JPH0557521A - 加工装置 - Google Patents

加工装置

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JPH0557521A
JPH0557521A JP22295691A JP22295691A JPH0557521A JP H0557521 A JPH0557521 A JP H0557521A JP 22295691 A JP22295691 A JP 22295691A JP 22295691 A JP22295691 A JP 22295691A JP H0557521 A JPH0557521 A JP H0557521A
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JP
Japan
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slider
rotor
error
detecting means
displacement
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JP22295691A
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English (en)
Inventor
Takao Yokomatsu
孝夫 横松
Masayoshi Asami
政義 浅見
Makoto Higomura
誠 肥後村
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来の機械加工技術では達成できない直線溝
加工時の溝深さ誤差1/100μm、あるいはその型加
工時に必要な数nmオーダーの溝深さ誤差を可能にす
る。 【構成】 ロータ7の周囲には、ロータの振れ回りを検
出するロータ用変位センサ10が配置されている。スラ
イダ用変位センサ15はZスライダ4とXスライダ1の
Y方向の相対位置変位を検出する。微動変位用センサと
エンコーダの出力から微動台のY方向位置を算出する。
制御系はロータ用変位センサ10、スライダ用変位セン
サ15の各信号、微動台のY方向の位置等からY方向の
総合誤差ΔYを算出し、この誤差ΔYに相当する電圧Δ
Vを微動アクチュエータに与え微動台を誤差分移動させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高精度な光学部品ある
いはその成形に必要な金型等の形状創生に用いられる超
精密切削機または超精密研削機に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、光学部品の高精度化への要求が高
まっている。例えば、色分解用のフィルターでは深さが
μmオーダーの直線溝が必要となり、その溝深さ精度は
1/100μm程度である。従来の機械加工技術では、
このような高い形状精度を達成することは困難であり、
半導体製造技術を応用したエッチング等により製作して
いる。しかし、複雑な形状への対応、コスト低減のため
型を使用する際の型耐久を考慮すると、機械加工による
形状創生を可能とすることが望まれる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、この種の直線溝
加工を行うには、主軸を搭載したZスライダと、Zスラ
イダと直角に移動し、工具あるいはワークを載せるXス
ライダと、ZスライダまたはXスライダを切り込み方向
に移動させるYスライダからなる超精密旋盤を用いてい
た。主軸にダイヤモンドバイトを取り付け、Xスライダ
にワークを固定し、Yスライダで切り込み量を設定しフ
ライカット方式により直線溝を加工する。この際、主軸
の回転再現性は1/100μm程度であり、また100
g程度の切削抵抗に対する溝深さ方向の変動は、主軸、
X・Y・Zスライダの加工点での溝深さ方向の総合剛性
が数kgf/μmであるため百分の数μmとなり所望の
精度を得ることはできない。
【0004】本発明の目的は、以上のように従来の機械
加工技術では達成できない直線溝加工時の溝深さ誤差1
/100μm、あるいはその型加工時に必要な数nmオ
ーダーの溝深さ誤差を可能にする加工装置を提供するこ
とである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の加工装置は、直
線上を移動する第1のスライダと、第1のスライダの移
動方向と直角方向に直線上を移動する第2のスライダ
と、第1のスライダ上に設置された主軸と、第2のスラ
イダに搭載された被加工物または工具を第1のスライダ
および第2のスライダの移動方向と直角方向に移動させ
る第3のスライダとを有する加工装置において、前記主
軸ロータの振れ回りを検出する第1の位置検出手段と、
第1のスライダと第2のスライダの、第3のスライダ移
動方向の相対位置変動を検出する第2の位置検出手段
と、第3のスライダの位置変動を検出する第3の位置検
出手段と、前記各位置検出手段から位置信号を取り込
み、所定の運動からの変動量を演算し、補正信号を第3
のスライダの駆動装置に与える制御手段を有することを
特徴とする。
【0006】
【作用】本発明は、溝加工時に主軸の溝深さ方向の振れ
回りおよび切削抵抗による変位を検出するとともに、第
1のスライダと第2のスライダの移動精度および切削抵
抗による溝深さ方向の変位を検出し、それぞれの変位誤
差から所定の溝深さからの誤差分を算出し、第2のスラ
イダ上の溝深さ方向に移動可能な第3のスライダを、変
位誤差をキャンセルする方向に誤差変動分だけ移動させ
ることにより、数nmオーダーの溝深さ精度を達成可能
とするものである。
【0007】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0008】図1は本発明の一実施例の加工装置の構成
図、図2は加工対象のワーク14の形状を示す斜視図、
図3は微動Yスライダ12の構成図、図4は制御ブロッ
ク図、図5は主軸検出系のロータ変位用センサ10a、
10b、10cの配置図、図6はスライダ検出系の配置
図、図7は形状精度と振れまわり量の分離の一般的な手
順を示す流れ図、図8は誤差補正フィードバックの処理
の流れ図である。
【0009】Xスライダ1は静圧軸受パッド3によりX
スライダガイド2に対し非接触に支承されてX方向に直
線移動する。このXスライダ1は図示しないリニアモー
タ、摩擦駆動ユニット等の駆動装置と、レーザ干渉計等
の位置検出器を備え、位置指令に対するフィードバック
制御を行なうことにより高い位置決め精度が得られる。
Zスライダ4はスライダガイド5により支承され、Xス
ライダ1と直角方向(Z方向)に移動する。Zスライダ
4はXスライダ1と同様の案内、駆動方式、位置検出方
式、位置決め方式が取られている。Zスライダ4上には
主軸ユニット6が搭載され、主軸ユニット6には、図示
しない静圧軸受とダイレクトドライブモータにより高精
度に回転するロータ7と、ロータ7の回転角度を検出す
るエンコーダ8が取り付けられている。ロータ7の先端
にはバイト9が固定されている。ロータ7の周囲には3
個のロータ用変位センサ10a、10b、10cが図5
に示すように円周方向に配置され、これらロータ用変位
センサ10a、10b、10cのZ方向の位置はバイト
9にできるだけ近い位置となっている。Xスライダ1上
には粗動Yスライダ11が搭載され、さらに微動Yスラ
イダ12が、粗動Yスライダ上にXスライダ1上に搭載
されている固定治具13により取り付けられている。微
動Yスライダ12にはワーク14が固定されている。ス
ライダ用変位センサ15がスライダ用変位センサ固定用
治具16で主軸ユニット6に固定されている。リファレ
ンス17がXスライダ1に搭載されている。
【0010】微動Yスライダ12は、図3に示すよう
に、ワークを移動させる微動台18と、微動アクチュエ
ータ19(高剛性、高速応答可能な圧電素子)と、薄く
リング状の弾性体を平行に二段配置することにより移動
方向以外の方向に高い剛性を持つ構成となっている板バ
ネ20a、20bと、ハウジング21と、微動台18、
即ちワークの変位を検出する微動用変位センサ22a、
22bで構成されている。ここでは、微動用変位センサ
22a、22bの変位出力の平均値をワークの変位とす
る。微動用変位センサ22a、22bは、nmオーダー
誤差補正に用いるため1nmレベルの分解能を持つ静電
容量センサが望ましい。
【0011】図2はワーク14に加工すべき光学フィル
タの形状の一例を示している。この光学フィルタは階段
状の直線溝であり、溝深さh1、h2、h3はそれぞれ
μmオーダーで、許容深さ誤差は1/100μmあるい
は数nm、溝幅は数十μmである。
【0012】このような形状を加工する場合、まずワー
ク14を微動Yスライダ12上に固定し、粗動Yスライ
ダ11を移動させワーク上面とバイト先端の距離が数μ
mになるようにする。粗動Yスライダ11は手動で移動
させてもよく、位置決め後微動Yスライダ12のハウジ
ング21を固定治具により強固に固定する。次に、微動
Yスライダ12をワーク14とバイト9の距離+h1だ
け移動させる。ワーク14を所定の位置に移動させた
後、Zスライダ4を所定の位置に位置決めし、主軸を数
百〜数千rpmの適当な回転数で旋回させ、Xスライダ
1を一定速度で移動させることにより深さh1の溝が加
工され、順次微動Yスライダ12、Zスライダ4を位置
決めし同様の加工を繰り返すことにより深さh2、h3
の溝を創生することができる。
【0013】以上のような加工において、溝深さ誤差の
要因となるのは第1に主軸の振れ回りと切削抵抗を受け
たときの変動、第2にXスライダ1およびZスライダ4
の切削抵抗による変動である。そこで、本実施例では図
4の制御ブロック図により誤差補正を行う。即ち、主軸
検出系24、スライダ検出系25、微動スライダ検出系
26のそれぞれから得られる変位信号を制御系27に取
り込み、制御系27は所定の溝深さを得るための指令値
との差分を演算し微動Yスライダ12のアクチュエータ
19に誤差補正用の駆動電圧を出力し、アクチュエータ
19である圧電素子は駆動電圧にみあった変位をワーク
14に与える。例えば、500Vの駆動電圧で10μm
変位する圧電素子を使用すれば0.1μmの誤差補正の
ために5Vの電圧を与えればよい。主軸検出系24は、
図5に示すように、ロータ用変位センサ10a、10
b、10cを円周方向に適当な角度(例えばφ=38
度、τ=29度)で配置したものとエンコーダ(図示せ
ず)からなる。エンコーダの角度出力と同期した3個の
ロータ用変位センサ10a、10b、10cの出力は3
点法の原理により、ロータ7の形状誤差(真円度)と
X、Y方向の振れ回り誤差に分離できる。3点法は、工
作機械などの主軸回転精度を高精度に計測する手法で、
マスタ球を用いる方法と異なり測定対象の形状精度をキ
ャンセルし純粋な振れまわり量のみを得ることができ
る。形状精度と振れまわり量の分離の一般的な手順を図
7に示す。3点法の原理上の制約からこの分離演算はロ
ータ7が1回転した後でないと行えないため、1回転前
に計算した形状誤差と現在のロータ用変位センサ10a
の出力変位との差をY方向のロータ7の振れ回り誤差と
して採用する。この方法では、毎回形状誤差と振れ回り
誤差の分離演算を行うが、制御系27の演算速度が充分
でなく必要な回転数に追従できない場合は、事前にロー
タ7の熱変形等が充分におさまった時点での形状誤差を
測定しておき、このデータを毎回形状誤差として採用し
てもよい。ロータ用変位センサ10a、10b、10c
をできるだけバイト9寄りにしているのは、アッベ誤差
による計測誤差を抑えるためである。
【0014】スライダ検出系25は図6のように配置さ
れる。切削抵抗の背分力により、Xスライダ1はローリ
ング、Zスライダ4はピッチングを起こし、加工点にお
けるY方向の変位に換算すると百分の数μmの誤差にな
る。この誤差を計測するため、スライダ用変位センサ1
5a、15bと上面の平面度が百分の数μmのリファレ
ンス17a、17bが加工点を中心にX方向に等距離に
配置されている。また、スライダ用変位センサ15a、
15bのZ方向の位置は加工点と同じ位置とし、アッベ
誤差をゼロとしている。リファレンス17a、17bの
平面度は直線溝のY方向のうねりとなるが、図2におけ
る面23a、23b、23c、23dは同様のうねりと
なるので溝深さの誤差要因にはならない。制御系27
は、2個のスライダ用変位センサ15a、15bの変位
出力の平均値を、加工点におけるY方向のXスライダ1
とZスライダ4の相対変位として誤差補正演算に用い
る。主軸検出系24とスライダ検出系25の変位センサ
は、微動スライダ検出系26に用いたのと同様の1nm
レベルの分解能を持つ静電容量センサである。
【0015】以上の誤差補正フィードバックのフローチ
ャートを図8に示す。これは、ロータ7の熱変形等によ
る形状変形が充分におさまった時点で基準となる形状を
測定し、溝一本分の加工をする場合についての手順を示
している。
【0016】まず、目標溝深さ値Yを設定する(ステッ
プ31)。次に、ロータ用変位センサ10a、10b、
10cとエンコーダの1回転の出力を制御系27が受け
取り(ステップ32)、ロータ用センサ10a、10
b、10cとエンコーダの1回転分の信号から3点法に
よりロータの形状精度r(θ)を求め(ステップ3
3)、ロータ用変位センサ10a出力の変位換算量sa
(θ)とr(θ)の差をY方向の振れまわりSy(θ)
とし(ステップ34)、スライダ用変位センサ15a、
15bとエンコーダの出力から得られるXスライダ1と
Zスライダ4のY方向相対位置変位Ta(θ)、Tb
(θ)を制御系27が取り込み(ステップ35)、Ta
(θ)とTb(θ)の平均値T(θ)を算出し(ステッ
プ36)、T(θ)の変位換算量t(θ)と基準値q
(加工前の定状状態におけるT(θ)の変位換算量)と
の差をTy(θ)とし(ステップ37)、更に微動用セ
ンサ22a、22bとエンコーダの出力から得られる微
動台18のY方向位置Ua(θ)、Ub(θ)を制御系
27が取り込み(ステップ38)、Ua(θ)とUb
(θ)の平均値U(θ)を算出し(ステップ39)、U
(θ)の変位換算量u(θ)と溝深さ指令値Tとの差を
Uy(θ)とし(ステップ40)、総合誤差ΔY(θ)
=Sy(θ)+Ty(θ)+Uy(θ)とし(ステップ
40)、この変位に相当する微動アクチュエータ19の
電圧ΔVを算出し(ステップ42)、微動アクチュエー
タ19にΔVを与え微動台18を誤差分移動させ(ステ
ップ43)、Xスライダ1が溝長さ分移動したか判定し
(ステップ44)、移動していなければステップ34に
戻り、移動したならば加工が終了したことになる。
【0017】このようなフィードバック制御を行う際、
サーボ周波数を律則するのはXスライダ1のローリング
周波数、ロータ7,Zスライダ4のピッチング周波数で
ある。しかし、これらのメカ共振周波数は特に注意を払
った設計をしなくても百数十Hzであり、数百rpmの
回転数における切削抵抗外乱に対し20kgf/μm程
度のサーボ剛性が得られ、0.1kgfの切削抵抗を受
けても溝深さ誤差を5nm程度に抑えることができる。
数千rpmの回転数において以上のような誤差を得るに
は、メカ共振周波数を数百Hzにするような設計をすれ
ばよい。
【0018】以上、深さがμmオーダーの直線溝加工を
例にとり説明したが、本発明は平面研削盤としても利用
可能である。即ち主軸にバイト9の代わりに砥石を取り
付け、ワーク14を微動Yスライダ12上に置き、同様
の誤差補正制御を行いながら加工すれば極めて高い平面
度が得られる。ただし、この際得られる平面度は、リフ
ァレンス17の平面度と同等のものである。さらに高い
平面度を得るには、ロータ7の形状精度と振れ回りを分
離するのと同様にリファレンス17上に3本のセンサを
配置し、リファレンス17の形状精度を分離しY方向の
変動のみを誤差補正演算に用いればよい。3点法を拡張
した多点法(センサを4本以上使用)を用いれば、形状
と変動をさらに高精度に分離できるのでこれを採用して
もよい。
【0019】また、本発明の構成では、ロータ7にワー
ク14を取り付け微動Yスライダ12にバイト9を付け
ることにより超精密旋盤として使用できることは言うま
でもない。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、溝加工時
に主軸の溝深さ方向の振れ回りおよび切削抵抗による変
位を検出するとともに、第1のスライダと第2のスライ
ダの移動精度および切削抵抗による溝深さ方向の変位を
検出し、それぞれの変位誤差から所定の溝深さからの誤
差分を算出し、第2のスライダ上の溝深さ方向に移動可
能な第3のスライダを、変位誤差をキャンセルする方向
に誤差変動分だけ移動させることにより、数nmオーダ
ーの溝深さ精度を達成できる効果がある。
【0021】また、本発明は平面研削盤としての機能も
持ち、nmオーダーの平面度を得ることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の加工装置の構成図である。
【図2】加工対象のワーク14の形状を示す斜視図であ
る。
【図3】微動Yスライダ12の構成図である。
【図4】制御ブロック図である。
【図5】主軸検出系のロータ用変位センサ10a、10
b、10cの配置図である。
【図6】スライダ検出系の配置図である。
【図7】形状精度と振れまわり量の分離の一般的な手順
を示す流れ図である。
【図8】誤差補正フィードバックの処理の流れ図であ
る。
【符号の説明】
1 Xスライダ 2 Xスライダガイド 3 静圧軸受パッド 4 Zスライダ 5 Zスライダガイド 6 主軸ユニット 7 ロータ 8 回転角検出用エンコーダ 9 バイト 10,10a,10b,10c ロータ用変位センサ 11 粗動Yスライダ 12 微動Yスライダ 13 固定治具 14 ワーク 15,15a,15b スライダ用変位センサ 16 スライダ用変位センサ固定用治具 17,17a,17b リファレンス 18 微動台 19 微動アクチュエータ 20a,20b 板バネ 21 ハウジング 22a,22b 微動用変位センサ 23a,23b,23c,23d ワーク14の面 24 主軸検出系 25 スライダ検出系 26 微動スライダ検出系 27 制御系 31〜44 ステップ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直線上を移動する第1のスライダと、第
    1のスライダの移動方向と直角方向に直線上を移動する
    第2のスライダと、第1のスライダ上に設置された主軸
    と、第2のスライダに搭載された被加工物または工具を
    第1のスライダおよび第2のスライダの移動方向と直角
    方向に移動させる第3のスライダとを有する加工装置に
    おいて、 前記主軸ロータの振れ回りを検出する第1の位置検出手
    段と、第1のスライダと第2のスライダの、第3のスラ
    イダ移動方向の相対位置変動を検出する第2の位置検出
    手段と、第3のスライダの位置変動を検出する第3の位
    置検出手段と、前記各位置検出手段から位置信号を取り
    込み、所定の運動からの変動量を演算し、補正信号を第
    3のスライダの駆動装置に与える制御手段を有すること
    を特徴とする加工装置。
  2. 【請求項2】 第1の位置検出手段は前記主軸ロータの
    加工点近傍の同一円周上に複数個配置され、前記制御手
    段は第1の位置検出手段の位置信号を取り込み、前記主
    軸ロータの真円度と振れ回り量を分離する演算をし、振
    れ回り量のみを補正信号算出演算に用いる請求項1記載
    の加工装置。
  3. 【請求項3】 第2の位置検出手段は、第1のスライダ
    の移動方向には加工点と同じ位置に、第2のスライダの
    移動方向には加工点を中心に対称に2個配置されている
    請求項1または2記載の加工装置。
JP22295691A 1991-09-03 1991-09-03 加工装置 Pending JPH0557521A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002361852A (ja) * 2001-06-07 2002-12-18 Dainippon Printing Co Ltd パターン形成装置
CN114035505A (zh) * 2021-11-05 2022-02-11 珠海格力电器股份有限公司 一种机床加工的控制系统及控制方法

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