JPS60109789A - アナログ電子時計のモーター負荷補償回路 - Google Patents

アナログ電子時計のモーター負荷補償回路

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JPS60109789A
JPS60109789A JP21472383A JP21472383A JPS60109789A JP S60109789 A JPS60109789 A JP S60109789A JP 21472383 A JP21472383 A JP 21472383A JP 21472383 A JP21472383 A JP 21472383A JP S60109789 A JPS60109789 A JP S60109789A
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pulse
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motor drive
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    • G04HOROLOGY
    • G04CELECTROMECHANICAL CLOCKS OR WATCHES
    • G04C3/00Electromechanical clocks or watches independent of other time-pieces and in which the movement is maintained by electric means
    • G04C3/14Electromechanical clocks or watches independent of other time-pieces and in which the movement is maintained by electric means incorporating a stepping motor
    • G04C3/143Means to reduce power consumption by reducing pulse width or amplitude and related problems, e.g. detection of unwanted or missing step

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は一ステップモーターを用いたアナログ表示式電
子時計のモーター駆動回路に関するも−のである。
〔発明の背景〕
携帯用電子機器の小型薄型軽量化のための最も有効な手
段として一電源の小型化を揚げることができる。電子時
計もその例外でなく− より小さな電池での動作を可能
とするために消費電力を削減するあらゆる手段が用いら
れる。特に−大きなエネルギーを消費するモーター駆動
回路を適応制御型回路とすることは効果が大きい。
このような−モーター負荷に応じた駆動力でステップモ
ーターを駆動する回路をモークー負荷補償回路と呼んで
いるが、従来、モーター負荷補償回路はモーターが止ま
ったことを検出すると即座に追加パルスを出力するとと
もに次の駆動ノくルスから駆動力を大きくするといった
機能と、一定時間が経過したら駆動力を弱めるという機
能とを持つものが多く一問題点は少なくなかった。
〔従来技術と問題点〕
すなわち−従来のモーター負荷補償回路は負荷そのもの
を検出するのではなく、止まりが検出されるまで駆動力
を弱くしていく方式であったため。
最適な状態でモーターが動いていてもさらに消費電流を
下げようとする方向に動作した。そのため−必ず止まり
が検出され最犬駆勲力のノ(ルスが追加出力される機会
を持つため、その分だけ消費電流が多くなる。
また、この追加パルスの出力回数を極力少なくしようと
いう目的で一消費電流の少ない駆動)くルスへの変更を
タイマーによって一定時間禁止し一追加パルスが出力さ
れる機会を出来るだけ少なくすることが行なわれていた
が、一時的な機械的ショックによって止まりが検出され
た場合には、負荷が軽いにもかかわらず必要以上の強い
駆動パルスで動作する状態がタイマーの時間だけ続くこ
とになるため、やはり、消費電流が必要以上になってい
た。
また−上記問題を避けるため一子めモーターの仕様に合
わせて最小駆動力パルスを設定し7−モーターが動作す
ると思われる駆動力以下のパルスは用意しないという方
法も採られていたが−この場合はモーター仕様が変わる
たびにICの設計変更を要することとなり、コスト高と
なってしまうという問題があった。
第1図は、従来のモーター負荷補償回路の基本構成を示
すブロック図である。2は基準発振器としての水晶発振
回路−6は前記水晶発振回路からの信号を分周する分周
回路−4はモーターの回転を確認しながらモーターを駆
動するモーター負荷補償回路である。前記モーター負荷
補償回路4は次の各回路ブロック5〜8により構成され
る。5は前記分周回路6からの信号からモーター駆動パ
ルスPmを作成し、後述のモーター動作確認回路の制御
によりチョッパー比あるいはパルス幅の変更を行なう他
、必要に応じて追加パルスを出力するモーター駆動パル
ス発生回路−6はストローブパルスPsを作成するとと
もにモーターが正常に動作したときモーターコイルに発
生する誘起電圧を検出する事によりモーターの動作を確
認するモーター動作確認回路、7は前記モーター駆動パ
ルスPmのチョッパー比等の変更を一定時間禁止するタ
イマー、8は前記モーター駆動パルス発生回路5からの
信号Pmを2つの出力端子から交互に出力してモーター
を駆動すると共に−ストローブパルスPsの入力時には
一方の出力端子を高インピーダンス状態にすることによ
って−モーターコイル9の誘起電圧をパルスPvとして
取り出すモータードライバーである。図示していないが
前記モーターコイル9はヨークに巻かれており、ヨーク
は磁気的にローターと接続され、ローターは輪列な介し
て指針につながっている。
また−前記誘起電圧パルスPvは前記モーター動作確認
回路乙に印加され、該モーター動作確認回路6からはモ
ーターが回転したがどうかの情報Svが前記モーター駆
動パルス発生回路5に送られている。
第2図は動作を説明するためのタイムチャートである。
第2図(1)はチョッパー比が十分大きく−かなりの余
裕を以て動作している様子を示している。第2図(1)
において21mはコイル電流波形を示し−のこぎり波状
の部分はモーター駆動パルスPmのチョッパーによるも
ので−その後に続く波形は誘導起電圧による部分である
。このコイル電流波形Imが負方向に凸となる領域すな
わち逆流電流領域において誘起電圧パルスP・を得るた
めに−ストローブパルスP、はモーター駆動ハルスPm
が出力された側のモータードライバー出方端子を高イン
ピーダンス状態にするようになっている。Svは前記誘
起電圧パルスPvによってハイレベルにセントされるモ
ーター負荷情報で、実際にはモーターが動いたがどうか
を示す情報である。
この第2図(11の場合は、前記コイル電流波形1mの
誘起電圧領域の正方向のピークは早い時期に位置してお
り、前記ピークの後の逆流電流を示すところで誘起電圧
が検出され−モーター負荷情報Svはモーターが正常に
回転したことを示す結果となっている。
第2図(2)はチョッパー比を1段小さくした時の各信
号の波形を示し一前記ピークが第2図(11よりも後ろ
へさがって〜・るが−同様にピークの後の逆流電流のと
ころで誘起電圧が検出されて、やはりモーター負荷情報
S・はモーターが正常に回転したことを示す結果となっ
ている、 第2図(3)はチョッパー比をさらに1段小さくした時
の各信号の波形を示し一前記ピークが第2図(2)より
もさらに後ろへさがっており、今度はピークの前の逆流
電流のところで誘起電圧が検出されて、やはりモーター
負荷情報Svはモーターが正常に回転したことを示す結
果となっているが、実際、このようなコイル電流波形の
場合は全く余裕が無く危険な状態である。
第2図(4)はチョッパー比は第2図(3)と同様であ
ルカ、モーター負荷のわずかな変化によってモーターが
回転できなかった場合を示しており、ストローブパルス
P11の領域が図のようにモーター駆動パルスPmから
適当に離れていることによって止まりの場合の逆流電流
領域を避けているため誘起電圧パルスPvが出力されず
、モーター負荷情報Svがハイレヘルにならないので一
前記モーター駆動パルス発生回路5が最も強いパルスを
追加出力した様子を示している。通常、第2図(4)の
ような状態になったあとは−チョッパー比が1段大きく
なった状態すなわちこの例の場合第2図(2)の状態を
前記タイマー7の時間だけ続けることになる。
し、たがって−もし第2図(2)σ)チョッパー比にお
いてm一時的要因によって止まりが検出された場合には
第2図(1)の状態をタイマー7の時間だけ続けること
になる。かなり小さな消費電流で動作しながらある程度
の余裕を持っているという意味で第2図(2)の状態が
最適と考えられ−このときのコイル電流波形の特徴とし
ては正方向のピークの前後に逆流電流領域があり、前に
位置する逆流電流領域の幅がある程度小さいことが分か
る。
一方、モーター負荷に対してモーター駆動パルスPmが
強い場合は前記ピークの前には逆流電流領域が無く−ま
た−弱い場合は前記ピークの前の逆流電流領域が広いの
であるが一従来のモーター負荷補償回路ではそれを認識
することが出来ず、頻繁に第2図(4)の状態を経過す
ることによって現状を把握する必要があった。このため
、追加パルスの出力頻度が多く一消費電流の増加につな
がっていたのである。
また−異なる特性のモーターを接続したときには一別の
問題が発生する。仮に、サイズの小さいモーターを用い
たとすると−コイル電流波形のうち誘起電圧領域の振動
周期が縮まり、第2図(11に相当する大きな余裕をも
って動作している状態では一逆流電流部分がストローブ
パルス領域と完全にずれてしまうため−誤って止まりと
判断することがある。
また逆に−大きなサイズのモーターを用いた場合には、
誘起電圧領域の振動周期が延びるため第2図(4)のよ
うな止まりの状態でも誘起電圧が検出されてしまい一追
加パルスが出力されず一時計が遅れてしまうという大き
な問題が起きる。
従って−モーター型式の変更に伴なって、ストローブパ
ルスのタイミングの変更が必要であり一コスト高となっ
ていた。またーさらに一生産工程上の問題として、消費
電流測定に時間が掛かるということが揚げられる。
すなわち−電源投入時に最適状態にない場合−第2図(
4)のように追加パルスを一度出力するまでチョッパー
比が安定しないため一安定状態に到達するまでに時間が
掛かっていたのである。
このように−従来のモーター負荷補償回路は一モーター
負荷の大小を判別するのではなく、モーターの止まりを
検出する方式であったため−多くの問題を有していたの
である。
〔発明の目的〕
本発明の目的は一上記問題を解決し−止まりだけでなく
モーター負荷の大小をも判断できろ機能を備え一タイマ
ーによらずに最適動作状態に移行できるとともに一無駄
な電流消費を避け、しかもモーター仕様を問わないモー
ター負荷補償回路を提供しようとするものであり一他の
目的は、従来に無い特別な機能たとえばモーターが接続
されているかどうかの検出機能や一安定状態到達時間短
縮のための機能を有するモーター負荷補償回路を提供し
ようとするものである。
〔発明の構成〕
本発明のモーター負荷補償回路は−モーター駆動パルス
直後から数ミリ〜士数ミリ秒の間にモーターコイルに現
われる誘起電圧波形を観測することによリーモーターの
止まりだけでなく、負荷と駆動力とのバランスすなわち
余力(マージン)の大小を判別することができろことを
利用したものである。
具体的には一互いに半周期ずれた2相のノ<297群で
構成されろストローブノく297群をモーター駆動パル
スの直後から数ミリ−士数ミリ秒間出力するストローブ
パルス作成回路と、前記ストローフ。
パルス群により2つの出力端子が交互に高インピーダン
ス状態となるよう構成されたモータードライバー回路と
2どちらの相のストローブノく297群によって誘起電
圧が検出されたかによりモーターコイルの誘起電圧の正
負を判別してノくターン化する誘起電圧パターン化回路
と一前記ノくターンと予め定めておいた標準パターンと
の比較によってノくターン判定を行ない一結果として余
力のレベルを判定する誘起電圧パターン判別回路と一前
記誘起電圧パターン化回路と前記誘起電圧ノくターン剃
刀1」回路からの信号を合成してモーター駆動ノくパル
ス発生回路の制御のための信号を作成する制御信号イ/
「成回路とを有することを特徴とし、そり、によつ−こ
一モーターが正常に回った場合の誘起電圧ノくターンを
3以上のレベルに分けて一中間に設定した標準ノベルを
目標のパターンとしてモーター駆動ノくパルスのパルス
幅あるいはチョノノよ一比を制御することができ、はと
んど追加ノくパルスを出力せずに最コ商状態を維持する
ことを可能とする他−色々な判断機蛙な付加できるよう
に構成されて一℃・る。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の一実施例について図面に従って説明する
第3図は本発明のモーター負荷補償回路の構成を示す回
路図である。50はモーター駆動ノくルス発生回路であ
り、モーター駆動ノ(ルス幅信号と位相反転タイミング
信号とストローブタイミング信号を作成するパルスジェ
ネレータとしての機能を有するパルス幅設定回路51と
、モーター駆動)くルスのチョッパー比を設定ずろチョ
ノノく一比設定回路52と一前記ノくパルス幅設定回路
51の出ブ](言号と前記チョッパー比設定回路52の
出力信号との論理積をとるアンドゲート56とにより構
成され一後述する3つの制御信号UP−DN−HFLY
によりモーター駆動パルスのチョノノく一比及び)くル
ス幅の増減、前記増減の幅の増加を行なうとともに、後
述するモータードライノ(−回路80に対して位相反転
信号P、とモーター駆動)<パルスPmを出力し、後述
するストローブノくパルス作成回路71に対してはスト
ローブノ(ルス出力期間を示すストローブタイミング信
号PTを出力するように構成されている。70は、互い
に半周期ずれた2つのストローブパルスP、1PS2を
モータードライバー回路80に対して出力し−モーター
ドライバー回路80からの誘起電圧パルスPvを入力信
号とするとともに、前記モーター駆動パルス発生回路5
0に対してパルス幅あるいはチョッパー比の変更を要求
する信号UP及びDNと前記変更を大きなステップで行
なうことを要求する信号HRYとを出力する負荷検出制
御回路である。
本実施例における負荷検出制御回路70は一分周信号群
から前記ストローブパルスPsi、Ps2を作成するス
トローブパルス作成回路71と、前記ストローブパルス
P8t−Psz及び後述するモータードライバー回路8
0からの誘起電圧パルスP・とを入力信号としてモータ
ーコイルに発生する誘起電圧波形の正方向領域と負方向
領域とを区別することによりパターン化する誘起電圧パ
ターン化回路72と一前記誘起電圧パターン化回路72
からの信号を入力信号として誘起電圧パターンの各領域
の時間幅を測定することによりパターン形状を把握する
誘起電圧パターン判定回路73と一前記両回路7173
からの信号によりモーター駆動ハルスPmのパルス幅及
びチョッパー比の制御のための信号UP= DN−HR
Yを作成する制御信号作成回路74とにより構成されて
おり、モーター駆動パルスPmによりオールリセットさ
れるように配線されている。80は−2つの出力端子0
UTI−OUT2から交互にモーター駆動パルスPmを
出力するとともにストローブパルスPsiにより前記モ
ーター駆動パルスPmを出力した側の出力端子を高イン
ピーダンス状態にし−ストローブパルスPs2により反
対側の出力端子を高インピーダンス状態にすることによ
ってコイルに発生する誘起電圧を誘起電圧パルスP、と
じて取り出すモータードライバー回路であり、前記モー
ター駆動パルス発生回路50かもの位相反転信号P、を
入力信号とする位相反転用フリップフロップ(以降−F
Fと言う。)81とアンドゲート82a〜82fと3人
力オアゲート86a−83bとプリドライバー84a〜
84dとドライバー用トランジスタ858〜85dとを
有している。モーター駆動パルスPmは前記アンドゲー
ト82a−82bの一方の入力端子に印加され一前記ス
トロープパルスPatは前記アンドゲート82(,82
dの一方の端子に印加され、前記ストローブパルスPs
2は前記アントゲ−) 82 e−82fに印加される
また−前記FF81のQ出力は前記アンドゲート52a
−a2cm 82fのもう一方の端子に印加され、Q出
力は前記アンドゲートB2b−82d−82eのもう一
方の端子に印加される。
前記3人力オアゲート86aには前記アントゲ−)82
a−a2cm 82eの出力信号が入力される。
そして、もう1つの3人カオアゲー)83bには前記ア
ントゲ−)82b−82cL 82fの出力信号が入力
される。
さらに、前記プリドライバー84alC&’;!前記ア
ンドゲート82aの出力信号が、前記プリドライバー8
4bには前記3人力オアゲート83aの出力信号が、前
記プリドライバー84Cには前記アンドゲート82bの
出力信号が一前記プリトライバー84dには前記3人力
オアゲー)83bの出力信号がそれぞれ入力される。前
記ドライバーの一方はゲートに前記プリドライバー84
2の出力信号が印加されたPチャネル・トランジスタ8
5aとゲートに前記プリドライバー84bの出力信号が
印加されたNチャネル・トランジスタ85bとで構成さ
れ、前記両トランジスタのドレイン同士を接続してこの
モータードライバー回路80の一方の出力端子0UT1
としている。前記ドライバーの他方はゲートに前記プリ
ドライバー84Cの出力信号が印加されたPチャネル・
トランジスタ85Cとゲートに前記プリドライバー84
dの出力信号が印加されたNチャネル・トランジスタ8
5dとで構成され一前記両トランジスタ85(,85d
のドレイン同士を接続してこのモータードライバー回路
80のもう一方の出力端子0UT2としている。
そして−前記出力端子0UTI、OU ’r2はオアゲ
ート860入力端子に接続され、該オアゲート86の出
力信号が誘起電圧パルスPvとして負荷検出制御回路7
0に送られる。
第4図は本発明のモーター負荷補償回路の動作を説明す
るためのタイムチャートである。第2図と同様に一第4
図(1)はチョッパー比が十分大きく、モーター負荷に
対してかなりの余力を以て動作している様子を示してお
り−コイル電流波形1mの形も第2図(1)と同じであ
る、ストローブパルスP、1及びPs2は図のように互
いに半周期ずれたパルス群により成り、従来と異なりモ
ーター駆動パルスpmの直後から出力されている。
また、第4図において−モーター駆動パルスPmが出力
されたと同じ側のモータードライバー出力端子(0[J
Tlまたは0UT2 )を高インピーダンス状態にする
ストローブパルスをP、1として上向きに画き一反対側
の出力端子(U U i” 2または0UTI)を高イ
ンピーダンス状態にするストローブパルスをPs2とし
て下向きに画いである。
誘起電圧パルスPvは一誘起電圧パターン化回路72に
よってストローブパルスP、1−P12との論理積がと
られ−P・1とPvzに区別される。第4図ではP・1
を上向きにPvzを下向きに画いである。
誘起電圧パターン化回路72では、Pvlによってハイ
レベルにセノトサレPv2によってローレベルにリセッ
トされる信号P1を作成しており、本実施例ではこのP
lの2回目のセント時にストローブパルスを停止するよ
うにしている。
従って− Plは前記2回目のセットが行なわれた場合
にはハイレベルを維持することになる。誘起電圧パター
ン判定回路76はモーター駆動パル−スP mのエンド
から前記P1の1回目のセントまでの時間T1と−それ
に続くリセットされるまでの時間T2とを測定している
。実際の測定はより忠実に誘起電圧パターンをトレース
するためにPvlまたはPvzのパルス個数をカウント
することによって行ない、予め定められた数を越えたか
越えなかったかの判定を行なう。
たとえば、’r1− T2をpvlまたはPvzの一周
期を単位時間として表わすことにすると−T1は一3以
上か、3未満かの2レベル−T2は−3未満か−3か−
3を越えたかの3レベルで判定するのである。
また−P、1については、2回目のセットが行なわれた
かどうかによってパターンの形が判定され−これらの判
定結果は制御信号作成回路74により一前記制御信号U
P−DN−HR’l&C変換される。
そのときの相互の関係は次の表のようになっている。
(表) すなわち−P1が2回目の七ノ]・によってハイレベル
となっていて、尚且つ−TIが2以下と短い場合(判定
番号1〜3)はモーターが回転したものと判断し、さら
にT2が3に等しい場合(判定番号2)を最適状態と見
なし−PIが前記以外の場合(判定番号4〜7)につい
てはT1の値によってモーター駆動パルスPmが強すぎ
るのか−または弱すぎてモーターが回らなかったのかを
判定し7ているのである。追加パルスは、判定番号5と
7の時すなわちLIPとHR,Yが出力された場合に出
力される。第4図(1)はモーター駆動ノ(ルスPmが
強すぎる場合を示しており一第2図の説明に於いても述
べたように、コイル電流波形1mの正方向のピークが早
い時期に位置しており−このピークの前に逆流領域が無
いため前記P1は1回しかセットされず−またT1はそ
のため3以上となり、パターン判定回路76により判定
番号6と判断され、制御信号DNとHRYが出力されて
一モーター駆動パルス発生回路50は大きなステップで
チョッパー比が減少される。
その結果、次のモーター駆動)(ルスPmによる各信号
の波形は第4図(2)のようになり一今度は前記ピーク
が後ろへ下がって、P i &$ 2回目のセントが行
なわれ−TIも1と短いので、モーターは回ったものと
判断されるが−T2が6と長すぎるため1判定番号3と
判定されて−パターン判定回路73から制御信号UPが
出力されで、次のモーター駆動パルスPmのチョッパー
比は1段増加されることになる。
その結果1次の各信号は第4図(3)のようになり一前
記ピークが前方に少し戻ることにより一1゛2が3とな
って判定番号2と判定され一制御信号は全部ローレベル
のままとなって、モーター駆動パルスPmは現状が維持
される。
なお−Pl−UP−DN−HRYの各信号は一負荷検出
制御回路70がモーター駆動パルスP mによってオー
ルリセットされることにより−それぞれイニシャライズ
されている。
なお−11E 2図(41のようにモーターが回らなか
った場合には、Plが1回しかセットされず一尚且つT
1が2以下なので判定番号5と判断され。
UPとHRYが出力されて、太ステップでチョッパー比
が増加されることになる。
本実施例では1分かり易くするため−チョッパー比の変
更によるモーター駆動パルスPmの変化を大きくして説
明したが、実際にはチョッパー比の変更ステップはもっ
と細かくすべきであり一本実施例のように大ステップで
のチョッパー比減少の次にすぐチョッパー比増加が行な
われるのは好ましくない。特に、どんなモーターでも判
定番号1〜3の状態を必ず経過するように配慮するなら
ば一前記ステップを細かくすることが必要である。
また、それに伴なってストローブパルスのIj[も細か
くすることが必要である。そうすることにより一本発明
のモーター負荷補償回路を用いた電子時計は−モーター
仕様に拘わらす一部どの期間−前記判定番号1〜3で動
作することになり、電池寿命により徐々に電圧が下がっ
た場合においても一部 まったく追加パルスを出力せず
に最適動作状態を維持することが可能となるのである。
モーター仕様を問わない理由について、更に詳しく説明
すると、本発明のモーター負荷補償回路が特に注目して
観測している部分は、誘起電圧波形のうちでも前半部分
と言ってよく−さらに極性によって細分化した領域を観
測しているのであり。
この部分のモーター仕様による違いはモーター負荷によ
る変化に比べるとほんの僅かなのである。
従って、観測開始点が、モーター駆動パルスのパルス幅
に合わせて、フレキシブルに移動するようになっている
限り−モーター仕様に対して汎用性を持つのである。本
発明のモーター負荷補償回路の場合−単にモーター駆動
パルスPmの直後から観測するという条件を守るのみで
ある。
第5図は本発明のモーター負荷補償回路の一部である負
荷検出制御回路70の具体的描成を示す回路図である。
第5図において−ストローブパルス作成回路71は、3
人カアンドゲー)Aφと2人カアンドゲートA1及びA
2とにより成り一前記3人カアンドゲートAφの入力信
号としては分周回路からの2kHz信号−モーター駆動
パルス発生回路50からモーター駆動パルスp=と追加
パルスとの間の期間を示すストローブタイミング信号P
T−さらに誘起電圧パターン化回路72からストップ信
号STを受けており一出力信号は前記アンドゲートAl
及びA2に送られる。前記アントゲ−)AIのもう一方
の入力信号として1kHz信号の反転信号が入力され一
前記アンドゲートA2のもう一方の入力信号として1k
Hz信号が入力される。前記アントゲ−)AI= A2
の出力信号はそれぞれストローブパルスPsi−Ps2
として誘起電圧パターン化回路72とモータードライバ
ー回路80に対し出力される。誘起電圧パターン化回路
72は、モータードライバー回路8Dからの誘起電圧パ
ルスPvを前記ストローブパルスP、1及びPI+2と
の論理積をとることによって誘起電圧パルスPv1及び
Pv2に区別するアンドゲートA3及びA4と、前記誘
起電圧パルスPv1 vcよりセントされ、前記誘起電
圧パルスPv2によりリセットされるラッチ回路Llと
、前記ラッチ回路Llをモーター駆動パルスPmでもリ
セットできるようにするためのオアゲートR1と、前記
ラッチ回路L1のQ出力のネガティブ・エツジにより反
転するFF75と、前記ラッチ回路L1と前記FF75
の両方がセットされたときにストップ信号STを出力す
るためのオアゲートR,2と一前記うノチ回路L1と前
記F F’ 75のどちらが一方でもセットされた状態
にあるときにハイレベルとなる信号P2を出力するオア
ゲートR3と一前記うッチ回路Llと前記FF75の両
方がり七ノl状態にあるときに誘起電圧パルスPv2を
通過させるためのアンドゲートA5と一前記うッチ回路
L1がセント状態で前記FF75がリセット状態の時に
誘起電圧パルスPv1を通過させるためのアントゲ−)
A6とにより構成されている、誘起電圧パターン判定回
路76は、前記誘起電圧パターン化回路72のアンドゲ
ートA5がら出力される誘起電圧パルスPv2の個数を
カウントするとともに定められた値N1になったとき一
致信号P3を出方して停止するカウンター76と、前記
誘起電圧パターン化回路72のアンドゲートA6がらの
誘起電圧パルスPv1の個数をカウントするとともに−
定められた値N2になったとき一致信号P4を出力し−
N3になったとき一致信号P5を出力して停止するカウ
ンター77とにより構成される。制御信号作成回路74
は、前記誘起電圧パターン化回路72からの信号STと
P2及び前記誘起電圧パターン判定回路76からの信号
P3−P4及びP5から前記制御信号UP−DN及びH
RYを作成するゲート回路であり、その構成は次の式に
従っている。
UP工(ST十P5 )・P2・P3 DN−P2・P3+ST参P4・P5 HRY=ST+P2・P3 なお−誘起電圧パターン判定回路76において予め定め
られる値N1〜N3は一部3図の実施例においてはそれ
ぞれ!1 4であるが、既に述べたように、パルス幅及
びチョッパー比の変更ステップは第2図及び第4図より
も細かく制御することが望ましく、それtこ伴なってス
トローブパルスの周期も短くすることが望ましいので一
現実的には、前記N1〜N3はもつと大きな値とするこ
とになる。
また1本実施例において、ストローブパルスP、1−P
、2のパルス幅は2kHz信号と同じになっているが、
これは現実的でなく一舖導起電圧波形を減衰させないた
めにはもっと細くなくてはならない。そのために追加す
べき回路は多くないので2簡単に説明する。
第6図は一前記ストロープパルスの幅をヒゲ状にする場
合の負荷検出制御回路70の一部を示す回路図である。
追加されたのは誘起′電圧パターン化回路72のアント
ゲ−)AI A40次にそれぞれ挿入されるラッチ回路
L2−L3のみであり−Q出力がそれぞれ入力されるス
トローブパルス作3人力となる。
また、前記ランチ回路L2−L3はストローブパルスP
112−Ps1によりそれぞれリセットされるように構
成するが−モーター駆動パルスP mによってもリセッ
トされるようにすることが望ましい、こうすることによ
って、誘起電圧パルスPvを確実に受け取って一尚且つ
ストローブパルスをヒゲ状に切ることができる。
また、本発明のモーター負荷補償回路は、誘起電圧パタ
ーンが標準パターンに一致スるパルス幅とチョッパー比
を選ぶため一モーター仕様によって異なるモーター駆動
パルスどなるが、前記ストローブパルス群はこのモータ
ー駆動パルスの直後から出力されるという条件が守られ
るように構成されている。
また一実施例はこればかりでなく、前記誘起電圧パルス
Pv1.P・2の両方とも全く得られないことを認識す
るが、あるいはへ4T二P2+P3なる信号を作成して
、モーターの接続の有無を認識することなどは2本実施
例の単なる拡張である。
〔発明の効果〕
以上説明したように1本発明のモーター負荷補償回路は
一従来と異なリーストロープパルスを2相とし−2つの
モータードライバー出力端子を交互に高インピーダンス
とすることによって−コイルに発生する誘導起電圧波形
のパターン化を容易にし−また、ストローブタイミング
をモーター駆動パルスPmの直後からとする事により、
モーター仕様の違いに伴なうパルス幅の違いに関係なく
誘起電圧波形のパターン化を可能にした。
更に、モーターが正常に回った場合の誘起電圧パターン
を3以上のレベルに分は一中夫のレベルを目標のパター
ンとしてモーター駆動パルスのパルス幅あるいはチョッ
パー比を制御することにより、はとんど追加パルスを出
力せずに最適状態を維持することが可能となった。
またーそればかりでなく、モーターが接続されていない
ことを認識することもてきるため、チョッパー駆動パル
スの周期測定ができない市販の周波数カウンターによる
歩度測定のために、チョッパー駆動を停止することがで
きる。
また、最適動作状態からかけ離れた状態の場合には大き
なステップでチョッパー比を変更するようになっている
ため一電源投入から安定状態に到達するまでの時間が短
く、消費電流測定が迅速に行なえるなど、生産工程上で
も有利である。
このように、本発明のモーター負荷補償回路によれば一
モーターの止まり検出だけでなく、正常に回転したとき
のモーター負荷を一誘起電圧波形から判断できるため、
従来のようなタイマーを必要とせず一更に一最も消費電
流の大きい追加パルスの出力回数を大幅に減少でき一電
池の小型化ひいては電子腕時計の小型運屋化に貢献する
とともに−モーターの仕様に拘わらずに使用できるため
ICの設計変更や新仕様モーターの特性調査などにかか
る資金と時間を節約することができ、コスト面でも大き
く貢献するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のモーター負荷補償回路の基本構成を示す
ブロック図−第2図は第1図のモーター負荷補償回路の
動作を示すタイムチャート、第3図は本発明のモーター
負荷補償回路の一実施例を示す回路図、第4図は第3図
の実施例の動作を示すタイムチャート−第5図は本発明
のモーター負荷補償回路の有する負荷検出制御回路の一
例を示す回路図−第6図は本発明の負荷検出制御回路の
別の例の部分回路図である。 50・・・・モーター駆動パルス発生回路−70・・・
・・負荷検出制御回路− 80・・・・・モータードライバー回路、71・・・・
・・ストローブパルス作成回路−72・・・・・・誘起
電圧パターン化回路。 76・・・・・・誘起電圧パターン判定回路、74・・
・・・・制御信号作成回路。 第 1 図 第2図 (1)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. モータードライバー出力端子の一方を一時的に高インピ
    ーダンス状態にすることによりモーターコイルの誘起電
    圧を検出し、その検出結果に基づいてモーター駆動パル
    スのパルス幅あるいはチョッパー比を制御するモーター
    負荷補償回路に於いて一互いに半周期ずれた2相のパル
    ス群で構成されるストローブパルス群をモーター駆動パ
    ルスの直後から数ミリ−士数ミリ秒間出力するストロー
    ブパルス作成回路と一前記ストロープパルス群により2
    つの出力端子が交互に高インピーダンス状態となるよう
    構成されたモータードライバー回路と−どちらの相のス
    トローブパルス群によって誘起電圧が検出されたかによ
    りモーターコイルの誘起電圧の極性を判別してパターン
    化する誘起電圧パターン化回路と、前記パターンと予め
    定めておいた標準パターンとの比較を行なうパターン判
    定回路と一前記誘起電圧パターン化回路と前記パターン
    判定回路からの信号を合成してモーター駆動パルス発生
    回路の制御のための信号を作成する制御信号作成回路と
    を有することを特徴とするモーター負荷補償回路。
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JPS5619472A (en) * 1979-07-26 1981-02-24 Citizen Watch Co Ltd Electronic timepiece

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