷補償回路ではそれを認識することが出来ず、
頻繁に第2図4の状態を経過することによつて現
状を把握する必要があつた。このため、追加パル
スの出力頻度が多く、消費電流の増加につながつ
ていたのである。 また、異なる特性のモーターを接続したときに
は、別の問題が発生する。仮に、サイズの小さい
モーターを用いたとすると、コイル電流波形のう
ち誘起電圧領域の振動周期が縮まり、第2図1に
相当する大きな余裕をもつて動作している状態で
は、逆流電流部分がストローブパルス領域と完全
にずれてしまうため、誤つて止まりと判断するこ
とがある。 また逆に、大きなサイズのモーターを用いた場
合には、誘起電圧領域の振動周期が延びるため第
2図4のような止まりの状態でも誘起電圧が検出
されてしまい、追加パルスが出力されず、時計が
遅れてしまうという大きな問題が起きる。 従つて、モーター型式の変更に伴なつて、スト
ローブパルスのタイミングの変更が必要であり、
コスト高となつていた。また、さらに、生産工程
上の問題として、消費電流測定に時間が掛かると
いうことが揚げられる。 すなわち、電源投入時に最適状態にない場合、
第2図4のように追加パルスを一度出力するまで
チヨツパー比が安定しないため、安定状態に到達
するまでに時間が掛かつていたのである。 このように、従来のモーター負荷補償回路は、
モーター負荷の大小を判別するのではなく、モー
ターの止まりを検出する方式であつたため、多く
の問題を有していたのである。 〔発明の目的〕 本発明の目的は、上記問題点を解決しようとす
るものであり、従来のモーター止り検出に加えて
モーター負荷の大小を判別することによつて、最
適駆動条件に於けるモーター駆動を持続させるこ
とによりアナログ電子時計の更なる長寿命化を達
成することにある。 〔発明の構成〕 本発明のモーター負荷補償回路は、モーター駆
動パルス直後から数ミリ〜十数ミリ秒の間にモー
ターコイルに現われる誘起電圧波形を観測するこ
とにより、モーターの止まりだけでなく、負荷と
駆動力とのバランスすなわち余力(マージン)の
大小を判別することができることを利用したもの
である。 具体的には、互いに半周期ずれた2相のパルス
群で構成されるストローブパルス群をモーター駆
動パルスの直後から数ミリ〜十数ミリ秒間出力す
るストローブパルス作成回路と、前記ストローブ
パルス群により2つの出力端子が交互に高インピ
ーダンス状態となるよう構成されたモータードラ
イバー回路と、どちらの相のストローブパルス群
によつて誘起電圧が検出されたかによりモーター
コイルの誘起電圧の正負を判別してパターン化す
る誘起電圧パターン化回路と、前記パターンと予
め定めておいた標準パターンとの比較によつてパ
ターン判定を行ない、結果として余力のレベルを
判定する誘起電圧パターン判別回路と、前記誘起
電圧パターン化回路と前記誘起電圧パターン判別
回路からの信号を合成してモーター駆動パルス発
生回路の制御のための信号を作成する制御信号作
成回路とを有することを特徴とし、それによつ
て、モーターが正常に回つた場合の誘起電圧パタ
ーンを3以上のレベルに分けて、中間に設定した
標準レベルを目標のパターンとしてモーター駆動
パルスのパルス幅あるいはチヨツパー比を制御す
ることができ、ほとんど追加パルスを出力せずに
最適状態を維持することを可能とする他、色々な
判断機能を付加できるように構成されている。 〔発明の実施例〕 以下、本発明の一実施例について図面に従つて
説明する。 第3図は本発明のモーター負荷補償回路の構成
を示す回路図である。50はモーター駆動パルス
発生回路であり、モーター駆動パルス幅信号と位
相反転タイミング信号とストローブタイミング信
号を作成するパルスジエネレータとしての機能を
有するパルス幅設定回路51と、モーター駆動パ
ルスのチヨツパー比を設定するチヨツパー比設定
回路52と、前記パルス幅設定回路51の出力信
号と前記チヨツパー比設定回路52の出力信号と
の論理積をとるアンドゲート53とにより構成さ
れ、後述する3つの制御信号UP、DN、HRYに
よりモーター駆動パルスのチヨツパー比及びパル
ス幅の増減、前記増減の幅の増加を行なうととも
に、後述するモータードライバー回路80に対し
て位相反転信号Prとモーター駆動パルスPmを出
力し、後述するストローブパルス作成回路71に
対してはストローブパルス出力期間を示すストロ
ーブタイミング信号PTを出力するように構成さ
れている。70は、互いに半周期ずれた2つのス
トローブパルスPs1、Ps2をモータードライバ
ー回路80に対して出力し、モータードライバー
回路80からの誘起電圧パルスPvを入力信号と
するとともに、前記モーター駆動パルス発生回路
50に対してパルス幅あるいはチヨツパー比の変
更を要求する信号UP及びDNと前記変更を大き
なステツプで行なうことを要求する信号HRYと
を出力する負荷検出制御回路である。 本実施例における負荷検出制御回路70は、分
周信号群から前記ストローブパルスPs1、Ps2
を作成するストローブパルス作成回路71と、前
記ストローブパルスPs1,Ps2及び後述するモ
ータードライバー回路80からの誘起電圧パルス
Pvとを入力信号としてモーターコイルに発生す
る誘起電圧波形の正方向領域と負方向領域とを区
別することによりパターン化する誘起電圧パター
ン化回路72と、前記誘起電圧パターン化回路7
2からの信号を入力信号として誘起電圧パターン
の各領域の時間幅を測定することによりパターン
形状を把握する誘起電圧パターン判定回路73
と、前記両回路72、73からの信号によりモー
ター駆動パルスPmのパルス幅及びチヨツパー比
の制御のための信号UP、DN、HRYを作成する
制御信号作成回路74とにより構成されており、
モーター駆動パルスPmによりオールリセツトさ
れるように配線されている。80は、2つの出力
端子OUT1、OUT2から交互にモーター駆動パル
スPmを出力するとともにストローブパルスPs1
により前記モーター駆動パルスPmを出力した側
の出力端子を高インピーダンス状態にし、ストロ
ーブパルスPs2により反対側の出力端子を高イ
ンピーダンス状態にすることによつてコイルに発
生する誘起電圧を誘起電圧パルスPvとして取り
出すモータードライバー回路であり、前記モータ
ー駆動パルス発生回路50からの位相反転信号
Prを入力信号とする位相反転用フリツプフロツ
プ(以降、FFと言う。)81とアンドゲート82
a〜82fと3入力オアゲート83a、83bと
プリドライバー84a〜84dとドライバー用ト
ランジスタ85a〜85dとを有している。モー
ター駆動パルスPmは前記アンドゲート82a、
82bの一方の入力端子に印加され、前記ストロ
ーブパルスPs1は前記アンドゲート82c,8
2dの一方の端子に印加され、前記ストローブパ
ルスPs2は前記アンドゲート82e、82fに
印加される。 また、前記FF81のQ出力は前記アンドゲー
ト82a、82c、82fのもう一方の端子に印
加され、出力は前記アンドゲート82b、82
d、82eのもう一方の端子に印加される。前記
3入力オアゲート83aには前記アンドゲート8
2a、82c、82eの出力信号が入力される。 そして、もう1つの3入力オアゲート83bに
は前記アンドゲート82b、82d、82fの出
力信号が入力される。 さらに、前記プリドライバー84aには前記ア
ンドゲート82aの出力信号が、前記プリドライ
バー84bには前記3入力オアゲート83aの出
力信号が、前記プリドライバー84cには前記ア
ンドゲート82bの出力信号が、前記プリドライ
バー84dには前記3入力オアゲート83bの出
力信号がそれぞれ入力される。前記ドライバーの
一方はゲートに前記プリドライバー84aの出力
信号が印加されたPチヤネル・トランジスタ85
aとゲートに前記プリドライバー84bの出力信
号が印加されたNチヤネル・トランジスタ85b
とで構成され、前記両トランジスタのドレイン同
士を接続してこのモータードライバー回路80の
一方の出力端子OUT1としている。前記ドライ
バーの他方はゲートに前記プリドライバー84c
の出力信号が印加されたPチヤネル・トランジス
タ85cとゲートに前記プリドライバー84dの
出力信号が印加されたNチヤネル・トランジスタ
85dとで構成され、前記両トランジスタ85
c、85dのドレイン同士を接続してこのモータ
ードライバー回路80のもう一方の出力端子
OUT2としている。 そして、前記出力端子OUT1、OUT2はオア
ゲート86の入力端子に接続され、該オアゲート
86の出力信号が誘起電圧パルスPvとして負荷
検出制御回路70に送られる。 第4図は本発明のモーター負荷補償回路の動作
を説明するためのタイムチヤートである。第2図
と同様に、第4図1はチヨツパー比が十分大き
く、モーター負荷に対してかなり余力を以て動作
している様子を示しており、コイル電流波形Im
の形も第2図1と同じである。ストローブパルス
Ps1及びPs2は図のように互いに半周期ずれた
パルス群により成り、従来と異なりモーター駆動
パルスPmの直後から出力されている。 また、第4図において、モーター駆動パルス
Pmが出力されたと同じ側のモータードライバー
出力端子(OUT1またはOUT2)を高インピー
ダンス状態にするストローブパルスをPs1とし
て上向きに画き、反対側の出力端子(OUT2ま
たはOUT1)を高インピーダンス状態にするス
トローブパルスをPs2として下向きに画いてあ
る。誘起電圧パルスPvは、誘起電圧パターン化
回路72によつてストローブパルスPs1、Ps2
との論理積がとられ、Pv1とPv2に区別される。
第4図ではPv1を上向きにPv2を下向きに画い
てある。誘起電圧パターン化回路72では、Pv
1によつてハイレベルにセツトされPv2によつ
てローレベルにリセツトされる信号P1を作成し
ており、本実施例ではこのP1の2回目のセツト
時にストローブパルスを停止するようにしてい
る。 従つて、P1は前記2回目のセツトが行なわれ
た場合にはハイレベルを維持することになる。誘
起電圧パターン判定回路73はモーター駆動パル
スPmのエンドから前記P1の1回目のセツトま
での時間T1と、それに続くリセツトされるまで
の時間T2とを測定している。実際の測定はより
忠実に誘起電圧パターンをトレースするために
Pv1またはPv2のパルス個数をカウントするこ
とによつて行ない、予め定められた数を越えたか
越えなかつたかの判定を行なう。 たとえば、T1、T2をPv1またはPv2の一
周期を単位時間として表わすことにすると、T1
は、3以上か、3未満かの2レベル、T2は、3
未満か、3か、3を越えたかの3レベルで判定す
るのである。 また、P1については、2回目のセツトが行な
われたかどうかによつてパターンの形が判定さ
れ、これらの判定結果は制御信号作成回路74に
より、前記制御信号UP、DN、HRYに変換され
る。そのときの相互の関係は次の表のようになつ
ている。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明のモーター負荷補
償回路は、互に位相のずれた2相のストローブパ
ルス群によつて正方向と負方向との誘起電圧波形
をパターン化し、このパターンを予め定められた
標準パターンと比較することによつてモーター負
荷の大小判別をし、この判別情報に従つてモータ
ー駆動条件を最適化する方式であるため、最も消
費電流の大なる追加パルスの発生回路を大巾に減
少させることが可能となり、同じ電池を使用した
場合には更に電池寿命を長くすることが出来、又
同じ電池寿命のアナログ電子時計の場合には小型
の電池を使用することが出来るため電子時計の小
型薄型化を達成することが出来る。 又、最適動作状態からかけ離れた状態の場合に
は大きなステツプでエネルギー量を変更するよう
になつているため、従来使用していたタイマーを
不用とすることによる構成上のメリツトとともに
電源投入から安定状態に到達するまでの時間が短
く、消費電流測定が迅速に行なえるなど、生産工
程上でも有利である。 更に、モーターが正常に回つた場合の誘起電圧
パターンを3以上のレベルに分け、中央のレベル
を目標のパターンとしてモーター駆動パルスのパ
ルス幅あるいはチヨツパー比を制御することによ
り、ほとんど追加パルスを出力せずに最適状態を
維持することが可能となる等、アナログ電子時計
の商品力向上に大なる効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のモーター負荷補償回路の基本構
成を示すブロツク図、第2図は第1図のモーター
負荷補償回路の動作を示すタイムチヤート、第3
図は本発明のモーター負荷補償回路の一実施例を
示す回路図、第4図は第3図の実施例の動作を示
すタイムチヤート、第5図は本発明のモーター負
荷補償回路の有する負荷検出制御回路の一例を示
す回路図、第6図は本発明の負荷検出制御御回路
の別の例の部分回路図である。 50……モーター駆動パルス発生回路、70…
…負荷検出制御回路、80……モータードライバ
ー回路、71……ストローブパルス作成回路、7
2……誘起電圧パターン化回路、73……誘起電
圧パターン判定回路、74……制御信号作成回
路。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8999106B2 (en) 2007-12-19 2015-04-07 Applied Materials, Inc. Apparatus and method for controlling edge performance in an inductively coupled plasma chamber

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