JPH0557801U - 正特性サーミスタ装置 - Google Patents

正特性サーミスタ装置

Info

Publication number
JPH0557801U
JPH0557801U JP45292U JP45292U JPH0557801U JP H0557801 U JPH0557801 U JP H0557801U JP 45292 U JP45292 U JP 45292U JP 45292 U JP45292 U JP 45292U JP H0557801 U JPH0557801 U JP H0557801U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plating layer
terminal
temperature coefficient
positive temperature
main body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP45292U
Other languages
English (en)
Inventor
隆与 勝木
祐一 高岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
Priority to JP45292U priority Critical patent/JPH0557801U/ja
Publication of JPH0557801U publication Critical patent/JPH0557801U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01CRESISTORS
    • H01C1/00Details
    • H01C1/01Mounting; Supporting
    • H01C1/014Mounting; Supporting the resistor being suspended between and being supported by two supporting sections

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Thermistors And Varistors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 ばね端子22および24ならびに中央端子3
4は、ステンレスからなる端子本体を含み、各端子本体
の外表面全面には、Niめっき層が形成される。そし
て、各端子の下方端部(プリント基板等と半田付けされ
る部分)26,28および36には、半田付けが容易な
半田やSn等のめっき層がNiめっき層に重ねて形成さ
れる。また、ばね部分30および32の素子電極との接
触部には、導電率の大きいAg等のめっき層がNiめっ
き層に重ねて形成される。 【効果】 主としてNi(卑金属)を用いて各端子をめ
っきするようにしているので、製造コストを低減でき
る。また半田付けが容易なめっき層によって半田付性を
向上でき、導電率の大きいめっき層によって接触部での
発熱量を低減できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は正特性サーミスタ装置に関し、特にたとえばカラーテレビ消磁回路 等に用いられる、正特性サーミスタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図8に示す正特性サーミスタ装置1は、たとえばフェノール樹脂からなるケー ス2を含む。ケース2の内部中央部には中央端子3が配置され、ケース2の内側 壁には中央端子3の一方主面および他方主面のそれぞれと対向するように、ばね 端子4および5が配置される。そして、中央端子3とばね端子4とによって加熱 用正特性サーミスタ素子6が挟持され、中央端子3とばね端子5とによって制御 用正特性サーミスタ素子7が挟持される。このような正特性サーミスタ装置1に おける中央端子3,ばね端子4および5としては、従来では、ステンレスからな る端子本体の外表面全面に半田付性や導電率の向上等のためにAgめっき層を形 成したものが用いられていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
端子本体の外表面全面に貴金属であるAgめっき層を形成した上述の従来技術 では、その製造コストが高いという問題点があった。また、Agめっき層の外表 面が硫化する恐れがあり、硫化した場合には、プリント基板等への半田付性が悪 くなってしまうという問題点もあった。
【0004】 それゆえに、この考案の主たる目的は、製造コストを低減できしかも半田付性 を向上できる、正特性サーミスタ装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案は、正特性サーミスタ素子と、正特性サーミスタ素子の素子電極と接 触される接触部および外部と半田付けされる半田付部を有する端子とを含む正特 性サーミスタ装置において、端子は、ステンレスからなる本体、本体の外表面の 全面に形成されるかつNiからなる第1めっき層、および半田付部の第1めっき 層外表面に形成されるかつ半田付けが容易な第2めっき層を含むことを特徴とす る、正特性サーミスタ装置である。
【0006】
【作用】
Ni(卑金属)からなる第1めっき層がステンレスからなる端子本体を防食し 、半田付けが容易なSn等の第2めっき層が半田付性を向上する。
【0007】
【考案の効果】
この考案によれば、第1めっき層に主として卑金属であるNiを用いるように しているので、製造コストを低減できる。また、第2めっき層によって半田付性 を向上できる。そして、接触部に導電率の大きいAg等の第3めっき層を形成す れば接触部での発熱量を低減できる。
【0008】 この考案の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行 う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
【0009】
【実施例】
図1および図2を参照して、この実施例の正特性サーミスタ装置10は消磁用 正特性サーミスタ装置として構成されたものであり、上面開口のたとえばフェノ ール樹脂などの絶縁性樹脂からなるケース12を含む。ケース12の対向する側 壁14および16には、それぞれ溝18および20が形成され、溝18および2 0には、それぞればね端子22(図3)および24が固定的に嵌め込まれる。こ のとき、ばね端子22および24のそれぞれの下方端部26および28(図1) がケース12から下方外部へと引き出され、それぞれのばね部分30および32 がケース12の内方に臨まされる。また、ばね端子26とばね端子28との略中 間には、中央端子34(図4)が配置され、その下方端部36(図1)がケース 12から下方外部へと引き出される。そして、加熱用正特性サーミスタ素子38 がばね部分30と中央端子34とによって押圧挟持され、制御用正特性サーミス タ素子40がばね部分32と中央端子34とによって押圧挟持される。ケース1 2には蓋42が被せられる。
【0010】 図3に示すばね端子22は、図5からよくわかるように、ステンレスからなる 本体44を含み、本体44の外表面全面にはNiめっき層46が形成される。そ して、たとえばプリント基板等と半田付けされる下方端部26には、半田付けが 容易な半田やSn等のめっき層48がNiめっき層46に重ねて形成される。ま た、ばね部分30の正特性サーミスタ素子38(図1)の素子電極との接触部に は、たとえば図3に示すように、たとえば導電率の大きいAg等のめっき層50 がNiめっき層46に重ねて形成される。ばね端子24は、ばね端子22と同様 に形成されるので、その詳細な説明は省略する。
【0011】 図4に示す中央端子34は、ばね端子22(図5)と同様にステンレスからな る図示しない本体を含み、本体の外表面全面にNiめっき層46が形成される。 そして、プリント基板等と半田付けされる下方端部36には、半田付けが容易な 半田やSn等のめっき層48がNiめっき層46に重ねて形成される。 この実施例によれば、ステンレスからなる各端子本体の外表面全面に、化学的 に安定でかつ安価なNiめっき層46を形成するようにしているので、各端子本 体を防食でき、かつ全体として製造コストを低減できる。また、各端子のプリン ト基板等と半田付けされる部分には、さらに半田付けが容易なめっき層48を形 成するようにしているので、半田付性を向上できる。そして、ばね部分30およ び32の素子電極との接触部には、さらに導電率の大きいめっき層50を形成す るようにしているので、接触部での発熱量を低減できる。
【0012】 なお、上述の実施例では、ステンレスからなる本体の外表面上に直接Niめっ き層46を形成するようにしているが、本体とNiめっき層46との間にたとえ ば導電性を向上する等のためにCu等の他のめっき層を形成するようにしてもよ い。 また、ばね端子22および24ならびに中央端子34の形状は実施例に限定さ れるものではなく、ばね端子22および24としては、たとえば図6に示すよう な形状のものが用いられてもよい。
【0013】 そして、上述の実施例では、Niめっき層46の外表面上の必要部分にのみめ っき層48あるいは50を形成するようにしているが、めっき作業の便宜上、た とえば図7に示すように、本来必要でない部分52あるいは54等を同時にめっ きするようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を示す図解図である。
【図2】図1の実施例の蓋を外した状態を示す平面図で
ある。
【図3】図1の実施例で用いられるばね端子を示す図解
図である。
【図4】図1の実施例で用いられる中央端子を示す図解
図である。
【図5】図3におけるV−V線拡大断面図である。
【図6】ばね端子の変形例を示す斜視図である。
【図7】ばね部分へのめっき方法を示す図解図である。
【図8】従来技術を示す図解図である。
【符号の説明】
10 …正特性サーミスタ装置 22,24 …ばね端子 34 …中央端子 38,40 …正特性サーミスタ素子 44 …本体 46,48,50 …めっき層

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】正特性サーミスタ素子と、前記正特性サー
    ミスタ素子の素子電極と接触される接触部および外部と
    半田付けされる半田付部を有する端子とを含む正特性サ
    ーミスタ装置において、 前記端子は、ステンレスからなる本体、前記本体の外表
    面の全面に形成されるかつNiからなる第1めっき層、
    および前記半田付部の前記第1めっき層外表面に形成さ
    れるかつ半田付けが容易な第2めっき層を含むことを特
    徴とする、正特性サーミスタ装置。
  2. 【請求項2】前記端子は、少なくとも前記接触部の前記
    第1めっき層外表面に形成されるかつ導電率の大きな材
    料からなる第3めっき層をさらに含む、請求項1記載の
    正特性サーミスタ装置。
  3. 【請求項3】前記端子は、前記本体と前記第1めっき層
    との間に形成されるかつ導電率の大きな材料からなる第
    4めっき層をさらに含む、請求項1または2記載の正特
    性サーミスタ装置。
JP45292U 1992-01-10 1992-01-10 正特性サーミスタ装置 Pending JPH0557801U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP45292U JPH0557801U (ja) 1992-01-10 1992-01-10 正特性サーミスタ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP45292U JPH0557801U (ja) 1992-01-10 1992-01-10 正特性サーミスタ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0557801U true JPH0557801U (ja) 1993-07-30

Family

ID=11474188

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP45292U Pending JPH0557801U (ja) 1992-01-10 1992-01-10 正特性サーミスタ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0557801U (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61133556A (ja) * 1984-12-04 1986-06-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd 端子付電池
JPS61180588A (ja) * 1986-01-16 1986-08-13 Matsushita Refrig Co 正特性サーミスタ装置
JPS61180589A (ja) * 1986-01-16 1986-08-13 Matsushita Refrig Co 正特性サーミスタ装置
JPH0211303B2 (ja) * 1982-05-06 1990-03-13 Mitsubishi Heavy Ind Ltd
JPH0257685B2 (ja) * 1984-06-25 1990-12-05 Hitachi Cable

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0211303B2 (ja) * 1982-05-06 1990-03-13 Mitsubishi Heavy Ind Ltd
JPH0257685B2 (ja) * 1984-06-25 1990-12-05 Hitachi Cable
JPS61133556A (ja) * 1984-12-04 1986-06-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd 端子付電池
JPS61180588A (ja) * 1986-01-16 1986-08-13 Matsushita Refrig Co 正特性サーミスタ装置
JPS61180589A (ja) * 1986-01-16 1986-08-13 Matsushita Refrig Co 正特性サーミスタ装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3027593U (ja) 電気コネクタの導電ターミナル
JP2000082636A (ja) セラミック電子部品
JPH0557801U (ja) 正特性サーミスタ装置
JPS6210984Y2 (ja)
JPS5920627U (ja) 自己保持端子導体を具備する電解コンデンサ
JPH0786008A (ja) 表面実装用電子部品
JPS6010701A (ja) 正特性サ−ミスタ
JPH0349388Y2 (ja)
JP2736589B2 (ja) コンタクト及びその製造方法
JPS6023963Y2 (ja) 固体電解コンデンサ
JPS6218010Y2 (ja)
JPS6013297B2 (ja) 固体電解コンデンサの製造方法
JP4039283B2 (ja) 可変抵抗器
JPH0555515U (ja) 面実装型コイル
JPH07147205A (ja) 表面実装用電子部品
JPS6041685Y2 (ja) 正特性サ−ミスタ装置
JPS62195944U (ja)
JPS607472Y2 (ja) 固体電解コンデンサ
JPS5817341Y2 (ja) 端子
JPS5932148Y2 (ja) ジャンパ−用チップ部品
JPH0652110U (ja) 電子部品
JPH03112873U (ja)
JPH0333969U (ja)
JP3602748B2 (ja) チップ型可変抵抗器
JPH0778720A (ja) 面実装型インダクタ

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19980310