JPH0557543U - 2方弁 - Google Patents
2方弁Info
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- JPH0557543U JPH0557543U JP1082192U JP1082192U JPH0557543U JP H0557543 U JPH0557543 U JP H0557543U JP 1082192 U JP1082192 U JP 1082192U JP 1082192 U JP1082192 U JP 1082192U JP H0557543 U JPH0557543 U JP H0557543U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flow paths
- solenoid
- negative pressure
- pressure
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- Safety Valves (AREA)
- Magnetically Actuated Valves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 バイパス機能を有し、構造が簡単な2方弁を
提供する。 【構成】 2つの流路4、5を有する本体2、3内にダ
イアフラム11および負圧バルブ16を設けてそれぞれ
の作動時に2つの流路4、5間を開閉可能とし、前記負
圧バルブ16を前記本体2に設けられたソレノイド17
の可動鉄心22に固定し、両流路4、5間に生じた差圧
に応じて前記ダイアフラム11または前記負圧バルブ1
6が作動して両流路4、5間を開放し、さらに、前記ソ
レノイド17を作動した時、前記負圧バルブ16が移動
して差圧の有無に係わらず両流路4、5間を連通するよ
うにした。
提供する。 【構成】 2つの流路4、5を有する本体2、3内にダ
イアフラム11および負圧バルブ16を設けてそれぞれ
の作動時に2つの流路4、5間を開閉可能とし、前記負
圧バルブ16を前記本体2に設けられたソレノイド17
の可動鉄心22に固定し、両流路4、5間に生じた差圧
に応じて前記ダイアフラム11または前記負圧バルブ1
6が作動して両流路4、5間を開放し、さらに、前記ソ
レノイド17を作動した時、前記負圧バルブ16が移動
して差圧の有無に係わらず両流路4、5間を連通するよ
うにした。
Description
【0001】
この考案は2方弁に関し、特に、自動車等のガソリンタンクとエンジンとの間 に配設される2方弁に関するものである。
【0002】
一般に、自動車等のガソリンタンクとエンジンのキャニスターとの間のガソリ ン蒸気の通路に設けられた2方弁は、ガソリンタンク内の圧力が所定以上になっ た時にこの圧力を大気へ開放し、また、所定以下になった時には差圧を解消する ような機能を有している。
【0003】 すなわち、2方弁は図4に示すように、本体下部52と、この本体下部52の 上部に取付けられる本体上部53とを有している。
【0004】 前記本体下部52は上面が開放するとともに、側部に左右方向を向く2つの流 路54、55を有し、中央部に一方の流路54と連通する開口部56が中央に設 けられた突起部57が形成され、この突起部57を囲んで複数の孔58が穿設さ れているとともに、前記突起部57には前記各孔58を閉塞可能なチェックバル ブ59が取付けられている。 なお、60は前記本体下部52を閉塞する蓋である。
【0005】 一方、前記本体上部53は、中央部が前記本体下部52の突起部57の中央に 設けられた開口部56を閉塞可能なダイアフラム61を有し、このダイアフラム 61の周縁部は前記本体下部52の上部周縁部と前記本体上部53の下部周縁部 との間で挟持して取付けられている。
【0006】 さらに、前記ダイアフラム61よりも上部の本体上部53の内部には下面が前 記ダイアフラム61の上面に当接する押圧板62が設けられ、この押圧板62は 本体上部53の上部中央部に螺合する調整ねじ63によって受板64およびばね 65を介して押圧可能となっている。なお、66は大気への開放口である。
【0007】 上記のように構成されている2方弁51を使用する際には、他方の流路55を ガソリンタンクの給油口側に、また、一方の流路54をエンジンのキャニスター 側にそれぞれ接続する。
【0008】 上記のように接続した場合、ガソリンタンク側の圧力が大気圧よりも高くなっ た時は、この圧力によって前記ダイアフラム61がばね65の付勢力に抗して上 昇し、これによって前記キャニスターと接続されて開放される。 また、前記ガソリンタンク側の圧力が大気圧よりも低くなった時は、チェック バルブ59が開放して一方の流路54側との差圧を解消するようになっている。
【0009】 しかしながら、上記のように構成されている2方弁にあっては、2つの流路5 4、55間を差圧によって連通、あるいは閉塞するようになっているので、差圧 がない場合には、両流路54、55間を連通することが全くできないものであっ た。
【0010】 この考案は、両流路間に差圧がある場合のみでなく、任意の時に両流路間を連 通することができる2方弁を提供することを目的とする。
【0011】
上記の目的を解決するためにこの考案は、第1の考案として、2つの流路を有 する本体の内部にばねで付勢されているダイアフラムを配設して前記ダイアフラ ムによって前記2つの流路間を開閉可能とし、さらに、前記両流路間を開閉する 負圧バルブを配設するとともに、この負圧バルブを前記本体に設けられたソレノ イドの可動鉄心に固定し、両流路間に正圧の差圧が生じた時、前記ダイアフラム がばねの付勢力に抗して移動して両流路間を開放し、また、両流路間に負圧の差 圧が生じた時、前記負圧バルブが前記ソレノイドのばねの付勢力に抗して移動し て両流路間を開放し、さらに、前記ソレノイドを作動した時、前記負圧バルブが 移動して差圧の有無に係わらず両流路間を連通するという手段を採用するもので ある。
【0012】 第1の考案を含む第2の考案としてこの考案は、前記流路の一方の流路は前記 本体の中央部において上下方向に開口し、上部開口部を前記ダイアフラムが開閉 するとともに、下部開口部を前記負圧バルブが開閉する手段を採用するものであ る。
【0013】 第1の考案を含む第3の考案としてのこの考案は、前記ソレノイドが位置する 本体内部がパッキンによって流路からシールされているという手段を採用するも のである。
【0014】
この考案は上記の手段を採用したことにより、一方の流路側の圧力が大気圧よ りも高くなった場合、すなわち、正圧になった場合には、この正圧によりダイア フラムがばねの付勢力に抗して上昇して他方の流路と連通する上部開口部を開放 する。したがって、正圧は上部開口部を介して他方の流路に達して差圧が解消さ れる。
【0015】 この一方の流路側が正圧の時にソレノイドの可動鉄心およびその上部に一体に 取付けられた負圧バルブは変位しないようになっている。
【0016】 つぎに、一方の流路側の圧力が大気圧よりも低くなった場合、すなわち、負圧 になった場合には、この負圧によりソレノイドの可動鉄心がばねの付勢力に抗し て下降し、これと一体に負圧バルブが下降して他方の流路と連通する下部開口部 を開放する。したがって、下部開口部を介して他方の流路から圧力が導入されて 差圧が解消される。
【0017】 さらに、ソレノイドに通電すると可動鉄心がばねの付勢力に抗して下降し、こ れと一体に負圧バルブが下降して他方の流路と連通する下部開口部を開放する。 したがって、一方の流路と他方の流路とは他方の流路と連通する下部開口部を介 して連通されることになる。
【0018】
以下、図面に示すこの考案の実施例について説明する。
【0019】 図1にはこの考案による2方弁の第1の実施例が示されていて、この2方弁1 の本体は筒状をなす本体下部2と、この本体下部2の上部に取付けられる本体上 部3とから形成されている。
【0020】 前記本体下部2は、その上部に流路4、5が形成されている口部6、7が左右 方向に設けられ、一方の口部6の流路4は内方に延びていて本体下部2の中央部 に達したのちに上下方向に開口して上部開口部8と下部開口部9とを形成してい る。
【0021】 そして、前記本体下部2の上部に本体上部3が取付けられて2方弁の本体を形 成している。 すなわち、本体下部2の上部周縁部と本体上部3の下部周縁部との間でダイア フラム11の周縁部を挟持し、これによって、前記ダイアフラム11の中央部の 下面が前記一方の流路4の中央部に延びた部位の開口部8、9のうちの上部開口 部8を閉塞可能となっており、このダイアフラム11によって正圧バルブが形成 されている。
【0022】 さらに、前記ダイアフラム11よりも上部の本体上部3の内部には下面が前記 ダイアフラム11の中央部の上面に当接する押圧板12が設けられ、この押圧板 12は本体上部3の上部中央部に螺合する調整ねじ13によって受板14および ばね15を介して押圧可能となっている。なお、10は前記ダイアフラム11で 閉塞された本体上部3の内部を大気へ連通するための開放口である。
【0023】 一方、前記本体下部2の内部には、前記一方の流路4の中央部に延びた開口部 8、9のうちの下部開口部9を閉塞可能となっている負圧バルブ16が配設され ている。
【0024】 さらに、前記負圧バルブ16の下方にはソレノイド17が配設されている。こ のソレノイド17は、外周にコイル18が巻回されたボビン19と、ボビン19 内に配設された芯部20と、芯部20との間に配設されたばね21で上方に付勢 されている可動鉄心22とを有しており、このソレノイド17の可動鉄心22は 薄板を椀状に形成して構成されており、非常に軽量となっているので、前記ばね 21の付勢力は小さいもので良い。
【0025】 そして、前記ソレノイド17の可動鉄心22の上面には前記負圧バルブ16が 取付けられて一体となっている。 また、前記ソレノイド17の可動鉄心22の外周側には、環状のサイドプレー ト25が配設されている。 なお、23はソレノイド17の下部と本体下部2との間をシールするパッキン 、24はソレノイド17の下部に設けられたコネクタ26の引き出し口である。
【0026】 つぎに上記のように構成した2方弁の作用について説明する。 まず、他方の口部7を、たとえば、ガソリンタンクに接続し、一方の口部6を エンジンのキャニスターに接続する。
【0027】 この状態で、ガソリンタンク側が大気圧よりも高くなった場合、すなわち、正 圧になった場合には、この正圧が流路5を介して2方弁1の内部に作用すること により前記ダイアフラム11がばね15の付勢力に抗して上昇して一方の流路4 と連通する上部開口部8を開放する。したがって、正圧は上部開口部8を介して 一方の流路4に達して差圧が解消される。
【0028】 この他方の流路5側が正圧となった時に前記ソレノイド17の可動鉄心22、 およびその上部に一体に取付けられた負圧バルブ16が変位しないように前記ソ レノイド17のばね21の付勢力が設定されている。
【0029】 つぎに、前記ガソリンタンク側が大気圧よりも低くなった場合、すなわち、負 圧になった場合には、この負圧が流路5を介して内部に作用することにより前記 ソレノイド17の可動鉄心22がばね21の付勢力に抗して下降し、これと一体 に負圧バルブ16が下降して一方の流路4と連通する下部開口部9を開放する。 したがって、下部開口部9を介して一方の流路4から圧力が導入されて差圧が解 消される。
【0030】 この場合、前記のように可動鉄心22は非常に軽量なので、これを付勢するば ね21の付勢力は小さくなっており、このために前記ガソリンタンク側が負圧に なった時には微圧であっても作動するようになっている。
【0031】 上記のような作動時に、前記ソレノイド17を作動することによりバイパス機 能、すなわち、一方の流路4と他方の流路5とを任意に連通させる機能を発揮す るようになっている。
【0032】 すなわち、前記ソレノイド17のコイル18に通電すると前記可動鉄心22が ばね21の付勢力に抗して下降し、これと一体に負圧バルブ16が下降して一方 の流路4と連通する下部開口部9を開放する。したがって、一方の流路4と他方 の流路5とは一方の流路4と連通する下部開口部9を介して連通されることにな る。
【0033】 これにより、一方の流路4側と他方の流路5側との間の差圧によっては両流路 4、5間が連通しない場合であっても任意に連通させることができるようになっ ている。
【0034】 図2にはこの考案による2方弁の第2の実施例が示されていて、この2方弁3 1は前記第1の実施例に示された2方弁1とほぼ同様であって、同一の部材は同 一の符号を使用してその詳しい説明を省略する。
【0035】 また、前記第1の実施例と相違するところは、サイドプレート25と本体下部 2との間、サイドプレート25とボビン19との間およびボビン19と芯部20 との間にパッキン33、34、35が配設されていることである。 なお、この実施例では調整ねじ13が設けられていないが第1の実施例のよう に設けても良い。
【0036】 そして、上記のように構成することにより、サイドプレート25と本体下部2 との間、サイドプレート25とボビン19との間およびボビン19と芯部20と の間のシール性が向上し、流路4、5に流れるガソリンが部材間を伝わってコネ クタ26に洩れ出すのを防止することができる。
【0037】 図3にはこの考案による2方弁の第3の実施例が示されていて、この2方弁4 1は前記第1の実施例に示された2方弁1とほぼ同様であって、同一の部材は同 一の符号を使用してその詳しい説明を省略する。
【0038】 また、前記第1の実施例と相違するところは、サイドプレート42が内周部4 2aと外周部42bとに分割され、パッキン43を介して接合されていて、この サイドプレート42は本体下部2とボビン19との間に配設され、ボビン19と 芯部20との間にパッキン44が配設されていることである。 なお、この実施例においても調整ねじ13が設けられていないが第1の実施例 のように設けても良い。
【0039】 そして、上記のように構成することにより、サイドプレート42と本体下部2 との間、サイドプレート42とボビン19との間およびボビン19と芯部20と の間のシール性が向上し、流路4、5に流れるガソリンが部材間を伝わってコネ クタ26に洩れ出すのを防止することができる。
【0040】 さらに、前記サイドプレート42は内周部42aと外周部42bとからなり、 パッキン43を介して接合されているため、このパッキン43でサイドプレート 42と本体下部2との間およびサイドプレート42とボビン19との間を一度に シールすることができ、取付けが容易である。
【0041】 なお、前記各実施例においては一方の流路4を本体下部2の中央部に設けた上 部開口部8および下部開口部9に連通するようにし、上部開口部8をダイアフラ ム11で、下部開口部9を負圧バルブ16でそれぞれ開閉するように構成したが 、これに限定することなく、要は、ソレノイド17の可動鉄心22に負圧バルブ 16を取付け、負圧バルブ16をソレノイド17で作動するように構成すれば良 いものである。
【0042】
この考案は前記のようにソレノイドの可動鉄心に負圧バルブを取付けたことに より、このソレノイドを作動することによって、何時でも両流路を連通させるこ とができる。
【0043】 しかも、ソレノイドの可動鉄心は薄板から形成されているので軽量であり、ば ねの付勢力は小さいもので良いので、ソレノイドが不作動の時の負圧バルブの作 動には何ら影響を与えないものである。
【0044】 したがって、ソレノイド自体を小型にでき、これによって、全体を簡易にする ことができる。
【0045】 また、前記ソレノイドが位置する本体内部がパッキンによって流路からシール されているため、ガソリンがコネクタに洩れ出すおそれがないなどの効果を有し ている。
【提出日】平成5年2月9日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【0008】 上記のように接続した場合、ガソリンタンク側の圧力が大気圧よりも所定以上 に 高くなった時は、この圧力によって前記ダイアフラム61がばね65の付勢力 に抗して上昇し、これによって前記キャニスターと接続されて開放される。 また、前記ガソリンタンク側の圧力がキャニスター側の圧力よりも所定以上に 低くなった時は、チェックバルブ59が開放して一方の流路54側との差圧を解 消するようになっている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【0009】 しかしながら、上記のように構成されている2方弁にあっては、ガソリンタン ク側の圧力の変化 によって連通、あるいは閉塞するようになっているので、ガソ リンタンク側の圧力が所定以上に変化し ない場合には、両流路54、55間を連 通することが全くできないものであった。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【0010】 この考案は、上記のような従来のもののもつ問題点を解決したものであって、 任意の時に両流路間を連通することができるバイパス機能を有する2方弁を提供 することを目的とする。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【0011】
上記の目的を解決するためにこの考案は、第1の考案として、一方の流路と他 方の流路と を有する本体の内部にばねで付勢されているダイアフラムを配設して 前記ダイアフラムによって前記2つの流路間を開閉可能とし、さらに、前記両流 路間を開閉する負圧バルブを配設するとともに、この負圧バルブを前記本体に設 けられたソレノイドの可動鉄心に固定し、両流路間に他方の流路側が高くなる差 圧が生じた時、前記ダイアフラムがばねの付勢力に抗して移動して両流路間を開 放し、また、両流路間に他方の流路側が低くなる差圧が生じた時、前記負圧バル ブが前記ソレノイドのばねの付勢力に抗して移動して両流路間を開放し、さらに 、前記ソレノイドを作動した時、前記負圧バルブが移動して差圧の有無に係わら ず両流路間を連通するという手段を採用するものである。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【0014】
【作用】 この考案は上記の手段を採用したことにより、他方の流路側の圧力が大気圧よ りも所定以上に高くなった場合には、この差圧によりダイアフラムがばねの付勢 力に抗して上昇して一方の流路と連通する上部開口部を開放する。したがって、この差圧 は上部開口部を介して一方の流路に達して解消される。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【0015】この時、 ソレノイドの可動鉄心およびその上部に一体に取付けられた負圧バル ブは変位しないようになっている。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【0016】 つぎに、他方の流路側の圧力が一方の流路側の圧力よりも所定以上に低くなっ た場合には、この差圧によりソレノイドの可動鉄心がばねの付勢力に抗して下降 し、これと一体に負圧バルブが下降して一方の流路と連通する下部開口部を開放 する。したがって、下部開口部を介して一方の流路から圧力が導入されて差圧が 解消される。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【0027】 この状態で、ガソリンタンク側が大気圧よりも所定以上に高くなった場合には 、この差圧が流路5を介して2方弁1の内部に作用することにより前記ダイアフ ラム11がばね15の付勢力に抗して上昇して一方の流路4と連通する上部開口 部8を開放する。したがって、この差圧は上部開口部8を介して一方の流路4に 達して解消される。なお、所定圧力は前記ばね15の付勢力によって設定される 。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【0029】 つぎに、前記ガソリンタンク側の圧力がキャニスター側の圧力よりも所定以上 に 低くなった場合には、この差圧が流路5を介して内部に作用することにより前 記ソレノイド17の可動鉄心22がばね21の付勢力に抗して下降し、これと一 体に負圧バルブ16が下降して一方の流路4と連通する下部開口部9を開放する 。したがって、下部開口部9を介して一方の流路4から圧力が導入されて差圧が 解消される。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【0030】 この場合、前記のように可動鉄心22は非常に軽量なので、これを付勢するば ね21の付勢力は小さくなっており、このために前記ガソリンタンク側の圧力が キャニスター側の圧力よりも所定以上に低く なった時には微圧であっても作動す るようになっている。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】変更
【0033】 これにより、ガソリンタンク側の圧力の変化によっては両流路4、5間が連通 しない場合であっても任意に連通させることができるようになっている。
【図1】この考案による2方弁の第1の実施例を示す全
体概略断面図である。
体概略断面図である。
【図2】この考案による2方弁の第2の実施例を示す全
体概略断面図である。
体概略断面図である。
【図3】この考案による2方弁の第3の実施例を示す全
体概略断面図である。
体概略断面図である。
【図4】従来の2方弁の全体概略断面図である。
1、31、41、51………2方弁 2、52………本体下部 3、53………本体上部 4、5、54、55………流路 6、7………口部 8………上部開口部 9………下部開口部 10、66………開放口 11、61………ダイアフラム 12、62………押圧板 13、63………調整ねじ 14、64………受板 15、21、65………ばね 16………負圧バルブ 17………ソレノイド 18………コイル 19………ボビン 20………芯部 22………可動鉄心 23、33、34、35、43、44………パッキン 24………引き出し口 25、42………サイドプレート 26………コネクタ 42a……内周部 42b……外周部 56………開口部 57………突起部 58………孔 59………チェックバルブ 60………蓋
【手続補正書】
【提出日】平成5年2月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
Claims (3)
- 【請求項1】 2つの流路(4、5)を有する本体
(2、3)の内部にばね(15)で付勢されているダイ
アフラム(11)を配設して前記ダイアフラム(11)
によって前記2つの流路(4、5)間を開閉可能とし、
さらに、前記両流路(4、5)間を開閉する負圧バルブ
(16)を配設するとともに、該負圧バルブ(16)を
前記本体(2、3)に設けられたソレノイド(17)の
可動鉄心(22)に固定し、両流路(4、5)間に正圧
の差圧が生じた時、前記ダイアフラム(11)がばね
(15)の付勢力に抗して移動して両流路(4、5)間
を開放し、また、両流路(4、5)間に負圧の差圧が生
じた時、前記負圧バルブ(16)が前記ソレノイド(1
7)のばね(21)の付勢力に抗して移動して両流路
(4、5)間を開放し、さらに、前記ソレノイド(1
7)を作動した時、前記負圧バルブ(16)が移動して
差圧の有無に係わらず両流路(4、5)間を連通するこ
とを特徴とする2方弁。 - 【請求項2】 前記流路(4、5)のうちの一方の流路
(4)は前記本体(2、3)の中央部において上下方向
に開口し、上部開口部(8)を前記ダイアフラム(1
1)が開閉するとともに、下部開口部(9)を前記負圧
バルブ(16)が開閉するようになっている請求項1記
載の2方弁。 - 【請求項3】 前記ソレノイド(17)が位置する本体
(2、3)内部がパッキン(33、34、35、43、
44)によって流路(4、5)からシールされている請
求項1記載の2方弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992010821U JP2573263Y2 (ja) | 1991-11-15 | 1992-03-04 | 2方弁 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9395591 | 1991-11-15 | ||
JP3-93955 | 1991-11-15 | ||
JP1992010821U JP2573263Y2 (ja) | 1991-11-15 | 1992-03-04 | 2方弁 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0557543U true JPH0557543U (ja) | 1993-07-30 |
JP2573263Y2 JP2573263Y2 (ja) | 1998-05-28 |
Family
ID=26346162
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992010821U Expired - Lifetime JP2573263Y2 (ja) | 1991-11-15 | 1992-03-04 | 2方弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2573263Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-03-04 JP JP1992010821U patent/JP2573263Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2573263Y2 (ja) | 1998-05-28 |
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Legal Events
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EXPY | Cancellation because of completion of term |